大谷翔平の凄さを紹介!メジャーでも大活躍のスター選手!

日米の球界に衝撃を与え続ける大谷翔平の凄さをまとめました。ここでは18U世界野球選手権など高校時代から、プロ入団そしてメジャー移籍後の活躍を紹介。二刀流という話題だけでなく、着実に結果を出し続ける彼の凄さに改めて驚かされます。

今後は2軍で2、3度の調整登板を経て、7月中の1軍復帰登板を目指す。ダッシュの強度はまだ7割程度と不安も残るが、大谷の二刀流復活なくして、日本一王者の逆襲はない。「“大谷翔平は二刀流なんですか?”って変な質問する人がいるけど、愚問。二刀流に決まっている」――。数日前、栗山監督が力を込めた言葉だった。(柳原 直之)

▽大谷の前回登板 昨年10月22日の広島との日本シリーズ第1戦(マツダ)に「8番・投手」で先発。2回に重盗での先制を許すと、4回には松山&エルドレッドに被弾。1イニング2被弾は14年以来、自身2度目で6回5安打3失点で降板。11奪三振と日本シリーズでは13年第2戦の楽天・田中以来の2桁奪三振を記録したが、1―5で初戦を落とした。また、2軍登板は15年5月8日のDeNA戦(横須賀)以来で、救援として2回2安打無失点だった。

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■ハム4連敗も大谷が光 代打適時打「個人的にはいい打席」

一塁ベースで日本ハム・大谷は手がしびれたポーズを見せた。3―4の5回2死一、二塁。復帰後初安打となる一時同点の適時打を放った。

「復帰2打席目であんなに内角のスライダーとか見られると思わなかったので、個人的にはいい打席だった」

2日続けての代打出場。この日は懐をえぐられた。3球で追い込まれたが、粘った末の8球目。スライダーに詰まりながらもフラッと上がった打球は左前で弾み、二塁走者のレアードが生還。4月6日のロッテ戦以来、83日ぶりの安打に「昨日も(球が)見えていたけど、ついていけてなかったので、今日は何とか安打になって良かった」と振り返った。

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課題もはっきりした。大谷は直後に代走を送られた。栗山監督は「次の打席が回ってくるわけではないしDHのところで(代打で)いったわけではない」と説明。現状では、「代打・大谷」はもう一人の野手を起用することを意味する。

29日も代打待機が有力だが、試合前にブルペン入りも予定しており、負担を考慮し、代打を回避する可能性もある。23日に大谷と話し合いの場を持った栗山監督は「これから(の起用法)について話した」と言う。今季4度目の4連敗。DHでのスタメン復帰はもちろん、勝利に導く二刀流の復活こそが現状打破の鍵を握る。

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■代打で80日ぶりフルスイング 空振り三振も「思っていたよりついていけた」

◆ソフトバンク6―0日本ハム(27日・福岡ヤフオクドーム)

左太もも裏の肉離れから復活した日本ハム・大谷が、ソフトバンク戦の8回に代打で登場。80日ぶりに打席に立った。空振り三振に終わったが、久々のフルスイングをファンに披露。チームは1安打で完封負けを喫しただけに、今後のスタメン復帰に大きな注目が集まる。

左翼席に陣取った日本ハム党だけでなく、敵地のファンもどよめいた。大谷が80日ぶりに1軍の打席に戻ってきた。6点を追う8回先頭、大野の代打でコールされた。2番手・岡本から4球連続直球が続き、カウント2―2からの5球目。チェンジアップをフルスイングしたが、バットは空を切った。

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「勝てなかったので悔しい。しっかり自分のスイングをしたいと思っていた。2か月半投手の球を見ていないので、どういう風に映るのか確認したいなというのと、プラスヒットが打てればと」。2軍での実戦もなくぶっつけ本番だったが「なかなか簡単には打てないかなという感じだった。ただ、思っていたより全然ついていけていましたし、球自体は見えていた。後は自分がどういう反応をできるか」ときっぱり言った。

4月8日に人生初の肉離れ。父の徹さんから「野球の神様がいるとしたら、いま休めと言っている」とメールが届いた。そこから我慢のリハビリを続けた。復帰当初は「打撃投手の球も速く見える」と“弱音”も吐いていたが、着実に状態は上がっている。

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23日に1軍復帰。しかし、患部を考慮され代走が出せるチャンス限定での代打待機のため、3戦連続出番がなかった。この日は得点機ではない起用。栗山監督は「あれだけ誰も打てない時に突破口を開かないと。その最大限の努力」と1安打だったチームの流れを変えるために投入された。

チームは今季最少タイ1安打の2戦連続完封負けで、5度目の3連敗。3試合28イニング連続無得点でタイムリーは4戦32イニング出ておらず得点力不足は深刻だ。首位楽天とは今季最大の16・5差まで開いた。大谷は「なかなか難しい状況ですけど、早く良い形で連勝していけるように、1試合1試合やりたい」。4割打者・近藤が腰の手術で離脱した今、上位進出へ背番号11のいち早いスタメン復帰が待たれる

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■日本ハム大谷「複雑」5年連続球宴選出 出場わずか8試合…喜びと申し訳なさ交錯

ファン投票の最終結果が26日に発表され、パ・リーグの指名打者部門で選出された日本ハム・大谷翔平投手(22)が複雑な胸中を明かした。野手での選出には10試合または20打席以上の条件を満たすことが必要で、大谷は左太もも裏肉離れの影響で8試合しか出ていないが32打席に立っている。29日に選手間投票の結果が発表され、監督推薦を含む全出場選手は7月3日に決まる。

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ファン投票で選出された喜びと、ファンに対しての申し訳なさが入り交じった心境を明かした。今季は4月8日に負傷した左太もも裏肉離れの影響で、わずか出場8試合。「複雑ですけど、選んでいただいて光栄。全力で頑張りたい」と神妙な表情で話した。

指名打者での初選出で打者での出場となるが、球宴での起用法は今後の回復次第になりそうだ。パ・リーグの指揮を執る栗山監督は「考える余裕がない。翔平のことだけでないし」と明かす。

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大谷は23日・楽天戦で2カ月半ぶりに1軍復帰したばかり。25日にスパイクを履いてのベースランニングを再開するなど、左足は完治はしていない。27日からのソフトバンク戦についても指揮官は「状態を見てだが、いく場面があったらいくよ」と話し、まだスタメン出場は厳しそうだ。

地道なリハビリを続け状態は良くなっている。とはいえ大谷本人も「まだまともに試合に出ていないので、どうなるか自分でも分からない。これから次第」と手探りの状態だ。

昨年の球宴は第1戦のホームランダービー優勝、第2戦は1本塁打を含む3安打2打点でMVPを獲得した。「期待に添えるように頑張りたい」と大谷。今年も最高のプレーを見せるため、7月14日の第1戦までにできる限りベストの状態に近づける。

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■栗山監督「思った通りではなかった」大谷の出場登録23日まで見極め

ラスト39スイング目。強烈な弾道だった。日本ハム・大谷が振り抜いた打球は、ライナーで右中間スタンド最前列に飛び込んだ。

札幌ドームでの1軍練習合流初日。「練習環境が(2軍施設から)変わるだけでメニューは変わらない」と、全体の動きとは離れた調整だったが、遠投や7割の力でのダッシュなどを精力的にこなした。そして、最後にフリー打撃に参加し39スイング中、7本の柵越え。4月8日のオリックス戦で左太腿裏を肉離れしてから約2カ月半。まずは「打者・大谷」が凄みを見せた。

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投手より早く打者で実戦復帰することが現実的な中、注目はリーグ戦再開の23日楽天戦で出場選手登録されるか。栗山監督は慎重に状態を見極めていた。「バットを振ることに関しては大丈夫そう」としたものの、「思った通りではなかった。状態が上がってきていると思っていたが、まだまだいろいろと丁寧に考えていかなくてはいけない」と続けた。大谷も同じだった。「もちろん早く戻れればいいけど、あと残りのシーズンをしっかりできるほうが大事」。復帰への指標となる全力疾走ができていない現状を冷静に分析した。

指揮官は「走る方に関しては、この状態で硬い人工芝で大丈夫かな…というのもしっかり考えなければいけない」とも言った。大谷も「やらないといけないことと、できることは別。そこでセーブをかけるのは自分しかいない」と最後まで冷静。21日も練習に参加し、出場選手登録の可否は23日当日まで熟慮が重ねられる。

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■23日に1軍復帰も 栗山監督GOサインなら代打かDHで

左太腿裏肉離れで2軍調整中の大谷翔平投手(22)が、交流戦明け初戦の23日の楽天戦(札幌ドーム)から1軍復帰する可能性が19日、浮上した。札幌市内の合宿所へ移動し、20日から札幌ドームで行われる全体練習に合流する。栗山英樹監督(56)からGOサインが出れば、代打もしくはDHからの復帰が見込まれる。

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午後2時30分すぎ。札幌市内の合宿所に到着したタクシーから大谷が降りると、ファンから驚きにも似た歓声が起こった。

20日から2日間の全体練習参加が決まった。栗山監督は「全力で走れないと話にならない。全力で走れればいろいろなことを考える」と話しており、復帰への条件は「全力疾走」となる。

4月8日のオリックス戦の走塁中に左太腿裏を肉離れしてから約2カ月半。千葉・鎌ケ谷でのリハビリを慎重に進めてきたため、ダッシュの強度は「6、7割」程度だが、大谷は「だいぶ(状態が)上がっていると思う」と話している。再発の原因となる恐れがあった左右の筋力差も克服しつつあり、栗山監督の直接チェックに至ったもようだ。GOサインが出れば、リーグ戦再開となる23日にも出場選手登録される可能性がある。

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打撃面では、5月末に屋外でのフリー打撃を再開し、2軍投手の球も打っている。一方、投手としては今月13日にブルペン投球を始めたが、打者相手には投げていない。栗山監督は「投手だけのパターン、打者だけ、代打だけ。全て考えている」と話すが、ぶっつけ本番で1軍復帰となれば、代打もしくはDHからの出場が現実的だ。

昨季の日本一チームは現在、借金10の5位に低迷する。特に打線は主砲・中田が本調子ではなく、リーグトップの打率・407を誇る近藤が右太腿裏の張りで戦線離脱している。大谷の動きを見て、指揮官はどんな判断を下すのか。当初は6週間とみられていた復帰は大きくずれ込んだが、今後の巻き返しへ、大谷の存在は起爆剤となる。

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■復帰秒読み 定期検査クリア実戦メド

左太もも裏の肉離れで離脱している日本ハム大谷翔平投手(22)の復帰が、秒読みとなった。16日、都内の病院で定期検査を受け順調な回復を確認。検査は今回で終了となった。

来週にはトレーナー管理下からも外れる見込みで、福田2軍チーフトレーナーは「監督にも話を聞きながら、実戦(復帰)をどこにしようという話になっていく」。故障から2カ月半、ようやくメドが立ってきた。

大谷はこの日も、6割ほどの強度で30メートルダッシュを繰り返し、キャッチボール、フリー打撃をこなした。週明けには切り返しやベースランニングなど、実戦形式のメニューに移行する予定。同トレーナーは「実戦が近いと強度も上がる。張りも出てくるので後戻りはしないように」と慎重を期すが、リハビリはいよいよ最終段階に入る。チームはケガ人が続出し、打率4割を超えている近藤も抹消中。大谷の復帰は、巻き返しの最大の武器となる。

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■大谷に朗報!鎌ヶ谷で札幌D“予習” ブルペンが同仕様に

日本ハムが千葉・鎌ケ谷の2軍施設の室内練習場にあるブルペンのマウンド1カ所を「札幌ドーム仕様」とすることが12日、分かった。近日中に着工し、数日間で完了する。

札幌ドームのマウンドは赤土でメジャー球場のように硬く、高さもある。一方で鎌ケ谷は黒土で軟らかく、低い。2軍投手が久々に1軍に昇格した際、この「差」に苦しむことがあった。今季、栗山監督は「先発は2軍のメンバーも含め全員で戦う」と話すなどパズルのようにローテーションを組んでいる。有原、上沢、浦野ら1軍昇格を視野に再調整中の2軍投手が、新マウンドを頻繁に利用して本拠地の「予習」をすることになりそうだ。

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鎌ケ谷で左太腿裏肉離れから復帰を目指している大谷にも朗報だ。現時点では7月に打者で1軍復帰することが濃厚だが、8日にはメイン球場の屋外ブルペンで投球練習を開始。捕手が座った位置はホームベース手前で「ショートピッチングなので(状態も)分からない」と多くを語らなかったが、剛速球を投じるなど投手復帰への意気込みの強さをにじませた。今後は改修されるマウンドでも投球を行う見込みだ。

大谷は早ければ今オフにメジャー挑戦する。米球団に移籍した場合も、オフの自主トレなどでメジャーに近いマウンドで準備することが可能だ。

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