大谷翔平の凄さを紹介!メジャーでも大活躍のスター選手!

日米の球界に衝撃を与え続ける大谷翔平の凄さをまとめました。ここでは18U世界野球選手権など高校時代から、プロ入団そしてメジャー移籍後の活躍を紹介。二刀流という話題だけでなく、着実に結果を出し続ける彼の凄さに改めて驚かされます。

グラウンドに不穏な空気が流れた。日本ハム・大谷翔平(21)が17日、沖縄・名護キャンプの練習中、一塁ベース付近で先輩の中田翔(26)に右腕をつかまれ直立不動になった。

大谷が先輩の逆りんに触れたのか。痛みに顔が歪む。衆人環視の前でしばかれてしまうのか。私は決定的瞬間を捕らえようと望遠レンズを構えてシャッターを切った。

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すると今度は大谷が先輩の中田の右腕をつかみかえすではないか。いよいよ、エースと主砲の乱闘劇がぼっ発するのか。鬼のようにシャッターを切った。

ところが、にわかに二人の顔が緩み、腕をつかまれた中田がドヤ顔に。大谷もニヤニヤが止まらない。緊迫した空気は、開放的な南国モードに戻った。

なんのことはない。二人は右腕の太さを比べ合っていただけだった。先輩が腕の太さを誇示したかっただけなのだ。

決定的瞬間は幻と消えたが、大谷の直立不動に、普段は見ることのできない、厳然たる力関係を垣間見た。

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■睡眠もコントロール 時差ボケなし名護入り「計算した」

時差ボケ対策もしっかりとコントロール――。日本ハム・大谷翔平投手(21)が17日、1次キャンプを行っていた米アリゾナ州から全日空のチャーター機で沖縄の那覇空港に帰国した。

18日からの名護での2次キャンプに備え、午後3時半からナインとともに自主トレを行った二刀流右腕は「飛行機で6時間ぐらいは寝た。時差ボケは、今のところない」と体調管理も万全だ。

日本とは16時間の時差がある。アリゾナのホテルを出発したのは、15日午後11時45分(日本時間16日午後3時45分)。チャーター機に搭乗し、フェニックス・スカイハーバー国際空港を飛び立ったのは、日付が変わった16日午前1時45分(同午後5時45分)だった。アリゾナなら就寝している時間帯だが、大谷は渡米時の反省を生かした。

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「(日本から)アリゾナに入った時は2日間ぐらい時差ボケがあったので、帰りはある程度、時差ボケがないようにと計算した。最初は起きていて、途中から寝たが、その後はずっと起きていた」。14時間のフライト中で日本時間に合わせ、午後10時から午前4時までの6時間睡眠。午前7時45分に那覇空港に到着した。多くの選手がおいしそうに食べていたビジネスクラスの豪華な機内食や3年目右腕・白村が2杯も平らげた高カロリーのラーメンなどには手を出さず「朝は和食を食べた」と鶏の照り焼きを口にして体調を整えた。

アリゾナでは連日、気温30度近くの暑さだったが、この日の名護は16度。大谷は「思ったより寒かった」と振り返るが、有原と組んだキャッチボールでは約50メートルの距離まで離れた。「ここからは実戦が増える。室内練習場も使えるので、(投打の練習を)自分のペースでやっていきたい」。世界が注目する二刀流の対応力の高さは、こんなところでも証明されていた。

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■日本代表から外れた大谷は調整に専念

日本ハムの栗山監督は3月に行われる台湾代表との強化試合で大谷が日本代表から外れたことに関し「調整の問題があった。(強化試合に出ると)登板をずらす必要があり、(開幕までの)日にちがなくなる。相談させてもらった」と説明した。

大谷は3月25日に始まる公式戦の開幕カードで登板する可能性が高く、調整に専念する。大谷は「(強化試合に)出ないなら出ないで開幕に向けてやるのがベスト」と話した。(

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■大谷 「今季メジャーで注目の50人」日本人最上位の19位

ニューヨーク・ポスト紙の名物コラムニスト、ジョエル・シャーマン氏は13日付の電子版で「今季メジャーで注目を集める50人」を特集。日本人では大谷が最上位の19位に入った。

「キャンプには球団首脳やスカウトがクギづけ。メジャー挑戦がいつかは分からないがメジャー全体が注目している」とした。

1位はカブスのセオ・エプスタイン編成本部長で、日本人では他に右肘手術から復活を目指すレンジャーズのダルビッシュが38位。キューバから亡命した元DeNAのグリエルは18位に入った。

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■大谷 150キロ台連発も「まだ初実戦、ここから上がってくる」

――初登板で150キロ台を連発。

「順調に来ている。特にペースが速いとかはない。まだまだ初実戦なので、ここから上がってくると思う。(昨年11月の)プレミア12から良い感覚でできている」

――直球をテーマに置いた理由について。

「(打者として)真っすぐを待っていてファウルにするほど嫌なものはない。(投手として)2ストライクに追い込んだらこっちのもの。(直球は)絶対的な自分の武器。さらに伸ばさないといけない部分だった」

――変化球の精度は?

「こっち(米国)に来て良い感覚でカーブが投げられている。昨年はほとんど投げていなかった。自信がある球ではないけど、結果的に(投球割合が)増えてくれればいい。ケースバイケースになる」

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■大谷は5億ドルの男!圧巻“米デビュー”にメジャー破格の見積もり

◇練習試合 日本ハム1―1韓国ロッテ(2016年2月10日 ピオリア)

圧巻の米国デビューだ!日本ハムの大谷翔平投手(21)が10日(日本時間11日)、韓国・ロッテとの練習試合で実戦初登板。メジャー全30球団、約70人のスカウトらが見守る中、最速157キロの直球を軸に4者連続三振を奪うなど2回を1安打無失点に抑えた。代理人関係者は、大谷が近い将来にメジャーに移籍した場合、「総額5億ドル(約555億円)の価値」があると予想。ベースボールの本場で強烈なインパクトを残した。

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■米初登板で2回無失点4K!メジャースカウト50人超

日本ハム・大谷翔平投手(21)が10日(日本時間11日)、韓国・ロッテとの練習試合に米国初登板し、2回1安打無失点、4奪三振と上々の投球を披露した。

大谷にとっての“米国デビュー戦”。ネット裏にはメジャー球団のスカウトが50人以上詰めかける中、最速157キロの直球などを堂々と披露。1安打されたもののきっちりと抑え「自分がやりたいと思っていたことが出来ましたし、しっかりと課題を消化することが出来たのでよかったかなと思います」と語った。

今年初の対外試合となった9日(同10日)の韓国・ロッテとの練習試合では「3番・指名打者」で出場し初回の第1打席でチーム初安打も放った。

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■大谷が2016年チーム初安打 韓国ロッテ戦の第1打席で左前打

米アリゾナ州ピオリアで春季キャンプ中の日本ハムは8日(日本時間9日)、韓国・ロッテと初対外試合となる練習試合を行い、3番・DHで先発出場した大谷が初回の第1打席でチーム初安打となる左前打を放った。

初回2死走者なしで打席に入った大谷は、韓国・ロッテの先発パク・セウンの速球にやや差し込まれながらもライナーで三遊間を破った。

午前中に投手メニューをこなし、さらにフリー打撃を行う“二刀流”調整で臨んだ初対外試合の初打席できっちり結果を残した。

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■メジャーでも二刀流太鼓判!打撃で度肝抜いた「パワーはマツイ」

日本ハムの大谷翔平投手(21)が4日(日本時間5日)、大リーグ歴代2位の601セーブを挙げたパドレスのトレバー・ホフマンGM特別補佐(48)と通算1713安打を誇るマーク・ロレッタベースボールオペレーション特別補佐(44)に大リーグでの二刀流挑戦に太鼓判を押された。フリー打撃ではライナー性の鋭い打球を連発し、20本の柵越えで度肝を抜いた、二刀流4年目。進化が止まらない。

肩の力が抜け、力感のない打撃フォーム。インパクトの瞬間に力を入れると、大谷の打球は次々と外野フェンスを越えていった。今キャンプ2度目のフリー打撃。59スイングで5連発を含む20本の柵越えを放ち、150メートルの特大弾もあった。

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「(打ったのは)真っすぐだけですし、まだまだ分からない。どういう感覚でできるのか。実戦の中で身につくような練習をしている」。謙虚に話すが、雲一つない青空に整備された天然芝。花巻東時代から夢に見た米国での打撃練習に、充実した表情を浮かべた。球団施設を提供しているパドレスの球団幹部も見守り、大リーグ通算1713安打で2度の球宴出場があるロレッタ氏は「並外れたパワー。打者だけでも米国でトップの有望選手になれる」とうなった。ロレッタ氏は現役時代、パ軍など5球団に在籍。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏とは何度も対戦経験があり「練習でのパワーはマツイと互角と見ている」と評価した上で、「あれだけの才能。投手だけに専念させるのはもったいない」とまで言わしめた。

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ロレッタ氏だけではない。大リーグ歴代2位の通算601セーブを誇るホフマン氏も二刀流右腕を手放しで称えた。大谷はブルペン入りしなかったが、1メートル93の長身にもかかわらず俊敏な動きに注目し「ゴロをさばく姿を見て、身体能力の高さを感じた」。伝説の守護神と称されるホフマン氏は内野手として大リーグ入りも野手では結果を残せず、投手に転向したことで花が開いた。「自分と大谷を比べると、大谷の方がはるかに凄い。大谷くらいの才能があれば(投打の)両方でやれる」と太鼓判を押した。

練習前には投手陣を集めて現役時代に代名詞だったチェンジアップの握り方や肩のケアについてアドバイス。大谷も「登場シーン(登場曲の“Hells Bells”)がかっこいい」と、以前からその存在を知っていたという。今季はチェンジアップに磨きをかけており「実際に握りを見られる機会なんてなかなかない。勉強になりました」と目を輝かせた。

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■すり足で140M弾!2年ぶり2桁勝利&本塁打へ圧巻初フリー

日本ハムの大谷翔平投手(21)が2日(日本時間3日)、キャンプ初のフリー打撃を敢行し、76スイングで17本の柵越え。右翼後方の川まで飛ばす、推定飛距離140メートルの特大弾を放った。これまでの右足を上げるタイミングの取り方ではなく、「すり足打法」を取り入れ、ミート力は格段にアップ。オフの肉体改造の成果で飛距離も自然と伸び、14年の11勝(4敗)、10本塁打以来、2年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」も視界に入れた。

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