大谷翔平の凄さを紹介!メジャーでも大活躍のスター選手!

日米の球界に衝撃を与え続ける大谷翔平の凄さをまとめました。ここでは18U世界野球選手権など高校時代から、プロ入団そしてメジャー移籍後の活躍を紹介。二刀流という話題だけでなく、着実に結果を出し続ける彼の凄さに改めて驚かされます。

パ・リーグCSファイナルS第4戦 日本ハム2-5ソフトバンク (10月18日 ヤフオクD)

チームの命運は20歳の右腕に託されることになった。もう1敗もできない崖っ縁に立たされた日本ハムだが、栗山監督は「このイメージ(2勝3敗)だった。勝負を懸けてあすは(大谷)翔平でいく。こういう状況でどんな投球をするのか本当に楽しみ。信じている」と胸を躍らせるかのように言った。

当初、指揮官はファイナルSでの大谷の起用について野手専念を明言していたが、心の奥底で温めていた秘策。それが第3戦までに2勝していたら、第5戦で大谷を先発起用するというものだった。日本シリーズ進出に王手をかけてのマウンドか、断崖絶壁でのマウンドか。いずれにせよ、強い精神力が求められる一戦で大谷に懸けた。

出典: www.sponichi.co.jp

大谷はこの日、試合前にキャッチボールや短距離ダッシュなどで最終調整。ブルペンでは46球を投げ「調子はまずまず。一球一球、意図した球を投げられるようにしたい」と力を込めた。登板を翌日に控えて第4戦のベンチ入りメンバーからも外れ、試合終了を待たずに宿舎へ戻った。

「大事な試合。まずはしっかり試合をつくって、いい流れを持ってこられればいい」。逃げ場のない覚悟とともに、大一番に臨む。

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■栗山監督、奥の手!大谷で決める 19日第5戦先発へ

ずっと秘めてきた「奥の手」を出すときがやってきた。日本ハムが二刀流・大谷で日本シリーズへの切符を獲りにいく。2勝2敗のタイに持ち込んだ試合後、栗山監督は言った。

「これで(大谷は)投げる方に専念できると思う。こうなったら投げさせるしかない。最初からいろいろ考えてやってるから。あすの野手(での出場)はない」

18日の第4戦は欠場。投手として登板準備させ、運命の第5戦に先発する。栗山監督はファーストS第1戦で先発させた大谷の起用法について、ファイナルSは「野手で行く。シーズンでやっていないことはしない」と野手専任を明言していた。しかし、第3戦までに2勝していれば、第5戦以降に先発・大谷という青写真はあった。登板に備える余裕が生まれるからだ。

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野手で出場し、中1日で投手で登板、というパターンはシーズン中一度もない。ただ、4試合連続の5番・DHで出場して2安打したこの日は、4打席で途中交代。試合前には体幹トレーニングとキャッチボールを行い、登板2日前の投手のメニューをこなしている。

18日の第4戦に勝てば王手、負ければ崖っ縁に追い込まれて迎える第5戦。二刀流の真価を見せるのは、チームの全てを託される運命の一戦こそふさわしい。投手では今季チーム最多の11勝を挙げた右腕。対ソフトバンク戦は4試合で1勝2敗、防御率3・52ながら8月26日の対戦は7回1失点で勝っている。

野手としては、試合前に柏原打撃コーチ、試合中は稲葉からアドバイスを受けて2安打2得点。大谷は「いい形で得点できた。ここまで来たら一戦一戦やるしかない」と言った。ただ、次は野手ではない。その右腕で運命の一戦に臨む。

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■“禁断”頭から帰塁 栗山監督怒らせた執念報われず

パ・リーグCSファイナルS第1戦 日本ハム2-3ソフトバンク (10月15日 ヤフオクD)

敗れたが、日本ハム・大谷が走塁で衝撃を残した。中田の一発で同点とした7回。自身CS初安打を左前に運ぶと、左翼・内川の緩慢な送球を見るや、一塁を回ったところでギアを上げて二塁を陥れた。

「カットに返す傾向が出ていたので最初から狙うと決めていた」。さらに、続く小谷野の捕手正面へのバントに迷わずスタートし、三塁へ滑り込みセーフ(記録は犠打野選)。直前には、小谷野がバントの構えで見逃し、飛び出してしまったが頭から帰塁。投手として指を守るための「禁断プレー」も飛び出した。

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最後は無死一、三塁で赤田の遊ゴロに対し、素早い判断で本塁へ滑り込んで生還。一時勝ち越しとなる1点を大谷一人でもぎ取ったプレーに栗山監督は「禁を破った」と怒ったが、一方で「チームを勝たせる可能性を自分で生んだ」と称賛。ファイナルSは野手に専念するが、打棒だけでなくこの足も驚異だ。

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■「5番・DH」大谷は5タコ&3三振も興奮「勝てばいい」

パ・リーグCSファーストS第3戦 日本ハム2―1オリックス (10月11日 京セラD)

第1戦で勝利投手となった日本ハムの大谷が、野手としてCS初出場を果たした。「5番・DH」でスタメン出場して3三振を含む、5打数無安打とバットは湿ったが、延長10回の死闘を制し「個人の結果は関係ない。勝てばいい」と興奮気味に振り返った。

15日からのファイナルSでは全試合野手としての出場が濃厚。「もっとチャンスを広げるような仕事がしたい。初戦を取れるように集中したい」と意気込んだ。

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■CS史上初1勝&一発だ!150メートル特大弾デモ

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は13日、2位・オリックスと3位・日本ハムが1勝1敗で迎えた第3戦が台風19号の影響で中止となり、14日に順延された。「5番・DH」で出場する日本ハム・大谷翔平投手(20)は第1戦の勝利投手に続き、第3戦で本塁打を放てばCS史上初の「勝利投手&本塁打」を記録。二刀流が今度は打って、15日からソフトバンクと対戦するファイナルステージ(ヤフオクドーム)に駒を進める。

風雨が強まってきた正午頃。京セラドームでは大谷のバットが激しい衝撃音を残した。ラスト31スイング目に振り抜いた打球はバックスクリーン右横に一直線。前日に逆転負けを喫したショックを吹き飛ばすような、最上階の5階席に飛び込む飛距離150メートルの超特大弾だった。最後は3連発で締めくくり「もうみんな切り替えができている。打撃の感じは悪くない」と万全をアピールした。

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2年ぶりのファイナルS進出へ「野手・大谷」が満を持して臨む。1勝1敗で迎えた第3戦は、台風19号の影響で交通機関の乱れが予想され、午前9時に中止が決定。当初から野手で出場予定だったが、登板後、中2日を空けることができた。栗山監督も「1日置いて選択肢が広がった」とし、14日に順延された第3戦では「5番・DH」で先発出場する。先発した第1戦で勝ち投手。第3戦で一発を放てば、セ・リーグも含めてCS史上初の「1勝&一発」の快挙となる。二刀流は「中田さんが打つから一発はいらないと思う」と冗談めかしたが、期待は高まるばかりだ。

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これでもかというほど好データもそろった。今季、ホームでは打率・263だったが、敵地では同・287。しかも京セラドームでは17打数7安打、同・412とはね上がる。9月にはバックスクリーンへの強烈な一発を放ち、1918年のベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来となる同一シーズン「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した縁起のいい球場だ。大谷は「イメージは悪くないけど、短期決戦では関係ない」としたが、オリックスの先発・西に対しても、昨年から通算11打数5安打、同・455と相性抜群。さらにデーゲームで同・256に対し、ナイターでは同・285。順延で試合開始時間がナイターに変更されたことも追い風となった。

負ければシーズン終了。栗山監督が「夏の高校野球の決勝戦みたいだね」と称する大一番だ。大谷は「チャンスでしっかりつなぎたい。気持ちを持っていきたい」と気合十分。チーム、そして自身もさらなる高みを目指すために、ここで負けるわけにはいかない。

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■“中1日”第3戦は野手、スタメン出場の可能性も

第1戦で勝利投手となった日本ハム・大谷が、13日の第3戦は「野手」として臨む。

この日はベンチを外れたが、試合前練習ではティー打撃などで調整。逆転負けに「負けたけど凄くいいゲームだった。切り替えたい」と前を向いた。2連勝すれば、ファイナルステージから野手に専念する予定だったが、1勝1敗になったことで「中1日」でスタメン出場の可能性も出てきた。栗山監督は「想像に任せるよ」とだけ話した。

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■20歳3カ月でCS初登板初勝利 敵地では最年少

20歳3カ月の日本ハム・大谷がCS初登板初勝利。プレーオフ、CSでは82年工藤(西武=19歳5カ月)、06年ダルビッシュ(日本ハム=20歳1カ月)に次ぐ3番目の年少勝利になった。また、敵地に限れば79年山口(近鉄)の20歳5カ月を下回る最年少勝利だ。

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■右手薬指から出血も…大谷、金子に投げ勝ち「大きな経験」

日本最速投手が、日本最高投手を制した。プロ野球は11日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)が開幕し、パ・リーグはレギュラーシーズン3位の日本ハムが同2位のオリックスに6―3で勝った。先発の大谷翔平投手(20)は2回に4連続四死球で2点を失ったが、粘りの投球で6回3失点でしのぎ、CS初登板初勝利。オリックス・金子千尋投手(30)に投げ勝った。

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ここまで感情をあらわにする大谷は初めてだった。6回、3―3に追いつかれてなお2死一、二塁のピンチ。伊藤に一、二塁間を抜かれたが、右翼・西川が好返球で二塁走者を補殺。この瞬間、本塁後方にカバーに入っていた大谷は右拳を高々と突き上げ、振り下ろすと同時に吠えた。

「こういう雰囲気で投げたことはない。心と体の不一致はあったけど、勝ったことで僕の中で凄く大きな経験になった。本当に野手の方に感謝です」

腹はくくったはずだった。CS進出が決定した翌日、9月30日。この日の先発を札幌ドームの監督室に呼ばれ、通達された。「おまえに命を預けた」との指揮官の言葉に、「頑張ります」と短く返答。その時の大谷の様子を、栗山監督は「あんなうれしそうな顔は初めて見た」と回顧した。

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しかし、プロに入って初めて経験する大舞台。重圧は想像以上だった。大谷の右手の薬指は鮮血でにじんでいた。「ブルペンから血が出ていた。気にしすぎても良くないので、治療はせずにそのままいった」。ブルペンの段階から体に力が入り、投球バランスを崩した。リリースの瞬間に力み過ぎて、ボールを支える親指の爪で自らの薬指を切った。ダルビッシュ(レンジャーズ)も、08年の北京五輪では使用球が滑りやすく、制球するため押さえ付けようとして同様の負傷を負った。いかに余計な力が入っていたかの証拠でもあった。

さらに「ペース配分しようかなと思ったらおかしくなった」。2回2死走者なしから突如崩れた。二塁打を浴びた後、4連続の四死球で2失点。プロ入り初の2者連続押し出しだった。

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狙われてもいた。今季だけでも3度にわたって右ふくらはぎをつって降板した右腕に、オリックス打線は初回からセーフティーバントで揺さぶってきた。構えだけも含めると、2回までに実に計5度。大谷はそのたびにマウンドから駆け下りていたが、三塁手の近藤から「一回一回、下りてこなくていい」と声を掛けられ、降板するまで計8度の仕掛けにもスタミナの消耗を最小限に防げた。

この日は最速160キロで、それも1球だけ。それでも、3~5回は3者凡退と立て直して6回3失点。結果として、「初対戦」となった最多勝、最優秀防御率の今季2冠の金子に投げ勝った。大事な初戦で貴重な白星を手繰り寄せた右腕を、栗山監督は「技術というより、魂という雰囲気で臨んでくれた」と称えた。

第2戦は欠場予定。第3戦までもつれれば打者として出場する可能性がある。「切り替えて準備したい」。その視線はもう先に向けられていた。

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■制球難で6回3失点「リズムがあまり良くなかった」

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