【Fate/Grand Order】サーヴァント(FGO)のイラスト・画像まとめ!第一から最終再臨まで

『Fate/Grand Order』では『Fate/stay night』や『Fate/Zero』『Fate/EXTRA』『Fate/Apocrypha』『Fate/Prototype』といったシリーズから多くのサーヴァントが参戦している。プレイアブルキャラクターにはそれぞれイラストがあり、「霊基再臨」を行うことでそのイラストが変化する。
ここでは「霊基再臨」で変化したものも含め、サーヴァントのイラストをまとめた。

蘭陵王

クラス:セイバー

中国は南北朝時代、北斉に仕えた武将。
その美貌と勇壮さで知られ、
斉の軍神と讃えられた。
賜ったものは果物一つといえども部下たちと
分け合ったという。
死後は蘭陵武王の諡(おくりな)を賜った。

身長/体重:172cm・55kg
出典:北史、北斉書
地域:中国
属性:秩序・善 性別:男性
セイバーであるが、馬と共に召喚された。

その美貌ゆえ仮面をつけて戦っていたが、
なぜ隠すのかは、二つの理由が伝わっている。
一つは兵士が彼の美貌に気を取られ、
士気が下がることを恐れたがため。
もう一つは、敵に侮られることを恐れたため。
いずれにせよ、その美貌は天下に鳴り響いており、
幾つもの伝説が誕生した。

蘭陵王は皇族である高澄(文襄帝)の
第四皇子として生を受けた。
母は荀という名の侍女だったが、
将来必ず美しい子息に恵まれるだろう、
と予言されたという。
そして生まれたのが高長恭……即ち、
蘭陵王であった。

○隠美の仮面:A
その美貌で兵が動揺することを防ぐため、
仮面をつけた逸話が昇華されたスキル。
周囲の精神的動揺をシャットアウト。カリスマを隠す訳ではないので、兵たちの士気は依然高いままとなる。

○魔性の貌:EX
再臨することによって解禁される蘭陵王の素顔。
歴史書に謳われるほどの風貌であった彼は、
素顔を晒すだけで周囲に影響を及ぼす。
月が応援してビーム出すかどうかは不明。

『蘭陵王入陣曲』

ランク:C+ 種別:対軍宝具(自陣)
レンジ:1~5 最大捕捉:レンジ内全て

いさましきはかめんのもの、
おんようけんびのりょうおうなり。
仮面をつけた蘭陵王の奮戦を讃え、兵士たちによって作られた曲とされている。
その曲は雅楽として唐代に日本にも伝わり、今もなお舞われている。
その勇猛さと美貌を讃える歌は味方の士気を向上させ、敵を怯ませる。
更に『音容兼美』とされた蘭陵王自身により、絶大な重圧とそれでも目を離せぬ美の恐怖を敵に与える。

No.228 秦良玉

秦良玉

クラス:ランサー

中国の正統な歴史書である『二十四史』。
その内の一つである『明史』の列伝において
唯一『女性の武将』として名を残しているのが
秦良玉である。

身長/体重:166cm・46kg
出典:明史
地域:中国
属性:秩序・善 性別:女性
身長は186cm、という説もある。

元々、少数民族の出であった秦良玉は忠州という土地を治めていた馬千乗という男の妻となり、夫と共にある叛乱の鎮圧に従軍した。
その後、民事訴訟などで獄死してしまった夫の後を継いで、将軍となった彼女は盗賊を幾度も退けた。
彼女が率いる部下たちはトネリコの槍を持ち、白杆兵(はっかんへい)と呼ばれ、恐れられたという。

性格は温厚、控えめである一方、
難事に対して柔軟に対応する優れた
機知も持ち合わせている。
下からも上からも信頼されるタイプ。

○忠士の相:B マスターに忠誠を誓い、
同時にマスターからも信頼を寄せられる。
無実の罪で夫が投獄されたにも拘わらず、
彼女は明に忠義を尽くし、当時の皇帝である
崇禎帝も彼女に絶大な信を置いた。

○白杆槍:B 本来は宝具。
彼女が部下と共に愛用したと言われる、
トネリコで出来た槍。
槍そのものに逸話がある訳ではないが、反英雄のサーヴァントをやや畏怖させる効果がある。

『崇禎帝四詩歌』

ランク:B 種別:対人宝具(自身)
レンジ:0 最大捕捉:1人

むよくにしてちゅうぎのうた。
秦良玉に対し、
時の皇帝崇禎帝が贈った四つの詩歌。
都に召喚された秦良玉は、盗賊征伐の失敗の責任を取るものと考え、
部下に私財を与えて覚悟を決めたが、彼女に贈られたのは恩賞と皇帝自らが
作ったという彼女を讃える四つの詩歌であった。

No.229 始皇帝

始皇帝

クラス:ルーラー

嬴政、またの名を始皇帝。
紀元前221年に中国大陸を統一し、初の『皇帝』を名乗った。
この真体は異聞帯・中国における始皇帝の姿。
中央集権制度による絶大な権力を駆使して内政と技術開発に全精力を傾け、なおかつ仙道の探求によって生命としての寿命限界を更新しようと試みた真人の、最終結論である。

身長/体重:180cm・65kg
出典:史実及び異聞帯
地域:中国
属性:秩序・善 性別:朕
言うまでもないが真人躯体の数値である。

異聞帯における嬴政は殷王朝の遺跡より仙人・太乙真人の作による人造人体の残骸を回収し、これを解析することで肉体を機械化する技術を獲得した。
かくして悲願の不老不死を獲得した始皇帝が、鉄壁の治世によって戦乱時代を回避した結果、中国は西洋ルネサンスに先駆けて産業革命を達成。圧倒的技術格差によって全世界の征服を実現する。

地球全域を支配するに足る能力の向上を求めて機械化聖躯を拡張し続けた結果、始皇帝の身体は居城であった阿房宮をも呑み込み、その巨体を咸陽上空に反重力で浮遊させるまでに至る。
領土全域の民草に朝晩の区別なく皇帝の大御身を拝謁せしめるその威容は、まさしく監視と統制の具現者に相応しく、帝はその神に等しき演算力によって臣民すべての生涯を見通し運命を決裁していた。

機械化聖躯の内部構造は人体ではなく自然環境そのものを模倣したものであり、ミニチュアの山林に水銀の河川が流れるという人工庭園の様相を呈していた。身体そのものを小宇宙とし、実際の自然界の運行と照応させる風水魔術の原理によって、阿房宮型始皇帝は駆動している。

その後、生きた仙女のサンプルを解析する機会を得て、人型を維持したままでの尸解仙も方法として実現可能になった始皇帝だったが、世界を統べる為政者に相応しき権能は超弩級演算装置としての姿にこそあった。
そんな彼が再び人型の肉体を錬成し身に纏うに至ったのは、ただ一度の決戦に納得いく勝敗をつける、それだけの理由である。

『始皇帝』

ランク:B+ 種別:対界宝具
レンジ:10~999 最大捕捉:60億人

ザ・ドミネーション・ビギニング。
始皇帝の敷いた中央集権制度の国威の具現。
ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。
ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。

極限まで進化したサイバー仙術の結晶として培養した「真人・始皇帝」の肉体は、人体が至りうる究極の均整と能力を備えた超生命体といえる。
唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないため性別をも超越している。
彼が2000年以上に渡り培った永世秦帝国の技術の到達点ともいえる、人造の仙人としての姿である。

No.230 虞美人

虞美人

クラス:アサシン

誰も彼女を許さなかった。
怖れ、拒み、責め苛んだ。

ただひとり愛した男の真相さえ、
誰も理解しようとしなかった。

故に彼女は人の世を呪う。
憎しみの歌で夜風を染める。

身長/体重:160cm・49kg
出典:史記、漢書
地域:中国
属性:秩序・悪 性別:女性
身長体重は宝具を使用する度に若干変動する。あまり真面目に肉体を再生するつもりがないらしい。

史記、漢書にて断片的に語られる、
謎に包まれた項羽の寵姫。
俗説では項羽の死後に自殺したとされ、その逸話が雛芥子の花に虞美人草という異名を与える事になる。

受肉した精霊でありエナジードレインで糧を得る吸血種。魔獣・幻獣の類いではなく、地球の内海から発生した表層管理のための端末……精霊である。
魔術世界では『真祖』と呼ばれるカテゴリに近いが、発生の過程が類似しているものの、生命としての目的が違う別種の吸血種である。

古代中国の伝承に語られるところの仙女、真人であり、理性や自意識も後々に獲得したものなので、自らがどのような出自であるのか彼女自身にも分からない。

○受肉精霊:A
自然界とマナを共有できる精霊種であるため、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることが可能。ただし“人型”という形態に縛られている以上、供給は無限でも出力に限界があり、実際に行使できる魔力量は人型の英霊としての領域に留まっている。

○仙界羽人:A
道教思想に語られるところの仙人であり、不老不死。その肉体を維持するために自然界からの干渉が及ぶため、結果として彼女は人型という形態に縛られているともいえる。

○吸血:C
動植物を問わずあらゆる生命体から一定量のエネルギーを剥奪し自身で利用することが可能。厳密には吸血行動とは異なるが、この能力のために吸血種として認識され、歴代の代行者たちから迫害を受けてきた。

『呪血尸解嘆歌』

ランク:C+ 種別:対軍宝具
レンジ:1~20 最大捕捉:100人

エターナル・ラメント。
自らの肉体を破棄することで限界を超えた魔力を暴走させ、呪詛による異常気象を引き起こした後、改めて肉体を再構成するという荒技。霊核を環境と共有している精霊種ならではの自爆攻撃といえる。

人類の文化を嫌悪するものの生命体としての人間に嫌悪はない。
言うなれば『野生原理主義』とでも言うべき独特の倫理観の持ち主で、強い生命が弱い生命を食って栄える、という摂理は全面的に肯定している。
ただし『神が人間にそれを望んだ』といった一神教的価値観や、自然界の秩序を覆すほどの科学技術の行使に対しては怒りを露わにする。

No.231 赤兎馬

赤兎馬

クラス:ライダー

三国志を始めとする多くの史書や物語でその活躍が語られる飛将軍・呂布。
並ぶ者なき武勇を誇り、命果てるまで戦い続けた伝説の将軍にして武人である彼は、赤兎と呼ばれる愛馬と共に戦場を駆けたという。

「そして呂布は今や、宝具であり愛馬である赤兎と一体となることで、まさしく人馬一体!
古代ギリシャの伝説に語られるケンタウロスすら超えて、人・馬・鎧・武具が完全にひとつに融合を果たした最強の人馬兵となって現界したのです! つまり私は呂布です。ヒヒン!」

ヒヒン。
この熱い語りに疑いの余地は一片もない。

moimoi1221
moimoi1221
@moimoi1221

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Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

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『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

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Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/EXTRA Last Encore』とは、マーベラスエンターテイメントから発売されたゲーム『Fate/EXTRA』を原作とした、2018年1月から放送されたテレビアニメ作品である。舞台は月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が作った霊子虚構世界「SE.RA.PH」内。月の聖杯(ムーンセル・オートマトン)の使用権を巡り、128人の魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が戦い、ただ1人の勝者を決める「月の聖杯戦争」を描く。

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Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/Apocrypha』とは、ビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の外伝作品、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り二つの陣営に分かれた14人の魔術師(マスター)と14騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯大戦」を描く。アニメは2017年7月から12月まで全25話構成で放送された。

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Fate/EXTRA(フェイト エクストラ)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/EXTRA(フェイト エクストラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/EXTRA』(フェイト エクストラ)とは、『Fate/stay night』を原作とした対戦型ダンジョンRPGである。2010年7月22日に発売され、2013年3月28日には続編である『Fate/EXTRA CCC』が発売された。ハードは共にPSPである。 無名の主人公が、己のサーヴァントと共に聖杯戦争を戦い抜く姿が描かれた。 シナリオは奈須きのこ、キャラクターデザインはワダアルコが務めている。 また、2020年7月22日にリメイク作品制作が発表された。

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Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/strange Fake』(フェイト ストレンジフェイク)とは、あらゆる願いを叶える聖杯を巡って争う何人もの魔術師と、使い魔として彼らに従う伝説の英雄たちの壮絶な戦いを描いた、成田良悟のラノベ作品。もともとは成田が公開したエイプリルフールのネタ企画だったが、完成度の高さから注目され正式な作品となった。 アメリカの片田舎であるスノーフィールドで、突如として聖杯を巡る戦いが勃発。これを利用しようとする者、鎮圧せんとする者、巻き込まれた者たちの思惑が入り乱れ、戦線は混沌を極めていく。

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Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは、月刊コンプエースで連載されていた漫画、及びそれを原作として2013年に全10話が放送されたテレビアニメ作品である。普通の小学五年生のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(愛称はイリヤ)が「魔術礼装:カレイドステッキ」であるマジカルルビーの力により魔法少女にし転身し、同じ魔法少女である、美遊・エーデルフェルト(愛称は美遊)と協力し、町に散らばるクラスカードを回収する任務をこなしていく。

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