セイバー/アルトリア・ペンドラゴン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)は『Fateシリーズ』に登場する剣士のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではヒロインを務め、マスターである衛宮士郎のことを献身的に支える。中でも"Fate"(セイバールート)では士郎と両想いになる。真名はアルトリア・ペンドラゴン。すなわちイングランドの伝説的英雄アーサー王である。

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)の概要

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)は『Fateシリーズ』に登場するサーヴァントの1人で、シリーズの顔ともいうべき存在である。サーヴァントというのは願いを叶える大釜・聖杯の助けを得たマスターによって召喚・使役される「英霊」であり、セイバーは剣士のクラスのこと。『Fate/stay night』ではヒロインを務め、マスターの衛宮士郎(えみやしろう)のことを献身的に支える。士郎とは深い絆で結ばれており、特に"Fate"(セイバールート)では両想いになる。敵対することになる"Heaven's Feel"(間桐桜ルート)でも、士郎のことを思いやるような言動が見られる。

セイバー自身の能力は非常に高いものの、マスターの士郎が未熟であるため、力を十全に発揮できない。その魔力不足を補うために多くの食事を摂っている。その健啖家ぶりを指して「腹ペコ王」と呼ばれることも。また多くのセイバーのサーヴァントが登場するようになってからは「青セイバー」とも呼ばれる。

真名はアルトリア・ペンドラゴン。つまりイングランドの伝説的英雄アーサー王である。選定の剣(カリバーン)を岩から引き抜いた「アルトリア」という少女が、性別を偽ってアーサーを名乗り、王となった。

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)のプロフィール・人物像

身長:154cm
体重:42kg
スリーサイズ:B73 / W53 / H76
イメージカラー:青
属性:秩序・善
パラメータ(士郎): 筋力:B / 耐久:C / 敏捷:C / 魔力:B / 幸運:B / 宝具:C
パラメータ(凛):筋力:A / 耐久:B / 敏捷:B / 魔力:A / 幸運:A+ / 宝具:A++
スキル:対魔力:A / 騎乗:B / 直感:A / 魔力放出:A / カリスマ:B
特技:勝負事(第四次) / 器械運動、密かに賭け事全般に強い(第五次)
好きな物:きめ細かい作戦、正当な行為(第四次) / きめ細かい食事、ぬいぐるみ(第五次)
苦手な物:大雑把な作戦、卑怯な行為(第四次) / 大雑把な食事、装飾過多(第五次)
天敵:衛宮切嗣、ギルガメッシュ(第四次) / ギルガメッシュ、いたずら好きの老人(第五次)
CV:川澄綾子

セイバーの見た目は見目麗しい華奢な少女である。しかし「最優のサーヴァント」と謳われるセイバーのクラスで召喚されるほどの英霊であり、自分よりもはるかに大きいバーサーカーのサーヴァントと真正面から斬りあえるほどのフィジカルを誇る。これは膨大な魔力を誇るが故である。しかし士郎がマスターの時には魔力の供給が十分ではなく、思うままに力を振るえない。
性格は生真面目で実直。負けず嫌いでもある。常に凛とした表情を崩さないが、時に年相応の少女らしさを見せることも。

『Fate/unlimited codes』では隠しコスチュームとして白い鎧姿が登場。こちらは俗に「白セイバー」と呼ばれる。白セイバーはセイバーとしての宝具として有名な「約束された勝利の剣」ではなく、選定の剣として知られる「勝利すべき黄金の剣」を持っており、『Fate/Grand Order』では若い頃の「騎士王」という設定が公開された。
聖杯の泥によって性質が反転すると黒い鎧になり、セイバーオルタと呼ばれる。他にもセイバーライオンやZeroセイバー、マスターアルトリア、刻印精霊せいばーなど様々なバリエーションが存在している。

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)の宝具・必殺技

勝利すべき黄金の剣(カリバーン)

アーサー王が引き抜き、王となった選定の剣。引き抜いた者に王権を与えるとされる。セイバーが使用していた宝具だが、生前に失われた。ルートによっては士郎がこれを自己のイメージから魔力によってオリジナルの鏡像を作り出す投影魔術で再現する。

全て遠き理想郷(アヴァロン)

ランク:EX
種別:結界宝具
防御対象:1人
由来:エクスカリバーの魔法の鞘と、死後のアーサー王が眠る島アヴァロン

妖精モルガン(モルガン・ル・フェイ)がアーサー王から奪った聖剣の鞘であり、セイバーはこれを所持していない。しかし「宝具の現物」として発掘され、後に士郎の体に埋め込まれることになる。これが、士郎がセイバーを召喚できた所以である。
持ち主の老化を抑え、呪いを跳ね除け、傷を癒す効果があり、真名解放を行なうことで「妖精郷」に使用者の身を置かせ、あらゆる攻撃・交信をシャットアウトして対象者を守る最強の守護と化す。ルートによってはセイバーに返却される。

風王結界(インビジブル・エア)

ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人

セイバーの剣を覆い隠す、風で出来た第2の鞘。厳密には宝具というよりは魔術。セイバーの剣があまりにも有名なため、刀身を隠すために使用される。また刀身が見えないため、間合いを相手に把握させないという効果もある。あくまで視覚にうったえる効果であるため、幻覚耐性や「心眼(偽)」などのスキルを持つ相手には効果が薄い。
纏わせた風を解放することで破壊力を伴った暴風として撃ち出す「風王鉄槌(ストライク・エア)」という技を発動させることができる。

約束された勝利の剣(エクスカリバー)

ランク:A++
種別:対城宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:1000人
由来:アーサー王の聖剣エクスカリバー

勝利を名に冠する光の剣で、最も有名な聖剣。聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置する、星に鍛えられた神造兵装である。星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」とも称される。生前のアーサー王が一時的に妖精「湖の乙女」から授かった。
使用者の魔力を光に変換し、収束・加速させることにより運動量を増大させ神霊レベルの魔術行使を可能とする。威力・攻撃範囲があまりにも大きいため、常に周囲へ気を配る必要があるのが欠点といえる。

最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)

セイバーが生前使用していた宝具。魔竜ヴォーティガーンやモードレッドを討ち取る際に使用した。『Fate/Grand Order』ではランサークラスで召喚される時に持っている。

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)の来歴・活躍

アーサー王となった少女

生前、セイバーは選定の剣(カリバーン)を岩から引き抜き、王となった。そして自国ブリテンを救済するために剣を振るい続け、人生の全てを国に捧げた。そこに間違いや後悔の念は抱いていなかったが、「自分より王に相応しい人はいて、その人なら平和な国を長く築けたのではないか」という思いを抱いていた。
死の寸前、セイバーは「聖杯を手にすること」を求めて霊長の抑止力と契約する。その結果、生きている状態のまま様々な時空間に呼び出されることとなった。

『Fate/Zero』

roadback
roadback
@roadback

Related Articles関連記事

Fateシリーズのサーヴァント(英霊・幻霊・神霊)まとめ

Fateシリーズのサーヴァント(英霊・幻霊・神霊)まとめ

『Fateシリーズ』とは、TYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとしたゲーム、アニメ、漫画などの作品の総称である。どんな願いでも叶うという「聖杯」を求める魔術師たちのバトルロワイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。 サーヴァントは魔術師が聖杯戦争のために呼び出す使い魔であり、莫大な魔力によって構成される。本来、呼び出される英霊や幻霊などは使い魔として扱うには手に余るため、クラスという器に押し込めている。

Read Article

Fateシリーズ(Fate/stay night)のネタバレ解説・考察まとめ

Fateシリーズ(Fate/stay night)のネタバレ解説・考察まとめ

2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。

Read Article

Fate/Grand Order(FGO)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/Grand Order(FGO)のネタバレ解説・考察まとめ

「Fate/Grand Order」とは2015年に配信を開始したスマートフォン用アプリゲーム。原作は2004年に発表されたゲーム「Fate/stay night」で、Fateシリーズのキャラクターや今作のオリジナルキャラなどを召喚して戦うRPG。2016年の年末に第一部のストーリーが完結し、大きな話題となった。その後も動きがあるたびに話題を呼ぶ大人気ゲーム。

Read Article

Fate/Zero(フェイト ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/Zero(フェイト ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。 「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

Read Article

衛宮さんちの今日のごはん(Fate×料理)のネタバレ解説・考察まとめ

衛宮さんちの今日のごはん(Fate×料理)のネタバレ解説・考察まとめ

『衛宮さんちの今日のごはん』とは2016年よりTAaがWebコミック配信サイト『ヤングエースUP』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。TYPE-MOONのビジュアルノベル作品『Fate/stay night』を題材とした派生作品で、『Fate/stay night』の登場人物の毎日を、「料理」を通して描く作品である。本作は料理上手な主人公、衛宮士郎が登場人物に料理を振る舞ったり、作り方を教えることを中心として物語を紡ぐ、平和な日常ストーリーである。

Read Article

衛宮さんちの今日のごはんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

衛宮さんちの今日のごはんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『衛宮さんちの今日のごはん』はTAaによる、『Fate/stay night』のスピンオフ漫画。『Fate/stay night』が殺伐とした魔術師の戦いを描いているのに対し、『衛宮さんちの今日のごはん』は料理を主軸に、舞台である「冬木市」での平和な日常が描かれる。 本作にはたくさんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。只野まこと監修のもと調理法が分かりやすく描写されている他、料理を通して衛宮士郎や間桐桜、遠坂凛といった主人公およびヒロインのバックボーンも深掘りされている。

Read Article

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『Fate/stay night』は2004年に有限会社ノーツから発売された伝奇活劇ビジュアルノベルゲーム、およびそれを原作とするアニメ・漫画作品。持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」を巡って7人の魔術師とサーヴァント(使い魔)が戦う聖杯戦争を描いている。 聖杯戦争を戦うマスターやサーヴァントはそれぞれに強い信念や誇りを持っている。彼らの信念や誇りが垣間見える名言や名シーンは、多くのファンの胸を熱くさせる。

Read Article

ギルガメッシュ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ギルガメッシュ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ギルガメッシュは『Fateシリーズ』に登場するサーヴァントの1人。基本的にはアーチャーのクラスだが、『Fate/EXTRA CCC』においてはクラス「なし」になっている。『Fate/Zero』において遠坂時臣によって召喚されたサーヴァントで、その10年後を描いた『Fate/stay night』でも暗躍する。 その正体は古代メソポタミアの『ギルガメシュ叙事詩』など多くの神話に登場する人類最古の英雄王。英雄たちが持つ宝具の原型を所持しているため、対英霊戦における絶対強者として君臨している。

Read Article

ランサー/クー・フーリン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ランサー/クー・フーリン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ランサー(クー・フーリン)は『Fateシリーズ』に登場する槍兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』では魔術協会からの派遣魔術師バゼット・フラガ・マクレミッツによって召喚される。しかしそのバゼットが聖杯戦争の監督役である言峰綺礼にだまし討ちを受けて令呪を奪われたため、マスターが言峰になる。 真名はクー・フーリン。ケルト神話における大英雄で、アイルランドの光の皇子である。

Read Article

キャスター/メディア(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター/メディア(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター(メディア)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではアトラム・ガリアスタという魔術師に召喚されるが、そりが合わずにキャスターは彼を殺害して逃亡する。魔力不足で消滅の危機に陥っていたところで葛木宗一郎に助けられ、契約を結ぶ。 真名はメディア。ギリシャ神話に登場する裏切りの魔女である。

Read Article

アーチャー/エミヤ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アーチャー/エミヤ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アーチャー(エミヤ)は『Fateシリーズ』に登場する弓兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではヒロインの1人である遠坂凛に呼び出される。当初は記憶が混乱しており自分が何者かも分からなかったが、記憶を取り戻すと主人公の衛宮士郎を敵視し始める。真名はエミヤ。第五次聖杯戦争唯一の未来の時代の英霊であり、正体は衛宮士郎が霊長の抑止力(アラヤ)と契約を交わした存在である。

Read Article

真アサシン/ハサン・サッバーハ/呪腕のハサン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

真アサシン/ハサン・サッバーハ/呪腕のハサン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

真アサシン(ハサン・サッバーハ)は『Fateシリーズ』に登場する暗殺者のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』では"Heaven's Feel"(間桐桜ルート)で間桐臓硯により召喚される。 真名はハサン・サッバーハ。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の1人であり、呪腕のハサンという異名を持つ。元は特筆すべきものがない平凡な暗殺者だったが、魔神の右腕を手に入れたことで山の翁の党首になる。

Read Article

キャスター/ジル・ド・レェ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター/ジル・ド・レェ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター(ジル・ド・レェ)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では快楽殺人者の雨生龍之介が戯れに行った儀式殺人により召喚される。その後セイバーのサーヴァントのことをジャンヌ・ダルクだと思い込み、彼女を追い求めるようになる。 真名はジル・ド・レェ。15世紀にフランスのブルターニュ地方ナントに生まれた貴族で、英仏百年戦争ではジャンヌ・ダルクと共に活躍する。第四次聖杯戦争で召喚されたのは、ジャンヌ・ダルクを失い悪鬼に堕ちた後の彼である。

Read Article

アサシン/佐々木小次郎(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アサシン/佐々木小次郎(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アサシン(佐々木小次郎)は『Fateシリーズ』に登場する暗殺者のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではキャスターのサーヴァントによって、柳洞寺の山門を触媒にするというイレギュラーな方法で召喚される。そのため正式な暗殺者のサーヴァントではなく、アサシンのクラス特性をほぼ失っている。 真名は佐々木小次郎(ささきこじろう)。日本有数の剣豪・宮本武蔵の好敵手として語られる剣士なのだが、その存在があやふやなため「燕返し」を成しえた普通の農民が召喚された。

Read Article

ライダー/メドゥーサ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ライダー/メドゥーサ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ライダー(メドゥーサ)は『Fateシリーズ』に登場する騎兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではヒロインの1人である間桐桜に召喚され、その兄の間桐慎二のサーヴァントとなる。真名はメドゥーサ。ギリシャ神話に登場するゴルゴーン3姉妹の末妹である。 『Fate/stay night』では専用ルートがないにもかかわらず、ミステリアスな雰囲気とその美貌から人気が高く、人気投票では第1回、第2回共に4位に入っている。

Read Article

バーサーカー/ヘラクレス(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

バーサーカー/ヘラクレス(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

バーサーカー(ヘラクレス)は『Fateシリーズ』に登場する狂戦士のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではイリヤスフィール・フォン・アインツベルンに召喚される。第五次聖杯戦争が始まる前から召喚されており、バーサーカーは喋らないまでもイリヤと父娘のような関係性を築いている。 真名はヘラクレス。ギリシア神話における大英雄で、キャスター以外の全クラスの適性を持つ武人である。第五次聖杯戦争においては最強のサーヴァントと評されている。

Read Article

ライダー/イスカンダル(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ライダー/イスカンダル(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ライダー(イスカンダル)は『Fateシリーズ』に登場する騎兵のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では魔術師の青年ウェイバー・ベルベットに召喚され、マスターの魔力供給が貧弱であるにもかかわらず驚異的な活躍を見せる。 真名はイスカンダル。アレキサンダー、アレクサンドロスとも呼ばれる古代マケドニアの覇者である。ペルシャやエジプト、西インドといった広域の地を征服し「東方遠征」の偉業を成し遂げたことから「征服王」と謳われる。

Read Article

バーサーカー/ランスロット(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

バーサーカー/ランスロット(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

バーサーカー(ランスロット)は『Fateシリーズ』に登場する狂戦士のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では魔術師である間桐雁夜によって召喚される。狂化により理性が失われているにもかかわらず、第四次聖杯戦争の強豪たちを驚嘆させるほどの武技の冴えを見せる。 真名はランスロット。円卓の騎士の中でも最強と謳われた「湖の騎士」であり「裏切りの騎士」。主君であるアルトリア・ペンドラゴンへの敬愛を失えば苦悩から解放されるとの思いからバーサーカーとして参戦する。

Read Article

ルーラー/ジャンヌ・ダルク(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ルーラー/ジャンヌ・ダルク(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ルーラー(ジャンヌ・ダルク)は『Fateシリーズ』に登場する裁定者のサーヴァントの1人。『Fate/Apocrypha』ではレティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚され、聖杯大戦の管理者を務める。 真名はジャンヌ・ダルク。「オルレアンの乙女」と呼ばれたフランスの英雄である。17歳で故郷を出発し、百年戦争で奇跡とも呼べる活躍をするも、魔女と貶められた果てに19歳で火刑に処される。

Read Article

スカサハ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

スカサハ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

スカサハは『Fateシリーズ』に登場する槍兵(ランサー)のサーヴァントの1人。『Fate/hollow ataraxia』にてランサー(クー・フーリン)の回想で登場したのち、『Fate/Grand Order』で本格的に参戦。『Fate/EXTELLA LINK』ではプレイアブルキャラクターとして使用できる。 スカサハはアルスター物語群のひとつ『エメルへの求婚』に登場する人物であり、影の国を統べる女王として語られている。またクー・フーリンの師匠としても知られる。

Read Article

アサシン/ハサン・サッバーハ/百貌のハサン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アサシン/ハサン・サッバーハ/百貌のハサン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アサシン(ハサン・サッバーハ)は百貌のハサンの異名を持つ『Fateシリーズ』に登場する暗殺者のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では魔術師の言峰綺礼によって召喚され、宝具によって真っ先に脱落したと周囲に思わせて影で諜報活動を行う。 ハサン・サッバーハは彼の真名であり、イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」のこと。異名である「百貌のハサン」は、老若男女ありとあらゆる変装もこなすところからきている。

Read Article

ランサー/ディルムッド・オディナ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ランサー/ディルムッド・オディナ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ランサー(ディルムッド・オディナ)は『Fateシリーズ』に登場する槍兵のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』で起きた第四次聖杯戦争ではケイネス・エルメロイ・アーチボルトによって召喚された。 真名はディルムッド・オディナ。ケルト神話におけるフィオナ騎士団の随一の戦士である。優美な顔立ちで「輝く顔」の異名を持つ。泣きぼくろには異性を魅了する呪いがあり、主君フィン・マックールの婚約者であったグラニア姫を誤って魅了してしまう。

Read Article

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

Read Article

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/Apocrypha』とは、ビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の外伝作品、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り二つの陣営に分かれた14人の魔術師(マスター)と14騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯大戦」を描く。アニメは2017年7月から12月まで全25話構成で放送された。

Read Article

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(FGOバビロニア)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(FGOバビロニア)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』とは、スマホアプリゲーム『Fate/Grand Order』から派生したアニメ作品である。魔術王ソロモンによって奪われた人間の歴史を取り戻すため、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を探し求めて時代を渡り歩く魔術師の少年・藤丸立香が、紀元前2700年の古代メソポタミアの世界に降り立って、人類の滅亡を目論む「三女神同盟」に立ち向かう姿を描いた物語となっている。

Read Article

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは、月刊コンプエースで連載されていた漫画、及びそれを原作として2013年に全10話が放送されたテレビアニメ作品である。普通の小学五年生のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(愛称はイリヤ)が「魔術礼装:カレイドステッキ」であるマジカルルビーの力により魔法少女にし転身し、同じ魔法少女である、美遊・エーデルフェルト(愛称は美遊)と協力し、町に散らばるクラスカードを回収する任務をこなしていく。

Read Article

ロード・エルメロイII世の事件簿(The Case Files of Lord El-Melloi II)のネタバレ解説・考察まとめ

ロード・エルメロイII世の事件簿(The Case Files of Lord El-Melloi II)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・エルメロイII世の事件簿』とは、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』シリーズのスピンアウト小説である。 過酷にして熾烈な第四次聖杯戦争を生き延びたウェイバー・ベルベットは、ロード・エルメロイII世と名を変えて時計塔の講師となっていた。魔術師たちの総本山である時計塔は権謀術数のるつぼでもあり、陰謀、策略、不可思議な事件には事欠かない。エルメロイII世もまたそれらに次々と巻き込まれ、内弟子のグレイや自身の教室の生徒たちと共に解決していく。

Read Article

キャスター/玉藻の前(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター/玉藻の前(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター(玉藻の前)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/EXTRA』では主人公によって召喚されるが、当初は主人公がマスターとして未熟なため能力の全てを発揮することはできなかった。 真名は玉藻の前。日本三大化生の1人にして白面金毛九尾の狐が化けた存在と言われる女官である。平安時代末期に鳥羽上皇に仕えたと言われており、その美貌と博識ぶりから寵愛を得るようになったとされる。

Read Article

キャスター/レオナルド・ダ・ヴィンチ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター/レオナルド・ダ・ヴィンチ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター(レオナルド・ダ・ヴィンチ)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/Grand Order』では英霊召喚システム・フェイトがまだ未完成の頃にカルデアで第3号の英霊として召喚される。その後は技術局特別名誉顧問として技術部のトップを務めることになる。 真名はレオナルド・ダ・ヴィンチ。ルネサンス期に活躍した天才芸術家にして発明家である。サーヴァントとして現界した際の姿は「モナ・リザ」を再現したものとなっている。

Read Article

シールダー/マシュ・キリエライト(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

シールダー/マシュ・キリエライト(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

シールダー(マシュ・キリエライト)は『Fateシリーズ』に登場する盾兵のデミ・サーヴァント。『Fate/Grand Order』では主人公のサーヴァントとして、物語の初期から行動を共にする。元々、マシュ・キリエライトは人理継続保障機関カルデアの局員だった。彼女は人間と英霊を融合させることで英霊を「人間に」するため遺伝子操作によって作り出したデザインベビーで、英霊ギャラハッドを宿していた。本編開始直後にカルデアを襲った破壊工作により、人間と英霊の融合体「デミ・サーヴァント」として覚醒する。

Read Article

間桐雁夜(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

間桐雁夜(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

間桐雁夜(まとうかりや)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師で、第四次聖杯戦争当時の間桐家当主・間桐鶴野の弟。間桐の魔術を嫌って家を出奔した過去を持っており、正式な間桐の魔術師ではない。『Fate/Zero』では幼馴染みの葵の娘である桜が間桐へ養子に出されたと聞き、彼女をおぞましい間桐の魔術から救うために第四次聖杯戦争にバーサーカーのマスターとして参戦する。

Read Article

アヴェンジャー/アンリマユ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アヴェンジャー/アンリマユ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

アヴェンジャー(アンリマユ)は『Fateシリーズ』に登場する復讐者のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』では直接は登場しないものの、作品に大きく関わるキャラクターとして描かれている。 真名はアンリマユ。作中世界において創作された悪魔であり、その正体は「この世全ての悪であれ」と願われて一身に呪いを受けた平凡な青年である。冬木市の第三次聖杯戦争にてアインツベルンによって召喚されたものの、早々に敗北して聖杯を汚染した。

Read Article

桜セイバー/沖田総司(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

桜セイバー/沖田総司(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

桜セイバー(沖田総司)は『Fateシリーズ』に登場する剣士のサーヴァントの1人。漫画『コハエースEX』にて登場したサーヴァントで、『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline』では魔術師一族の末裔である赤城奏丈に召喚される。 真名は沖田総司(おきたそうし)。日本の幕末に活動した治安組織、新選組の一番隊隊長である。剣客集団としても恐れられた新選組において、最強の天才剣士と謳われた人物だが、病により床に伏し最後まで戦うことができなかった。

Read Article

ギリシャ神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

ギリシャ神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

ギリシャ神話とは、古代ギリシャを中心に信じられていた神話体系。オリンポス山に集う12柱を中心に、神々と人間の英雄たちの交流を描いている。女好きの主神ゼウス、その妻で嫉妬深いヘラ、時に勇猛に戦い時に愚行の報いを受ける半神半人の英雄ヘラクレスなど、ギリシャ神話に登場するキャラクターは非常に“人間臭い”ことで知られており、それが神話の人気にも衰退にもつながっていった。 世界中の神話の中でも特に知名度が高く、日本の漫画やアニメなどでも題材として取り上げられることが多い。

Read Article

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

目次 - Contents