キャスター/メディア(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

キャスター(メディア)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではアトラム・ガリアスタという魔術師に召喚されるが、そりが合わずにキャスターは彼を殺害して逃亡する。魔力不足で消滅の危機に陥っていたところで葛木宗一郎に助けられ、契約を結ぶ。
真名はメディア。ギリシャ神話に登場する裏切りの魔女である。

キャスター(メディア)の概要

キャスター(メディア)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。サーヴァントとは願いを叶える大釜・聖杯の助けを得たマスターによって召喚・使役される「英霊」であり、キャスターは魔術師のクラスを指す。『Fate/stay night』ではアトラム・ガリアスタというマスターに召喚される(原作ゲームでは未登場)。しかしマスターにはキャスターの圧倒的な魔術の腕前に嫉妬され、嫌悪感を抱かれる。またキャスターも彼の考え方に反感を抱く。その結果、くだらないことでサーヴァントに対する命令権である令呪を3つ全て使用させ、自由な身となると彼を殺害して逃亡した。
だがサーヴァントはマスターがいなければ現界できない。魔力不足で消滅しそうになっていたところで、主人公の衛宮士郎(えみやしろう)が通う学園の社会科教師、葛木宗一郎(くずきそういちろう)に助けられる。そして冬木市最大の霊脈である柳洞寺に連れ込まれたことで消滅を免れ、葛木と契約を結んだ。

真名はギリシャ神話に登場する裏切りの魔女メディア。コルキス国の王、アイエテスの娘である。彼女は女神アフロディーテの呪いによってアルゴー船の船長イアソンに妄信的なまでの恋を抱き、父を裏切ることになる。自国の宝である「金羊の皮」をイアソンに与えるが、イアソンは彼女の働きに報いることはなかった。それでもなおメディアはイアソンに尽くすが、最終的に捨てられた。そしてイアソンのために行ってきた非道な行いをもって、周囲からは「裏切りの魔女」として憎まれることになった。

キャスター(メディア)のプロフィール・人物像

身長:163cm
体重:51kg
スリーサイズ:B82 / W57 / H84
イメージカラー:紫
属性:中立・悪
パラメータ:筋力:E / 耐久:D / 敏捷:C / 魔力:A+ / 幸運:B / 宝具:C
スキル:陣地作成:A / 道具作成:A / 高速神言:A / 金羊の皮:EX

キャスターはローブに身を包んだ女性の英霊で、普段はフードを目深にかぶっている。フードの下の耳はエルフのようにとがっている。性格は冷酷かつ残忍で、目的の為ならば手段を選ばない「魔術師らしい魔術師」といえる。しかし意味のない虐殺は好まず、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わないなど非常になり切れていない。また箱入り娘だったため、根は純真かつ清純で、惚れた相手や身内にはとことん尽くす。しかしれた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマから一歩引いた態度を貫く。

肉体的な強度はサーヴァントとしては低く、魔術が主な攻撃手段となるキャスターは全サーヴァントの中でアサシンと並んで最弱とされる。しかし奸計に長けていて着実に力を蓄えることから、優秀な魔術師である遠坂凛(とおさかりん)からは「一番厄介なサーヴァント」と評される。

現代で魔術師として比べるなら最強クラス。魔術が日常であったギリシャ世界ですら5本の指に入るという。冬木の聖杯はこの世全ての悪(アンリマユ)というサーヴァントによって汚染されているが、キャスターであれば聖杯を願望機として問題なく扱えるとのこと。

キャスター(メディア)の宝具・必殺技

破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)

ランク:C
種別:対魔術宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
由来:メディアの「裏切りの魔女」としての伝説・生涯が具現化した概念宝具

刀身が電のような形をした短刀。攻撃力は普通のナイフと同程度しかないが、「あらゆる魔術を初期化する」という特性を持つ。サーヴァントとマスターの契約をも断ち切ることができるが、宝具の初期化は出来ない。
本人的には「裏切りの魔女」としての伝説・生涯が具現化したものなので、思い入れがないどころか嫌っている。

金羊の皮(アルゴンコイン)

ランク:EX
由来:メディアの母国コルキスの秘宝

イアソン率いるアルゴ号の船員たちが探し求めたもの。正当な所有者はメディアの血筋にあるが、実態については不明な点も多く、キャスターにとっても扱えないため、ゲームでは宝具ではなく「スキル」の項にて言及されている。
「地に放ると竜が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われる。

キャスター(メディア)の来歴・活躍

「裏切りの魔女」と呼ばれた経緯

コルキス国の王、アイエテスの娘として生まれたキャスターは、王の娘として蝶よ花よと周囲に愛でられ育ったがコルキスの宝「金羊の皮」を求めてアルゴー船の船長イアソンが現れたことでその運命が狂っていく。メディアは女神アフロディーテの呪いによってイアソンに妄信的なまでの恋を抱き、父を裏切り「金羊の皮」をイアソンに与えて彼と共に出て行ってしまう。しかもその追手として現れた弟を魔術で八つ裂きにしてしまった。
イアソンはメディアを自国イオルコスに連れ帰ったが、「『金羊の皮』を手に持ち帰れば王位を認める」約束を反故にされ、キャスターに命じてペリアス王とその後継者を殺させた。そうして玉座に上り詰めたイアソンだったが、悪行が民に知れ渡り、追放されてしまう。キャスターは彼についていくが、追放先でイアソンがコリントス王に気に入られて娘のグライアとの婚姻を持ちかけられたことで捨てられる。
イアソンのために何もかも捨ててきたキャスターは絶望して正気を失い、周囲からは「裏切りの魔女」として憎まれた。その結果ついに人を裏切る魔女へ堕ちてしまい、復讐のためグライアを焼き殺し、コリントスを滅亡に追いやった後、ギリシャの地を彷徨い続けたという。

『Fate/stay night』

『Fate/stay night』で描かれる第五次聖杯戦争では魔術師アトラム・ガリアスタに召喚される。しかし彼は生きた子どもを平気で実験材料にするようなクズであり、そうして発動する魔術も大したことがなく、より高度な魔術を見せたキャスターに嫉妬する始末だった。彼に見切りをつけたキャスターは令呪を3つ全て消費させ、自由の身になり彼を殺害。しかしそのせいで魔力が供給されなくなり、消滅の危機を迎える。そこに偶然通りかかった葛木に助けられ、冬木市最大の霊脈である柳洞寺に連れ込まれたことで消滅は免れた。そしてキャスターは葛木と契約を結ぶ。

キャスターは柳洞寺に陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって魔力を蓄えていく。さらに守りを盤石にするため、サーヴァントでありながらサーヴァントを召喚するというルール違反を犯し、アサシンのサーヴァントに山門の守護を任せた。

"Fate"(セイバールート)

"Fate"(セイバールート)では柳洞寺に根を張り、魔術で周囲を監視しながら周到に準備を進めていくも、突如として存在しないはずの8騎目のサーヴァント、ギルガメッシュが襲来。葛木やアサシン共々彼によって消滅させられた。

renote.net

"Unlimited Blade Works"(遠坂凛ルート)

"Unlimited Blade Works"(遠坂凛ルート)でも柳洞寺に陣地を築く。魔力の糸を使って士郎を誘き出して自分と手を組むよう迫るも、士郎と同盟関係にある凛のサーヴァント、アーチャーの邪魔が入り失敗。そしてアーチャーに殺されそうになるが、「キャスターにバーサーカーのサーヴァントを倒してもらう」という思惑が彼にあったために見逃された。
その後、キャスターのマスターを探す士郎たちに葛木が襲われたところで助けに入り、士郎たちにその関係性を明らかにした。とある暗殺集団に凶器として育てられた葛木の活躍もあって、一時は優勢に立ったが、士郎が投影魔術を覚醒させたことにより撤退する。

その後、士郎の投影魔術に興味を持ったキャスターは彼の大事な存在である藤村大河を人質にとって交渉するも士郎には拒否される。だがセイバーに破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)を使用することで、セイバーを配下に加えることに成功した。セイバーを手に入れたことで先んじて聖杯を手に入れようと教会にいる監督役の言峰綺礼(ことみねきれい)を襲撃したが逃亡される。キャスターたちは以後、教会を拠点に活動する。
アーチャーが凛を裏切り、キャスターの軍門に下ったときには違和感を覚えつつもあえてアーチャーの思惑に乗せられる形で味方に引き入れる。しかしランサーを仲間に引き込んだ士郎と凛が教会に乗り込んできた際、アーチャーの更なる裏切りによって不意打ちを仕掛けられた葛木をかばってキャスターは致命傷を負った。そして葛木に想いを馳せながら消滅する。

renote.net

"Heaven's Feel"(間桐桜ルート)

"Heaven's Feel"(間桐桜ルート)では間桐家を仕切る老人、間桐臓硯(まとうぞうげん)の策略で葛木を誤って殺害してしまったようで、士郎とセイバーが柳洞寺に乗り込んだ時には呆然としていた。自暴自棄になって2人に襲い掛かるものの、返り討ちに遭い、死体は臓硯に利用された。

映画版では改変され、臓硯がアサシンを媒介に召喚した真のアサシンに葛木と共に殺される形になっている。

キャスター(メディア)の関連人物・キャラクター

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@roadback

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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

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北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

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Fate/stay night[UBW] に隠された「アーチャー=衛宮士郎」の共通点と伏線に迫る!

Fate/stay night[UBW] に隠された「アーチャー=衛宮士郎」の共通点と伏線に迫る!

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]における最大の秘密と言っても過言ではない「アーチャー=衛宮士郎」のキーワード。それ故に、本編ではこれを示唆する伏線・共通点が巧妙に描かれています。物語途中で気づいちゃった人もそうでない人も、とりあえず踏まえておいて損はないであろうシーンを振り返っていきましょう。

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