シールダー／マシュ・キリエライト（Fateシリーズ）の徹底解説・考察まとめ

シールダー（マシュ・キリエライト）の概要

シールダー（マシュ・キリエライト）は『Fateシリーズ』に登場する盾兵のデミ・サーヴァント。デミ・サーヴァントは人間が英霊であるサーヴァントと憑依融合した存在であり、シールダーは盾兵のクラスを指す。『Fate/Grand Order』では人類史を長く存続させるための機関「人理保障機関カルデア」の局員であるマシュ・キリエライトに、円卓の騎士の1人・ギャラハッドが憑依する形で顕現する。
マシュは元々、人間と英霊を融合させることで英霊を「人間に」するため遺伝子操作によって作り出したデザインベビーだった。10歳の時にデミ・サーヴァントの実験体になり、英霊ギャラハッドが召喚される。しかしギャラハッドは人道に反する試みに不快感を示し、カルデアに協力することを拒んで彼女の中で眠りについた。しかし『Fate/Grand Order』の本編開始直後、カルデアを襲った破壊工作でマシュが致命傷を負ってしまう。ギャラハッドは彼女に手を差し伸べる主人公に心を打たれ、マシュをデミ・サーヴァントとして復活させて消滅した。これ以降、マシュはシールダーのサーヴァントとして主人公と共に聖杯探索を行っていく。

シールダー（マシュ・キリエライト）のプロフィール・人物像

身長：158cm
体重：46kg
属性：秩序・善
パラメータ：筋力：C / 耐久：A / 敏捷：D / 魔力：B / 幸運：C / 宝具：？
クラススキル：対魔力：A / 騎乗：C / 自陣防御：C / 憑依継承：？ / 魔力防御：？
保有スキル：今は脆き雪花の壁 / 誉れ堅き雪花の壁 / 時に煙る白亜の壁 / 奮い立つ決意の盾
保有スキル（オルテナウス装備時）：バンカーボルト：A / アマルガムゴート：D / 悲壮なる奮起の盾 / ブラックバレル：B / パラドクス・シリンダー：C
CV：種田梨沙（初代）、高橋李依（2代目）

マシュは薄紫色のミディアムボブの少女で、普段は黒い細身のステンレスフレーム眼鏡をかけている。戦闘時には目が目を外す。前髪は片目が隠れるような形。これは円卓の騎士であるランスロットが「片目を隠す髪」を見て融合した英霊の正体に気づきかけたため、ギャラハッドの影響である可能性もある。誕生から14年間無菌室へ隔離・秘匿され監視されるという扱いを受けていたこともあり、精神的にはやや幼く、人を疑うことを知らない。無口だが知的好奇心は旺盛であり、自分が信じるもののためだけに活動する。
主人公に対しては初対面の時から「敵意も脅威も感じなかった」ようで、「先輩」と呼んで信頼を寄せる。戦うことは怖いものの、主人公のために奮闘している。

デミ・サーヴァントとなった直後は、ギャラハッドが自分の真名を告げずに消滅したために自身の宝具はおろかクラス名すら解らない状態であった。
身体能力などは完全なサーヴァントと比べると劣るようだが、ギャラハッドの技量がそのまま反映されているのか、高い技量を持っている。デミ・サーヴァントは特殊な能力「憑依継承」により憑依した英霊が持つスキルを1つだけ継承でき、マシュは魔力をそのまま防御力に変換する「魔力防御」を継承して自己流に昇華している。

霊基外骨格であるオルテナウスを装備することで能力が強化される。

シールダー（マシュ・キリエライト）の宝具・必殺技

仮想宝具 疑似展開／人理の礎（ロード・カルデアス）

ランク：D
種別：対人宝具
レンジ：1
最大捕捉：－

マシュが憑依した英霊の真名が分からないまま本能に従って展開した宝具で、前方に強力な守護障壁を展開する。ランクはDと低いが、セイバーオルタの「約束された勝利の剣」を防ぐなど、主人公たちの命を救う活躍を何度も見せる。

いまは遙か理想の城（ロード・キャメロット）

ランク：B+++
種別：対悪宝具

ギャラハッドが持つ宝具で、「人理の礎」の本来の姿。円卓の騎士たちが座る円卓を盾として用いた究極の守りにより、前方に白亜の城を展開する。強度は使用者の精神力に比例するため、心に迷いなどがあると綻びが生まれる。また円卓が「英霊を集めるもの」と見なされているため、カルデアが英霊の召喚を安定させるための触媒としても機能する。

いまは脆き夢想の城（モールド・キャメロット）

ランク：D
種別：対人宝具

オルテナウス装備時の宝具。連続で展開するとクールタイムが必要になる。

いまに在りし夢想の城（ロード・キャメロット）

ランク：C
種別：対人宝具

オルテナウス装備時の宝具。南米異聞帯突入後に変化する。

シールダー（マシュ・キリエライト）の来歴・活躍

デミ・サーヴァントとして復活

マシュはカルデアの前所長マリスビリーにより、人間と英霊を融合させることで英霊を「人間に」するため遺伝子操作で作り出したデザインベビーとして誕生する。10歳の時に英霊と人間を融合させるデミ・サーヴァント実験に被検体になり、英霊ギャラハッドが召喚されるも、彼は人道に反する試みに不快感を示してカルデアへの協力を拒んだ。しかしその高潔な精神から、彼女の死亡を招く「体からの退去」も拒み、彼女の中で眠りにつくこととなる。
それからマシュは無菌室へ隔離・秘匿され監視されるという扱いを受けていたが、15歳からカルデア内に限っては移動していいようになる。そして選りすぐりのマスターを集めたチームのメンバーとして訓練を受け、半年も経たずして主席となった。

16歳の誕生日には初めて主人公と出会う。マシュは主人公から「敵意も脅威も感じなかった」と信頼を寄せるようになる。
『Fate/Grand Order』の本編が開始された直後、カルデアは破壊工作を受けた。それに巻き込まれたマシュは下半身が潰れるという致命傷を負う。主人公はそんな彼女に手を差し伸べ、最後まで寄り添い続けた。その様子を見たギャラハッドは心を打たれ、マシュとの間に「過去の異変の排除」を条件に戦闘能力を授ける契約を交わした。これによりマシュはデミ・サーヴァントとして復活を果たす。以降、マシュは主人公をマスターに聖杯探索を行っていく。

マシュの寿命

元々マシュは、デザインベビーとして生まれたために30歳ほどまでしか生きられなかったが、サーヴァントとの融合実験で肉体の寿命がさらに短くなってしまう。長くても18歳程度までとされ、第6章の時点であと1年生きられるかどうかという状態だった。そして終章では寿命に加えて戦闘面でも限界にほぼ達する。
そんな状況でマシュは魔神王ゲーティアの攻撃を防ぎ、肉体が耐え切れずに崩壊してしまう。だがカルデアに住む謎の生物、フォウの力により復活を果たし、残り僅かだった寿命も人並みに回復。しかしギャラハッドの加護が失われたことでサーヴァントとしての力を発揮できなくなった。
第2部では失った力を補うための霊基外骨骼「オルテナウス」を装備して戦線に復帰する。

Fate/Grand Order（FGO）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

「Fate/Grand Order」とは2015年に配信を開始したスマートフォン用アプリゲーム。原作は2004年に発表されたゲーム「Fate/stay night」で、Fateシリーズのキャラクターや今作のオリジナルキャラなどを召喚して戦うRPG。2016年の年末に第一部のストーリーが完結し、大きな話題となった。その後も動きがあるたびに話題を呼ぶ大人気ゲーム。

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