Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(FGOバビロニア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』とは、スマホアプリゲーム『Fate/Grand Order』から派生したアニメ作品である。魔術王ソロモンによって奪われた人間の歴史を取り戻すため、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を探し求めて時代を渡り歩く魔術師の少年・藤丸立香が、紀元前2700年の古代メソポタミアの世界に降り立って、人類の滅亡を目論む「三女神同盟」に立ち向かう姿を描いた物語となっている。

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の概要

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』とは、スマホアプリゲーム『Fate/Grand Order』の第1部のシナリオ「第七特異点 絶対魔獣戦線バビロニア」を元にしたアニメ作品である。Fateシリーズ生誕15周年記念作品として発表・製作され、2019年10月から2020年3月まで計21話が放送された。本放送に先立ち、第0話に相当する「Episode 0 Initium Iter」が2019年8月3日に開催されたイベント「Fate/Grand Order Fes 2019」にてサプライズ上映され、翌日の8月4日から8月11日にかけてゲームアプリ内で配信された。また、バンダイチャンネル公式サイトでも同内容が配信され、同年9月30日にAT-Xにてテレビ放送された。

本作は原作第1部の「第七特異点 絶対魔獣戦線バビロニア」と同じく、魔術王ソロモンが持つ7つの聖杯の力によって奪われた歴史を取り戻すため、最後の聖杯のあるメソポタミアの世界に降り立った藤丸が、人類の滅亡を目論む「三女神同盟」との戦いを繰り広げる物語を描いている。

バビロニア宣伝大使として、声優の赤羽根健治と田中美海が「WHAT's IN? tokyo」内の連載企画「ここがすごいぞ!TVアニメ『FGOバビロニア』」で各話の解説を務めた。
最終話の放送後、第1部の最終シナリオ「終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン」を元にした『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』の製作が告知された。

これまでのFGOのアニメ作品は大晦日に放送される特別番組内のショートアニメでしか放送されなかったが、レギュラー放送化となったのは本作が初で、さらにメインストーリーの映像化は2016年の大晦日の特番に放送された『Fate/Grand Order -The First Order-』以来となる。

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』のあらすじ・ストーリー

デミ・サーヴァント計画

時は2010年、魔術と科学、ふたつの分野で未来を観測し、人類史を存続する組織人理継続保障機関「フィニス・カルデア」では、あらゆる願いを叶えるとされる万能の杯「聖杯」によって呼び出したサーヴァント(英霊)と人間を融合させた兵器を作る「デミ・サーヴァント計画」が行われていた。失敗が繰り返される中、次の実験体として試験管ベビーの少女マシュ・キリエライトが選ばれた。
英霊と融合した途端、マシュの目が金色に変わり、暴れ始める。これはサーヴァントが激怒したことによって起きたものだったが、マシュ自身がそれに抵抗したことで気を失った。

2014年、マシュを唯一気遣う青年医師ロマニ・アーキマンことDr.ロマンはかつての学友レフ・ライノールに空を現出させる魔術はないかと尋ねた。マシュが「空が見たい」と言ったからだ。
その後のある日、カルデア所長のマリスビリーは所長室に現れた謎の男に拳銃を突きつけられ、カルデアの中枢を司る「カルデアス」と呼ばれる擬似地球環境モデルの機能を止めろと脅された。マリスビリーは自分の命よりも人理の保障をとり、自ら命を絶った。

マリスビリーの死後、彼の娘であるオルガマリー・アニムスフィアが新たな所長を務める中、「人類史が2016年で絶滅する」ということがカルデアの観測によって証明されることになった。そして2004年の日本に存在するはずのない歴史がある領域「特異点」があるのを発見し、これが人類滅亡の原因だと仮定したオルガマリーは「レイシフト」と呼ばれる空間航法の実験を国連に提案する。国連がその提案を認めたことで、オルガマリーはカルデアに所属するマスター(魔術師)たちを集めてレイシフトによる特異点の調査部隊を編成、マシュもその調査部隊の一員として選抜されることになった。
しかし調査の日、レフが人類絶滅の滅亡を目論む黒幕の手先としての本性を現してカルデアを爆破。オルガマリーと調査部隊の大半が死亡した。マシュも爆発に巻き込まれて重傷を負ったが、調査部隊の補充要員の少年、藤丸立香の手を取った瞬間に彼女と融合していた英霊が自らの持つ力の全てを彼女に渡し、デミ・サーヴァントとして復活を遂げた。

絶対魔獣戦線バビロニア

マシュのマスターとなった藤丸は彼女とともに、人類史存続のため戦いの日々を送っていた。人類史を絶滅させる特異点は日本のみならず、世界各地に7つも作られている。それをなしたのは「魔術王ソロモン」と呼ばれる存在であり、彼は人類史に代わる新世界の創造を目論んでいた。これに対してカルデアは7つの特異点の事象に介入し、聖杯を探し出すことで事象を解明、あるいは破壊する禁断の儀式「聖杯探索(グランドオーダー)」を遂行していた。
カルデアが発見した7つ目の特異点は、紀元前2600年の古代メソポタミアの世界となった。藤丸はマシュとともにメソポタミアの世界へと向かうが、到着早々獅子の魔獣に襲われる。撃退したのも束の間、上空からイシュタルという少女が落下してきた。彼女はすぐに去っていったが、そののちに現れたエルキドゥというサーヴァントにこのメソポタミアの世界の現状について聞かされる。メソポタミアは現在、突如として現れた「三女神同盟」と呼ばれる3人の女神が率いる勢力と、彼女らが従える魔獣たちの群れによって危機にさらされていたのだ。すでに大地の6割が三女神同盟の手に落ちており、魔獣たちから人々を守るため、ウルクの北に英雄王ギルガメッシュが巨大な城壁「絶対魔獣戦線バビロニア」を築いたという。

藤丸たちはウルクを目指して旅立つが、道中で出会ったマーリン、アナというサーヴァントから「エルキドゥはすでに死んでこの世界にはいないと」告げられる。偽物だとばれたエルキドゥは藤丸たちに攻撃を仕掛ける。彼らはマーリンの転移によって九死に一生を得た。
そのマーリンの案内で、ウルクの王宮にてギルガメッシュと謁見した藤丸たち。ギルガメッシュは戦いによって彼らの言葉の真偽をはかると言い、バトルが始まった。ギルガメッシュの力は圧倒的で、藤丸たちは簡単にあしらわれてしまう。イシュタルの乱入もあってギルガメッシュと物別れになった藤丸たちは、ギルガメッシュの側近から「王に話を聞いてもらいたければ功績をあげることだ」と言われ、様々な仕事をこなすことになった。

王の指令

1か月後、必死の働きが認められた藤丸とマシュはギルガメッシュから呼び出され、南部にあるウルの町の調査を命じられる。町は一見平和そのものだったが、実は「森の女神」と呼ばれる存在に実質的に支配されていた。藤丸たちはその「森の女神」、ジャガーマンというサーヴァントの攻撃に遭い、撤退せざるを得なかった。
ウルクに帰還するとギルガメッシュから今度はペルシア湾の調査を言い渡された。しかも王自ら同行するという。ペルシア湾では藤丸たちの前に再びエルキドゥが現れ、ギルガメッシュと戦闘を繰り広げる。戦いはギルガメッシュが優勢だったが、途中でエルキドゥが苦しみだし、どこかへ飛び去ってしまった。ギルガメッシュは目的を果たしたからウルクに引き揚げるとふたりに言い渡してその場を後にした。

次に藤丸たちに与えられた指令は「”天命の粘土板”と呼ばれるものを回収しにクタ市に向かえ」というものだった。その粘土板は未来を記したものであるという。クタ市へ向かった藤丸は、気づけばマシュたちとはぐれ、「冥界」に紛れ込んでしまった。「ジウスドゥラ」と名乗る老人に現世へと送り返してもらった藤丸は、いつの間にか粘土板を抱えていた。そこにイシュタルが現れ、自分の縄張りに入った罰として彼らに襲い掛かる。藤丸たちはアナの奇襲によって辛くも勝利。イシュタルを拘束したうえで三女神同盟の目的を尋ねた。イシュタルによれば、三女神同盟はギルガメッシュの聖杯が目当てだという。そして自分を召喚したのはウルクの巫女であり、他の女神2人を召喚したのは聖杯であると告げた。藤丸たちは死人に囲まれたこともあって、それ以上情報を得ることはできなかった。

3人の女神たち

粘土板を持ち帰った直後、魔獣の群れがウルクの北壁に押し寄せた。藤丸は逃げ遅れた人がいるという知らせをもとにニップルという城塞都市に赴く。そこではエルキドゥが待ち構えていた。エルキドゥに3度目の戦いを挑む藤丸たち。苦戦する中、4枚の翼と無数の蛇と化した髪の触手を持った半人半蛇の女神が現れる。三女神同盟の盟主、原初の海の女神・ティアマトだ。彼女はエルキドゥを下がらせると藤丸たちに襲い掛かった。彼女の強さは圧倒的で、藤丸たちは窮地に立たされる。しかしエルキドゥが「ウルクを落とした後、支配権を巡る他の女神との戦いに備える必要がある」と彼女を諭したことで藤丸たちは命拾いした。ティアマトが去った後、エルキドゥはキングゥという真名を明かし、「僕は完璧な次の世代の人類だ……君たちの歴史は僕が引き継ぐ」と宣言して姿を消した。

この戦いで藤丸たちは多くの仲間を失ってしまった。ギルガメッシュはティアマトの正体がギリシャ神話の怪物・ゴルゴーンだと推測し、その対抗策として女神イシュタルを味方に引き入れろと命令する。藤丸たちは早速イシュタルの根城エビフ山へと向かった。
イシュタルは藤丸の話を聞かず戦闘になるが、大量の財宝を見せると手を止めた。彼女は財宝に目がないのだ。財宝をプレゼントすると言うと、彼女は悩んだ挙句に藤丸たちの味方になると宣言したのだった。
イシュタルの引き入れに成功した藤丸たちは、かつてティアマトの喉を引き裂いたというマルドゥークの手斧を手に入れるため、エリドゥという都市に向かおうとした。しかしその前に新たな女神が突如として急襲してきたという報告が入った。藤丸やイシュタルが駆けつけると、そこには派手な民族衣装に身を包んだ金髪の女性サーヴァントがいた。彼女は自らを三女神同盟のトップの1人、アステカの太陽神「ケツァル・コアトル」と名乗った。彼女は「試合は1日100人まで」という自分のルールに従い、人類を滅亡させると決めながらも「また明日」と去っていった。

ケツァル・コアトルのウルク急襲を受け、藤丸たちは彼女の力を削ぐべく、彼女の神殿へ行き象徴たる「シンボル」を破壊することになった。イシュタルとともに神殿へ向かう一行は途中でジャガーマンを仲間に加える。
エリドゥにあるケツァル・コアトルの太陽神殿には藤丸たちが求めているマルドゥークの手斧が突き刺さっていた。しかしケツァル・コアトルが姿を現し、藤丸たちに攻撃を仕掛ける。ケツァル・コアトルは強敵で、イシュタルやジャガーマンでさえも跳ね除けられてしまう。だが彼女たちの奮戦で、藤丸はどうにか神殿の頂上へ登り、ケツァル・コアトルのシンボル「アスティックカレンダー」の前にたどり着く。そのままシンボルを破壊するかと思いきや、藤丸は「人間が好きだ」というケツァル・コアトルの善性を信じ、イシュタルの力を借りて地上にいるケツァル・コアトルめがけて拳を繰り出した。ケツァル・コアトルは藤丸の体とともにその信念を受け止め、彼をマスターだと認めるに至った。

王の死と最後の女神

ケツァル・コアトルを仲間にし、マルドゥークの手斧も無事回収した藤丸たち。しかしウルクでは人々が衰弱死し、ギルガメッシュも息を引き取っていた。ケツァル・コアトルによれば、これはエレシュキガルの仕業だという。藤丸たちはイシュタルを三女神同盟のトップの1人だと思い込んでいたが、実は彼女ではなく彼女の実姉であるエレシュキガルこそが三女神同盟の最後の1人だったのだ。エレシュキガルはイシュタルと同時に召喚されたようで、ギルガメッシュや人々の魂を冥界に連れ去ったのではないかとされた。藤丸とマシュ、イシュタルの3人は彼らの魂を取り戻すべく、エレシュキガルの待つ冥界へと向かった。

冥界に入ってしばらくすると、藤丸たちは牢獄から抜け出したというギルガメッシュと合流する。彼にかかれば冥界ですらも庭同然だという。しかしエレシュキガルを倒さなければ脱出することはできないため、4人で最奥にいる彼女のもとへ向かう。
最奥の神殿で待ち構えていたのは巨大な骸骨の姿をした死霊だった。エレシュキガルは元々メソポタミア神話の女神だ。ギルガメッシュやイシュタルに責められると、怒鳴りながらも冥界から出ることができない寂しさを吐露する。「自分の努力を誰も理解してくれず、褒めてくれないなら死の国を作る」と宣言し、最大の攻撃を繰り出すエレシュキガル。藤丸は「令呪」を行使してマシュにその攻撃を受け止めさせた。力を使い果たしたことで本来の可憐な少女の姿に戻ったエレシュキガルに対し、藤丸は優しく言葉をかけて彼女の戦意をなくした。こうしてエレシュキガルと和解した藤丸たちは、ギルガメッシュと共に冥界からウルクへと帰還した。

アナとゴルゴーン

エレシュキガルが三女神同盟から脱退したことでウルクの住民の魂も無事に戻り、残る女神はゴルゴーン1人となった。ゴルゴーンは着々と総攻撃の準備を進めている。ギルガメッシュは機先を制すべく、彼女の拠点である「鮮血神殿」に強襲をかけるよう藤丸たちに指示した。
翌日、キングゥ率いる魔獣たちとジャガーマン、ケツァル・コアトルを含めたウルクの守備軍が戦う中、藤丸やマシュたちは鮮血神殿に向かっていた。ケツァル・コアトルが投げたマルドゥークの手斧によって神殿を守る結界が破壊されると、藤丸たちは神殿へ入り込み、最奥の玉座でゴルゴーンと対峙した。
ゴルゴーンは生前に自分を虐げた人間たちへの復讐を企んでいた。それに対してアナが真っ向から否定する。実はアナの正体はもうひとりのゴルゴーンで、反英雄メドゥーサが女神として現界した姿だったのだ。アナはゴルゴーンと激しく戦い、ついに致命傷を負わせることに成功する。そして彼女は自らゴルゴーンとともに奈落へと落ちていった。

原初の海の女神・ティアマト

こうしてゴルゴーンを倒した一行だが、肝心の彼女が持っている聖杯が見つからない。ゴルゴーンが聖杯でこの世界を特異点に作り替えた張本人ではないのか。そのような疑念が浮かぶ一同をよそに、マーリンが突然血を吐いた。実はマーリンは本物のティアマトが特異点を生み出したのだと気づいていた。夢の世界にてティアマトを眠らせていたが、ゴルゴーンの消滅に乗じて封印が破られ、本体が消し去られてしまったのだ。藤丸たちと共に行動してきたマーリンの分体は、ギルガメッシュに伝言を頼むと消滅した。

同じころ、世界各地では黒い魔獣が大量発生していた。マーリンからの伝言を聞いたギルガメッシュは「黒い魔獣の正体はティアマトが生み出した”ラフム”だ」と言う。そのラフムから人々を守ろうとエリドゥに向かった藤丸たち。エリドゥではキングゥが味方であるはずのラフムに襲われ、その体内から聖杯が出現した。その聖杯こそが藤丸が探しているものだった。ラフムは聖杯を奪うとどこかへ飛び去ってしまう。それを追う藤丸たちはペルシア湾で本物の原初の海の女神にして人類悪・ティアマトの出現を目撃する。彼女が生み出すおびただしい数のラフムを見て撤退を決め、ギルガメッシュに事の顛末を報告した。

ティアマトの権能で生み出される黒い泥「ケイオスタイド」に汚染された海水はやがて大陸すべてを飲み込み、人類史そのものが破綻してしまうだろうとギルガメッシュは言う。これを止めるために、藤丸たちはティアマトに挑む。
マシュ、イシュタル、ケツァル・コアトルの攻撃を受けたティアマトは巨大な姿へ変貌した。たまらずウルクまで引いた一行。彼らがウルクの王宮に到着した時には、メソポタミアの人間たちの数が500人を切っていた。カルデアでは急ピッチでティアマトの解析が行われる。その結果「地上に生命がある限りティアマトを倒すことができない」という事実が判明すると、藤丸は冥界にティアマトを落とすことを提案した。だが冥界の女神・エレシュキガルが言うには「冥界の門を開けるのに3日かかる」とのこと。3日も猶予がない一行はそこで行き詰ってしまう。

その夜、ティアマトから見捨てられたキングゥのもとを、ギルガメッシュが訪れる。彼はキングゥの体の持ち主、エルキドゥの親友だ。ギルガメッシュは落ち込んでいるキングゥを叱咤して去っていった。

絶対魔獣戦線メソポタミア

夜が明けた決戦当日。藤丸たちが全力でラフムを抑えている間に、ケツァル・コアトルが自らの力の源泉であるアスティックカレンダーの力を解放。ティアマトの足場となるケイオスタイドを焼き尽くした。足場を失ったティアマトは翼を広げてなおもウルクを目指そうとする。ケツァル・コアトルの自らを犠牲とした特攻で飛行を阻止することができたものの、これといったダメージは見受けられない。そこにアナと共に消滅したはずのゴルゴーンが現れた。
自分たちに加勢してくれたゴルゴーンに驚く藤丸とマシュ。実はこのゴルゴーンはアナであり、ケイオスタイドの力を利用することで蘇ったのだ。アナは藤丸たちをウルクへと向かわせ、ティアマトに攻撃を叩き込んで翼を完全に砕いた後、消滅していった。
藤丸とマシュがウルクへ戻ると、ギルガメッシュは城壁各所に設置した大弓から自らの魔力を打ち出した。さらにキングゥが巨大な鎖でティアマトを縛り、渾身の一撃で足止めした。
そこに届いたのはエレシュキガルからの、冥界の門を開ける準備が整ったという知らせ。イシュタルがティアマトの足元を崩すと、彼女はそのまま冥界へ墜落していった。

ティアマトは冥界にてさらなる変異を遂げる。そこに死んだと思われていたマーリンが駆けつけ、第2の人類悪「ビーストII」となってしまったティアマトに対して世界最高峰の英霊「グランドサーヴァント」であるハサン・サッバーハが現れた。ハサンの攻撃でダメージを受けるティアマト。ギルガメッシュも英雄王としての本来の姿を取り戻し、藤丸を援護する。そしてギルガメッシュの「乖離剣エア」と呼ばれる大剣によって、とうとうティアマトが消滅した。

こうして、大激闘の末についにティアマトを消滅させた藤丸たち。ギルガメッシュたちに見送られ、特異点の原因となった聖杯を持ってカルデアに帰還すると、Dr.ロマンは険しい表情で「向かうべき特異点の名は、ソロモン! 終局特異点『冠位時間神殿ソロモン』だ!!」と最後の特異点へ向かうことを告げた。

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の登場人物・キャラクター

主人公とヒロイン

藤丸立香(ふじまる りっか)

CV:島崎信長

本作の主人公で、原作『Fate/Grand Order』の男主人公に相当するキャラクター。
人理継続保障機関「フィニス・カルデア」のマスター候補生のひとりだが、ただの数合わせとして呼ばれた、魔術を少しかじった程度の素人。しかし、カルデアに突如として起きた爆発事故の中を生き延び、唯一生き残ったレイシフト適性を持ったマスターとして、特異点修復の旅路を歩んでいる。

前向きで若干能天気な性格だが、思ったことははっきり言う思い切りの良さも持ち合わせた性格をしている。そして、サーヴァントやその他の敵との戦いなどの恐怖の前には人並みに怯えたり足がすくむが、決して希望を忘れないポジティブな精神にして覚悟も持っている。

kiri0727w0
kiri0727w0
@kiri0727w0

Related Articles関連記事

Fate/Grand Order(FGO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Grand Order(FGO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「Fate/Grand Order」とは2015年に配信を開始したスマートフォン用アプリゲーム。原作は2004年に発表されたゲーム「Fate/stay night」で、Fateシリーズのキャラクターや今作のオリジナルキャラなどを召喚して戦うRPG。2016年の年末に第一部のストーリーが完結し、大きな話題となった。その後も動きがあるたびに話題を呼ぶ大人気ゲーム。

Read Article

藍井エイル(Eir Aoi)とは【徹底解説まとめ】

藍井エイル(Eir Aoi)とは【徹底解説まとめ】

J-POPやアニソンを中心に歌い上げる女性歌手・藍井エイルは、アニメ『Fate/Zero』『ソードアート・オンライン』『アルスラーン戦記』などのテーマ曲で一躍有名となり、「アニソン界のヒロイン」と呼ばれる。テレビ出演に始まり、世界13ヵ国でライブを行うなど精力的な活動を続けてきたが、2016年、体調不良を理由に無期限の活動休止を発表した。

Read Article

UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン・スクエア・ガーデン)とは【徹底解説まとめ】

UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン・スクエア・ガーデン)とは【徹底解説まとめ】

3ピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン・スクエア・ガーデン)は、アニメ『TIGER & BUNNY』のテーマ曲でアニメ好きの間で有名となり、結成10年を超えた今ではミュージックステーションに出演するなど、一般的な知名度も高くなってきた。 2013年からは毎年オリジナルアルバムをリリースするなど精力的に活動している。

Read Article

Fateシリーズのサーヴァントまとめ

Fateシリーズのサーヴァントまとめ

『Fateシリーズ』とは、TYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとしたゲーム、アニメ、漫画などの作品の総称である。どんな願いでも叶うという「聖杯」を求める魔術師たちのバトルロワイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。 サーヴァントは魔術師が聖杯戦争のために呼び出す使い魔であり、莫大な魔力によって構成される。本来、呼び出される英霊や幻霊などは使い魔として扱うには手に余るため、クラスという器に押し込めている。

Read Article

Fateシリーズ(Fate/stay night)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fateシリーズ(Fate/stay night)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。

Read Article

Fate/stay night [Unlimited Blade Works](UBW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/stay night [Unlimited Blade Works](UBW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』とは、ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」のアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦う物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつである遠坂凛がヒロインにしたルートを脚本としている。 2014年10月から12月にかけて第1期、2015年4月から6月にかけて第2期がそれぞれ13話ずつで放映された。

Read Article

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

Read Article

Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/EXTRA Last Encore』とは、マーベラスエンターテイメントから発売されたゲーム『Fate/EXTRA』を原作とした、2018年1月から放送されたテレビアニメ作品である。舞台は月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が作った霊子虚構世界「SE.RA.PH」内。月の聖杯(ムーンセル・オートマトン)の使用権を巡り、128人の魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が戦い、ただ1人の勝者を決める「月の聖杯戦争」を描く。

Read Article

NEW
Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。 「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

Read Article

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Apocrypha』とは、ビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の外伝作品、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り二つの陣営に分かれた14人の魔術師(マスター)と14騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯大戦」を描く。アニメは2017年7月から12月まで全25話構成で放送された。

Read Article

Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/EXTRA』(フェイト/エクストラ)とは、『Fate/stay night』を原作とした対戦型ダンジョンRPGである。2010年7月22日に発売され、2013年3月28日には続編である『Fate/EXTRA CCC』が発売された。ハードは共にPSPである。 無名の主人公が、己のサーヴァントと共に聖杯戦争を戦い抜く姿が描かれた。 シナリオは奈須きのこ、キャラクターデザインはワダアルコが務めている。 また、2020年7月22日にリメイク作品制作が発表された。

Read Article

Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/strange Fake』(フェイト ストレンジフェイク)とは、あらゆる願いを叶える聖杯を巡って争う何人もの魔術師と、使い魔として彼らに従う伝説の英雄たちの壮絶な戦いを描いた、成田良悟のラノベ作品。もともとは成田が公開したエイプリルフールのネタ企画だったが、完成度の高さから注目され正式な作品となった。 アメリカの片田舎であるスノーフィールドで、突如として聖杯を巡る戦いが勃発。これを利用しようとする者、鎮圧せんとする者、巻き込まれた者たちの思惑が入り乱れ、戦線は混沌を極めていく。

Read Article

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは、月刊コンプエースで連載されていた漫画、及びそれを原作として2013年に全10話が放送されたテレビアニメ作品である。普通の小学五年生のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(愛称はイリヤ)が「魔術礼装:カレイドステッキ」であるマジカルルビーの力により魔法少女にし転身し、同じ魔法少女である、美遊・エーデルフェルト(愛称は美遊)と協力し、町に散らばるクラスカードを回収する任務をこなしていく。

Read Article

衛宮さんちの今日のごはん(Fate×料理)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

衛宮さんちの今日のごはん(Fate×料理)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『衛宮さんちの今日のごはん』とは2016年よりTAaがWebコミック配信サイト『ヤングエースUP』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。TYPE-MOONのビジュアルノベル作品『Fate/stay night』を題材とした派生作品で、『Fate/stay night』の登場人物の毎日を、「料理」を通して描く作品である。本作は料理上手な主人公、衛宮士郎が登場人物に料理を振る舞ったり、作り方を教えることを中心として物語を紡ぐ、平和な日常ストーリーである。

Read Article

衛宮さんちの今日のごはんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

衛宮さんちの今日のごはんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『衛宮さんちの今日のごはん』はTAaによる、『Fate/stay night』のスピンオフ漫画。『Fate/stay night』が殺伐とした魔術師の戦いを描いているのに対し、『衛宮さんちの今日のごはん』は料理を主軸に、舞台である「冬木市」での平和な日常が描かれる。 本作にはたくさんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。只野まこと監修のもと調理法が分かりやすく描写されている他、料理を通して衛宮士郎や間桐桜、遠坂凛といった主人公およびヒロインのバックボーンも深掘りされている。

Read Article

【あつ森】Fate/Grand Order絶対魔獣戦線バビロニアの世界を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

【あつ森】Fate/Grand Order絶対魔獣戦線バビロニアの世界を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは大人気スマホゲーム『Fate/Grand Order』のストーリー『絶対魔獣戦線バビロニア』を再現したマイデザインを紹介する。

Read Article

「Fate/Grand Order」の人気イラスト・漫画まとめ!歴代のシリーズ作品と絡めたファンアートも!【FGO】

「Fate/Grand Order」の人気イラスト・漫画まとめ!歴代のシリーズ作品と絡めたファンアートも!【FGO】

SNSに投稿された『Fate/Grand Order』の人気イラストや漫画をまとめました。ファンの愛がこもった作品ばかりで、思わず笑ってしまうような漫画や、可愛くデフォルメして描かれたイラストが多数あります。歴代の『Fate』シリーズの登場人物・キャラクターを描いたファンアートもあるのでぜひご覧ください。

Read Article

Fate/stay night[UBW] に隠された「アーチャー=衛宮士郎」の共通点と伏線に迫る!

Fate/stay night[UBW] に隠された「アーチャー=衛宮士郎」の共通点と伏線に迫る!

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]における最大の秘密と言っても過言ではない「アーチャー=衛宮士郎」のキーワード。それ故に、本編ではこれを示唆する伏線・共通点が巧妙に描かれています。物語途中で気づいちゃった人もそうでない人も、とりあえず踏まえておいて損はないであろうシーンを振り返っていきましょう。

Read Article

【藍井エイル】芸能人・AV女優・歌手など「リストカットの跡」がある有名人を紹介【Cocco】

【藍井エイル】芸能人・AV女優・歌手など「リストカットの跡」がある有名人を紹介【Cocco】

「リストカット」は自殺の方法としては比較的知られているものである。しかし正確に動脈を傷つけなければ死に至るケースは少ないので、成功率自体はそれほど高くないともされている。ここではリストカットの跡がある芸能人、モデル、タレント、女優、AV女優たちを紹介する。一部グロい画像を含むので、閲覧する時は注意してほしい。

Read Article

聖杯戦争で勝てる最強のサーヴァントランキング【Fateシリーズ】

聖杯戦争で勝てる最強のサーヴァントランキング【Fateシリーズ】

『Fateシリーズ』ではあらゆる願いを叶えるとされる万能の願望機・聖杯を巡る聖杯戦争の模様が描かれる。聖杯戦争に参加する魔術師たちは、サーヴァントという英霊を使い魔として従える。ここではサーヴァントの性格や所有する宝具、強さなどから、召喚すると聖杯戦争を勝ち抜くことができそうなサーヴァントをランキング形式でまとめた。

Read Article

Fateシリーズの登場人物・キャラクターまとめ【Fate/stay night・Fate/Zero】

Fateシリーズの登場人物・キャラクターまとめ【Fate/stay night・Fate/Zero】

『Fateシリーズ』はどんな願いも叶う万能の願望機「聖杯」を賭け、魔術師たちがサーヴァントを呼び出して戦う聖杯戦争の模様を描く作品。『Fate/stay night』では半人前の魔術師、衛宮士郎がセイバーと共に第五次聖杯戦争を戦い、『Fate/Zero』では士郎の養父衛宮切嗣が第四次聖杯戦争を戦っている。 ここでは『Fate/stay night』『Fate/Zero』に登場するキャラクターをまとめた。

Read Article

【カラオケ】一般人の前でもOK!アニソンっぽくないアニメソング【ドライブソング】

【カラオケ】一般人の前でもOK!アニソンっぽくないアニメソング【ドライブソング】

「急にカラオケに行くことになったけれど何を歌えばいいか分からない!」「普段アニソンしか歌わないから、オタクじゃない人の前で歌える曲がない」「ドライブなど数人で共有できる音楽ってどんなのがあるの?」という人へ……アニメを知らない人とも盛り上がれる、アニメ色のないアニソンをまとめてみました。

Read Article

Fateシリーズのサーヴァントまとめ【真名も公開!】

Fateシリーズのサーヴァントまとめ【真名も公開!】

サーヴァントとは『Fateシリーズ』に登場する使い魔のことで、その正体は英霊という、生前は英雄と呼ばれた者たちのことである。聖杯戦争で召喚される際にはセイバーやアーチャー、ランサーといったクラスに割り振られる。召喚者であるマスターとの関係は様々で、良好な関係を築いている者もいれば、マスターと殺し合いをしたサーヴァントも存在する。

Read Article

NEW
Fateシリーズの名言・名セリフまとめ!「Fate」から「hollow ataraxia」まで

Fateシリーズの名言・名セリフまとめ!「Fate」から「hollow ataraxia」まで

『Fate/stay night』は元々成人向けゲームとして発売されたが、「燃えゲー」と称されるほど熱い展開ばかりで、その人気から全年齢向けにリメイクされた作品である。その流れを汲んで『Fateシリーズ』ではプレイヤー・視聴者の胸を熱くさせる展開が多く、その中で数多くの名言・名セリフが生まれている。

Read Article

NEW
FGOの壁紙・画像まとめ【Fate/Grand Order】

FGOの壁紙・画像まとめ【Fate/Grand Order】

『Fate/Grand Order』は『Fateシリーズ』のスマホ向けRPGである。公式サイトにて「史上最大の聖杯戦争」と謳われている通り非常に多くのサーヴァントが参戦する。またクラスも豊富で、「セイバー」や「ランサー」などの基本の7つ以外にも「フォーリナー」や「シールダー」などのエクストラクラスが登場する。 ここでは『Fate/Grand Order』の壁紙・画像をまとめた。

Read Article

冬木市の聖杯戦争の歴史まとめ【Fate/stay night・Unlimited Blade Works・Heaven's Feelで分岐】

冬木市の聖杯戦争の歴史まとめ【Fate/stay night・Unlimited Blade Works・Heaven's Feelで分岐】

『Fate/stay night』や『Fate/Zero』の舞台となる冬木市では、第五次まで聖杯戦争が行われた。詳細が描かれたのは第四次と第五次のみだが、聖杯戦争の歴史が語られる中で第一次や第二次、第三次での様子も明らかになっている。ここでは冬木市の聖杯戦争がどのように行われてきたのか、その歴史をまとめた。

Read Article

目次 - Contents