ギルガメッシュ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

ギルガメッシュは『Fateシリーズ』に登場するサーヴァントの1人。基本的にはアーチャーのクラスだが、『Fate/EXTRA CCC』においてはクラス「なし」になっている。『Fate/Zero』において遠坂時臣によって召喚されたサーヴァントで、その10年後を描いた『Fate/stay night』でも暗躍する。
その正体は古代メソポタミアの『ギルガメシュ叙事詩』など多くの神話に登場する人類最古の英雄王。英雄たちが持つ宝具の原型を所持しているため、対英霊戦における絶対強者として君臨している。

ギルガメッシュの概要

ギルガメッシュは『Fateシリーズ』に登場する「英雄たちの王」と称されるサーヴァント。『Fate/Zero』では魔術師・遠坂時臣によってアーチャーのクラスで召喚された。サーヴァントは願いを叶える大釜・聖杯の助けを得たマスターによって召喚・使役される「英霊」であり、アーチャーは弓兵のクラスを指す。しかし『Fate/EXTRA CCC』ではクラスは「なし」となっている。
『Fate/Zero』で起きた第四次聖杯戦争の終盤で「この世全ての悪(アンリマユ)」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。通常のサーヴァントであれば性格が悪しき方向へと反転し暴走状態になってしまうが、ギルガメッシュは魂の強さからそれを呑み干して受肉を果たす。そして『Fate/Zero』の10年後を描いた『Fate/stay night』にも登場。存在しないはずの8騎目のサーヴァントとして暗躍する。

ギルガメッシュは古代メソポタミアの『ギルガメシュ叙事詩』など多くの神話で、人類最古の英雄王として語られる存在だ。かつて世界の全てを手中に収めた半神半人の英雄であり、世界各国の神話と英雄はギルガメッシュ伝承を模倣し派生したものとされる。そのためギルガメッシュが集めた財宝を収めた蔵には、英雄たちが持つ宝具の原型が収められている。

ギルガメッシュのプロフィール・人物像

身長:182cm
体重:63kg
イメージカラー:金
属性:混沌・善
パラメータ:筋力:B / 耐久:C / 敏捷:C / 魔力:B / 幸運:A / 宝具:EX
スキル:対魔力:E / 単独行動:A+ / 黄金率:A / カリスマ:A+ / 神性:B(A+)
CV:関智一

ギルガメッシュは黄金色の魂を持つ金色の髪の青年で、『Fate/stay night』では正体が判明するまでの間、黄金のサーヴァントと仮称された。『Fate/Zero』においては黄金の鎧を身に纏っていた。性格は酷薄にして無情であり、基本的に人の意見を聞き届けない。また傲岸不遜で唯我独尊、おまけに傍若無人で自らを「唯一無二の王」と称してはばからない、まさに暴君である。ただ興味がある者、認めた者であれば耳を傾ける他、軽口なども許す度量を持つ。自分のために働いたものに報いる気前の良さもあり、良くも悪くも王であることが窺える。

このようにギルガメッシュにあり方は「王」であるため、様々な宝具を所持していても担い手ではなく、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。だからこそ、無限の剣製という固有結界によって武器を用意する速さと技量を発揮する主人公の衛宮士郎(えみやしろう)や第五次聖杯戦争のアーチャーは天敵となりうる。

ギルガメッシュの宝具・必殺技

乖離剣エア

由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア

ギルガメッシュしか持ちえぬ固有の宝具。「乖離剣」とも呼ばれる、無銘にして最強の剣である。神造兵装である上に武器として生み出された存在ですらない。メソポタミア神話においては「かつて地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った」と言われており、数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。

天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)

ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:1~99 / 1~999(CCC)
最大捕捉:1000人
由来:バビロニア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ

乖離剣エアによって放たれる空間切断。エアの回転する三つの円筒が風を巻き込むことで圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が生まれ、擬似的な時空断層となって絶大な破壊力を持つ。混沌とした世界から天地を分けたとして伝えられる。威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かそれ以上である。

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

ランク:E~A++
種別:対人宝具
レンジ:−

この宝具はバビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)を指し、持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持っている。中には乖離剣エアや、天の鎖(エルキドゥ)、原罪(メロダック)など様々な財宝の原典が収められている。
ギルガメッシュはこの宝物庫から大量の財宝を自在に取り出したり、射出したりしている。しかし個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。

ギルガメッシュの来歴・活躍

『Fate/Zero』

『Fate/Zero』で起きた第四次聖杯戦争では、ギルガメッシュはアーチャーのクラスで魔術師・遠坂時臣(とおさかときおみ)に召喚された。彼は聖杯にかける望みなどはなかったものの、元々聖杯は自分の財の1つであるという考えのもと、自身の財を奪おうとする者を潰すため聖杯戦争に参戦する。自身を召喚した時臣に対しては、采配が気に食わなかったため、あまり情を抱いていなかった。むしろ時臣の弟子である言峰綺礼(ことみねきれい)の方に興味を抱いており、彼が師を殺した際には同盟に近い形で契約を結ぶに至る。
またギルガメッシュは朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーのサーヴァントにも関心を抱いており、彼女を圧倒したうえで求婚するが拒絶される。その後、汚染された聖杯の泥を浴びてしまったギルガメッシュは魂の強さからそれを呑み干して受肉を果たした。

renote.net

『Fate/stay night』

前回の聖杯戦争から10年後、第五次聖杯戦争が起きる。前回から受肉して現界し続けているギルガメッシュは、言峰のもとで序盤こそ静観しているものの、中盤から終盤にかけて姿を見せて主人公の衛宮士郎(えみやしろう)たちの前に立ちはだかる。

"Fate"(セイバールート)

"Fate"(セイバールート)では『Fate/Zero』と同様にセイバーに執着し求婚を迫る(第四次と第五次で同じセイバーが召喚された)。求婚を断られて戦闘になると、エアの圧倒的な力でセイバーに重傷を負わせる。しかし士郎が使った宝具「全て遠き理想郷(アヴァロン)」によってエアを跳ね返されると撤退することになる。
最終決戦でギルガメッシュはセイバーの宝具「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の一撃を受けて敗北。消滅する寸前、歯向かい続けたセイバーを評して「手に入らぬからこそ美しいものもある」と言葉を残した。

renote.net

"Unlimited Blade Works"(遠坂凛ルート)

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