TANG タング(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『TANG』とはデボラ・インストール作の小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作とした、三木孝浩監督による実写映画作品。
ゲーム三昧で家から追い出されたダメ男・健(二宮和也)は、ある理由から、妻・絵美(満島ひかり)との未来も諦め、人生を一歩も進めずにいた。しかし記憶も感情もないはずのロボット・タングが「ともだち」や「優しい気持ち」を少しずつ学習する姿を見るうちに、次第に昔の自分を取り戻していく。
映画満足度は驚異の97%となっており、日本中を笑顔と感動と温かな涙で包み込む作品だ。

『TANG』の概要

『TANG』とは累計発行部数38万部超えの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を日本版にアレンジを加えて実写化し、2022年8月11日に全国の劇場で公開された映画である。
『ロボット・イン・ザ・ガーデン』はイギリスでシリーズ化している大人気小説で、「可愛くて切ない英国版のドラえもん」とも言われている。2016年ベルリン国際映画祭では「映画化したい一冊」にも選ばれており、2020年10月には劇団四季がオリジナルミュージカルとして舞台化。その初演が雑誌『ミュージカル』の「2020年ミュージカル・ベストテン」で作品部門第1位にも選出されている。

製作は2022年映画『TANG』製作委員会で、配給はワーナー・ブラザース映画。主題歌はmiletが書き下ろした「Always You」だ。

監督は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)や『思い、思われ、ふり、ふられ』(2020年)などで知られる三木孝浩。三木孝浩は、1974年8月29日生まれの徳島県阿波市出身である。
3DCGアニメーションやVFX製作は白組。白組はCG、VFX、2D、ストップモーションアニメーションなど、様々なアニメーション技術を主力とする映像制作会社であり、『STAND BY ME ドラえもん』(2015年)では第18回 文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品をはじめ、VFX-JAPANアワード2015 劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞作品など、5つの賞を受賞している。

主要キャストは主人公のダメ男、春日井健役に二宮和也。妻の春日井絵美役に満島ひかり。他にも市川実日子、小手伸也、奈緒、SixTONESの京本大我、かまいたち、武田鉄矢などが出演している。
また、同じく主人公のタングの声や動きも二宮和也が演じている。二宮自ら提案しモーションキャプチャーで付けた動きに、CGアニメーターがロボットならではの動きを付け作り上げられている。

『TANG』のあらすじ・ストーリー

健とタングの出会い

健(けん)は仕事もせずに毎日ゲーム三昧のダメ男。その日もいつも通りゲームの真っ最中だった。妻の絵美(えみ)が「裏庭にロボットがいるの。気味が悪いから追い出してきて」と言う。健がしぶしぶ裏庭に様子を見に行くと、そこには見たこともない古いロボットがいた。「おい!」と話しかけるとそのロボットはびっくりしてひっくり返った。名前を聞くとカタコトの言葉で「タ・ン・グ」と答えた。そのあともタングは、健が話す言葉をカタコトの言葉で繰り返しており、どうやら記憶をなくしているようだった。健は近所の工場へタングを持っていき、工場のおじさんに引き取りをお願いした。おじさんは了承したが、気付いたころにはタングはいなくなっていた。タングは健の後を付いていき、家の中へこっそりと入って行った。

健とタングの冒険の始まり

健が外に出ている間に家に1本の電話が鳴り、絵美が取っていた。その電話主は健が面接を受けるはずの病院からだった。あろうことか健は面接をすっぽかしていたのだ。健が帰ってくるなり絵美が問い詰めた。言い合いになり、健とタングは家から追い出されてしまう。仕方なく外のベンチに座っていると、健はタングからオイルが漏れているのに気付いた。タングのお腹を開け、「ATOBIT SYSTEMS」(アトビットシステムズ)と書いてあるのを見つけ調べると、その企業サイトには「アトビットシステムズ社に古いロボットを持っていくと、新しいロボットと交換します」と書いてあった。健は絵美のご機嫌を取るために、タングを最新型のロボットと交換しようと考え、さっそく飛行機でアトビットシステムズ社のある福岡へと向かった。
飛行機の中で、健に向かってポップコーンを飛ばしてくる少年がいた。健は思わず「クソガキが」とつぶやく。その言葉をタングは録音し、そして何度も再生した。健は「なんでこんな余計な事しかできねぇんだよ、このクソロボット」とひどい言葉を投げつける。タングは怒って、頭から湯気を噴射する。

気付けば健とタングは「トモダチ」に

アトビットシステムズ社に着いて、タングを最新式のロボットへ交換してもらおうとお願いする健だったが、受付嬢に「適応外となります」と言われてしまう。ちょうどその頃タングは社内ツアーで本社を訪れていた小学生たちに囲まれていた。タングは踏まれそうになっていたテントウムシを助け、心優しい一面を見せる。その場面を見ていた、アトビットシステムズ社デザイン担当の林原信二(はやしばらしんじ)は、健に「ちょっとタングを見せてほしい」と言った。林原は、タングのオイル漏れの原因を見つけ、応急処置を施してくれたが「もしこれがなくなったら、タングは壊れる」と告げた。林原がタングを直せる人がいないかどうか、世界中の友達へメッセージを送ると、宇宙科学博物館に務める大槻凛(おおつきりん)から返信があった。大槻は今、中国の深センにいると聞いた健は、「さすがにそこまでは行けない」と断る。しかし林原に「でもこのままだとタング壊れちゃうよ?」と言われる。
アトビットシステムズ社を出て、お祭りをしているのを見つけ駆け寄るタング。朝からコーヒーが飲めていなかった健のために、コーヒーを買って走って持って来た。コーヒーはこぼれていてほぼ入っていなかったが、「タング、ケンノ、タメニ。ケン、タングノ、タメニ」と言って渡し、それを聞いた健は、大槻に会うために中国へ行こうと決意する。

タングを狙う怪しい奴ら

深センに着いてすぐ花火に見とれるタング。ちょうどそのころ、タングの後を追う二人組の怪しい奴らも深センに到着していた。
翌日、大槻に会うため宇宙科学博物館へと向かった健とタング。大槻と健が話をしている時に、タングの目の前にラジコンカーがやってきた。興味をそそられたタングは、そのラジコンカーの後に付いて行ってしまい、怪しい奴らに捕獲されてしまう。健と大槻は走ってその車の後を追い、車が走り去る前に大槻のGPS付きの入館証を車に投げ入れた。二人はそのGPSを頼りに、タングを救いに向かった。タングが捕まっている倉庫に着き、今から乗り込もうという時に、絵美から電話がかかってきた。絵美は健に「別れたい。もう終わりにしたい」と告げ、電話を切った。ショックを受ける健だったが、倉庫の扉が開き、健と大槻は中に潜り込んだ。タングを無事檻から救い出せたが、謎の男、加藤飛鳥(かとうあすか)に見つかってしまう。加藤はタングのお腹を開け、「やはり、馬場(ばば)教授の…」と呟く。タングは加藤と謎の二人組の男にまた捕らえられてしまう。この絶体絶命の状態で、健はタングに向かって「そんな奴どうでもいいよ、お前なんか捨ててやる、このガラクタ!!」と叫んだ。タングは怒って頭から湯気を噴射した。健はわざとタングを怒らせたのだ。びっくりした謎の男らはタングを離した。形勢逆転し、大槻が足止めしている間に健とタングは先に倉庫を出た。

タングの生みの親、馬場教授

無事倉庫を出た健とタングだったが、タングはオイル漏れが激しく壊れかけていた。その時、健の携帯に未登録の番号から電話がかかってきた。先ほど加藤が呟いていた馬場教授からだった。馬場は「うちの子を預かっていただき、ありがとうございます」と健に言った。健は、タングが壊れかけていると馬場に伝え、二人は馬場の待つ宮古島へと向かった。だがタングは戻りたくなさそうで、二人で遠回りをしながら馬場の家に着いた。到着後もタングは「ケント、イッショニ、カエル」と言って一向に馬場の元へ戻ろうとしない。健は無理やりタングを引き離し、馬場の家を出た。
帰り道に健は加藤と会った。タングを馬場に引き渡したと知った加藤は焦った様子だった。加藤は5年前にあった事件を話し始め、馬場のことを「自分の研究のためなら手段を選ばない危険な男だ」と言った。それを聞いた健は加藤の車を借り、馬場の家へと急いで戻った。ちょうどそのころ馬場の家では、タングが馬場から必死に逃げていた。タングは、過去に軍事用ロボットとして作られており、自我が芽生えた珍しいロボットとして研究され続けていたことを思い出した。馬場はタングのことを「ジェームス」と呼び、威圧的な態度でタングを追い詰めたが、間一髪のところで健が現れた。タングは「ケン!」と駆け寄り、そして「コワイ、コワイ」と怯えていた。健はタングと一緒にその場から逃げようとするが、入口にシャッターを下ろされ閉じ込められてしまった。馬場はタングのモニターを通してずっと監視していたことを明かし、「AIが生み出すものは無限の富だ。これで無駄な争いも苦悩も不平等もなくなる。どうしてそれが分からない!」と激高し健に襲い掛かった。健はロボットアームで殴られ倒れてしまったが、馬場の足にしがみつき、「タングは俺の大切な友達だ!」と叫んだ。その瞬間タングも馬場に飛び掛かり、一瞬の隙をついた健がロボットアームで馬場を倒した。健に駆け寄ろうとするタングだったが、大きなロッカーが倒れてきて下敷きになり、そのまま動かなくなってしまった。

感動のクライマックス

健は加藤に電話し、テレビ電話で教えてもらいながらタングを修理する。コアユニットと呼ばれる2つの差し込み口に赤の線と青の線を差し込まないといけないが、どちらを挿すのかは馬場しか知らなかった。順序を間違うとコアユニットがショートして全システムが破壊されると加藤は告げる。一か八か接続するか、諦めてチップだけ取り出すか健は選択を迫られるが、タングの言っていた「タング、ケンノ、タメニ。ケン、タングノ、タメニ」の言葉を思い出し、思い切って差し込んだ。緊張感に包まれる中、タングから起動音がして、無事再始動することに成功した。しかしタングは、これまでとは異なる声で「Hello. I´m James」と言った。タングは健との記憶が消えていたのだ。健は「お前の名前はタング。ここに住んでいたんだよ。でも怖くなって、馬場教授からも、ここからも逃げちゃったんだ」と泣きながら伝えた。それを聞いたタングは、自分がここから逃げ出した時のことを少しずつ思い出し始めた。トラクターの後ろや貨物船に紛れ込み、たくさん歩いて逃げた。途中でトラックに乗り込む馬に出会った。そのトラックには「TANIGAWA」と書いてあったが「IAWA」の文字が薄れていて「TANG」の文字だけが残っていた。トラックに一緒に乗り込み、着いたところが健の家の庭だった。そこで健とタングは出会ったのだった。タングは全ての記憶を思い出し、目の前の泣いている健に向かって、「タング、ケン、ダイスキ」と言った。健は記憶が戻ったタングに驚きながらも「俺も大好きだよ、タング」と言って二人で喜び、抱き合った。
馬場を警察に引き渡し、加藤は健に「君にはタングの世話をし、育て、レポートを出してもらう。それが出来るのであれば、これからもタングと一緒にいてくれてかまわない」と提案する。喜んだ健はタングの手を引き、急いで家へと戻った。家には荷物をまとめて、出ていく寸前の絵美がいた。出ていくのを健が引き止められずにいると、タングが録音していた健の言葉を再生し始めた。それは、健がまた医者の道を目指すという内容だった。健は前に進むことを決意し、「それには絵美と一緒じゃなきゃダメだ」と正直な気持ちを伝えた。そしてタングは、絵美から心臓の音が2つ聞こえると言った。なんと絵美は妊娠していた。健と絵美は二人で泣いて喜んだ。そこにはもう、ゲーム三昧でダメ男の健はいなかった。

『TANG』の登場人物・キャラクター

主人公

春日井健(かすがい けん/演:二宮和也)

ゲーム三昧で家を追い出されたダメ男。過去のトラウマから、自分の夢も、妻・絵美との未来も諦め、人生を一歩も進めずにいた。おまけに口も悪い。だがタングと出会い、「ともだち」や「優しい気持ち」を少しずつ学習する健気な姿を見るたびに、次第に昔の自分を取り戻していく。

タング/ジェームス

CV:二宮和也
人懐っこくて、好奇心旺盛だけどポンコツなロボット。健に「ダメポン」とあだ名を付けられる。馬場の研究所から逃げ出し、健の家の裏庭に迷い込んだ。ロボットだが自我が芽生えている。口癖は「ターング」と「オタカラ」。
『TANG』公式サイトによると、誕生日8月11日/身長84cm/体重30kg/最高速度時速3kmだそう。

健の家族

negaigakanau6317
negaigakanau6317
@negaigakanau6317

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陽だまりの彼女(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『陽だまりの彼女』とは、越谷オサムによる日本の恋愛小説を原作として2013年に映画化された恋愛映画である。交通広告代理店の営業マンである奥田浩介(おくだこうすけ)が中学時代の同級生の渡来真緒(わたらいまお)に再会することからはじまり、ふたりは恋愛し結婚する。幸せな毎日を過ごしていたふたりだが、真緒に異変が現れる。そして浩介は真緒の驚くべき秘密を知るのだ。恋愛ストーリーの中にファンタジー要素が加わり、可愛らしく心温まる映画となっている。

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ATARU(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ATARU(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ATARU』とは、2012年にTBSで日曜21時に放送された、櫻井武晴が脚本を手掛けたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明などが出演している。サヴァン症候群で特殊な能力を持った謎の青年・アタルが、警察と一緒に難事件を解決していく推理ミステリードラマである。2013年に公開された映画では、アタルと同じサヴァン症候群の女性が現れ、アタルが彼女の起こした事件に巻き込まれていく。

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DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。

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キセキ -あの日のソビト-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キセキ -あの日のソビト-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キセキーあの日のソビトー』とは、大ヒット曲を数々生み出したGReeeeNの結成と「キセキ」という楽曲の誕生秘話を描いた映画である。 音楽に挫折した兄のジンは、歯科医師を目指す弟のヒデの音楽の才能に気づき、ヒデの音楽活動を支えることにした。 父親である誠一のような医者を目指していたヒデは、歯科大学の仲間と共に顔を出さない音楽グループGReeeeNを結成する。 そんな2人の主人公と音楽を認めない誠一との葛藤を実話を元にしたストーリー。

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カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。

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小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。

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愛のむきだし(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

愛のむきだし(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『愛のむきだし』とは園子温監督の23作目の作品として製作されたヒューマンドラマ映画である。実話を元にした作品であり、盗撮、レズビアン、女装、自慰行為、新興宗教団体による洗脳等、アブノーマルな題材を軸に、物語が進行していく。237分の大長編映画で、国内外からの評価は高く、2009年のベルリン映画祭での「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を始めとして、数々の権威ある賞を受賞している。過激なシーンが多いため、Rー15指定。

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TOKYO MER(走る緊急救命室)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

TOKYO MER(走る緊急救命室)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月から9月まで放送された本格救命医療ドラマ。都知事の号令で東京海浜病院内に設置された、試験運用中の救命救急プロフェッショナルチームTOKYO MER。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、危険な重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者に救命処置を施すチームの活躍を描く。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。コロナ禍で新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者に感謝の意を込めたドラマとして放送された。

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ブラックペアン(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブラックペアン(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブラックペアン』とは、2018年TBS系『日曜劇場』にて、嵐の二宮和也主演で放送されたテレビドラマ。原作は海堂尊の長編小説『ブラックペアン1988』。渡海征司郎は手術成功率100%を誇る天才外科医である。一方、傲慢な言動が災いし、周囲との歪を生んでいる。そんな渡海が最新医療器具が持ち込まれた事をきっかけに、大学病院という巨大組織に立ち向かっていく医療エンターテイメントドラマだ。

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VIVANT(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

VIVANT(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。

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