検察側の罪人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『検察側の罪人』とは、雫井脩介によって書かれた日本の小説が基になっている日本のサスペンス映画である。木村拓哉と嵐のメンバーである二宮和也がダブル主演で魅せるサスペンスストーリー。老夫婦殺人事件と時効を迎えた事件がきっかけとなり自分の正義に固執する最上と事件の真相に対する正義を追い求める沖野の対立が描かれた本作。脇には吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人などが固める。映画のキャッチコピーは「一線を超える」。
『検察側の罪人』の概要
『検察側の罪人』とは、雫井脩介の原作である同名称の小説を基にした日本のサスペンス映画である。木村拓哉と二宮和也の初共演作品。木村は東京地検の検事・最上毅を演じ、二宮はその最上を尊敬する沖野啓一郎を演じた。『検察側の罪人』の原作は『ビターブラッド』などでも知られる雫井脩介が執筆している。監督・脚本は『日本のいちばん長い日』などで知られている原田眞人が担当している。配給は東宝であり、2018年8月24日に公開された。公開館数は、全国335館335スクリーンに及んだ。興行収入は、約30億円。
東京地検の検事である最上毅と、その部下である沖野啓一郎は、都内で起きた老夫婦の殺人事件を担当することになった。その犯人の候補に、未解決のまま時効を迎えた女子中学生殺人事件の容疑者だった松倉という男が浮上する。しかし、沖野は捜査を進めていくうちに松倉は犯人ではないのではないか、という考えを持ち始める。次第に、沖野は最上が松倉を犯人に仕立て上げているのではないかと疑う。
本作は、木村拓哉と二宮和也が初共演した作品でもあり、邦画界では2018年の代表する一本として度々番組などでも注目された。この作品を通じて、二宮和也と木村拓哉がバラエティ番組で共演することでも話題になった。そのバラエティとは異なる劇中でのぶつかり合いも本作の見どころとなっている。
『検察側の罪人』のあらすじ・ストーリー
最上と沖野の出会い
雨が降る日、沖野啓一郎を含む若手の検事は大部屋である検事が自分の正義に固執し、犯罪者になり逮捕される一連の流れが収められたビデオを見て研修していた。そのビデオが終わると部屋が明るくなり、教官の最上毅が入り口から入ってくる。最上は若手の検事に向かって、「己の正義に固執しすぎた検事は正義を汚し、悪の側の存在、犯罪者となる」と語った。
その研修から時が経ち、沖野は研修時のビデオ鑑賞時に担当していた最上と同じ「東京地検刑事部」に配属されることになった。沖野は研修時に最上が口にした「己に正義に固執するものは犯罪者になる」という言葉に胸を打たれた。その時に沖野は、最上に憧れを抱くようになった。最上は、沖野が配属されてすぐに曲者の闇ブローカー・諏訪部利成の取り調べを担当をさせる。しかし取り調べ人が沖野に代わった途端、それまで順調であった取り調べとは真逆の態度を取り始めた。沖野は粘るも、諏訪部は沖野の闇ブローカーの件に関する取り調べに対して決して容疑を認めることはなく、諏訪部から自供をとることはできなかった。
そんな時、蒲田で老夫婦の殺人事件が発生する。さっそく、沖野と最上、沖野を担当する事務官の橘沙穂も現場へ赴いた。橘沙穂は、たいてい沖野が捜査・取り調べなどをする際に補助として立ち会っている。夫婦の家の金庫の中が狙われているという現場の状況から、強盗殺人事件の可能性が高いと考えられた。現場には、この事件の担当刑事である青戸公成も立ち会っており、間違いなく殺人事件であると断言した。
さらに、被害者は多数の人物にお金を貸していることもあり、金を貸した相手の名前が複数上がった。沖野は、諏訪部の取り調べのことも含めたうえで最上の期待に応えようと捜査にあたる。
捜査を進めていくと、最上は捜査線上に上がった名前に松倉重生という男の名前を見つける。23年前、最上が学生時代に暮らしていた寮の一人娘である久住由希が強姦・殺害されるという事件が起き、松倉はその容疑者と目されていた人物だった。しかし、その事件は証拠不十分で逮捕できず時効を迎えていた。そして、この事件が最上が検事を志望するきっかけになった出来事であった。このとき、最上は松倉に23年前の罪の代わりに今回の老夫婦殺人事件の犯人になってもらおうと考えた。そして、夫婦殺害(2人以上の殺害)という名目で死刑が妥当だと主張し始める。
その当時、殺害された由季は最上にたいへん懐いており、かわいがられていた。そこで、最上は「今度こそ、松倉の犯行を証明してやろう」と誓う。
今回の殺人事件の参考人として松倉は取り調べを受けた。最上は冷静を保つべく、松倉とは対面せずにイヤホンで松倉の取り調べを聴いていた。その時、最上は由季の事件が時効を迎えたときのことを思い出し、「また、松倉を逃してしまうのか」とやるせない気持ちを持っていた。
その松倉の過去とは、最上の事件のほかにも松倉の兄と松倉自身で車を盗難したり、少女を強姦してその少女の家族を殺害したりという事件を起こしていたというものであった。兄は、事件発覚後自ら命を絶った。しかし、当時松倉は未成人であったため、少年法に守られた。
最上はこれらを知ると益々、松倉の犯行を証明しなくてはならないと思うようになる。
そして、青戸らと再度老夫婦殺人事件の事件現場を訪れた際に、現場にあった包丁を盗んだ。そして、その包丁に丁寧に松倉が犯人なるように細工を施した。
最上の暴走
最上の過去の事件(由季の事件)と今回の殺人事件の関係に関して沖野の事務官である橘は、冤罪を生み出してしまうのではないかと危機感を覚える。それを沖野に伝えるが、沖野は納得はするものの話を真に受けない。橘の忠告があってもなお最上を信じる沖野は松倉の取り調べを続ける。しかし、松倉は殺人についてはかたくなに否認を続ける。そこで、沖野は何としても最上の期待に応えるべく松倉に対して罵詈雑言を浴びせる。
その挑発に乗り、松倉は最上が注目している由季の殺害について話し始めた。その内容は過去の殺人事件の様子などであり、無線を介して最上の耳にも届いていた。その話を聞きながら、最上は目に涙をためて怒りをかみしめる。
しかし松倉は、時効を迎えた由季の殺害は自白したものの、最後まで老夫婦の殺害は否認し続けた。
ある日のこと、警察署に男性が証言をしにやってきた。その証言内容というのが、偶々居酒屋で隣の席になった弓岡嗣郎が、泥酔状態で「先日の老夫婦殺人の凶器の包丁の先が折れてる」と奇妙なことを口にしたというものであった。しかし、この内容は警察関係者しか知ることができないものになっており、一気に弓岡への疑いが高まった。ここで、弓岡は捜査線上に新たに被疑者として挙がる。
弓岡の証言があるにも関わらず、最上は松倉の送検にこだわっていた。弓岡の存在が松倉の立件の邪魔になると考えた最上は、諏訪部に「弓岡を消してほしい」と依頼する。
諏訪部は最上からの依頼を引き受け、拳銃と車を用意した。その車で最上は弓岡を勤務しているラブホテルで拾い、適当な要件をつけて「箱根の森の奥の別荘に連れていく」というように弓岡に伝えた。
少し前から最上の行動を不審に思っていた橘は、沖野と共に最上の後をつけていた。しかし、二人は最上のことを見失ってしまったが、最上が弓岡と接触するという場面を目視することができた。
別荘に向かう間に、最上は弓岡から勤め先であった店を解雇されてその恨みとして老夫婦殺害したという事などすべてを聞いた。そして、最上は山奥で弓岡を射殺し、前もって準備しておいた穴に弓岡を埋めた。
最上は目が覚めると諏訪部が運転している車に乗っていた。そして、最上は何食わぬ顔で捜査会議に現れた。そこで、弓岡が昨晩から失踪しているという報告があがると、橘は最上が弓岡とともにいたことをその場で訴えた。一瞬、捜査員は最上に疑いの目を向けるも、最上は話題をすり替えるように沖野の事務官の橘がルポライターとして検察の機密情報などををもらしているという証拠を突き付ける。
自分への疑いの目を退けて思い通りになった最上は、松倉を犯人に仕立て上げるシナリオを描くために行動する。弓岡の事件の現場から、最上は刃物を盗み、松倉が犯人であるとする証拠として捏造する。また、松倉が犯人であるという見方をより強固にするために、諏訪部の力を借りて凶器を河川敷に捨て、警察に匿名で通報させた。
しかし、沖野は昨日橘から「最上が不審な動きをみせている」ということを耳にしていたこともあり、松倉は冤罪だと最上に食いついた。しかし、最上は松倉を逮捕するという意思を頑なに譲ろうとはしない。そして、沖野は尊敬していた最上に対して「松倉への復讐が全てなのか。真実を解明することはどうでもいいのか」と詰める。それでもなお、最上に沖野の言葉は響かない。沖野は、最上に失望した。そして沖野と橘は検察をやめることにしたのである。このタイミングで、橘と沖野は検察官と検察事務官というのを超えて、恋愛的な関係になりつつあった。
沖野の逆襲
沖野と橘は検察をやめて、松倉の国選弁護人である小田島誠司に接触する。二人は、検察時代の捜査で得た情報を共有するという条件で、小田島の手を借りることに成功する。弓岡の死体が発見されて迷宮入りかと思われたが、沖野は捜査を進めていくうえで最上が松倉に由季を殺され恨みを持っていることに気づいていた。また小田島の捜査の協力もあり凶器の入手ルート、それに加えて事件の前に諏訪部のもとに最上が訪れていたということも分かっていた。松倉は沖野と小田島の捜査協力で、今回の殺人事件に関しては無罪になった。
沖野は、松倉が無罪、釈放を祝う式典に出席した。そこで、松倉は沖野を前に取り調べの時には見せなかった笑顔を見せた。その笑顔は、殺人を犯した者がしてはいけない笑顔、と沖野は感じた。犯罪者が、目の前で笑顔を見せているという思いから、沖野は自分のしてきた選択(松倉を無罪にした選択)に迷いが生じる。すると、松倉は沖野が近づくと「あの時の取り調べの検事だ」と気づき、恐怖心を抱いて会場から逃げ出した。沖野は、逃走した松倉を追う。
すると沖野の目の前で、諏訪部の仲間である謎の女が運転する車が事故を装い、松倉は轢かれて死亡した。
数日後、沖野は最上の別荘に招かれた。最上はそこで沖野が本当の正義(法に基づく正義)に基づいて行動するように説得する。沖野は一度裏切られた最上に対して、最初の研修時の「自分の正義に固執する検察は罪人になる」という趣旨の話をする。そして、「最上検事は罪人です」と言い、二人は決別の道をたどった。その後、最上が罪に問われたかどうかは物語では描かれていない。
『検察側の罪人』の登場人物・キャラクター
東京地検のメンバー
最上 毅 (もがみ たけし/演:木村拓哉)
東京地検 刑事部 本部係検事。刑事部きってのエリート検事。
物語の序盤では、沖野の尊敬の存在として物語の中心人物だが、松倉を犯人にすべく手段を選ばずに行動する。中盤では沖野の事務官である橘に行動を不審に思われるも、橘がルポライターに検察の内情を伝えているという秘密を暴露し、橘の主張を躱した。
また、わざと物的証拠を現場に落とし発見させるなど物語が進むにつれて最上の中の正義が偏り始めてしまう。終盤には、沖野に「貴方は罪人だ」といわれ、沖野とは決別の道を辿った。
沖野 啓一郎(おきの けいいちろう/演:二宮和也)
東京地検 刑事部 検事。刑事部に着任したての若手検事。
研修の最上の言葉に感銘を受けて最上を尊敬している。しかし物語が進むにつれて橘が最上の不審な行動を目撃していたことや、執拗にも思える松倉に対する取り調べ等の行動をきっかけに最上に対して疑念を抱き始める。終盤には、最上に引き留められるも沖野は「罪人だ」と尊敬していた最上に言い放ち、決別した。
橘 沙穂(たちばな さほ/演:吉高由里子)
東京地検 刑事部 検察事務官。 検察事務官として三年目で二宮和也演じる沖野の担当事務官になる。序盤では沖野とは検察官と検察事務官の適切な距離を保っていたが、途中から沖野と橘は最上の暴走行為に疑問を感じたことをきっかけに恋人関係になっていく。そのこともあり、橘は沖野が辞職する際も一緒に辞職をした。最上の暴走に最初に感づいた人物である。
事件の容疑者
弓岡 嗣郎(ゆみおか しろう/演:大倉孝二)
居酒屋で「老夫婦殺人事件の凶器である包丁の先が折れていた」という警察関係者しか知り得ない情報を口にした事がきっかけで、老婦人殺人事件の被疑者となった人物。最上や沖野とは一切事件まで関わりはない。登場人物の中では、他の人物と関係性が薄いともいえる人物。しかし、最上の暴走の標的にされ、終盤で銃殺され森の中に埋められる。
Related Articles関連記事
HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。
Read Article
どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
Read Article
HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
Read Article
ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。
Read Article
HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。
Read Article
陸王(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『陸王』とは作家の池井戸潤が書いた小説『陸王』が原作のドラマで、脚本は八津弘幸、演出は福澤克雄と田中健太が担当。ドラマのストーリーは資金難に苦しむ老舗足袋屋の社長が、会社の未来を考え新規事業のランニングシューズ開発に乗り出し、たくさんの人の助けで苦難を乗り越え、マラソン足袋「陸王」を開発するまでの企業再生物語。ドラマの主人公である宮沢紘一を俳優の役所広司が演じ、たくさんのエキストラを使った駅伝シーンなどは臨場感のあるシーンに仕上がっている。大多数の人たちから感動したと大反響を呼んだ人気ドラマ。
Read Article
WATER BOYS 2(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。
Read Article
青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
Read Article
VIVANT(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。
Read Article
最愛(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『最愛』とは、2021年10月15日から12月17日まで放送された恋愛サスペンスドラマで、主演は吉高由里子。 2017年4月期に、同枠のTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された『リバース』の制作陣が再集結して制作された。 連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマである。 数々のドラマ賞を受賞し、メディアなどでも高評価やランキング上位を獲得した。
Read Article
古畑任三郎(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『古畑任三郎』とは、1994年から2008年までフジテレビで放送されたドラマ。主演は田村正和、脚本は三谷幸喜。スペシャル版、スピンオフを含め42回のエピソードがある。ストーリー展開は、物語の出だしで犯人や犯行の様子を明かす倒叙ものと言われる形式である。見所としては、犯人とのスリリングなやり取りや、巧みな話術で自白に追い込む場面である。また、犯人や部下とのコミカルなやり取りも魅力となっている。どんな相手にも敬語で、落ち着いた言動を崩さない。黒のスーツに、ノーネクタイがトレードマーク。
Read Article
JUDGE EYES:死神の遺言(ジャッジアイズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『JUDGE EYES:死神の遺言』とは、2018年に発売されたリーガルサスペンス巨編のコンシューマーゲームである。本ゲームは、極道モノのアクションアドベンチャーゲームとして地位を築いている『龍が如く』シリーズ初の派生作品でもある。 主役は木村拓哉が務める。舞台は『龍が如く』でお馴染みの「神室町」で、関東一帯を束ねるヤクザ「東城会」の人間も登場する。猟奇殺人や、現代の日本の課題である「認知症」がテーマとなり、ストーリーを展開していく。
Read Article
アンナチュラル(Unnatural)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンナチュラル(Unnatural)』は女優の石原さとみ主演の、野木亜紀子の脚本によるオリジナルドラマである。主人公の三澄ミコトはUDIラボで働く法医解剖医。UDIラボメンバーの中堂、東海林、六郎たちと一緒に、日本全国から送られてくる不自然死した遺体を解剖する仕事をしている。1話ごとに事件解決する法医学ミステリーで、ドラマのキャッチコピーは「不自然な死は許さない」。スピード感や爽快感のある明るくスリリングな物語で、UDIラボメンバーの人間ドラマをメインに「死」の謎や事件を解明していく。
Read Article
LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は、2021年にセガから発売されたリーガルサスペンスアクションゲーム。『龍が如く』シリーズの派生作品で、2018年に発売された『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編となっており、主演は引き続き木村拓哉が務める。 前作から3年。「神室町」の探偵である八神隆之は、「横浜・伊勢崎異人町」に潜む「闇」に直面する。「法とは何か」「正義とは何か」時代を問わず、どこにでもあり得る「イジメ問題」をテーマにサスペンスフルなストーリが繰り広げられていく。
Read Article
君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。
Read Article
ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ロングバケーション』とは、1996年4月から6月まで毎週月曜日21:00から、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と山口智子で、その他松たか子や竹野内豊など、人気俳優が脇を固める。ピアニストを目指す瀬名秀俊と、モデル崩れの葉山南がひょんな事から一つ屋根の下に住むことになり、互いに惹かれていくストーリー。脚本は人気脚本家の北川悦吏子。略称は「ロンバケ」。最高視聴率36.7%を記録し、第34回ギャラクシー賞選奨にも選出された。
Read Article
流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。
Read Article
銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。
Read Article
グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。
Read Article
マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。
Read Article
僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。
Read Article
映画刀剣乱舞(継承)のネタバレ解説・考察まとめ
『映画刀剣乱舞(継承)』とは日本刀ブームを巻き起こした大人気刀剣育成ゲーム『刀剣乱舞ONLINE』を原作に、監督に耶雲哉治、脚本に小林靖子を迎えた作品。歴代名刀を擬人化させた「刀剣男士」と歴史改変を目論む「時間遡行軍」との熱い殺陣が楽しめる。舞台は本能寺、織田信長を守り歴史を変えようとする時間遡行軍を無事撃破した刀剣男士。しかし、歴史通りと思われた矢先、彼らは信長の生存を知る。キャストは若手舞台俳優を、主題歌には西川貴教と布袋寅泰がタッグを組んだ豪華な布陣となっている。
Read Article
3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)のネタバレ解説・考察まとめ
『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』とは、日本テレビ系で2019年に放送された日本のテレビドラマ。半年前に起きた女子生徒・景山澪奈の自殺の真相を明らかにするため、美術教師の柊一颯が生徒たちを人質に取った立てこもり事件を起こす、異色の学園ドラマである。主演は菅田将暉。生徒役には永野芽郁や今田美桜、森七菜などが出演している。『電車男』や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などのヒットドラマを生み出した武藤将吾が脚本を手掛ける。
Read Article
山田太郎ものがたり(やまたろ)のネタバレ解説・考察まとめ
『山田太郎ものがたり』とは、TBS系列毎週金曜22時より、2007年7月から9月に全10話放送されたコメディドラマである。森永あいの同名漫画を原作としている。二宮和也演じる主人公の山田太郎は成績優秀、容姿端麗でお金持ちが多く通う学園のなかで貴公子のような存在である。しかし、実際は家族7人弟妹の長男で絵に描いた貧乏生活を送る。貧乏でありながらも家族を大切に前向きな山田太郎と家族、学園で出会う仲間たちとの愉快な物語が描かれたドラマである。
Read Article
悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。
Read Article
嫌われ松子の一生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。
Read Article
銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。
Read Article
Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜(ビューティフルライフ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』とは、2000年1月にTBS系列で毎週日曜に放送された日本のテレビドラマ。腕はあるが人気のない美容師・沖島柊二と、病に侵され車椅子で生活する図書館司書・町田杏子の出会いと別れを描いた、切ないラブストーリー。平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%を記録。第26回放送文化基金賞本賞受賞し、主演の木村拓哉と常盤貴子の演技が高く評価された、平成中期の最大のヒット作である。
Read Article
孤独のグルメ(テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ
『孤独のグルメ』とは、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画(扶桑社刊)、およびそれを原案としたテレビドラマ作品である。自営業の中年男性、“井之頭五郎(いのがしら ごろう)”が営業中に立ち寄った飲食店でただひたすら淡々と食事し続けるだけで、予測不能な展開やドラマティックな展開も皆無という内容でありながら、『飯テロ』『夜食テロ』という流行語を生み出し、一躍テレ東の看板作品の一つになった人気作品。
Read Article
新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。
Read Article
ラーゲリより愛を込めて(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラーゲリより愛を込めて』とは2022年12月9日に公開された日本の映画。主演は二宮和也。原作は辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』。 第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、日本人捕虜の1人である山本幡男(やまもと はたお)が過酷な環境の中でも生きる希望を捨てず、家族の元へ帰れると信じ、仲間らを励まし続ける姿を描く。 希望を捨てない幡男の姿、捕虜仲間が幡男の遺書を家族に届けるため必死になる姿は見所だ。
Read Article
鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
Read Article
プラチナデータ(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『プラチナデータ』とは、東野圭吾によるミステリー小説をもとに、2013年に日本で公開された映画作品である。最新のDNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%を目指す近未来の日本を舞台とした作品だ。当初犯人を追う立場だった警察庁特殊捜査機関の天才科学者が突如犯人として追われる立場となり、それをベテラン刑事が追うストーリーとなっている。派手な逃走アクションでは日本映画にはあまり見ない迫力あるシーンも満載だ。ミステリアスな人物達の本当の姿が暴かれていくところも魅力のひとつである。
Read Article
罪の声(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『罪の声(映画)』とは塩田武士の同名小説を2020年に土井裕泰監督、小栗旬主演で映画化されたサスペンス映画である。1984年に実際に起こった「グリコ森永事件」を題材にした、フィクションでありながらも限りなく事実に近い作品としてサスペンスフルに仕上がっている。実際の事件でも犯人が使用した「子供の声」を中心に、自分の声が使われていたことを知ってしまった人物と過去の大事件の犯人を追うジャーナリストの2人の視点から犯人を追い詰めていく物語である。
Read Article
糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。
Read Article
海街diary(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「海街diary」とは、「そして父になる」「誰も知らない」などで国際的にも評価の高い是枝裕和監督により映画化、2015年6月に公開された。原作は吉田秋生による漫画作品である。鎌倉を舞台に、異母妹を迎え4人となった姉妹の、共同生活を通して家族としての絆を紡いでいく1年の物語。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『検察側の罪人』の概要
- 『検察側の罪人』のあらすじ・ストーリー
- 最上と沖野の出会い
- 最上の暴走
- 沖野の逆襲
- 『検察側の罪人』の登場人物・キャラクター
- 東京地検のメンバー
- 最上 毅 (もがみ たけし/演:木村拓哉)
- 沖野 啓一郎(おきの けいいちろう/演:二宮和也)
- 橘 沙穂(たちばな さほ/演:吉高由里子)
- 事件の容疑者
- 弓岡 嗣郎(ゆみおか しろう/演:大倉孝二)
- 松倉 重生(まつくら しげお/演:酒向芳)
- 諏訪部 利成(すわべ としなり /演:松重豊)
- 検事関係者
- 小田島 誠司(おだじま せいじ/演:八嶋智人)
- 白川 雄馬(しらかわ ゆうま/演:山崎努)
- 前川 直之(まえかわ なおゆき/演:大場泰成)
- 藤尾検事(演:黒澤はるか)
- 関係者
- 青戸 公成(あおと きみなり/演:谷田歩)
- 丹野 和樹 (たんの かずき/演:平岳大)
- 高島 進 (たかしま すすむ/演:矢島健一)
- 運び屋の女 (演:芦名星)
- 家族
- 最上朱美(もがみ あけみ/演:土屋玲子)
- 最上 奈々子(もがみ ななこ/演:山崎紘奈)
- 友人
- 久住 由季 (くずみ ゆき/演:長田侑子)
- その他登場人物
- 千鳥(ちどり/演:音尾琢磨)
- 水野 比佐夫 (みずの ひさお/演: 亀田佳明)
- 船木 賢介(ふなき けんすけ/演: 三浦誠己)
- 丹野 尚子(たんの しょうこ/演: 東風万智子 )
- 『検察側の罪人』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 最上「罪を洗い流す雨はない」
- 沖野の取り調べ
- 沖野と最上の決別
- 『検察側の罪人』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 木村拓哉と二宮和也の初共演作
- 木村を「拓ちゃん」呼びしていた吉高由里子
- 『検察側の罪人』の主題歌・挿入歌
- 『検察側の罪人』オリジナルサウンドトラック
- 『検察側の罪人』の予告編