大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年にフジテレビ系火曜21時枠で放送された松たか子主演のドラマである。第76回文化庁芸術祭で優秀賞を受賞。大豆田とわ子は三度の離婚歴がある女性。周囲からは「バツ三なんだって」「人間的に問題があるのかね」という好奇の目で見られている。離婚した三人の元夫達にも振り回される日々。それでも「幸せになることを諦めていない」大豆田とわ子と元夫たちの奮闘を描く。本当の幸せを掴めるのか。これからの元夫達との関係は。新感覚のロマンティックコメディーである。

『大豆田とわ子と三人の元夫』の概要

『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年4月13日から6月15日までフジテレビ系列で毎週火曜日夜9時から放送された作品である。主演松たか子と脚本家坂本裕二が描く新感覚のロマンティックコメディーは、第59回ギャラクシー賞テレビ部門入賞、第76回文化芸術祭で優秀賞を受賞している。タイトル・コールを前に松たか子による放送回のダイジェスト、ネタばれをする手法は斬新と話題を集めた。
建設会社「しろくまハウジング」の新社長、主人公の大豆田とわ子は三度の離婚歴のあるシングルマザー。一人目の夫との間に生まれた中学三年生の娘と2人暮らしである。多感な娘との生活そして大切な友人の死。様々な問題に大豆田とわ子はどう向き合っていくのかを描いたストーリーである。
三人の元夫達は性格もそれぞれ、離婚した事情もそれぞれ違う。そんな元夫達はいろいろな方法でとわ子に付きまとってくる。幸せになろうとするのを妨害したり、応援したり、そんな元夫達に文句を言いながらもつい、干渉してしまうとわ子。また、そんなとわ子と離れたくない元夫達。この物語はそんな大人たち四人のヒューマンドラマでもある。
本作では、出演者たちの印象深いセリフも注目されている。
また、スピンオフ『チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち』では、次に放送されるドラマに出演する俳優、佐久間由衣が出演したことでも注目をされた。このドラマでは三人の元夫たちが「大豆田とわ子に出会ってないパラレルな世界」が物語になっている。

『大豆田とわ子と三人の元夫』のあらすじ・ストーリー

元夫達との再会

出典: www.ktv.jp

とわ子と三番目の夫・慎森と会社で話しているシーン

建設会社「しろくまハウジング」の社長大豆田とわ子は、娘の唄(うた)と共に平和に暮らしていた。そんなある日、とわ子は亡き母のパソコンを開こうとするも「パスワードが分からない」と唄へ相談する。とわ子の母・つき子は生前、墓について業者とメールでやり取りをしていた。このままではメール確認ができないと困るとわ子へ唄は「パスワードはペットの名前」「三人の元夫たちの中の誰かがパスワードを設定した」と話す。とわ子はこれまで三度結婚をして三度離婚した女性。パスワードを設定した元夫が三人の中の誰なのか分からないためぞれぞれと会わなければならない。気が乗らないとわ子をよそに唄はすぐに確認するよう促してくる。

とわ子が社長を務める会社の顧問弁護士で三番目の夫・中村慎森(なかむらしんしん)、二番目の夫はファッションカメラマンの佐藤鹿太郎(さとうかたろう)そして一番目の夫であり唄の父親、レストランオーナー兼ギャルソンの田中八作(たなかはっさく)。それぞれに個性が強く、面倒ごとに関わりたくないとわ子だがどうしてもパスワードが分からず意を決して三人それぞれの元へ訪れる。
はじめにパスワードについて確認したのは三番目の夫・慎森。とわ子は慎森へ「初めて飼ったペットの名前は?」と聞くと「ペットというカテゴリーにカブトムシは入る?」と聞いてくる慎森だがすぐに「カブトムシの名前はベティ」と教えてくれた。しかし、唄に確認すると「ベティではない」と返事が来てしまう。次に会ったのが二番目の夫・鹿太郎。鹿太郎が自転車に轢かれるところに出くわしてしまったとわ子は、状況に恐縮しながらも初めて飼ったペットの名前を尋ねる。その後、二人でカレーを食べながら改めてペットの名前を尋ねるも鹿太郎は思い出せない。挙句「今から家に寄っていいか」と尋ねてくる。そんな鹿太郎をおいてとわ子は逃げるように家に帰る。

自宅に戻ったとわ子に唄は「やはり一番目の夫のパパが知っているのではないか」と話す。そして八作は今、渋谷のレストランをやっていることもとわ子に伝える。話を聞きながら唄が八作と連絡を取り合っていることに驚きつつ、とわ子は教えてもらったレストランを訪れる。しかし、久しぶりに会った八作は店にとわ子を入れずドアを閉めてしまう。

元夫たちの後悔

ある日、とわ子の自宅を訪れた慎森は結婚当時に使っていたソファーが処分されていることに気づくと「思い出にできない。無くした時間を取り戻したい」と復縁したい気持ちを伝える。しかし、慎森の気持ちを聞いたとわ子は「無くしたんじゃなくて、捨てたんじゃん。もう思い出にした」と言い返す。とわ子と慎森の離婚の原因は「慎森の失踪」だった。なにも言わずに自宅からいなくなったのである。結婚当時、慎森は司法試験に落ち、仕事もなく主夫をしていた。しかし、キャリアウーマンのとわ子への嫉妬心とご近所の自分への噂に耐えられず逃げてしまう。「子供のころからイベントが嫌いだったけど、とわ子との結婚式だけは世界一幸せな瞬間だった」と語る慎森。

慎森と同様にとわ子を守れなかったと後悔しているのが鹿太郎である。鹿太郎ととわ子の離婚の原因は「とわ子のしゃっくりを止めてあげれなかったから」。社交ダンス教室で知り合った二人は、結婚するもすぐに鹿太郎の実母ととわ子との「嫁姑問題」が勃発。ストレスが原因でとわ子はしゃっくりが止まらなくなってしまった。

とわ子への未練を残す慎森と鹿太郎は、時間があればオペレッタに集まる。お互いにとわ子への思いを話したり、お互いの短所を言い合ったりする姿を見守る八作。三人の元夫たちの関係も深まっていく。

友人かごめの死

出典: news.mynavi.jp

かごめの告別式に参列するとわ子と八作(右)

30年来の親友・かごめは自由気ままに生活している。自宅にたびたび訪れてきては、とわ子を励ましてくれる家族のような存在。かごめもまた、とわ子を「唯一の家族」として大切にしていた。

ある日、かごめは学生時代にとわ子と一緒に描いていた少女漫画のペンネーム「空野みじん子」を30年ぶりに用いて少女漫画誌に応募することとわ子に伝えに来た。かごめの決意を聞いたとわ子は、ペンネームを見て手伝いを申し出たが断られてしまい、応援することを決める。
一人で漫画制作をしていたかごめだったが、漫画の完成と同時に自宅で急死してしまう。死因は心筋梗塞。かごめの死を電話で聞いたとわ子は会社へも伝えず病院へ向かう。八作もまた唄からの電話を受け病院へ向かい、とわ子と唄の手を握り締めるのだった。

とわ子と三人の夫たちはかごめの親戚に交じり、葬儀を手伝う。無事に葬儀が終わると会社へ出社し、気丈にふるまうとわ子だったが、仕事が終わり一人になると自宅へ戻らずかごめの部屋に行く。部屋に入ると冷蔵庫にあったありあわせの材料でご飯を作り、食べながらかごめが書いた漫画を読み涙した。そして、この漫画はかごめの代わりにとわ子がポストに投函。代わりに応募した漫画『輝くキッス』は「ふりる新人マンガグランプリ」にて佳作入選している。

かごめの死を受け止められないのはとわ子だけでなく八作も同じだった。八作はかごめの葬儀の後、仕事を休み旅に出てしまう。とわ子と結婚をした八作だが、実はかごめに片思いをしていた。その思いに気づいたとわ子は「夫の片思い」が許せずに離婚を伝えたのであった。

八作が旅に出てから一年、唄は高校進学により通学しやすいとわ子の父・旺助の家に住むことになった。一人暮らしを始めたとわ子を心配する元夫達は何かにつけて世話を焼こうとするが煙たがられてしまう。娘のいない寂しさとかごめの死を受け止められない現実に試行錯誤する中、どうにか生活を楽しもうとしていたとわ子は公園で開催しているラジオ体操に参加する。

とわ子の新しい恋

出典: www.cinematoday.jp

とわ子(右)と大史(左)が偶然再会し、二人で夢や好きなことについてを語り合うシーン

ラジオ体操は絶対に右と左を間違えるとわ子。自分一人だけかと思っていたらもう一人、左右逆になる男性がいることに気づいたとわ子はラジオ体操終了後に話しかける。ラジオ体操の話から、仕事のことや夢中になれることを話し合うようになり二人は徐々に距離を近づけていく。

そんなある日、しろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしていることが分かる。この外資系ファンド・マディソンパートナーズに買収されてしまうとコストカットによる社員のリストラやしろくまハウジングが守ってきた技術を失ってしまうと恐れたとわ子は、会社を守ろうとマディソンパートナーズで「企業買収の悪魔」と呼ばれる人物との交渉を始めるも、その席にいたのは公園で知り合った男性だった。

公園で知り合った小鳥遊大史(たかなしひろし)は、仕事とプライベートで見せる顔がまるで別人のようだと戸惑うとわ子。敵対する二人ではあるが「仕事とプライベートは別」と言い切りる大史は、とわ子へ「二人の時間を大切にしたていきたい」と伝える。とわ子もまた、二人の楽しい時間が忘れられず大史の考えを受け入れることにした。

とわ子の新しい恋が始まろうとしているとき、オペレッタに八作が帰ってきた。久しぶりに再会をした元夫たちは、とわ子の自宅で祝杯しようと向かう。

とわ子と元夫達との結末

出典: www.cinemacafe.net

大史のプロポーズを断ったとわ子は八作のレストランを訪れる

しろくまハウジングの買収が決まる中、大史は会社を辞めマレーシアへの転職を決意。
さらに「人生を一緒に生きるパートナーになってくれませんか」と、とわ子へプロポーズをする。四回目の結婚と新天地での生活に期待を膨らませるとわ子だが「このまま自分だけ辞めてもいいのだろうか」と会社の社員のことを思い悩む。

そのころ「とわ子が大史にプロポーズをされた」と唄から聞いた三人の元夫達は二人の関係が面白くない。慎森はとわ子へ結婚しないよう説得するも「もう一人は嫌なんだよ。限界なんだよ」ととわ子に言われてしまう。そんなとわ子の言葉を聞いた八作は「幸せになってください」と告げる。八作の言葉を聞いたとわ子は、自分がまだ八作のことが好きだったことに気づく。この気持ちでは大史と幸せになれないと感じたとわ子はプロポーズを断る。

大史のプロポーズを断ったとわ子は、オペレッタを訪れる。店の準備をしていた八作は突然の訪問に驚きつつも「プロポーズを断ってきた」というとわ子の話に静かに頷く。幸せとは、結婚とはを二人で話すうちに「離婚していなかったら自分たちはどんな夫婦だったろうね」と想像したとわ子と八作。「きっと幸せな家族になっていただろう」と想像しながらもとわ子は一人で生きていくことを選択するのだった。

元夫達との関係も相変わらずだが、以前ほど面倒だと感じない。会社ではマディソンパートナーズが東京地検特捜部の捜査が入る前に、しろくまハウジングの株の買い戻しに成功。買収の話はなくなり、平穏な日常が戻るのだった。

『大豆田とわ子と三人の元夫』の登場人物・キャラクター

主要人物

大豆田とわ子(おおまめだ とわこ)(演:松たか子)

本作の主人公、三度の離婚歴がある。最初の夫・八作との間に産まれた一人娘・唄と一緒に住んでいる。しろくまハウジングの新社長であるとわ子は、前社長からの指名で社長に就任した。しかし、就任したことで社員との間に距離ができ先輩の視線も辛い。自分は社長に向いていないと感じているとわ子。設計の仕事は好きだが、会社経営は苦手。会社買収問題では職人の技術を守りたいと奮闘するも社員と意見が別れてしまう。
田中・佐藤・中村と三度、名字が変わるも離婚したことを伝えるタイミングを逃し適当に周囲と話を合わせている。ストレスを感じるとしゃっくりが止まらなくなり、このことが二番目の夫・鹿太郎との離婚につながる。

田中八作(たなか はっさく)(演:演:松田龍平)

go-1138165469311598955854
go-1138165469311598955854
@go-1138165469311598955854

Related Articles関連記事

花束みたいな恋をした(はな恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

花束みたいな恋をした(はな恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『花束みたいな恋をした』とは、2021年公開の日本のラブストーリー映画。主演は菅田将暉と有村架純。『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二によるオリジナル脚本で、終電に乗りそびれた二人が21歳で恋に落ちて、26歳で別れるまでの忘れられない恋愛を描く。坂元裕二はあくまで「普通の恋愛」を描くことを目指しており、等身大の恋愛に共感する視聴者が続出した。

Read Article

カルテット(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カルテット(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カルテット』とは松たか子主演のラブストーリー、コメディー、サスペンスの要素が入った連続テレビドラマ。2017年1月17日から3月21日まで毎週火曜22時から22時54分に放送されていた。ある日、偶然出会った演奏者である男女4人が、弦楽四重奏のカルテットを組み軽井沢で不思議な共同生活を始める。夢叶わず30代に入り、それぞれが人生のピークを迎えず緩やかな下り坂で立ち止まっていたが、4人の出会いは偶然ではなかった。ほろ苦くて甘い、ビターチョコレートのような大人のラブサスペンスである。

Read Article

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。

Read Article

この恋あたためますか(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

この恋あたためますか(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『この恋あたためますか』は、コンビニスイーツ開発を通し恋愛に発展していく甘い恋模様を描いた恋愛ドラマだ。コンビニチェーンの新社長である浅羽拓実と、夢に破れたコンビニアルバイト井上樹木が、スイーツ開発をしていくというストーリーになっている。井上樹木はコンビニスイーツが大好きで、あらゆるコンビニスイーツを食べSNSに評価を投稿していた。その的確な評価を浅羽社長が認め、スイーツ開発メンバーとして選んだのだ。はじめは意見が合わず対立するが、徐々に相手を必要とし恋へと発展していく。

Read Article

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。

Read Article

どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

Read Article

Mother(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Mother(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Mother』とは、2010年4月から水曜22時に日本テレビ系で放送されていたドラマで、坂元裕二が脚本を手掛ける。主演は松雪泰子。その他、山本耕史や芦田愛菜などが出演している。母性をテーマに、様々な視点から母親について描かれている作品である。小学校教諭の鈴原奈緒は、ある日教え子の道木怜南が極寒の中でゴミ袋に入れられ、捨てられているのを発見する。それをきっかけに、奈緒は怜南の母親になることを決意し、彼女を誘拐した。そして奈緒は怜南の母親になることで、女性として人間として成長していくのだった。

Read Article

宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『宇宙兄弟』とは2007年に講談社『モーニング』にて連載がスタートした、小山宙哉による漫画及び、原作を基にしたアニメ作品。大人気を博し、のちにアニメ及び実写で映画化されている。「兄弟二人で宇宙飛行士になる」という幼いころの約束。弟は夢をかなえて宇宙飛行士になっていた。いつしか夢をあきらめて別の道に進んだ兄六太(ムッタ)のもとへ、もう一度宇宙へのチャンスがやってくる。宇宙飛行士になるまでの過程や施設、訓練、ミッションの様子など、宇宙の魅力がふんだんに詰め込まれた作品である。

Read Article

水曜日が消えた(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

水曜日が消えた(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『水曜日が消えた』とは、1人の男が曜日ごとに異なる人格になり、その様子を火曜日の「僕」の視点を通して描いた映画である。主人公は幼い頃に事故にあい、7人の人格が日替わりで現れるようになったというストーリーだ。ある日、水曜日が消え火曜日の僕が水曜日も生きはじめるようになる。はじめは2日間生きられることにはしゃいでいたが、そこから徐々に異変が現れ問題が起きていくのだった。この映画の監督・脚本はCGアーティストとしても有名な吉野耕平が、主演は今注目の俳優である中村倫也が務めている。

Read Article

アンナチュラル(Unnatural)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アンナチュラル(Unnatural)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アンナチュラル(Unnatural)』は女優の石原さとみ主演の、野木亜紀子の脚本によるオリジナルドラマである。主人公の三澄ミコトはUDIラボで働く法医解剖医。UDIラボメンバーの中堂、東海林、六郎たちと一緒に、日本全国から送られてくる不自然死した遺体を解剖する仕事をしている。1話ごとに事件解決する法医学ミステリーで、ドラマのキャッチコピーは「不自然な死は許さない」。スピード感や爽快感のある明るくスリリングな物語で、UDIラボメンバーの人間ドラマをメインに「死」の謎や事件を解明していく。

Read Article

HERO(2007年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

HERO(2007年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。

Read Article

宇宙兄弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

宇宙兄弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『宇宙兄弟』とは小山宙哉によって執筆された、夢を諦めた兄が宇宙飛行士の弟と「兄弟で月に立つ」という夢をもう一度実現するべく宇宙飛行士目指して奮闘する、宇宙を題材にした漫画作品である。夢を叶えた弟に劣等感を抱く兄六太(ムッタ)や、ともに宇宙を目指す仲間達、弟の日々人(ヒビト)などが発した名言・名セリフの数々は「もう一度立ち上がろう」という小さなきっかけをくれる原動力を、多くの人々に与えている。『宇宙兄弟』の心にしみる名言・名セリフ、印象深いシーンなどをご紹介する。

Read Article

仮面ライダークウガ(空我)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダークウガ(空我)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダークウガ』とは2000年1月よりテレビ朝日系で放送された特撮テレビドラマ作品で、平成『仮面ライダー』シリーズ第1作である。超古代の戦闘種族グロンギは長き封印から蘇り、人間に対して“殺人ゲーム”を繰り返す。若き冒険家・五代雄介は、超古代の遺跡から発掘されたベルトの意思に導かれて戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守るために熾烈な戦いにその身を投じてゆく。仮面ライダーと警察の連携や、怪人による生々しい殺人描写など従来のヒーロー番組にはなかったリアリティを追求した内容が特徴。

Read Article

ハゲタカ(Hagetaka)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハゲタカ(Hagetaka)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハゲタカとは、日本人作家・真山仁の経済小説を原作にしたテレビドラマ・映画。2007年にNHKで全6話が放送されている。日本企業買収の使命を帯びて、米国投資ファンドの敏腕マネージャーの鷲津が帰国し、企業の社長や銀行とのマネーゲームが繰り広げられる。鷲津は企業を救うために模索するが、その気持ちとは裏腹に金が悲劇を巻き起こす。ドラマが国内外で高い支持を受けたことで、映画化もされた。

Read Article

ロングバケーション(ロンバケ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロングバケーション(ロンバケ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロングバケーション』とは、1996年4月から6月まで毎週月曜日21:00から、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と山口智子で、その他松たか子や竹野内豊など、人気俳優が脇を固める。ピアニストを目指す瀬名秀俊と、モデル崩れの葉山南がひょんな事から一つ屋根の下に住むことになり、互いに惹かれていくストーリー。脚本は人気脚本家の北川悦吏子。略称は「ロンバケ」。最高視聴率36.7%を記録し、第34回ギャラクシー賞選奨にも選出された。

Read Article

あまちゃん(Amachan)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

あまちゃん(Amachan)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あまちゃん』は2013年上半期にNHKで制作されたテレビドラマ。 高視聴率を記録し、主人公、天野アキがよく使う「じぇじぇじぇ!」は流行語大賞に選ばれ、社会現象となりました。 ストーリーは北三陸で海女になることになった天野アキがアイドルとして活躍していく姿を描いた成長物語となっています。

Read Article

あのこは貴族(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

あのこは貴族(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あのこは貴族』とは、山内マリコの小説『あのこは貴族』を原作としたヒューマンドラマ映画である。2021年2月に公開され、「富裕層」と「庶民」の鮮やかな対比が観客からの高い支持を得る。お嬢さん育ちの華子は婚活の末に理想の男性と結婚するが、嫁ぎ先からの重圧に悩む。大学進学を機に上京したが学費が続かず中退後、就職した美紀。「他力」を享受する特権階級と「自力」が前提の一般人を隔てる見えない壁。交わらないはずの「階層」を飛び超えた2人に見えてきた新しい自分。監督は、「グッド・ストライプス」の岨手由貴子。

Read Article

銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

Read Article

めがね(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

めがね(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『めがね』とは、都会からとある島にやって来た女性・タエコが、滞在する宿の主人・ユージや、島の高校教師・ハルナ、タエコを探しに島に来たヨモギ、そして毎年春に島に来ては、少し変わったかき氷屋をしているサクラとのふれあいの中で、固く閉ざしていた心を解きほぐしていくストーリーとなっている。「何が自由か、知っている」をキャッチコピーにして、2007年に公開。主演は小林聡美、監督は萩上直子が務めた。2008年のベルリン映画祭では、パノラマ部門に参加し、日本映画初のマンフリート・ザルツゲーバー賞を受賞した。

Read Article

シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

Read Article

マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

Read Article

パッチギ!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

パッチギ!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『パッチギ!』とは、2005年に井筒和幸監督にて描かれた映画。1960年代の京都を舞台に、日本人の少年と在日朝鮮人の少女との間で巻き起こる青春ラブストーリーである。府立東高校2年生の松山康介は担任教師に命じられ、生徒同士の争いが絶えない朝鮮高校へサッカーの試合を申し込みに行く。音楽室でフルートを吹いていた朝鮮高校の番長の妹キョンジャに一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、朝鮮語を覚え、彼女が演奏していた曲『イムジン河』を練習する康介。だが二人を待ち受ける壁は高かった。

Read Article

湯を沸かすほどの熱い愛(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

湯を沸かすほどの熱い愛(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『湯を沸かすほどの熱い愛』とは、2016年に公開された日本映画。「幸の湯」という銭湯を営む幸野家。しかし1年前に父が家を出て行ってしまい銭湯は休業状態。母の双葉はパートをしながら懸命に娘を育てていたが、ある日余命宣告を受ける。双葉はその日から、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行して行くが、それは家族の秘密を取り払うことでもあった。関わるすべての人の心を突き動かす強さと優しさを持つ主人公・双葉を宮沢りえが演じ、失踪した夫・一浩をオダギリジョーが演じる。第40回日本アカデミー賞受賞作品である。

Read Article

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

Read Article

HERO(2015)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

HERO(2015)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。

Read Article

すずめの戸締まり(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

すずめの戸締まり(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

Read Article

HERO(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

HERO(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。

Read Article

来る(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

来る(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『来る』とは、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の小説『ぼぎわんが、くる』を実写化した日本のホラー映画である。公開初日に10万人を動員し、興行収入は1億3700万円のヒットとなった。 子煩悩で愛妻家だと評判の、田原秀樹の職場に謎の人物が現れる。その日から2年後、様々な怪奇現象が起こり、秀樹とその妻の香奈は得体の知れない何かに襲われる事になる。オカルトライターの野崎和浩に相談するが、野崎の手に終えるものではなかった。 怪奇現象と人間の怖さを描いた映画となっている。

Read Article

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

Read Article

ちょっと思い出しただけ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ちょっと思い出しただけ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ちょっと思い出しただけ』とは、2022年2月に公開された松居大悟による監督・脚本の実写映画作品で、自身初の完全オリジナルラブストーリーである。池松壮亮演じる怪我で夢を諦めた元ダンサーの男と、伊藤沙莉演じるタクシードライバーの女の6年間に及ぶ恋愛模様を、7月26日の1日を通して描いている。クリープハイプの尾崎世界観が作曲した「ナイトオンザプラネット」に松居が触発され、脚本を執筆した。また、クリープハイプは主題歌を担当し、劇中バンドとしても出演している。第34回東京国際映画祭で観客賞を受賞した。

Read Article

新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。

Read Article

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

Read Article

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。

Read Article

祈りのカルテ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

祈りのカルテ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『祈りのカルテ』とは、 2018年に刊行された知念実希人の医療ミステリ小説原作で、2022年に放送されたドラマ作品である。研修医の諏訪野良太(すわのりょうた)は医者としてはひよっこだが、顔色を伺うことが抜群にうまい。問題を抱えた患者達に向き合い、心の謎を解き明かしていく。医者として成長していく姿や、カルテを見て患者の問題を暴いていくミステリー要素、コミカルな演技などがみどころの一つとなっている。

Read Article

目次 - Contents