白夜行(東野圭吾)のネタバレ解説・考察まとめ
『白夜行』とは、1999年に刊行された東野圭吾の推理長篇である。発行部数は2010年12月時点で200万部を超えている。1973年、大阪で起きた殺人。犯人は小学5年生の被害者の息子・桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂。未解決のまま時は流れていく。そして成長した2人は犯罪行為で互いに助け合うようになり、周囲で不可解な事件が次々と起きる。 疑念を抱く刑事が2人の関与に気づき、証言や調査で真相に迫っていくというストーリー。2006年にはテレビドラマ化、2011年には映画化されている。
『白夜行』の概要
『白夜行』とは、東野圭吾による小説で、1999年8月に刊行された傑作ミステリー長篇。発行部数は2010年12月時点で200万部を超えている。2006年1月から3月までTBS系列でテレビドラマが放送されている。主演は山田孝之と綾瀬はるか。
1973年の夏、大阪のある廃ビルで起きた質屋殺し。何人もの容疑者が捜査線上に浮かぶが、決定的な証拠がないまま時は流れていく。犯人は初恋の少女を助けるために父を殺した当時小学5年生だった被害者の息子・桐原亮司(きりはらりょうじ)と、亮司をかばうために母を手にかけた西本雪穂(にしもとゆきほ)で、お互いを守るために交換殺人をしたのであった。その事実には触れないまま、その後の人生をそれぞれに歩んでいくかに見えたが2人の周囲では一見関連性のない不可解な事件が次々と起きる。 幼い頃に失った心を補完し、生きていくための犯罪行為を互いに幇助し合っていたのであった。 質屋殺しの事件に疑念を抱く刑事はそうした2人の一連の動きやそれぞれの関与に少しずつ気づき、2人の周辺の人物による証言や調査により真相に迫っていく。 人生のすべてを捧げ続けた亮司と、すべてを懸けて応え続けた雪穂だが、それぞれが関与した可能性があるとみられる他殺体の発見から亮司に司法の手が伸びるというストーリー。
2005年に舞台化、2011年には映画化されている。第48回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では本作が4冠を達成した。最優秀作品賞、主演男優賞・山田孝之、助演女優賞・綾瀬はるか、助演男優賞・武田鉄矢である。
『白夜行』のあらすじ・ストーリー
19年前
桐原亮司と西本雪穂は11歳の頃に図書館で出会う。雪穂は母子家庭で貧しく、金を稼ぐために母親に売られて性的虐待を受けるという地獄のような生活を送っていた。亮司は不倫している母と従業員のために家に居づらく、なんとなく互いに似たようなものを感じた2人はすぐに打ち解けて初恋同士のような関係になっていった。ある日亮司は母に腕を引かれて廃墟ビルに入っていく雪穂を見つける。不審に思った亮司が2人の後をつけると、雪穂はある部屋に入っていき、雪穂を残して母親は1人で部屋を出てきた。亮司が部屋を覗こうとするが、その部屋には鍵がかかっていて入れない。そこで亮司はダクトを這って部屋に忍びこむことにした。そしてそこで目にしたのは、裸になった雪穂の体の写真を撮影している自分の父の洋介(ようすけ)の姿だった。その光景に愕然とした亮司は無我夢中で持っていたハサミで洋介を突き刺して殺してしまう。父親を殺してしまったことに愕然とし、泣きじゃくる亮司。その亮司に向かって雪穂は「頭の中で何度も殺した。だからやったのは私だよ」と笑顔で告げ、ハサミを自分のポケットに入れた。代わりに洋介を殺してくれた亮司に感謝するのであった。
この殺人事件を担当した笹垣潤三(ささがきじゅんぞう)という刑事は、何者かが部屋の出入りにダクトを使用したのではないかということに気付いており、子供の犯行を疑っていた。しかし容疑者として上がったのは被害者と売春関係にあった雪穂の母である文代(ふみよ)であった。雪穂は亮司から捜査の目を逸らすために母を犯人に仕立てあげようとしていた。雪穂はある夜、母に睡眠薬を飲ませる。そしてガスの元栓を開き、無理心中を装って母親をガス中毒死させた。その後雪穂は生き残り、警察の捜査が進むと洋介が殺されたときに使われたハサミが文代の家から発見されて文代の指紋が出て来る。こうして捜査は終了するのであった。真犯人は死亡のまま時は過ぎるが、笹垣は雪穂と亮司への不信感が募っていくのだった。
高校時代
母を亡くした雪穂は華道家の唐沢礼子(からさわれいこ)に引き取られて大切に育てられていた。高校生になった雪穂と亮司は例の殺人事件から全く会っていない。そしてすっかり事件は風化していると思っていた矢先、高校生となった亮司の目の前に笹垣が現れる。あれ以来まだ事件の真犯人を探っているようである。雪穂の方は穏やかに高校生活を送っていたが、藤村都子(ふじむらみやこ)という同級生にその美貌を嫉妬されていじめのターゲットとなってしまう。雪穂が駅の男子トイレに書かれた落書きを自分で消していると、目の前に亮司が現れた。こうして2人は7年ぶりに再会する。17歳になった亮司は同級生の菊池道広(きくちみちひろ)から、7年前の事件をほのめかす写真を突き付けられネガと引き換えに金を要求されていた。再会した2人は協力して互いの邪魔な存在である藤村と菊池を黙らせようと計画を立てる。まず雪穂が藤村を夜廃墟に呼び出して亮司が襲い、レイプしてその写真を撮る。その現場に菊池の帽子を置いておく。こうして菊池をレイプ犯人に仕立てあげた。菊池は警察に疑われたため、亮司にネガと引き換えにアリバイの証明を頼む。こうして亮司はネガを手に入れ、藤村は登校拒否となり2人の計画は無事成功するのであった。一方の笹垣は亮司と雪穂の繋がりに気付き、7年前の事件を蒸し返そうとしていた。
さらに死因の偽装など次々と罪を重ねていく亮司であったが、罪の意識に苛まれて何もかも嫌になり、雪穂に自首しようと提案する。すると弱気な亮司に雪穂は絶望し、自分の子供時代の不幸をこれでもかと主張する。心に傷を抱える雪穂を見て亮司は同情し、自首することを諦めて雪穂を一生守り抜くことを誓うのだった。ある日雪穂が亮司に呼び出され、待ち合わせの図書館へ行くと『風と共に去りぬ』の単行本に亮司の死亡届と手紙がはさまっていた。そこには「雪穂が幸せになるために陰で支えていく」と記されていた。こうして亮司は自分は死亡したことにして、雪穂の人生を陰で支えていくことになる。
嘘を重ねた人生
亮司は自分が死んだように工作して身を潜め、友人の園村(そのむら)と協力して偽造キャッシュカードやコピーゲームを生業として大金を稼いでいた。一方の雪穂は大学に進学してソーシャルダンス部に所属し、篠塚製薬(しのづかせいやく)の御曹司の篠塚一成(しのづかかずなり)に恋をしていた。しかし篠塚は雪穂の親友・江利子(えりこ)と付き合ってしまう。恋が上手くいかない雪穂は江利子に嫉妬し、亮司に江利子を傷つけるように依頼する。そしてある夜、夜道を歩く江利子は強姦に遭ってしまい、それが元で篠塚との仲も引き裂かれることとなった。そんな事件があって江利子は家に引きこもることとなる。その後ダンス部の副部長高宮(たかみや)は雪穂に惹かれていった。高宮の実家は資産家であったため、雪穂は財産目的で高宮に近づき婚約が決まった。雪穂と高宮の結婚式まであと一週間。しかし、実は高宮には他に思いを寄せる女性がいた。高宮はその女性との結婚を諦めていなかったが、亮司が裏で細工して2人が会うことを阻止し、無事雪穂と高宮は結婚することとなる。
結婚後、亮司は雪穂の手引きで高宮が務める会社からデータを盗み、別会社に持ち込んだ上でベンチャー会社の社員として働いていた。一方の雪穂は友達と共同経営でブティックを開業すると、家のことは二の次で仕事に没頭する。しかし、それは全て高宮から離婚してほしいと言われるよう仕向けたことであった。雪穂の目的は、離婚して慰謝料を手にすることだったのである。雪穂は高宮と離婚するために家のことは放置して嫌がらせを続けた。最終的には亮司と協力してDVと不倫をでっちあげ、離婚に持ち込むことに成功する。
笹垣は自ら警察を辞め、洋介殺害から発展していった亮司と雪穂の周りで起こる不可解な事件の真相を暴くために探偵事務所を始める。篠塚は江利子の事件以来、雪穂のことを怪しく思って笹垣に近づく。元彼女であり雪穂の親友でもあった江利子が強姦事件に遭ったことを伝え、篠塚と笹垣の調査によって亮司と雪穂の悪事が徐々に明らかになってくる。亮司は鋭い疑いの目を向ける笹垣がどんどん邪魔に感じていき、大学病院の調剤薬局に勤める栗原典子(くちはらのりこ)に近づいて青酸カリを持ち出すよう頼む。事件を再調査しだした笹垣を青酸カリを使って殺害することを計画したのだ。笹垣殺害のために部屋に忍び込むと、亮司は自分と雪穂についての調査情報とその心情がびっしりと書かれたノートを発見する。それを読んだ亮司は笹垣のただならぬ自分たちへの思いに涙する。そして笹垣をこんな殺し方してはいけないと思い青酸カリをトイレへ流す。しかし、その時に笹垣が事務所に戻ってきてしまい、笹垣と亮司はばったり遭遇してしまうのだった。その瞬間、亮司は持っていたハサミで笹垣に向かって襲いかかるが、ハサミは足に刺さりそのまま亮司は逃走する。
亮司の死
笹垣の捜査が進むと亮司と共に悪事を働いていた園村が自首し、亮司はクレジットカード偽造犯として全国に指名手配される。笹垣の方は亮司の行方を探しているが見つからない。雪穂も亮司と全く会っておらず亮司の安否さえもわからない状態だが、ずっと雪穂は亮司のことを気にかけていた。雪穂は、陰に生きる亮司をいつか日の当たる場所に連れていきたいと思っていたのだ。
雪穂のブティック経営は順調で、「R&Y」2号店オープンの日、亮司が現れると踏んだ笹垣は店を張り込んでいた。すると笹垣の目の前にサンタクロース姿の亮司が現れた。亮司は笹垣に襲いかかり、ハサミで刺すが急所を外してしまう。そして亮司はそのまま走って逃げると笹垣も亮司を追いかける。笹垣は雪穂を守るために亮司が罪を重ねてきたことを分かっており「早く捕まえてやれなくてすまない」と涙ながらに言う。笹垣は亮司に自首をすすめるが、亮司は笹垣が持っていたハサミを握り自分を刺してしまう。そして傷を負いながら歩道橋から飛び降りる。死期を悟った亮司は意識朦朧としながら雪穂に会いに行く。そして雪穂を見つけて路上に倒れ込むと、血まみれの亮司のもとへ雪穂が近づこうとする。しかし亮司は近づいてきた雪穂に向こう側を指さして遠ざけて「逃げろ」と言う。雪穂は泣きながら背を向けてその場を後にするのだった。そして亮司は息を引き取ってしまう。
その後警察の事情聴取を受ける雪穂であったが、取り調べで雪穂は嘘の物語をでっちあげた。これまで嘘に嘘を重ね、亮司の死を受けとめてこれからも秘密を守るために全てを背負って生きていくことを決意したのだった。その後笹垣は時効が成立する2006年11月11日と記載された手を繋ぐ切り絵をみつけ、2人の願いは時効が成立したら仲良く過ごすことだけだった事を知るのだった。
『白夜行』の登場人物・キャラクター
主要人物
桐原 亮司(きりはらりょうじ/演:山田孝之)(幼少時代:泉澤祐希)
本作の主人公で質屋きりはらの主人、洋介の一人息子。小学生の頃、図書館で知り合った雪穂に恋をする。やがて父が彼女にしていた破廉恥なシーンを見て殺害してしまう。以降の人生は闇の中を歩くことになり、雪穂の為に手を血で染めていってしまう。切り絵が得意で、雪穂から贈られたケースにハサミを入れて常に身に付けている。
唐沢(西本) 雪穂(からさわゆきほ/演:綾瀬はるか)(幼少時代:福田麻由子)
旧姓は西本。貧しい生活の中、母は売春をしている。亮司と幼い初恋を育むが、母親に売られて性的虐待を受けている。それがもとで父を殺した亮司をかばうために、母親を無理心中に見せかけて殺害した。その後は唐沢礼子の養女として引き取られた。容姿端麗で勉強もできるが、魔性の女で周囲の人間は何故か次々に不幸に見舞われる。
桐原家
桐原 洋介(きりはらようすけ/演:平田満)
質屋きりはらを経営している亮司の父。19年前に雪穂に性的虐待していたところを息子である亮司にハサミで刺されて殺された。西本文代から雪穂を金で買って写真を撮るという性的嗜好を持っていた。
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『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。
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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。
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恋空(小説・漫画・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『恋空』とは、美嘉のケータイ小説を映画化した恋愛映画である。女子高生の田原美嘉(たはらみか)が同じ学校に通う男子高生弘樹と出会い付き合うところからはじまるが、ある日美嘉はヒロに突然別れを告げられる。ヒロは末期ガンを患い別れを決意したのだが、それを知り美嘉は看病を続けるのだ。しかしふたりに別れがやってくる。この映画は痛いほど切ないのに、どこか温かいラブストーリーとなっている。映画は2007年11月3日に公開され、監督は今井夏木、主演は新垣結衣と三浦春馬が務めた。
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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
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め組の大吾(FIRE BOYS)のネタバレ解説・考察まとめ
『め組の大吾』は1995年から1999年までの約4年間、曽田正人が週刊少年サンデーで連載していた消防士の物語である。マンガの他、2004年にフジテレビでドラマ化された。主な内容は、不良に近かった朝比奈大吾が、消防士になり同僚や上司、先生や助けた人などに刺激を受けてレスキュー隊員へと破天荒ながら活躍の場を広げていく様子が描かれている。元不良らしい考え方と行動力の大吾とともに、優等生である甘粕のコンビが魅力を後押ししている。また、火災や事故現場の臨場感などが読み手を引き付ける。
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LIFE!〜人生に捧げるコント〜(テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ
LIFE!~人生に捧げるコント~とは、NHKが制作しているコントを中心としたバラエティ番組。『人生』をテーマにしており、ウッチャンナンチャンの内村光良が中心となっている。内村にとってはNHKでの初のレギュラー番組。一度見たら忘れられない個性的すぎるキャラクターたちや、多分野に渡る豪華ゲストが特徴。
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舞妓Haaaan!!!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『舞妓Haaaan!!!』とは、宮藤官九郎が脚本を手がけたコメディ映画である。主人公の鬼塚(おにつか)は舞妓の美しさに魅了され、お茶屋遊びにあこがれていた。しかし京都の茶屋はどこも「一見さんお断り」のため、鬼塚はツテを頼ってなんとか茶屋に入ろうとする。そして贔屓の舞妓・駒子(こまこ)やライバルの内藤(ないとう)、元カノの富士子(ふじこ)等、周りの人物を巻き込みドタバタ劇が繰り広げていく。この作品は鬼塚という舞妓へ異常な執着を持った強烈キャラが、日常を忘れて大笑いさせてくれる映画になっている。
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目次 - Contents
- 『白夜行』の概要
- 『白夜行』のあらすじ・ストーリー
- 19年前
- 高校時代
- 嘘を重ねた人生
- 亮司の死
- 『白夜行』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 桐原 亮司(きりはらりょうじ/演:山田孝之)(幼少時代:泉澤祐希)
- 唐沢(西本) 雪穂(からさわゆきほ/演:綾瀬はるか)(幼少時代:福田麻由子)
- 桐原家
- 桐原 洋介(きりはらようすけ/演:平田満)
- 桐原 弥生子(きりはらやえこ/演:麻生祐未)
- 警察関係者
- 笹垣 潤三(ささがきじゅんぞう/演:武田鉄矢)
- 古賀 久志(こがひさし/演:田中幸太朗)
- 亮司の関係者
- 松浦 勇(まつうらいさお/演:渡部篤郎)
- 園村 友彦(そのむらともひこ/演:小出恵介)
- 菊池 道広(きくちみちひろ/演:田中圭)
- 西口 奈美江(にしぐちなみえ/演:奥貫薫)
- 榎本 宏(えのもとひろし/演:的場浩司)
- 秋吉 雄一(あきよしゆういち/演:尾上寛之)
- 栗原 典子(くりはらのりこ/演:西田尚美)
- 雪穂の関係者
- 唐沢 礼子(からさわれいこ/演:八千草薫)
- 西本 文代(にしもとふみよ/演:河合美智子)
- 川島 江利子(かわしまえりこ/演:大塚ちひろ)
- 藤村 都子(ふじむらみやこ/演:倉沢桃子)
- 小竹 亮子(こたけりょうこ/演:春日井静奈)
- 篠塚 一成(しのづかかずなり/演:柏原崇)
- 高宮 誠(たかみやまこと/演:塩谷瞬)
- その他
- 三沢 千都留(みさわちづる/演:佐藤仁美)
- 谷口 真文(たにぐちまふみ/演:余貴美子)
- 島崎(しまざき/演:武野功雄)
- 『白夜行』の用語
- 白夜行
- 質屋きりはら
- ブティック「R&Y」
- 『白夜行』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 桐原亮司「不公平だと思ってもわざわざ人の幸せ壊してやろうとは思わねえよ」
- 西本雪穂「やったのは私だよ」
- 桐原亮司「隠せば隠すほど葬ろうとした真実は、夢の中で膨れ上がった 」
- 『白夜行』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 元フィギュアスケート選手の町田樹のプログラムのモデルとなった
- テレビドラマ版は原作と異なる点がある
- 韓国で映画化されている
- 『白夜行』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:柴咲コウ「影」