ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。
天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。
『ブラッディ・マンデイ』の概要
『ブラッディ・マンデイ』とは2007年に『週刊少年マガジン』で連載が始まった龍門諒原作のサスペンス漫画であり、2008年にTBSで放送開始された連続テレビドラマである。2010年にはシーズン2も放送された。キャストには三浦春馬、吉瀬美智子、佐藤健、片瀬那奈などの非常に豪華な俳優陣によって構成されている。
また、2020年には主人公である高木藤丸(たかぎふじまる)を演じた三浦春馬が急死したニュースが世間で大きな話題となったが、その際にも三浦春馬の代表作でもあるこの作品が再び注目されるきっかけともなった。作者の樹林伸は自身のTwitterで「俳優の三浦春馬くんが自殺した。僕の作品『ブラッディ・マンデイ』のドラマで、主役を張ってくれた俊英だ。打ち上げの時の素晴らしい挨拶は今もよく覚えている。いずれまたドラマでという願いは叶わなくなってしまったけれど、せめてご冥福をお祈りしたい。さよなら、ファルコン。」とコメントを残している。
ロシアでのテロ事件発生後に、テロに使われたウイルス兵器「ブラッディX」が日本に持ち込まれたことがわかり、警察機構内でも非公開であるテロ対策の秘密部隊THIRD-iが動き出した。しかし捜査に行き詰まり、数年前に天才ハッカーと呼ばれていた高校生の高木藤丸に助けを求めた。藤丸はTHIRD-iと協力し最悪のウイルステロから家族や友人、日本を救うことができるのかを描いたノンストップサスペンスである。
『ブラッディ・マンデイ』のあらすじ・ストーリー
ウイルステロの始まり
ロシアではウイルステロが発生し、多くの人が血を流し死んでいく事件が起きる。
このウイルスがテロ組織によって日本に持ち込まれてしまったのである。
そのことを知り、警視庁に設置された秘密部隊「THIRD-i」が動き始めた。
情報のなさに行き詰まってしまった「THIRD-i」は、伝説のハッカー「ファルコン」に助けを求めることになった。
「ファルコン」とは、2年前まで伝説のハッカーと呼ばれていた「THIRD-i」の一員、高木竜之介(たかぎりゅうのすけ)の息子である高校生の高木藤丸(たかぎふじまる)であった。
「THIRD-i」からロシアの軍事施設のハッキングを頼まれた藤丸は、テロ対策に関わることになった。
情報を集める「THIRD-i」だったが、機密機構のデータが「THIRD-i」内部から盗まれたことがわかり、高木竜之介が犯人として疑われる。
高木竜之介が行方をくらましたことで、高木竜之介はテロ組織の一員の疑いで「THIRD-i」から狙われる存在になってしまう。
それを知った藤丸は父の無罪を晴らすため、テロ組織の対策に協力することを決意した。
ここで、テロ組織が動き始めた。藤丸の妹、高木遥(たかぎはるか)が誘拐されたのである。
テロ組織の目的は藤丸に関東電力変電所をハッキングさせ、管理者パスワードを盗み出すことであった。
藤丸は妹を救うため、管理者パスワードをテロ組織に渡してしまう。
「THIRD-i」の調査により、空調設備が止まった大型ショッピングモールでウイルスをばら撒く目的があることがわかった。
急いでショッピングモールへの警戒を強める「THIRD-i」と藤丸であったが、停電の混乱の中、粉末状のウイルスがばら撒かれてしまった。
感染した客を外に出すわけにはいかないと判断がなされ、外に出た者については銃殺の許可が警察内で出てしまう。
客に銃弾が当たる直前で、藤丸はウイルスが偽物であることに気づいた。
つまり、この一件はウイルステロの予行練習であったのだ。
その夜「THIRD-i」に電話が入り、日本で初めての感染者が現れたことが告げられた。
感染者第1号は無差別に選ばれた1人ぐらしの女性、安田由紀子(やすだゆきこ)であった。
初の感染者が出たことで、「THIRD-i」での警戒体制がより本格化することとなった。
1人で抱え込んでいた藤丸だが、親友の音弥(おとや)は藤丸の様子に気づき、藤丸に詰め寄った。
藤丸は音弥にテロリストについて相談し、手に入れたロシアの教会でのテロ事件の映像を見せた。
音弥はその映像に、教員である折原マヤ(おりはらまや)先生が映っていることに気づいた。
折原先生がテロ組織の一員であることを知った2人は、「THIRD-i」と協力する。
折原先生がテロ組織の仲間であることを自白させ、捕らえることに成功した。
折原を拷問することで、テロ組織のアジトを聞き出した「THIRD-i」は、折原と藤丸を連れ、アジトに向かった。
向かう途中で折原が、この車内にいる「THIRD-i」のメンバーである宝生(ほうしょう)と加納(かのう)のどちらかが、テロ組織のメンバーだと告げる。
車内が騒然としたが、2人はただ混乱させるための嘘であると否定した。
到着した4人は折原と藤丸を外に残し、宝生と加納の2人で中の様子を見にいくことになった。
そこで急に宝生が加納の銃を奪い加納に向かって発砲した。
宝生はテロ組織のメンバーであり、裏切り者だったのだ。
さらに、藤丸も宝生に銃で撃たれて倒れてしまった。
宝生は「THIRD-i」本部に向かい、ウイルスが噴射される爆弾を仕掛けようとする。
だが、「THIRD-i」の司令塔である霧島(きりしま)の婚約者である中川沙織(なかがわさおり)が、防火シャッターを下ろしてそれを防いだ。
それにより中川沙織がブラッディXに感染してしまう。
「THIRD-i」は病院の屋上で宝生を追い込んだ。
そこに、宝生に銃撃されたはずの藤丸と加納が現れた。
宝生が撃った銃は電流が流れるゴム弾であり、殺傷能力はなかったのだ。
追い込まれた宝生に向かって、加納は助けの手を伸ばすが、「もう戻る場所なんてどこにもないの」と言い残し宝生は自殺してしまう。
テロリストの中心人物「J」
藤丸が折原に誘拐されてしまう。
そこで、藤丸は「J」と呼ばれるテロ組織のリーダーを紹介され、仲間に誘われる。
「仲間になれば君の大切な人を助けてあげる」と言われるが、藤丸はこれを断った。
Jは続け様に、現在逃走中の高木竜之介がテロ組織の仲間だと藤丸に告げる。
目的は神になることだと話すJであったが、「THIRD-i」が一般客に紛れ、Jを囲んでいたのである。
しかし、店内にはテロ組織のメンバーも多く潜んでおり、Jを含む他のメンバーに逃げられてしまう。
そこに、ブラッディXの研究をしていた敷村(しきむら)教授が、抗ウイルス剤を発明しているという情報が入ってきたのである。
現在行方不明の敷村教授を「THIRD-i」は探し始めた。
家に帰った藤丸は父が使用していたパソコンから、ある生物科学研究所を調べていたことを知る。
親友の音弥とあおいに協力を持ちかけ、生物科学研究所に向かった。
研究所の中を探索する3人は、監視カメラに敷村教授と折原が写っていることに気づいた。
敷村教授はテロリストに捕まっていたのである。
逃げだした敷村教授と3人は研究所から出ようとするが、高木竜之介が銃を向け立ちはだかった。
自分の父がテロリストの一員であることにショックを受ける藤丸であったが、「THIRD-i」の応援がきたことでまたもや藤丸の前から姿を消してしまった。
研究所から逃げ出すことができた3人であったが、ここで霧島の婚約者が死亡したことを知らされた。
「THIRD-i」本部に連れて行かれた敷村教授は霧島から尋問を受ける。
敷村教授について調べ上げていた「THIRD-i」は、ブラッディXをテロリストに流していたのが敷村教授であることに気付いたのである。
敷村教授は開き直り、「THIRD-i」に「抗ウイルス剤を渡す代わりに金をよこせ」と取引を持ちかける。
その後、隙を見て折原が敷村教授を殺したことで、またもや抗ウイルス剤のありかについての情報を失ってしまった。
しかし、敷村教授が使っていたパソコンが見つかり、ある場所を示すファイルが見つかった。
その場所は高木家が使っていた山奥にあるコテージであり、「THIRD-i」と藤丸はそこに向かう。
コテージに到着した藤丸たちは研究部屋を見つけ、抗ウイルス剤100人分を発見した。
喜ぶ藤丸たちであったが、折原マヤ率いるテロリストにコテージを囲まれ、抗ウイルス剤を奪われてしまった。
落ち込む「THIRD-i」だったが、藤丸が1つだけ抗ウイルス剤を耳の上に隠していたことで、5人分の抗ウイルス剤を確保することに成功した。
家に帰った藤丸であったが、殺人の容疑者として警察に追われてしまう。
事情を知った音弥、あおい、安斎、ひでの新聞部の4人が学校に作った秘密基地に藤丸を匿うこととなった。
しかし、突然ひでが血を流し始め、テロリストにより5人とも捕まってしまう。
人質として連れてこられた場所で、5人はウイルスに感染していることをJに告げられる。
テロリストは「THIRD-i」に抗ウイルス剤を渡す代わりに、警察に捕まっている神島(かみしま)を解放しろと取引を持ちかけた。
神島とは、2年前にブラッディXを使いテロを起こそうと企んでいた宗教団体の教祖である。
今回のテロリストは神島の信者によるものだったのだ。
「THIRD-i」は悩んだ結果、取引を受け入れたように見せかけ、なんとか5人を解放させることに成功した。
しかし、薬を飲ませる直前にひでが死んでしまう。
拘置所に神島を迎えにきたテロリストたちであったが、「THIRD-i」がテロリストを捕まえる準備をしていた。
拘置所の中にはブラッディXがばら撒かれており、下水道から神島たちテロリストにも逃げられてしまった。
高木竜之介が遥に送ったメールによれば、テロの実行日は明日の月曜日だった。
テロの実行日当日、テロリストたちは先回りしていた「THIRD-i」によって捕まっていく。
藤丸のハッキングにより、テロリストたちを監視していたのである。
藤丸が家に帰ると、Jが遥と喋りながら待っていた。
藤丸は、Jと音弥が血のつながった兄弟であることを教えられた。
その頃、テロリストのアジトでは、折原が隙を見て教祖である神島を殺した。
その後、折原がウイルスと抗ウイルス剤を持って「THIRD-i」に現れ、ある取引を持ちかける。
内容はテロリストの情報と引き換えに折原を守ることであり、神島を殺したのは「THIRD-i」に信頼してもらうためであったのだ。
折原は、本当の黒幕はJではなくKと呼ばれるJの兄弟であり、その正体を知ってしまった安斎が誘拐されていると告げる。
安斎を助けに向かった藤丸は、安斎に銃口を向ける竜之介を見つける。
安斎を助けようと竜之介に掴みかかったが、落ちた銃を拾った安斎が藤丸に銃口を向けた。
床に倒れたのは、藤丸を庇った竜之介であり、「ブラッディ・マンディを絶対に止めろ」という言葉を残して死んでしまう。
教祖の後継者であるKとは安斎のことであり、Kから「宝石箱をあけろ」という命令が出た。
高木竜之介はテロリストに潜り込み、ウイルステロの裏にある本当の目的を探っていたのである。
その功績もあり、ついにテロリストの本当の目的が明かされた。
それは中性子爆弾を都心部で爆発させることであり、宝石箱とは中性子爆弾のことであった。
その頃藤丸は安斎に呼び出され、ある展望台に来ていた。
そこは、宝石箱と呼ばれる中性子爆弾が設置されている場所であった。
爆弾作動まで残り3分、安斎は藤丸に銃を渡し「私を殺さないと爆弾は止まらない」と告げる。
安斎の脈が止まることで、爆弾が止まる仕組みだったのだ。
藤丸を追ってきていた霧島が危機一髪のところで安斎を銃撃する。
虚無感と共にブラッディ・マンディを阻止したことで安心する藤丸にJから一本の電話が入る。
爆弾の中身は作戦の失敗を悟ったJが奪っていたのである。
ブラッディ・マンディを止めることに成功したが、またいつ、テロが起こるかわからない。
藤丸は妹と共に、空を見上げた。
2年後
その2年後、藤丸はフリーターとして平穏な日々を送っていた。
しかし、「THIRD-i」では新たなテロ対策が始まっていた。
逃走していたJが捕まったのである。
その頃、内閣総理大臣になっていた音弥の祖父である九条彰彦が銃撃される事件が起きる。
その対策に「THIRD-i」から離れていた加納と南が招集された。
音弥が祖父の携帯電話にかかってきた電話に出ると、その相手は折原だった。
伝えられたのは、今夜8時に東京で核が爆発するという内容。
謎に思った音弥は1人で折原に会いに行く。
時を同じくして、藤丸の周囲で銃撃事件が起きる。
犯人は折原マヤを名乗り、藤丸を探していると言った。
現場に居合わせた藤丸の友人の響は、藤丸に逃げるように伝える。
響と合流した藤丸は、折原マヤを名乗る犯人の正体を暴くためにハッキングを試みるが、ホーネットというハッカーに邪魔をされる。
2人のもとに加納と南が来て、藤丸を「THIRD-i」に連れて行った。
「THIRD-i」からテロが起きる可能性を伝えられた藤丸は、再びテロリストに立ち向かうことを決意する。
魔弾の射手
折原と合流した音弥は、折原にチップを預けられ、総理に渡すことを命じられる。
藤丸はホーネットが、Jを日本に輸送している飛行機について調べていることを掴んでいた。
核爆弾は飛行機にあるとわかり、Jを輸送中の霧島に連絡する。
霧島は機内の中を隈無く探し核爆弾を発見する。
霧島がJを尋問すると、Jは他のテログループから命を狙われていることがわかる。
藤丸がハッキングにより爆弾の解除に取り組むが、再びホーネットの邪魔を受ける。
それ以上ハッキングを続けると藤丸の大切な人を殺すというものであった。
なんとあおいがテロリストに人質として捕まっていたのである。
藤丸は葛藤するが、あおいの救出の連絡を受けてハッキングを再開し、爆弾を解除した。
その後、藤丸にあおいが死んだことが伝えられる。
あおいが救出されたという情報は、藤丸にハッキングを続けさせるための嘘であった。
藤丸は「THIRD-i」に激昂する。
Jは特殊医療拘置所に移送された。
安心する政府に、魔弾の射手と名乗るテロリストから「我らが日本再起動計画を実施する」と連絡が入った。
悲しむ藤丸の前に折原が現れ、音弥はちゃんとお使いをしてくれたのかと告げる。
藤丸は音弥を探すが、音弥と遥が誘拐されていることに気づき、加納に助けを求める。
「THIRD-i」では、Jは魔弾の射手の計画を知っているから命を狙われている、という結論に至った。
Jに情報を聞きにいく霧島であったが、Jはファルコンを連れてこないと何も話さないと告げる。
誘拐された2人は、テロリストに皇帝の牙を渡せと脅され、音弥は折原から預かっていたチップを渡した。
2人は藤丸や加納の助けもあり、逃げ出すことに成功する。
しかし、急に現れた折原に音弥はついて行ってしまった。
その頃政府にテロリストから、刑務所にいる3人の囚人の釈放を求める連絡が入る。
要求を飲まないとガステロを起こすと告げられたため、要求を飲んだふりをし、約束の時間までにテロを防ぐことを試みる。
霧島に頼まれJの元へ連れてこられた藤丸は、Jから「君の近くに魔弾の射手のスパイがいる」と告げられた。
その頃に折原と行動を共にする音弥は、折原が加納と接触している現場を目撃する。
東京で起こるガステロの全貌が明らかになる。
ガス制御システムをホーネットがハッキングにより支配し、毒ガスを送っていたのである。
そのため、ガステロの対策にファルコンを起用することが提言された。
藤丸と霧島は、Jの証言により「THIRD-i」内部にスパイがいることを知る。
その情報をもとに、「THIRD-i」では加納がスパイであると疑われ、拘束されることになった。
その後、ガス制御システムを取り戻すためにホーネットと戦う藤丸は、無事にシステムを取り戻した。
藤丸は、後ろから銃を向けられハッキングを止めるように命令される。
「第3の皇帝が待っている」と銃を藤丸に向ける人物は響だった。
音弥が助けに入ったことで響は逃走した。
音弥から折原は味方であり、魔弾の射手の動きを追っていたことを藤丸は知らされる。
折原と合流した藤丸と音弥は、第3の皇帝の元へ向かう。
藤丸のハッキングにより、魔弾の射手から第3の皇帝の場所を割り出した3人は、海辺のコンテナ置き場に来ていた。
そこで、藤丸と音弥は第3の皇帝とは人物ではなく、史上最悪の水素爆弾のことであり、皇帝の牙とはその水素爆弾の設計図であることを知る。
しかしコンテナの中には何もなく、困惑する3人は魔弾の射手の襲撃に遭ってしまう。
時を同じくして、加納が3人の元へと向かう。
折原が「ここからは2人で逃げなさい」と叫び、横浜で教授と呼ばれる男を探すよう命じる。
躊躇する藤丸だったが、「最後くらい先生の言うこと聞きなさい」という折原の言葉に、「あんた、死ぬなよ」と言葉を残して2人は走り出した。
加納がコンテナの場所に到着すると、折原が冷たくなっていた。
「THIRD-i」内部のスパイは加納ではなく、澤北だった。
「THIRD-i」でも水素爆弾の探索が始まった。
藤丸と音弥は折原に言われた通り教授を探すことに。
そこで響が、第3の皇帝を探しているログをもとに、水素爆弾の場所を突き止めた。
藤丸から水素爆弾の場所の連絡を受けた「THIRD-i」は、回収に動き始める。
スパイである澤北は焦るが、魔弾の射手の狙いである中の核物質は、すでに抜き取られていた。
その日に、澤北に魔弾の射手から電話が入り、Jを殺害しろと命令がなされた。
澤北はJの尋問に名乗り出る。
尋問中に殺害を試みるが、Jの担当医師である倉野が身を挺してJを守ったことで失敗し、澤北は霧島に捕まえられた。
事情を聞き出すと、澤北は息子を人質に魔弾の射手に脅されていた。
澤北の息子が監禁されている様子はネットで中継されていた。
その中継は、閲覧者が100万人を超えると澤北の息子が殺害される仕組みになっていた。
藤丸は偽のサイトを作ることで、ライブ映像の閲覧者を止めることに成功。
ホーネットは、監禁場所に突入した加納によって捕まえられ「THIRD-i」に連行された。
澤北は、テロリストに協力したことで連行されてしまう。
捕らえられたホーネットは、同じハッカーとして藤丸が話を聞くこととなった。
その頃の特殊医療拘置所では、Jが心停止で倒れてしまう。
魔弾の射手の最後の1人
ホーネットの正体は中学生の男の子だった。
ホーネットと話す中で藤丸は裏で指示を出していた黒幕の存在を感じる。
ホーネットをテロリストにひきづり込んだ黒幕の名前は「スパイダー」。
しかも、スパイダーは藤丸のことを昔から知る人物であることも告げられる。
その頃倉野の心肺蘇生の甲斐もあり、Jは息を吹き返したが、大学病院に移送することが決まる。
一方、響に連れられて教授の元に辿り着いた音弥は、教授とともに「THIRD-i」を訪れた。
そして、教授の口から魔弾の射手の正体が明かされた。
魔弾の射手のメンバーは教授の祖国の過激派のメンバーであり、祖国の経済復興のため日本に攻め込むという目論見であった。
しかし、スパイダーに関しては教授も知らなかった。
また、水素爆弾の存在を魔弾の射手に教えたのがJであることも告げられる。
Jを輸送する「THIRD-i」だったが、魔弾の射手の襲撃を受け、救急車ごとテロリストに奪われてしまった。
藤丸はスパイダーの正体を知るため、響は折原の仇を討つために動き始めた。
スパイダーの場所を割り出した2人は、原子力発電所に到着する。
しかしすでにスパイダーによって、日本の原発を管理しているシステムを乗っ取られてしまっていた。
そして、政府に原発と引き換えに日本の政権を受け渡せと連絡が入った。
原子炉へ急ぐ藤丸は、南と倉野を見つけるが、南が撃たれて倒れてしまう。
スパイダーの正体は倉野だった。
正体がバレた倉野は、仲間であるはずの魔弾の射手のメンバーを銃撃し、原子炉へ向かった。
南を抱き抱える藤丸は、逃げろという命令を無視して、1人で原子炉のシャットダウンを試みる。
原子炉の大爆発が直前に迫った頃、藤丸が原子炉の前に現れた。
倉野と話す藤丸に「THIRD-i」から連絡が入る。
倉野は敷村教授の娘だったのだ。
藤丸は、2年前のブラッディ・マンデイで殺された父の仇を討つために、自爆テロを起こすのが目的であることを知る。
幼い頃に家族ぐるみの付き合いがあり、藤丸にPCの使い方を教えてくれたのが倉野であったことを思い出した。
警報が鳴り響く中、原子炉のシャットダウンが始まった。
藤丸がプログラムの解除に成功していたのだ。
自殺を図る倉野を藤丸は必死に止め、「生きてほしい」と告げる。
藤丸が振り返ると、魔弾の射手の1人が倉野に銃を向け、2人がお互いに撃ち合い倒れた。
これで全てが終わった。
家に帰った藤丸に、Jから電話があった。
Jは元から倉野と手を組んでおり、Jの思惑通りだったことを告げられた藤丸は、「お前だけは絶対に逃さない」と言った。
Jは「もう会うことはないだろう」と告げると電話を切った。
電話が切れたタイミングで遥が起き、藤丸は妹に笑顔を向けた。
『ブラッディ・マンデイ』の登場人物・キャラクター
主要人物
高木藤丸(たかぎふじまる/演:三浦春馬)
本作品の主人公であり、高木竜之介の息子である。普段は不真面目な高校生だがその正体は、公安調査局のコンピューターシステムに侵入するほどの腕を持つ天才ハッカー「ファルコン」。日本のテロ対策の秘密実動部隊である「THERD-i」が最悪のウイルステロの捜査に行き詰まった際に協力を持ちかけられ、ウイルステロから日本を救うことに関わることとなる。仲間や家族を非常に大切にしており、物語の各場面では持ち前の勇敢さと頭のキレの良さを活かしテロリストに立ち向かっていく。また、妹の高木遥のことを溺愛しており、遥が傷付けられると激昂する場面も多々見られる。普段はおちゃらけた性格をしているが、いざとなると自分の身を挺して仲間を守るなどの非常に男らしい一面を持つ。
J(ジェイ/演:成宮寛貴)
テロリストの主犯格であり、宗教組織の教祖である神島の息子である。東京でウイルステロを起こすことで神になることを目論んでいる。表向きは過去に死亡したことになっており、戸籍上はすでに存在しない人間となっている。非常に頭がよく、常に相手よりも1歩先を見越して行動しているため焦ることがなく、警察に囲まれても笑顔で余裕の様子で逃げ続けている。藤丸のことを気に入っており、仲間にならないかと取引を持ちかける場面もあった。メロンソーダが好きな一面もあり、登場する際にはメロンソーダを飲む場面も多く描かれている。テロリストの中ではリーダー格として扱われており、ミスを犯したテロリストのメンバーに罰を与える権利を有しているなど、恐れられる場面も多々ある。
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検察側の罪人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『検察側の罪人』とは、雫井脩介によって書かれた日本の小説が基になっている日本のサスペンス映画である。木村拓哉と嵐のメンバーである二宮和也がダブル主演で魅せるサスペンスストーリー。老夫婦殺人事件と時効を迎えた事件がきっかけとなり自分の正義に固執する最上と事件の真相に対する正義を追い求める沖野の対立が描かれた本作。脇には吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人などが固める。映画のキャッチコピーは「一線を超える」。
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。
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SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。
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シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。
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ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。
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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
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のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
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コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。
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ATARU(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ATARU』とは、2012年にTBSで日曜21時に放送された、櫻井武晴が脚本を手掛けたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明などが出演している。サヴァン症候群で特殊な能力を持った謎の青年・アタルが、警察と一緒に難事件を解決していく推理ミステリードラマである。2013年に公開された映画では、アタルと同じサヴァン症候群の女性が現れ、アタルが彼女の起こした事件に巻き込まれていく。
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カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
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バクマン。(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。
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AI崩壊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『AI崩壊』とは、2020年1月31日に全国公開された日本のSF・災害映画である。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかおが務めた。映画は主人公である桐生浩介(きりゅう こうすけ)が医療人工知能 AI「のぞみ」の開発に成功したところからはじまる。2030年には全国民の個人情報などを「のぞみ」が管理するようになったが、突然「のぞみ」が暴走し日本中がパニックとなる。その暴走を阻止しようと奔走する姿を描いた映画である。AIが発展する現代で、これからの世界のありかたについて考えさせられる映画だ。
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(平ジェネFOREVER)のネタバレ解説・考察まとめ
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。
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TANG タング(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『TANG』とはデボラ・インストール作の小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作とした、三木孝浩監督による実写映画作品。 ゲーム三昧で家から追い出されたダメ男・健(二宮和也)は、ある理由から、妻・絵美(満島ひかり)との未来も諦め、人生を一歩も進めずにいた。しかし記憶も感情もないはずのロボット・タングが「ともだち」や「優しい気持ち」を少しずつ学習する姿を見るうちに、次第に昔の自分を取り戻していく。 映画満足度は驚異の97%となっており、日本中を笑顔と感動と温かな涙で包み込む作品だ。
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こんな夜更けにバナナかよ(筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち/愛しき実話)のネタバレ解説・考察まとめ
『こんな夜更けにバナナかよ(筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち/愛しき実話)』は渡辺一史のノンフィクション小説。第35回大宅壮一ノンフィクション賞、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞している。2018年に大泉洋の主演で映画化された。進行性筋ジストロフィーという難病を抱えた鹿野靖明がおくる、ボランティアたちとの交流が物語を進める。不自由な体だがとことん自由奔放な鹿野の言動がユーモアたっぷりに描かれ、障害と介助の枠を越えた自立生活が垣間見える。
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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』とは2017年にフジテレビ系列で放送された、刑事ドラマである。脚本は金城一紀、主演は小栗旬。主人公の警視庁公安部巡査部長・稲見朗は、自衛官時代に携わった特殊任務で心に深い傷を負っている。そんな彼の使命は、首都・東京をあらゆる脅威から守ることだ。だがテロリスト・政治家・軍事スパイ・新興宗教など想像をはるかに超える敵が次々に襲いかかる。稲見は仲間の捜査員らとともに、抜群の身体能力を活かして危険な任務に挑んでゆく。骨太なアクションエンターテインメントだ。
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余命10年(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『余命10年』とは、小説を実写化し2022年に公開された映画だ。生と死、希望と絶望といった深いテーマを背景に、登場人物たちの内面の葛藤や変化がリアルに描かれている。坂口健太郎と小松菜奈がダブル主演を務めるということでも注目を集めた。物語は、難病を患った女性と生きる希望を失った男性が出会い、お互いに惹かれていく二人を中心に展開する。彼らは自身の過去や不安と向き合い、新たな未来への一歩を踏み出していく。
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バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ
『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。
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シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ
禍威獣(かいじゅう)とは、『シン・ウルトラマン』に登場する敵性大型生物。ある時を境に日本各地に出現するようになり、多大な被害を生み出した。その姿は爬虫類のようなものから鳥に似たもの、巨大な植物まで多種多様。既存の生態系から完全に独立した生物であり、放射性物質を食べたり破壊光線を発したりと個々が地球の常識では考えられない能力を秘めている。 その正体は、外星人こと地球外の知的生命体が、人類発祥以前に後に日本となる土地に不法投棄していった生物兵器。日本にしか出現しないのもこれが理由である。
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バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。
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20世紀少年(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。 コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。
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アンナチュラル(Unnatural)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンナチュラル(Unnatural)』は女優の石原さとみ主演の、野木亜紀子の脚本によるオリジナルドラマである。主人公の三澄ミコトはUDIラボで働く法医解剖医。UDIラボメンバーの中堂、東海林、六郎たちと一緒に、日本全国から送られてくる不自然死した遺体を解剖する仕事をしている。1話ごとに事件解決する法医学ミステリーで、ドラマのキャッチコピーは「不自然な死は許さない」。スピード感や爽快感のある明るくスリリングな物語で、UDIラボメンバーの人間ドラマをメインに「死」の謎や事件を解明していく。
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わたしを離さないで(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『わたしを離さないで』とは、日系イギリス人のカズオ・イシグロが2005年に発表した長編小説で、日本ではTBS系列で放送された脚本・森下佳子によるテレビドラマである。「臓器提供」を目的としてこの世に誕生した「クローン人間」の子供時代から始まり、成長とともに人生を受け入れ、全うしていく姿がドラマの中で主人公の恭子、友彦、美和の姿を映しながら描いていく。見どころは、作品の中では、現実の人物に近いキャラの恭子が自分の人生を振り返りながらすべてを受け入れ「生きる」ことに前向きになるという作品になっている。
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LIAR GAME(ライアーゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『LIAR GAME』とは2005年より甲斐谷忍が『週刊ヤングジャンプ』で連載していたサスペンス漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品。「バカ正直のナオ」と呼ばれる女子大生・神崎直(かんざきなお)が、巨額の金を賭けた騙し合いのゲーム「LIAR GAME(ライアーゲーム)」に巻き込まれ、天才詐欺師・秋山深一(あきやましんいち)とともにライアーゲームを戦い抜く姿を描いている。2007年4月にフジテレビ系列でドラマ化され、2009年11月にシーズン2が放送された。
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カルテット(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カルテット』とは松たか子主演のラブストーリー、コメディー、サスペンスの要素が入った連続テレビドラマ。2017年1月17日から3月21日まで毎週火曜22時から22時54分に放送されていた。ある日、偶然出会った演奏者である男女4人が、弦楽四重奏のカルテットを組み軽井沢で不思議な共同生活を始める。夢叶わず30代に入り、それぞれが人生のピークを迎えず緩やかな下り坂で立ち止まっていたが、4人の出会いは偶然ではなかった。ほろ苦くて甘い、ビターチョコレートのような大人のラブサスペンスである。
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目次 - Contents
- 『ブラッディ・マンデイ』の概要
- 『ブラッディ・マンデイ』のあらすじ・ストーリー
- ウイルステロの始まり
- テロリストの中心人物「J」
- 2年後
- 魔弾の射手
- 魔弾の射手の最後の1人
- 『ブラッディ・マンデイ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 高木藤丸(たかぎふじまる/演:三浦春馬)
- J(ジェイ/演:成宮寛貴)
- 折原マヤ(おりはらまや/演:吉瀬美智子)
- 九条音弥(くじょうおとや/演:佐藤健)
- 神島紫門(かみしましもん/演:嶋田久作)
- 「THIRD-i」のメンバー
- 加納生馬(かのういくま/演:松重豊)
- 宝生小百合(ほうしょうさゆり/演:片瀬那奈)
- 南海かおる(みなみかおる/演:芦名星)
- 高木竜之介(たかぎりゅうのすけ/演:田中哲司)
- 霧島吾郎(きりしまごろう/演:吉沢悠)
- 苑麻孝雄(そのまたかお/演:中原丈雄)
- 澤北美姫(さわきたみき/演:阿南敦子)
- 中川沙織(なかがわさおり/演:原田佳奈)
- 鎌田淳一郎(かまたじゅんいちろう/演:斎藤歩)
- 沖田耕一(おきたこういち/演:工藤俊作)
- 萩原太郎(はぎわらたろう/演:高嶋政宏)
- 槙村慎二(まきむらしんじ/演:水上剣星)
- 琢磨洋子(たくまようこ/演:秋田真琴)
- 海堂秀光(かいどうひでみつ/演:又平デビット幸太郎)
- 藤丸の周辺人物
- 高木遥(たかぎはるか/演:川島海荷)
- 朝田あおい(あさだあおい/演:藤井美菜)
- 安斎真子(あんざいまこ/演:徳永えり)
- 立川英(たちかわひで/演:久野雅弘)
- 水沢響(みずさわひびき/演:黒川智花)
- 日景潔(ひかげきよし/演:並樹史郎)
- 八木祐介(やぎゆうすけ/演:竹内寿)
- 鈴木卓也(すずきたくや/演:柳澤貴彦)
- 富永京子(とみながきょうこ/演:宮澤美保)
- テロリスト教団
- 出門丈一(でもんじょういち/演:TET)
- 安藤健(あんどうけん/演:山口龍斗)
- 城田学(しろたまなぶ/演:滝藤賢一)
- 有村望(ありむらのぞみ/演:恒吉梨絵)
- 宮本耀(みやもとよう/演:安部魔凛碧)
- 西田笑太郎(にしだしょうたろう/演:斗澤康秋)
- 小林大助(こばやしだいすけ/演:谷口翔太)
- 伊庭刑事(演:尾崎右宗)
- 田辺僚(たなべりょう/演:永倉大輔)
- 魔弾の射手
- ホーネット(演:神木隆之介)
- スパイダー(演:満島ひかり)
- ビースト(演:肥野竜也)
- レディーバード(演:八代みなせ)
- モスキート(演:裴ジョンミョン)
- ホタル(演:金原杏奈)
- 江本加奈(えもとかな/演:阿部真美)
- 政府関係者
- 安岡啓太郎(やすおかけいたろう/演:浜田晃)
- 九条彰彦(くじょうあきひこ/演:竜雷太)
- 島村太(しまむらふとし/演:藤木孝)
- 竹内由希(たけうちゆき/演:滝沢涼子)
- 疋田光利(ひきだみつとし/演:矢柴俊博)
- その他
- 中林信行(なかばやしのぶゆき/演:趙珉和)
- 種田登(たねだのぼる/演:宮内淳士)
- 和田有香(わだありか/演:橋本亜紀)
- 教授(演:津嘉山正種)
- 敷村壮介(しきむらそうすけ/演:神保悟志)
- 宗方瞳(むなかたひとみ/演:村岡希美)
- 大杉健一(おおすぎけんいち/演:中根徹)
- 船木勘助(ふなきかんすけ/演:螢雪次郎)
- 池田勝彦(いけだかつひこ/演:小久保丈二)
- 黒崎所長(演:山中敦史)
- 石川看守(演:野間口徹)
- 浅倉看守(演:佐伯新)
- 安田由紀子(やすだゆきこ/演:江口のりこ)
- 赤石一彦(あかいしかずひこ/演:堀部圭亮)
- 『ブラッディ・マンデイ』の用語
- ブラッディ・マンディ
- 宝石箱
- ブラッディX
- 第3の皇帝
- 『ブラッディ・マンデイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- テロの始まり
- THERD-iの内部から裏切りの発覚
- テロリストのリーダー格「J」の登場
- 『ブラッディ・マンデイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- flumpoolボーカルによる三浦春馬追悼
- ブラッディ・マンデイの呪いの噂
- 原作とドラマの違い
- 『ブラッディ・マンデイ』の主題歌・挿入歌
- Season1
- 主題歌:flumpool「Over the rain〜ひかりの橋〜」
- Season2
- 主題歌:flumpool 「残像」