ATARU(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ATARU』とは、2012年にTBSで日曜21時に放送された、櫻井武晴が脚本を手掛けたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明などが出演している。サヴァン症候群で特殊な能力を持った謎の青年・アタルが、警察と一緒に難事件を解決していく推理ミステリードラマである。2013年に公開された映画では、アタルと同じサヴァン症候群の女性が現れ、アタルが彼女の起こした事件に巻き込まれていく。
『ATARU』の概要
『ATARU』とは、2012年4月15日から6月24日まで、毎週日曜日21時にTBS系の日常劇場枠で放送されたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明、玉森裕太などが出演している。脚本は『相棒』や『科捜研の女』などのミステリー作品を中心に手掛ける櫻井武晴。初回視聴率は19.9%、平均視聴率は15.6%を記録し、2013年にはスペシャルドラマが放送され、映画も公開された。さらに「TVnavi ドラマ・オブ・ザ・イヤー2012」で栗山千明が最優秀助演女優賞を受賞するなど、大きな話題となった。本作はアタルの言葉のヒントから謎を解いていく面白さはもちろんのこと、ピュアなアタルと個性的な登場人物の掛け合いも魅力となっている。
ある日、化学工場で爆発事件が起こり、捜査一課は事故と判断する。しかし巡査部長の蛯名舞子(えびなまいこ)は事件性を疑い、辞職覚悟で独自に捜査を続けることを決意し、爆破現場を訪れる。そこでチョコザイと名乗る謎の男と出会う。彼は意味不明な単語を発した後、眠ってしまった。その後、舞子が彼の発した言葉の意味を調べると、事件の真相に繋がっていることが判明した。それをきっかけに、アタルは舞子の捜査に協力することになる。そして謎の多かったアタルの正体も、徐々に明らかになっていった。
『ATARU』のあらすじ・ストーリー
アタルと舞子の出会い
FBIのラリー井上(らりーいのうえ)に連れられ、アタルという名のサヴァン症候群の青年が日本にやってきた。しかしアタルは空港でラリーとはぐれてしまい、一人でどこかへ歩き出す。その日、化学工場で大規模な爆発が発生し、一人の従業員が死亡した。捜査一課は従業員の不注意による事故と判断したが、巡査部長の蛯名舞子(えびなまいこ)は、事件性を疑っており、捜査本部が立たないことに不満を抱えていた。舞子は上司の沢俊一(さわしゅんいち)や警部補の野崎蓮生(のざきはすお)に再捜査を要求したが、彼らは「事故で処理する」の一点張りだった。そこで舞子は退職届を提出し、一人で捜査を続ける決意をする。
その後、事件現場を訪れた彼女は、そこでアタルと遭遇する。アタルは自らを「チョコザイ」と名乗り、意味不明な言葉を呟いて眠ってしまった。その後、舞子が家に戻ると沢が来ており、彼は「退職届を取り下げて有給休暇ということにした」と伝え、「警察に戻れ」と彼女を説得する。舞子はその言葉を無視し、沢にアタルがつぶやいた意味不明な言葉について話す。そこで沢と舞子がアタルの言葉を調べてみると、見逃していた事件の真相に近づくことが判明した。そして再びアタルと接触した舞子は彼のヒントに導かれ、ついに真犯人に辿り着いた。それをきっかけに舞子はアタルの正体が分かるまで、彼をアパートに住まわせて面倒を見ることにした。
アタルが次々に事件を解決
ある日、舞子がアパートに向かうと、アタルは「花がありません」と言いながら突然部屋を飛び出す。途中合流した沢と共に舞子がアタルを追いかけると、彼は花屋に入っていった。するとそこでバラの花束を買っていた早乙女という男が突然倒れてしまう。そして彼は「青いバラ」と言い残して、息を引き取った。検視の結果、病死と診断された。しかしアタルは早乙女の写真を指さして「これは違います」と言い、花屋で早乙女の吐しゃ物を示し「ガストリックベイルチ」とつぶやく。調べてみると、ガストリックベイルチは吐しゃ物の成分だと判明。さらに舞子はアタルが示した狐の手袋から、ジギタリスという毒の存在に行きつく。そして遺体を解剖すると眼球から、ジギタリスが検出された。その結果、早乙女の妻が彼の浮気が許せず殺したことが判明する。早乙女が最期に「青いバラ」とつぶやいたのは、妻のために購入しようとした赤いバラがジギタリスの視覚作用で青に見えたからであった。
その後、身元不明のアタルを生活安全課で保護するため、病院で検査を受けさせることになった。そこでアタルが発達障害であると判明。そんな中、港に広告代理店社長の弓削勝則(ゆげかつのり)の水死体が上がる。夜釣りの最中に崖から転落した事故死と処理されるが、舞子は腑に落ちず独自に捜査を開始。するとアタルが遺体の写真などを見て「Fracture(骨折)」「落ちたのどっち」とつぶやく。そこで遺体を解剖してみた結果、勝則は転落する前に重い鈍器で殴られた可能性があることがわかった。さらにアタルの言葉から勝則の浮気相手の存在が浮上する。沢が取り調べをすると、その浮気相手は勝則の息子とも付き合っていたことが判明。そして女絡みで勝則のことが憎くなった息子が、彼を殺してしまったことが明らかになった。その後、アタルは入院することになったが、直後にラリーが車で彼を連れ去る。そんな中、小型飛行機が樹木に衝突し、パイロットが亡くなる事件が発生。事故か自殺の可能性が高いと断定されるが、舞子は納得できなかった。一方、アタルは警察無線などを通じて事件を知り、「日本でのトレーニングは終了だ」と言うラリーの制止を無視して、舞子たちの捜査に加わる。そしてアタルの言葉を手掛かりに捜査するが、なかなか殺人を立証できない。するとアタルは舞子たちに別の飛行機が、小型飛行機に衝突したという真相を導く。そしてその飛行機を操縦していた女性が犯人であることが判明し、事件は解決した。
その後、舞子の弟である蛯名昇(えびなしょう)の通う帝都医科大学で、精神科の教授が転落死する。昇は教授が階段から転落する現場に居合わせ、不審な人影を目撃したが、同じく目撃者である精神科助手の浅尾は誰も見ていないと証言。そんな時、アタルが病院を抜け出して大学に現れ「BRAIN(脳)」「HALLUCINATION(幻覚)」とつぶやく。まるで昇が幻覚を見たとでも言うような言葉に、昇は見間違いだったのではないかと自信をなくす。しかしその後、被害者の名札から第三者の血痕が出る。その血痕を調べると、製薬会社の人間が犯人だったことが判明した。さらにアタルの言葉から、浅尾が過去に脳の手術を受けていたことが分かる。そのため浅尾は左の視界を失念する症状があり、犯人の姿を認識できず、「誰も見ていない」と証言したのだった。その後、アタルの身元引受人となった沢は、彼と同居を始める。そんな中、長岡という青年が自宅の浴室で手首を切って死亡する事件が発生する。一方、アタルと一緒にいた舞子は道端でうずくまった水瀬という女性を介抱する。水瀬は絶対音感を持ち、不協和音で体調を崩す体質だった。舞子は水瀬を家まで送り届けたが、そこは長岡が住んでいる部屋の隣の部屋だった。そして現場写真を見たアタルが「右、左」とつぶやいたことにより、長岡が死んだ当日、彼の家に水瀬が入室していたことが判明。しかし水瀬は「長岡の時計のアラーム音が不快だったため、アラームを止めに部屋に入っただけで殺していない」と主張する。その後、アタルのさらなるヒントにより、舞子たちは真犯人がアパートの大家であると突き止めた。
その後、コインランドリーを訪れた舞子と沢とアタルは二発の銃声を聞き、近くの交番に駆け付ける。するとそこで和田交番所長が死んでいた。沢は現場に来る直前、かつての上司である福留とすれ違ったことが気にかかる。アタルは「銃の先端が30cm以上離れている」とつぶやき、舞子たちは自殺ではないと確信するが、硝煙反応などから鑑識は自殺と判断。さらに銃に残った弾の数から一発しか撃たれていないことが分かったが、沢は「二発の銃声を聞いた」と係長の中津川洋治(なかつがわようじ)に主張する。しかし中津川は取り合わず、頑なに自殺として処理しようとしていた。その後、沢の調べにより、和田が課長からパワハラを受けていたことが発覚する。さらに自殺を考える和田の気持ちが痛いほど分かった福留が、彼を楽にするため「他殺に見せかけて自殺する方法」をメールで送っていたことも分かった。他殺であれば和田の妻に退職金や年金を残せると考えていた福留だが、和田がメールを消し忘れていたため、警察は自殺と判断したようだ。警察は和田がパワハラで自殺したことを隠すため、現場を偽装していたのだった。
アタルの過去が判明
アタルを検査に連れて行った舞子の前に、突然ラリーが現れ、彼女らをFBI駐在室へ連れて行く。そこでラリーは彼女に、アタルがFBI捜査官の候補生であること、SPB(サヴァン・プログラム・ブランチ)というサヴァン症候群の能力を捜査に生かすための訓練を受けていたことを説明する。ラリーはアタルに膨大なデータを覚えさせたが、それを引き出す能力がなく、なかなか捜査に生かすことができなかった。そこでアタルを日本に連れてきたところ、舞子のおかげで成果が出たため、ラリーはこのままアタルと捜査を続けてほしいと彼女に頼む。しかし彼女はもうすぐ警察を辞めるため、自分は適任ではないと断った。するとラリーは舞子に「アタルと一緒にSPBに来ないか」と提案した。一方、とあるアパートで火災が発生し、日村という男が亡くなる。その事件は自殺として処理されそうになり、沢は解剖を指示するが、他殺の可能性は低かった。事件を知った舞子は日村が母親に恋人を紹介しようとしていたと知り、そんな人が自殺するはずないと考える。そこで舞子はアタルのヒントにより、遺体の頭蓋骨の毛細血管を調べ、火災が発生する前に日村が首を絞められて気絶したことを突き止める。そしてさらなるアタルのヒントで、日村から金を借りていた男が犯人だったと分かった。
その後、アタルの両親が八王子にいることを知った舞子と沢は、そこへ向かう。そしてアタルの父親である猪口誠(いのぐちまこと)から、ラリーにアタルを任せた時のことなどを聞くが、ラリーは誠にアタルがFBIの訓練していることを隠していた。舞子はアタルをそのまま家族の元に残して帰ったが、彼はアパートに戻ってきてしまう。そして雑木林で幼児の遺体が見つかった事件の捜査に加わる。遺体には無数の痣や傷があり、幼児虐待で何度も通報されていたことが判明。母親が子供を虐待死させた疑惑が浮上する。そんな中、舞子は再びアタルを連れて八王子にいる彼の母親・猪口ゆり子(いのぐちゆりこ)の元へ行き、話を聞く。凄まじい記憶力を持つアタルの能力は周囲に理解されず、ゆり子も精神的にボロボロになった。そんな時、アタルをラリーに厄介払いしてしまったことで、ゆり子は罪悪感を抱えていた。しかしアタルは家族を表すユリを自分の住む家に飾り、大事にしていた。それを知ったゆり子は涙を流す。その後、アタルは沢と共に事件現場に戻ろうとするが、沢は彼のストレスにならないよう連れて行かなかった。しかしラリーはアタルを現場に連れ行く。そして沢の推理により、雑木林で死んだ子供は毒を持つ花を摘んだことによる不運な事故死だったと判明。しかし母親は虐待を認め、号泣する。その姿を見たアタルは突然絶叫して倒れてしまった。そのまま昏睡状態に陥ったと思われたアタルだが、実際は睡眠をとれず気絶して眠っただけだった。
そんな中、女性が運転中に電柱に衝突、炎上して車内で死亡する事件が発生。事故か自殺と思われたが、舞子はその女性の車が、かつて母の蛯名真理子(えびなまりこ)が事故死した車と同じ車種だったことから、気になって捜査を開始する。その間、アタルは眠り続けていたが、病室で舞子たちの会話を聞いて事件を知る。そしてしばらくして目を覚ましたアタルは、現場写真を見て舞子にヒントを与える。調べてみると、車のタイヤに細工がされていたことが判明し、車の中にガソリンが撒かれていたことも分かった。そして真犯人が判明すると同時に、15年前に自殺として処理された真理子の事件についての新事実も明らかになった。するとアタルは真理子の写真を見つめながら「捜査を始めます」とつぶやくのだった。
15年前の事件の真相とアタルとの別れ
沢は新米刑事だった15年前、真理子の事故を担当していたことを舞子に打ち明ける。現場検証の結果、真理子は居眠り運転の可能性は低かったため、自殺として処理された。沢はカメラの映像を見る限り、真理子が自殺するような表情には見えなかったが、そのまま自殺として処理してしまったことに関して、舞子に負い目があったと語る。するとアタルが「目を開けていた。居眠り運転。ブレーキ踏まなかった」とつぶやき、捜査を始めようとする。沢たちは「捜査しなくていい」と止めるが、アタルは言うことを聞かなかった。その後、アタルは真理子のお墓にやってきて、突然遺骨を取り出し「中指がありません」と話す。その様子を舞子と昇と共に見ていた父の蛯名達夫(えびなたつお)は、突然「真理子は俺が殺した!」と叫び去っていく。舞子はショックを受け、事件を調べるのが怖くなったと涙を流す。するとアタルは「泣いたら前が見えないよ」と舞子を慰める。その後、舞子と沢は達夫が真理子の事故現場にいることを突き止め、そこへ向かう。達夫は真理子が事故に遭う前の晩に彼女と口論になったことを二人に話し、自分が彼女を自殺に追い込んで殺したと罪悪感を抱えていた。
その後、アタルが真理子の骨の写真を見て「骨血出てる」と指摘する。調べてみると、真理子は運転中に脳出血を起こした可能性が高いことが判明した。そのため、体が麻痺しブレーキを踏めなかった可能性が浮上する。舞子はアタルに「捜査に協力してほしい」と頼み、改めてカメラの映像を確かめる。しかしアタルはパニックを起こして倒れてしまった。それから沢たちは、真理子が運転中に脳出血を起こして全身麻痺の状態になったと推測。そして唯一動く右手で助けを求めようとして、車の窓を開け手を出したが、対向車に当たり中指とブレスレットを失ったのだろうと推理した。沢たち警察はその証拠をつかむために、総動員でブレスレットの捜索を行ったが、見つからなかった。しかしその後、真理子が事故に遭った日、注文していた指輪を取りに行こうとしていたことが判明。真理子は店員に「家族を再生したい」と語り、家族全員分のファミリーリングを購入していた。しかしその指輪を取りに行く際に、事故に遭ったのだった。それを知った達夫たちは真理子が自殺じゃなかったことを確信し、涙を流した。
有給休暇を終えた舞子は改めて退職届を提出し、警察を辞めた。ラリーにSPBに誘われていたが、「日本でやりたいことがあるから」と断った。アタルは両親に「一緒に住もう」と誘われるが、彼は自立して生まれ変わるため、ラリーの元へ戻ることを選んだ。そのためアタルはラリーと共にアメリカへ帰ることになり、舞子と沢が見送りに行く。別れ際、涙を流す舞子に、アタルは自分が持っていたデグーのぬいぐるみを渡し、「もう絶対離れません」と告げるのだった。
『ATARU』の登場人物・キャラクター
主要人物
アタル/チョコザイ(演:中居正広)
本作の主人公。サヴァン症候群の青年。いつもベージュと白の服を着ている。本名は「アタル」だが、本人は幼い頃のあだ名である「チョコザイ」を名乗っている。卓越した記憶力を持っていることから、FBI捜査官の候補生として、ラリーが訓練し膨大な知識を記憶させていた。ラリーと一緒にアメリカから日本にやってきた際に、舞子と出会い、事件の捜査に加わるようになった。そして短い言葉で舞子に事件の謎を解くヒントを与えていた。発達障害のためコミュニケーションが苦手で会話は難しい。食べ物や行動など一度決めたことは頑なに変えないが、相手が3回繰り返して言い聞かせれば、「アップデートしました」と言って、行動を変えるようになる。最後はラリーと一緒にアメリカに戻った。
沢俊一(さわしゅんいち/演:北村一輝)
警視庁捜査一課の警部補。関西弁で話す。飄々としており、感情的になる舞子をフォローしていた。照会センターに所属する飲み友達の犬飼と共にアメリカ大使館の違法無線に気づき、捜査するが、圧力をかけられて中止に。独自に捜査していた犬飼が突然豹変したことから、ラリーの関与に気づき、彼に疑惑の目を向けた。また舞子の頼みでアタルの身元引受人となり、彼と一緒の部屋で寝泊まりしていた。アタルが手のひらに爪で傷をつけていることに気づき、捜査をさせることがストレスになると考え、彼を捜査から離れさせようとしていたが、ラリーと意見が分かれて対立した。
蛯名舞子(えびなまいこ/演:栗山千明)
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『呪怨』(ビデオ版)とは、2000年に発売されたホラービデオ作品である。監督・脚本は清水崇。後に日本を代表するホラー映画となる『呪怨』シリーズの原点とも言える作品である。『呪怨』シリーズの全ての発端である佐伯家の殺人事件を中心に、複数の登場人物の視点を通して語られるオムニバス方式となっている。伽椰子は何故夫の剛雄に殺されたのか、伽椰子と俊雄の霊が多くの人達を呪い殺していく様が恐ろしい心霊現象として映像化されている。その呪いは事故物件に入居した人間にとどまらず、その関係者にまで次々と伝播していく。
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真夏の方程式(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『真夏の方程式』とは、2010年から連載されていた東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが原作の、2013年公開の日本映画である。監督は西谷弘。夏休みを玻璃ヶ浦の川畑(かわはた)家で過ごすことになった柄崎恭平(つかさききょうへい)は、仕事で来ていた湯川学(ゆかわまなぶ)と出会う。しかし同じ時期に玻璃ヶ浦に来ていた元警視庁の刑事が遺体で見つかったことにより、川畑家が抱える秘密が次第に明るみになっていく。この物語は海を臨む美しい町で湯川が少年とともに事件解決に進む様子と、血を超えた家族の愛が描かれている。
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祈りのカルテ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『祈りのカルテ』とは、 2018年に刊行された知念実希人の医療ミステリ小説原作で、2022年に放送されたドラマ作品である。研修医の諏訪野良太(すわのりょうた)は医者としてはひよっこだが、顔色を伺うことが抜群にうまい。問題を抱えた患者達に向き合い、心の謎を解き明かしていく。医者として成長していく姿や、カルテを見て患者の問題を暴いていくミステリー要素、コミカルな演技などがみどころの一つとなっている。
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ガリレオ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。
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マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』とは、2006年7月から日本テレビで放送されていたコメディドラマ。韓国映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー』のリメイク。脚本は大森美香。主演は長瀬智也で、共演は新垣結衣や手越祐也など。ヤクザの若頭である榊真喜男は、まともに学校に通ったことがなく、勉強が全くできなかった。そのため、ボスである父に組を継ぐために、高校を卒業するよう命じられる。初めは嫌々学校に通っていた真喜男だが、徐々に青春の楽しさを感じていく。本作は平均視聴率が19.1%と高視聴率を記録した。
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呪怨2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『呪怨2』(映画)とは2003年に公開されたホラー映画作品で『劇場版 呪怨』の続編にあたる。監督・脚本清水崇。心霊特番のロケで幽霊屋敷に行った一行が次々に不審死を遂げたり、行方不明になっていく様が恐怖の心霊現象として映像化されている。女優の原瀬京子は俊雄に何度もお腹を触られるという心霊現象を体験した末に、この世に再び伽椰子を産み落とすこととなる。分娩室の床で産声をあげる血塗れの紙袋の恐ろしさは圧巻。キャッチコピーは「身の毛もよだつ絶頂」。
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忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。
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舞祭組(ブサイク)の徹底解説まとめ
舞祭組(ブサイク)とは、Kis-My-Ft2のメンバーのうち横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永の4人で結成した派生ユニット。中居正広がプロデューサーをし、グループ名を決定。その後ジャニー喜多川が漢字を当て、「舞祭組」となった。結成当時は、Kis-MyFt2の中で「後列4人」という目立たないポジションのメンバーであったが、舞祭組としてシングルやアルバム、ライブツアーなどを行い徐々に人気を集めることとなり、キスマイ内での格差がなくなるきっかけとなったグループ。
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14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。
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ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ
『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)』とは、内藤了が執筆したミステリー小説『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズを原作に制作したフジテレビ系列のドラマで、2016年に火曜夜10時ドラマ枠で放送された。新米刑事の藤堂比奈子は異常犯罪者にとても興味をもっていた。どんな気持ちで殺人をしどこでそのスイッチが入るのか興味深いと捜査するが、そこには自分の生い立ちなど関わっており、物語が進むにつれて比奈子の過去や現在の謎にも迫っていくストーリーになっている。
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青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
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め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『め組の大吾 救国のオレンジ』とは、“オレンジ”こと特別救助隊員の奮闘と成長を描く曽田正人、冨山玖呂両名による漫画作品。1999年に完結した曽田正人の少年漫画『め組の大吾』の続編であり、世界観と一部登場人物を共有している。2023年にアニメ化された。 斧田駿は、特別救助隊員として活躍することを夢見る新人消防隊員。常に自分の先を行く十朱大吾、高校時代から片思いしていた中村雪らと共に特別救助隊員となるための訓練に参加する中、斧田は十朱が10年前の大規模なホテル火災の生き残りであることを知る。
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目次 - Contents
- 『ATARU』の概要
- 『ATARU』のあらすじ・ストーリー
- アタルと舞子の出会い
- アタルが次々に事件を解決
- アタルの過去が判明
- 15年前の事件の真相とアタルとの別れ
- 『ATARU』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- アタル/チョコザイ(演:中居正広)
- 沢俊一(さわしゅんいち/演:北村一輝)
- 蛯名舞子(えびなまいこ/演:栗山千明)
- 蛯名家
- 蛯名昇(えびなしょう/演:玉森裕太)
- 蛯名達夫(えびなたつお/演:利重剛)
- 蛯名真理子(えびなまりこ/演:奥貫薫)
- 警視庁
- 中津川洋治(なかつがわようじ/演:嶋田久作)
- 渥見怜志(あつみれいじ/演:田中哲司)
- 野崎蓮生(のざきはすお/演:千原せいじ)
- 犬飼甲子郎(いぬかいこうしろう/演:中村靖日)
- 松島光輝(まつしまこうき/演:庄野崎謙)
- 石川唯(いしかわゆい/演:光宗薫)
- 黒木永正(くろきながまさ/演:中村昌也)
- 玉倉孝(たまくらたかし/演:三好博道)
- 安孫子智(あびこさとし/演:菅原大吉)
- アタルの関係者
- 猪口誠(いのぐちまこと/演:市村正親)
- 猪口ゆり子(いのぐちゆりこ/演:原日出子)
- ラリー井上(らりーいのうえ/演:村上弘明)
- 『ATARU』の用語
- サヴァン症候群
- 捨て山
- シンクロナイズドスイミング刑事
- SPB(サヴァン・プログラム・ブランチ)
- カレースープ
- ケチャップとマスタード
- デグーのぬいぐるみ
- 『ATARU』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アタルが罪悪感を抱えるゆり子に愛を伝える場面
- 不安になり泣き出す舞子をアタルが慰める場面
- 15年前の事件の真実が明らかになる場面
- 『ATARU』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドラマの反響
- SMAP在籍時に中居正広が出演した最後の連続ドラマ
- 小ネタ・パロディの多いドラマ
- 『ATARU』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):椎名林檎「自由へ道連れ」