いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の概要
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は、フジテレビ系「月9」枠にて2016年1月18日から3月21日まで放送された日本のテレビドラマである。略称は『いつ恋』。主演は有村架純と高良健吾。
東京という街にのまれないよう必死に生きる男女6人の、若者たちの恋愛を描いた本格ラブストーリー。坂元裕二によるオリジナル脚本。プロデュースを村瀬健、演出を並木道子が務めた。劇中音楽は得田真裕が務め、「ドラマで流れる音楽が作品にあっていて泣ける」と話題を呼んだ。
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は、第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞(2016年)・作品賞・脚本賞(坂元裕二)新人賞(西島隆弘)を受賞。第88回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2016年)では、主演男優賞(高良健吾)。東京ドラマアウォード 2016では、作品賞・連続ドラマ 優秀賞・主題歌賞(手嶌葵)等多くの賞を受賞した。
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』のあらすじ・ストーリー
音と練の出会い
幼いころに母を亡くした杉原音(すぎはらおと)は、叔父の林田雅彦(はやしだまさひこ)、知恵(ちえ)夫妻に育てられ北海道で暮らしていた。雅彦は、音を家政婦のように扱い、寝たきりになった知恵の介護を任せきりにしていた。音は、将来に夢や希望を抱くこともなく、今の生活がずっと続いていくのだろうと諦めながら過ごす毎日だった。雅彦は、25歳年上の資産家・白井篤史(しらいあつし)と音の結婚の話を勝手に話を進めていた。
福島県で祖父に育てられた曽田練(そだれん)は、だまし取られた祖父の畑を取り戻すために上京し、運送会社で働いていた。ある日、練の友人中條晴太(なかじょうはるた)が練の家に転がり込む。北海道旅行帰りの晴太の荷物の中には女性物の鞄があった。練は、晴太が拾った鞄の中に「音へ」と記された手紙が入っていることに気づく。手紙を読んだ練は、必ず本人に返さなければならないと感じ、鞄の中に入っていたクリーニング店のカードと、記されていた”林田音”の名前を頼りに、会社のトラックを借りて北海道へ向かった。
練がクリーニング店を訪ねると、鞄の持ち主はクリーニング店で働いていた。「大切な手紙だと思って返しにきた」と説明する練に、音は「手紙は捨ててください」と言い手紙を受け取らなかった。翌日、練は再び音のもとを訪れるが、音に「手紙は捨ててほしい」と言われてしまう。音は「この町で”林田音”として生きていく。そのためには、大事なもの(母からの手紙)は荷物になってしまうから」と練に話した。東京へ帰る練と遭遇した音は、ファミリーレストランへ連れて行ってもらった。音にとってはじめてのファミリーレストランだった。
音が帰宅すると、白井との結婚が破綻したと聞かされる。音と練が一緒にいる所を見て激怒した白井は、雅彦の元を訪れ結婚を白紙に戻すことを伝えに来ていた。雅彦は、音の目の前で音の母の遺灰をトイレに流してしまう。座り込む音に、寝たきりだった知恵がかけより、音を抱きしめて「逃げなさい。もうあんたの好きなところに行きなさい」と言った。
音は裸足で家を飛び出し、雨の中大通りまで走り続けた。音の近くで一台のトラックが止まる。音に気づいた練はドアを開け、音に向かって「乗れ!」と手を差し出す。音は練の手を掴みトラックに飛び乗った。東京へ向かうトラックの中で、音はダッシュボードに母からの手紙がしまわれていることに気づく。音は涙を流しながら手紙を読み返していた。泣き疲れて眠ってしまった音が目を覚ますと、東京についていた。
音はトラックを降りて、居酒屋でアルバイトをしている親友に働かせてもらえるか聞きに行った。練はトラックから降りて音が帰ってくるのを待っていると、偶然通りかかった幼馴染の市村小夏(いちむらこなつ)に声をかけられた。音は練が待つ場所へ戻ると、トラックと練の姿はなかった。
一年後、東京で再会
音が東京にきて1年が過ぎた。音は、雪が谷大塚駅ちかくの古いアパートを借りて、介護施設春寿の杜で働き始めた。音は、ヘトヘトになるまで働く毎日だった。音は仕事中、春寿の杜を経営しているグループ企業の御曹司・伊吹朝陽(いぶきあさひ)に声をかけられる。音は朝陽に「好きな人いるの?」と聞かれ「います」と答えた。音は1年前に北海道で出会った曽田練を忘れられず、好きな想いが募っていた。
練は、隣家にひとりで暮らす仙道静恵(せんどうしずえ)の家に立ち寄るのが日課だった。静江の家には練の友人の中條晴太、練の幼馴染でデザイナーになる夢を叶えるため、福島県会津地方から上京してきた市村小夏(いちむらこなつ)が集うようになっていた。みんなの話を優しく聞く静江は、静江ばあちゃんと慕われていた。
引っ越し作業中、練たちは荷物の中にあったビンテージのスピーカーを壊してしまう。柿谷運送の先輩、佐引穣次(さびきじょうじ)がいい加減な扱いをしたせいだった。しかし、柿谷運送社長の嘉美(よしみ)は、スピーカーを設置した練に弁償を命じた。
音はシフトの変更が重なり長時間勤務した帰り道、捨てられた子犬を見つける。子犬を抱きかかえながら歩いていたが、疲れて道端に座り込んでしまった。
音が見つけた子犬は練がずっと気にかけていた子犬だった。いつもの場所にいない子犬を探していた練。子犬の鳴き声がする方を見ると、子犬を抱きかかえたままうずくまっている音を見つけた。
練は音に声をかける。音が顔をあげると、ずっと探していた練がいた。東京にきてから、1年ぶりの再会だった。音は練に「名前、教えて。電話番号教えて。私も東京でがんばってるから」と言う。練はうなずき、子犬と動けなくなった音を静江の家に連れて帰った。
すこしずつ、かわりはじめる関係
練の家に日向木穂子(ひなたきほこ)が訪れる。木穂子は福岡県から上京し広告代理店で働いていた。木穂子は職場の上司と不倫関係にあった。木穂子は上司と関係をもちながら、自分を恋人のように優しく接してくれる練に甘えていた。
夜勤を終え静恵の家に向かった音は、木穂子と一緒にいる練に出会う。練は、音に「日向さん。付き合ってる人です」と紹介した。バス停に着くと、木穂子は練に「あんな紹介の仕方しなくてよかったのに」と言う。練は木穂子に「俺だけをみてくれないかな。付き合おう」と告白する。練の告白に木穂子は答えを濁した。
練が職場へ行くと、佐引が練の携帯を見て笑っていた。佐引は練を見つけると「きほちゃんて、あのきほちゃんか。お前、あんな女と付き合ってんのか」と言う。携帯を返せと言う練を押さえつけながら佐引は練に「ばかだなお前。なんであんな傷モン掴んじゃった」と言った。配達先で自殺未遂をしていた木穂子を練が病院に連れて行ったことがきっかけとなり、ふたり一緒にいるようになったのだった。
練が自宅に戻ると、病院から連絡が入った。練が病院に着くと看護師に「ひなたさん、男性に突き飛ばされて頭を強く打ちました」と看護師に伝えられる。木穂子は、不倫相手に別れを告げに会いに行ったとき突き飛ばされ、顔と手に傷を負っていた。
練は、退院することになった木穂子に会うために病院を訪れる。木穂子は、しばらくの間福岡に帰省することになっていた。
木穂子は、不倫相手とはもう会わないと練に約束する。木穂子が「ふつうの恋人どおしになろうね。なれるよね」と言うと、練は「なろう」と優しく返事をした。
都会の冷たさ
ある朝、出勤するためにバスを待っていた音は、練と出会う。そのバスの中で、泣きだした幼児をめぐって乗客同士が口論になった。いたたまれなくなった音は、助けを求めるように練の方を見たが、練は目をそらす。練はずっとそっけない態度をとっていた。
練がバスを降りようとしたとき、目を閉じて座っていた音の手から荷物が落ち、音はそのまま座席に倒れ込んでしまった。
音は、働き詰めだったせいで高熱を出してしまう。施設の入り口で横になっている音のもとへ朝陽が駆けつけ、医務室に連れて行った。
人件費削減の影響だと感じた朝陽は、春寿の杜グループ代表で、朝陽の父、井吹征二郎(いぶきせいじろう)と征二郎の下で働く朝陽の兄、井吹和馬(いぶきかずま)のもとへ行く。朝陽は二人に「これ以上人を減らされたら全員倒れます」と伝えると、 和馬は「倒れたら新しい人を雇え」と涼しい顔で答える。朝陽は「人は消耗品じゃありません」と訴えるが、経営者の父と兄から返事はなかった。
その日の夜、朝陽が電気ストーブと加湿器を持って音の家を訪ねた。音の机に施設の人の似顔絵が置いてあるのを見つけた朝陽は「イラストレーターになれたかもしれないよ。夢とかなかった?」と尋ねる。音は「夢?」と聞き返したあと「もし夢があったとしたら私はもう叶ってます。自分の部屋がほしかったんです。自分で仕事を持って、自分のお金でその日食べたいものを食べて。自分の部屋で、自分の布団で眠りたかったんです」と朝陽に打ち明けた。
あなたを好きになりました
同じバスに乗っていても、言葉を交わすことがなくなった音と練。
音は仕事が終わりバス停に向かうと、幼児を抱えた女性がバスに乗るのをためらっていた。音は「乗りましょう」と声をかける。幼児は泣いてしまい乗客の一部から舌打ちが聞こえた。
信号が変わりバスが止まったとき、音はバランスを崩して転倒してしまう。持っていた荷物がちらばり、夜勤勤務後の下着類がバッグからでてしまう。近くに座っていた若い男が音の下着を拾ってからかい、その姿を携帯のカメラで撮影する人もいた。
何度も「すみません」と言って荷物を拾う音を見ていた練は、怒った様子で若い男から下着を奪い「おもしゃくねえ。なんもおもしろくねぇ。人が転んだだけだ」と会津訛りで言い、音の荷物を一緒に拾った。
バスを降り、練にお礼を言ってすぐに立ち去ろうとした音に、練は「洗濯なら静江ばあちゃん家ですればいい」と声をかけた。練は買い物があるから、音に先に静江の家に行くように伝えた。
静江の家に戻ってきた練はたこ焼きを音に振る舞った。たこ焼きを食べながら、練は音に祖父との思い出と故郷の会津の話をした。
練は音のそばに座り「東京に来て5年経って、杉原さん、あなたのことを好きになりました。好きで好きでどうしようもないくらいなりました。いつもあなたのことを想ってます。そのことを諦めなきゃいけないのは苦しい。今日まで冷たくしてごめんなさい。明日からまた同じことします。ごめんなさい。好きでした」と音に告白した。音は涙を流しながら、その言葉を聞いていた。
突然訪れた別れ
音は、朝陽に誘われて屋上へ行く。朝陽が用意した望遠鏡で一緒に星を見るふたり。そこで朝陽は「僕のことを好きになれば両想いをあげられるよ」と音に気持ちを伝えた。
小夏が練に思いを寄せていることを知る晴太は「僕がその初恋をかなえてあげるよ」と言い出す。小夏が笑いながら「どうやって?」と聞くと、晴太は「練くんが地元に帰りたくなるようにすればいいんだよ」と答えた。
練と木穂子がアパートに着くと、練の部屋には小夏と晴太がいた。小夏は練に、会津で暮らす練の祖父・健二が転倒してケガをしたことを伝える。練は、小夏から会津に住む祖父が苦労して生活していることを聞いてショックを受ける。そのとき晴太は、練の携帯をこっそり持ち出していた。木穂子が練に送った、練にたくさん嘘をついていたこと打ち明けたメールを見つけた。
2011年3月。音は朝陽と静江の家を訪れた。静江の家では練と木穂子が芋煮を作っていた。音と朝陽も一緒に芋煮を食べることになった。練を気にしている音に気づいた朝陽は、音の好きな人が練だと確信する。ぎこちなかった音と木穂子はすこしずつ話せるようになり、朝陽も加わって笑いながら芋煮を作った。
静江と鍋を囲み、食べ始めるところで晴太と小夏が帰ってくる。練が晴太に木穂子から聞いた職場の話をしようとすると、晴太は「木穂子さんが不倫していた人の話ですか?」と言う。その場の空気が張りつめ、重くなった。
音が「食べよう」と声をかけると、小夏は「なんで話変えんだべな」と怖い顔でつぶやいた。小夏は「練が好きなのは木穂子さんじゃねえべした。この人(音)だべした。練が好きな人はこの人(音)で、この人(音)も練が好きなんだもん。上辺ばっか楽しそうなふりして嘘ばっか。練が木穂子さんと付き合ってんの知ってるくせにこそこそ会って。両想いでしょう?木穂子さんも気づいてたんじゃないの?練に好きな人がいること、気づいてて気づいてねえふりしてたんじゃねえのかよ?」と言う。練と音が視線を一瞬合わせたのを見た木穂子は我慢していた涙が溢れた。木穂子は、練が肩にのばした手を拒絶し、泣き崩れた。この日が、音と練が最後に会った日になった。
練は、祖父の様子を見るために会津へ向かった。
5年後、衝撃の再会
5年後、2016年1月。音は春寿の杜で介護福祉士として働いていた。朝陽は本社勤務になり、音と朝陽は交際して2年が経っていた。
朝陽は音と結婚を意識しはじめていて、プロポーズするタイミングをうかがっていた。朝陽は、音をパーティーに誘う。音は朝陽が誘う華やかなパーティーや、プレゼントされるドレスやバッグは自分にはもったいないと感じていた。
音は、同僚との飲み会の帰りに静恵の家に立ち寄る。そこには木穂子の姿があった。5年ぶりの再会だった。
木穂子は、3年前に広告代理店を辞め、デザイン系の事務所で働いていた。木穂子は、音が練ではなく朝陽と付き合っていることを知って驚く。そして音も、木穂子と練の恋人関係が続いていると思っていたため、驚いていた。音も木穂子も、東日本第大震災のとき、会津にいる練の無事を確認して以来、居場所もわからない状態だった。
音は仕事帰り、柿谷運送のトラックを見かけて声をかける。音は柿谷運送に向かい練の居場所を尋ねると柿谷運送の社長、嘉美に「佐引ならわかるかもしれない」と言われ、音は佐引を訪ねた。佐引は「あいつならいま東京にいる」と言い音に練の名刺を渡した。
駅前にはスーツ姿の練と晴太の姿があった。ふたりはネットカフェへ向かう。練と晴太はお金がない若者や生活困窮者に声をかけ、スマートリクルーティングという会社で安い賃金で仕事を斡旋する仕事をしていた。
朝陽は、朝陽の兄・和馬が異動願いを出したことを聞き驚いていた。同時に、朝陽は父・征二郎に呼び出される。
征二郎は朝陽に「明日から社長室に入れ。これからは、俺の後を継ぐつもりでやれ」と告げる。運ばれてきたビールで征二郎と乾杯する朝陽の顔には父親に認められた嬉しさがあふれていた。ビールを一口飲んだ朝陽に征二郎は「和馬に電話しろ。お前があいつにリストラを告げるんだ」と指示した。
音と朝陽がパーティーに行く日、音のもとに朝陽から「本社から呼び出されたから待ち合わせの時間に遅れる」と電話が入った。時間が空いた音は、佐引にもらった名刺に書いてあったスマートリクルーティングの事務所を訪ねる。そこには無口で怖い表情の練がいた。練は音に「なんの用ですか」と無愛想に聞く。音は戸惑いながら「用はないです…」と言うと、練は入口の戸を開け、無言で音に出て行くように促す。音が入口へ向かったとき、事務所の窓ガラスが割れ大きな音がした。練たちに逆恨みした人が、事務所に向かって石を投げたのだった。
しばらくして、奥の部屋から小夏が姿を現す。散らばったガラスの破片を見た小夏は、過呼吸を起こし、練は小夏を抱きしめた。
晴太が事務所に戻り、小夏がまた発作を起こしたことに気づくと、練に「練くんは一生小夏ちゃんの面倒みるの?一生償うつもりでいんの?」と言った。
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流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。
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あまちゃん(Amachan)のネタバレ解説・考察まとめ
『あまちゃん』は2013年上半期にNHKで制作されたテレビドラマ。 高視聴率を記録し、主人公、天野アキがよく使う「じぇじぇじぇ!」は流行語大賞に選ばれ、社会現象となりました。 ストーリーは北三陸で海女になることになった天野アキがアイドルとして活躍していく姿を描いた成長物語となっています。
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白夜行(東野圭吾)のネタバレ解説・考察まとめ
『白夜行』とは、1999年に刊行された東野圭吾の推理長篇である。発行部数は2010年12月時点で200万部を超えている。1973年、大阪で起きた殺人。犯人は小学5年生の被害者の息子・桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂。未解決のまま時は流れていく。そして成長した2人は犯罪行為で互いに助け合うようになり、周囲で不可解な事件が次々と起きる。 疑念を抱く刑事が2人の関与に気づき、証言や調査で真相に迫っていくというストーリー。2006年にはテレビドラマ化、2011年には映画化されている。
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心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)のネタバレ解説・考察まとめ
『心が叫びたがってるんだ。』とは、2015年公開のアニメ映画。社会的ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフにより作成され、様々なメディアに展開していった青春群青劇。幼い頃のトラウマでしゃべれなくなった高校生・順。地域交流会でミュージカルを披露することとなり、「歌なら言いたいことが言えるかも」とやる気になった彼女は、仲間たちとの様々な交流の中で成長していく。青春の爽快感と切なさが詰まった物語と、ミュージカルとして生まれ変わる懐かしいメロディーの数々を楽しめる映画作品である。
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あのこは貴族(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『あのこは貴族』とは、山内マリコの小説『あのこは貴族』を原作としたヒューマンドラマ映画である。2021年2月に公開され、「富裕層」と「庶民」の鮮やかな対比が観客からの高い支持を得る。お嬢さん育ちの華子は婚活の末に理想の男性と結婚するが、嫁ぎ先からの重圧に悩む。大学進学を機に上京したが学費が続かず中退後、就職した美紀。「他力」を享受する特権階級と「自力」が前提の一般人を隔てる見えない壁。交わらないはずの「階層」を飛び超えた2人に見えてきた新しい自分。監督は、「グッド・ストライプス」の岨手由貴子。
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万引き家族(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
万引き家族(英題:Shoplifters)とは、2018年に公開された日本映画である。監督は『そして父になる』などで知られる是枝裕和。主演はリリー・フランキーと安藤サクラ。 第71回カンヌ国際映画祭において最高賞のパルム・ドールを獲得するなど、国内外で高い評価を受けた。 貧困のなか、万引きによって生計を立てながら身を寄せ合う家族6人の姿を描く。
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民王(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『民王』とは、2015年7月から9月まで、テレビ朝日で放送された政治を題材としたコメディドラマ。主演は遠藤憲一と菅田将暉。原作は池井戸潤の小説である。内閣総理大臣の武藤泰山と、息子で大学生の翔の人格がある日突然入れ替わってしまい、互いの仕事や生活を入れ替わった状態で悪戦苦闘するストーリー。2016年4月にスペシャルドラマ『民王スペシャル〜新たなる陰謀〜』と、貝原茂平が主役の『民王スピンオフ〜恋する総裁選〜』が放送されている。
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銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。
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大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)のネタバレ解説・考察まとめ
『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年にフジテレビ系火曜21時枠で放送された松たか子主演のドラマである。第76回文化庁芸術祭で優秀賞を受賞。大豆田とわ子は三度の離婚歴がある女性。周囲からは「バツ三なんだって」「人間的に問題があるのかね」という好奇の目で見られている。離婚した三人の元夫達にも振り回される日々。それでも「幸せになることを諦めていない」大豆田とわ子と元夫たちの奮闘を描く。本当の幸せを掴めるのか。これからの元夫達との関係は。新感覚のロマンティックコメディーである。
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マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。
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僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。
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WATER BOYS 2(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。
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目次 - Contents
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の概要
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』のあらすじ・ストーリー
- 音と練の出会い
- 一年後、東京で再会
- すこしずつ、かわりはじめる関係
- 都会の冷たさ
- あなたを好きになりました
- 突然訪れた別れ
- 5年後、衝撃の再会
- 空白の5年間、練に何があったのか
- 一番、好きな人
- 答えを出した音
- それぞれの未来
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 杉原音(すぎはらおと/演:有村架純、幼少期:平澤宏々路)
- 曽田練(そだれん/演:高良健吾、幼少期:池田優斗)
- 「仙道家」に集まる若者たち
- 日向木穂子(ひなたきほこ/演:高畑充希)
- 市村小夏(いちむらこなつ/演:森川葵、幼少期:飯尾夢奏)
- 中條晴太(なかじょうはるた/演:坂口健太郎)
- 仙道静恵(せんどうしずえ/演:八千草薫)
- 北海道にいる音の家族、関わった人々
- 林田雅彦(はやしだまさひこ/演:柄本明)
- 林田知恵(はやしだちえ/演:大谷直子)
- 白井篤史(しらいあつし/演:安田顕)
- 音が働く介護施設「春寿の杜」の人々
- 井吹朝陽(いぶきあさひ/演:西島隆弘(AAA))
- 船川玲美(ふなかわれみ/演:永野芽郁)
- 神部正平(かんべしょうへい/演:浦井健治)
- 井吹和馬(いぶきかずま/演:福士誠治)
- 井吹征二郎(いぶきせいじろう/演:小日向文世)
- 丸山朋子(まるやまともこ/演:桜井ユキ)
- 源大輔(みなもとだいすけ/演:我善導)
- 西野美織(にしのみおり/演:林田岬優)
- 松川(まつかわ/演:松本穂香)
- 錦織康司(演:カゴシマジロー)
- 練が働く運送会社「柿谷運送」の人々
- 佐引穣次(さびきじょうじ/演:高橋一生)
- 加持登(かじのぼる/演:森岡龍)
- 柿谷嘉美(かきたによしみ/演:松田美由紀)
- その他登場人物
- 曽田健二(そだけんじ/演:田中泯)
- 音の母(演:満島ひかり)
- 明日香(演:芳根京子)
- 内藤三希也(演:葉山奨之)
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の用語
- 春寿の杜
- 柿谷運送
- 福島県会津地方
- 東日本大震災
- スマートリクルーティング
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 音の亡き母「いつかたった一人の人に出会えるといいね」
- いつも音を気にかけていた朝陽
- 日向木穂子「練、あなたと付き合いたい。あなたを恋人だと思いたい」
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 介護施設で働くスタッフの様子が過剰な表現ではないかという意見
- 主題歌、手嶌葵「明日への手紙」起用の経緯
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:手嶌葵「明日への手紙」