RONALDO/ロナウド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『RONALDO/ロナウド』とは、アンソニー・ウォンケ監督による2015年の英ドキュメンタリー映画である。ポルトガル出身のプロサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウドの人生とキャリアを深く掘り下げ、輝かしい成功の裏にある苦悩や家族との絆、幼少期からの歩みを描き出している。製作総指揮は『セナ』を手掛けたアシフ・カパディアが務め、14ヶ月に及ぶ密着取材を敢行。マデイラ島やマドリード等で撮影され、2015年11月に世界公開された。

『RONALDO/ロナウド』の概要

『RONALDO/ロナウド』とは、アンソニー・ウォンケ監督による2015年11月9日公開のイギリスのドキュメンタリー映画である。ポルトガル出身のプロサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウドの人生とキャリアを深く掘り下げた作品となっている。
本作は、世界最高のサッカー選手の一人であるクリスティアーノ・ロナウドに密着し、その輝かしいキャリアの裏側にある苦悩や家族との絆、幼少期からの歩みを描き出している。製作総指揮には、ドキュメンタリー映画『セナ』や『エイミー』を手掛けたアシフ・カパディアが名を連ねており、14ヶ月間に及ぶ密着取材を経て制作された。
撮影は、彼のルーツであるマデイラ島のフンシャルや、プロとしてのキャリアをスタートさせたスポルティングCPの拠点、そして当時所属していたレアル・マドリードの本拠地マドリードで行われた。
2015年11月9日にロンドンでのワールドプレミアを皮切りに世界公開され、同年9月28日に公開された予告編も大きな注目を集めた。

クリスティアーノ・ロナウドについて

クリスティアーノ・ロナウド。スペインのレアルマドリードに所属していた、自他ともに認める世界最高のフットボーラー。サッカーに触れたことのある者ならば誰もがその名を知る、後世に語り継がれるべき伝説的な選手である。
圧倒的な実力とカリスマ性を誇り、長年にわたりサッカー界の頂点に君臨している。バルセロナに所属していたリオネル・メッシとは、世界最優秀選手賞である「バロンドール」を幾度も激しく奪い合ってきた宿命のライバルである。近年では連続して同賞を獲得するなど、その進化は留まることを知らない。彼ら二人がいつの日か同じチームでパスを交わす姿は、世界中のサッカーファンの夢となっている。

『RONALDO/ロナウド』のあらすじ・ストーリー

クリスティアーノ・ロナウドの幼少期から2015年までの歩みと、その信念を記録したドキュメンタリー映画である。激動の2014-15年シーズンを軸に、ロナウド本人や家族、友人、チームメイトへのインタビューを通して、世界的スターの知られざる素顔に迫っている。
ピッチ上で輝くアスリートとしての姿だけでなく、一人の人間としての多面的な魅力を描き出している。自宅で過ごすプライベートな時間や、かけがえのない存在である息子のクリスティアーノ・ジュニア、母のマリア・ドロレス、兄のウーゴ、そして妹のエルマやカティアら家族との日常生活を詳細に収録。華やかな成功の裏にある「孤独を好む意外な内面」や、勝利への執念、メディアからの重圧に耐え抜く強靭な精神性が浮き彫りにされている。

『RONALDO/ロナウド』の登場人物・キャラクター

クリスティアーノ・ロナウド

本作の主人公。ポルトガル代表およびレアル・マドリード(当時)に所属する世界最高のサッカー選手。バロンドール獲得への執念や、プロフェッショナルとしての過酷な日常、父親としての素顔が描かれる。

クリスティアーノ・ロナウド・ジュニア

ロナウドの長男。父を「パパ」と慕う。作中では共にトレーニングをしたり、無邪気に過ごす様子が映し出される。

マリア・ドロレス・ドス・サントス・アヴェイロ

ロナウドの母親。女手一つで家族を支えてきた苦労人であり、ロナウドが最も信頼を寄せる人物。息子の試合を心臓に負担がかかるほど緊張しながら見守る姿が印象的に描かれている。

ジョルジュ・メンデス

ロナウドの代理人であり、親友。世界で最も影響力のあるエージェントの一人。ロナウドのキャリアを支える戦略的なパートナーとして、公私ともに密接に関わる様子が捉えられている。

リオネル・メッシ

ロナウドの最大のライバル。直接のインタビューはないが、バロンドール授賞式の会場などで登場する。ロナウドが彼をどのように意識し、高め合ってきたかを示す象徴的な存在として描かれる。ほぼプライベートの空間で彼ら2人の邂逅を観られることは、ファンにとってはたまらなく嬉しいだろう。

ヒューゴ・アヴェイロ

ロナウドの実兄。過去に抱えていた問題や、成功した弟との関係性、そして家族一丸となって互いを支え合う姿が映し出されている。

『RONALDO/ロナウド』の特徴

父親としてのロナウドが満載

本作は、サッカー選手としての軌跡を追うというよりも、彼の現在に至るまでのヒストリーを語るようなニュアンスが強い。特に息子に関しての描写は豊富で、ほぼ全編にわたって登場している。それほどまでに息子の存在は彼にとって大きく、かけがえのないものなのだろう。なお、クリスティアーノ・ロナウドは未婚であり、シングルファザーということになる。母親については未公表で様々な憶測を呼んでいるが、彼自身はそれを発表することはないと断言している。

プロサッカー選手の私生活を覗く機会などほぼあり得ないが、今作の中では自宅までもが公開されている。隠しても隠しきれないということなのだろう。車庫には有名ブランドの車がずらりと並び、見せつけられるような気分になるが、ドキュメンタリーを通して観る彼に奢った様子は見られない。もちろん映画向けの顔という側面もあるだろうが、少なくとも才能だけであれほどの活躍はできないのだということは、十分に理解できる。

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