ごめんね青春!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ごめんね青春!』とは2014年10月から放送されたTBS系列のドラマであり、宮藤官九郎が脚本し主演は錦戸亮が務めた。
静岡県三島市の高校が舞台で、仏教系男子校とキリスト系女子校の合併に伴う恋愛模様などを描いたドラマ。
主演の錦戸亮は仏教系男子校の先生役であり合併には賛成派。しかし周囲は反対派が多く、合併に向けて奮闘していくストーリー。合併に向けて奮闘していく中、生徒や先生間の恋愛・家族との問題について「ごめんね」と謝り向き合っていく。

『ごめんね青春!』の概要

『ごめんね青春!』は2014年10月12日~12月21日の毎週日曜、TBS系列21:00から21:54まで放送されたドラマ。
錦戸亮が主演を務めたこのドラマは、静岡県三島市の高校を舞台としたドラマであり、脚本は宮藤官九郎が行った。

錦戸亮が演じる高校教師・原平助は仏教系男子校・東高の先生。
偏差値が低くお馬鹿な男子が多い東高のすぐ隣に、偏差値も高く人気も高いキリスト系女子校・三女が存在している。
両校はとある事をきっかけに昔から仲が悪く、三女の校則に「東高の生徒と交際したら停学」とあるほどの仲の悪さだった。
そのような東高と三女が経営難を理由に合併の話が出るが、宗派の違いもあり学校の理念も全然違う両校は反対派が多かった。
主人公・原平助は合併には賛成派であり、合併に向けて奮闘していくストーリー。

バラエティに富んだ内容と、学校の生徒だけではなく先生との恋愛模様・家族にまつわるいざこざなど、様々な要素を持った内容であり基本ギャグを交えたバラエティ寄りのドラマだが、様々な名シーンや感動シーンを残したことでも話題となった。

第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞にて脚本賞と満島ひかりが助演女優賞を受賞。
2014年にはギャラクシー賞を受賞している。

『ごめんね青春!』のあらすじ・ストーリー

仏教系男子校VSカトリック系女子校

第1話にて盗撮疑惑の生徒を問い詰めるシーン。

静岡県三島市にある仏教系男子校・駒形大学付属三島高等学校(通称:東高)と聖三島女学院高等学校(通称:三女)は、隣同士の高校にも関わらず仲が悪かった。
三女の校則内容の中には、「東高の生徒とは交際禁止」という内容があるほどだった。

数年前までは、プールがない三女が夏になると授業のため東高にプールを借りにいくというほど交流はあった。
しかし、三女にある礼拝堂が何者かの仕業により放火され焼失する。

その時現場にいた三女の生徒・蜂矢祐子と東高の生徒・蔦谷サトシによって放火されたとした。二人とも放火などやっていないと否定するも、周囲からは疑惑の目が向けられる。
結果二人は学校を中退、その後の行方は分からないという状況になった。

この礼拝堂事件により、東高と三女は犬猿の仲になってしまった。
しかし、この礼拝堂の真犯人は祐子の事が好きだった主人公・原平助だった。

原は祐子に一目ぼれをし、親友であった蔦谷に相談し協力してもらっていた。
だが実は祐子と蔦谷は両思いであり、礼拝堂の火事の日に二人でキスしているところを原は目撃してしまう。
その腹いせに二人がいた礼拝堂に手持ち花火を何発も打ち込んだ。これが礼拝堂の火事の真実だった。

この事件について、原は自白しようと何度も思ったがどうしてもできないまま大人になり、そして自身の母校である東高の教師となった。

原が先生となったその時も相変わらず両高校の仲は悪く、高校までの通学電車は学生同士は常に無言。
そして東高の生徒がスマホで面白い動画をしてニヤニヤしていると、三女の生徒が盗撮されたと勘違いし、その場にいた三女の先生・蜂矢りさにより蹴飛ばされるという事件まで起こった。

そのりさは、原が昔思いを寄せていた祐子の実の妹だった。

東高と三女が合併

電車内で起きた盗撮疑惑事件により東高と三女の仲がかなり悪くなってきた時、三女が経営難により東高と合併するという案が出される。

勿論、両高校は反対した。しかしこのままだと三女が経営難により無くなってしまう。
そこで原の提案により、三年生の一クラスだけ実験的に共学のクラスにするということになった。

そして共学クラスとなる日、女子との関わりが殆どない東高の生徒は期待に胸を膨らませ三女の元へと向かった。

しかし東高の生徒が自己紹介をするやいなや、普段はしおらしいはずの三女の生徒から罵詈雑言が飛び交った。
自己紹介により神経を逆なでした原に向かってセクハラだと文句を言う始末だった。

授業中の原への態度も悪く、原は三女の生徒に完全になめられていた。

運命の学力テスト

三女の校長・吉井の提案により、次の学力テストで東高の共学クラスが学年一位取ること、三女の共学クラスが最下位を回避したら共学クラスはそのまま続行し合同文化祭も開催するとした。
もし目標に届かなければ共学クラスは解消し、予定されていた合同文化祭も中止するとした。

学力テストの為、原は特に成績の悪い東高の生徒7人を対象に原の実家でもある永楽寺にて勉強合宿を行った。
成績優秀な三女の生徒にも協力をお願いし、東高と三女は必死に勉強を行った。

今まで険悪な仲だった両校が、仲良く勉強する姿をみて原とりさは感動を覚えていた。

そして学力テストの日。
必死に勉強した成果を出そうと成績の悪い東高の生徒は奮闘するも、かなり苦戦していた。
見かねた三女の生徒は、自分の回答を見せようとするも東高の生徒は「それじゃ勉強した意味がないしかっこ悪い」と拒否した。
奮闘するも、あまりにも出来なさ過ぎて東高の生徒はテスト中に泣き出してしまう事態に。

学力テストの結果、成績優秀者が多い東高の共学クラスは学年一位をとるも、三女の共学クラスは最下位となってしまった。
約束通り、共学クラスは解消し合同文化祭も無しとなった。

次の日約束通り共学クラスは解消のはずだったが、何故か三女と東高の生徒はいつも通り共学クラスへと登校していた。
三女の校長・吉井が戻るように説得するも、三女の委員長・中井が「みんなで話し合った結果、男子はいてもいなくてもどっちでもいいという事になりました」と話した。
他の三女の生徒も、「男子がいれば女っぷりもあがるし」「実際成績も少し上がったし」と校長に告げた。

三女の生徒の変化に驚きを隠せない校長だったが、その時校内に変質者が侵入してきた。
この変質者は三女付近で頻繁に目撃されており、三女に男性はいないから侵入しても大丈夫とやってきた。しかし、りさの呼びかけにより共学クラスの東高の生徒が変質者を捕まえた。

この一件もあり、女子クラスに男子がいてもいいかもと校長は思い、共学クラスが再開された。

恋の嵐が始まる

第4話、水族館へと向かう電車内でハートのつり革を握る2人。

共学クラスとなった両校の男子と女子との間には恋が生まれており、いつ告白するかタイミングをうかがっていると東高の唯一の女性教師である保健室の先生・淡島とりさは話していた。

そのような中、合同文化祭に向けての視察という建前で文化祭の実行委員のメンバーが伊豆・三津シーパラダイスへと遊びに行くことになった。
それぞれの思いを抱き水族館を楽しむ一行。

三女の委員長・中井は原に思いを寄せており、東高の委員長・豪はりさに思いを寄せていた。

中井は原と二人きりになった時に「先生のことが好きです。でも先生と生徒という間柄、付き合いたいとかではない。私は先生のために合同文化祭を成功させます」と思いを伝えた。

一方、豪もりさに思いを伝えた。
しかし、豪は遠くにいるりさに思いきり大声で告白した勢いで近くの湖に落ちてしまった。

湖から上がった後、りさは豪に告白の事についてありがとうと感謝を伝えたと共に、実はりさには付き合っていないけど結婚する人がいると豪に伝える。
その付き合ってないけど結婚するという人がなんと原だった。

原とは付き合ってないけど結婚するという事を聞いた豪は、困惑した。

実は水族館へ向かうまでの電車の中、りさと原は電車の突然の揺れにより、男女で握れば永遠に結ばれるという一日に一度だけしか現れない伝説のハートのつり革を握っていた。
原はハートのつり革を握ったことに気づいてなかったがりさはそれに気づいており、原と永遠に結ばれる運命なんだと嬉しそうに豪に伝えた。

合同文化祭と彼女の贈り物

合同文化祭に向けて準備を始める生徒と先生たち。

実行委員がメインとなって準備を始めるも、受験前で塾へ行かないといけないという生徒もおり、準備の役割が委員長の中井に多く負担された。

東高の生徒・ゆずるは中井に密かに思いを寄せており、準備の役割負担が大きすぎないかと話した。
そこで中井は、合同文化祭が始まる前に親の転勤により転校しないといけない、合同文化祭だけは成功させたいからとゆずるに話した。

転校の事実をゆずるは黙っていたが、りさに相談した。
最後の思い出にと中井が原の事が好きと知っていたりさは、合同文化祭の実行委員を離れて、共学クラスの新しい校歌を中井と原で作ってほしいとお願いする。

新しい校歌を作ってほしいと頼まれたものの、原の家族間で問題が起こりなかなか校歌作りに手を出せないでいた。
校歌が出来ていないことに苛立ちを覚えたりさは早く校歌を作ってほしいと責め立てる。

家族間の揉め事でそれどころじゃなかった原は、ものすごい剣幕で責め立てるりさに逆上し言い返した。
その勢いでりさは中井が実は合同文化祭が始まる前に転校してしまうことを話してしまう。

その事実に驚きを隠せない原だったが、中井と共に校歌を作り終えた。
結局中井は生徒のみんなには話さず学校を去った。

転校当日、車で家族と引っ越し先へ向かっていると、歩道橋から原とりさ、そしてクラスのみんなが横断幕を下げて中井を見送った。
思わぬサプライズに中井は涙を流し、みんなへ感謝の気持ちを伝えて学校を去っていった。

祐子との再会と真実の告白

合同文化祭の準備最中、取材としてフリーライターとして働いていた祐子がやってきた。

礼拝堂の火事の一件で、りさは学校でいじめられ、家族も崩壊し、姉の祐子を恨んでいた。
祐子は実家に泊まるも、祐子を恨んでいたりさは家に居づらく原の家で寝泊まりをしていた。

合同文化祭前夜、原は祐子から礼拝堂の事件当日、現場から花火の燃え殻があったと原の父親・平太から聞いたという事を知る。
また礼拝堂の火事が起きた後、原の母親・みゆきが「息子の様子がおかしい」と何か異変に気付いていたと知る。

原の両親は礼拝堂の火事に息子が関わっているということに薄々気づいていたものの、息子がまだ高校生だったということもあり警察の事情聴取の際には何も言わなかったという。

父・平太は「この件に関しては自分自身でケリをつけるように」と息子に伝えた。

この事実と父の言葉により、学校の屋上にりさを呼び出し礼拝堂の火事の真相について伝える。そして実はりさに思いを寄せているということも伝えた。

りさは火事の真相について怒り取り乱すも、これも二人の運命であり乗り越えてみせると原に伝えた。

文化祭開始と祐子への真実の告白

第9話、文化祭1日目のインタビューを行う祐子。

いよいよ待ちに待った合同文化祭が開催された。
原は文化祭一日目終了後、祐子に礼拝堂の火事の真相について話すとりさに決意を示した。

決意通り、文化祭一日目終了後、祐子に真相について全て話した。
真相を聞いた祐子は泣きながら部屋から出てきた。
部屋の外にはりさが待っており、「これまでのこと全て水に流すから、原のことを許してほしい」と伝えた。
しかし、祐子は「今すぐには無理」と返答しその場を去った。

みんなへの告白とその後の結末

文化祭最終日が無事終了し、後夜祭が行われた。

先生と生徒でキャンプファイヤー、先生からのダンスの贈り物など盛り上がっている後夜祭。
そして後夜祭のメインイベントともいえる「ミス&ミスターコンテスト」が行われた。

ミスターは何と原が選ばれ、そのスピーチとして登壇した。

原は共学クラスのメンバーとの思い出、合同文化祭の楽しさなどを語り、話の内容は礼拝堂の火事についてとなった。

そこで学校の生徒と先生に礼拝堂の火事は原が起こしたものと告白する。
突然の告白に動揺を隠せない生徒と先生たち。
この告白と共に、今日限りで先生を辞めるということをみんなに伝えた。

騒然とする中、突然蔦谷が警察関係者を連れて現れた。
蔦谷と警察関係者が原の無実を証明するという。

一旦校長室へと移動した原と蔦谷、警察関係者と職員たち。
この礼拝堂の火事現場に花火のゴミがあったのは間違いないが、この花火で火災になることは確率的にありえないとの事だった。

他の職員も、「そもそも当時礼拝堂の屋上のカギを閉めていなかったのが悪かった」「私がカギを閉めていなかったから」などと、原に非は無かったとみんなでかばった。

そして翌日、文化祭の後片付けにやってきた原とりさと生徒たち。
生徒が原とりさに感謝の思いを伝える中、その勢いでみんなの前で原はりさにプロポーズをした。

みんなで朝焼けの富士山を眺めながら「ああ、面白かった」とつぶやき、原はその日を最後に先生を辞めた。

その後は、生徒たちが各々自分の道へと進み、りさは花嫁修業の為に原の実家へ、姉の祐子ともいい関係を築けている様子があった。
そして原は先生を辞め、原が昔からのファンであった地方のラジオ番組の二代目パーソナリティーに就任していた。

『ごめんね青春!』の登場人物・キャラクター

東高の先生

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トリック(TRICK)のネタバレ解説・考察まとめ

トリック(TRICK)のネタバレ解説・考察まとめ

『TRICK』とは、テレビ朝日系列で放送されたミステリードラマ。2000年にシーズン1、2002年にシーズン2、2003年にシーズン3が制作・放送された。シーズン1と2は深夜帯の放送にも関わらず人気は絶大で、テレビドラマの放送が終わった後もスペシャルドラマや劇場版が制作され、実に14年も続いた。マジシャンと物理学者の男女バディが、インチキ霊能力者のトリックを暴き、事件を解決に導くストーリー。ゆるくコミカルな場面とシリアスな展開のギャップが魅力的なドラマである。

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僕の生きる道(僕生き)のネタバレ解説・考察まとめ

僕の生きる道(僕生き)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕の生きる道』とは、2003年にフジテレビ系列で放送されていたドラマ。僕シリーズ3部作の1作目で、死をテーマにした作品。僕生きの愛称で親しまれている。余命宣告された高校教師・中村秀雄の1年間の生き様が描かれている。主人公は草彅剛。その他、矢田亜希子や大杉連などが出演している。脚本は数々のヒットドラマを生み出した橋部敦子が手掛ける。主題歌である『世界に一つだけの花』がドラマの人気と共に大ヒット曲となった。

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1リットルの涙(書籍・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

1リットルの涙(書籍・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『1リットルの涙』とは、2005年10月からフジテレビ系で放送されていたテレビドラマで、2005年2月に映画化もされた。原作は木藤亜也のノンフィクション書籍。主演は沢尻エリカ。その他、薬師丸ひろ子や錦戸亮などが出演する。中学3年生の池内亜也は難病の脊髄小脳変性症を発症して様々な困難に見舞われ苦悩するが、家族や友人らの支えにより、懸命に生き抜いていく。短くもひたむきに生きた亜也と、彼女を支え続けた家族や周囲の人々の愛が描かれている感動のストーリー。本作は平均視聴率15.4%と高視聴率を記録した。

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Night Doctor(ナイト・ドクター)のネタバレ解説・考察まとめ

Night Doctor(ナイト・ドクター)のネタバレ解説・考察まとめ

『Night Doctor(ナイト・ドクター)』とは、2021年6月から9月にフジテレビ系”月9”枠で放送された、若き医師達の葛藤と成長を描いた医療系テレビドラマである。主演は本作が月9初出演・初主演の波瑠が務めた。医師の働き方改革に伴い、柏桜会あさひ海浜病院では試験的に夜間勤務専門の救急医”ナイト・ドクター”制度を始めた。ナイト・ドクターとしてそこに集まったのは年齢も性格も価値観も異なる5人の医師だった。夜は医師として命に、昼はそれぞれの人生に向き合う医師達を描いた青春群像医療ドラマ。

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バクマン。(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バクマン。(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。

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ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ

『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)』とは、内藤了が執筆したミステリー小説『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズを原作に制作したフジテレビ系列のドラマで、2016年に火曜夜10時ドラマ枠で放送された。新米刑事の藤堂比奈子は異常犯罪者にとても興味をもっていた。どんな気持ちで殺人をしどこでそのスイッチが入るのか興味深いと捜査するが、そこには自分の生い立ちなど関わっており、物語が進むにつれて比奈子の過去や現在の謎にも迫っていくストーリーになっている。

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14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。

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愛のむきだし(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

愛のむきだし(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『愛のむきだし』とは園子温監督の23作目の作品として製作されたヒューマンドラマ映画である。実話を元にした作品であり、盗撮、レズビアン、女装、自慰行為、新興宗教団体による洗脳等、アブノーマルな題材を軸に、物語が進行していく。237分の大長編映画で、国内外からの評価は高く、2009年のベルリン映画祭での「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を始めとして、数々の権威ある賞を受賞している。過激なシーンが多いため、Rー15指定。

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花咲舞が黙ってない(ドラマ・漫画・小説)のネタバレ解説・考察まとめ

花咲舞が黙ってない(ドラマ・漫画・小説)のネタバレ解説・考察まとめ

『花咲舞が黙ってない』とは、池井戸潤の小説『不祥事』、『銀行総務特命』を原作とするドラマ作品である。臨店先へ出向き、業務改善・指導する臨店班に所属する花咲舞と相馬健が、全国の支店で起こる数々の問題の解決に奮闘する痛快ストーリー。2014年にテレビドラマ第1シリーズの放送と講談社『Kiss』での漫画版が掲載。2015年に第2シリーズが放送された。銀行を舞台とし、女性銀行員が次々と行内の不正を暴いていくというストーリーであることから、女版『半沢直樹』と注目された。

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