TANG タング(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『TANG』とはデボラ・インストール作の小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作とした、三木孝浩監督による実写映画作品。
ゲーム三昧で家から追い出されたダメ男・健(二宮和也)は、ある理由から、妻・絵美(満島ひかり)との未来も諦め、人生を一歩も進めずにいた。しかし記憶も感情もないはずのロボット・タングが「ともだち」や「優しい気持ち」を少しずつ学習する姿を見るうちに、次第に昔の自分を取り戻していく。
映画満足度は驚異の97%となっており、日本中を笑顔と感動と温かな涙で包み込む作品だ。
春日井絵美(かすがい えみ/演:満島ひかり)
健の妻で、法律事務所で働くバリバリのキャリアウーマン。過去のトラウマから立ち直れず、前に進もうとしない健に苛立ちを募らせる。健のお父さんが大事にしていた時計を床に叩きつけ、それがきっかけで健と口論になり家から追い出した。妊娠していることを、ずっと健に言えないまま、別れて家を出ようとしている。
野村桜子(のむら さくらこ/演:市川実日子)
健の姉で、絵美の働く法律事務所の優秀な弁護士。健に新しい職場として病院を紹介し、面接を受けさせようとする。見た目は派手だが、絵美の愚痴の聞き役にまわるなど、弟夫婦の心配をしている。優しく頼りになる存在。
ロボット工学の関係者
大槻凛(おおつき りん/演:奈緒)
中国深センの宇宙科学博物館に勤務するロボット歴史学者。林原の情報提供により、タングに一目ぼれをし協力する。性格は天真爛漫だが、攫われたタングを助けに行くなど怖いもの知らずな一面も。
林原信二(はやしばら しんじ/演:京本大我(SixSTONES))
大企業アトビットシステムズ社のデザイン担当をしていて、たまに社内ツアーも担当している。ロボットやAIについて博学で、世界中に同業の友人がいる。タングのオイル漏れを応急処置して、健に大槻を紹介してくれた。性格はナチュラル志向で、超がつくほどのナルシシスト。
原田カオリ(はらだ かおり/演:景井ひな)
アンドロイド製造の大手企業アトビットシステムズ社の美人受付嬢。タングを連れてきた健に対応するが、見た目も話し方もまるでアンドロイドのよう。
馬場昌彦(ばば まさひこ/演:武田鉄矢)
世界的に有名なロボット工学の第一人者。しかし、とある研究機関で起こった事件の後、行方知れずになってしまった。タングの生みの親だが、タングは馬場の元を脱走していた。この世界で、タングを直せるたったひとりの人物。
タングを狙う怪しい奴ら
小出光夫(こいで みつお/演:山内健司(かまいたち))
出世欲が強く短気な小出。タング回収の命令を受け、健とタングをつけ狙う。相方の大釜をライバル視しており、失態を大釜のせいにしたり、手柄を横取りしようとしたりしている。
大釜仁(おおがま ひとし/演:濱家隆一(かまいたち))
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目次 - Contents
- 『TANG』の概要
- 『TANG』のあらすじ・ストーリー
- 健とタングの出会い
- 健とタングの冒険の始まり
- 気付けば健とタングは「トモダチ」に
- タングを狙う怪しい奴ら
- タングの生みの親、馬場教授
- 感動のクライマックス
- 『TANG』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 春日井健(かすがい けん/演:二宮和也)
- タング/ジェームス
- 健の家族
- 春日井絵美(かすがい えみ/演:満島ひかり)
- 野村桜子(のむら さくらこ/演:市川実日子)
- ロボット工学の関係者
- 大槻凛(おおつき りん/演:奈緒)
- 林原信二(はやしばら しんじ/演:京本大我(SixSTONES))
- 原田カオリ(はらだ かおり/演:景井ひな)
- 馬場昌彦(ばば まさひこ/演:武田鉄矢)
- タングを狙う怪しい奴ら
- 小出光夫(こいで みつお/演:山内健司(かまいたち))
- 大釜仁(おおがま ひとし/演:濱家隆一(かまいたち))
- 加藤飛鳥(かとう あすか/演:小手伸也)
- 『TANG』の用語
- アトビットシステムズ社
- 深セン
- コアユニット
- 『TANG』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- タングの寝たフリ
- タング「タング、ケンノ、タメニ。ケン、タングノ、タメニ」
- タングが怒って頭から湯気を噴出するシーン
- 健「きっと、大丈夫」
- タング「タング、ケン、ダイスキ」健「俺も大好きだよ、タング」
- 『TANG』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ポンコツロボット・タングを演じたのは主演・二宮和也
- 京本大我(SixTONES)役作りの努力が詰まった「超ナルシスト」
- 何度も鑑賞するリピーター「おかわりタング」
- 二宮と一緒に泣くハッシュタグ「#ニノ泣き」が誕生
- 『TANG』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:milet『Always You』