ふしぎの国のアリス(ディズニー)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎの国のアリス』とは、1951年に制作されたディズニーアニメーション作品。原作はルイス・キャロルの小説で、ウォルト・ディズニーによりミュージカル映画として発表された。しゃべる白うさぎをきっかけに好奇心旺盛な少女アリスが、ふしぎな世界を旅する冒険劇。個性豊かなキャラクターや、不思議な体験をしていくアリスの無邪気な姿は、幅広い世代に楽しめる作品となっている。2010年にはティム・バートンによる後日譚『アリス・イン・ワンダーランド』として、実写映画化される。

『ふしぎの国のアリス』の概要

『ふしぎの国のアリス』とは、1951年7月28日アメリカにて公開された、13作目のディズニーアニメーション作品。日本では1953年8月19日に公開。原作は、イギリスの数学者ルイス・キャロルの児童小説『不思議の国のアリス』である。児童小説『不思議の国のアリス』の続編として、『鏡の国のアリス』を出版しており、『ふしぎの国のアリス』にその要素が一部含まれている。

制作はウォルト・ディズニーとロイ・O・ディズニーの2名が担当。総監督にはベン・シャープスティーンを起用。監督はハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソンの3名が担当する。音楽を担当するのはオリヴァー・ウォーレスである。

ベン・シャープスティーンは『ファンタジア』(1940)や、『シンデレラ』(1950)を手掛けている。当時のディズニー作品を多数手がけた名監督。

監督のハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソンは、ディズニー初期メンバーとして活躍している。ハミルトン・ラスクは『ピノキオ』(1940)でベン・シャープスティーンと共同で監督を務めている。

音楽を担当しているのは、オリヴァー・ウォーレス。ディズニー作品の楽曲を多数携わっており、『ダンボ』(1941)、『シンデレラ』(1950)、『ピーターパン』(1953)、『わんわん物語』(1955)など、有名作品も多い。受賞歴もあり、1941年アカデミー作曲賞、2008年ディズニーレジェンドを受賞したとして知られている。また『ふしぎの国のアリス』では、1952年第24回アカデミー賞作曲賞にノミネートされている。

声優アリス役には、キャサリン・ボーモントをオーディションにより、ウォルト・ディズニーが採用する。彼女の輝くブロンドロングヘアと少女の初々しいきれいな瞳、少女らしさ溢れる演技力が決め手になる。

日本語吹き替え版には、アリス役・土井美加、白うさぎ役・牛山茂、マッドハッター役・西本裕行、チェシャ猫役・関時男などが務めている。

当時のディズニー映画は『白雪姫』(1937)や『シンデレラ』(1950)といったプリンセス作品が多く人気が高かった。そんな中、『ふしぎの国のアリス』の主人公アリスは一般家庭の少女であり、プリンセス作品とは違ったストーリー展開に、当時の評判は悪かった。その後、1960年後半に若者の間でサイケデリック文化が流行。その影響で、『ふしぎの国のアリス』の奇妙でサイケデリックな作風が話題を呼び再燃。1970年代にリバイバル公開され、ディズニー作品の中でも圧倒的人気を誇る。

『ふしぎの国のアリス』は、当時のファッション文化にも大きな影響を与えており、ロリータファッションの火付け役でもある。

撮影法にはロトスコープを採用。実写モデルの動きを1秒間に24枚もの絵で描いたとされる。細かくトレースすることで、より繊細で滑らかな人間味ある表現を実現した。

2010年にはウォルトディズニーピクチャーズ制作の実写版『アリス・イン・ワンダーランド』が公開。原作ルイス・キャロルの児童小説『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の13年後の後日譚としてオリジナル制作される。興行収入は全世界で10億ドル(日本円で約912億円)を超える大ヒットとなる。2016年には、続編となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も公開。

舞台はイギリスのとある木のふもとで、姉ロリーナが歴史の本を主人公アリスに読み聞かせしているシーンから始まる。好奇心が人一倍強いアリスは、絵のない小説には目もくれず、突如現れたしゃべる白うさぎを見つけ追いかけていく。アリスは追いかけていく先で、大きな穴に落ち、不思議な世界に迷い込む。そこは常識が通じない魔法の世界。神出鬼没のイタズラ猫、セイウチと牡蠣の話をする2人組、歌う花、ハートの女王、いかれた帽子屋、何もない日を祝うお茶会など、個性豊かなキャラクターたちと出会う。アリスが奇妙な体験をしていく不思議な物語である。

『ふしぎの国のアリス』のあらすじ・ストーリー

しゃべる白うさぎとの出会い

白うさぎを追いかけるアリス(左)

イギリスの美しい湖のほとりで、主人公アリスと姉のロリーナは過ごしていた。ロリーナはアリスに歴史の小説を読み聞かせているが、アリスは飽きてしまい、飼い猫のダイナと木の上で遊ぶばかり。アリスは不思議な世界を空想するのが大好き。そんな中、湖を横切る白うさぎを目にする。服を着て、鼻メガネに懐中時計を持ってしゃべる、変わった白うさぎである。「遅刻、遅刻!」と、どこかに急いでいる様子の白うさぎ。アリスは白うさぎが気になり追いかけ、小さなトンネルに四つん這いで進んでいくことになる。その先にある大きな穴にアリスが落ちていくが、そこは不思議な世界への入り口だった。

奇妙な部屋

大きな穴に落ちたアリスは、ある奇妙な部屋にたどり着く。アリスが白うさぎを追っているところに、小さな扉が現れた。アリスが扉を通ろうとすると、小さな扉のドアノブが突然しゃべりだし「大きすぎて通れない」とアリスを拒む。しゃべるドアノブはあるドリンクをすすめ、アリスがドリンクを飲むと身体が小さくなる。一口飲むごとに身体がみるみる小さくなる。小さくなったアリスは再びドアを通ろうとするが、カギがかかっていることに気付く。カギは高所にあることをドアノブが教える。アリスの体は小さいため、「私をお食べ」と書かれたお菓子を食べて、体が大きくなりすぎてしまう。どうすればいいかわからなくなったアリスは、大粒の涙を流して部屋中が水浸しになる。アリスが再びドリンクを飲むと体が小さくなり、瓶の中に入ってしまう。アリスが入った瓶は流れるまま、しゃべるドアノブの鍵穴を通ることに成功したのだった。

涙の海

涙は海に変わっていた。アリスが瓶に入ったまま流れていると、おしゃれな着こなしのドードー鳥が、2羽の鳥を従えて歌いながら流れてくる。アリスが助けを呼んでも、ドードー鳥は無視して陸を目指す。後から流れてくる鳥やザリガニもアリスの助けは無視してドードー鳥の後を追う。ドードー鳥は陸に上がると、魚と鳥たちと服を乾かすためのコーカスレースを始める。そこにアリスも加わり、延々走らされてしまう。すると、白うさぎが海から流れつき、「遅刻だ、遅刻!」と、急いで森へ走っていく。アリスも白うさぎを追うが、見失ってしまう。

セイウチと大工の話

アリスが森の中で白うさぎを探していると、風変わりなおしゃべり好きの双子トゥイードル兄弟と出会う。赤色の帽子に赤色のパンツ、黄色のシャツに青色の大きな蝶ネクタイをしている。体に触れると音が鳴る、不思議な体質の双子。アリスは白うさぎを追うが、トゥイードル兄弟が行く道を阻む。アリスは仕方なく『セイウチと大工の話』、別名『好奇心の強いカキの話』を聞くことになる。好奇心は災いのもとだと教訓を得たアリスは、話し続けるトゥイードル兄弟の目を盗み、こっそり白うさぎを探しに向かうのだった。

白うさぎの住む家

アリスが白うさぎを探していると、ピンク色の一軒家を見つける。家の窓から白うさぎが「メアリーアン!」と叫んでいた。ピンク色の一軒家は白うさぎの家だったのだ。家の前までアリスが行くと、白うさぎがアリスのことをメアリーアンと間違え「家から手袋を取ってきてくれ」と指示する。アリスは手袋を探している間に、家の中のお菓子をつまみ食いしてしまう。一口食べたアリスは、家から手足が飛び出るほどの大きさになり、身動きが取れなくなる。白うさぎはびっくりして、ドードー鳥に助けを求める。ドードー鳥は掃除屋トカゲのビルを助っ人に呼ぶが、失敗に終わり、最終手段で家を焼き払おうと提案。たきぎを集めている間、アリスは庭のニンジンを食べて体が小さくなる。白うさぎは懐中時計を見てまた「遅刻だ遅刻!」と、どこかへ走っていく。アリスは白うさぎを追いかけ、ドードー鳥は小さくなったアリスに気づかず、家を焼き払おうと必死に火おこしするのだった。

歌声響く花畑

アリスは体が小さくなりすぎたため、白うさぎに全く追いつかない。周りにはたくさんの花が咲いている。アリスが困っていると、パンの形をした不思議な蝶や木馬の形をしたハエが飛んでくる。話さないはずの花が「バターフライ」や「ウマバエ」を紹介してくれたのだ。そこにはバラ、アヤメ、ヒナギク、チューリップ、スミレ、ユリなど数多くのしゃべる花が咲く花畑。花たちは歌を歌うのが好きで、アリスに聞かせたい様子。収拾がつかなくなる花たちをまとめるため、リーダー的立場のバラが「きらめく昼下がりよ」と曲を提案する。みんなが合唱できる曲のようだ。バラが指揮を始めると、花たちは歌い、昆虫たちも踊りだす。曲の後半でアリスも歌うが、アヤメとヒナギクが怪訝な顔でアリスを見る。歌が終わると、アリスの素性が気になるアヤメとヒナギクが質問攻めにする。アリスの正体が花ではないことがわかると、花たちは態度が一変。アリスのことを「厚かましい雑草だ」と言い、花畑から追い出そうとする。バラは周りの花たちを止めたが、アリスは追い出されてしまう。うんざりしたアリスは先を急ぐのだった。

水たばこを吸う大きなイモムシ

アリスが森を歩いていくと、大きなキノコの上で水タバコを吸っているイモムシと遭遇。イモムシは「A〜E〜I〜O〜U」と母音を繰り返す変わった歌を歌っている。アリスの存在に気付くと、質問攻めにするイモムシ。アリスは不思議な体験をしてきたせいで、自分のことすらわからなくなっていた。アリスは質問ばかりのイモムシにうんざりして、その場から去ろうとする。しかし、イモムシは大事な話があると言ってアリスを呼び戻し、悩みを聞いてきた。アリスが悩みを打ち明けると、イモムシはその悩みに嫉妬してしまう。水たばこを肺いっぱいに吸い込み、煙の中で脱皮しどこかへ消えるイモムシ。消えたと思ったイモムシは蝶になっていたのだ。蝶は悩みのヒントをアリスに伝え、どこかへ飛んで行ってしまう。アリスはヒントをもとに、キノコを食べてちょうどいい大きさに調節し、先の森へと向かうのだった。

いじわる猫との出会い

アリスが分かれ道で迷っていると、歌声が聞こえてくる。暗い木の上でニヤニヤした口が現れる。突然声をかけられ驚くアリス。にやにやした口の正体は、ピンクのしましま模様のチェシャ猫だった。チェシャ猫は自由に消えたり体の一部を移動させたりするのが得意な不思議な猫。アリスは不思議な世界で行先がわからないと悩みを話すが、チェシャ猫はいじわるな返答ばかりでアリスは困ってしまう。チェシャ猫はアリスの周りをうろちょろした後、白うさぎを探すヒントを教える。白うさぎを探すなら、ヘンテコで有名なマッドハッターや三月うさぎを探すことすすめるチェシャ猫。アリスはもう変な人には会いたくないが、白うさぎを探すために仕方なく行くことにする。するとチェシャ猫は、歌いながらどこかへ消えてしまった。へんな生き物ばかりで不満がたまるアリスは、チェシャ猫のヒントを頼りにマッドハッターと三月うさぎを探しに向かうのだった。

不思議なティーパーティー

森を抜けたアリスが見つけた大きな家の中からは、風変わりな音楽が聞こえていた。こっそり家をのぞくと、緑のハットを被った帽子屋マッドハッターとぼさぼさ黄髪の三月うさぎ、常に眠そうなドーマウスの3人が歌って踊っている。テーブルの上では、いろんな色や形のティーポットが音楽に合わせて踊っていた。3人はなんでもない日を祝うおかしなパーティーをしており、アリスはパーティーに招待される。アリスはなんでもない日を祝ってもらい楽しくなる。しかし、マッドハッターと三月うさぎは、お茶を入れたと思いきや突然取り上げたり、話の途中で席を変えたり、お皿を食べたりと、狂った行動ばかり。アリスが聞きたいことがあると言ってもまともに話を聞いてもらえない。アリスが飼い猫のダイナの話をするとドーマウスが飛び上がり、大騒ぎする。ドーマウスに「猫」は禁句だったのだ。なんとか事を収めると、突如白うさぎが「時間がない!」と言って懐中時計を持って現れる。すると、マッドハッターは「2日遅れている」と言って懐中時計を取り上げ、狂った修理でどんどん壊していく。ついには懐中時計は暴れだし、三月うさぎがハンマーで叩きつぶして、完全に壊してしまう。マッドハッターと三月うさぎは、泣き出す白うさぎを家から追い出して何事もなかったかのようにお茶会を再開する。あまりにも狂ったお茶会を目の当たりにしたアリスは、あきれて家に帰りたいと思うようになるのだった。

タルジーの森で迷子になるアリス

狂ったお茶会を後にしたアリスは、白うさぎは諦めて帰ることを決心。タルジーの森へ入っていくが、どうやら来た道ではないと気づくアリス。タルジーの森ではメガネの形をした生物、鏡の鳥、ラッパのアヒル、打楽器のカエル、傘のフラミンゴなど不思議な生き物が住んでいる。アリスは見覚えのない生き物や風景で不安になっていた。アリスが道に迷っていると、謎の生物モメラスに案内され道を見つけることができた。しかし、頭としっぽがほうきの犬に道を消されてしまい、再び迷子になる。今まで好奇心のままに後先考えずに生きてきたことを、後悔し泣き出すアリス。アリスが立ち往生していると、突然ハミングが聞こえてチェシャ猫が現れた。チェシャ猫はハートの女王の存在をアリスに教えるが、アリスはまだ会ったことがない。アリスは家に帰るためにハートの女王に会う方法を尋ねる。チェシャ猫は木を扉に変化させて近道を作ってくれた。扉の先には、白くそびえ立つお城が見える。アリスは女王に会うため、扉の先へ向かうのだった。

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トイ・ストーリー4(Toy Story 4)のネタバレ解説・考察まとめ

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『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。

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レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

レミーのおいしいレストラン(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『レミーのおいしいレストラン』とは、2007年に公開されたディズニー/ピクサー制作のハートウォーミング・コメディな長編アニメーション映画である。監督はブラッド・バード。物語の舞台はフランス・パリ。料理を愛し、フランス料理のシェフになることを密かに夢見るネズミのレミーと、料理が苦手な青年リングイニが出会い、かつて5つ星だったが星を2つ失ってしまったレストラン「グストー」に新風を巻き起こしていく。自分に自信がもてないネズミと人間の成長と友情が描かれた、子どもから大人まで楽しめる作品。

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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。

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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。

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インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『インサイド・ヘッド』とは、公開される前からピクサー史上最高傑作と言われた、人間の頭の中が舞台となったアニメ映画である。人間の感情「喜び」「怒り」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」がキャラクターとなり様々なピンチを乗り越えるという内容。それぞれの感情がなぜ必要なのか、子供から大人まで楽しんで見ることの出来る作品である。ピクサー長編アニメーション第1作は『トイ・ストーリー』であり、20年後の2015年に本作が公開されたので「20周年記念作品」とされている。

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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。

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ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファインディング・ニモ』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジー映画である。 2016年には続編『ファインディング・ドリー』が公開された。人間に捕らえられたニモを助ける為、父親であるカクレクマノミのマーリンが旅の途中で出会ったナンヨウハギのドリーと共に、大冒険を繰り広げる物語を描いている。ニモの居場所がシドニーだと知り、急いで向かう2人に幾度となくピンチが降り注ぐ。旅の終わりに親子の絆を感じる事が出来る、感動が詰まった作品である。

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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。

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