来る(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『来る』とは、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の小説『ぼぎわんが、くる』を実写化した日本のホラー映画である。公開初日に10万人を動員し、興行収入は1億3700万円のヒットとなった。
子煩悩で愛妻家だと評判の、田原秀樹の職場に謎の人物が現れる。その日から2年後、様々な怪奇現象が起こり、秀樹とその妻の香奈は得体の知れない何かに襲われる事になる。オカルトライターの野崎和浩に相談するが、野崎の手に終えるものではなかった。
怪奇現象と人間の怖さを描いた映画となっている。
シングルマザーで香奈を育てていたが、香奈は十分な愛情を感じていなかった。香奈の結婚式では祝う態度ではなく、すぐに式場を出て行った。
田原澄江(演:石田えり)
秀樹の母親で、自宅で秀樹の祖父の介護をしていた。香奈の事を暗いと言っており、あまり仲良くなかった。
田原志津 (演:ヨネヤマママコ)
秀樹の祖母。秀樹が法事で帰った際に、「あれに呼ばれる」と謎の言葉を言っていた。
田原銀二(演:五歩一豊)
秀樹の祖父。秀樹が小さい頃には寝たきりになっており、自宅で介護をされていた。自宅で祖父が寝ている時に幼い秀樹は怪奇現象を体験している。
知沙(演:中川江奈)
秀樹が幼い頃に遊んでいた女の子。森の中で行方不明になってしまう。秀樹に「あんたもあれに呼ばれる」と言った。
眞鍋綾(演:高橋ユウ)
野崎の元彼女で、野崎との間に子供ができるが、中絶している過去がある。野崎はその事がトラウマとなっている。
『来る』の用語
あれ
田原夫妻に襲いかかる妖怪で、秀樹を中心に様々な人物に襲いかかる。声や姿を変える事ができ、人を騙す事も出来る。
ぼぎわん
三重県に伝わる人攫い妖怪で、物語では間引き・口べらし・子捨ての言い訳として、この妖怪を作り出したと言われている。
霊媒師
目に見えない霊と心を通わせ、戦う人々。本作品では様々な霊媒師が登場するが、中でも逢坂と琴子は強い力をを持っている。
オムライスの歌
最後の戦いから逃げる事ができた知沙が真琴の腕の中で眠っている時に夢の中で歌っていたオムライスの歌。
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目次 - Contents
- 『来る』の概要
- 『来る』のあらすじ・ストーリー
- 前触れ
- あれが現れる
- 秀樹の死後
- 最後の戦い
- 『来る』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 野崎和浩(演:岡田准一)
- 田原秀樹(演:妻夫木聡)
- 比嘉真琴(演:小松菜奈)
- 田原香奈(演:黒木華)
- 田原知紗(演:志田愛珠)
- 霊媒師
- 比嘉琴子(演:松たか子)
- 逢坂セツ子(演:柴田理恵)
- 秀樹の知人
- 津田大吾(演:青木崇高)
- 高梨重明(演:太賀)
- その他
- スーパーの店長(演:伊集院光)
- 香奈の母 (演:蜷川みほ)
- 田原澄江(演:石田えり)
- 田原志津 (演:ヨネヤマママコ)
- 田原銀二(演:五歩一豊)
- 知沙(演:中川江奈)
- 眞鍋綾(演:高橋ユウ)
- 『来る』の用語
- あれ
- ぼぎわん
- 霊媒師
- オムライスの歌
- 『来る』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 香奈が盛り塩を踏み潰すシーン
- 最後の戦いのシーン
- 逢坂セツ子「来ます」
- 野崎が真琴を紹介するシーン
- 比嘉琴子「邪魔だから」
- 『来る』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作者が中島監督に伝えた要望「怖くて面白い映画に」
- 秀樹の実家のロケ地は三重県にある目黒陶芸館の別館
- 真琴のマンションは実在する賃貸物件
- 『来る』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):King Krule「Dum Surfer」
- 挿入歌:Bonnie Pink「Evil And Flowers」
- 挿入歌:jan and Naomi「Temple of Blue」