タイガー&ドラゴン(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『タイガー&ドラゴン』とは、2005年にスペシャルドラマとして放送され、その後、連続ドラマ化された「落語とヤクザ」をテーマにした日本のテレビドラマ。主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。ヤクザの虎児が落語家に弟子入りし、事件に巻き込まれながらも噺家として修行を積んで、一人前の落語家を目指していくストーリー。毎話お題目となる落語噺に沿うように作成されており、1話完結の構成となっている。TBSプロデューサー磯山晶と脚本宮藤官九郎のコンビによるドラマ。

『タイガー&ドラゴン』の概要

『タイガー&ドラゴン』とは、2005年1月9日に2時間の単発スペシャルドラマとして放送され、その後、続編という形で連続ドラマ化されて2005年4月から6月までTBS系列で放送された「ヤクザと落語」をテーマにした日本のテレビドラマ。主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。ヤクザの虎児が落語家に弟子入りし、事件に巻き込まれながらも噺家として修行を積んで、一人前の落語家を目指していくストーリー。毎回題材となる落語の噺に沿うように構成されており、最終的にはひとつの話として1話完結に仕上げられている作りとなっている。TBSのプロデューサー・磯山晶と脚本家・宮藤官九郎のコンビによるテレビドラマ。
子供の頃に両親が借金を苦に自殺し、笑いを忘れて生きてきたヤクザの山崎虎児(やまざきとらじ)は、浅草で落語家の林屋亭どん兵衛の高座を聞いて感動し、弟子入りを志願する。虎児はどん兵衛に弟子入りし、噺をひとつ習得するごとに10万円の授業料を払う契約をどん兵衛と交わす。林屋亭小虎として、ヤクザと落語家という二足のわらじを履くこととなった虎児は、どん兵衛の次男であり、かつては落語の天才と言われた谷中竜二(やなかりゅうじ)や、どん兵衛の弟子たちに支えられながら徐々に客の心をつかむ落語家へと成長していくストーリー。
『タイガー&ドラゴン』というタイトル名はオープニングテーマとして用いられているクレイジーケンバンドの楽曲『タイガー&ドラゴン』から来ている。登場する2人の主人公、虎児(小虎)と竜二(小竜)にも掛かっている。このドラマを機に、若者の間で落語が人気となり、実際に『笑点』の視聴率も上昇した。
2005年1月のスペシャルドラマでは第42回ギャラクシー賞のテレビ部門・選奨を獲得し、同年4月からの連続ドラマで『第43回ギャラクシー賞』のテレビ部門・大賞を受賞した。また第49回ブルーリボン賞で、岡田准一と蒼井優がそれぞれ主演男優賞・主演女優賞でノミネートされた。

『タイガー&ドラゴン』のあらすじ・ストーリー

芝浜(しばはま)

財布を落とした銀次郎。

山崎虎児(やまざきとらじ)は、落語家の林屋亭一門(はやしやていいちもん)の六代目である林屋亭どん兵衛(はやしやていどんべえ)の弟子だった。また虎児は、どん兵衛の借金を取り立てる新宿流星会のヤクザでもあった。
虎児はたまたま見かけたどん兵衛の高座を見て、笑いに目覚め弟子入りしたのだった。しかし落語修行は上手くいかず、新宿流星会の跡取り息子で自分の舎弟の中谷銀次郎(なかたにぎんじろう)にも、つまらないと言われていた。

落語が上達しない虎児に、どん兵衛の次男の谷中竜二(やなかりゅうじ)は見事に「芝浜」を語った。
「芝浜」は酒好きで働きが悪い魚屋がある日大金を拾った。女房は夫が働かなくなると思い夢だと金を隠してしまった。数年後金を拾ったのは真実だと打ち明けられ、よくぞ隠してくれたと感謝される噺だった。
才能があるにもかかわらず落語を辞めて家を出ている竜二に、虎児は嫉妬するのだった。

竜二の古着屋は経営が上手くいかず、アルバイトのリサに給料が払えていなかった。リサはバイトを辞めると飛び出したが、店の金を盗もうと戻って来た。
レジに金はなかったが、さっき店を訪れていた銀次郎が財布を落としていた。その財布を拾ったリサは持ち逃げしようとするが、虎児と竜二に諭され交番に持っていった。するとそこに銀次郎がいてリサは一目惚れしたのだった。

虎児はヤクザと噺家、竜二は元噺家とデザイナーという二足の草鞋で似たような境遇だったが、お互いのことが理解できずしばしば喧嘩になっていた。
竜二は自分抜きでも平和な林屋亭一門を見て苛立っていた。さらに父親のどん兵衛から虎児の両親が借金苦で自殺した話を聞かされ、自分の甘さを説教されて親子の溝も深まっていた。

「芝浜」になぞらえ、竜二はリサの銀次郎への想いを夢だと諭した。一方バスガイドのメグミに惚れた銀次郎に、メグミの美しさに翻弄された男たちを見てきた虎児は、夢だと諦めさせようとしていた。
健気に働くリサを不憫に思った竜二は銀次郎を店に呼んだ。そして銀次郎はリサと付き合うようになった。

虎児こと林屋亭小虎(はやしやていことら)は、この一連の話をオリジナルの「芝浜」として高座で披露した。寄席が成功したことを聞いた竜二は、真剣に落語に打ち込む虎児を見直した。

饅頭怖い(まんじゅうこわい)

「饅頭怖い」は、「自分には怖いものがない」と言う男から、甘い餡の入った饅頭が寒気がするほど怖いと聞き出した。いけすかない男を懲らしめてやろうと、饅頭を男の寝床に並べた。しかし、男は饅頭を美味しそうに食べていった。まんまと騙されて、本当に怖いものは何かと尋ねると「今は渋いお茶が怖い」と言ったという噺だった。

虎児の兄貴分の日向(ひゅうが)が結婚することになったが、昔付き合っていた組長の娘の中谷静(なかたにしずか)と組長は面白くなかった。2人は日向の結婚式で騒動を起こそうと虎児に話を持ちかけた。

一方林屋亭どん吉の真打昇進のお披露目に、前座を務めることになった林屋亭どん太はプレッシャーに負けて逃げ出していた。
そこで代役をどん太の嫁で、元売れっ子演歌歌手の浅草寺鶴子(せんそうじつるこ)が務めることになった。

そんな中日向の嫁の寿子(としこ)がどん太を嫌っていると知った組長が、結婚式の余興にどん太を呼んだ。しかしそれは虎児が「饅頭怖い」になぞらえた策で、寿子はどん太の大ファンだった。
結婚式当日余興に登場したどん太に大喜びの寿子を見て、組長が「嫌いじゃなかったのか」と問い詰めた。しかし寿子は「どん太嫌い、庭付き一戸建て嫌い、プラズマテレビ嫌い」と言い、肝が据わった様子を見せた。組長は寿子を認めて日向の結婚を祝福するのだった。

茶の湯(ちゃのゆ)

「茶の湯」は、隠居した男が趣味を持とうと茶道を始めるが、勝手がわからず腹を下して風流とはこういうものだと解釈した。自分だけが風流に苦しむのも癪だと長屋の衆を茶に誘った。長屋の衆は茶は不味いが、羊羹は美味いと羊羹ばかり食べていた。元来ケチな男は羊羹の代わりに自分で饅頭を作ったが、これがものすごく不味かった。茶も不味いし饅頭も不味いので、茶はすするフリをして饅頭は袖にしまって隣りの畑に捨てた。そして隣りの畑の百姓が「また茶の湯か」と嘆く噺だった。

虎児はこれまでのオリジナルではなく、古典落語をやってみるが評判は良くなかった。
竜二はプロデューサーとして有名なBOSS片岡(かたおか)とコラボを進め、イベントの「ドラゴンナイト」をすることになった。入場券として作ったリストバンドのデザインが認められたと竜二は喜んだが、片岡は金のことばかり話し竜二の考えと合わなかった。
虎児と竜二は、自分たちの進むべき方向がこのままでいいのか悩むのだった。

そんな中片岡が勝手に他のデザイナーの案を起用したため、竜二は自分の店に納得できない物は置けないと片岡と縁を切った。
イベントは成功したが、チケットとして利用されたリストバンドは近くの寺に投げ込まれ、掃除の坊主が「またドラゴンナイトか」と悩むのだった。

権助提灯(ごんすけちょうちん)

「権助提灯」は、ある金持ちの旦那は、愛人も奥方もよくできた人だったため家庭は円満だった。風の強い夜奥方が、女ばかりの愛人が心配だから今夜はあちらに泊まれと言った。そうかと旦那は喜んで提灯片手に愛人宅へ向かった。愛人宅では、奥様を困らせるほど世間知らずではないと旦那を追い返した。しょうがないので本宅に帰れば、あちらが心配と言われ、愛人宅では奥様に悪いのでと追い返され、本宅と愛人宅を行き来させられた。そうするうちに提灯もいらないほど朝日が昇っていたという噺だった。

二つ目に昇進した虎児は、大学の落語研究会のOB会のために上京した水越小春(みずこしこはる)を紹介された。
30年前どん兵衛と新宿流星会の組長は落語研究会に所属していて、そこに教えを請いに来たのが小春だった。どん兵衛は小春に夢中になったが、組長の恋文を気持ちを隠して小春に渡した。しかし小春が想っていたのはどん兵衛だった。

どん兵衛は虎児と組んで小春と組長をくっつけようとした。虎児はOB会で酔いつぶれた小春を組長の家まで送り届けるが、組長は意地を張って会おうとしなかった。仕方がないので林屋亭に連れて行くが、どん兵衛の妻がいるため泊められなかった。虎児は組長の家と林屋亭を行ったり来たりしているうちに、朝日が昇ってきたのだった。

厩火事(うまやかじ)

「厩火事」は、酒ばかり飲んでいる亭主に愛想を尽かした女房が、仲人に相談すると別れてしまえと言われた。しかし情があるのか決心のつかない女房に、仲人は2つの話を聞かせた。孔子が散歩から帰ると馬小屋が焼け落ちていた。可愛がっていた馬が焼け死んでしまったが、孔子は馬より弟子を心配した。
一方旦那が大事にしていた皿を持って、奥方が階段から転げ落ちてしまった。旦那は奥方より皿を心配した。話を聞いた奥方の両親が2人を別れさせ、旦那は晩年寂しく暮らした。
仲人はこの話になぞらえて、旦那の大事な物を壊して気持ちを試してみろと持ちかけた。
早速大事な皿を割ってみると、大丈夫かと旦那は女房を心配した。皿より自分の方が大事かと尋ねると、お前が怪我をしたら明日から酒を飲んで暮らせないと旦那が言ったという噺だった。

どん兵衛は、夫婦どつき漫才の上方(かみがた)まりも・まりおの仲人だった。まりおは酒に酔って暴行事件を起こして出所したばかりで、東京でやり直そうとどん兵衛を頼ってきたのだった。
そうとは知らない竜二がまりおに酒を飲ませてしまい、また暴力事件を起こして逮捕されてしまった。まりもはどつき漫才で毎日叩かれてばかりで、自分のことは何とも思っていないのではとまりおを疑い始めた。

釈放されたまりおはまりもに合わせる顔がなく、ライブがあるのに大阪へ帰ろうとした。しかしその道中まりもが癌だと聞かされ、ライブに出ることにした。まりもの体を気遣い、どつき漫才ができないまりおを見て「癌はうそだった」とまりもが打ち明けた。漫才より自分が大事かと聞くまりもに、「当たり前だ。女房が死んだら遊んで酒が飲めない」とまりおは答えた。

これは虎児とまりもがまりおを試すうそのはずだったが、まりもは本当に癌で亡くなってしまった。

猫の皿(ねこのさら)

「猫の皿」は、茶屋で見た猫の皿が価値のある物だと知った男が、猫に大金を出すので売って欲しいと主人に持ちかけついでに皿も騙し取ろうとした。しかし主人はその皿ではなく汚い皿を出してきた。高価な皿をなぜ使っていたのか尋ねると、こうして猫に使わせておくと大金で猫を買い取ってくれる人がいると主人は言ったという噺だった。

虎児がお笑いコンテストのチラシを持って竜二を誘った。竜二は気が乗らなかったが、賞品が欲しかったヴィンテージのジーパンだったため参加することにした。
実はこのコンテストは、どん兵衛の所属する落語芸能協会主催のスカウトオーディションで、賞品のジーパンは竜二を参加させるための物だった。

このコンテストの審査委員長は、竜二が落語を辞めるきっかけになった柳亭小しん(やなぎていこしん)だった。当時真打に昇格する一歩手前の竜二は小しんに教えを請いに行ったが、若いということだけでなかなか噺を教えてもらえなかった。そのため寄席に失敗し落ち込んだ竜二は、小しんの嫌がらせに耐え切れず落語を辞めてしまったのだった。

虎児を恨みながらも、竜二は見事に落語を演じきり優勝を勝ち取った。
そして「ジーパンを景品に出すと、時々面白い素人がただで釣れる」と、どん兵衛は竜二をスカウトした。

出来心(できごころ)

「出来心」は、泥棒が盗みに入った長屋にはフンドシ一丁とおじやの鍋しかなかったが、家人が帰ってきてしまい床下に隠れた。家人は泥棒に入られたと大家を呼んで、花色木綿の裏地の布団や帯や刀が盗まれたと大ウソをついた。それを聞いた泥棒は我慢ができずウソを言うなと飛び出した。驚いた大家に問い詰められた泥棒と家人は「つい出来心で」と言った。どこから入って来たのか聞かれた泥棒は、誤魔化そうと「裏の花色木綿から」と答えたという噺だった。

銀次郎は警察官になった同級生の金子(かねこ)に再会した。金子は警察に不満を持っていた。今のくすぶっている自分たちの立場に疑問を抱き、銀次郎と金子は大きなことをやってやろうと計画した。そしてよからぬ物を売って、急成長している神保組(じんぼうぐみ)を脅迫することにした。

銀次郎は金子の助けを借りて、神保組のアパートに忍び込みブツを手に入れた。しかしそれは、薬ではなくアダルトDVDだった。
意気消沈した銀次郎だったが、偶然通りかかったリサにその現場を目撃され「神保組を摘発するため」と誤魔化すしかなかった。

運の悪いことは続くもので、ことが神保組にばれてしまい銀次郎は誘拐されてしまった。虎児は大事な寄席を放り出して、若頭の日向と銀次郎を助けに行った。
無事助け出した銀次郎は「出来心でやった」と言い、DVDが裏か表か聞かれると「裏は花色木綿」と答えた。

粗忽長屋(そこつながや)、品川心中(しながわしんじゅう)

泰次を捜索する虎児。

梶力夫(かじりきお)が組長を務めるウルフ商会の田辺ヤスオ(たなべやすお)は、組の金を使い込んだうえ力夫の妻にまで手を出して、賞金を懸けられたお尋ね者になっていた。そんな田辺が虎児を頼ってきたが、ヤクザの世界から離れつつある虎児は生粋のヤクザである田辺を受け入れられなかった。

しかし田辺がウルフ商会に攫われてしまい、田辺が親を亡くした子供に送金していると知った虎児は救出に向かった。間に合わなかったかと思われたが死体は別人だった。このままでは力夫が追ってくると考え虎児は「粗忽長屋」の噺を思い出し、死体を田辺と思わせ力夫を騙した。

「粗忽長屋」は、そそっかしい八が行き倒れの男を見て「これは隣りの熊だ」と言い、証拠に本人を連れてくると長屋へ帰った。長屋で話を聞いた熊は自分が死んだとその気になり、粗忽者2人は死体を引き取りに行った。そうして死体を目にした熊は「ここにいる俺は誰なんだ」と言ったという噺だった。

田辺は「こうして田辺を担いでいる俺は誰だろね」と言って無事逃げ切った。

力夫が虎児を狙って、新宿流星会の吸収合併の話を持ち込んだ。力夫はウルフ商会に虎児が来るなら新宿流星会は残してやると持ちかけた。
一方竜二は谷中家に戻ってきたが、自分の居場所がなくあまり歓迎されていない様子だった。

そんな中メグミが行方不明になった。メグミの元夫の保(たもつ)は出会い系サイトの仲間とドライブに行ったと言うが、実はそれは自殺サイトの募集だった。
心配した竜二は保とメグミを探しに行くが、そのころ自殺志願者たちはメグミのおかげで自殺を考え直していた。助けに来た竜二に眠っていたメグミは驚き、居合わせた保に飛びついた。保はメグミを抱きかかえて腰が抜けてしまった。

あまり歓迎されていなかった竜二こと林屋亭小竜(はやしやていこりゅう)は、この出来事を「品川心中」のオリジナルとして高座にかけ喝采を浴びた。そして見事に噺家への復帰を果たした。

その頃虎児は、新宿流星会が襲われたためウルフ商会に殴り込みに行っていた。しかしその様子がテレビで流されてしまい、警察に囲まれた虎児は責任を取って自首することにした。

子は鎹(こはかすがい)

出所後、久々に高座に上がる虎児。

虎児が逮捕されて3年が経ち、竜二は七代目どん兵衛を襲名することになっていた。竜二は襲名披露の演目が、過去に失敗した「子別れ」だったので不安だった。

そんな竜二を励ますためにどん太がコスプレパブに連れて行くと、そこに刑期を終えた虎児がいた。
虎児は信頼を裏切る形になった谷中家に顔を出すこともできず、新宿流星会では二代目を継いだ銀次郎に「らしくない」と追い返されていた。

虎児の責任を取る形で芸能協会を脱退したどん兵衛は、昇格する竜二のためにも虎児を迎えに行けなかった。しかしどん兵衛は高座名を二代目林屋亭小虎にして、虎児を待ち続けていた。
また新宿流星会の元組長も虎児をどん兵衛に預けたものとして、彼を迎えに行くことができなかった。

意地を張り続ける虎児とどん兵衛に業を煮やした竜二は、強引に2人を対面させた。そして虎児は再びどん兵衛に弟子入りした。
晴れの襲名披露の日に、虎児は林屋亭小虎として復帰した。

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@nanau12kheek

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ステキな金縛り(三谷幸喜)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ステキな金縛り』とは三谷幸喜が監督したコメディ映画。三谷幸喜が生誕50周年に作られたエンターテイメント作品である。ストーリーはドジっ子弁護士の宝生エミが殺人事件を担当。被告人のアリバイを証明できるのは落ち武者の幽霊だけ。弁護士と落ち武者の幽霊が協力して、被告人の無罪を証明するために奮闘する映画になっている。主人公の宝生エミ役を演じた深津絵里は、第35回日本アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、その他の豪華キャストに落ち武者の幽霊・更科六兵衛役を西田敏行、速水弁護士役を阿部寛が演じている。

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バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。

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離婚しようよ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

離婚しようよ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『離婚しようよ』とは、TBS制作によるNetflixシリーズのドラマ。2023年6月22日から配信を開始。脚本は宮藤官九郎と大石静、主演は松坂桃李が務める。タイトルは吉田拓郎から許可を取り、楽曲「結婚しようよ」から着想を得た。結婚5年目にして夫婦仲が冷め切っていながらも、おしどり夫婦を演じている三世議員の東海林大志と、その妻で女優の黒澤ゆいが、周囲から反対されながらも離婚という目標に向かって共闘する姿を描くホームコメディ。

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フライ,ダディ,フライ(小説・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フライ,ダディ,フライ(小説・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フライ,ダディ,フライ』とは2003年に金城一紀によって執筆された、中年サラリーマンと在日朝鮮人の高校生を主人公とした小説、およびそれらを原作とした漫画、実写映画作品である。ある日、中年サラリーマンの鈴木一の愛娘が高校ボクシングチャンピオンの石原に乱暴され、入院することになってしまった。恐怖で外に出ることができなくなった娘を救うため、在日朝鮮人高校生のスンシンとの特訓を経て石原を倒し、迎えに行く決意をする。高校生とサラリーマンのひと夏の友情を描く感動作。

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マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』とは、2006年7月から日本テレビで放送されていたコメディドラマ。韓国映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー』のリメイク。脚本は大森美香。主演は長瀬智也で、共演は新垣結衣や手越祐也など。ヤクザの若頭である榊真喜男は、まともに学校に通ったことがなく、勉強が全くできなかった。そのため、ボスである父に組を継ぐために、高校を卒業するよう命じられる。初めは嫌々学校に通っていた真喜男だが、徐々に青春の楽しさを感じていく。本作は平均視聴率が19.1%と高視聴率を記録した。

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ナミヤ雑貨店の奇蹟(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ナミヤ雑貨店の奇蹟(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とは東野圭吾の長編小説および、それを基に2017年に制作された日本映画。監督は廣木隆一、脚本を斉藤ひろしが手がけ、主演は山田涼介と名優・西田敏行が務めた。なんとなく悩み相談窓口を始めたナミヤ雑貨店の主・浪矢雄治は手紙のやり取りを通じ、様々な悩みを持つ人たちの人生を変えていく。雑貨店は過去と現在が繋がる不思議な場所となり、現実から逃げ続けてきた青年・矢口敦也を感化させていく。雄治と敦也の奇蹟の一夜の交流を描いた、心温まるファンタジー・ドラマである。

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マルモのおきて(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マルモのおきて(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マルモのおきて』とは、2011年4月からフジテレビで放送されたファンタジック・ホームドラマ。脚本は櫻井剛と阿相クミコ。主演は阿部サダヲと芦田愛菜で、鈴木福や比嘉愛未などが出演する。文具メーカーに勤める高木護は、ひょんなことから双子の笹倉薫と笹倉友樹を預かることになる。そして、双子が拾ってきた人間の言葉を話す犬のムックも一緒に家族として暮らしながら、絆を深めていく。最終話の視聴率は23.9%を超え、主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」がダンスと共に話題となり大ヒットした。

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どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

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麒麟がくる(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

麒麟がくる(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『麒麟がくる』とはNHK大河ドラマの59作目として、2020年1月19日から2021年2月7日まで放送された作品である。裏切り者や悪人として描かれてきたことの多い明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)を主人公にしている。平和な世の中になると現れる「麒麟(きりん)」を呼べる人物を探しつつ足利義昭(あしかがよしあき)や織田信長(おだのぶなが)に仕え、戦のない大きな国を作ろうとする十兵衛の一生が描かれている。定説とは全く正反対の側面から描かれた十兵衛や、戦国武将たちの姿が見どころの1つである。

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死刑にいたる病(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

死刑にいたる病(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『死刑にいたる病』とは、櫛木理宇による小説、およびそれを原作として白石和彌監督によって実写化されたサイコミステリー映画である。鬱屈した日々を過ごす岡田健史(水上恒司)演じる大学生・筧井雅也の元に、阿部サダヲ演じる24人もの少年少女を殺害し世間を震撼させた連続殺人犯・榛村大和からある日突然1通の手紙が届くことから物語がスタートする。PG-12指定。

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バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。

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バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。

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V6(ジャニーズ)とは【徹底解説まとめ】

V6(ジャニーズ)とは【徹底解説まとめ】

V6はジャニーズ事務所所属の6人組アイドルグループ。坂本昌行をリーダーとし、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一の6人で構成。1995年にバレーボールW杯のイメージキャラクターとして結成され、シングル『MUSIC FOR THE PEOPLE』でデビューを果たした。シングルTOP10入り連続年数が歴代1位を記録している。メンバー全員がバク転を披露でき、アクロバティックな動きを駆使したパフォーマンスに定評がある。2021年11月1日を以て解散し、26年間のグループ活動に終止符を打った。

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ドラマ版池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のあらすじまとめ【2020年にアニメ化された伝説のドラマ】

ドラマ版池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のあらすじまとめ【2020年にアニメ化された伝説のドラマ】

2000年を代表するドラマ、『池袋ウエストゲートパーク』についてのまとめです。数々の人気・実力派俳優が出演し、一世を風靡したこのドラマ。2020年にアニメ化されたことでも話題となりました。ここでは作品のあらすじ・ストーリーや出演者情報などを紹介しています。

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【池袋ウエストゲートパークなど】長瀬智也×宮藤官九郎作品まとめ!『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で11年ぶりにコンビ復活!

【池袋ウエストゲートパークなど】長瀬智也×宮藤官九郎作品まとめ!『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で11年ぶりにコンビ復活!

TOKIOの長瀬智也と宮藤官九郎が11年ぶりにタッグを組んだことで話題となった映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』。『池袋ウエストゲートパーク』や『真夜中の弥次さん喜多さん』など、数々の名作を生み出してきた名コンビの復活に、多くのファンが歓喜しました。ここでは二人がタッグを組んだドラマや映画のあらすじや作品情報を紹介していきます。

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実は天然!TOKIO長瀬智也の愛されエピソード【現在の総理大臣は大統領】

実は天然!TOKIO長瀬智也の愛されエピソード【現在の総理大臣は大統領】

バツグンのスタイルと日本人離れした顔、澄み切った歌声で女性たちのハートを掴んで離さない長瀬智也。それだけカッコイイ人物でありながら、実は天然キャラというすごいギャップの持ち主であることがわかっています。たとえば、「現在の総理大臣は誰か」と聞かれて、「大統領!」と自信満々に答えたりとか。この記事では、そんな彼のかわいい天然エピソードをまとめました。そのギャップ、ずるすぎます!

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