夜のピクニック(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『夜のピクニック』とは、恩田陸の青春長編小説『夜のピクニック』を原作としたヒューマンドラマである。「みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」をキャッチコピーにして、2006年9月30日に公開された。主人公の甲田貴子は、北高に通う高校3年生である。北高には、一昼夜かけて80㎞を歩く「歩行祭」という伝統行事があった。貴子は、高校生活最後の歩行祭で「同じクラスの西脇融と話をする」という1人だけの秘密の賭けをしていた。青春時代の輝きや、友人の大切さなどを感じる青春映画である。
『夜のピクニック』の概要
『夜のピクニック』とは、恩田陸の青春長編小説『夜のピクニック』を原作としたヒューマンドラマである。原作の『夜のピクニック』は、第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞を受賞している。映画の監督は長澤雅彦、主演は多部未華子である。「みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」をキャッチコピーにして、2006年9月30日に公開され、興行収入は1.4億円を記録した。『夜のピクニック』は、原作者の恩田陸の出身校である茨城県立水戸第一高等学校の歩く会をモデルにして書かれたものである。そのため、モデルとなった茨城県立水戸第一高等学校やそのほか水戸市内での撮影が行われた。
主人公の甲田貴子は、北高に通う高校3年生である。北高には、一昼夜かけて80㎞を歩く「歩行祭」という伝統行事があった。貴子は、高校生活最後の歩行祭で「同じクラスの西脇融と話をする」という1人だけの秘密の賭けをしていた。友人たちには黙っていたが、貴子と融は異母兄妹だった。貴子の母が、融の父と浮気をして出来たのが貴子であったため、これまで気まずくて話をする機会がなかったが、お互いに気にかけ合っていた。互いを気にする貴子と融の様子に、友人たちは「両思いなのでは」と勘違いして、貴子と融が話が出来る機会を作ってくれる。しかし、頑固な2人はなかなか話をすることが出来ない。歩行祭も2日目になり、このまま高校生活最後の歩行祭は終わってしまうのかと思ったが、友人の協力やハプニングのおかげで貴子と融は2人で話をすることが出来る。2度と戻らない青春時代の輝きや、友人の大切さなどを感じることの出来る青春映画である。
『夜のピクニック』のあらすじ・ストーリー
北高歩行祭の前日
甲田貴子(こうだ たかこ)が通う北高(きたこう)では、年に一度、全生徒が一昼夜かけて80㎞を歩く「歩行祭」という伝統行事がある。歩行祭は、1日目はクラス毎に、2日目はクラスなどは関係なく自由に歩く自由歩行で各自ゴールへ向かう。
3年生になり最後の歩行祭を迎える事になった貴子は、昨年アメリカへ帰ってしまった帰国子女の親友・榊杏奈(さかき あんな)から不思議な手紙を貰う。
そこには貴子ともう1人の親友・遊佐美和子(ゆさ みわこ)宛に、「2人の悩みが解決して、無事に歩行祭を終える事が出来るようにおまじないをかけた」と書かれていた。さらに「私も一緒に走っている」と書かれてあり、貴子は一緒に手紙を読んでいた美和子と2人、首をひねる。
だが実は貴子の方は、この歩行祭である「賭け」をしようと考えていた。彼女には、同じクラスの西脇融(にしわき とおる)と異母兄妹という秘密があった。
貴子は彼の父が浮気をした末にできた子で、その父は貴子と融が中学生になった時に亡くなっていた。貴子が融と同じ高校に通っているのは偶然の事だったが、3年生になって初めて同じクラスになるという更なる偶然が起こる。
貴子は融に嫌われていると思い込み、彼と一言も口を利かずにいた。だが高校最後の歩行祭を前に、彼と話をしてみようと決意。彼に話しかけるという賭けに出ることにしたのだった。
歩行祭の幕開け
歩行祭当日、美和子と一緒に登校した貴子は、自分のクラスである7組の集合場所へ向かう。
そこで彼女は、クラスメイトの後藤梨香(ごとう りか)と梶谷千秋(かじたに ちあき)に話しかけられる。2人は貴子が融を気にしている事に気づいており、彼女が融の事を好いていると誤解していた。
明日の自由歩行を融と歩けばいいのにとからかってくる2人と雑談をする貴子。その内に歩行祭開始時刻になり、貴子は2人と共に歩き出す。
一方で融は、親友の戸田忍(とだ しのぶ)と歩いていた。実は彼も彼なりに、異母兄妹である彼女の事を気にしていた。だが融も貴子が自分の事を嫌いだと思い込んでおり、彼女に話しかける事はできずにいた。
しばらく歩き続けた後、最初の休憩時間が訪れる。各々に友人らと休憩をとる貴子と融。その後、再び歩行が開始され、貴子達7組も歩き始める。
次に訪れた昼食休憩の最中、貴子は美和子と一緒にトイレ休憩に向かう。そこで貴子は美和子と「杏奈が好きな人」の話になる。実は杏奈には北高内に好きな人がいたのだが、貴子達にはそれを言わずにアメリカへ行ってしまったのだ。だが美和子も杏奈の好きな人に心当たりはなく、謎は解決しないまま、2人は各々のクラスへと戻る。
貴子が梨香と千秋のもとへ戻ると、そこには融を連れた忍がおり、彼女達に一緒に昼食を取る事を提案していた。
忍の提案に乗る梨香と千秋。貴子と融は気まずい気持ちになりながらも、一緒にお昼を食べる事になる。そんな2人に気づいた忍は、彼らの関係を探ってみる事にする。だが明確な答えを得る事はできなかった。
薄々融の様子から彼と貴子の間に何かあると察していた忍は、2人の関係をますます勘繰るようになる。
何事もなく進んでいく歩行祭
昼休憩も終わり、貴子と融達は再び歩き出す。流石に疲労が出始めていた貴子は、梨香・千秋と疲れを紛らわす為に談笑を続ける。
その最中3人は、昨年現れたどこのクラスにも属さない謎の少年の話を始める。歩行祭では、後日カメラマンが撮った写真が廊下に張り出され、購入したい写真を選ぶ事が出来る。だが昨年、その写真の中に誰も知らない少年が写っており、「幽霊ではないのか」と話題になったのだ。
さらに貴子自身、昨年の歩行祭で見覚えのない幼い少年を見ていた。怪談に花を咲かす貴子達。
その後一度の休憩を挟んだ後、再び歩みが再開される。気がつけば夜になり、生徒達は皆夕食を食べる為の休憩所に辿り着く。
貴子は美和子とおにぎりを貰う列に並ぶ。自分よりも前の方に並ぶ融を気にしていると、美和子から「話し掛けるチャンス」と背中を押される。だが貴子は思わず「話したいわけじゃない」と否定してしまう。
その後、貴子は美和子、梨香、千秋と共に夕食をとる。そこで彼女は、男癖が悪い女子生徒・内堀亮子(うちぼり りょうこ)が融を狙っていると知る。
歩行祭2日目は融の誕生日の為、亮子はそこで彼に告白するつもりでいるらしい。貴子と融の事を勘違いしている美和子達は「止める?」と貴子に訊ねる。貴子は「彼とは何もない」と3人の提案を断る。
夕食後、クラスの集合写真の撮影が始まる。7組の撮影になり、梨香と千秋と並ぶ貴子。するとその後ろに融と忍が来る。だが貴子の後ろになる事を融は嫌がり、別のところへ行ってしまう。貴子は、「やはり自分は融に嫌われているのか」とショックを受ける。
杏奈の弟・順弥の登場
写真撮影も終わり、再び歩き出す北高の生徒達。
忍は融に、集合写真の時の態度を咎める。「露骨に避けていた」と言う忍に、「そんなことはない」と否定する融。頑なな融の姿に、忍は怪訝な顔をする。
一方貴子は、梨香、千秋と融達の少し前を歩いていた。すると、昼間に話していた知らない少年が彼女達の前に現れる。幽霊だと思い込み驚く貴子達。だが少年は、杏奈の弟の順弥(じゅんや)だった。
「この先で友達とキャンプをする予定」だという順弥は、貴子達についていく形で歩き始める。そこで貴子達は、昨年も見た少年の正体が順弥である事を知る。
貴子は順弥に「杏奈の好きだった人って誰」と尋ねてみる。
だが順弥は逆に「貴子と美和子に兄弟はいるか」と質問してくる。貴子が「どうしてそんな質問をするのか」と尋ねれば、「姉の好きな人は、友達の兄弟だ」という情報を教えられる。
美和子には下がいたもののそれは妹の為、兄弟には当てはまらない。「もしや融の事では」と貴子は考えるも、杏奈は貴子と融の関係を知らない。貴子は勘違いだと気を取り直し、歩き続ける。
その後、順弥は美和子からも詳しい話を聞く為に彼女がいる3組の列に向かう。美和子にも幽霊と勘違いされ逃げられるが、どうにか杏奈の弟である事を彼女に伝える。
順弥は美和子に杏奈の好きな人について尋ねる。だが「知らない」と返され、がっかりする。順弥は貴子に「歩行祭で告白する人って多いのか」と尋ねる。美和子は「言えないことが言えちゃう力みたいなのはあると思う」と、彼の疑問を肯定する。
貴子と融の初めての会話
夜の0時を回った頃、小休憩が挟まれる。
貴子と梨香、千秋が眠気に襲われていると、そこへ忍と高見光一郎(たかみ こういちろう)というクラスメイトが缶コーヒーを持ってきてくれる。光一郎は、夜になるとロック音楽を聴く事でハイテンションになるという変わった一面を持っていた。
貴子達は2人から融の誕生日を祝わないかと誘われる。貴子はそれを断ろうとするが、忍に無理やり引っ張られる形で融のところへ向かう事になる。
だが貴子達が向かった先、そこには亮子にまとわりつかれている融の姿があった。融は亮子の事を気にもとめていなかったが、2人がいい感じであると勘違いした貴子達は声をかけられないまま、休憩時間を終えてしまう。
歩きながら融と亮子の様子を気にかける、貴子達5人。忍は貴子に揺さぶりをかけようとするが、逆に「あの2人はお似合いだと思う」と返されてしまい、「あの2人は違う」と声を荒げてしまう。
そこで貴子は、実は忍がかつて亮子と付き合っていた事を知る。彼女の悪癖を知っているからこその怒りを露わにする忍に、貴子は改めて亮子の男癖の悪さに驚かされる。
すると2人のやり取りを見ていた光一郎が、貴子が融の事を好きと勘違いする。そこで貴子の為と、融と亮子を引き剥がしに向かう。融達の間に割り込み、ハイテンションで融の誕生日を祝い始める光一郎。するとそれに気づいた周囲が、融を囲み誕生日を祝い始める。
融と2人きりになるのが難しいと悟った亮子は自分のクラスへ帰る。光一郎はハイテンションのまま、缶コーヒーをクラス中に配り歩き、融の誕生日会をクラスメイト達と共に始める。
それを融達の後ろで眺めていた貴子だったが、偶然融がこちらを振り返ったタイミングで2人の缶コーヒーがぶつかる。乾杯にも似た光景に背を押された貴子は、融に「誕生日おめでとう」と声をかける。融も「ありがとう」と答える。こうして貴子は初めて、融と話す事に成功する。
動き出す貴子と融の友人たち
融の誕生日会も終わり、夜も更け、それでもひたすらに歩き続ける生徒達。
忍は改めて融に、なぜ貴子の事を避けるのか尋ねる。すると逆に融から「なんで自分と貴子をくっつけたいのか」と返される。そこで忍は融に、とある女子生徒との過去を話す。
その女子生徒は、北高とは別校・西高の生徒だった。忍は彼女から、彼氏の友人として恋愛相談によく乗っていた。
だがその内、彼女が忍を異性として意識し始めてしまう。それを察した忍は彼女と距離を置く。しかしある日彼女の方が「子どもを堕ろした」と忍に伝えてくる。それが彼女から距離を置いた自分への当てつけである事に忍は気づく。
その後、彼女の現状を知った彼女の友人であり北高3年の古川悦子(ふるかわ えつこ)が激怒し、妊娠させた相手を探すと息巻き出す。歩行祭中に彼女の写真を生徒間で回覧させ、その相手を探していた。それに気づいた忍は回ってきた写真を回覧せず、自分のもとで止めていた。
「友達の彼女として会っていなかったら」と考え、恐怖する忍。この出来事を機に、彼は人との関係は「タイミングと順番が大事」と思うようになる。だからこそ融にも、大事な事があるならそれをするタイミングを見失わないでほしかったのだ。
融は、考えた末に明日の自由歩行は忍と走る事を決める。実は融はテニス部の練習中に膝を痛めており、自由歩行で走るかどうか悩んでいた。しかし忍の話を聞いた融は、親友と最後の歩行祭で走る事を決める。
一方貴子の方は、千秋、梨香と歩きながら昨年の歩行祭を思い出していた。昨年も一緒に歩いていた貴子達。そこには杏奈の姿もあった。「一緒に歩くだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」と言う杏奈。その事を思い返している内に、仮眠を取る為の休憩所に辿り着く。
貴子は千秋と梨香と別れ、美和子と仮眠をとる。だがなかなか眠れず、美和子に「順弥から、杏奈の好きな人は親友の兄妹だという話をされたか」と話を振る。融との関係を言えない貴子は「順弥、勘違いしていたね」と美和子に言う。だが美和子は「貴子と融は兄妹じゃん」と返す。予想外の返答に貴子は驚く。
その後いつの間にか寝ていたようで、気が付いた時には仮眠の時間が終わっていた。貴子は美和子が自分と融の関係を知っている事に疑問を持つが、それを美和子に聞く事はできなかった。
自由歩行の始まり
仮眠タイムの終わりと共に始まった自由歩行。融は忍と一緒に走り出す。貴子も美和子と一緒に走る。
梨香と千秋は2人で集団の後方を歩いていた。しばらくすると、彼らの前に長い下り坂が現れる。昨日からの疲労が溜まっていた貴子は、下り坂の辛さに足を留めてしまう。美和子に励まされた貴子は、「早歩きしよう」という彼女の提案に乗って歩く速度を変える。
一方融の方は、痛めていた膝が原因で足首を捻挫してしまう。融は忍に先に行くように言うが、融と一緒にゴールする事を決めていた忍はそれを断り、彼の手当をする。
その頃貴子は、仮眠休憩時に美和子とした会話を気にしていた。なかなか聞けずにいると、そんな貴子の心情を察した美和子が、自分から融と貴子が兄妹であると知っている理由を話す。
昨年のゴールデンウィーク、美和子は杏奈と共に貴子の家に泊まりに行っていた。その際貴子の母が「貴方達に貴子の事をわかっていて欲しい」という理由で、美和子達に融との関係を話したのだという。
美和子は「融ときちんと話さないまま卒業していいのか」と貴子に尋ねる。貴子は「それでいいと思う」と返す。だが美和子は貴子に、融と話すよう励ます。するとそのタイミングで2人は、怪我をして座っている融と忍を見つける。2人は融達に話しかけ、忍と共に融が歩く手伝いをする事に決める。
貴子達と一緒に歩き出した忍は、貴子に融と話すよう促す。貴子は「人の事ばかり言ってないで」と忍には告白相手はいないのかと尋ねる。すると忍が「ここ」と、貴子が告白相手である事を伝える。だがすぐに冗談を言って誤魔化す。貴子も驚きながら、彼の告白を笑って誤魔化す。
一方美和子の方は、融に貴子との関係を知っている事を伝える。そして「自分達だけで抱えられるのは、親友として寂しい」と、もっと周囲を頼って欲しいという事を融に話す。
杏奈のかけたおまじない
貴子達がしばらく歩いていると、後ろから車がやって来てそこから順弥が下りてくる。
杏奈の好きな人がテニス部だった事を思い出したと言う順弥。それを聞いた忍が、融がテニス部である事を彼に告げる。順弥は融のに兄妹はいないかと尋ねる。何も答えられない融。貴子の方も気まずくなる。何も知らない忍は戸惑った様子で2人を見る。周囲の様子に聞いてはいけない事を聞いたと察した順弥は、逃げるように車へ戻っていく。
再び歩き始めた貴子達。そこで忍は、貴子達から貴子と融の関係を教えられる。融は、自分だけ何も知らなかった事に不機嫌になる忍に謝る。そんな融に忍は、貴子と話すように彼の背を押す。そして自分が1番悔しいのは、融に親友として自分を頼って貰えなかった事だと融に告げる。
最後のチェックポイントに着いた4人。だがそこで亮子が融の前に現れる。するとそれを見ていた光一郎が、亮子と融を離しに行く。忍と美和子もそこに加勢し、嫌がる亮子を3人がかりで先に連れて行く。
2人になった貴子と融は、隣り合って歩きながら会話を始める。そこで2人は互いに相手の事を気にしていたと知る。貴子は融に、自分の事を憎んでいたかと尋ねる。融は「甲田親子に嫉妬していたのかもしれない」と返す。父の浮気を恥だと思っていた彼は、浮気相手でありながらも凛として生きる2人を格好良く思い、嫉妬していたのだ。和解した2人は、またいつか一緒に歩こうと約束する。
その後、少し先で2人は忍と美和子と合流する。亮子の方は光一郎とロックの話で盛り上がり、先に行っていた。美和子と忍は貴子と融の空気が違っている事に気づき、2人の様子を喜ぶ。
一緒に歩き出した4人は、ゴール直前の上り坂前で順弥と再会する。順弥は先の自分がしでかした事を気にしており、それを謝る為に4人が来るのを待っていた。その時美和子が杏奈の手紙の裏に帽子の絵が描いてあった事を思い出し、それが順弥が被っている帽子である事に気づく。実は杏奈の言っていた「おまじない」とは順弥の事で、彼女は彼が今年も歩行祭に行く事を予想していたのだ。
4人は順弥と共に坂を上り、一緒にゴールをする。こうして貴子は無事に賭けに勝ち、歩行祭を終えられたのだった。
『夜のピクニック』の登場人物・キャラクター
甲田貴子(こうだたかこ/演:多部未華子)
北高に通う3年生。特に運動部には所属してない。クラスは7組である。
同じクラスの西脇融とは異母兄妹であるが、そのことを貴子は誰にも話していない。融の父親と、貴子の母親が浮気をして出来た子どもが貴子である。貴子と融は、2人が中学生だった時に、父親が亡くなり、その葬儀の席で初めて顔を合わせたが、話すことはなかった。その後、偶然にも同じ高校に通うようになり、一言も会話がないまま3年生になる。3年になって、貴子と融は、初めて同じクラスになるが、お互いに様子を気にかけつつも、話さずに無視を続ける関係である。
北高には、毎年一昼夜かけて80kmを歩く歩行祭という伝統行事があり、高校生活最後の歩行祭に、貴子は1人で賭けをしていた。賭けの内容というのは、「西脇融と話をすること」だった。
遊佐美和子と榊杏奈という2人の親友がおり、高校2年生までは、歩行祭を一緒に歩く仲だった。高校3年生の今年は、帰国子女の杏奈はアメリカへ帰ってしまっており、一緒に歩くことが出来ない。美和子とは、今年も一緒に歩く予定にしている。
貴子は、美和子と杏奈にも西脇融との関係性を話していないため、歩行祭の賭けのことも話をしていない。しかし実は、高校2年生の時に美和子と杏奈が貴子の家に泊まりに来た際、貴子の母が、融と貴子が異母兄妹であることを美和子と杏奈に話していた。美和子と杏奈は、融と貴子が兄妹であることを知らないふりをしながら、貴子と融が話を出来るように、様々な方法で取り計らってくれる。その結果、美和子と杏奈以外にも、たくさんの友人たちの助けもあって、貴子と融は歩行祭の最後のほうになって話をし、お互いのわだかまりを解くことが出来た。
西脇融(にしわきとおる/演:石田卓也)
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『日日是好日』とは、森下典子の自伝エッセイを大森立嗣が監督した2018年公開の日本映画である。主演の典子役を黒木華、典子と一緒にお茶を習う従姉妹の美智子役を多部未華子、そして茶道の武田先生役を樹木希林が演じた。二十歳の典子は母の勧めで、従姉妹の美智子と近くの茶道教室に通う。茶室に掲げてある「日日是好日」の書の額。茶道を習いながら、就職に挫折、失恋、別れなどを経験をした典子は、二十四年経ってその書の本当の意味を感じる。茶道を通して語られる典子の成長物語でもあり、その体験は精神の大冒険でもある。
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兄弟俳優、柄本祐と柄本時生の見分け方まとめ
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『大奥〜誕生[有功・家光篇]』に出演した多部未華子に熱愛が報じられたことがありました。お相手は、同作品で共演した窪田正孝。人気真っ只中にある2人の熱愛とあって、世間では大きくクローズアップされることに。この記事で、実際にフライデーで報道された内容についてまとめています。
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目次 - Contents
- 『夜のピクニック』の概要
- 『夜のピクニック』のあらすじ・ストーリー
- 北高歩行祭の前日
- 歩行祭の幕開け
- 何事もなく進んでいく歩行祭
- 杏奈の弟・順弥の登場
- 貴子と融の初めての会話
- 動き出す貴子と融の友人たち
- 自由歩行の始まり
- 杏奈のかけたおまじない
- 『夜のピクニック』の登場人物・キャラクター
- 甲田貴子(こうだたかこ/演:多部未華子)
- 西脇融(にしわきとおる/演:石田卓也)
- 戸田忍(とだしのぶ/演:郭智博)
- 遊佐美和子(ゆさみわこ/演:西原亜希)
- 後藤梨香(ごとうりか/演:貫地谷しほり)
- 梶谷千秋(かじたにちあき/演:松田まどか)
- 高見光一郎(たかみこういちろう/演:柄本佑)
- 内堀亮子(うちぼりりょうこ/演:高部あい)
- 榊杏奈(さかきあんな/演:加藤ローサ)
- 榊順弥(さかきじゅんや/演:池松壮亮)
- 矢部(やべ/演:海老澤健次)
- さくら(演:近野成美)
- 藤巻(ふじまき/演:嶋田久作)
- 校長(演:田山涼成)
- 貴子の母(演:南果歩)
- 『夜のピクニック』の用語
- 歩行祭
- 救護バス
- 自由歩行
- 『夜のピクニック』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 戸田忍「さっきまで歩いていた時間があそこ、これから何分後かにはあそこ。こうやってさ、一瞬一瞬が過去になっていくっていうかさ、もう後戻り出来ないっていうかさ」
- 榊杏奈「並んで一緒に歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろうね」
- 『夜のピクニック』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実在する歩行祭
- 歩行祭の前日譚『ピクニックの準備』
- 『夜のピクニック』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:MONKY MAJICK「フタリ」
- 挿入歌:DAKOTA STAR「I’ll Be There For You」
- 挿入歌:DAKOTA STAR「Go」
- 挿入歌:DAKOTA STAR「STAY」
- 挿入歌:DAKOTA STAR「Rock Star」
- 挿入歌:The Hollies「Bus Stop」
- 挿入歌:DAKOTA STAR「Touch What's Real」
- 挿入歌:千綿ヒデノリ「逢えない夜を越えて」
- 挿入歌:Frederic Chopin「Marcha Funebre」
- 挿入歌:Richard Wagner「Ride Of The Valkyries」
- 挿入歌:Deep Purple「Smoke on the Water 」