悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

『悪の教典』の概要

『悪の教典』とは、2012年11月10日に日本で公開されたバイオレンス・ホラー映画である。貴志祐介が『別册文藝春秋』で2008年から2010年まで執筆した小説を原作としており、原作は第1回山田風太郎賞を受賞し、2011年本屋大賞などにもノミネートされた。監督は三池崇史が務め、主演は伊藤英明、その脇を二階堂ふみ、染谷将太、林遣都などの豪華若手俳優が固める。作品の最後には「TO BE CONTINUED」と記されており、監督・三池や原作者・貴志の続編制作への意思が表されている。また、R15+指定の作品にも関わらず全国309スクリーンで公開される。初日二日間での興行収入は約3億円で、最終的な興行収入は約23億円である。

映画化の他にも漫画、スピンオフドラマが製作され、謎解きゲームのイベントも催された。漫画化の作画担当は烏山英司で、掲載誌は講談社の『good!アフタヌーン』。内容は原作を忠実に再現しており、2012年10月から2015年9月までに全9巻が発売されている。スピンオフドラマは『悪の教典-序章-』と題して、映画公開に先駆け2012年10月にBeeTVとdマーケット VIDEOストアで配信された。全4話から構成されており、映画版の監督である三池崇史が監修、監督は野本史生が務めた。キャストや主題歌は基本的に映画版のものを踏襲しており、内容は小説に収録されているストーリーを基にしたものが描かれている。謎解きゲームのイベントは、2012年11月より映画公開を記念して神奈川県川崎市の複合商業施設ラ チッタデッラ内で開催された。「リアル悪の教典ゲーム〜恐怖の頭脳改革〜」「リアル悪の教典ゲーム〜恐怖の頭脳改革〜街伝」のタイトルで、それぞれミッションや謎解きをする体験型謎解き(サイコホラー)ゲームである。

晨光学院高校の英語科教師の蓮実聖司は、明るく頼りになる性格で同僚や生徒からとても慕われていた。しかしその正体は数々の殺人を犯してきたサイコパスであり、自分に都合の悪い人間が現れると躊躇なく始末してきたような男だった。平穏な教師生活を送る蓮実だったが、小さなミスや出来事によりこれまでの犯罪が明るみに出そうになる。そして蓮実は自分に都合の良い生活を守るため、放課後校内に残る全ての人間を抹殺することを決めるのだった。

この作品はサイコパスという蓮実の純粋な殺意や行動を追いながら、蓮実に抗おうとする周りの人間との命がけのバトルが描かれる物語となっている。

『悪の教典』のあらすじ・ストーリー

晨光学院高校の日常

晨光学院高校(しんこうがくいんこうこう)の職員室では、教頭の酒井宏樹(さかいひろき)を主体にテストでの集団カンニング対策について話し合われていた。携帯電話を使用した手口ということで、教員の蓮実聖司(はすみせいじ)からアマチュア無線部顧問の釣井正信(つりいまさのぶ)と共に考案した妨害電波での対策が提案される。

蓮実の明朗快活で熱心な勤務態度に、同僚はもちろん生徒たちも大きな信頼を寄せている。蓮実は普段から生徒たちに「ハスミン」と親しまれ、授業でも皆蓮実の言葉を真剣に聞くのだ。そして蓮実は授業で、生徒を褒める際に使う英単語について「正解ならgood、さらに良ければgreat、秀逸な答えならexcellent、心底感動するくらいならmagnificent」と解説するのだった。

晨光学院高校の中では、様々なことが起こっていた。蓮実のクラスの片桐怜花(かたぎりれいか)、夏越雄一郎(なごしゆういちろう)と仲の良い、釣井のクラスの早水圭介(はやみけいすけ)が集団カンニングの首謀者だったり、蓮実のクラスの清田梨奈(きよたりな)の父である清田勝史(きよたかつし)がクラスメイトから梨奈に対するいじめを訴えに来ていたり。さらに教員の柴原徹朗(しばはらてつろう)と蓮実のクラスの安原美彌(やすはらみや)がいかがわしい行為をしているという疑いの場面も目撃されている。また、教員の久米剛毅(くめたけき)と蓮実のクラスの前島雅彦(まえじままさひこ)は、同性愛者として教員と生徒という超えてはならない一線を超えていた。

テストの日、いつも通り圭介は携帯電話を使ってカンニングの答えを他の生徒に配信しようとしていた。しかし校内に妨害電波が流されていたためにカンニングは失敗し、圭介は蓮実のクラスの蓼沼将大(たでぬままさひろ)をはじめとするカンニングの「顧客」に責められ暴力を振るわれてしまう。そして妨害電波は釣井のせいだとぼやいていた圭介だったが、それを聞いていた釣井に否定されるのだった。

後日、高校の避難訓練で上階の窓から垂直に救助袋を降ろして脱出する「シューター」の訓練が行われた。さらに保健室では、AEDの実践や録音機能についての訓練も行われる。そんな中、梨奈の父親は何度も校長室に足を運び、娘に対するいじめを激昂しながら訴える。蓮実がそれをなだめるが、逆に勝史はヒートアップしてしまう。また、蓮実のクラスの女子生徒である美彌は、柴原に万引きを目撃されたことで身体の関係を迫られていた。それを助けた蓮実は、美彌にキスをされてとまどいながらもそれを受け入れる。しかし、誰もいないと思っていた屋上に蓼沼がいることに、蓮実は気付いていた。

学校内では頼りになる教師で清潔感もある蓮実だったが、蓮実の自宅は町はずれにあるあばら家のような荒れ果てた廃屋である。外の物干しざおには常に二羽のカラスがおり、蓮実はそのカラスを北欧神話に出てくる主神オーディンの斥候「フギン」「ムニン」の名で呼んでいた。

邪魔者を排除し始める蓮実

蓮実は自分にとって邪魔になる者を排除し始める。ある日梨奈の家では、娘の帰りが遅いために勝史が家の前でイライラと煙草を吸っていた。勝史が一旦家の中に戻ろうとタバコを火が付いたまま投げ捨てると、家の周りに猫除けのため置かれていたペットボトルにぶつかる。すると一気に火の手が上がり勝史を包み込む。実はペットボトルの中身は蓮実によって密かに水から灯油へとすり替えられており、蓮実は対処が面倒になったために勝史を処分したのだ。地元警察の刑事である下鶴(しもづる)が事情聴取のため高校を訪れるが、結局勝史の死因はタバコの火の不始末による事故として片づけられることになった。

蓮実は学校中のコンセントに仕掛けた盗聴器によって久米と前島の関係を知り、美術室でその情報をエサに久米を脅していた。こうして実家が資産家である久米の車と家を手に入れた蓮実は、美彌を部屋へ連れこみ肉体関係を持つ。

クラスで密かに流行している携帯電話の裏掲示板に、勝史が死んだのは蓼沼が仕組んだことだという噂が載った。それが原因で、蓼沼とクラスメイトの取っ組み合いのケンカが起こったのだ。蓼沼を落ち着かせた蓮実は、「ここだけの話だけどな、夜飲みに行くか、二人で。誰にも言うなよ」と誘う。しかしこれは美彌との仲を勘づいている蓼沼を殺すための策略で、蓼沼は誰にも知られず殺され、山に埋められてしまう。

圭介は釣井が蓮実の過去を調べていることに気づき、釣井に近づく。圭介も蓮実が過去に勤めていた高校でなぜか何人もの自殺者が出ていたことを知り、蓮実が関係しているのではと調べていたのだ。釣井の調べによると蓮実の経歴には不審な点が多く、両親や担任教師など蓮実のまわりでは死人が出すぎていた。圭介と釣井は蓮実に対しての不信感を募らせるが、この話を盗聴器で蓮実が聞いていたとは思いもよらなかった。

その夜、釣井は酒に酔って電車で眠っているところを、蓮実によって自殺に見せかけて殺されてしまった。次の日、釣井が死んだことを知った圭介は盗聴器の存在に気づき、そんな圭介に蓮実は「Excellent!」と感心する。しかしそのまま圭介は拘束され、その夜拷問の末に殺されることとなった。拷問の最中も終始蓮実に反抗的な態度のままだった圭介に、蓮実は再び「わが校に君のような生徒がいたことを、教師として誇りに思うよ」と賞賛の言葉を贈る。蓮実は『三文オペラ』の劇中歌「メッキー・メッサーのモリタート(殺人物語大道歌)」を口笛で奏で、機嫌良さげに犯行に及ぶのだった。

美彌は久米の部屋で、シャワーを浴びている蓮実の荷物を漁っていた。蓮実が普段何をしているのか全く読めず、本当に自分を見てくれているのか不安になったのだ。そして自分の荷物を漁った美彌が蓼沼の携帯電話を発見したことに気づいた蓮実は、自身の犯行のほころびを修正するためさらなる犯行を重ねることを決意する。

殺戮の夜

文化祭の準備で生徒たちが遅くまで学校に残る中、蓮実は美彌を屋上に呼び出す。そこで美彌を屋上から落とすと、自殺に見せかけるために作成した遺書を屋上に残す。しかし美彌を追ってきた永井あゆみ(ながいあゆみ)にそれを目撃されてしまい、蓮実はあゆみの首の骨を折って殺害する。蓮実は全ての証拠を隠滅するため、校内に残っている者を皆殺しにすることを決める。

蓮実は全ての罪をなすりつけるため、自宅にいた久米を学校に呼び出し気絶させたうえで拘束する。その頃校内の生徒は携帯電話が圏外になっていることに気づき、集団カンニングの時のように妨害電波が出されていることがわかる。以前圭介にカンニングの時の妨害電波は蓮実の仕業かもしれないということを聞いていた怜花と雄一郎は、この妨害電波も蓮実によるものではないかと疑う。

蓮実は手始めに学校の一階からまわり、用意していた散弾銃でバンド練習をしていた生徒を殺害、銃声に気づいた柴原も続けて殺害する。校内には銃声が響き渡り、生徒たちはただならぬ雰囲気を感じ取る。そこに蓮実の声で校内放送がかかり、校内に不審者が侵入したため一階に降りず屋上に避難するように指示が出される。怜花と雄一郎の制止もむなしく、校内の生徒たちはパニックになりながら屋上に走る。しかし屋上につながるドアにはカギがかけられており、屋上に入ることができない。生徒たちは屋上のドアの前に残る者、外への連絡手段を探す者、防火シャッターを降ろして身を守る者など、散り散りになっていく。公衆電話を探しに一階に降りていた生徒たちは蓮実と鉢合わせしてしまい、保健室に逃げ込む。「なんでこんなことするんだよ!ハスミン!」と言う男子生徒だったが、蓮実は意に介さず銃を向け殺害する。

雨合羽を着て返り血を浴びないように身なりを整えた蓮実は、校内で生徒たちを次々と殺しながら、だんだんと屋上に近づいていく。その頃、蓮実の校内放送を校庭脇の部室棟で聞いていたアーチェリー部キャプテンの高木翔(たかぎかける)は、校外のバス停にたどり着きそこにいたサラリーマンに助けを求めていた。警察に連絡が取れた高木は、想いを寄せる白井さとみ(しらいさとみ)がまだ校内にいるため、アーチェリーを携えて校内に戻る。同じ頃校内にいたさとみは高木を探すため、上階の窓からロープを下ろしそれをつたって外に出ようとする。着地に失敗して足をくじいたさとみを校庭から目撃した高木は、思わず「さとみ!」と声を上げてしまう。それに気づいた蓮実は、高木とさとみを立て続けに銃殺する。

蓮実は屋上近くで校内に火を放ち、校内に残った怜花や雄一郎たちは逃げ場がなくなってしまった。蓮実は相変わらず生徒たちを次々と殺していく。雄一郎は「こんなこと許されるはずない、でもやるしかない!怜花、俺を信じて言う通りにしてくれ」と避難用シューターを見つめながら怜花に言う。怜花は真剣な表情の雄一郎を見て、雄一郎に従うことを決めたのだった。

その頃、蓮実は前島と対峙していた。「あとで久米先生のせいにしようっての?」と詰め寄る前島に、蓮実は「Great!」と言う。そして久米が前島との恋愛に悩み逆上し、無理心中を図ったために他の生徒たちが巻き込まれた、という筋書きを披露し躊躇なく前島を殺す。そのすぐ横の窓では、避難用シューターで男子生徒と女子生徒が下に降りようとしていた。それを見た蓮実はシューターを銃で撃ち、真っ白だったシューターは血に染まっていく。

蓮実の逮捕

蓮実は自身が書いた筋書きの仕上げのため、自分で自分を傷つける。そして踏み込んできた警察に保護されるが、蓮実の手を逃れて怜花と雄一郎が生き残っていたことを知る。蓮実は心底信じられないといった表情で「君たち、よくあの中を生き延びられたね。担任として誇りに思うよ」と怜花と雄一郎に近づくが、二人は嫌悪感をあらわにする。その後保健室のAEDに録音されていた惨劇の様子から蓮実が犯人と断定され、蓮実は警察に連行されていく。その際蓮実は心神耗弱(しんしんこうじゃく)の演技をするが、怜花に「違う、こいつ、次のゲーム始めてんだ」と見破られる。それを聞いた蓮実は、怜花を自身を楽しませてくれる存在で殺しがいのある人物だと思ったのか、心から嬉しそうに「Magnificent!!」とつぶやくのだった。

『悪の教典』の登場人物・キャラクター

主要人物

蓮実 聖司(演:伊藤 英明)

晨光学院高校で英語科及び生活指導を担当する教師。容姿端麗で快活な性格をしており、生徒からは「ハスミン」の愛称で親しまれている。住居は町はずれの廃屋で、愛車はダイハツのハイゼットトラック。生徒には授業で「正解ならgood、さらに良ければgreat、秀逸な答えならexcellent、心底感動するくらいならmagnificent」と教え、自らも日常生活でこれらの単語を使いこなしている。一見人当たりが良く頼りになる男のようだが、その実は他人への共感能力に欠けたサイコパスである。自分の過去を暴いたり邪魔をする者は徹底的に排除しようとし、その手段は選ばない。機嫌が良い時は『三文オペラ』の劇中歌「メッキー・メッサーのモリタート」を口笛で吹く。武器はビニール袋に砂を詰めたものや散弾銃を主に用いる。

片桐 怜花(演:二階堂 ふみ)

蓮実のクラスの生徒の一人。普段は物静かで繊細、引っ込み思案な性格だが、蓮実に対してはどこか警戒しておりあまり近づこうとしない。親しい間柄の雄一郎や圭介に対しては愛情深く、思いやりのある接し方をする。また、雄一郎と圭介の二人からは淡い恋心を寄せられている。背丈はあまり高くはなく、可愛らしい印象の外見。惨劇の夜では終盤まで雄一郎と共に生き残り、すでに死亡していた他の生徒をおとりにして蓮実から逃げ切ることに成功する。蓮実が警察に連行される際に心神耗弱を装っていることを見抜き、「Magnificent!!」と言われる。

夏越 雄一郎(演:浅香 航大)

蓮実のクラスの生徒の一人。怜花、圭介とは一年生の時同じクラスになり、それ以来仲の良い友人関係にある。怜花に対して淡い恋愛感情を抱いている。温厚な性格で普段は優しい表情を浮かべていることが多く、クラスの中でそれほど目立つ存在ではない。しかし実際は頭の回転が早く状況判断に優れ、怜花にとっても頼れる存在である。雄一郎の優れた判断能力により、惨劇の夜に二人は蓮実の手から逃れ生き残ることに成功する。

早水 圭介(演:染谷 将太)

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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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すずめの戸締まり(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

すずめの戸締まり(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

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め組の大吾(FIRE BOYS)のネタバレ解説・考察まとめ

め組の大吾(FIRE BOYS)のネタバレ解説・考察まとめ

『め組の大吾』は1995年から1999年までの約4年間、曽田正人が週刊少年サンデーで連載していた消防士の物語である。マンガの他、2004年にフジテレビでドラマ化された。主な内容は、不良に近かった朝比奈大吾が、消防士になり同僚や上司、先生や助けた人などに刺激を受けてレスキュー隊員へと破天荒ながら活躍の場を広げていく様子が描かれている。元不良らしい考え方と行動力の大吾とともに、優等生である甘粕のコンビが魅力を後押ししている。また、火災や事故現場の臨場感などが読み手を引き付ける。

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君と世界が終わる日に(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

君と世界が終わる日に(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。

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クローズZERO II(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

クローズZERO II(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『クローズZERO II』とは、漫画家の高橋ヒロシの作品『クローズ』を原作とした映画。前作『クローズZERO』で鈴蘭高校の覇権争いを制した滝谷源治たちと、ライバル校・鳳仙学園との間で抗争が発生。鈴蘭をまとめるために苦心する源治、彼に敗れて以降沈黙を貫く芹沢、2年前の仇を討つため虎視眈々と鈴蘭を狙う鳳仙の頭・鳴海の3人を軸にストーリーが展開される。葛藤を抱えながら喧嘩に臨む高校生達を描く。小栗旬や山田孝之、桐谷健太など人気俳優が多数出演したことでも話題となった。監督は三池嵩史。

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糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

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50回目のファースト・キス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

50回目のファースト・キス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。

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勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)』とは、テレビ東京系で放送されたコメディドラマである。シュールでコミカルなストーリーで、個性的なキャラクターが話題を呼んだ。毎話登場する豪華ゲストも話題である。ある村の青年ヨシヒコがひょんなことから勇者として薬草を探す旅に行くことになり、その旅の途中で仲間を増やしていく物語である。ゲーム『ドラゴンクエスト』をもじった作品でもあり効果音やアイテム等も登場しファンを沸かせた。その人気から後に続編も公開された。

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天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。

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勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』とは、2016年10月8日から12月24日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された、山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコ一行は、この世界を闇に葬ろうとしている魔王は7つの弱点があり、その魔王の弱点を突く7人を探し出し魔王を倒すべく長い旅を始める。RPGゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフにした冒険活劇で3シリーズの3作品目である。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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翔んで埼玉(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

翔んで埼玉(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『翔んで埼玉』とは、魔夜峰央によるギャグ漫画作品、およびそれを原作としたコメディ映画作品である。。二階堂ふみやGACKTを始め、豪華なキャスト陣が本気でふざけた内容が大きな話題となる。埼玉県民が東京都民に虐げられてきた架空の世界が舞台となり、埼玉解放を求めて他の県を巻き込みながら全面戦争へと発展していく。

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