僕のヤバイ妻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。

『僕のヤバイ妻』の概要

『僕のヤバイ妻』とは、2016年4月19日から6月14日まで毎週火曜日22時に、関西テレビ制作・フジテレビ系列の火曜22時枠で放送されていたテレビドラマ。脚本は『ストロベリーナイト』や『ようこそ、わが家へ』などを書いた黒岩勉のオリジナル作品である。主演は伊藤英明。その他、木村佳乃や相武紗季、佐藤隆太などが出演している。
本作は二転三転するストーリー展開や、妻と夫が騙し合う心理戦が見どころ。妻役の木村佳乃はコンフィデンスアワード・ドラマ賞と東京ドラマアウォード2016で、助演女優賞を受賞した。後に中国やトルコ、韓国でリメイク版が放送された。

カフェを経営している望月幸平(もちづきこうへい)は、妻である望月真理亜(もちづきまりあ)との夫婦生活に嫌気がさしていた。しかし真理亜の両親の遺産でカフェを経営していることから、別れようにも別れることができなかった。そんなある日、愛人の北里杏南(きたざとあんな)は幸平に、毒を使った真理亜の殺害を提案する。幸平は早速ワインに毒を仕込んで真理亜を殺害しようとした。しかしそんな矢先に真理亜が何者かに誘拐されてしまう。ところが、その事件には真理亜のある思惑が潜んでいた。

『僕のヤバイ妻』のあらすじ・ストーリー

真理亜の誘拐事件発生

仲のいい夫婦を演じるため、出発前に真理亜(右)にキスをする幸平(左)

望月幸平(もちづきこうへい)は、資産家の令嬢である望月真理亜(もちづきまりあ)と結婚した。そして真理亜の両親の遺産を元に、夢だったカフェをオープンし、順風満帆な生活を送っていた。しかし幸平は真理亜への愛情は薄れており、夫婦生活に嫌気がさしていた。そんなある日、幸平は愛人である北里杏南(きたざとあんな)に、真理亜の殺害を提案される。そこで幸平は意を決して、杏南の用意した毒を真理亜との思い出のワインに混入させ、それを持って帰宅した。しかし家に真理亜の姿はなく、代わりに床に血痕と、N31と名乗る者から「2億円用意しろ。警察に連絡したら妻を殺す」というメッセージが残っていた。幸平はすぐに警察に通報し、刑事の相馬誠一郎(そうませいいちろう)から事情聴取を受けた。次の日の朝、近所に住む鯨井有希(くじらいゆき)と鯨井和樹(くじらいかずき)の家のポストに、犯人から幸平宛ての封筒が届く。封筒の中には警察に通報したことを知った犯人からの、「妻を殺した」というメッセージと真理亜の爪が入っていた。しかし幸平は自らの手を汚さず、望み通りに真理亜が死んだことに喜んでいた。

ところが、相馬は幸平が真理亜からお金を借りていたことや幸平の靴の跡が家の床に残っていたことなどから、彼に疑いの目を向ける。焦った幸平は元義兄で興信所を経営する横路正道(よこじまさみち)に相談。その最中に興信所を見張る不審な男・緒方彰吾(おがたしょうご)の姿を発見する。事件の夜にも家の前で緒方を見かけたことを思い出した幸平は、彼を捕まえて問い詰める。緒方は真理亜の美大時代の後輩だと正体を明かし、彼女が幸平の浮気に気づいていたこと、「自分のせいで浮気した」と語っていたことを伝える。その後も真理亜の知らなかった一面を知っていくうち、幸平は罪の意識にさいなまれていく。そんな矢先、幸平の車から真理亜の血痕が検出され、ついに彼は重要参考人として警察に連行されることになってしまった。しかし連行される直前、犯人からのDVDが届く。そのDVDには今日撮影された真理亜の姿が映っており、2億円を運ぶ場所を指示するメッセージも表示された。幸平は真理亜を救うと決意し、犯人の指示通りに金を運んだ。しかしその後、幸平が毒を注入したワインボトルが警察に押収されてしまう。真理亜が助かったかどうかも分からず、追い詰められた幸平は自殺しようとするが、相馬が間一髪で彼を救い、真理亜が無事に解放されたことを伝えた。それを聞いた幸平は安堵し、涙を流した。そんな中、バーのマスターである木暮久雄(こぐれひさお)の元に、クーラーボックスに入った2億円と「しばらく預かってください」という真理亜からのメッセージが届いた。

真理亜の思惑

幸平(右)をスタンガンで襲う横路(左)

真理亜の無事を心から喜ぶ幸平だったが、全ては彼女の自作自演だった。盗聴器で幸平と杏南の殺害計画を知った真理亜は自ら誘拐事件を起こすことで、彼の心を取り戻そうとした。そして心から心配する幸平の姿を見て、真理亜はほくそ笑んだのだった。一方、警察が押収したワインボトルからは、なぜか毒物は検出されなかった。さらに幸平は杏南との浮気のアリバイがあったことから、相馬は何者かが幸平を犯人に仕立てようと偽装工作した可能性があると考え、夫婦と接点を持つ人物を捜査。真理亜の協力者である緒方も対象になる。警察に連行されていた杏南は解放されたが、真理亜の元へ戻った幸平に対して、イラ立ちを募らせていた。そこへ横路がやってきて、真犯人を突き止めて2億を奪おうとしていることを告げる。その後、幸平の元に横路が訪れ、「犯人の目星はついている」と言って、彼の家を調べ始めた。翌日、退院し帰宅した真理亜を幸平は温かく迎える。部屋に一人になった真理亜は盗聴器を回収しようとするが、そこへ幸平が入ってきて狂言誘拐していたことがバレてしまう。幸平は警察に連絡しようとするが、真理亜は事前にすり替えていた毒入りのワインボトルを突きつけ、「お互い秘密は守りましょう」と脅す。そんな時、緒方が隠れていたアトリエが放火された。しかし焼け跡に緒方の遺体はなく、アトリエの地下室で真理亜の肖像画が発見されたことから、相馬は誘拐事件が緒方の犯行ではないかと疑い始める。

一方、真理亜が緒方を殺したのではないかと怯えていた幸平は、2億円を奪って杏南と逃げようと思い立ち、真理亜を尾行。すると真理亜は死んだはずの緒方と接触し、彼は2億円が入ったクーラーボックスを、どこかへ運んで行った。しかし緒方を見失ってしまった幸平は、杏南に捜索を依頼し、彼女は緒方の居場所を突き止める。幸平はすぐさま緒方の部屋に向かったが、クーラーボックスの中に2億円はなく、代わりにコーヒー豆が敷き詰められていた。真理亜が幸平の尾行に気づき、お金をすり替えていたのだ。しかも部屋の真下にある駐車場には緒方の死体が転がっていた。実は緒方は愛する真理亜のために全ての罪を被ろうと、自らアトリエに火を放っていた。自分が疑われると感じた幸平は慌てて逃げ出したが、通報を受けてやってきた警察官に見つかってしまう。真理亜は「4時まで黙っていれば必ず無実が証明される」と幸平に告げ、彼は彼女を信じて警察の尋問に黙秘を貫く。実は真理亜は緒方に遺書を作成させ、4時に警察に届くよう仕組んでいた。その遺書には一連の事件の犯行は全て自分がやったと記されており、幸平の無実は証明された。その後、幸平は真理亜がカフェに保存してあるコーヒー豆の袋に、お金を入れ変えたことに気づき、回収する。しかし後ろから横路に襲われ、彼にお金を奪われてしまった。後からやってきた真理亜に嘘をついて誤魔化した幸平は、横路と争って半分手に入れていたお金で、杏南と海外へ逃亡しようと企む。一方、横路にお金を盗まれたことに気づいた真理亜は、「2億円を返してほしい」と要求するが、彼はシラを切る。そこで真理亜は横路の娘の望月楓(もちづきかえで)を狂言誘拐し、N31と名乗って横路に2億円を要求。慌てた横路は幸平に奪ったお金を持って来させ、真理亜は2億円を取り返した。その出来事をきっかけに幸平は真理亜に愛想をつかし、離婚届を突きつけ、2億円を奪って家を出ていった。

杏南と手を組む真理亜

和樹(左)に睡眠薬を飲まされ眠る杏南(右)

そんな中、警察は緒方が転落死した日の防犯カメラの映像で、ビルから逃げる女の姿を発見。それが杏南ではないかと疑う。一方、杏南は幸平たちの近所に住む和樹に「緒方彰吾を殺したの君だよね」と指摘される。実は彼は緒方が死ぬ前の夜、杏南が緒方を尾行する姿を目撃していた。杏南は緒方殺害を否定するが、彼に睡眠薬を入れたワインを飲まされ意識を失う。2億円を手に入れた幸平は浮かれながら、杏南に会いに行くが、和樹とキスをしている彼女を見て、怒りに駆られる。さらに幸平の元に弁護士を通じて、真理亜が離婚に応じたという連絡が入る。翌日、和樹を尾行した杏南は、彼が本当は経営コンサルタントではなく、有希に雇われているレンタル夫であることを知る。そして2億円が幸平の元にあることを知った和樹は、杏南とキスしているところを彼に見せつけ、二人の仲を引き裂こうとしたと打ち明ける。そんな中、相馬はついに真理亜の狂言誘拐に気づき、緒方殺しも彼女の仕業だと疑う。一方、幸平は横路と共に、バーのマスターである木暮が真理亜と共犯であることを突き止めた。

そして真理亜は杏南に「幸平を殺すため、新しい毒を作ってほしい」と要求する。真理亜は杏南が幸平を心から愛していないことを見透かしていた。そして二人は手を組む。しかし杏南は真理亜との会話を録音して幸平に聞かせ、「やられる前にやるしかない」と告げる。ゲームを支配しているのは自分だとほくそ笑みながら夜道を歩く杏南だが、突然背後から有希に殴られてしまった。怒った杏南は有希に襲い掛かるが、幸平と和樹が止めに入る。有希は和樹と杏南がキスをしていたことを知り、嫉妬して襲い掛かったようだ。その後、杏南は真理亜と共に、夕食に毒を盛って幸平を殺す計画を立て、その計画を彼にも知らせる。そこで幸平も自ら作った料理に毒を盛って、真理亜に食べさせることに。しかし夕食の時間になると、真理亜は突然涙を流しながら、幸平に殺害計画を明かした。そのため幸平は、毒入りの料理を食べようとする彼女を止めた。そして杏南を呼び出した真理亜は、幸平に計画をバラしたことを彼女に伝える。ところがそれを聞いて怒った杏南はイラ立ちながら、毒入りの料理を食べてしまった。すると杏南は苦しみだし、口から血を吐き出して倒れてしまう。直後に横路がやってきて慌てる幸平だが、真理亜はすぐさま杏南の死体を移動させて、車のトランクに入れた。

一方、警察は緒方が死んだ日にビルから逃げていた女が、限定物のハイヒールを履いていたことを突き止め、望月家へ捜査に向かう。そのことを望月家に仕掛けた盗聴器で知った和樹は、有希が持っていたその靴を隠した。実は有希が緒方を殺した犯人だったのだ。和樹はすでにそのことに気づいており、有希に事情を尋ねる。有希は緒方を尾行して潜伏先を突き止め、2億円を奪おうと、彼がいない間に部屋に入ったようだ。しかし緒方に見つかってしまい、揉み合った末に彼を窓から突き落としてしまったのだった。そして和樹は2億円を奪うため、有希に協力を要請。望月家に仕掛けた盗聴器で、彼らが杏南を殺したことを知った和樹は、「2億円を用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状を送りつける。しかし実は杏南は死んでいなかった。真理亜は幸平を殺す計画を立てた際に、杏南に死んだふりをしてほしいと頼んでいたのだ。杏南は2億円を得るため、真理亜は幸平の心を取り戻すために、手を組んで計画を実行した。しかし幸平は罪の意識にさいなまれ、警察に杏南を殺したことを自白してしまった。計画は失敗してしまったため、杏南は幸平の前に現れ、本当の計画を明かしたのだった。

それぞれの運命

真理亜(左)を人質に取る有希(右)

脅迫状が鯨井家の仕業だと突き止めた真理亜は、鯨井家を訪問。しかし真理亜から緒方殺しとレンタル夫婦のことを突きつけられた有希は逆上し、真理亜をナイフで突き刺してしまった。そして真理亜は瀕死の重傷を負い、幸平の元に「真理亜を誘拐した」という脅迫状が届く。幸平は真理亜が狂言で自分を騙そうとしているのだと考え、怒りに震えるが、家に侵入した和樹からナイフを突きつけられ、「真理亜の命と引き換えに2億円を出せ」と脅される。そこで幸平は和樹と一緒にガレージに向かうが、車の中の2億円は杏南が計画の報酬として受け取ったため、なくなっていた。その後、隙を見て逃げ出した幸平の元に木暮から連絡が入り、幸平は彼が経営するバーに向かう。そこで幸平は木暮から以前経営していたバー「November31」の名前は、亡き妻に11月30日の深夜0時にプロポーズしたことが由来だったと聞かされる。そのバーは、仲が良かった木暮夫妻に憧れていた真理亜が、幸平と結婚を誓い合った思い出の場所でもあった。その場所の名前の頭文字である「N31」を狂言誘拐の犯人の名前として使うことで、真理亜は必死に幸平の心を取り戻そうとしていたのだ。その事実を知った幸平は真理亜の愛を再確認し、彼女を助けに向かう。一方、望月家で真理亜を拘束した有希は部屋に灯油を撒き散らしていた。有希は緒方を殺してしまったことから自暴自棄になり、大嫌いな真理亜と一緒に死ぬつもりでいた。そこへ幸平が助けに来るが、杏南から2億円を奪った和樹もやってきて、有希を逃がそうとする。それでも有希は止まらず、真理亜を殺そうとナイフで襲い掛かった。その瞬間、幸平が真理亜を庇い、ナイフで刺されてしまった。家は火事で全焼し、真理亜たちは病院に運ばれていった。

しばらく経ち、退院した真理亜と幸平はカフェの権利を杏南に譲り、家も2億円も失ったが、実家でクリーニング店を手伝いながら暮らし、平穏な日常を取り戻した。さらに真理亜は人質に取られた際に、2億円を鯨井夫婦に渡して、火事の混乱に乗じて彼らを逃がしていた。鯨井夫婦は警察から逃げながら、今も仲良く二人で生活している。そんな中、真理亜の両親がかけていた誘拐保険が適用され、満額の16億円が下りることとなった。その受取人は幸平になっていた。保険の書類には「N31」と記載されており、全てはこの16億円のためだったのではないかと幸平は疑心暗鬼になった。そして幸平は真理亜を疑いながらも、互いに微笑み合いながら、思い出のワインで乾杯するのだった。

『僕のヤバイ妻』の登場人物・キャラクター

主要人物

望月幸平(もちづきこうへい/演:伊藤英明)

カフェ「マスターピース」のオーナー。妻の真理亜との結婚生活に息苦しさを感じていたが、真理亜の両親の遺産で夢であるカフェ経営をさせてもらっているため、別れることができない。愛人である杏南に真理亜の殺害を提案され、実行しようとするが、真理亜の思惑により、誘拐事件に巻き込まれてしまう。火事で家を失った後は、実家に戻りクリーニング店を手伝うようになった。そして真理亜への愛情が戻り、誘拐保険で16億円を手に入れたが、心の中では彼女がまた自分を殺そうとしているのではないかと疑心暗鬼になっていた。

望月真理亜(もちづきまりあ/演:木村佳乃)

幸平の妻で資産家の令嬢。両親は数年前に交通事故で他界した。料理が得意で優しい理想的な妻だが、幸平が杏南と不倫していることに気づき、自分を殺そうとしていることを知って、自ら狂言誘拐を実行した。幸平に狂言誘拐がバレた後も、杏南と手を組むなどして、何とか彼の心を取り戻そうとしていた。計画のためなら周囲の人間を利用する冷酷な一面もある。最後は彼女がイタリアに留学した際に、両親がかけていた誘拐保険のおかげで16億円を手に入れ、幸平との平穏な生活を取り戻した。

北里杏南(きたざとあんな/演:相武紗季)

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WATER BOYS 2(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。

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ホットロード(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ホットロード(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ホットロード』とは『別冊マーガレット』で1986年から連載された、漫画作家紡木たくによる少女漫画である。父親の写真のない家で育ち、ママに愛されていない、必要とされていないと孤独を抱えている少女宮市和希と、不良グループ同士の抗争やバイクで走ることに命を懸ける春山洋志が出会い、"愛情とは何か"、"命とは何か"に気づかされ失いかけた命が再生されていく物語である。漫画連載終了から約24年後の2014年『ホットロード』は映画化され、大ヒットを記録した。

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夜行観覧車(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

夜行観覧車(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『夜行観覧車』とは、2010年6月に単行本が発行された原作者・湊かなえによる小説で、2013年にテレビドラマ化されている。主演は平凡な主婦・遠藤真弓を演じた鈴木京香。憧れの高級住宅街であるひばりヶ丘に一軒家を建てて引っ越してきた遠藤一家と、向かいに住む高橋一家。家族ぐるみで親しくなっていく内に起こった事件をきっかけに崩壊していく家族の様子を描いた主婦の愛憎劇。読み終わったあとにイヤな気分になるミステリー「イヤミス」の女王と称される湊かなえの代表作の一つである。

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君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。

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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

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嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。

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謎解きはディナーのあとで(謎ディ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

謎解きはディナーのあとで(謎ディ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『謎解きはディナーのあとで』とは、東川篤哉による同名小説を原作とした、フジテレビ系列の連続推理テレビドラマである。2011年10月から火曜21時枠で放送され、最高視聴率18.1%を記録した。世界有数の大企業の令嬢・宝生麗子は、お嬢様であることを隠し国立署の新人刑事として日々奮闘していた。麗子の新たな執事となった影山は毒舌を吐きながら、麗子から聞く捜査内容だけで事件を推理し解決に導いてゆく。毒舌執事を嵐の櫻井翔が、お嬢様刑事を北川景子が演じ話題となった。

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リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リッチマン、プアウーマン』とは2012年にフジテレビ系列で放送された、若くして億万長者となった男性と、高学歴ながら内定がもらえない女性の恋愛模様を描いた恋愛ドラマである。若き社長日向徹と就活難民の夏井真琴が出会い立場が違いながらも会社のために奮闘していく中で互いに惹かれあっていく物語。お互いが素直になれなくてすれ違うが互いへの思いを伝えるために人間的にも成長していく。企業ものとしての要素も多く盛り込まれており恋愛とビジネスの両方の観点から楽しめる作品である。

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おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。

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コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

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WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』とは、三浦しをんの著書『神去なあなあ日常』を原作として公開された青春映画である。大学受験に失敗した平野勇気は「緑の研修生」という林業研修プログラムのパンフレットを偶然見つける。その表紙の美女に憧れて神去村(かみさりむら)にやってくるが、そこには癖だらけの村人たちが暮らしていた。何度も逃げ出そうとする勇気だったが、次第に林業の魅力にみせられていく。この映画はたくさんの小ネタに笑わせられつつ、森林風景の美しさや人との出会いに感動する物語になっている。

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桐島、部活やめるってよ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

桐島、部活やめるってよ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめた。その噂はあっという間に学校中に広まるが、肝心の桐島は恋人の前にも、親友の前にも姿を現さない。桐島はなぜ部活を辞めたのか、そしてどこへ行ってしまったのか。突然の出来事は、あらゆるところで小さな波を立てていき、やがて映画部の前田の所にもやってくる。第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー作を、吉田大八が映画化した青春群像劇。

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天皇の料理番(2015年のドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

天皇の料理番(2015年のドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。

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残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。

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