すずめの戸締まり(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。
高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

『すずめの戸締まり』の概要

『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。
本作は地震や天変地異をメインテーマとして扱っており、作中には緊急地震速報に似せた音楽が流れるシーンがたびたび登場する。多くの大地震を経験してきた日本人に取っては非常にデリケートな話題であるため、視聴する際には注意してほしい旨が公式サイトから伝えられている。

高校生の少女岩戸鈴芽(いわと すずめ)は、ある日宗像草太(むなかた そうた)という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は責任を感じ、イスに姿を変えられた草太と共に、ダイジンことネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。
ダイジンの行く先々では、ミミズの通り道である後ろ戸(うしろど)が解放されており、鈴芽は草太と協力してこれを閉じていく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

『すずめの戸締まり』のあらすじ・ストーリー

遠い記憶

岩戸鈴芽(いわと すずめ)には、幼い頃に経験した奇妙な記憶があった。
それはどことも知れぬ荒野を1人歩き、疲れて動けなくなったところで、死んだはずの母と出会い、彼女が作ったイスを手渡され、何か大切なことを教えてもらったというものだった。その場には見知らぬ青年の姿もあり、彼が何者なのかも分からず、自分が何を教えてもらったのかも思い出せないまま、鈴芽は九州は宮崎で叔母の岩戸環(いわと たまき)に愛されながら成長していった。

草太との出会い

高校生になった鈴芽は、ある日宗像草太(むなかた そうた)という青年と出会う。草太にあの不思議な記憶の中で出会った青年と良く似た面影を感じた鈴芽は、「何者なんだろう」との好奇心を抑えられず、彼が「廃墟を探している」との言葉を口にしていたことを思い出して街外れの廃温泉街に向かう。そこにあった謎の扉を開けると、その先には入ることのできない異界が広がっていた。扉の近くにあったネコに似た形の石も弾みで抜いてしまい、結局草太にも会えないまま、鈴芽は廃温泉街から引き返していく。
しかし彼女が学校に着いた頃、廃温泉街からは赤黒い異様な塊が立ち上っていた。鈴芽はこれに驚き、友人たちにはそれが見えていないことを知って困惑し、もしかして開けっ放しにしたあの扉のせいなのではと考えて廃温泉街に急行。果たして赤黒い塊は謎の扉から噴出しており、草太が必死にそれを閉じようとしていた。やがて数キロにも渡る巨体となった赤黒い塊は地面に向けて倒れ込み、大きな地震が一帯を襲う。自分のせいだと悟った鈴芽は、草太と協力してなんとか扉を閉じ、被害の拡大を防ぐ。

草太によれば、あの赤黒い塊はミミズといい、日本の大地の下にある“全ての時が同時に存在する”常世(とこよ)で蠢く巨大な力の塊なのだという。ミミズは廃墟などに現れる後ろ戸から時折地上に噴出し、地震という形で天変地異を発生させる。草太はそうなる前に後ろ戸を閉めることを役目とする閉じ師(とじし)の一族の人間で、宮崎の地の封印が正常に機能しているか確認に訪れたらしい。
草太の話を半信半疑ながら鈴芽が受け入れたところで、2人の前に痩せこけたネコが現れる。かわいそうに思った鈴芽がエサを上げると、ネコは唐突に「鈴芽、好き」と人の言葉を口にして、草太を鈴芽の部屋にあった子供用のイスに融合させて逃げ出していく。実はこのネコこそが宮崎の、そして西日本のミミズを抑えていた要石が姿を変えた存在で、鈴芽がそうとは知らずに引き抜いて解放してしまった代物なのだった。

ダイジンを追う旅路

要石を追ってイスの姿のまま草太は飛び出し、責任を感じた鈴芽もこれを追いかける。要石はその風変わりな姿から「ダイジン」と名付けられてネットの人気者となり、鈴芽たちはこの情報を手掛かりに旅を続けていく。ほとんど無関係の高校生でしかない鈴芽を閉じ師の事情に巻き込むことに草太は難色を示すが、鈴芽は「どういうわけか自分にもミミズが見える」こと、「イスの姿の草太に後ろ戸を完全に閉めることはできない」こと、「そもそもダイジンを解き放ってしまったのは自分である」ことを理由に草太を説き伏せ、彼に旅への同行を認めさせる。
宮崎から愛媛へ、愛媛から神戸へ。ダイジンの行く先々ではどこも後ろ戸が開いており、鈴芽は草太と協力してこれを閉じていく。草太は幾度かダイジンを捕まえて自分を元の姿にように要求するが、「要石の役目はお前に譲った」と告げられた上で逃げられてしまう。その情報と、自分の意識がゆっくりと消えていく事実について鈴芽に伝えられないまま、草太は1人苦悩する。

東京壊滅の危機

やがて2人の旅は、草太が暮らす東京へと行き着く。ここで初めて鈴芽は草太が大学生であること、芹澤朋也(せりざわ ともや)という友人がいること、教員を目指していること、今回のアクシデントでその夢を不意にしてしまったことを知る。自分のせいだと悔やむ鈴芽を、「気にしないでほしい」と草太は励まし、東日本の要石の場所を探そうと提案する。西日本の要石が解放されてしまった以上、東京にあるとされるもう1つの要石も無事では済まない可能性が高いのだ。
草太が持つ閉じ師の資料を調べても詳しいことは分からず、今は入院している彼の祖父に相談するしかないと2人が相談を始めたところで、東京にかつてなく巨大なミミズが現れる。これが地面に倒れれば、関東大震災にも匹敵する大災害が発生する。肝心の後ろ戸は地下鉄の深部に位置しており、今から正確な場所を探しても到底間に合わない。

このままでは何百万という命が失われる。ダイジンからその事実を伝えられた草太は、自分が新たな要石になりつつあることを鈴芽に説明し、これでミミズを封じてほしいと頼み込む。悩み、苦しみ、しかし無数の命の前には代えられないと判断した鈴芽が完全に要石と化した草太を打ち込むと、ミミズは再び大地の奥底に封じられ、東京壊滅の危機は人知れず回避される。
しかしそれは、新たな要石となった草太がミミズもろとも常世に封じられたことをも意味していた。「邪魔者は消えた、これで鈴芽とずっと一緒にいられる」と喜ぶダイジンだったが、草太を失い傷心の極みにある鈴芽から「アンタなんか好きじゃない」と告げられると、意気消沈して去っていく。

常世への扉を目指して

その後、鈴芽は草太の祖父である宗像羊朗(むなかた ひつじろう)に「草太が要石になってしまった」ことを伝えるため、彼が入院している病院に向かう。鈴芽が「草太を助ける方法はないのか」と問うと、羊朗は「常世に入ることのできる後ろ戸は1人につき1つだけだ」との話を彼女に聞かせる。閉じ師でない鈴芽がミミズを見ることができたのは、かつて常世に迷い込んだことがあるからだった。鈴芽は羊朗が言う「自分が常世に入れる後ろ戸」が、自分の生まれ故郷に存在していることを悟る。
なんとしても草太を助ける。そのために、どれだけ遠くても、どれほどつらくても故郷に向かう。そう思い決めて東京を発とうとした鈴芽だったが、ここで草太の身を案じる芹澤と再会し、同じタイミングで自分を心配して探しに来た環と鉢合わせる。草太を助けたいという鈴芽の話を信じた芹澤の車に環も乗り込み、いつの間にか中に入り込んでいたダイジンも一緒に、一行は鈴芽の故郷である宮城へと向かう。

その旅の途中、鈴芽は「今まで何をしていたのか、なぜ説明してくれないのか」と怒る環と口論になり、「説明しても分かってもらう自信が無い」と言葉を返したことをきっかけに互いの胸の内に秘めていた憎悪をぶつけ合うこととなる。いくらなんでも環の様子がおかしいと気付いた鈴芽が何者なのかと問うと、彼女の背後に巨大なネコが現れ、自らを「サダイジン」と名乗る。彼こそはダイジンが解放されたことで負荷がかかって抜けてしまった、東日本の要石の成れの果てだった。
人の負の感情を刺激する力を持つサダイジンだったが、それを別にすれば決して悪質な存在ではなく、常にダイジンの近くにいることで自分の力を中和して鈴芽たちの旅に同行する。これを見てようやく、鈴芽は「ダイジンは西日本の後ろ戸を開放して回っていたのではなく、自分という要石が無くなったせいで開いてしまった後ろ戸に鈴芽たちを案内してくれていた」こと、「自分を解放してくれたばかりか、エサをくれてかわいがってくれた鈴芽が本当に大好きだった」こと、そして「人の善意を増幅する力を持つダイジンが、これまでの旅で優しい人々との素敵な出会いを鈴芽にもたらしてくれていた」ことを知る。

“あの時”と“今”の邂逅

12年前の3月11日、鈴芽は宮城にいた。東日本大震災で発生した津波が沿岸地域の何もかもを飲み込んでいく様をその目で見ていた。行方が分からなくなった母を必死で探し回る内にどことも知れぬ荒野に迷い込み、そこで母と出会ったことを覚えていた。それこそは、鈴芽が生まれ故郷のどこかにある後ろ戸から常世に入り込んだ記憶に他ならなかった。
本音をぶつけ合った環と和解した鈴芽は、母と共に暮らした生家の跡地へと辿り着き、そこで幼い頃の自分が開いた後ろ戸から常世に踏み込む。そこは、東日本大震災でこの地を襲った凄惨極まる破壊の爪痕がそのまま再現された、地獄のような世界だった。ダイジンやサダイジンと共に草太を探す鈴芽は、完全に要石と化した彼を発見し、かつてのようにこれを引き抜こうとする。ただ草太に会いたい一心で常世にまでやってきた鈴芽の強い想いは、要石の奥底に封じられていたその魂を解き放ち、彼を人の姿へと戻す。

しかしそれは日本から全ての要石が消えることを意味していた。草太を救うためなら、この国の人々をかつての自分のような苦しみから守るためなら、自分が新たな要石になる。そうとまで言い切る鈴芽の前で、ダイジンは「鈴芽と一緒にいられないなら、この姿でいる意味が無い」と言って要石へと姿を戻す。サダイジンもこれに続き、鈴芽と草太がこれを常世で荒ぶるミミズに打ち込むと、再び封印は安定。日本は大災害の危機から救われる。
再会を喜ぶ前に、鈴芽にはもう1つやることが残っていた。全ての時が同時に存在する常世の中で、彼女はかつてこの地に迷い込んだ幼い頃の自分自身を発見したのだ。不思議な記憶の中にある“荒野で再会した死んだはずの母”とは、成長した鈴芽自身のことだったのである。

母が死んだことを受け入れられず、涙を流しながら「お母さんを知りませんか」と尋ねるかつての自分自身を前に、鈴芽はどんな言葉をかければいいのか分からず、過去のものだと思い込もうとしていた当時の苦しみを思い返して泣き崩れる。しかしこれまでの旅で出会った人々が与えてくれた優しさと、環が必死になって注いでくれた愛情を思い出し、幼い自分を抱き締めて「どんなに苦しくても明日は来る、あなたの周りには優しさが満ちている」との言葉を送る。自分を母と勘違いしたまま泣きじゃくる幼い頃の自分に、草太から分離した母お手製の子供用のイスを持たせると、鈴芽は彼女を然るべき時の現世へと送り返す。
自身も草太と共に現世に帰還した鈴芽は、「東京までの後ろ戸を確認しながら帰る」という彼といったん別れることとなる。心からの感謝と、敬意と、愛情とを込めて草太に抱き締められて「ありがとう」と告げられた鈴芽は、必ずまた会うことを約束して、環と共に旅の中で出会った多くの人々にお礼を言いながら宮崎へと帰っていく。

やがて季節が変わり、鈴芽の制服が夏服から冬服へと変わった頃、もろもろの仕事を終えた草太が彼女の下へとやってくる。しばらく振りの再会を果たした鈴芽は、淡い笑顔を浮かべて草太に「お帰り」と声をかけるのだった。

『すずめの戸締まり』の登場人物・キャラクター

岩戸鈴芽(いわと すずめ)

CV:原菜乃華

17歳の高校生。九州の宮崎で、叔母の環と共に暮らしている。東日本大震災で母を失い、その直後に「どことも知れぬ荒野で、死んだはずの母と、その傍らに佇む青年に出会う」という不思議な体験をしている。
大震災の経験は現在の彼女にも大きな(あるいは深刻な)影響を与えており、「死ぬのなんて怖くない」、「人の生き死になんて運だ」と年齢のわりに達観した考えを持つ。不思議な体験の中で出会った青年と瓜二つの姿を持つ草太に興味を持ち、彼を追う中でミミズと後ろ戸とダイジンを巡る壮大な旅に出ることとなる。

renote.net

宗像草太(むなかた そうた)

CV:松村北斗

東京で教職を目指す大学生。非常に穏やかな性格で、友人の芹澤によれば「自分のことは後回しにしてばっかり」らしく、いつか大変な目に遭うのではと心配されていた。閉じ師と呼ばれる一族の末裔で、日本の大地の下にある常世で蠢く“ミミズ”こと強大な力の奔流を封じることを役目としている。
ダイジンによって一方的に後釜の要石にされてしまい、鈴芽の母の形見でもある子供用のイスに封じられてしまう。その姿でも平然と動き回るが、さすがに「後ろ戸を閉めて鍵をかける」といった複雑な動作はできず、協力を申し出てくれた鈴芽の力を借りることとなる。

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大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)のネタバレ解説・考察まとめ

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『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年にフジテレビ系火曜21時枠で放送された松たか子主演のドラマである。第76回文化庁芸術祭で優秀賞を受賞。大豆田とわ子は三度の離婚歴がある女性。周囲からは「バツ三なんだって」「人間的に問題があるのかね」という好奇の目で見られている。離婚した三人の元夫達にも振り回される日々。それでも「幸せになることを諦めていない」大豆田とわ子と元夫たちの奮闘を描く。本当の幸せを掴めるのか。これからの元夫達との関係は。新感覚のロマンティックコメディーである。

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メアリと魔女の花(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

メアリと魔女の花(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『メアリと魔女の花』とは、2017年に公開されたスタジオポノック制作のアニメーション映画だ。監督はスタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」と「思い出のマーニー」を手がけた米林宏昌。キャッチコピーは「魔女、ふたたび。」。主人公のメアリは縮れた赤毛の女の子。不器用で何をやっても上手くできず、人から期待されることがなかった。失敗が続いたある日、メアリは森で魔法の花「夜間飛行」を見つける。そして魔法の世界に迷い込み、彼女の大冒険が始まる。

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ザ・マジックアワー(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ

ザ・マジックアワー(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ

『ザ・マジックアワー』とは三谷幸喜が脚本・監督したエンターテインメント映画である。佐藤浩市の主演映画で妻夫木聡や深津絵里など豪華キャストが多数出演している。三谷幸喜が監督する4作品目の映画で、第32回日本アカデミー賞で4部門にノミネートされた。マフィアの天塩商会が牛耳る港町の守加護。彼らの怒りを買ってしまった備後は、助かるために三流俳優の村田を騙し、映画撮影と称して殺し屋のデラ富樫を演じさせる。天塩の者たちに村田が偽のデラ富樫だとバレないよう備後が四苦八苦する、大ヒットコメディ映画。

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サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サンクチュアリ -聖域-』は、2023年5月にNetflixで配信が開始されたオリジナルドラマである。大相撲を題材にした作品で、主演は一ノ瀬ワタル。脇を固める役者は染谷将太、小雪、ピエール瀧と、豪華な顔ぶれが揃う。相撲のセンスはあるが品性や礼儀は欠片もない不良少年・小瀬清が、相撲に真剣に取り組み、やがては各界を揺るがし始めるというストーリー。相撲の裏側をリアルに映し、相撲にかける力士たちの厳しい稽古と、熱すぎるまでの情熱が描かれ、世界で大ヒットを記録した。

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悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

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王様のレストラン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

王様のレストラン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『王様のレストラン』とは、三谷幸喜脚本、松本幸四郎(現:松本白鸚)主演のテレビドラマである。1995年にフジテレビ系列で放送された。オーナーシェフの死によって経営難に陥り、スタッフもやる気がない、料理も不味い散々な状態の三流フレンチレストラン「ベル・エキップ」。新しくオーナーになった原田禄郎(演:筒井道隆)に頼まれて、かつて伝説のギャルソンとして活躍していた千石(演:松本幸四郎)が「ベル・エキップ」で復活し、スタッフや客を巻き込みながら一流レストランへの再建を目指すドラマである。

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借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。

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ちょっと思い出しただけ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ちょっと思い出しただけ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ちょっと思い出しただけ』とは、2022年2月に公開された松居大悟による監督・脚本の実写映画作品で、自身初の完全オリジナルラブストーリーである。池松壮亮演じる怪我で夢を諦めた元ダンサーの男と、伊藤沙莉演じるタクシードライバーの女の6年間に及ぶ恋愛模様を、7月26日の1日を通して描いている。クリープハイプの尾崎世界観が作曲した「ナイトオンザプラネット」に松居が触発され、脚本を執筆した。また、クリープハイプは主題歌を担当し、劇中バンドとしても出演している。第34回東京国際映画祭で観客賞を受賞した。

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ステキな金縛り(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ

ステキな金縛り(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ

『ステキな金縛り』とは三谷幸喜が監督したコメディ映画。三谷幸喜が生誕50周年に作られたエンターテイメント作品である。ストーリーはドジっ子弁護士の宝生エミが殺人事件を担当。被告人のアリバイを証明できるのは落ち武者の幽霊だけ。弁護士と落ち武者の幽霊が協力して、被告人の無罪を証明するために奮闘する映画になっている。主人公の宝生エミ役を演じた深津絵里は、第35回日本アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、その他の豪華キャストに落ち武者の幽霊・更科六兵衛役を西田敏行、速水弁護士役を阿部寛が演じている。

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坂道のアポロン(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

坂道のアポロン(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『坂道のアポロン』とは、2007年から2012年まで小玉ユキが『月刊フラワーズ』(小学館)にて連載していたジャズと青春をテーマにした少女漫画、およびそれを原作としたアニメ、実写映画である。舞台は1966年の長崎県。主人公の薫が、横須賀から長崎の高校へ転入したところから始まる。父の仕事の都合で転校ばかりしていた薫にとって、学校は息苦しくストレスばかりの場所であった。しかし、そこで不良の千太郎と心優しい律子、そしてジャズに出会い薫の生活は一変する。美しい友情と交錯する恋心が魅力的に描かれている。

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