バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ
『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。
絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。
作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。
『バクマン。』の概要
『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。
絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。
作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。
登場する物語・作中作・劇中劇・連載について
主人公の真城最高と高木秋人は「亜城木 夢叶(あしろぎ むと)」という名義でコンビ漫画家として様々な漫画を描き、スキルアップしながら「最高に面白い漫画」を追求していく。また、天才・新妻エイジ(にいづま エイジ)をはじめとする多くの漫画家もそれぞれの持ち味を生かした漫画を次々に発表する。
『バクマン。』に登場する物語・作中作・劇中劇・連載
亜城木夢叶(あしろぎ むと)の作品
ふたつの地球
亜城木夢叶の処女作。元々のタイトル案は『Wアース 二つの地球』だった。近未来を題材にしたSF作品で、オリジナルの地球とコピーされた地球の人間たちが争うという物語。
担当編集者の服部哲は「漫画としてはダメだけど、よくできている作品」と評価した。月例賞(トレジャー)に出されたが、最終選考の手前で落選した。
1億分の
亜城木夢叶の2番目の作品。シュージンが何日も徹夜して考えたストーリー候補の中から選ばれた。人間がコンピューターによってランク付けされるディストピアを描いたSF作品だ。
ストーリーも絵も前作『ふたつの地球』より評価が上がり、手塚賞最終選考まで残った。連載陣からの評価はよかったが、天才・新妻エイジが異例の高評価を得て受賞し、『1億分の』は受賞を逃すことになった。
アニメ版『バクマン。』では主人公がビームサーベルを使って戦うという設定が描かれている。
この世は金と知恵
亜城木夢叶の3番目の作品で、初の雑誌掲載作品。『赤マルジャンプ』2009年SPRINGに掲載された。「亜城木夢叶」のペンネームを使い始めた作品でもある。
近未来を題材にしたSF作品で、人間の脳内情報を売買することができる世界で主人公が「金と知恵」で成り上がっていくピカレスクサスペンス。前作『一億分の』から「コンピューターによる人間のランク付け」の設定も取り入れている。
少年誌に掲載するには少々ダークな内容となったが、担当の服部やライバルのエイジからは高評価を得た。しかし読者アンケートではエイジの作品に大差をつけられて3位に終わる。この結果から、サイコーはジャンプ作品の王道であるアクション・バトルものを描こうと決心する。
エンジェルデイズ
亜城木夢叶の4番目の作品。仮タイトルは『私の天使(エンジェル)』。金未来杯へのエントリー用に描いたネームだ。
王道のバトルものに取り組んでから初めて担当の服部にOKをもらえた作品だった。しかし編集部内では「亜城木夢叶の持ち味である邪道でいくべき」「教科書通り」「惜しい」などの意見が出たため、金未来杯のエントリーも雑誌掲載も叶わなかった。
悔しい結果となったが、編集部としては「ふたりがもっと成長してから載せるべきだ」と判断しての不合格だったことが後に判明する。
疑探偵TRAP(ぎたんていトラップ)
亜城木夢叶の5番目の作品。ふたりにとって初の連載作品となった。『週刊少年ジャンプ』2011年13号(2月21日発売)から2012年1月23日発売号まで連載された。「バトル物に代わる新たな王道ジャンル」として作り上げた探偵漫画だ。詐欺師と探偵の二足の草鞋を履く主人公が、変装などのトリックを駆使して犯人を罠にはめるという物語。第6回『週刊少年ジャンプ』金未来杯にエントリーされ、4作品中1位に輝いた。
連載時には担当編集者が港浦吾郎に変更となった。
高い画力と緻密なストーリーが評価され、一時は新妻エイジの『CROW』と同等のアンケート結果を勝ち取るが、サイコーの急病による入院で休載となってしまう。連載再開後は似たような後発作品との潰しあいとなり、アンケートの結果も振るわなくなり打ち切りとなってしまった。
コミックスは全4巻と、サイコーが入院中に描きためていた未掲載ぶんをまとめた番外編1巻。
Future Watch-未来時計-(みらいどけい)
亜城木夢叶の6番目の作品。『週刊少年ジャンプ』2012年26号掲載の読み切り作品。探偵ものに変わる新たなジャンルを開拓すべく描き上げたSFもので、主人公が父親の研究室で未来へ行くことができる腕時計を見つけたことからはじまるストーリーだ。
読み切りとして審査してもらうため、担当編集を含めた編集部に極秘で描き上げ、月例賞に出した。「賞は取らせない」という条件付きで審査され、審査員の新妻エイジから文句なしのトップ評価をもらう。
その後の連載会議で『TEN(テン)』と『Future Watch-未来時計-(みらいどけい)』のどちらを連載するかで議論が紛糾し、最終的に読み切りとして掲載して読者アンケートにゆだねる形となった。アンケート順位は9位。
俺2人(おれふたり)
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目次 - Contents
- 『バクマン。』の概要
- 登場する物語・作中作・劇中劇・連載について
- 『バクマン。』に登場する物語・作中作・劇中劇・連載
- 亜城木夢叶(あしろぎ むと)の作品
- ふたつの地球
- 1億分の
- この世は金と知恵
- エンジェルデイズ
- 疑探偵TRAP(ぎたんていトラップ)
- Future Watch-未来時計-(みらいどけい)
- 俺2人(おれふたり)
- TEN(テン)
- 走れ!大発タント
- この世はKTM(このよは かね ちえ みため)
- STOPPER OF MAGMA(ストッパー オブ マグマ)
- PCP -完全犯罪党-
- ささやかな時
- REVERSI(リバーシ)
- 真城信弘(ましろ のぶひろ)/川口たろう(かわぐち たろう)の作品
- 超ヒーロー伝説
- 新妻エイジ(にいづま エイジ)の作品
- CROW(クロウ)
- LOVE力A to Z(ラヴぢからエートゥゼット)
- ZOMBIE☆GUN(ゾンビガン)
- 福田真太(ふくだ しんた)の作品
- KIYOSHI騎士(キヨシナイト)
- ロードレーサーGIRI(ロードレーサーギリ)
- 殺生由意(せっしょうゆい)
- 蒼樹紅(あおき こう)の作品
- hideout door(ハイドアウト ドア)(作画:中井巧朗)
- 青葉の頃
- 神様がくれた…
- 平丸一也(ひらまる かずや)の作品
- ラッコ11号
- 僕には通じない
- 高浜昇陽(たかはま しょうよう)の作品
- Business Boy ケンイチ(ビジネスボーイケンイチ)
- 正義の三肩(せいぎのみかた)
- 静河流(しずか りゅう)の作品
- 斜本(シャポン) 日本の終わり
- True human(トゥルー ヒューマン)
- 秋名愛子(あきな あいこ)/岩瀬愛子(いわせ あいこ)の作品
- +NATURAL(プラスナチュラル)(作画:新妻エイジ)
- 4春期(ししゅんき)(作画:八本木八郎)
- 間界野昂次(まかいの こうじ)/KOOGYの作品
- カラフジカル
- 白鳥シュン(しらとり シュン)の作品
- 恋太&ピース(ラブタ アンド ピース)(原作:木人高秋)
- 七峰透(ななみね とおる)の作品
- シンジツの教室
- 有意義な学園生活に必要なソレ
- 1000億と美少女
- 東美紀彦(あずま みきひこ)の作品
- ぱんちらファイト
- ヒラパラパラダイス