サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サンクチュアリ -聖域-』は、2023年5月にNetflixで配信が開始されたオリジナルドラマである。大相撲を題材にした作品で、主演は一ノ瀬ワタル。脇を固める役者は染谷将太、小雪、ピエール瀧と、豪華な顔ぶれが揃う。相撲のセンスはあるが品性や礼儀は欠片もない不良少年・小瀬清が、相撲に真剣に取り組み、やがては各界を揺るがし始めるというストーリー。相撲の裏側をリアルに映し、相撲にかける力士たちの厳しい稽古と、熱すぎるまでの情熱が描かれ、世界で大ヒットを記録した。

『サンクチュアリ -聖域-』の概要

『サンクチュアリ -聖域-』(英題:Sanctuary)とは、Netflixが日本で製作し、大相撲を題材としたオリジナルWebドラマである。2023年5月4日より全世界に配信された。
制作プロダクションはSLOWTIDE。
企画・製作はNetflix。
また、監督は江口カン、脚本は金沢知樹が務める。
両者のコンビは江口の商業映画初監督作品である『ガチ星』以来となる。

江口カン監督は1967年7月20日生まれで、福岡県出身である。現在も出身地である福岡県を拠点に、映画やドラマ、CMなどエンターテインメント性の高い作品の演出を数多く手がける。江口カン監督の主な作品としては『ガチ星』(2018年)、『めんたいぴりり』(2019年)、『ザ・ファブル』(2019年)が挙げられ、『ザ・ファブル』(2019年)ではヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭(スイス)Best Asian Film Awardと、ファンタジア国際映画祭(カナダ・モントリオール)Best Action Filmを受賞している。

主演を務めるのは、『獣になれない私たち』(TBS系)で無骨でありながら愛されキャラを好演し、今回見事オーディションを勝ち取った一ノ瀬ワタル。元格闘家という、豊かな格闘技の才能と恵まれた体格を買われた一ノ瀬は、相撲に興味を持たず、カネのためだけに相撲部屋に入門した若き見習い力士・ 猿桜を演じる。脇を固めるのは、 ピエール瀧、染谷将太、小雪。縁あって猿桜を預かることになった相撲部屋の親方役を瀧が務める。

『サンクチュアリ -聖域-』は配信開始直後から、日本では言わずもがな、世界でも注目を集め、グローバルトップ10のテレビ・非英語部門では初週が10位、第2週は6位とランクアップを続けるという快進撃を見せる。神秘のベールに包まれた「相撲」という題材もヒットの要因となっている。「相撲版スラムダンク」の呼び声も高く、不良の成り上がりスポーツものであること、時折差し込まれるコミカルなエピソードなどの共通点が漫画『SLAM DUNK』(井上雄彦・作)を思わせる。相撲ファン以外からの人気も高い所以は、世の中からはぐれた“負け犬”が奮起して、スポーツ・格闘技の世界で勝利を目指す王道ストーリーにある。

主人公は暴力、嘘、悪態は当たり前の札付きの不良、小瀬清(おぜきよし)。借金まみれで家庭は崩壊、荒れ果てた日々を送っていた小瀬に、弱小の相撲部屋を率いる猿将親方(えんしょうおやかた)が手を差し伸べる。金のために相撲部屋に入門した小瀬だったが、先輩や親方衆、ライバルとぶつかり合いながら、いつしか本気で大相撲にのめり込んでいく。本作では、そんな聖域「サンクチュアリ」に真正面から切り込み、泥臭くもリアリティーに満ちた力士達の“野望と闘志”を、そして彼らの驚異的な鍛錬とその強さを描き出す。

『サンクチュアリ -聖域-』のあらすじ・ストーリー

猿将部屋に入門した清

画像左側が小瀬清・猿桜、右側が猿将親方

主人公・小瀬清(おぜきよし)は、北九州で親の借金により家庭が崩壊した中で荒れた暮らしを送る。カツアゲや恫喝も厭わないその不良っぷりだったが、実は清には幼少期より柔道の大会で幾度も表彰された経歴を持つ。そんな清の柔道の才能に、相撲への才覚を見出した猿将親方(えんしょうおやかた)にスカウトされ猿将部屋に入門した。清は大金を稼ぐことを目的に力士として上京するが、反抗的な態度をとってなかなか真剣になれず、周囲からは煙たがられる。兄弟子たちからの激しい嫌がらせや、少なすぎる給料に嫌気が差した清は、部屋を出てしまう。しかし相撲を愛し、清の才能を見抜いていた同門清水(しみず)は「才能があるのにやめるな。相撲に真剣に向き合え」と決死の説得をした。饒舌な清もこの時ばかりは言葉もなく清水の説得を黙って受け入れ、部屋に戻り力士を続けることにした。それから清は、人が変わったように四股の練習に励み始める。

相撲に励む清とホステス七海

清は練習に励む傍ら、先輩と行ったキャバクラで、ホステスの七海(ななみ)と出会う。同じ北九州出身ということで意気投合した清と七海は、一緒に浅草にデートに行ったり、高級寿司を食べに行ったりする。そうして次第に、清の恋心は増していった。そんな小瀬は七海とデートした帰りにトルコ人学生に財布をすられたが、実は財布をすったのは七海だった。その真意は定かではなく、また七海が小瀬と同じ気持ちであったかどうかも不明である。
そんなある日、故郷の父がひき逃げに遭って意識不明に陥り、清は多額の費用を工面しなければならなくなった。父の為、ついに清は本腰を入れてより真剣に相撲に取り組むようになる。

清と最強力士・静内の出会い

画像左側が猿桜、右側が静内

そのころ、夜更けに公園で桜を見上げ佇む最強新人力士・静内(しずうち)を見かけた清は、顔に大きな火傷の跡がある彼を「フランケン」と言ってからかいつつも、一緒にコーヒーを飲み交流をする。静内もそんな清を無言で受け入れる。時には、公園で四股を何度も踏む清を、静内がただ黙って見守るような瞬間もあり、静かに友情は育まれていった。いつも桜を見上げて公園に佇んでいる静内の心の内はというと、少年時代に母親が桜の木の下で自殺したときのことを思い出していたのである。母親が自殺してしまった理由は分からないままであった。

猿桜誕生

画像左側が猿桜、右側が相手力士

猿将親方は清の努力を認め始め、「猿桜(えんおう)」の四股名を授けた。清は猿桜として5月場所に挑み、勝ち名乗りのパフォーマンスをしてお客や各界の親方たちから猛非難を受けながらも、優勝決定戦まで進む。一方、現役時代に猿将親方に何度も横綱昇進を阻まれたことへの恨みを持ち続けている犬嶋親方(いぬしまおやかた)の、腰巾着で審判の馬山親方(うまやまおやかた)は、猿桜の決勝相手に『腕を折れ』と指示し、猿桜を負傷させるための罠を仕組む。それを見抜いた猿将親方は頭突きを喰らわせるように指示し、猿桜は親方の指示通りそれを逆手に取って見事勝利した。その夜、IT社長・村田(むらた)と出会った猿桜は、相撲部屋や力士の金銭的な援助をするタニマチになりたいとの申し出を受ける。村田の言動の端々に違和感を覚えつつも、その資金力に対して背に腹は変えられず、猿桜は提案を受け入れる。

倒れた猿桜

猿桜は優勝の結果、6つある番付上の階級(幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口)の内、上から3番目の階級である幕下へと昇進した。幕下という地位、優勝賞金、そして七海という女を獲得した猿桜は鼻も高々、調子に乗ってしまう。稽古中、彼に才能を見出し鍛えようとしてくれていた同部屋の先輩力士・猿谷(えんや)に、今後の相撲人生に支障が出るほどの怪我を負わせてしまう。猿谷は引退を決意したが、かねてより考えていたため猿桜をフォローするも、猿桜は罪悪感を感じ、猿谷を慕っていた周囲の人々からさらに孤立する。
そして迎えた、友人、最強若手力士・静内との一番。気を失い、張り手で勝利する夢を見た猿桜だったが、現実の猿桜は、静内に歯も立たず、左耳を千切られ、無惨にも土俵に倒れる。以降、その一番がトラウマとなってしまった猿桜は、誰と闘っても恐怖で取り乱してしまい、力士としての存続が危ぶまれる状況に陥った。そんな中、犬嶋親方は、馬山部屋を使い、出稽古にて猿将部屋の力士を徹底的に痛め、罵詈雑言を浴びせる。我慢の限界に達した猿桜は、馬山部屋の力士を桶で殴ってしまった。そのことが世間で暴力事件と騒がれ、相撲界では一気に彼の解雇の話が進められてしまう。さらに、猿桜を恨んだ村田に目の前で七海との情事を見せつけられ、七海への恋心も砕け散ってしまい、全てを失った猿桜。完全に抜け殻となった彼は、部屋を出る二度目の決意をする。

生まれ変わった猿桜

猿桜

ところがそんな猿桜を止めたのは、故郷から喝を入れるために上京してきた母・小瀬早苗(おぜさなえ)だった。「父親のために相撲で稼げ」と殴る蹴るの体当たりで叱咤激励した母。母の激励を受けた猿桜はついに立ち直り、生まれ変わったように相撲に取り組んでいく。先輩力士に懸命に教えを請い、強くなるためにひたすら努力をする彼は、次第に怠惰だった同門の力士たちをも変えてゆく。迎えた静内とのリベンジマッチ。闘志に満ちた猿桜への応援の声は止むことがない。両者は、土俵の上で、それぞれの人生を胸に、激しくぶつかり合う。

『サンクチュアリ -聖域-』の登場人物・キャラクター

主要キャラクター

小瀬清(おぜきよし)/猿桜(えんおう/演:一ノ瀬ワタル)

猿将部屋の力士。北九州市門司区出身。柔道の経験のおかげか、優れた格闘センスと体格を持つ。しかし不良少年の清にとって、それらの恵まれた才能は、カツアゲや喧嘩の道具でしかなかった。幼少期に父の寿司屋の失敗による借金で家庭が崩壊。密かに貯金をして寿司屋を取り戻そうとしているが、なかなか貯まらず腐っていたところに、猿将親方からスカウトの声がかかり入門を決意した。

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ゴジラ×メカゴジラ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゴジラ×メカゴジラ』とは、2002年に公開された日本の怪獣パニック映画である。ゴジラシリーズ第26作品目になる。監督は手塚昌明、主演を釈由美子が務めた。 館山に45年ぶりにゴジラが出現、対特殊生物自衛隊がゴジラを迎え撃つも歯が立たない。日本政府は科学者たちを集結させ、機龍(メカゴジラ)を完成させる。システムに問題を抱えながらも改良を重ね、再び現れたゴジラと戦うのであった。 女性主人公や女性総理が登場し、当時の時代性を反映した映画になっている。

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AI崩壊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

AI崩壊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『AI崩壊』とは、2020年1月31日に全国公開された日本のSF・災害映画である。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかおが務めた。映画は主人公である桐生浩介(きりゅう こうすけ)が医療人工知能 AI「のぞみ」の開発に成功したところからはじまる。2030年には全国民の個人情報などを「のぞみ」が管理するようになったが、突然「のぞみ」が暴走し日本中がパニックとなる。その暴走を阻止しようと奔走する姿を描いた映画である。AIが発展する現代で、これからの世界のありかたについて考えさせられる映画だ。

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風間公親−教場0−(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

風間公親−教場0−(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『風間公親−教場0−』とは長岡弘樹の小説『教場シリーズ』を原作としたサスペンスドラマであり、本作の放送以前にはスペシャルドラマとして『教場』『教場II』が放送されている。 本作の主人公である風間公親(かざまきみちか)が様々な事件を通して犯人と指導していく新人刑事たちの本質を見抜いていくものであり、風間が新人刑事たちとどう向き合うかが注目となっている。 適性のない人間を容赦なく切り捨てる最恐の教官はなぜ誕生したのか、風間公親の刑事時代と過去が描かれる。

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すずめといす(すずめの戸締まりスピンオフ絵本)のネタバレ解説・考察まとめ

すずめといす(すずめの戸締まりスピンオフ絵本)のネタバレ解説・考察まとめ

『すずめといす』とは、マクドナルドのハッピーセットのおまけとして期間限定で配布された、『すずめの戸締まり』を題材とする絵本。『すずめの戸締まり』の前日譚を描いている。 母子家庭で育つ少女すずめは、仕事や勉強で忙しいあまりに机に突っ伏して寝てしまった母のためにごちそうを作ってあげようと思い立つ。1人で料理を作れるだろうかとすずめが不安に思ったところで、母お手製の“すずめのいす”が動き出し、自分も手伝うと言い出す。

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ゴジラVSメカゴジラ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴジラVSメカゴジラ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴジラVSメカゴジラ』とは、1993年に公開された日本の怪獣パニック映画である。監督は大河原孝夫、主演を高嶋政宏が務めた。 1992年、ゴジラの被害に対応するため、対ゴジラ兵器メカゴジラが作られていた。そんな中、アドノア島では巨大卵が発見される。卵からはベビーゴジラが誕生し、ゴジラは同族であるベビーゴジラを探しに上陸する。その習性を利用してゴジラをおびき寄せ、メカゴジラと戦わせるのであった。 見所は、ベビーゴジラと人間との交流である。

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セクシー田中さん(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

セクシー田中さん(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『セクシー田中さん』とは、2023年10月に日本テレビ系で放送されたテレビドラマ。芦原妃名子の漫画作品が原作である。主演は木南晴夏で、生見愛瑠や安田顕などが出演する。派遣OLの倉橋朱里が、ある日立ち寄ったレストランでベリーダンスを鑑賞し、ベリーダンサーの女性に魅了される。そしてその女性が、同じ会社に勤める田中京子であることに気付く。そのことをきっかけに接点のなかった朱里と京子に交友関係が生まれ、2人に絆が芽生えていく。本作は単行本の累計部数が100万部を超える人気作で、実写ドラマが話題となった。

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