貴志祐介

貴志祐介

貴志祐介(きしゆうすけ)とは、ホラーやミステリー、SFものを得意とする小説家である。代表作は『硝子のハンマー』や『鍵のかかった部屋』などの「防犯探偵・榎本シリーズ」や、『悪の教典』など。幼い頃から読書が好きで、大学卒業後は一度就職するものの、執筆活動を始める。1995年に阪神淡路大震災をもとにした『十三番目の人格 ISOLA』でデビュー。1997年には『黒い家』で、第4回日本ホラー小説大賞を受賞した。

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『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

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