流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。
三兄妹・行成・警察の結託
行成が証拠のレシピノートを持って行ったことで、レシピノートが処分されてしまうことを恐れた功一は、最後の手段として柏原に全てを話すことを決意する。3人は柏原を呼び出し、政行を疑う根拠や詐欺を働いていたこと、証拠を捏造したことまでも告白する。打つ手がないと助けを求める兄妹に、柏原は「現時点での家宅捜索は難しく、唯一の切り札は犯人が忘れていったビニール傘だ」と話す。そして柏原は、今日の話は聞かなかったことにすると言って去っていく。
功一と泰輔は、静奈を介して行成に会う。2人から話を聞いた行成は、政行がレシピを盗んだのは認めるも殺人を犯したとは信じられないと言う。しかし14年前の事件当夜、習慣にしていた天体観測に父がおらず、行成だけで観測したことは確かだった。つまり政行にはアリバイが無い。行成はそのことが気にかかっていた。功一は行成に現場に残された傘のことを話し、DNA鑑定をしないかと打診する。真実を知りたいと進んで提案に乗る行成の姿に、功一と泰輔は認識を改める。
そして時効当日、刑事に扮した功一と泰輔が戸神家を訪問する。現場の遺留品に残されたDNAと政行のDNAが一致したと話す功一に、行成は誰かが政行の持ち物を盗んで犯行に及んだのではないかと反論する。「父さん失くしたっていってたじゃないか」と言った行成に「覚えていないよ、昔失くした傘のことなんか」と答える政行。その返事に行成はショックを受ける。遺留品が傘だとは誰も口にしておらず、警察も公表していない。犯人しか知り得ない情報を政行が知っていた。つまりそれは自らが犯人だと告白したようなものだった。
功一は正体を明かし、なぜ殺したのかと問い詰める。外で待機していた静奈、柏原、萩村も現れ関係者がそろった。
政行の告白
政行は当時の事について語り出した。自分の料理をけなされた政行は、アリアケを訪れた。料理がまずかったら暴れてやろうと考えていたが、幸博が作ったハヤシライスは素晴らしい味だった。レシピを教えて欲しいと頼み込み、一度は断られたが、その後幸博の方からレシピを買ってほしいと連絡があったのだと言う。幸博たちが金に困っていたことは事実で、塔子が矢崎に借金を申し込んでいたという証言もあった。事件の日、裏口から家に入るように言われていた政行が有明家を訪れるとちょうど裏口から男が入っていくのを目撃した。外で待っていた政行は、男が出て行った後に家に入り、幸博と塔子が殺されているのを発見したらしい。ここにいたらまずいと思った政行は、置いてあったレシピをもって逃げたのだと言う。レシピのおかげでとがみ亭は繁盛したが、ずっと後ろめたい思いがあったと謝るが、功一も泰輔も信じようとはしない。それが真実だと証明できるのかと尋ねる柏原に、政行は傘に関する新たな事実を明らかにする。
政行は事件の晩、傘を忘れたのではなく、間違えて持ってきてしまっていた。そして政行は、間違えたその傘を保管していた。政行が保管していた傘は、柏原が持ち帰って調べることになった。
犯人の告白
じっと政行の話を聞いていた功一は、ある事実に気付き手が震え出す。犯人の傘の柄の部分には、不自然に擦れたような跡がいくつも付いていた。功一は柏原を呼び止め、2人だけで話がしたいと申し出る。2人は屋上に向かい、功一は柏原に自分の推理を話す。
事件の頃、柏原はゴルフにはまっていた。傘でゴルフの素振り練習をすれば、柄に細かい傷が沢山付く。それはまさに、遺留品の傘に残っていた傷そのものだった。傘を忘れたことに気が付いた犯人は、1番最初に現場に駆け付け、子ども達の目を盗んで指紋をふき取った。それができるのは、事件の日に誰よりも早く現場に駆け付けていた柏原だった。萩村からの電話で、政行の証言と傘の特徴が一致した事を聞く。柏原は萩村に、自分の机にある封書を見るように言った。
功一は両親を殺した理由を柏原に問い詰める。
功一たちの両親、幸博・塔子の借金は400万円という膨大な額になっていた。返済しようと金をかき集めても200万円しか準備できなかった幸博は、常連だった柏原に相談していた。柏原は、三兄妹が流星群を見に行っている間にアリアケを訪れる。病気の子どものために金が必要だった柏原は、その金を貸してもらいたいと申し出た。しかし幸博は応じず、200万円を返せと台所から包丁を持ち出した。揉み合いの結果幸博を刺してしまった柏原は、塔子も刺し殺し、そのまま金を奪って逃げたのだった。
金のために両親が殺されたことを知った功一は、レシピのための方がマシだったと激昂する。柏原は拳銃を取り出し自殺を図るが、功一はそれを必死に止める。そこに、柏原が残した手紙で真実を知った萩原と泰輔、静奈が駆けつける。
柏原に銃を向ける功一。激しい言い争いの後、柏原は兄妹に土下座して謝る。やりきれない思いの兄妹の上を、流星が流れる。功一は柏原に、生きて自分たちがどう生きるのか見届けるようにと言い、銃を投げ捨てた。
エピローグ
街頭ビジョンに、柏原が逮捕されたニュースが流れる。泰輔は功一に、自首しようと考えていると話すと、功一は自首は自分がすると言う。ただ、2人とも静奈のことが心配だった。静奈だけは絶対に守らなければと考える2人は、行成に詐欺行為について全て話し、静奈が自首しようとしたら止めるように頼む。それを引き受けた行成は、ある条件を出す。
功一と泰輔は、詐欺を行った相手に奪った金を返していく。資金源は、行成から受け取った「商品」の代金だ。行成はオープン前日のレストランに静奈を招待し、指輪を渡して自分の気持ちを告げる。その指輪は、かつて行成が「宝石商」の泰輔から売りつけられそうになったものだった。行成は功一と泰輔からその指輪を購入したのだった。涙する静奈に、行成は指輪をはめた。
『流星の絆』の登場人物・キャラクター
有明家
有明功一(ありあけこういち/演:二宮和也)
26歳。三兄妹の長男である。調理師を目指すも挫折し、現在はジョージクルーニーで住み込みで働いている。頭脳明晰であるが人間関係は苦手な様子である。女性関係にも疎く、泰輔曰く「携帯が普及しだしてから女と付き合っていない」らしい。うぶな一面があり、「コンドーム」の単語を口にすることもできなかった。また、行成がタクシーの中で静奈の手を握ったことを聞いたときには、茶碗を落として割るほど驚いていた。執念深い性格でもあり、静奈が詐欺にあったときには、尾行、張り込みといったあらゆる手段を駆使して犯人の女、さらには犯人が貢いでいるホストまでも探し出した。
三兄妹の詐欺グループのリーダーで、計画、脚本、演出などの裏方を担当する。自らが書く詐欺の脚本には誇りをもっていて、静奈がアドリブでセリフを変えたことに怒っていた。料理の腕前はかなりのもので、ジョージクルーニーでは店主のジョージによく店を任されている。父親秘伝のレシピノートを大事に持ち続けていて、父親のものとほぼ変わらないハヤシライスを作ることができる。自分と同様に父親が洋食店を経営している行成に対して劣等感を抱き、両親が殺されて店がつぶれた自分たち三兄妹と、とがみ亭が繁盛して新店舗を任されるに至った行成との間に境遇の違いを感じ、「なぜ同じ洋食屋の息子でこうも違うのか」といら立ちを隠せなかった。非常に弟、妹思いで、ドラマの最後に詐欺行為が明るみに出た際には、自分一人で自首しようとした。静奈を一人の女性として見ていることを受け入れている泰輔に対し、功一は静奈の事はあくまで「妹」として考えようとしており、「しーのこと好きなんだろ」と泰輔に指摘されたときには、泰輔を殴りつけるほどの怒りを見せた。
14年前に事件を解決できなかった警察に不信感をもっており、警察の力を借りずに自分たちの力で犯人に復讐しようとしていた。そのため、柏原に泰輔や静奈の近況を聞かれたときには、会っていないと嘘をついた。しかし、柏原が三兄妹に柏原自身の亡くなった息子を重ね合わせているのではないかと萩村に聞き、柏原を信じようという思いが芽生える。自分たちの計画が行き詰まったときには、柏原たちに協力を求めた。事件の犯人には人一倍強い憎しみを抱いていて柏原に「犯人が見つかったらどうするか」と聞かれたときには、即座に「殺しますね」と答えた。
戸神亭にて政行が事実を話し、政行が保管していた犯人の傘を見て、柏原が真犯人であることを見破った。一番親身になってくれていた柏原を疑う自分はどうかしているのではないかと葛藤し、まずは柏原自身から話を聞きたいと柏原を呼び出して、二人きりの場で柏原の告白を聞いた。事実を知った直後は、金のためだけに両親を殺した柏原への怒りを顕わにして一時は柏原を殺そうとしたが、その後、生きて自分たちのその後の生きざまを見届けるようにと柏原に言い渡した。
事件解決の後、静奈を行成に託し、詐欺行為の件について自首した。詐欺の主犯格だったことで2年間の実刑判決を受けた後に出所し、再びオープンすることになった洋食屋アリアケに戻ってきた。
有明泰輔(ありあけたいすけ/演:錦戸亮)
25歳。三兄妹の次男である。14年前、両親の殺害時に犯人を目撃し、捜査のための似顔絵作成に協力した。詐欺行為においては実行役を担当する。扮装が得意であり、ヤンキーじみた若者から有能なビジネスマンまで演じ分ける。役になりきるための努力は惜しまず、宝石商を演じた際にはダイヤ鑑定の技術を取得しており、サギが用意したダイヤが偽造品であることを見事に言い当てた。
DVD&グッズ販売店「トミーリージョージ」でアルバイトをしている。定職につかずにフラフラしていて、ジョージには借金があり、功一を心配させている。兄とは正反対の性格で、人当たりが良いが口は悪い。頭はあまり良くないようであるが、行動力はある。静奈が詐欺にあった直後に仕返しの詐欺を計画したり、情報を得るために矢崎秀子を騙そうとしたりと無鉄砲な行動をとるが、結局どれも失敗に終わっている。詐欺行為においてホスト役を演じたり、ジョージとともにキャバクラに行ったり、秀子を騙そうとしたときには躊躇なくホテルに行ったりと、女慣れしている様子が見受けられる。
自分たちが「遺族」と呼ばれることに強い抵抗感を示しており、警察から捜査のために協力を求められたことを功一に聞いたときには、はじめから進んでそれに応じようとしていた。三兄妹の中でもっとも早いうちに柏原と打ち解けて共に飲みに行く仲になっており、警察をあてにしないという功一に対し、警察は信用できなくても柏原なら信じてもいいのではないかと話していた。
静奈に本当の妹ではないことを告げてから、静奈に一人の女性としての好意をもっていることを意識するようになった。さらに、功一に対しても、自分と同様に静奈に好意をもっているのだと指摘した。両親の殺害事件の容疑者の息子であり、静奈が好意をいただきはじめた相手でもある行成には対抗心を顕わにしていたが、たとえ父親である政行が犯人だと示すことになっても真実を知ろうとする行成のまっすぐさに触れて考えを変え、「お前(静奈)が惚れるのは無理はない」と行成のことを認めた。
事件解決後に詐欺行為について自首しようと考えていることを功一に話し、人から奪った金で幸せになるのは間違っていると晴れやかな顔で話した。功一とともに自首し、結果として執行猶予がついた。
有明静奈(ありあけしずな/演:戸田恵梨香)
21歳。三兄妹の末っ子である。功一のことを「おにぃ」、泰輔のことを「たいにぃ」と呼ぶ。かなりの美人に成長しているが、その美貌があだとなって資格商法の詐欺にひっかかり、三人が詐欺をはじめるきっかけを作ることになる。詐欺行為においては実行役を担当し、美貌と演技力を活かしてターゲットの男たちを見事にだましていく。
14年前の事件時、兄たちが流星群を見に行こうとしていたときに起きてしまい、彼らが仕方なく連れて行ったことによって助かった。泰輔と同様に自分が「遺族」であることに抵抗感を示し、泰輔が「いつまで遺族なんだ」と怒ったのを聞いて泣き出していた。兄二人からの愛情を一身に受けており、泰輔と功一は、詐欺の実行犯である静奈を守ることを最優先事項としていた。両親がギャンブルにはまっていたことは知らず、自分が考えていたのとは違う両親の一面を知らされてショックを受けた。母親の連れ子で兄二人との血のつながりがないが、当初、静奈本人はそのことを知らなかった。兄二人の会話を聞いて事実を知ることとなり、知りたくなかったと怒りを露わにした。
会社で働いていたときはおとなしく、上司の高山には「地味女」と呼ばれていた。兄たちに隠れて勤めていた会社を辞めており、キャンギャルのアルバイトをしていたのを泰輔に見つかってそのことが発覚した。。会社に辞めた理由について、はじめは高山からの嫌がらせに嫌気がさしたからだと話していた。しかし後に、両親を殺害された過去のことが周りにばれ、気を遣われている気がして耐えきれなくなったのだと明らかにした。
行成に対しては、はじめはただの詐欺のターゲットとしてしか認識していなかったが、次第に行成に対する気持ちが変化して好意を抱くようになり、そのことに静奈自身も戸惑っていた。行成を騙すことに罪悪感が生まれたことから「もう会いたくない」と言うが、「あいつは仇の息子だ」という兄二人の言葉を聞き、自らの気持ちを抑えて行成を騙し続ける。行成に対する自分の恋心をなかなか受け入れられずにいたが、行成に「キスしてもいいか」と尋ねられた際には、静奈の方からキスをする場面もあった。行成への気持ちを功一と泰輔に問いただされた際、静奈自身は好意を持っていることを認めなかったが、功一と泰輔は、静奈が行成を好きになっていることを確信していた。戸神家に偽造の証拠であるアリアケのレシピノートを置いてくるという重要な役割を任されたが、ノートを置く前に貴美子にもらった香水をつけてしまったことから、計画が行成にばれてしまった。その際、行成の母である貴美子に気に入られたのが嬉しくて舞い上がっていたと認め、自分の失態を悔やんだ。
有明幸博(ありあけゆきひろ/演:寺島進)
三兄妹の父親(功一と泰輔の実父、静奈の義父)である。洋食店「アリアケ」の店主である。事件で殺害された。洋食、とくにハヤシライスの味には強いこだわりと自信をもっていた。事実、ハヤシライスは政行に「固定概念を覆す味」と言わしめる味であった。功一が友達に「洋食なんて誰でも作れる」と馬鹿にされて一人で作ろうとしていた際には、店を臨時休業にしてまでつきっきりで幸博自身のレシピに沿って功一にハヤシライスを作らせ、その難しさと価値を教えた。けんかっ早い性格で、出前に来た政行に「まずい」と発言し、政行と揉め事を起こした。ギャンブルにはまっていて、多額の借金をかかえていた。店が休みの日は欠かさずギャンブルに赴き、泰輔はそれについて、「日曜日は店が休みだけれど両親が競馬やパチンコに行ってしまい、家族で遊んだことがなく、だから日曜日が大嫌いだ」という旨の作文を書いたことがあった。そのときには功一と泰輔に土下座をして「金輪際賭け事はやめ、日曜日は一緒に遊ぶ」と宣言していたが、実はその後もギャンブルを続けていたことが後に分かった。
有明塔子(ありあけとうこ/演:りょう)
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『結婚できない男』とは、2006年7月から9月まで放送された、独身中年を題材としたテレビドラマ。仕事もできて収入もあるが、皮肉屋で結婚したくない独身男性が、徐々に女性に心を開いていく過程を描くストーリー。主人公の桑野信介を演じるのは主演の阿部寛。また、本作の放送13年後の2019年10月から12月にかけて、続編『まだ結婚できない男』が放送された。53歳となった主人公がまだ結婚んできていない姿を描いた本作は、高視聴率を記録し、メディアでアラフォー独身男性の特集が組まれるなど社会現象となった。
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嫌われ松子の一生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。
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アンフェア(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。
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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
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阪急電車 片道15分の奇跡(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『阪急電車 片道15分の奇跡』とは2011年に全国東宝系で公開されたハートフル群像劇映画である。有川浩が2008年に発表した連作短編集『阪急電車』を原作とし、 監督三宅喜重、脚本岡田惠和、主演中谷美紀で映画化された。同じ電車に乗り合わせた8人の乗客たちがそれぞれ少しずつ関わり合い、笑顔になっていくさまが描かれる。作品の舞台となる阪急電車の他、西宮市や宝塚市なども制作に協力し、地元愛が強く溢れた映画に仕上がっている。
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映画刀剣乱舞(黎明)のネタバレ解説・考察まとめ
『映画刀剣乱舞 -黎明-』(えいがとうけんらんぶ れいめい)とは、EXNOA(旧DMMゲームズ)とニトロプラスが共同開発したPCブラウザ、及びスマートフォン向けゲーム『刀剣乱舞』を原作とした実写映画の第二弾。歴史に名を残す名刀を擬人化させた刀剣男士(とうけんだんし)と、歴史の改変を目論む時間装甲軍(じかんそこうぐん)の戦いを描いた物語である。物語の舞台は2012年。この時代に未来の繋がる重大な分岐点が隠されていた。刀剣男士・三日月宗近は仮の主である鈴木琴音と共に、事態解決のために奮闘していく。
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借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。
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ラーゲリより愛を込めて(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラーゲリより愛を込めて』とは2022年12月9日に公開された日本の映画。主演は二宮和也。原作は辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』。 第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、日本人捕虜の1人である山本幡男(やまもと はたお)が過酷な環境の中でも生きる希望を捨てず、家族の元へ帰れると信じ、仲間らを励まし続ける姿を描く。 希望を捨てない幡男の姿、捕虜仲間が幡男の遺書を家族に届けるため必死になる姿は見所だ。
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大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)』とは、TBS「金曜ドラマ」で2018年10月から12月までの間で毎週金曜夜10時から放送されたテレビドラマである。若年性アルツハイマーにおかされた女医と自分を忘れていく恋人を明るくけなげに支えていく元・小説家の10年にわたる愛の軌跡を描いた王道ラブストーリー。圧巻の演技力を誇る国民的大女優の戸田恵梨香が主人公を演じ、さらにドラマや舞台などで大活躍中の個性派俳優ムロツヨシが恋人役として出演している。実力を兼ね備えた二人の演技が話題となった作品である。
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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。
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目次 - Contents
- 『流星の絆』の概要
- 『流星の絆』のあらすじ・ストーリー
- 子供時代
- 三兄妹の詐欺行為の始まり
- 高山への詐欺行為
- 三兄妹と戸神行成の関わり
- 戸神政行への疑惑と証拠固め
- 矢崎夫妻との関わり
- 静奈の行成に対する気持ちの変化
- 功一・泰輔と静奈の関係
- 警察の捜査の足取り
- 計画の失敗
- 三兄妹・行成・警察の結託
- 政行の告白
- 犯人の告白
- エピローグ
- 『流星の絆』の登場人物・キャラクター
- 有明家
- 有明功一(ありあけこういち/演:二宮和也)
- 有明泰輔(ありあけたいすけ/演:錦戸亮)
- 有明静奈(ありあけしずな/演:戸田恵梨香)
- 有明幸博(ありあけゆきひろ/演:寺島進)
- 有明塔子(ありあけとうこ/演:りょう)
- 戸神家
- 戸神行成(とがみゆきなり/演:要潤)
- 戸神政行(とがみまさゆき/演:柄本明)
- 戸神貴美子(とがみきみこ/演:森下愛子)
- 矢崎家
- 矢崎信郎(やざきのぶろう/演:国広富之)
- 矢崎秀子(やざきひでこ/演:麻生祐未)
- 警察関係者
- 柏原康孝(かしわばらやすたか/演:三浦友和)
- 萩村信二(はぎむらしんじ/演:設楽統)
- 係長(演:金田明夫)
- その他の人物
- 林ジョージ(はやしじょーじ/演:尾美としのり)
- 高山久伸(たかやまひさのぶ/演:桐谷健太)
- 桂木美和(かつらぎみわ/演:池津祥子)
- 西郷一矢(さいごうかずや/演:杉浦太陽)
- 沢井武雄(さわいたけお/演:デビット伊東)
- ちえみ(演:徳永えり)
- 月村勝男(つきむらかつお/演:村杉蝉之介)
- 寺西(てらにし/演:半海一晃)
- 泰輔の幼少時の担任(演:ムロツヨシ)
- サギ(演:中島美嘉)
- 『流星の絆』の用語
- 作中に登場する店名
- アリアケ
- とがみ亭
- ジョージクルーニー
- ハヤシライス(林ライス)
- アリアケ3
- 『流星の絆』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 泰輔は「遺族」であることからの解放を願う(第2話)
- 功一は知らなかった両親の一面を知ってしまった静奈を励ます(第3話)
- 静奈は血のつながりについての事実を知る(第6話)
- 静奈の昔話を聞いた行成は静奈に温かい言葉をかける(第6話)
- 功一と泰輔は静奈の気持ちの変化に戸惑う(第7話)
- 功一と柏原は互いの決意を確認する(第8話)
- 三兄妹と柏原の最終対決(第10話)
- 『流星の絆』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作とドラマにおける設定の相違点
- ドラマオリジナルキャラクター
- 主要人物間の接点
- 静奈が血のつながりの事実を知るタイミング
- 詐欺のターゲット
- レシピノートを戸神家に置く計画が失敗した後の展開
- 最後の計画を実行する前後の展開
- 真犯人発覚後の展開
- エンディング
- 詐欺行為や重要エピソードを描くドラマ内ドラマ
- カナダからの手紙
- 妄想係長、高山久伸
- ダイヤと嘘とやさしいレストラン
- さわやかオン・ザ・ラン
- 黒革のハンドバック
- 刑事遺族
- 幸福の黄色いポストイット
- 『流星の絆』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:嵐『Beautiful days』
- 挿入歌:中島美嘉『ORION』