エンジン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エンジン』とは、2005年にフジテレビの月9枠で放送された木村拓哉主演のドラマ。レーサーの神崎次郎はヨーロッパのチームに所属していたが、トラブルを起こし解雇されてしまう。その後日本に帰国するも、所属先が決まらず実家である養護施設で暮らすこととなる。挫折を味わい1度はレースを諦めるが、共に施設で暮らす子供達の為レースへ復帰するまでを描いたドラマである。レースシーンでは、富士スピードウェイにて撮影された。脚本は数々のヒット作を手がけた井上由美子であり、木村拓哉主演の作品は2作目となる。

『エンジン』の概要

『エンジン』とは、2005年4月18日から6月27日までフジテレビの月9枠で放送された木村拓哉主演のドラマ。レーサーの神崎次郎(かんざきじろう)は、負けず嫌いであり感情的になりやすい性格のためヨーロッパのチームでトラブルを起こし解雇されてしまい帰国する。帰国後に次郎は、父である神崎猛(かんざきたけし)が始めた養護施設である「風の丘ホーム」で次の所属先が決まるまで暮らし始める。そこでは、家族に見捨てられたり家庭内で問題を起こした様々な子供達がおり、次郎は子供達の運転手をする事となる。次郎は「子供が嫌いだ」と公言し、食事を一緒に取る事さえ嫌がっていたが、徐々に子供達の生い立ちや事情を知り家族同様に接する様になる。そして、風の丘ホームがなくなり子供達がバラバラになると聞くと、存続させるため1度は諦めたレースへの出場を決意するのだった。レースシーンの撮影にはトヨタが全面協力し、富士スピードウェイにて撮影されている。また元レーシングドライバー中嶋一貴選手が撮影に参加するなど、臨場感のあるシーンが見どころとなっている。脚本は数々のヒット作を手がけた井上由美子であり、本作品は日刊スポーツ・ドラマグランプリ作品賞を受賞している。

『エンジン』のあらすじ・ストーリー

子供達との出会い

レーサーである神崎次郎(かんざきじろう)は、ヨーロッパのレーシングチームに所属しているがトラブルを起こしチームを解雇されてしまう。その頃、養護施設である「風の丘ホーム」に新しく入所する草間周平(くさましゅうへい)が養親に連れられやってくる。風の丘ホームは次郎の父である神崎猛(かんざきたけし)が始めた施設であり、次郎の姉の神崎ちひろ(かんざきちひろ)が事務長をしている。
風の丘ホームでは「夕飯はみんなで食べる」というルールがあり、子供たちに職業について聞かれた次郎は、「レーサーだ」と答えると子供達ははしゃいでいた。
翌日次郎はかつて在籍していた、「チームイチノセ」に現れ監督である一之瀬新作(いちのせしんさく)に復帰を願いでる。だが現在チームイチノセには、ファーストドライバーである菅原比呂人(すがはらひろと)がおり、一之瀬は次郎の申し出を断る。その夜次郎は猛に次の契約先が決まるまでいさせて欲しいと頼んだ所、バスの運転手をするように言われそれ以来子供達の送迎をする事になったのだった。
次郎は再度一之瀬に会いに行くが会ってもらえず、スポンサーを見つけると宣言する。その頃風の丘ホームでは朋美が、星野美冴(ほしのみさえ)が進学したがっていることを知り、「1人部屋にさせてあげたい」と提案する。だが、保育士である鳥居元一郎(とりいげんいちろう)に反対されていた。
その後美冴が帰宅し、「大学には行かない」と朋美と元一郎の前ではっきりと口にした。美冴は説得しようとした朋美と口論になり、部屋にこもってしまう。そして次郎が夕飯を食べるためバスで出かけると、朋美と美冴も同乗し出かけてしまう。車内で次郎は美冴に、「子供の頃に両親を事故で亡くして園長は実の父親でない」と話した。その後戻った次郎達は皆で夕食を食べ、美冴は「大学の事を考えてみる」と朋美に告げるのだった。

悪戦苦闘の日々

次郎は、条件付きではあるが比呂人の提案によりマッチレースを行う事になった。その頃風の丘ホームでは、入所している平山盛男(ひらやまもりお)が父親が迎えに来ず落ち込んでいた。
翌日次郎は盛男を家まで送っていくが、渡された地図の住所に盛男の家がなく行き止まりだった。次郎は盛男にもう1度家の場所を思い出すよう言うが、盛男は「見てくる」と言い逃げ出してしまう。次郎と朋美は追いかけて盛男に訳を聞くと、「お父ちゃんはお酒を飲んで暴れるから会いたくない」と打ち明けた。朋美は一緒に風の丘ホームに帰ろうとするが次郎は、「自分で確かめた方がいい」と言い3人で盛男の家に向かった。そこに盛男の父親が現れ、次郎は「盛男君の友達です」と言い去っていった。
そして次郎は約束の時間に遅れたがサーキットに到着し、レースに挑むのだった。
次郎と比呂人のレースがスタートし、次郎は勝利するが監督からは、「メカニックとしてなら雇う」と言われてしまう。
その頃風の丘ホームには、入所している金村俊太(かねむらしゅんた)を養子にしたがっている竹原夫妻(たけはらふさい)が来ていた。
翌朝俊太は次郎の部屋の戸棚に隠れており、次郎が部屋を出るように説得するも嫌がり閉じこもってしまっていた。その後俊太が出て来ると次郎に「僕は可哀想じゃない」と言い、それを聞いた次郎はみんなの前で話すよう俊太に告げる。そして俊太は皆の前で、「僕は可哀想じゃない」と宣言する。それを聞いた元一郎や朋美は、事情を説明するが猛は「養子の件は取りやめだ」と皆に告げる。その様子を見ていた次郎は「頑張った」と言い俊太を褒めるのだった。
だが元一郎は俊太の件に納得しておらず、子供達の将来を考えるべきだと思っていた。その話を聞いた栄養士の牛久保瑛子(うしくぼえいこ)は、「鳥居先生は正しいと思う」と賛同していた。翌日次郎は、メカニックとして働くことを決意した。

メカニックとしての日々

次郎はメカニックとして働く事になり、後輩である伊吹テツヤ(いぶきてつや)の下で仕事をする事になった。
その頃風の丘ホームでは妹と共に入所している園部徹(そのべとおる)が、学校の帰りにクラスメイトに妹の園部葵(そのべ あおい)の前で秘密をバラされそうになり暴力をふるってしまう。その後風の丘ホームには暴力を振るわれた子供の親が抗議に来ており、猛に「園部君のお父さんが刑務所に入っているのは本当なのか」と問いただしていた。さらに「地域の問題だ」と声を荒げ、猛に文句を言っていた。
その後徹は子供達に事情を聞かれても答えず、元一郎にだけは喧嘩の理由を打ち明けるのだった。その夜の食事では、そして夕食後、近隣の住民達が抗議に押し寄せており、次郎は朋美からの依頼で子供達をサーキットに連れ出す。
サーキットに着くと子供達がガレージにあるマシンを見て喜んでいるのを見た次郎は嬉しくなり、エンジンを入れ音を聞かせた。その時比呂人が現れ、次郎が子供達にドライバーだと嘘をついていた事がバレてしまう。子供達に非難された次郎は、「本当の事を言いたくても言えない時があるんだ」と訴え頭を下げた。次郎と朋美がバスに戻ってくると、子供達は眠ったふりをしておりそこで次郎は朋美に「必ずドライバーに復帰して表彰台に登る」と宣言した。
次郎はマネージャーの末永たまき(すえながたまき)から、「テストドライバーにならないか」と持ちかけられる。その日の夕食で、入所している樋田春海(ひだはるみ)が「結婚する」と皆に話していたそして春海の婚約者である高橋トシヤ(たかはしとしや)を風の丘ホームに連れてくる事になる。
翌日春海の母である樋田景子(ひだけいこ)が風の丘ホームに訪れ、猛や元一郎に詰め寄っていた。その後、春海は次郎の運転するバスでトシヤのバイト先へ向かい「ママに会ってほしい」と説得するも「結婚はできない」と断られてしまう。風の丘ホームでは、春海が彼氏を連れてこないので景子が帰ろうとするが次郎から「教会にいる」と連絡が入る。朋美と景子が教会に向かうと、春海は「幸せな家庭を築く」と言ったが恵子は「ありえない」と言い帰って行った。その後春海は帰宅し、次郎はたまきに「テストドライバーの契約をしなかった」と連絡したのだった。
そしてその夜「大輔が事件を起こした」と連絡が入った。

レースへの復帰とホームの閉鎖

大輔は春海の彼氏であったトシヤを殴り、怪我を負わせ行方がわからなくなっていた。そして、大輔の父親である塩谷司(しおやつかさ)が風の丘ホームに現れ先方への謝罪をするよう要求した。
そして夜遅く教会の親父である春山万里夫(はるやままりお)から、大輔が来たと連絡が入る。そして次郎が大輔を警察に連れていく事になり、次郎は警察に向かうが、大輔が「行きたい所がある」と言い父親の病院に向かう。だが大輔は話を聞いてもらえず、父親には一方的に「これ以上迷惑をかけないでくれ」と言われてしまう。
数日後猛は皆を集めると、「風の丘ホームを閉じる事になった」と告げた。子供達は驚き、元一郎が理由を聞くと猛は「地主の意向だ」とだけ話した。納得のいかない次郎は猛に抗議するが、「子供達を守るためにあえて負けるんだ」と次郎に話すのだった。
風の丘ホームの閉鎖が決まり、次郎は子供達を新しい施設へ送り届ける事になっていた。だが次郎は、子供達に元気がなく戸惑っていた。最後に美冴と俊太を送り届けるが、俊太が次郎の名前を呼びながら追いかけてきた。次郎が理由を聞くと俊太は「次いつ会えるの?」と聞くのだった。次郎は泣きながら謝り、俊太を抱きしめた。美冴は涙を堪え、「泣いたってどうにもならない」と言うがこらえきれず泣いてしまった。俊太と朋美を抱きしめた次郎は、朋美に「まだ間に合うよね」とつぶやいた。そして次郎は、猛に「本当にこれでいいのか?」と聞くがちひろに「出て行くしかない」と言われてしまう。だが次郎は、納得せず立ち去っていった。

次郎の決意

仕事に向かった次郎は、一之瀬に「マシンを貸して欲しい」と申し出る。だが賞金が目当てだと誤解した一之瀬に、マシンを貸してもらえず「退職金として300万用意する」と言われてしまう。
その後朋美は、たまきから次郎が引退と引き換えに金を受け取った事を知り驚いていた。その日の夕方、明が突然風の丘ホームに戻ってきた。そして次郎は、「表彰台に立って優勝する」と改めて約束した。
翌日次郎は、もう1度一之瀬にマシンを貸してくれるよう頼み「負けたら引退する」と宣言した。それを聞いた一之瀬はマシンを使用する事を許可したが、「表彰台に上がれなかったらこのチームを辞めてもらう」と告げた。それを聞いた朋美は子供達に「次郎がレースに出る」と知らせ、自身もレースを見にいくと約束した。
次郎はレースに向けて調整をしていたが比呂人からは、「ペースを乱されたくないので使わないで欲しい」と言われてしまう。比呂人のスポンサーが提供しているサーキットだったため、次郎は何も言えず承諾する。その頃朋美は近所の住民に、「話があるなら自宅でなく他の場所を用意して欲しい」と言われ「話を聞いてもらえるかもしれない」と喜ぶ。
そして次郎は、本番に向けてサーキットでマシンに乗り調整を行なっていた。その頃朋美は、教会で住民達が来るのを待っていたが、時間になっても誰も来ない為諦めかけていた。だがそこに、「一緒に待ちましょう」と元一郎が現れるのだった。だが教会には住民が1人だけ訪れ、「他の人たちは誰も来ない」と告げるのだった。
次郎は前回よりも早いタイムを出していたが、ゴール直前にマシンがスピンし指に怪我を負ってしてしまう。一之瀬に事情を聞かれた比呂人は、「何もしていない」と主張する。だがテツヤは、次郎のマシンを比呂人が触っていた事を問い詰める。すると比呂人は「辞めさせてもらう」と宣言し、別のチームから誘われていた事を打ち明ける。そして帰宅した次郎は、朋美に労いの言葉を掛けた。だが朋美に指の怪我を心配されるが、「大した事はない」と言い張った。さらに朋美に引退について聞かれるが、疲れてそのまま眠ってしまっていた。
次郎は予選を3位で通過し、子供達は次郎から送られた翌日の本戦のチケットを見て久しぶりに皆笑顔に戻っていた。その頃風の丘ホームでは朋美と元一郎が、近隣の住民達に改めて話を聞いてもらう計画を立てた。それを聞いた元一郎も賛同したが、猛は無言で部屋を出てしまう。
次郎がサーキットで翌日のイメージトレーニングをしていると、そこに朋美が現れ、「近所の方達が話を聞きにきてくれる事になった」と告げた。だがその日は次郎のレースの日でもあるため、サーキットに行けなくなった事を謝り「明日はお互い頑張ろう」と言い合い別れた。
翌朝レースに向かう次郎は、猛に挨拶すると「やるからには真剣勝負だ。俺もやるから」と告げ次郎が出て行った後神棚に手を合わせた。その後風の丘ホームでは、地域住民が集まり説明会が始まろうとしていたが朋美はちひろから「サーキットに行って欲しい」と頼まれる。
ようやく朋美がサーキットに到着すると、レースはファイナルラップに突入し次郎の前を比呂人が走っていた。そこで比呂人のマシンがスリップしてしまい、次郎はトップになる。そしてトップで最終コーナーを曲がり、そのままゴールするかに思われたがマシントラブルによりスピンし止まってしまう。他の選手が次々とゴールする中、次郎は諦めずゴールに向かってマシンを押していた。そして子供達も、観客席から次郎と並走しゴールを通過した。レース後次郎は一之瀬に今までのお礼を告げると、一之瀬は「いい走りだった」と次郎を労った。
そしてサーキットにいた観客や関係者達から、次郎の健闘を讃え拍手が起こり朋美は次郎を探し走り出した。その時次郎は1人で通路におり、その姿を見た朋美は「あなたは勝ちました」と言い次郎を抱きしめた。そこに子供達が現れ次郎は約束を守れなかった事を謝るが、子供達は気にしておらず次郎を連れバスに乗り込んだ。次郎が訳を聞くと、「今日だけ風の丘ホームで一緒に夕食を食べる」と美冴が告げた。その後風の丘ホームに戻った子供達に猛は、「ホームを再開する」と約束した。
そしてその日から1年8ヶ月後風の丘ホームは再開し、徹と葵の兄弟に周平、ユキエ、七恵が戻ってきた。そして次郎は、再びレースの世界に戻って行った。

『エンジン』の登場人物・キャラクター

主要人物

神崎次郎(かんざきじろう/演:木村拓哉)

ヨーロッパのレーシングチームに所属していたが、負けず嫌いで短気な為トラブルを起こし解雇され日本に帰国する。帰国後は実家でもある風の丘ホームで、バスの運転手をする。また、日本での所属先が決まらず、かつて在籍していた「チームイチノセ」の監督に復帰を願いでるがメカニックとして雇われる。「子供が嫌いだ」と公言し、ホームの子供達には横柄な態度をとるため保育士の鳥居元一郎(とりいげんいちろう)に度々注意されている。だが子供達は懐いており、彼らの生い立ちや事情を知るにつれて最終的には家族の様に接する様になる。また、ホームが立ち退きを迫られた際もレースに出場し、ホームを存続させようとするがマシンのトラブルにより表彰台には立てなかった。父である神崎猛(かんざきたける)と姉の神崎ちひろ(かんざきちひろ)とは血が繋がっておらず、事故で両親を亡くした際に引き取られている。レース中や車を運転する際は、「うさぎとかめ」の歌詞を「歩みの速い」と変えて歌うのがクセになっている。また、ユニフォームやヘルメットにも亀のロゴをつけている。

神崎猛(かんざきたける/演:原田芳雄)

次郎の父であり風の丘ホームの園長をしている。かつては教師をしていたが、次郎がレーサーになった後にホームを娘の神崎ちひろ(かんざきちひろ)と始めている。次郎がレーサーになると言った際は、「命を粗末にするな」と言い反対しておりしばらくは音信不通の様な状態だった。子供達が問題を起こした時も、寛容であり保育士達にも同じ様に接している。次郎に対しては、そっけない態度をとり憎まれ口を叩くが内心では気にかけており心配している。

神崎ちひろ(かんざきちひろ/演:松下由樹)

次郎の姉であり父の猛と共に風の丘ホームを始め、子供達からは「ちいねえ」と呼ばれている。次郎にはいつも小言を言っているが、内心次郎が帰ってきた事を喜んでいる。また、電卓に次郎がユニフォームにつけている亀のシールを貼っている。

touyamay8
touyamay8
@touyamay8

Related Articles関連記事

Aerosmith(エアロスミス)の徹底解説まとめ

Aerosmith(エアロスミス)の徹底解説まとめ

Aerosmithは1970年にボストンで結成されたロックバンドだ。地元のバンドでドラムを担当していたスティーヴン・タイラーと、Gt.のジョー・ペリーを中心に活動を開始。1973年のシングル『Dream On』など、ヒット曲を連発して成功を収めた。1980年代前半にはメンバーの薬物問題で一時活動が停滞したが、1980年代後半に克服。その後、アルバム『Pump』など再び支持を得て、復活を果たす。全米のみならず世界でその人気を確立し、ロック界のレジェンドバンドとして知られている。

Read Article

HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。

Read Article

HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。

Read Article

HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。

Read Article

GOOD LUCK!!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

GOOD LUCK!!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『GOOD LUCK!!』とは、2003年にTBSの日曜劇場枠で放送されたドラマ。木村拓哉演じるパイロットの新海元が、上司や同僚とぶつかりながらも成長していく様子を描いている。また、柴咲コウ演じる整備士の緒川歩実との恋愛模様も見どころのひとつである。撮影には実際の空港が使用され、大手航空会社であるANAが全面協力している。また、今作品の影響により航空業界への就職希望者が続出する現象が起こった。また数々のヒット作を手がけた井上由美子が脚本を担当した。

Read Article

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』とは、フジテレビで2008年7月に放送された医療ドラマである。脚本は林宏司と安達奈緒子。主演は山下智久で、新垣結衣や戸田恵梨香などが出演する。救命救急センターにフェローシップ研修でやって来た4人のフライトドクター候補生が、葛藤をしながら救急救命や災害医療に奮闘する作品。事故や病気などで重傷を負った患者の命に真摯に向き合い、仲間たちとぶつかったり支え合ったりしながら成長する姿を描く。本作は最高視聴率が21.2%を記録し、3rdシーズンまで制作された。

Read Article

劇場版 コード・ブルー(ドクターヘリ緊急救命)のネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 コード・ブルー(ドクターヘリ緊急救命)のネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』とは、ドラマが大人気となり、映画化された作品である。乱気流に巻き込まれた飛行機や、フェリーが海ほたるに衝突など、連続して大事故が起きてしまう。フライトドクター達は救助に駆けつけ、傷病者の命を救うため、懸命に処置をする。どんな困難にも立ち向かっていくドクターの奮闘や絆が感じられる内容となっており、最後にはそれぞれの旅立ちが描かれている。

Read Article

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。

Read Article

JUDGE EYES:死神の遺言(ジャッジアイズ)のネタバレ解説・考察まとめ

JUDGE EYES:死神の遺言(ジャッジアイズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『JUDGE EYES:死神の遺言』とは、2018年に発売されたリーガルサスペンス巨編のコンシューマーゲームである。本ゲームは、極道モノのアクションアドベンチャーゲームとして地位を築いている『龍が如く』シリーズ初の派生作品でもある。 主役は木村拓哉が務める。舞台は『龍が如く』でお馴染みの「神室町」で、関東一帯を束ねるヤクザ「東城会」の人間も登場する。猟奇殺人や、現代の日本の課題である「認知症」がテーマとなり、ストーリーを展開していく。

Read Article

LIAR GAME(ライアーゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

LIAR GAME(ライアーゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『LIAR GAME』とは2005年より甲斐谷忍が『週刊ヤングジャンプ』で連載していたサスペンス漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品。「バカ正直のナオ」と呼ばれる女子大生・神崎直(かんざきなお)が、巨額の金を賭けた騙し合いのゲーム「LIAR GAME(ライアーゲーム)」に巻き込まれ、天才詐欺師・秋山深一(あきやましんいち)とともにライアーゲームを戦い抜く姿を描いている。2007年4月にフジテレビ系列でドラマ化され、2009年11月にシーズン2が放送された。

Read Article

LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は、2021年にセガから発売されたリーガルサスペンスアクションゲーム。『龍が如く』シリーズの派生作品で、2018年に発売された『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編となっており、主演は引き続き木村拓哉が務める。 前作から3年。「神室町」の探偵である八神隆之は、「横浜・伊勢崎異人町」に潜む「闇」に直面する。「法とは何か」「正義とは何か」時代を問わず、どこにでもあり得る「イジメ問題」をテーマにサスペンスフルなストーリが繰り広げられていく。

Read Article

検察側の罪人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

検察側の罪人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『検察側の罪人』とは、雫井脩介によって書かれた日本の小説が基になっている日本のサスペンス映画である。木村拓哉と嵐のメンバーである二宮和也がダブル主演で魅せるサスペンスストーリー。老夫婦殺人事件と時効を迎えた事件がきっかけとなり自分の正義に固執する最上と事件の真相に対する正義を追い求める沖野の対立が描かれた本作。脇には吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人などが固める。映画のキャッチコピーは「一線を超える」。

Read Article

リーガルハイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リーガルハイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リーガルハイとは、古沢良太の脚本によるテレビドラマ。裁判で無敗の最強弁護士・古美門研介と正義感が強い新米弁護士・黛真知子が繰り広げるコメディータッチの弁護士ドラマである。裁判に勝つためなら何でもする古美門と依頼者の気持ちに寄り添う黛との噛み合わないやり取りは見ものである。また、登場人物のキャラが濃く仕上がっていて見所満載である。

Read Article

ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ

ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロングバケーション』とは、1996年4月から6月まで毎週月曜日21:00から、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と山口智子で、その他松たか子や竹野内豊など、人気俳優が脇を固める。ピアニストを目指す瀬名秀俊と、モデル崩れの葉山南がひょんな事から一つ屋根の下に住むことになり、互いに惹かれていくストーリー。脚本は人気脚本家の北川悦吏子。略称は「ロンバケ」。最高視聴率36.7%を記録し、第34回ギャラクシー賞選奨にも選出された。

Read Article

君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。

Read Article

半沢直樹(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

半沢直樹(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

Read Article

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『リバース』とは、2017年4月から6月まで放送された湊かなえのミステリー小説が原作のテレビドラマである。主人公の深瀬和久は、10年前に大学時代の友人たちと卒業旅行に行った際、親友・広沢由樹が失踪し、遺体となって発見された。10年前の事件について深瀬たちに何者かが告発文を送りつけられ、その犯人を突き止めていくミステリー。現在と過去を交互に描いていくストーリーが、人気を博した。

Read Article

流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

Read Article

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。

Read Article

スウィングガールズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

スウィングガールズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『スウィングガールズ』とは、2004年に公開された「ジャズやるべ!」をキャッチフレーズに掲げた青春コメディ映画である。監督・脚本は『ウォーターボーイズ』で一躍有名になった矢口史靖が手掛け、主演には上野樹里を迎えた。山形の田舎を舞台に、ジャズや音楽とは無縁だった田舎の女子高生達は、ひょんな事からビッグバンドを組みある日突然ジャズの世界へ。落ちこぼれ高校生達が、ビッグバンドをきっかけに次第にジャズに魅了されていく様が描かれている。

Read Article

グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。

Read Article

Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜(ビューティフルライフ)のネタバレ解説・考察まとめ

Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜(ビューティフルライフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』とは、2000年1月にTBS系列で毎週日曜に放送された日本のテレビドラマ。腕はあるが人気のない美容師・沖島柊二と、病に侵され車椅子で生活する図書館司書・町田杏子の出会いと別れを描いた、切ないラブストーリー。平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%を記録。第26回放送文化基金賞本賞受賞し、主演の木村拓哉と常盤貴子の演技が高く評価された、平成中期の最大のヒット作である。

Read Article

マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

Read Article

サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サンクチュアリ -聖域-』は、2023年5月にNetflixで配信が開始されたオリジナルドラマである。大相撲を題材にした作品で、主演は一ノ瀬ワタル。脇を固める役者は染谷将太、小雪、ピエール瀧と、豪華な顔ぶれが揃う。相撲のセンスはあるが品性や礼儀は欠片もない不良少年・小瀬清が、相撲に真剣に取り組み、やがては各界を揺るがし始めるというストーリー。相撲の裏側をリアルに映し、相撲にかける力士たちの厳しい稽古と、熱すぎるまでの情熱が描かれ、世界で大ヒットを記録した。

Read Article

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

Read Article

ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

Read Article

歩いても 歩いても(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

歩いても 歩いても(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

兄の命日に久々に実家に集まった横山家。しかし次男の良多は父と折り合いが悪く、気が重い。食卓には母の作った手料理が並び、思い出話に花が咲く。そんな何気ない会話の中に、家族それぞれが抱えた事情が見え隠れする。どこにでもある家族の夏の一日を静かに繊細に描いた、是枝裕和監督の思いが詰まったホームドラマ。

Read Article

嫌われ松子の一生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

嫌われ松子の一生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。

Read Article

結婚できない男(まだ結婚できない男)のネタバレ解説・考察まとめ

結婚できない男(まだ結婚できない男)のネタバレ解説・考察まとめ

『結婚できない男』とは、2006年7月から9月まで放送された、独身中年を題材としたテレビドラマ。仕事もできて収入もあるが、皮肉屋で結婚したくない独身男性が、徐々に女性に心を開いていく過程を描くストーリー。主人公の桑野信介を演じるのは主演の阿部寛。また、本作の放送13年後の2019年10月から12月にかけて、続編『まだ結婚できない男』が放送された。53歳となった主人公がまだ結婚んできていない姿を描いた本作は、高視聴率を記録し、メディアでアラフォー独身男性の特集が組まれるなど社会現象となった。

Read Article

昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』とは、2014年にフジテレビの木曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は井上由美子が手掛ける。主演は上戸彩。その他、吉瀬美智子や斎藤工、北村一輝などが出演している。2017年に公開された映画版では、ドラマの3年後が描かれている。主婦の笹本紗和は夫と平凡に暮らしていたが、彼女が勤めるスーパーの駐車場で車上荒らしが発生したことをきっかけに、高校生教師の北野裕一郎と出会う。そして紗和は葛藤しながらも彼と不倫関係に陥り、やがて本気の恋愛へと発展していった。

Read Article

阪急電車 片道15分の奇跡(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

阪急電車 片道15分の奇跡(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『阪急電車 片道15分の奇跡』とは2011年に全国東宝系で公開されたハートフル群像劇映画である。有川浩が2008年に発表した連作短編集『阪急電車』を原作とし、 監督三宅喜重、脚本岡田惠和、主演中谷美紀で映画化された。同じ電車に乗り合わせた8人の乗客たちがそれぞれ少しずつ関わり合い、笑顔になっていくさまが描かれる。作品の舞台となる阪急電車の他、西宮市や宝塚市なども制作に協力し、地元愛が強く溢れた映画に仕上がっている。

Read Article

新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。

Read Article

大奥(2023年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

大奥(2023年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『大奥』とはNHK総合の「ドラマ10」枠で放送された、よしながふみ原作のテレビドラマで、男女逆転した大奥を描く物語である。2023年1月10日から3月14日まで放送。2023年3月度のギャラクシー賞月間賞を受賞している。原作はよしながふみによる漫画『大奥』で、2004年から2021年まで白泉社『Melody』にて連載されていた。舞台は謎の疫病により男の数が激減した江戸時代の日本。世の権力が男から女へと移っていく様、女将軍と支える大奥の男たちの物語を描いている。

Read Article

南極料理人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

南極料理人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『南極料理人』とは、西村淳の著書『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』を原作とした、2009年の日本映画である。海上保安庁に勤務する「西村」は、同僚スズキの代理で、南極観測隊として派遣されることになった。そこでは、様々な個性やクセを持った7人の隊員と共同生活を送らなければならない。初めは打ち解けずトラブルもある隊員たちだったが、次第に南極での生活を楽しみ始めることとなる。この映画は人との関わりを考えさせつつも、くすっと笑えるポイントが随所にちりばめられた、ヒューマンコメディ作品である。

Read Article

大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)』とは、TBS「金曜ドラマ」で2018年10月から12月までの間で毎週金曜夜10時から放送されたテレビドラマである。若年性アルツハイマーにおかされた女医と自分を忘れていく恋人を明るくけなげに支えていく元・小説家の10年にわたる愛の軌跡を描いた王道ラブストーリー。圧巻の演技力を誇る国民的大女優の戸田恵梨香が主人公を演じ、さらにドラマや舞台などで大活躍中の個性派俳優ムロツヨシが恋人役として出演している。実力を兼ね備えた二人の演技が話題となった作品である。

Read Article

DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。

Read Article

目次 - Contents