コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』とは、フジテレビで2008年7月に放送された医療ドラマである。脚本は林宏司と安達奈緒子。主演は山下智久で、新垣結衣や戸田恵梨香などが出演する。救命救急センターにフェローシップ研修でやって来た4人のフライトドクター候補生が、葛藤をしながら救急救命や災害医療に奮闘する作品。事故や病気などで重傷を負った患者の命に真摯に向き合い、仲間たちとぶつかったり支え合ったりしながら成長する姿を描く。本作は最高視聴率が21.2%を記録し、3rdシーズンまで制作された。

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の概要

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』とは、2008年7月3日から9月11日までフジテレビの木曜劇場枠で放送された医療ドラマシリーズである。脚本は1stシーズンと2ndシーズンは『医龍-Team Medical Dragon-』や『BOSS』などを手掛けた林宏司、3rdシーズンは『リッチマン、プアウーマン』や『失恋ショコラティエ』などを手掛けた安達奈緒子が担当する。主演は山下智久で、新垣結衣や戸田恵梨香などが出演する。救急救命センターを舞台に、フライトドクター候補生4人と1人のフライトナースが命と向き合い葛藤しながら、救急救命や災害医療に奮闘する姿を描く。医療の厳しい実態やドクターヘリに携わる人々の人間ドラマなどが見どころとなっている。本作は最高視聴率21.2%を記録し、3rdシーズンまで制作された人気作で、劇場版も大ヒットした。

翔陽大学附属北部病院救命救急センターに、専門研究制度・フェローシップでフライトドクターを目指す藍沢耕作(あいざわこうさく)、白石恵(しらいしめぐみ)、緋山美帆子(ひやまみほこ)、藤川一男(ふじかわかずお)の4人の若き医師が赴任する。彼らはフライトドクターになるべく奮闘するが、様々な苦難に直面することとなる。

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』のあらすじ・ストーリー

フェローたちの出会い

翔陽大学附属北部病院救命救急センターにフライトドクター養成研修・フェローシップの一環として、藍沢耕作(あいざわこうさく)、白石恵(しらいしめぐみ)、緋山美帆子(ひやまみほこ)、藤川一男(ふじかわかずお)の4人のフライトドクター候補生がやって来る。彼らが救命救急センターを案内されていた時、ドクターヘリで患者が運ばれてきた。先輩医師たちをフォローするため、藍沢は素早く患者の呼吸状態の悪化に対応し、白石は豊富な医療の知識の一端を披露する。その様子を見た救命センターのエースで、彼らの指導医である黒田脩二(くろだしゅうじ)は藍沢と白石にオペに入るよう命じ、足手まといになってしまった緋山と藤川には患者の家族への連絡などを指示した。そして黒田は「ドクターヘリでのミスは患者の死だ。ヘリに乗れる医師は重圧に耐えられる精神力と腕を持った者だけ。お前ら全員ライバルだ」と告げた。

その後、白石が候補生の中で最も早くドクターヘリに乗ることになる。しかしパニックになった白石は、患者を前に何もすることができなかった。黒田から「次はお前が乗れ」と指示された藍沢は、ドクターヘリの出動要請で現場へと向かい、機械に右腕が巻き込まれた若い作業員の右腕をやむを得ず切断する処置を施す。病院に戻ってきた藍沢に白石が腕を切断する際に何か感じたかと尋ねると、彼は「普通の病院の1年の経験がフライトドクターなら、1ヶ月でできるからすごい」と高揚した様子で語り、ヘリに乗って多くのミッションをこなし名医になると宣言する。そんな彼を白石は複雑な思いで見つめるのだった。

様々な困難に立ち向かうフェローたち

手を抜いた診察で患者を殺しかけてしまった藍沢はドクターヘリ担当から外され、代わりに緋山にチャンスが回って来る。喜ぶ緋山だったが、いざ現場に向かうと予想外の事態に対応できず、結局藍沢に助けてもらうこととなった。落ち込み涙を流す緋山を白石が励ます。一方、藍沢は診察ミスで患者を殺しかけてしまったことを反省し、患者の家族に自ら進んで謝罪した。

その後、救命センター部長の田所良昭(たどころよしあき)の提案により、フェローだけに当直を任せることになった。その日の深夜、運ばれてきた患者の容態が急変するが、黒田は到着に時間がかかることから藍沢が自分たちでオペをしようと提案する。何もしないで死なせるくらいならリスクを取るという藍沢に、緋山たちも賛同し、手術を手伝う。後に到着した黒田も手術に加わり、無事に患者の命が助かった。黒田は1人1人にダメ出ししながらも、患者の命を助けたことを褒め、彼らは喜んだ。

2度目のヘリに乗り込んだ緋山が冷静な対応で先輩から評価される一方、未だヘリに乗せてもらえない藤川は、黒田からフライトドクターは諦めて他の病院を探せと言い渡される。だが藤川はフライトドクターを辞めるつもりはなく、緋山や白石の前で「黒田に引導を渡してやる」と強がった。そんな藤川に藍沢はオペを手伝わせ、アドバイスをする。そして母親から励ましの手紙をもらった藤川は、思わず号泣するのだった。

それから藍沢、緋山、白石は着々とヘリで経験を積んでいく。病院に残ると決めた藤川も、周囲に支えられながら自分のやれることを見つけて奮闘していた。そんな中、藍沢の祖母である藍沢絹江(あいざわきぬえ)が転倒して大腿骨を骨折し、病院に運ばれてくる。藍沢は両親が幼い頃に離婚し、父方の祖母に育てられていた。しかし絹江は怪我のショックで認知症になり、彼のことを忘れてしまっていた。藍沢は辛い気持ちを押し殺し、淡々といつも通りに仕事をこなす。しかし症状が酷くなった絹江は「私のお金を返せ」と暴れ出し、藍沢は彼女を抑えて鎮静剤を打つ。そして藍沢は、黒田の指示でその日から絹江の面倒を見ることになる。翌日、絹江は再び「買いたいものがあるから金を返してくれ」と懇願し、藍沢は仕方なく彼女を車椅子に乗せて売店に行く。そこで絹江は次々にお菓子を手に取り、藍沢は困惑する。そんな彼に、絹江は「1人で頑張ってる耕作にお菓子をいっぱい買ってやると約束したんだ」と語る。藍沢は思わず号泣し、絹江を抱きしめるのだった。

後日、ボイラーの爆発事故があり、白石が黒田らと共にヘリで出動する。ところが工場内で鉄骨が崩れ落ち、白石を庇った黒田が右腕を挟まれて負傷してしまった。後から現場に向かった藍沢は黒田の指示を受けて、やむを得ずその場で彼の腕を切断する。黒田はすぐさま病院に運ばれ、藍沢とフライトドクターの森本忠士(もりもとただし)が緊急手術を行い、右腕の接合に成功する。だが右腕の大幅な機能回復は難しく、医師としてメスを握ることはできなくなってしまった。

白石は大きなショックを受けて精神的に追い込まれ、藍沢は黒田の右腕を切断したことは正しかったのかと悩んでしまう。そんな中、黒田の息子の健一(けんいち)が怪我をして病院に運ばれてくる。検査の結果、健一の脳に腫瘍が見つかり、黒田はやり切れなさと悲しみに打ちひしがれる。その夜、やって来た白石に対し、黒田は体調を気遣いながらも「お前らと出会わなければよかったな」とつぶやく。白石は逃げるように外へ飛び出すと、追いかけてきた藍沢に「黒田先生の人生を私がめちゃくちゃにした」と叫んで泣き崩れた。そして白石は部長の田所に辞表を提出する。田所は一旦それを預かり、「ここで逃げたら戻れなくなる」と彼女に伝えた。

そんな折、トンネルで多重衝突事故が発生し、多数の死傷者が発生。藍沢や白石、緋山だけでなく、藤川も初めてヘリで現場へと向かい患者の処置にあたる。そんな中でトレーラーの積荷の下敷きになっている男性を白石が処置していたが、トラックからガソリンが漏れていつ引火してもおかしくない状態となり、消防隊長から避難指示が入る。しかし白石は、今男性に処置を施さなければ救える命が救えなくなるため、男性を置き去りにすることを拒む。そこで藍沢はレスキューが男性を救出するまでの10分間、処置を施し、彼の命を救った。

後日、黒田は白石に「もう事故のことを気に病む必要はない。誰より多くヘリに乗れ」と声をかける。白石はその言葉に頷き、田所に提出した辞職届を返してもらった。一方、藍沢は黒田の腕を切ったことで、これまでに感じなかった様々な迷いが生じていた。そんな藍沢に黒田は「腕を切ったのがお前で良かった」と告げ、藍沢のおかげで生きて息子に会えたことに感謝した。

その後、列車の脱線事故が発生する。フェローたちも現場に急行し、患者の対処を行う中で緋山が列車の部品の下敷きとなり、心臓破裂の大怪我を負ってしまう。緋山は藍沢らの救命措置によって一命をとりとめたが、2ヶ月ほどフライトドクターとしてのブランクができてしまった。藍沢たちがフェローになってから1年3ヶ月が経過し、どんどんヘリでの出動回数を増やしていく中、他のフェローたちに後れを取っている緋山は焦りから後遺症を誤魔化して仕事を続ける。そのことに唯一気づいた白石は緋山を説得しようとするが、緋山は「仕事は休めない」と拒否する。しかし様々な患者と接することで気持ちが変化した緋山は、心臓カテーテル手術を受けて無事に成功した。

そんな中、翔北病院に入院していた黒田はフェローたちに別れも告げずに、リハビリのために他の病院へと移ることになる。そして翔北病院本院から橘啓輔(たちばなけいすけ)が黒田の代わりにフェローの指導医に任命され、藍沢たちがフライトドクターに相応しいか見極めることとなる。

藍沢の過去に新事実が発覚

藍沢の祖母である絹江は、リハビリや精神的ケアのおかげで認知症が回復し、藍沢のことを思い出す。そして退院後は施設に入ることになったが、肺炎を起こして再び入院することとなる。入院中、絹江が鎮痛剤を打った際にうわ言で「お前が夏美を殺した」と藍沢の母の名前をつぶやく。藍沢は母が事故で亡くなったと聞かされていたため、絹江の言葉に疑問を抱く。さらに山田一郎という男が絹江の見舞いに何度か訪れていることを知った藍沢は、そのことを絹江に尋ねるが、彼女は何も話さなかった。実は山田一郎の正体は、絹江の息子で藍沢の父親である藍沢誠次(あいざわせいじ)だった。誠次は絹江に、藍沢には死んでいることにしてほしいと頼んでいたため、偽名を使ってこっそり見舞いに訪れていたのだ。そのことを知った藍沢は、母の死の真相について聞くため、誠次の元を訪れる。誠次は母の死について、マンションの給水塔で母が雲を眺めていた時、古い柵が壊れて彼女が転落してしまったと説明する。絹江も藍沢にそう伝えるが、彼は信じておらず「嘘ばっかりだな」と吐き捨てた。

後日、誠次は藍沢に手紙を渡す。それは母が誠次に宛てた手紙で、その内容を見た藍沢は自分のせいで母が自殺したと感じてショックを受ける。そして藍沢は誠次と会い、彼に母が死んだ経緯を聞く。夏美と誠次は以前同じ研究職に就いていた。しかし優秀な夏美に嫉妬した誠次が子供を妊娠出産させ、キャリアに遅れを出させて彼女を引きずり下ろすことを考える。だが出産の際に、夏美は弛緩出血が原因で子宮を摘出して2度と子供を産めなくなり、精神を病んでしまった。誠次は自分の存在が負担になると感じて離婚を決意し、夏美の側を離れたが、彼女は自殺を図ってしまったようだ。それを聞いた藍沢は「あなたを最低だと思った。こんなことなら再会しなければよかった」と誠次に言い放つのだった。

一方、緋山は脳死状態の男子の延命を中止した際に母親に書面での同意を得なかったことが問題となり、1ヶ月の謹慎処分となる。患者に寄り添うためにしたことがトラブルに発展してしまった緋山は心に傷を負ってしまい、患者と接することが怖くなる。だが後に発生した飛行機事故での救命作業や橘の支えにより、無事にトラウマを克服した。

そしてフェローの終了認定の日がやってきて、藍沢、白石、藤川はフライトドクターに認定される。緋山は謹慎や入院の影響でフライトドクターに認定されなかったが、再び翔北救命救急センターで1年をやり直すこととなる。白石と藤川がフライトドクターとして勤務する一方、藍沢は心臓外科を経験してから救命に戻ると決意し、翔北脳外科で働くこととなった。

それから藍沢は絹江と母の墓参りに行く。そこには誠次の姿があり、藍沢は彼と母の墓に手を合わせる。そして誠次と真正面から向き合った藍沢は、いつも命日を外して墓参りしていた彼に「来年は命日に来てほしい」と告げるのだった。

新人フェローが加入

10年後、藍沢は翔北病院で脳外科医として高みを目指して日々オペを行う。一方、白石は翔北救命救急センターでフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘する。藤川は白石と共に翔北救命救急センターを支える整形外科専門の救命医となり、緋山は翔北病院を離れて周産期医療センターで産婦人科医となっていた。そんな中、救命センターに新たにフライトドクターを目指すフェローたちが3人やって来る。彼らは全く使い物にならなかったが、人材不足なので白石も必死で戦力として育てようと努力していた。しかし救命センターの医師が辞めることとなって深刻な人手不足に陥り、緋山が翔北救命センターに戻ることとなる。藍沢はトロント大学の臨床医師の推薦候補に挙がったこともあり、救命に戻るつもりはなかったが、自分のため白石のためにも戻ることを決意した。

藍沢が以前担当していた患者の天野奏(あまのかなで)は、将来を期待される14歳の天才ピアニストである。しかし彼女の脳は腫瘍に侵されており、手術をすれば命は守られるものの、ピアノが弾けなくなってしまう可能性が高い。両親は手術を望んでいるが、奏は手術を拒否し続けていた。そんな彼女が痙攣を起こして入院することとなり、手術を避けられない状況となってしまう。藍沢は「必ずピアノを弾き続けられるようにする」と約束し、奏も彼が執刀することを条件に了承して無事に手術を成功させたが、手の麻痺は残ってしまった。奏は命よりも大切なピアノを奪われ、涙を流しながら藍沢を責める。藍沢は奏を救えなかったことを悔やみ、トロント大の推薦話を辞退してしまう。

一方、新人フェローたちは経験を積んで少しずつ成長していく。そんな中、新人フェローの1人である灰谷俊平(はいたにしゅんぺい)はドクターヘリで出動した際に現場に急ぐあまり、「早く降りてもらうことはできないか」とパイロットを急かしてしまう。「医師がパイロットに指示することは許されない」と白石が灰谷に注意した直後、ヘリが着陸に失敗。幸い白石たちは無事だったものの、この事故でヘリが飛べなくなり、患者が1人亡くなってしまった。白石はすでに患者は手遅れだったとフォローするが、灰谷は自分のせいで患者が亡くなったと気に病んで、不眠症になってしまう。そして大量の睡眠薬を摂取して駅のホームから転落するという自殺未遂を起こしたが、命に別状はなかったため、すぐに職場に復帰した。復帰後は何度も同じことを確認する強迫性障害の症状が出ていたが、他の新人フェローたちと一緒に容態が急変した患者を救って藍沢に褒められたことで少し自信を取り戻し、症状が緩和する。しかしヘリの事故が原因で、灰谷は心的外傷後ストレス障害のPTSDを発症し、ヘリに乗れなくなってしまった。

そんな中、地下鉄開通前の線路内で崩落事故が発生し、灰谷を除く救命チームが総動員で現場へと向かう。ところがそこで再崩落が起こり、地下にいた藤川が瓦礫に埋もれてしまう。一時は命の危機に瀕した藤川だったが、藍沢の処置により、何とか一命をとりとめた。フライトナースの冴島はるか(さえじまはるか)と交際中の藤川は、以前恋人を病気で失った彼女から「もう大切な人が亡くなるのは嫌だから、危険な救命の仕事を辞めてほしい」と言われていた。そのため藤川は、この事故をきっかけに救命を辞めて元々働いていた整形外科の医師に戻ろうとする。しかし冴島から、自分のやりたいことをやってほしいと言われ、結局救命に復帰することになった。さらに緋山は以前勤めていた周産期医療センターに、医局長として戻ることになる。白石は上手く救命センターをまとめられない不甲斐ない自分に悩んでいたが、自分なりの救命センターを作ることを決意する。そして1度はトロント大の推薦話を断った藍沢は白石の説得や、奏から「リハビリを頑張ってまたピアノを弾けるようになりたい」と前向きな言葉を聞いたことで安心し、トロント大学に行くことを決意するのだった。

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の登場人物・キャラクター

主要人物

藍沢耕作(あいざわこうさく/演:山下智久)

本作の主人公。救命センターの医師でフライトドクターである。幼い頃に両親が離婚し、父方の祖母に育てられた。祖母が翔北病院に入院したことをきっかけに、父親が生きていたことや母親が自殺したことを知ることとなる。奨学金で国公立の上越大学医学部を卒業し、上智大学附属病院を経て長岡救命センターで2年間勤務。フライトドクターを目指すために翔北救命救急センターにやって来る。常に冷静沈着で物怖じせず、自分の腕を磨くことに貪欲で患者に感情移入しない。そのため先輩医師の黒田脩二(くろだしゅうじ)からも「生まれながらの外科医」と評価されている。腕は一流で、翔北救命に赴任した初日から他のフェローが戸惑う中で冷静で的確な処置を施していた。患者やその家族の心情にはドライな面があったが、黒田の右腕を切断したことで自分の処置が患者の人生を左右する重みを実感し、迷いや心の痛みが生まれる。そして徐々に患者に寄り添うようになり、誰かのために医者でありたいと考えるようになる。フェロー課程卒業後は翔北病院の脳外科の医師となり、トロント大学の臨床医師として推薦され、悩んでいたものの最終的にトロント大学に行くことを決意した。

白石恵(しらいしめぐみ/演:新垣結衣)

救命センターの医師で、フライトドクターである。明邦医科大学病院から翔北病院救命救急センターのフライトドクター候補生となる。父は明邦医科大学の教授である。お人好しで生真面目な性格。優等生で暇さえあれば医学書を読んでおり、豊富な医療の知識を持つ。翔北救命に赴任した初日は豊富な医療の知識を持つことを黒田に評価され、フェローの中で最初にドクターヘリに乗ることを許されたが、予想外の事態に困惑して何もできずに終わる。その後は経験を積んで徐々に成長していったが、ボイラー爆発事故の現場で消防の安全確認を受けずにボイラー室に入り、追いかけてきた黒田が彼女を庇って右腕を切断する大怪我を負ってしまう。黒田の医師としての人生を奪ってしまったことに大きな責任を感じ、医師を辞めることも考えるが、周囲の医師の支えや黒田から「誰より多くヘリに乗れ」と激励されたことにより辞表を撤回した。その後は必死に仕事に励んで強い意志と的確な判断ができる医師に成長し、フェロー課程卒業後は翔北救命に残り、フライトドクターのスタッフリーダーとなる。リーダーシップもなく、すぐにへこんでしまうと悩んでいたものの、橘や緋山などの支えもありながら新人フェローたちを上手くサポートして自分なりの救命を作り上げていくと決意した。

緋山美帆子(ひやまみほこ/演:戸田恵梨香)

救命センターの医師で、フライトドクターである。聖秀大学附属病院で2年間の研修を経て、翔北救命のフライトドクター候補生となる。ガサツで競争心が強く、思ったことをハッキリ言う性格のため内向的でお人好しな白石と意見が食い違い度々ぶつかることがあるが、昼ごはんは一緒に食べることが多く徐々に絆が生まれていく。根は優しく情に脆いところがあり、患者に感情移入しすぎてしまう。ドクターヘリでの初出動時は想定外の出来事に対処できなかったが、黒田や先輩医師の三井環奈(みついかんな)の下で成長する。列車脱線事故の現場で高所から落下して瀕死の重傷を負ったが、黒田や藍沢の処置により一命をとりとめる。勤務に復帰した後は遅れを取り戻すために後遺症に苦しみながらも、症状を誤魔化して働き続けていたが、白石に後押しされて手術を受けた。その後は健康な状態になったものの、脳死状態の男の子の延命を中止する際に、母親から書面での同意を得なかったことが問題となる。何とか訴訟を免れたが、1か月の謹慎処分となり、これが原因で患者と接することがトラウマになってしまう。しかし飛行機不時着事故で出会った患者や、先輩医師の橘啓輔(たちばなけいすけ)の支えによりトラウマを克服する。入院や謹慎のブランクでフェロー課程を卒業できなかったが、フェロードクターとして翔北救命で勤務を続けた。その後は青南周産期母子医療センターの産婦人科医として働き、人手不足解消のために翔北救命に戻った後、再び周産期母子医療センターに医局長として推薦されて戻ることとなった。

冴島はるか(さえじまはるか/演:比嘉愛未)

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まともじゃないのは君も一緒(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『まともじゃないのは君も一緒』とは2021年3月19日に公開されたヒューマンドラマ映画である。人とのコミュニケーションが苦手な数学一筋の予備校教師・大野康臣と、予備校に通う恋愛をしたことは無いが恋愛の知識だけ豊富な女子高生・秋本香住。2人は交流を重ねる中で、「普通」とはなにかについて模索していく。性格が真逆な香住と大野によるテンポの良い思わずクスッと笑える会話劇もこの映画の魅力の1つだ。

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るろうに剣心 京都大火編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心 京都大火編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『るろうに剣心 京都大火編』(るろうにけんしん きょうとたいかへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた長編エピソード「京都編」の前半を映画化したもの。人気悪役の志々雄真実を実力派の藤原竜也が演じることで話題となった。 伝説の人斬り緋村剣心が新たな道を踏み出した頃、京都では凄腕の剣客にして野心家の志々雄真実が明治政府打倒のために活動を開始していた。剣心と仲間たちは、志々雄の打倒を目指してそれぞれに動き出す。

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エンジン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

エンジン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エンジン』とは、2005年にフジテレビの月9枠で放送された木村拓哉主演のドラマ。レーサーの神崎次郎はヨーロッパのチームに所属していたが、トラブルを起こし解雇されてしまう。その後日本に帰国するも、所属先が決まらず実家である養護施設で暮らすこととなる。挫折を味わい1度はレースを諦めるが、共に施設で暮らす子供達の為レースへ復帰するまでを描いたドラマである。脚本は数々のヒット作を手がけた井上由美子であり、木村拓哉主演の作品は2作目となる。

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池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。

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バトル・ロワイアル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バトル・ロワイアル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バトル・ロワイアル』は高見広春原作の小説を映画化作品で、アジア某国で施行の「BR法」により選ばれた中学生達のサバイバルゲームを描き、2000年に劇場公開。監督は映画『仁義なき戦い』シリーズ等の巨匠・深作欣二監督。また、藤原竜也や柴咲コウといった俳優が作品を彩り、演技を競う。この作品のキャスト・スタッフは「第24回日本アカデミー賞」「第43回ブルーリボン賞」等を受賞した。2001年には、『バトル・ロワイアル【特別篇】』が、2010年には3D映画版『バトル・ロワイアル3D』が劇場公開された。

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あなたの番です(あな番)のネタバレ解説・考察まとめ

あなたの番です(あな番)のネタバレ解説・考察まとめ

『あなたの番です』とは、日本テレビ系にて2019年4月から9月まで放送された全20話のミステリードラマである。キウンクエ蔵前というマンションに引っ越してきた新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。第1章、第2章で構成された2クール半年間に渡って放送され、テレビ放送と連動して、『扉の向こう』というスピンオフがHuluにて独占配信されている。

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ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。

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LIAR GAME(ライアーゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

LIAR GAME(ライアーゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『LIAR GAME』とは2005年より甲斐谷忍が『週刊ヤングジャンプ』で連載していたサスペンス漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品。「バカ正直のナオ」と呼ばれる女子大生・神崎直(かんざきなお)が、巨額の金を賭けた騙し合いのゲーム「LIAR GAME(ライアーゲーム)」に巻き込まれ、天才詐欺師・秋山深一(あきやましんいち)とともにライアーゲームを戦い抜く姿を描いている。2007年4月にフジテレビ系列でドラマ化され、2009年11月にシーズン2が放送された。

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愛の渦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

愛の渦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『愛の渦』(映画)とは劇団「ポツドール」の主宰者であり劇作家として活躍中の三浦大輔が監督を務めた、セックスが題材の成人向け映画作品である。戯曲『愛の渦』は岸田國士戯曲賞受賞。待望の映画化に注目が集まった。舞台はとあるアパートの一室。そこはセックスを目的に集まった男女が乱交パーティーを行う裏風俗だ。集まったのはニートや女子大生、保育士にサラリーマンと見ず知らずの男女10名。肉欲に溺れる男女と交錯する人間模様を浮き上がらせた、セックスがテーマの映画となっている。

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リーガルハイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リーガルハイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リーガルハイとは、古沢良太の脚本によるテレビドラマ。裁判で無敗の最強弁護士・古美門研介と正義感が強い新米弁護士・黛真知子が繰り広げるコメディータッチの弁護士ドラマである。裁判に勝つためなら何でもする古美門と依頼者の気持ちに寄り添う黛との噛み合わないやり取りは見ものである。また、登場人物のキャラが濃く仕上がっていて見所満載である。

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名前をなくした女神(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

名前をなくした女神(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『名前をなくした女神』とは、2011年4月から6月までフジテレビ系列で放送された、杏主演のママ友たちのドロドロした関係をテーマにしたテレビドラマ。キャッチコピーは「ようこそ、ママ友地獄へ。」。新たに引っ越して来た秋山一家の主婦侑子と息子の健太は、幼稚園のママ友との確執や事件に巻き込まれていく。お受験を控えたママ友たちの間で繰り広げられる嫉妬、見栄、嘘、裏切りなど、複雑な人間関係を描いている社会派ドラマである。本作は杏の連続ドラマ初主演であり、EXILEのKEIJIのドラマ初出演作でもある。

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おもひでぽろぽろ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

おもひでぽろぽろ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『おもひでぽろぽろ』とは、1991年公開のスタジオジブリ作品である。監督・脚本は高畑勲。制作プロデューサーとして宮崎駿も参加している。ひとり旅に出た27歳の私が“小学5年生のワタシ”と一緒に、それまでの歩みを振り返るストーリー。 声優として今井美樹や柳葉敏郎が参加していることも上映当時には話題となった。 キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。

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ハゲタカ(Hagetaka)のネタバレ解説・考察まとめ

ハゲタカ(Hagetaka)のネタバレ解説・考察まとめ

ハゲタカとは、日本人作家・真山仁の経済小説を原作にしたテレビドラマ・映画。2007年にNHKで全6話が放送されている。日本企業買収の使命を帯びて、米国投資ファンドの敏腕マネージャーの鷲津が帰国し、企業の社長や銀行とのマネーゲームが繰り広げられる。鷲津は企業を救うために模索するが、その気持ちとは裏腹に金が悲劇を巻き起こす。ドラマが国内外で高い支持を受けたことで、映画化もされた。

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ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ

ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロングバケーション』とは、1996年4月から6月まで毎週月曜日21:00から、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と山口智子で、その他松たか子や竹野内豊など、人気俳優が脇を固める。ピアニストを目指す瀬名秀俊と、モデル崩れの葉山南がひょんな事から一つ屋根の下に住むことになり、互いに惹かれていくストーリー。脚本は人気脚本家の北川悦吏子。略称は「ロンバケ」。最高視聴率36.7%を記録し、第34回ギャラクシー賞選奨にも選出された。

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リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『リバース』とは、2017年4月から6月まで放送された湊かなえのミステリー小説が原作のテレビドラマである。主人公の深瀬和久は、10年前に大学時代の友人たちと卒業旅行に行った際、親友・広沢由樹が失踪し、遺体となって発見された。10年前の事件について深瀬たちに何者かが告発文を送りつけられ、その犯人を突き止めていくミステリー。現在と過去を交互に描いていくストーリーが、人気を博した。

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愛がなんだ(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

愛がなんだ(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『愛がなんだ』とは、角田光代による恋愛小説、およびそれを原作とした今泉力哉監督による実写映画作品。 映画作品では、岸井ゆきのが主役のアラサーOL・テルコを、成田凌がテルコの片思い相手であるマモルを演じ、独立系の低予算作品としてはあまり例を見ないロングランヒットを記録した。テルコはマモルに一目惚れをしてからマモル一筋の毎日を送るが、マモルはテルコのことを都合のいい女と思っている。テルコとマモルのどうしても埋まらない距離感がリアルに描かれている。

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ランチの女王(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ランチの女王(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ランチの女王』とは、2002年にフジテレビ系の月9枠で放送されたドラマ。主演は竹内結子。その他、妻夫木聡、山下智久、山田孝之などが出演している。ランチタイムに洋食店を訪れた麦田なつみが、ひょんなことからその店で住み込みで働くことになる。洋食店を舞台に、なつみと男四人兄弟の恋愛模様や交流を描いたラブコメディ。脚本は『カバチタレ』や『青天を衝け』を担当した大森美香などが手掛けている。第34回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞や主演女優賞などを獲得した。

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貞子 vs 伽椰子(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

貞子 vs 伽椰子(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『貞子 vs 伽耶子』とは2016年に公開された日本のホラー映画。共に一世を風靡したジャパニーズホラー映画『リング』シリーズの「山村貞子」と『呪怨』シリーズの「佐伯伽耶子」の最恐二大ヒロインが共演を果たした。監督は白石晃士。女子大生の倉橋有里の親友・夏美は偶然手に入れた「呪いのビデオ」を見てしまう。一刻も早く「見たら二日後に死ぬ」呪いを解かなければならない。一方「呪いの家」が気になって仕方ない女子高生・高木鈴花。蔓延してゆく強力な呪いを解くためにはバケモンとバケモンをぶつけるしかないのだった。

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逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)のネタバレ解説・考察まとめ

逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)のネタバレ解説・考察まとめ

『逃げるは恥だが役に立つ』とは、海野つなみによる同名コミックスを原作に作られ、2016年にTBS系「火曜ドラマ」枠で放送された恋愛ドラマである。星野源演じる津崎平匡と、新垣結衣演じる森山みくりが「契約結婚」という結婚生活のあり方を描いた社会派ラブコメディ。「逃げ恥」の愛称で親しまれ、最終回後も「逃げ恥ロス」など社会現象を引き起こした。また、2019年には朗読劇として舞台化されている。

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SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。

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