僕と彼女と彼女の生きる道(僕カノ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕と彼女と彼女の生きる道』とは、2004年にフジテレビ系の「火曜22時」枠で放送されたテレビドラマ。主演は草彅剛。銀行員の小柳徹朗は妻から離婚話を切り出され、妻が置いていった一人娘・凛と2人で暮らすことになる。子供にずっと無関心だった徹朗であったが、やがて娘の大切さに気づき親子の関係を築いていく。『僕シリーズ3部作』の2作目であり、親子の絆をテーマにした内容が大きな反響を呼んだ。また、娘役を演じた美山加恋の作中での「はい」というセリフが話題となった。
『僕と彼女と彼女の生きる道』の概要
『僕と彼女と彼女の生きる道』とは、2004年1月6日から3月23日まで毎週火曜日22:00からフジテレビ系の「火曜22時」枠で放送されたテレビドラマ。主演は草彅剛。本作は草彅剛が全て主演を務める『僕シリーズ3部作』の2作目ということで話題となった。また、ドラマの平均視聴率は20.8%、最高視聴率は27.1%を記録し、いずれも3部作の中で最も高く、草彅にとっても自身最大のヒット作となった。娘役を演じた当時子役の美山加恋は、本作が出世作となり第40回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞および新人賞を受賞している。
親子の絆をテーマにしたドラマだが一般家庭でも起こりうる家庭問題を一つ一つ解決していくストーリーが多くの反響を呼び、草彅剛演じる父親と美山加恋演じる娘が徐々に絆を深めていく微笑ましさと切なさが話題となった。また、娘役を演じた美山加恋の作中での「はい」というセリフが話題となった。脇を固める大杉漣や小日向文世、浅野和之、長山藍子といった大物俳優陣は他の『僕シリーズ3部作』にも出演している。
銀行員の小柳徹朗(こやなぎてつろう)は妻から離婚話を切り出され、妻が置いていった一人娘・凛(りん)と2人で暮らすことになる。仕事人間の徹朗は子供にずっと無関心であったが、娘との2人暮らしの中でやがて娘の大切さに気づき親子の関係を築いていくヒューマンストーリー。
脚本は『救命病棟24時』『ナースのお仕事』などの代表作がある橋部敦子が担当。『僕シリーズ3部作』はいずれも大ヒットとなった。
また、同年の2004年9月には特別編の『プレミアムステージ特別企画 僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル』も放送されるといった大ヒットドラマである。
『僕と彼女と彼女の生きる道』のあらすじ・ストーリー
離婚の朝
ある朝、小柳徹朗(こやなぎてつろう)は仕事に行く前に、妻の小柳可奈子(こやなぎかなこ)から離婚話を切り出される。突然のことに動揺する徹朗であったが、仕事に行く時間だったため「帰ってからゆっくり話そう」と伝え、家を出る。しかし、徹朗が仕事から帰ると荷物とともに可奈子の姿はなかった。
朝起きると、一人娘の小柳凛(こやなぎりん)がいた。可奈子は娘を置いて出ていっていた。徹朗は驚くも、とりあえず準備をして2人で出かける。妻はずっと電話にでない。イライラが募る徹朗。その間、家には凛の英語の家庭教師・北島ゆら(きたじまゆら)と可奈子の母で凛の祖母になる大山美奈子(おおやまみなこ)が来ていた。美奈子は徹朗に自分が凛を預かることを提案する。徹朗は安心して、凛に美奈子の家で生活することを伝えると、凛は泣いてしまう。なぜ泣いたのは分からない徹朗は、驚いて何も言えなくなった。
職場では上司の井上啓一(いのうえけいいち)に期待されている徹朗は、仕事中に凛から電話があってもそっけない態度を取っていた。また、家でハーモニカの練習をしている凛に、「うるさいんだよ」と怒鳴ることもあった。
ある日、凛は腹痛に襲われ仕事中の徹朗に電話を掛けるも、徹朗は出なかった。ゆらが代わりに凛を病院に連れて行く。凛は便秘だった。徹朗は、病室の凛に謝るも凛から「おばあちゃんの家に行きます」と言われてしまう。徹朗はゆらから「ホッとしてるんじゃないですか」と言われる。徹朗は図星でホッとしていた。
家に帰って自分の部屋で仕事を始めた徹朗は、手を止め「俺は一体、何を守ろうとしてるのだろう」と思った。
別れの理由
凛は母親の可奈子が出て行ったのは、自分が良い子じゃなかったからだと思い込んでいた。
ゆらは徹朗にそのことを伝えるが、「自分に色々と指図するな」とゆらに対して腹を立てる。そのうち、凛は徹朗を無視するようになった。
徹朗の父・小柳義朗(こやなぎよしろう)は厳格な亭主関白タイプで、徹朗は父に妻の話をまだしていなかった。また、徹朗は家族団らんの思い出がなかったため、凛との接し方がわからなかった。
ある時、凛は家で雷が怖くてゆらに電話を掛けた。ゆらは徹朗に電話を掛けるも、「仕事でまだ家には帰らない」と言ったため、ゆらが凛の元に駆けつけた。帰宅した徹朗に怒るゆらだったが、徹朗は「家庭教師の北島さんには、大きな組織で働くことが分からないでしょ」と突き放す。しかし、ゆらは家庭教師をする以前、外資系の証券会社で働くキャリアウーマンだった。
徹朗はようやく、可奈子と会って話をすることができた。可奈子は離婚したい理由について、「私はあなたの家政婦だった。これ以上、一緒にいたくない」と説明した。可奈子は、さらに「私、凛のことを愛していない」と言った。可奈子の言葉を聞いて、愕然とする徹朗。徹朗は、「俺も娘を愛していない。娘はなんのために生まれてきたのだろう」と思った。
徹朗はゆらに「俺は凛の父親としてまず何をしたらいい」と聞く。ゆらは「ハーモニカを買ってください」と答える。
徹朗は自分用のハーモニカを買って、凛と一緒にハーモニカの練習をすることを決める。
悲しき抱擁
徹朗は凛に、「おばあちゃんの家に住むのは、学校の音楽会が終わってからにしよう」と伝える。そして、正式に離婚届を提出した。
徹朗は家で少しずつ凛と話すようになり、母親と離婚したことを凛に伝える。
休みの日、徹朗は凛と一緒にハーモニカの練習をする。しかし、学校の音楽会ではうまく吹けずに凛は皆の前で泣いてしまう。
徹朗が家に帰ると凛が泣いていた。徹朗は初めて凛を抱きしめた。凛は、落ち着いて泣き止んだ。
ある日、徹朗と凛は動物園に出掛ける。動物園を楽しんだ2人はベンチに座って休憩をする。しかし、そのベンチはペンキ塗りたてだった。2人は顔を見合わせて笑った。徹朗は「ただそれだけで心が温かくなった」と思った。徹朗にとって、そんな気持ちは初めてだった。徹朗は動物園で凛に「このままお父さんと暮らさないか」と言った。凛は「はい」と答えた。徹朗は凛とはじめて手を繋いだ。
愛おしい娘
徹朗は仕事が忙しい中、凛の学校の成績が落ちていることに悩む。ゆらにお願いして英語以外の家庭教師の回数を増やすことにする。
会社では徹朗は営業成績トップだった。同僚の宮林功二(いまばやしこうじ)とは仲良くしているが、部下の岸本肇(きしもとはじめ)には「お前は黙って俺の言う通りにしておけばいいんだ」と厳しく指導していた。義朗が昔から同じようなことを言っていたことから父の影響を受けていると思っていた。そんな義朗もようやく定年の日を迎えるが、徹朗はよりによって父の定年の日に離婚したことを話した。義朗は驚いて呆れ返る。
凛は学校でまだ逆上がりできなかったことから、徹朗と毎朝の特訓が始まった。自然と2人の時間が増えていった。
ある日、凛がついに逆上がりができるようになる。徹朗は凛を抱き上げ大喜びした。そして、徹朗は感動して泣いた。
徹朗は凛を見つめ、そして定年退職した義朗のことを考えながら、「親父が今までの人生で守ってきたものが、何なのか俺にはわからない。でも、俺にわかっていることが一つだけある。この子が、何よりも愛おしい」と思った。
娘のために
凛は学校で靴や体操着袋を隠されていじめられていた。体操着袋は母親から作ってもらった物だったことから、ショックで泣いてしまう。
徹朗は、仕事と家庭の両立で営業成績が下がっていた。凛が体調を崩した時には会社を休むようになる。さらに、夜にある接待から自分を外してほしいと井上に相談する。徹朗のことを高く評価していた井上は呆れてしまう。
学校で物が無くなったままの凛だったが、担任の石田和也(いしだかずや)は真剣に考えようとしていなかった。徹朗が何回も学校に行くが、自分の立場を大事にしまともに話を聞かない石田に対してついに徹朗は声を荒げて「本気で子どもに話をしてください」と言う。徹朗は、「解決しないなら、凛が安心して学校に行けるようになるまで毎日来ます」と言って学校を後にする。必死に自分の立場を守る石田を見て、まるでついこの間までの自分を見ているかのように感じる徹朗。
徹朗は土手の近くで凛の体操着袋を見つける。喜びのあまり、勢いでゆらに電話をかける。体操着袋が見つかって喜ぶ凛を見て、徹朗は会社を辞めることを決意する。
娘との旅
徹朗は会社を辞めることを井上に伝える。
井上は怒りながら「子どもなんてすぐ大きくなる。辞めたことをいづれ後悔する」と言った。
担任の石田が凛の靴と下敷きを見つけて、自宅に持ってきた。そして、徹朗に対して至らない点があったと謝罪した。
徹朗は現在勤めているみどり銀行から、新しくニコニコ信用金庫に入ることが決まる。そんな折、同僚の宮林から飲み会に誘われるが、みどり銀行を辞めることを知られると初対面の女性たちからガッカリされてしまう。
凛は、夜中に「お母さん」と言って泣くようになる。そしてそのまま不登校になってしまう。徹朗は気分転換に凛を雪山に連れていく。旅先で徹朗は凛に会社を辞めたことを伝える。徹朗は凛に「お父さんは、もっと凛と一緒にいたいんだ」と話した。
旅先から帰ると凛は、ランドセルを背負って学校に行くことを決意する。凛は徹朗と一緒に学校に行くと、石田が校門で待っていた。そして、凛は勇気を出して校門をくぐった。
義朗が足を骨折して入院したため徹朗は見舞いに行くも、義朗は同部屋の人に徹朗の仕事を自慢していた。徹朗は後ろめたさから病室に入れなかった。帰宅中、徹朗に井上が飛び降りたとの連絡が入った。
元妻の復讐
井上は人事異動で昇任できなかったことから、自殺をはかったが意識は回復する。
徹朗は凛や井上のことなど周りのことで、ゆらとこまめに連絡を取るようになる。
徹朗は井上の見舞いに行くと、井上は出世争いに負けたことで退職を決意していた。そして、徹朗の前で悔し涙を流した。しかし、井上は夜中に容態が急変して亡くなる。
徹朗は「人は彼が負けたと言うだろう。でも、彼が安らかに眠りについたと信じている」と心の中で思った。
井上のことで元気がない徹朗の部屋に、凛が「眠れない」と言ってやってくる。凛は徹朗のベッドに入る。徹朗は、凛を抱きしめて「お父さんの子どもに生まれてきてくれてありがとう」と伝える。
徹朗はようやく義朗に仕事を辞めたことを話す。義朗は理解できず、激怒する。次の仕事の準備をしていた徹朗だったが、転職先の信用金庫から勤務時間帯の条件が厳しくなったと告げられる。違う部署への採用を提案されるが、凛のためにどうしても残業がない条件を変えることができず、就職の話がなくなってしまう。
そんな折、可奈子から家に電話がかかる。電話に凛が出ると、可奈子は「お母さんは凛を迎えに行く」と言った。
凛を返せ!
凛は仕事先も決まらなく元気がない徹朗を心配する。そして、ゆらに「お父さんとお母さんの3人で住みたい。どうして3人はだめなの」と聞く。ゆらは困ってしまう。
徹朗は可奈子と会う。可奈子は美術関係の仕事をしていた。可奈子は、仕事が落ち着いたら凛を迎えに行くことを徹朗に伝える。しかし、徹朗は「凛は渡せない」と強く伝える。凛は徹朗が話しても、家族3人で絶対に暮らしたいと納得しなかった。
可奈子は、ビジネスホテルで美奈子と久しぶりに再会する。美奈子は、可奈子に会うとすぐに可奈子の頬を叩いた。美奈子は、可奈子が凛を置いて出て行ったことに腹を立てていた。可奈子は泣きながら謝った。
凛は学校で、友達がお母さんから作ってもらった手提げ袋を地面に投げつけてしまう。徹朗は学校に出向き、石田に謝罪をする。帰り道、凛は徹朗に3人ではもう暮らせないことは理解できたと伝える。複雑な気持ちの徹朗はゆらに、今の自分なら妻とやり直せることができるかと尋ねる。ゆらは、徹朗に好意を抱いていたため、ショックを受ける。ゆらはショックを受けながらも「やり直せるならそれがいい」と答える。そして、ゆらは家に帰り1人で泣いてしまう。
徹朗は可奈子を家に呼ぶ。そして、可奈子に対して「もう一度、ここで3人で暮らさないか」と提案する。
和解
徹朗から3人で暮らすことを提案された可奈子は呆れてしまう。そして、徹朗に対して「自分の人生を考えた時にあなたはいない」と伝える。徹朗は無理は承知の上で、「凛には父親と母親が必要だ」と食い下がる。しかし、可奈子は二度と3人で暮らすつもりはなく、徹朗に「どうしても凛を譲らないなら家庭裁判所に頼む」と言う。
徹朗は新しい職場がなかなか決まらず、洋食屋で一時的に働き始める。そのことを聞いた義朗はまたも激怒する。義朗から何を言われても構わない徹朗は、義朗に対して「親父のように世間体や肩書を気にして生きたくない」と罵倒する。義朗はショックを受けるが、「自分の人生は間違っていない」と言う。
そして、家庭裁判所での調停が始まった。
仕事では皿を割ってミスをする徹朗。店主の斉藤裕一(さいとうゆういち)は、「難しいことを頼んでるわけじゃないだろ」と徹朗を叱責する。徹朗は毎日の皿洗いで手が酷く荒れていた。しかも、仕事がなかなか決まらずに、余裕がなくイライラする毎日。
ある日、洋食屋の窓拭きをしていると、凛とゆらがやって来た。凛は社会見学として、皿洗いをしている徹朗の絵を描く。徹朗は仕事終わりに凛とゆらの3人で食事をする。凛は徹朗に対して「お父さん、お仕事お疲れさまでした」と労う。徹朗は凛の言葉で気持ちが救われる。
義朗は、徹朗の家に赴き徹朗と凛が仲良く話をする様子を見て驚く。そして、徹朗に対して「お前の好きにしろ」と告げる。
帰宅した義朗はすでに亡くなっている妻の写真に向かって、「知らなかったよ、徹朗があんな顔をするなんて。あれが父親というものなのか」と話す。
徹朗と可奈子の調停は不成立となり、審判が開始される。
別離
徹朗は審判に向けて、ゆらの紹介で弁護士を雇う。
ゆらは一方で、友人の谷川亜希(たにがわあき)と勝亦亮太(かつまたりょうた)に凛に干渉し過ぎていると責められる。しかし、ゆらは凛に寄り添いたいと2人の忠告を跳ね返す。
洋食屋の店主は黙々と仕事をする徹朗の仕事ぶりを評価して、徹朗を調理に関わらせる。
義朗も徐々に凛と話をするようになり、徹朗の審判に向けて、凛とうまくいくようにと上申書を書く。徹朗は義朗に礼を伝えると、義朗は「母さんは幸せだったと思うか」と尋ねる。徹朗はソファーに座る義朗の肩を揉み、「おふくろは、幸せだったんじゃないかな」と伝える。義朗は、目を瞑って安堵する。
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MIU404(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『MIU404』とは、性格が全く違う二人の刑事が日本の社会問題に立ち向かいながら事件解決を目指す、警視庁機動捜査隊を舞台としたテレビドラマである。臨時部隊として新設された第4機捜に召集された刑事が志摩一未と伊吹藍だ。二人は相反する性格ながら、様々な事件に相棒として立ち向かうことになる。斬新なストーリーと共に、二人の刑事がバディとして絆を深めていく姿も目が離せない作品だ。
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HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
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やまとなでしこ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『やまとなでしこ』とは、2000年にフジテレビの月9枠で放送されていたドラマ。脚本は『ハケンの品格』や『花子とアン』を担当した中園ミホなどが手掛ける。主演は松嶋菜々子。その他、堤真一や矢田亜希子などが出演している。玉の輿に乗ることを夢見る客室乗務員の神野桜子と、小さな魚屋を営む中原欧介の恋愛模様を描く、ロマンスコメディである。本作は平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%を記録。2000年以降に放送されたフジテレビのドラマでは、歴代2位の視聴率を獲得した。
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HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。
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新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。
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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
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糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。
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仮面ライダー1号(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー1号』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』を原典とした映画。45年の時を経て、再び藤岡弘、が本郷猛として、仇敵の地獄大使が率いるショッカーと、そして新たな敵ノバショッカーと戦う。「偉人の魂」を駆使して戦う若きライダー、仮面ライダーゴーストは共闘の後に言う。「本郷猛は永遠の英雄」と。
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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。
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箱入り息子の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『箱入り息子の恋』とは、2013年公開の日本の恋愛映画。この物語の主人公、天雫(あまのしずく)健太郎、35歳は市役所勤務で性格は内気。そして、彼女いない歴=年齢という持ち主。結婚願望がない健太郎を見て、心配した両親は代理見合いに出席する。代理見合いをきっかけに健太郎は奈穂子と出会うが、奈穂子は目が見えなかった。健太郎との恋愛を反対する奈穂子の父と、立ちはだかる障害という壁。もどかしい恋と2人の純粋な気持ちに胸を打たれた人が続出。日本映画監督協会新人賞を受賞した市井昌秀が送る感動のラブストーリー。
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目次 - Contents
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の概要
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』のあらすじ・ストーリー
- 離婚の朝
- 別れの理由
- 悲しき抱擁
- 愛おしい娘
- 娘のために
- 娘との旅
- 元妻の復讐
- 凛を返せ!
- 和解
- 別離
- サヨナラ凛
- 絆
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 小柳徹朗(こやなぎ てつろう/演:草彅剛)
- 小柳凛(こやなぎ りん/演:美山加恋)
- 北島ゆら(きたじま ゆら/演:小雪)
- 小柳義朗(こやなぎ よしろう/演:大杉漣)
- みどり銀行関係者
- 宮林功二(みやばやし こうじ/演:東幹久)
- 岸本肇(きしもと はじめ/演:要潤)
- 坪井マミ(つぼい まみ/演:山口紗弥加)
- 井上啓一(いのうえ けいいち/演:小日向文世)
- 今枝吾一(いまえだ ごいち/演:伊藤紘)
- 香山孝信(かやま たかのぶ/演:大高洋夫)
- ゆらの関係者
- 勝亦亮太(かつまた りょうた/演:大森南朋)
- 谷川亜希(たにがわ あき/演:田村たがめ)
- 大山家
- 小柳可奈子(こやなぎ かなこ/演:りょう)
- 大山美奈子(おおやま みなこ/演:長山藍子)
- 大山隆三(おおやま りゅうぞう/演:阿部六郎)
- 調停・審判の関係者
- 審判官(演:遠藤たつお)
- 調停委員(演:宇納侑玖)
- 調停委員(演:野田貴子)
- 神田理人(かんだ まさと/演:福本伸一)
- 原口幸治(はらぐち こうじ/演:中根徹)
- 村上令子(むらかみ れいこ/演:長野里美)
- その他の関係者
- 石田和也(いしだ かずや/演:浅野和之)
- 斉藤裕一(さいとう ゆういち/演:松重豊)
- 大河内順一(おおこうち じゅんいち/演:二瓶鮫一)
- さくら(演:田中明)
- 古山校長(ふるやま/演:中村方隆)
- 病院の患者(演:田村三郎)
- 青木伸二(おあき しんじ/演:林和義)
- 井上美智代(いのうえ みちよ/演:大塚良重)
- 人事部の男性(演:田子裕史)
- ハローワーク職員(演:河野洋一郎)
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の用語
- レーズンパン
- ハーモニカ
- ラッキースタンプ
- キングバースタイン証券
- 調停・審判
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ゆら「ハーモニカを買ってください」
- 徹朗「このままお父さんと暮らさないか」
- 徹朗「この子が、何よりも愛おしい」
- 徹朗「大人が本気で話せば、子どもだって本気で聞くと思います」
- 凛「お父さんが学校の中にいます」
- 徹朗「その瞬間にしか出会えない凛に会いたい」
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の彼女とは凛とゆら
- 凛が漢字の練習で書いていたのは小雪の「雪」の字
- 凛の引っ越し先は兵庫県神戸市
- 草彅剛は子役の美山加恋に役のままに振る舞った
- ドラマの主題歌を歌う「&G」は稲垣吾郎
- 『僕と彼女と彼女の生きる道』の主題歌
- 主題歌:&G(アンジー)「Wonderful Life」