僕と彼女と彼女の生きる道(僕カノ)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕と彼女と彼女の生きる道』とは、2004年にフジテレビ系の「火曜22時」枠で放送されたテレビドラマ。主演は草彅剛。銀行員の小柳徹朗は妻から離婚話を切り出され、妻が置いていった一人娘・凛と2人で暮らすことになる。子供にずっと無関心だった徹朗であったが、やがて娘の大切さに気づき親子の関係を築いていく。『僕シリーズ3部作』の2作目であり、親子の絆をテーマにした内容が大きな反響を呼んだ。また、娘役を演じた美山加恋の作中での「はい」というセリフが話題となった。

『僕と彼女と彼女の生きる道』の概要

『僕と彼女と彼女の生きる道』とは、2004年1月6日から3月23日まで毎週火曜日22:00からフジテレビ系の「火曜22時」枠で放送されたテレビドラマ。主演は草彅剛。本作は草彅剛が全て主演を務める『僕シリーズ3部作』の2作目ということで話題となった。また、ドラマの平均視聴率は20.8%、最高視聴率は27.1%を記録し、いずれも3部作の中で最も高く、草彅にとっても自身最大のヒット作となった。娘役を演じた当時子役の美山加恋は、本作が出世作となり第40回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞および新人賞を受賞している。

親子の絆をテーマにしたドラマだが一般家庭でも起こりうる家庭問題を一つ一つ解決していくストーリーが多くの反響を呼び、草彅剛演じる父親と美山加恋演じる娘が徐々に絆を深めていく微笑ましさと切なさが話題となった。また、娘役を演じた美山加恋の作中での「はい」というセリフが話題となった。脇を固める大杉漣や小日向文世、浅野和之、長山藍子といった大物俳優陣は他の『僕シリーズ3部作』にも出演している。

銀行員の小柳徹朗(こやなぎてつろう)は妻から離婚話を切り出され、妻が置いていった一人娘・凛(りん)と2人で暮らすことになる。仕事人間の徹朗は子供にずっと無関心であったが、娘との2人暮らしの中でやがて娘の大切さに気づき親子の関係を築いていくヒューマンストーリー。
脚本は『救命病棟24時』『ナースのお仕事』などの代表作がある橋部敦子が担当。『僕シリーズ3部作』はいずれも大ヒットとなった。
また、同年の2004年9月には特別編の『プレミアムステージ特別企画 僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル』も放送されるといった大ヒットドラマである。

『僕と彼女と彼女の生きる道』のあらすじ・ストーリー

離婚の朝

妻の可奈子(かなこ)が家を出ていった翌朝、徹朗(てつろう)の前に目を覚ました凛(りん)が現れる。

ある朝、小柳徹朗(こやなぎてつろう)は仕事に行く前に、妻の小柳可奈子(こやなぎかなこ)から離婚話を切り出される。突然のことに動揺する徹朗であったが、仕事に行く時間だったため「帰ってからゆっくり話そう」と伝え、家を出る。しかし、徹朗が仕事から帰ると荷物とともに可奈子の姿はなかった。
朝起きると、一人娘の小柳凛(こやなぎりん)がいた。可奈子は娘を置いて出ていっていた。徹朗は驚くも、とりあえず準備をして2人で出かける。妻はずっと電話にでない。イライラが募る徹朗。その間、家には凛の英語の家庭教師・北島ゆら(きたじまゆら)と可奈子の母で凛の祖母になる大山美奈子(おおやまみなこ)が来ていた。美奈子は徹朗に自分が凛を預かることを提案する。徹朗は安心して、凛に美奈子の家で生活することを伝えると、凛は泣いてしまう。なぜ泣いたのは分からない徹朗は、驚いて何も言えなくなった。
職場では上司の井上啓一(いのうえけいいち)に期待されている徹朗は、仕事中に凛から電話があってもそっけない態度を取っていた。また、家でハーモニカの練習をしている凛に、「うるさいんだよ」と怒鳴ることもあった。
ある日、凛は腹痛に襲われ仕事中の徹朗に電話を掛けるも、徹朗は出なかった。ゆらが代わりに凛を病院に連れて行く。凛は便秘だった。徹朗は、病室の凛に謝るも凛から「おばあちゃんの家に行きます」と言われてしまう。徹朗はゆらから「ホッとしてるんじゃないですか」と言われる。徹朗は図星でホッとしていた。
家に帰って自分の部屋で仕事を始めた徹朗は、手を止め「俺は一体、何を守ろうとしてるのだろう」と思った。

別れの理由

凛は母親の可奈子が出て行ったのは、自分が良い子じゃなかったからだと思い込んでいた。
ゆらは徹朗にそのことを伝えるが、「自分に色々と指図するな」とゆらに対して腹を立てる。そのうち、凛は徹朗を無視するようになった。
徹朗の父・小柳義朗(こやなぎよしろう)は厳格な亭主関白タイプで、徹朗は父に妻の話をまだしていなかった。また、徹朗は家族団らんの思い出がなかったため、凛との接し方がわからなかった。
ある時、凛は家で雷が怖くてゆらに電話を掛けた。ゆらは徹朗に電話を掛けるも、「仕事でまだ家には帰らない」と言ったため、ゆらが凛の元に駆けつけた。帰宅した徹朗に怒るゆらだったが、徹朗は「家庭教師の北島さんには、大きな組織で働くことが分からないでしょ」と突き放す。しかし、ゆらは家庭教師をする以前、外資系の証券会社で働くキャリアウーマンだった。
徹朗はようやく、可奈子と会って話をすることができた。可奈子は離婚したい理由について、「私はあなたの家政婦だった。これ以上、一緒にいたくない」と説明した。可奈子は、さらに「私、凛のことを愛していない」と言った。可奈子の言葉を聞いて、愕然とする徹朗。徹朗は、「俺も娘を愛していない。娘はなんのために生まれてきたのだろう」と思った。
徹朗はゆらに「俺は凛の父親としてまず何をしたらいい」と聞く。ゆらは「ハーモニカを買ってください」と答える。
徹朗は自分用のハーモニカを買って、凛と一緒にハーモニカの練習をすることを決める。

悲しき抱擁

徹朗は凛に、「おばあちゃんの家に住むのは、学校の音楽会が終わってからにしよう」と伝える。そして、正式に離婚届を提出した。
徹朗は家で少しずつ凛と話すようになり、母親と離婚したことを凛に伝える。
休みの日、徹朗は凛と一緒にハーモニカの練習をする。しかし、学校の音楽会ではうまく吹けずに凛は皆の前で泣いてしまう。
徹朗が家に帰ると凛が泣いていた。徹朗は初めて凛を抱きしめた。凛は、落ち着いて泣き止んだ。
ある日、徹朗と凛は動物園に出掛ける。動物園を楽しんだ2人はベンチに座って休憩をする。しかし、そのベンチはペンキ塗りたてだった。2人は顔を見合わせて笑った。徹朗は「ただそれだけで心が温かくなった」と思った。徹朗にとって、そんな気持ちは初めてだった。徹朗は動物園で凛に「このままお父さんと暮らさないか」と言った。凛は「はい」と答えた。徹朗は凛とはじめて手を繋いだ。

愛おしい娘

徹朗は仕事が忙しい中、凛の学校の成績が落ちていることに悩む。ゆらにお願いして英語以外の家庭教師の回数を増やすことにする。
会社では徹朗は営業成績トップだった。同僚の宮林功二(いまばやしこうじ)とは仲良くしているが、部下の岸本肇(きしもとはじめ)には「お前は黙って俺の言う通りにしておけばいいんだ」と厳しく指導していた。義朗が昔から同じようなことを言っていたことから父の影響を受けていると思っていた。そんな義朗もようやく定年の日を迎えるが、徹朗はよりによって父の定年の日に離婚したことを話した。義朗は驚いて呆れ返る。
凛は学校でまだ逆上がりできなかったことから、徹朗と毎朝の特訓が始まった。自然と2人の時間が増えていった。
ある日、凛がついに逆上がりができるようになる。徹朗は凛を抱き上げ大喜びした。そして、徹朗は感動して泣いた。
徹朗は凛を見つめ、そして定年退職した義朗のことを考えながら、「親父が今までの人生で守ってきたものが、何なのか俺にはわからない。でも、俺にわかっていることが一つだけある。この子が、何よりも愛おしい」と思った。

娘のために

凛は学校で靴や体操着袋を隠されていじめられていた。体操着袋は母親から作ってもらった物だったことから、ショックで泣いてしまう。
徹朗は、仕事と家庭の両立で営業成績が下がっていた。凛が体調を崩した時には会社を休むようになる。さらに、夜にある接待から自分を外してほしいと井上に相談する。徹朗のことを高く評価していた井上は呆れてしまう。
学校で物が無くなったままの凛だったが、担任の石田和也(いしだかずや)は真剣に考えようとしていなかった。徹朗が何回も学校に行くが、自分の立場を大事にしまともに話を聞かない石田に対してついに徹朗は声を荒げて「本気で子どもに話をしてください」と言う。徹朗は、「解決しないなら、凛が安心して学校に行けるようになるまで毎日来ます」と言って学校を後にする。必死に自分の立場を守る石田を見て、まるでついこの間までの自分を見ているかのように感じる徹朗。
徹朗は土手の近くで凛の体操着袋を見つける。喜びのあまり、勢いでゆらに電話をかける。体操着袋が見つかって喜ぶ凛を見て、徹朗は会社を辞めることを決意する。

娘との旅

徹朗は会社を辞めることを井上に伝える。
井上は怒りながら「子どもなんてすぐ大きくなる。辞めたことをいづれ後悔する」と言った。
担任の石田が凛の靴と下敷きを見つけて、自宅に持ってきた。そして、徹朗に対して至らない点があったと謝罪した。
徹朗は現在勤めているみどり銀行から、新しくニコニコ信用金庫に入ることが決まる。そんな折、同僚の宮林から飲み会に誘われるが、みどり銀行を辞めることを知られると初対面の女性たちからガッカリされてしまう。
凛は、夜中に「お母さん」と言って泣くようになる。そしてそのまま不登校になってしまう。徹朗は気分転換に凛を雪山に連れていく。旅先で徹朗は凛に会社を辞めたことを伝える。徹朗は凛に「お父さんは、もっと凛と一緒にいたいんだ」と話した。
旅先から帰ると凛は、ランドセルを背負って学校に行くことを決意する。凛は徹朗と一緒に学校に行くと、石田が校門で待っていた。そして、凛は勇気を出して校門をくぐった。
義朗が足を骨折して入院したため徹朗は見舞いに行くも、義朗は同部屋の人に徹朗の仕事を自慢していた。徹朗は後ろめたさから病室に入れなかった。帰宅中、徹朗に井上が飛び降りたとの連絡が入った。

元妻の復讐

井上は人事異動で昇任できなかったことから、自殺をはかったが意識は回復する。
徹朗は凛や井上のことなど周りのことで、ゆらとこまめに連絡を取るようになる。
徹朗は井上の見舞いに行くと、井上は出世争いに負けたことで退職を決意していた。そして、徹朗の前で悔し涙を流した。しかし、井上は夜中に容態が急変して亡くなる。
徹朗は「人は彼が負けたと言うだろう。でも、彼が安らかに眠りについたと信じている」と心の中で思った。
井上のことで元気がない徹朗の部屋に、凛が「眠れない」と言ってやってくる。凛は徹朗のベッドに入る。徹朗は、凛を抱きしめて「お父さんの子どもに生まれてきてくれてありがとう」と伝える。
徹朗はようやく義朗に仕事を辞めたことを話す。義朗は理解できず、激怒する。次の仕事の準備をしていた徹朗だったが、転職先の信用金庫から勤務時間帯の条件が厳しくなったと告げられる。違う部署への採用を提案されるが、凛のためにどうしても残業がない条件を変えることができず、就職の話がなくなってしまう。
そんな折、可奈子から家に電話がかかる。電話に凛が出ると、可奈子は「お母さんは凛を迎えに行く」と言った。

凛を返せ!

凛は仕事先も決まらなく元気がない徹朗を心配する。そして、ゆらに「お父さんとお母さんの3人で住みたい。どうして3人はだめなの」と聞く。ゆらは困ってしまう。
徹朗は可奈子と会う。可奈子は美術関係の仕事をしていた。可奈子は、仕事が落ち着いたら凛を迎えに行くことを徹朗に伝える。しかし、徹朗は「凛は渡せない」と強く伝える。凛は徹朗が話しても、家族3人で絶対に暮らしたいと納得しなかった。
可奈子は、ビジネスホテルで美奈子と久しぶりに再会する。美奈子は、可奈子に会うとすぐに可奈子の頬を叩いた。美奈子は、可奈子が凛を置いて出て行ったことに腹を立てていた。可奈子は泣きながら謝った。
凛は学校で、友達がお母さんから作ってもらった手提げ袋を地面に投げつけてしまう。徹朗は学校に出向き、石田に謝罪をする。帰り道、凛は徹朗に3人ではもう暮らせないことは理解できたと伝える。複雑な気持ちの徹朗はゆらに、今の自分なら妻とやり直せることができるかと尋ねる。ゆらは、徹朗に好意を抱いていたため、ショックを受ける。ゆらはショックを受けながらも「やり直せるならそれがいい」と答える。そして、ゆらは家に帰り1人で泣いてしまう。
徹朗は可奈子を家に呼ぶ。そして、可奈子に対して「もう一度、ここで3人で暮らさないか」と提案する。

和解

徹朗から3人で暮らすことを提案された可奈子は呆れてしまう。そして、徹朗に対して「自分の人生を考えた時にあなたはいない」と伝える。徹朗は無理は承知の上で、「凛には父親と母親が必要だ」と食い下がる。しかし、可奈子は二度と3人で暮らすつもりはなく、徹朗に「どうしても凛を譲らないなら家庭裁判所に頼む」と言う。
徹朗は新しい職場がなかなか決まらず、洋食屋で一時的に働き始める。そのことを聞いた義朗はまたも激怒する。義朗から何を言われても構わない徹朗は、義朗に対して「親父のように世間体や肩書を気にして生きたくない」と罵倒する。義朗はショックを受けるが、「自分の人生は間違っていない」と言う。
そして、家庭裁判所での調停が始まった。
仕事では皿を割ってミスをする徹朗。店主の斉藤裕一(さいとうゆういち)は、「難しいことを頼んでるわけじゃないだろ」と徹朗を叱責する。徹朗は毎日の皿洗いで手が酷く荒れていた。しかも、仕事がなかなか決まらずに、余裕がなくイライラする毎日。
ある日、洋食屋の窓拭きをしていると、凛とゆらがやって来た。凛は社会見学として、皿洗いをしている徹朗の絵を描く。徹朗は仕事終わりに凛とゆらの3人で食事をする。凛は徹朗に対して「お父さん、お仕事お疲れさまでした」と労う。徹朗は凛の言葉で気持ちが救われる。
義朗は、徹朗の家に赴き徹朗と凛が仲良く話をする様子を見て驚く。そして、徹朗に対して「お前の好きにしろ」と告げる。
帰宅した義朗はすでに亡くなっている妻の写真に向かって、「知らなかったよ、徹朗があんな顔をするなんて。あれが父親というものなのか」と話す。
徹朗と可奈子の調停は不成立となり、審判が開始される。

別離

徹朗は審判に向けて、ゆらの紹介で弁護士を雇う。
ゆらは一方で、友人の谷川亜希(たにがわあき)と勝亦亮太(かつまたりょうた)に凛に干渉し過ぎていると責められる。しかし、ゆらは凛に寄り添いたいと2人の忠告を跳ね返す。
洋食屋の店主は黙々と仕事をする徹朗の仕事ぶりを評価して、徹朗を調理に関わらせる。
義朗も徐々に凛と話をするようになり、徹朗の審判に向けて、凛とうまくいくようにと上申書を書く。徹朗は義朗に礼を伝えると、義朗は「母さんは幸せだったと思うか」と尋ねる。徹朗はソファーに座る義朗の肩を揉み、「おふくろは、幸せだったんじゃないかな」と伝える。義朗は、目を瞑って安堵する。

kantnog03059
kantnog03059
@kantnog03059

Related Articles関連記事

僕の歩く道(僕アル・僕歩)のネタバレ解説・考察まとめ

僕の歩く道(僕アル・僕歩)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕の歩く道』とは、2006年10月からフジテレビで放送されていたドラマである。脚本は橋部敦子。主演は草彅剛で、香里奈や佐々木蔵之介などが出演する。先天的な障害により、10歳程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年、大竹輝明は幼馴染の勧めで動物園で働くことになる。輝明と周囲の人々の交流や、輝明の真っすぐに生きる姿が描かれており、淡々と心に響く作品となっている。本作は「僕シリーズ3部作」の完結作で、平均視聴率18.3%を記録し、最終回は20.5%の最高視聴率を獲得した。

Read Article

僕の生きる道(僕生き)のネタバレ解説・考察まとめ

僕の生きる道(僕生き)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕の生きる道』とは、2003年にフジテレビ系列で放送されていたドラマ。僕シリーズ3部作の1作目で、死をテーマにした作品。僕生きの愛称で親しまれている。余命宣告された高校教師・中村秀雄の1年間の生き様が描かれている。主人公は草彅剛。その他、矢田亜希子や大杉連などが出演している。脚本は数々のヒットドラマを生み出した橋部敦子が手掛ける。主題歌である『世界に一つだけの花』がドラマの人気と共に大ヒット曲となった。

Read Article

流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

Read Article

コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

Read Article

銭の戦争(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

銭の戦争(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『銭の戦争』とは、2015年1月から3月まで放送された、復讐劇をテーマとした日本のテレビドラマ。主人公・白石富生は、順風満帆の日々を送っていたが、父が借金を残して自殺し、さらに連帯保証人であった白石は金も職も婚約者も全て失う。そして人生のどん底から復讐を果たしていくというストーリー。韓国で2007年に制作されたテレビドラマ『銭の戦争』を原作として、舞台を日本の東京に置き換えて制作された。

Read Article

WATER BOYS 2(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

WATER BOYS 2(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。

Read Article

コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

Read Article

青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

Read Article

古畑任三郎(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

古畑任三郎(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『古畑任三郎』とは、1994年から2008年までフジテレビで放送されたドラマ。主演は田村正和、脚本は三谷幸喜。スペシャル版、スピンオフを含め42回のエピソードがある。ストーリー展開は、物語の出だしで犯人や犯行の様子を明かす倒叙ものと言われる形式である。見所としては、犯人とのスリリングなやり取りや、巧みな話術で自白に追い込む場面である。また、犯人や部下とのコミカルなやり取りも魅力となっている。どんな相手にも敬語で、落ち着いた言動を崩さない。黒のスーツに、ノーネクタイがトレードマーク。

Read Article

元彼の遺言状(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

元彼の遺言状(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『元彼の遺言状』とは、新川帆立が書いたミステリー小説であり、2022年4月にフジテレビ系で月曜日の21時から放送されたテレビドラマである。小説は2021年に第19回『このミステリーがすごい!』の大賞を受賞している。主人公は綾瀬はるか演じる剣持麗子(けんもち れいこ)。敏腕弁護士でお金に人一倍敏感。ある日元彼が奇妙な遺言状を残して亡くなった連絡が入る。その遺言状と元彼の死因について、大泉洋が演じる篠田敬太郎(しのだけいたろう)と一緒に捜査していく物語であり、痛快リーガルミステリードラマである。

Read Article

20世紀少年(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

20世紀少年(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。 コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。

Read Article

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。

Read Article

HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。

Read Article

ハゲタカ(Hagetaka)のネタバレ解説・考察まとめ

ハゲタカ(Hagetaka)のネタバレ解説・考察まとめ

ハゲタカとは、日本人作家・真山仁の経済小説を原作にしたテレビドラマ・映画。2007年にNHKで全6話が放送されている。日本企業買収の使命を帯びて、米国投資ファンドの敏腕マネージャーの鷲津が帰国し、企業の社長や銀行とのマネーゲームが繰り広げられる。鷲津は企業を救うために模索するが、その気持ちとは裏腹に金が悲劇を巻き起こす。ドラマが国内外で高い支持を受けたことで、映画化もされた。

Read Article

ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ

ロングバケーション(ロンバケ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロングバケーション』とは、1996年4月から6月まで毎週月曜日21:00から、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と山口智子で、その他松たか子や竹野内豊など、人気俳優が脇を固める。ピアニストを目指す瀬名秀俊と、モデル崩れの葉山南がひょんな事から一つ屋根の下に住むことになり、互いに惹かれていくストーリー。脚本は人気脚本家の北川悦吏子。略称は「ロンバケ」。最高視聴率36.7%を記録し、第34回ギャラクシー賞選奨にも選出された。

Read Article

銭ゲバ(Zeni Geba)のネタバレ解説・考察まとめ

銭ゲバ(Zeni Geba)のネタバレ解説・考察まとめ

「銭ゲバ」とは、ジョージ秋山の漫画を原作したテレビドラマ。幼い頃、母親の桃子と貧しい生活を送っていた風太郎。父親の健蔵は働きもしないで女と酒に溺れ、桃子に暴力を振るうようになる。優しい母だけが風太郎にとって心の支えだった。しかし貧乏生活ゆえ、桃子は身体を壊してしまい、薬を買うお金さえなかったため帰らぬ人となってしまう。お金がなかったから母は死んだと子供ながら理解した風太郎は金に取りつかれていく。

Read Article

JIN(仁)のネタバレ解説・考察まとめ

JIN(仁)のネタバレ解説・考察まとめ

『JIN(仁)』とは、TBS系列にて2009年10月〜12月まで放送されたTVドラマ及び、『スーパージャンプ』で連載されていた村上もとかによる漫画作品。「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」を描いたSF要素の強い医療時代劇漫画をドラマ化したものである。第五話で視聴率20%超えを達成し、最終話では平均視聴率25.3%、瞬間最高視聴率29.8%を記録した。この記録は、2009年に放送された民放の連続ドラマ視聴率の中で最高記録となり、大きな反響を呼んだ、国民的人気ドラマである。

Read Article

渡る世間は鬼ばかり(渡鬼)のネタバレ解説・考察まとめ

渡る世間は鬼ばかり(渡鬼)のネタバレ解説・考察まとめ

『渡る世間は鬼ばかり』とは、1990年10月から放送を開始したテレビドラマシリーズで略称は「渡鬼」。橋田寿賀子が脚本、石井ふく子がプロデュースを担当した。岡倉大吉・節子夫婦と、5人の娘たちそれぞれが持つ家族の暮らしを描いている。次女・五月の嫁ぎ先の中華料理店「幸楽」は全シリーズに登場しており、本作の代名詞となった。日本の放送界では異例の長寿番組であり、登場人物がシリーズを重ねるごとにリアルに年を取っている。その世代、時代ごとの問題に直面していく登場人物たちが共感を呼んだ。

Read Article

名前をなくした女神(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

名前をなくした女神(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『名前をなくした女神』とは、2011年4月から6月までフジテレビ系列で放送された、杏主演のママ友たちのドロドロした関係をテーマにしたテレビドラマ。キャッチコピーは「ようこそ、ママ友地獄へ。」。新たに引っ越して来た秋山一家の主婦侑子と息子の健太は、幼稚園のママ友との確執や事件に巻き込まれていく。お受験を控えたママ友たちの間で繰り広げられる嫉妬、見栄、嘘、裏切りなど、複雑な人間関係を描いている社会派ドラマである。本作は杏の連続ドラマ初主演であり、EXILEのKEIJIのドラマ初出演作でもある。

Read Article

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』とは原作の草水敏と作画の恵三朗によって、2014年より『月刊アフタヌーン』にて連載している、病理医の葛藤とドラマを描いた医療漫画である。また『TOKIO』の長瀬智也主演で、2016年にテレビドラマとして実写化もしている。壮望会第一総合病院の病理科長である「岸京一郎」は、捻くれた性格であるものの、凄腕の病理医である。素直な頑張り屋の新人「宮崎智尋」や、優秀な臨床検査技師の「森井久志」の3人を中心に、医療現場での生命に対するヒューマンドラマを重厚に表現している。

Read Article

マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

Read Article

人にやさしく(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

人にやさしく(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『人にやさしく』とは、2002年にフジテレビ系で放送されていたドラマ。主演は香取慎吾。その他、松岡充や加藤浩次などが出演している。脚本は鈴木おさむといずみ吉絋。原宿のボロい一軒家に住む男三人が、ひょんなことから小学生の男の子の面倒を見ることになるという物語。男たちが子供に大切なことを教えながら、自分を見つめ直す青春ヒューマンドラマである。

Read Article

サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サンクチュアリ -聖域-』は、2023年5月にNetflixで配信が開始されたオリジナルドラマである。大相撲を題材にした作品で、主演は一ノ瀬ワタル。脇を固める役者は染谷将太、小雪、ピエール瀧と、豪華な顔ぶれが揃う。相撲のセンスはあるが品性や礼儀は欠片もない不良少年・小瀬清が、相撲に真剣に取り組み、やがては各界を揺るがし始めるというストーリー。相撲の裏側をリアルに映し、相撲にかける力士たちの厳しい稽古と、熱すぎるまでの情熱が描かれ、世界で大ヒットを記録した。

Read Article

ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

Read Article

六番目の小夜子(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

六番目の小夜子(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『六番目の小夜子』とは恩田陸の小説と、それを原作としたNHKで放送されたTVドラマ、および舞台作品である。恩田陸のデビュー作であり、新潮社の第3回日本ファンタジーノベル大賞にて最終選考まで残った作品だ。とある高校(ドラマでは中学校)に伝わる「サヨコ」という言い伝えを軸に、少年少女たちの瑞々しい青春とファンタジーホラーの一面も持つ。2000年にNHK教育『ドラマ愛の詩』でドラマ化された。また2022年1月、乃木坂46の鈴木絢音の主演で舞台化もされている。

Read Article

MIU404(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

MIU404(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『MIU404』とは、性格が全く違う二人の刑事が日本の社会問題に立ち向かいながら事件解決を目指す、警視庁機動捜査隊を舞台としたテレビドラマである。臨時部隊として新設された第4機捜に召集された刑事が志摩一未と伊吹藍だ。二人は相反する性格ながら、様々な事件に相棒として立ち向かうことになる。斬新なストーリーと共に、二人の刑事がバディとして絆を深めていく姿も目が離せない作品だ。

Read Article

HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。

Read Article

HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。

Read Article

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

Read Article

やまとなでしこ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

やまとなでしこ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『やまとなでしこ』とは、2000年にフジテレビの月9枠で放送されていたドラマ。脚本は『ハケンの品格』や『花子とアン』を担当した中園ミホなどが手掛ける。主演は松嶋菜々子。その他、堤真一や矢田亜希子などが出演している。玉の輿に乗ることを夢見る客室乗務員の神野桜子と、小さな魚屋を営む中原欧介の恋愛模様を描く、ロマンスコメディである。本作は平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%を記録。2000年以降に放送されたフジテレビのドラマでは、歴代2位の視聴率を獲得した。

Read Article

新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。

Read Article

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

Read Article

仮面ライダー1号(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダー1号(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダー1号』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』を原典とした映画。45年の時を経て、再び藤岡弘、が本郷猛として、仇敵の地獄大使が率いるショッカーと、そして新たな敵ノバショッカーと戦う。「偉人の魂」を駆使して戦う若きライダー、仮面ライダーゴーストは共闘の後に言う。「本郷猛は永遠の英雄」と。

Read Article

糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

Read Article

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

Read Article

箱入り息子の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

箱入り息子の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『箱入り息子の恋』とは、2013年公開の日本の恋愛映画。この物語の主人公、天雫(あまのしずく)健太郎、35歳は市役所勤務で性格は内気。そして、彼女いない歴=年齢という持ち主。結婚願望がない健太郎を見て、心配した両親は代理見合いに出席する。代理見合いをきっかけに健太郎は奈穂子と出会うが、奈穂子は目が見えなかった。健太郎との恋愛を反対する奈穂子の父と、立ちはだかる障害という壁。もどかしい恋と2人の純粋な気持ちに胸を打たれた人が続出。日本映画監督協会新人賞を受賞した市井昌秀が送る感動のラブストーリー。

Read Article

目次 - Contents