ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。
『ゴールデンスランバー』の概要
『ゴールデンスランバー』とは、2010年1月に公開された、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。日本の小説家、伊坂幸太郎が書いた小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』は、2008年の本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞している。
『ゴールデンスランバー』のストーリーは、仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が大学時代の友人の森田森吾(もりたしんご)に久しぶりに会ったのをきっかけに、金田(かねだ)総理大臣殺人事件の犯人に仕立て上げられていく。警察に追われる中、青柳雅春はいろいろな人に助けられながら仙台中を逃亡する物語。
映画の主題歌は『Golden Slumbers』、エンディングテーマは『幸福な朝食 退屈な夕食』で、シンガーソングライターの斉藤和義が歌っている。映画監督は中村儀洋、脚本は中村儀洋、林民夫、鈴木謙一が担当している。2018年2月に韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開され、主演はカン・ドンウォンである。韓国映画版には原作にない登場人物がたくさん出演した。
『ゴールデンスランバー』のあらすじ・ストーリー
青柳雅春、大学生時代の友人の森田森吾にハメられる
東京に単身赴任中の樋口伸之(ひぐちのぶゆき)と妻の晴子(はるこ)、長女の七美(ななみ)はデパートのエレベーターに乗ろうとしている。エレベーターには先に男が一人乗っていた。樋口家族は3階で伸之と晴子が先にエレベーターから降り、そして七美が後から遅れて駆け寄ってきた。
2日前、仙台では金田貞義(かねださだよし)首相のパレードが行われていた。
この日、仙台に住む宅配ドライバーの青柳雅春(あおやぎまさはる)は森田森吾(もりたしんご)と釣りに行く約束をしていた。釣りへ向かう途中、車の中で青柳はペットボトルの水を飲むと深い眠りに落ちてしまう。
やがて目が覚めると、森田は水に睡眠薬を混ぜていたというのだ。森田が言うには、妻がパチンコで借金を作り返済に困っていた。しかし何者かから、「青柳を車の中で午後12時半まで眠らせれば借金は帳消しになる」と話しを持ちかけられたのだという。
森田に「誰か、接触してこなかったか?」と聞かれた青柳は最近、漫画喫茶で出会った井ノ原小梅(いのはらこうめ)のことを思い出した。
続いて森田は「おまえ、オズワルドにされるぞ。たぶん、パレードの最中に金田貞義首相は暗殺される」と言う。その時、近くで行われていた金田首相のパレードの車道で爆発音がした。
森田は青柳に車から降りて逃げるよう促す。青柳はわけもわからず路地裏に逃げ込むが、振り返ると森田の乗る車が爆発した。
青柳雅春、金田貞義首相爆破事件の犯人にされる
青柳は井ノ原から遊びの誘いの電話を受けて、彼女のアパートへ行くことになった。しかし部屋に井ノ原はいない。部屋のテレビをつけると、金田首相爆破事件のニュースが流れていた。
すると井ノ原から電話があり、「私の部屋にいる?」と聞かれた。青柳は不審に思い「いる」と答えたが、部屋から出て向かいのマンションの屋上へと向かった。そこから井ノ原の部屋に警官が突入したのが見えた。
青柳はその場を離れ街をさまよっていると、家電店のテレビで金田首相死亡のニュースが目に入った。いつでもテレビが確認できるように、PSPとワンセグチューナーを買う。
次に青柳は、大学時代からの友人の1人である小野一夫(おのかずお)に助けを求めようと電話をかける。
小野のマンションに向かおうとするが、爆破事件の影響でバスは動いていなかった。そこで、通りすがりの車に頼み込み乗せてもらうことになった。
車が出発したすぐ後、さっき居た場所には黒スーツの男たちが青柳を探していた。
マンションに着いた青柳は、小野に電話をすると「ファミレスで待っていてくれ」と言われる。言われた通りにファミレスで待っていると、黒い車が現れ黒スーツの男たちが降りてこちらへ向かってくる。
青柳はファミレスから逃げ小野に電話をすると、小野は「逃げろ」と叫んだ。しかし、横には小野を見張っていた佐々木太郎(ささきたろう)警視正がいた。
佐々木は小野から電話を取り上げ「マンションに今から来るか、警察に出頭するか、選ばせてやる」と言ってくる。
青柳がマンションに行くと小野は気絶していて、青柳は佐々木に警察車両に乗せられてしまう。
すると警察車両に白い車が衝突してきた。白い車から降りてきたのは、連続刺殺事件の犯人であるキルオであった。キルオは警察車両を運転していた黒スーツの男をナイフで刺した。 その隙に青柳はその場から逃げた。
青柳雅春、連続刺殺事件の犯人キルオと逃走
数時間後、青柳はネットカフェで自分が全国指名手配犯にされたことを知る。それから、ある雑居ビルに集荷予約を入れていた。そこにキルオが現れ「お兄さん、金田貞義首相を殺したの? 握手してください」と言って近づいてきた。
ネットカフェを出た二人は、キルオの棲む家へ行く。
キルオはカップラーメンを作って青柳に渡すと「毒が入っているかも」と言った。青柳は「オレの残りの武器は人を信じることだ」と返す。しかしカップラーメンには睡眠薬が入っていた。キルオは「いい案を思いついた、連絡する」と言ってその場を立ち去った。
半日前にさかのぼる。青柳の元恋人である晴子は、テレビのニュースで青柳が指名手配犯になったことを知る。このことを知らせようと小野に電話をかけると、出たのは女性だった。その女性が言うには、小野は入院しているのだという。
晴子は病院へ向かう。小野が入院している部屋に行くと電話に出た女性が居て、鶴田亜美(つるたあみ)と名乗った。鶴田が小野のマンションへ行くと、小野が倒れていた。小野は少し意識があり何があったかを鶴田に話したのだという。
テレビでは、青柳が大学時代に轟煙火という花火屋でバイトをしていたというニュースが流れていた。ニュースの中で轟煙火の社長である轟静夫(とどろきしずお)がマスコミの取材を受けている。「金田貞義首相が殺害された爆弾の黒色火薬は、轟煙火から手に入れた火薬ではないか?」とマスコミが質問すると、轟は「うちはきちんと保安管理をしています」と答えた。
青柳雅春、加茂団地人質事件を起こす
青柳が逃亡してから2日目、仙台運送で働く岩崎英二郎(いわさきえいじろう)は仕事である雑居ビルに来ていた。するとこの雑居ビルに集荷予約を入れていた、青柳が現れる。
岩崎はかつての同僚であった青柳が無実だということを信じていた。そして青柳を逃がすため、車の荷台に乗せ車を出発させた。
青柳がPSPでニュースを確認すると、青柳を犯人とする全く身に覚えのない証拠映像が次々と流れる。
青柳は2年前、暴漢に襲われていたアイドルの凜香(りんか)を助けた事があった。凜香はお礼として青柳とデートをする。デートの最中、凜香から「腕のいい整形外科医が仙台に来ている」と教えてもらったことがあった。
その話を思い出した青柳は、整形外科医が自分の影武者を作ったのではないかと考えた。
青柳はKNBテレビのプロデューサーである矢島に電話をかけた。自分が指名手配犯の青柳雅春だと名乗ると矢島は「本人だという証拠を見せろ」と返す。青柳は「加茂団地で騒動を起こす」と言って電話を切った。
加茂団地には警察官がすでに待ち構えていた。青柳は岩崎を人質にして、団地に立てこもった。警察官は青柳に銃を向けるが、野次馬たちが携帯電話で撮影しているので銃を撃つことができない。警察官が野次馬たちを制している中、青柳は隙を見てその場から逃げ出した。そして様子を見ていた矢島は青柳が本人だと確信する。
青柳雅春、大学生時代の思い出のボロ車で逃走
加茂団地での騒動をテレビで見た晴子はバッテリーを購入する。かつて青柳と晴子が遊んだボロ車を置きっぱなしの草むらに向かった。その後を刑事が尾行していたが、自転車に乗ったキルオが刑事に近づきナイフで刺して殺してしまう。
青柳が草むらへ向かうとボロ車は今でもあった。前輪に隠しておいた鍵でドアを開け、中に入りエンジンをかけようとしたがかからない。「俺は犯人じゃない」というメモを残しその場から立ち去ろうとした。
するとキルオから電話があり、出てみると「後から人が来てバッテリーを交換してた。車、動くんじゃないですか」と言われた。
車に戻りさっき自分が書いたメモを見てみると「俺は犯人じゃない」に続き、「だと思った」と書かれていた。そしてキーを回すと車のエンジンがかかった。青柳は泣きくずれてしまう。
「仙台病院センターにあなたの偽物が入院しているから、捕まえればいい」とキルオに言われ、青柳は病院へと向かう。病院にはキルオが先回りして待っていた。
言われた病室へ向かうと、拳銃を持った男の死体があった。キルオが言うには、男は偽の情報で青柳を呼び出して殺そうとしていたのだと言う。その情報を掴んだキルオは先回りして男を殺したのだった。しかしキルオも銃で腰を撃たれていた。「気まぐれで助けようと思ったのが運のつきだった。あー、びっくりした」と言ってキルオは笑って死んだ。
青柳が病室から出ると、入院患者の保土ヶ谷康史(ほどがややすし)に会う。保土ヶ谷は青柳のことを理解している様子で、下水管からの逃げ道を教えてくれた。連絡先を交換し、青柳は病院から出る。
入れ替わりで晴子が病院へと着いた。小野の意識は戻っていて何があったのかを話す。小野は金田首相爆破事件のすぐ後に、青柳から連絡があればすぐに警察に通報するよう言われていた。そして青柳が訪ねてきたのでファミレスで待ち合わせをしたが、自分は殴られてしまったのだった。
青柳雅春、花丸マークのマンホールで生き延びる
病院を出た青柳はすぐに交番勤務の児島安雄(こじまやすお)巡査に見つかる。しかし児島を拘束して後部座席に押し込めた。そして「信じてもらえないかもしれないけど、俺は犯人じゃない」と言う。
ニュースを見ると実家の両親が写っていた。両親はカメラに向かって息子の無実を訴えていた。青柳は泣きそうになるが、児島が先に泣き出してしまった。
青柳は矢島に電話をかけテレビ報道の前で佐々木と会わせるよう訴える。そして佐々木と電話をして、2人で会う代わりに児島を解放したのだった。
青柳は病院にいる保土ヶ谷にも電話をしていた。保土ヶ谷は晴子と協力して公園のマンホールに仕掛けをしていた。偽物のマンホールに花丸マークを書いて本物と入れ替えていたのだった。そしてKHB独占放送の中、青柳と佐々木が公園に現れた。
青柳は両手を上げて「自分はやっていません」と言った。続いて青柳が何かを言おうとしたときテレビが映らなくなる。そして佐々木が青柳にむかって射殺命令を出す。
その瞬間、マンホールの中から打ち上げ花火が飛び出した。青柳は開いたマンホールに向かって飛び込んだ。左胸に銃弾を受けたが森田のipodに当たって助かった。
そのまま下水道を進み川へと飛び込んだ。そこにはアイドルの凛香とマネージャーが青柳を助けるために待っていた。「やっと、恩返しができたかな」と凛香は言った。
青柳雅春、整形をして事件解決へ
その後、海から青柳だと思われる遺体が打ち上げられた。金田首相爆破事件の捜査は終了する。
そして冒頭のシーンへ戻る。
樋口家族と帽子をかぶった男がエレベーターへ乗り込んでいる。
晴子は男のボタンの押すクセを見て、整形した青柳だと気付いた。樋口家族と青柳は3階で降りる。晴子は七美に耳打ちをした。すると七美は青柳に近づき「これを押してあげる」と言って、手の甲に花丸スタンプを押した。そして七美は両親のところへ駆け寄っていく。
青柳は「たいへんよくできました」と書かれたスタンプを見ると、大事に息を吹きかけ家族と別の方に歩いて行った。
『ゴールデンスランバー』の登場人物・キャラクター
大学時代の同級生
青柳雅春(あおやぎまさはる/演:堺雅人)
仙台運送の社員。二年前にアイドルの凛香を暴漢から守ったことで、仙台では有名人。大学生時代はファーストフード友の会のサークルに入っていた。森田森吾、小野一夫、晴子も同じサークル仲間で仲が良く、いつも4人で一緒にいた。大学生時代、晴子と交際していた。
樋口晴子(ひぐちはるこ/演:竹内結子)
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『笑ゥせぇるすまん』は、藤子不二雄Aが手掛けたブラックコメディー漫画作品で、謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろふくぞう)が悩みを抱える現代人の欲を叶える際に、約束や忠告を破ったりした場合、その代償を払わせる毎回一話完結の形式となっている。1989年にTBS、2017年にTOKYO MX等でテレビアニメ、1999年にはテレビ朝日にてテレビドラマとして放送。これらの影響もあり、社会風刺が込められつつネガティブな物語展開ながらも、成人のみならず、小中学生といった幅広い年齢層から指示を受ける。
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今夜、ロマンス劇場で(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『今夜、ロマンス劇場で』とは2018年に公開された、主演綾瀬はるかと坂口健太郎によるラブストーリー映画である。映画監督を目指す健司が通い詰めていた「ロマンス劇場」で、モノクロ映画に出演している映画のヒロインである美雪に出会う。ある日、美雪が現実世界に現れ、健司は美雪に色のある現実世界を案内していくうちに、健司と美雪は惹かれ合っていく。しかし、美雪にはある秘密があった。切なくもあり、昭和中期を舞台とした切なくもあり温かい気持ちになるラブストーリー映画となっている。
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SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。
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スウィングガールズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『スウィングガールズ』とは、2004年に公開された「ジャズやるべ!」をキャッチフレーズに掲げた青春コメディ映画である。監督・脚本は『ウォーターボーイズ』で一躍有名になった矢口史靖が手掛け、主演には上野樹里を迎えた。山形の田舎を舞台に、ジャズや音楽とは無縁だった田舎の女子高生達は、ひょんな事からビッグバンドを組みある日突然ジャズの世界へ。落ちこぼれ高校生達が、ビッグバンドをきっかけに次第にジャズに魅了されていく様が描かれている。
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マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。
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僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。
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HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
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目次 - Contents
- 『ゴールデンスランバー』の概要
- 『ゴールデンスランバー』のあらすじ・ストーリー
- 青柳雅春、大学生時代の友人の森田森吾にハメられる
- 青柳雅春、金田貞義首相爆破事件の犯人にされる
- 青柳雅春、連続刺殺事件の犯人キルオと逃走
- 青柳雅春、加茂団地人質事件を起こす
- 青柳雅春、大学生時代の思い出のボロ車で逃走
- 青柳雅春、花丸マークのマンホールで生き延びる
- 青柳雅春、整形をして事件解決へ
- 『ゴールデンスランバー』の登場人物・キャラクター
- 大学時代の同級生
- 青柳雅春(あおやぎまさはる/演:堺雅人)
- 樋口晴子(ひぐちはるこ/演:竹内結子)
- 森田森吾(もりたしんご/演:吉岡秀隆)
- 小野一夫(おのかずお/演:劇団ひとり)
- 警察
- 佐々木一太郎 (ささきいちたろう/演:香川照之)
- 児島安雄(こじまやすお/演:でんでん)
- 近藤守(こんどうまもる/演:石丸謙二郎)
- 鷲津刑事(わしづ/演:テイ龍進)
- 大杉憲治本部長(おおすぎけんじ/演:竜雷太)
- 青柳雅春の協力者
- 岩崎英二郎(いわさきえいじろう/演:渋川清彦)
- キルオ(演:濱田岳)
- 保土ヶ谷康志(ほどがややすし/演:柄本明)
- 凛香(りんか/演:貫地谷しほり)
- 矢島(演:木下隆行【TKO】)
- 腕のいい整形外科医(演:岩松了)
- 青柳雅春の家族
- 青柳平一(演:伊東四朗)
- 青柳照代(あおやぎてるよ/演:木内みどり)
- 樋口晴子の家族
- 樋口伸幸(ひぐちのぶゆき/演:大森南朋)
- 樋口七美(ひぐちななみ/演: 北村燦來)
- 轟花火
- 轟静夫(とどろきしずお/演:ベンガル)
- 轟一郎(とどろきいちろう/演:少路勇介)
- 国会議員
- 金田貞義(かねださだよし/演:伊藤ふみお)
- 海老沢克男(えびさわかつお/演:戸沢佑介)
- その他
- 大串(おおくし/演:芦川誠)
- 青柳雅春【形成後】(演:滝藤賢一)
- 井ノ原小梅(いのはらこうめ/演:相武紗季)
- 田中徹(たなかとおる/演:波岡一喜)
- 鎌田昌夫(かまたまさお/演:吉澤天純)
- 鎌田昌太(かまたしょうた/演:山口良一)
- 岩崎美千代(いわさきみちよ/演:安藤玉恵)
- 鶴田亜美(つるたあみ/演:ソニン)
- 鶴田辰巳(つるたたつみ/演:鈴木福)
- カナエ(演:松山愛里)
- ケンジ(演:中林大樹)
- 小鳩沢(こばとざわ/演:永島敏行)
- カー用品の女店員(演:笠木泉)
- 『ゴールデンスランバー』の用語
- 金田貞義首相殺害事件
- ファーストフード友の会
- 仙台運送
- 仙台病院センター
- 轟煙火
- KHBテレビ
- 連続刺殺事件
- 『ゴールデンスランバー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 青柳雅春「俺にとって残ってる武器は、人を信頼することくらいなんだ」
- 青柳雅春「自動車のエンジンがかかっただけで、人って泣くのかよ」
- 岩崎英二郎「どうせお前じゃねぇんだろ?」
- 『ゴールデンスランバー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 青柳雅春は最後まで自分のペースをつかみにくい役だった
- 伊坂幸太郎の人気小説の映画化でプレッシャーが大きかった
- 映画に出てくる登場人物は演じた俳優と同世代
- 『ゴールデンスランバー』は韓国版として映画化されている
- 『ゴールデンスランバー』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:斉藤和義「Golden Slumbers」
- ED(エンディング):斉藤和義「幸福な朝食 退屈な夕食」