陸王(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『陸王』とは作家の池井戸潤が書いた小説『陸王』が原作のドラマで、脚本は八津弘幸、演出は福澤克雄と田中健太が担当。ドラマのストーリーは資金難に苦しむ老舗足袋屋の社長が、会社の未来を考え新規事業のランニングシューズ開発に乗り出し、たくさんの人の助けで苦難を乗り越え、マラソン足袋「陸王」を開発するまでの企業再生物語。ドラマの主人公である宮沢紘一を俳優の役所広司が演じ、たくさんのエキストラを使った駅伝シーンなどは臨場感のあるシーンに仕上がっている。大多数の人たちから感動したと大反響を呼んだ人気ドラマ。
演:小松利昌
シカゴケミカル日本支社の営業担当者。シルクレイの特許を使いたいと飯山に契約を持ちかける。その後、会社を倒産させた人は信用できないとして、飯山との契約話を白紙に戻す。
第3話ゲスト
島遥香(しま はるか)
演:中西麻耶
月刊アスリートで働く陸上競技担当の記者。茂木と毛塚の対談を企画するが毛塚が他の人を希望したため実現しなかった。第62回ニューイヤー駅伝で区間賞を獲得した茂木を取材する。第64回豊橋国際マラソンの出場選手で、アトランティス社とサポート契約をしている選手の記者会見で茂木と毛塚に質問した記者。第7話・最終話にも登場。
栗山(くりやま)
演:鳥居みゆき
町村学園の高校教師。学校の体育の授業で足袋を使うため、こはぜ屋のマラソン足袋「陸王」を1200足注文する。
村尾(むらお)
演:山本圭祐
大地が就職面接を受けた会社、東和エレキ工業の人事部担当者。大地は2次面接を通過し本社面接を受けることになったが面接当日に寝坊で遅刻。社会人としての自覚がないと大地を叱る。
神林勇太(かんばやし ゆうた)
演:本人
コジマ再生製作所の陸上部員で長距離ランナー選手。毛塚が日本人で最高順位の2位に入った熊谷シティマラソンで3位に入賞した。オリンピックの最有力候補といわれているマラソンランナー。
T ワンジャラ
演:イエゴ・エバンス
熊谷シティマラソンに出場した長距離ランナー選手で、大会の優勝者。オリンピックの出場経験者で銅メダルを獲得している。
第4話ゲスト
野坂(のさか)
演:松尾諭
ダイワ食品で人事担当をしている社員。茂木に陸上を辞めて、通常の社内業務に転向することを勧める。
第5話ゲスト
橘健介(たちばな けんすけ)
演:木村祐一
タチバナラッセルの社長。編み物を製造する会社で、新技術で作るダブルラッセルという編み物素材の特許を持っている。陸王の開発に使える特許素材を扱う会社として、こはぜ屋の企業融資担当である大橋に紹介された会社。優れた素材のダブルラッセルを気に入った宮沢社長と契約を結ぶ。第6話にも登場。
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目次 - Contents
- 『陸王』の概要
- 『陸王』のあらすじ・ストーリー
- 第1話 こはぜ屋
- 第2話 執念
- 第3話 世界に一つのシューズ
- 第4話 裏切り大企業に挑め
- 第5話 倒産を救う息子の絆
- 第6話 陸王の力
- 第7話 諦めない息子
- 第8話 親子駅伝
- 第9話 陸王最大の危機
- 最終話 陸王が奇跡を起こす
- 『陸王』の登場人物・キャラクター
- こはぜ屋
- 宮沢紘一(みやざわ こういち)
- 宮沢大地(みやざわ だいち)
- 安田利充(やすだ としみつ)
- 富島玄三(とみしま げんぞう)
- 正岡あけみ(まさおか あけみ)
- 仲下美咲(なかした みさき)
- 西井冨久子(にしい ふくこ)
- 水原米子(みずはら よねこ)
- 橋井美子(はしい よしこ)
- 宮沢家
- 宮沢茜(みやざわ あかね)
- 宮沢美枝子(みやざわ みえこ)
- 「陸王」協力者
- 有村融(ありむら とおる)
- 江幡晃平(えばた こうへい)
- 飯山晴之(いいやま はるゆき)
- 飯山素子(いいやま もとこ)
- ダイワ食品陸上部
- 茂木裕人(もぎ ひろと)
- 城戸明宏(きど あきひろ)
- 平瀬孝夫(ひらせ たかお)
- 立原隼斗(たちはら はやと)
- 加瀬尚之(かせ なおゆき)
- 内藤久雄(ないとう ひさお)
- 川井俊輔(かわい しゅんすけ)
- 水木貴彦(みずき たかひこ)
- 端井(はしい)
- 大川裕信(おおかわ ひろのぶ)
- ジョセフ オリユク
- アジア工業
- 毛塚直之(けづか なおゆき)
- 吉田(よしだ)
- アトランティス日本支社
- 小原賢治(おばら けんじ)
- 佐山淳司(さやま じゅんじ)
- 村野尊彦(むらの たかひこ)
- 埼玉中央銀行 行田支店
- 坂本太郎(さかもと たろう)
- 大橋浩(おおはし ひろし)
- 家長亨(いえなが とおる)
- フェリックス
- 御園丈治(みその じょうじ)
- 関口智行(せきぐち ともゆき)
- その他
- 広樹(ひろき)
- 初田啓介(はつた けいすけ)
- 第1話ゲスト
- 増田明美(ますだ あけみ)
- 大会MC
- サイラス ジュイ
- 藤井(ふじい)
- 矢口(やぐち)
- スポーツショップ店員
- 第2話ゲスト
- 友部(ともべ)
- 第3話ゲスト
- 島遥香(しま はるか)
- 栗山(くりやま)
- 村尾(むらお)
- 神林勇太(かんばやし ゆうた)
- T ワンジャラ
- 第4話ゲスト
- 野坂(のさか)
- 第5話ゲスト
- 橘健介(たちばな けんすけ)
- 第6話ゲスト
- 中岡(なかおか)
- 彦田知治(ひこた ともはる)
- 橋本(はしもと)
- 原晋(はら すすむ)
- 第7話ゲスト
- 奥羽(おくば)
- 清崎(きよさき)
- 粟村(あわむら)
- 尾村(おむら)
- 第9話ゲスト
- 檜山和人(ひやま かずと)
- 最終話ゲスト
- 南原(なんばら)
- 桐山(きりやま)
- 川田(かわた)
- 『陸王』の用語
- 会社
- こはぜ屋
- アトランティス日本支社
- フェリックス社
- タチバナラッセル
- 運送会社『椋鳩通運』
- 飯山産業
- メトロ電業
- タテヤマ織物
- 大徳デパート
- シカゴケミカル日本支社
- 月刊アスリート
- 奥羽木工
- 東京キャピタル社
- 東和エレキ
- ジャニス社
- 菱屋
- 鶴善商事
- マンハッタンブルー
- シューズ
- こはぜ屋のマラソン足袋「陸王」
- アトランティス社のランニングシューズ「RⅡ」
- 地下足袋「足軽大将」
- ファイブフィンガー
- 特許素材
- シルクレイ
- ダブルラッセル
- 陸上部
- ダイワ食品陸上部
- アジア工業陸上部
- 芝浦自動車の陸上部
- 青山学院大学陸上部
- コジマ再生製作所陸上部
- マラソンレース
- 第62回豊橋国際マラソン
- 第63回豊橋国際マラソン
- 第64回豊橋国際マラソン
- 第62回ニューイヤー駅伝
- 行田市の市民駅伝
- 部内のトライアルレース
- 熊谷シティマラソン
- 東日本チャンピオンカップ
- ディスタンスチャレンジ10000m
- 世界陸上
- 第15回東日本国際マラソン
- 銀行
- 埼玉中央銀行 行田支店
- 埼玉中央銀行 前橋支店
- 東京中央銀行
- 職業
- シューフィッター
- お店
- アリムラスポーツ
- 居酒屋「そらまめ」
- スポーツショップ
- 学校
- 町村学園
- その他
- シルクレイ製造機
- ミッドフット走法
- ドイツ式八方つま縫いミシン
- 『陸王』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 宮沢紘一の名セリフ
- 「彼らのゴールを勝手に決めるな。全力で頑張っている人間が全ての勝負に負けるとは思わない。いつか必ず勝つ。飯山さんも、茂木選手も、大地お前もだ」
- 「同じ仕事でも、ただ金のためにやらされるのと、一緒に同じゴールを目指して挑戦するのとでは全然違う。そこには絆が生まれる。その絆が次のビジネスチャンスを生むんです。いい年をして、やっとそのことに気付いたんです。陸王が教えてくれたんです。だから私はまだ諦めませんよ」
- 「ありがとな。でもお前はメトロ電業に行け。うちは零細でノウハウがない。メトロ電業に行けばうちに足りないものが何かわかる。そこで思いきり働き知識を得てくれ。世界に出ろ。そして俺たちに教えてくれ。」
- 茂木の名セリフ
- 「今のこはぜ屋さんは、いってみれば2年前のオレと同じなんです。ピンチで困り果て、必死で這い上がろうともがき苦しんでいる。もし、それを理由にオレがこのシューズを履かなかったら、それはオレが苦しい時に背を向けた連中と、自分が同じことをすることになる。オレはそうしたくない。オレは自分が信じようとしたものを、ずっと信じていたい。もしこのシューズを履かなかったら、それは自分自身を裏切ることになってしまうんです」
- 飯山の名セリフ
- 「なあ、大地。お前っていう人間は、この世にたった一人しかいねえんだぞ。代わりはいねえんだ。だから、もっと自分にプライドを持て。ただの部品にはなるな。会社の大小や肩書なんて、たいした問題じゃねえ。本当に大事なのは、自分と自分の仕事にどれだけ胸を張れるかだ」
- 『陸王』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 箱根駅伝で有名な青山学院大学陸上部の監督がランナー役を指導
- 有名スポーツメーカーの「ミズノ」がドラマに出てくるマラソン足袋「陸王」を製作
- 「フェリックス」の製品は有名アウトドアブランドの「モンベル」を使用
- 『陸王』の主題歌・挿入歌
- 劇中歌:Little Glee Monster『Jupiter』
- 挿入歌:TBS系 日曜劇場『陸王』オリジナル・サウンドトラック
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