WATER BOYS 2(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。
『WATER BOYS 2』の概要
『WATER BOYS 2』とは、2004年7月6日から9月21日にフジテレビ系で、毎週火曜日21時に放送されたテレビドラマ。脚本は『ショムニ』シリーズや後に『華麗なる一族』を手掛けた橋本裕志と、『いいひと。』や後に『ラスト・シンデレラ』を手掛けた中谷まゆみが担当する。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や小池徹平、石原さとみなどが出演している。女子生徒だらけの元女子高・姫乃高校を舞台に、男子生徒がシンクロ部を設立し、夢に向かって奮闘する物語。様々な試練を乗り越えて成長していく主人公と、彼を取り巻く仲間との友情や恋愛を明るく描く青春ドラマである。平均視聴率は16.8%で、最終話で最高視聴率となる22.8%を記録した。
3年前まで女子高だった姫乃高校に、元水泳部員の水嶋泳吉(みずしまえいきち)が転校してくる。男子の運動部を作りたい山本洋介(やまもとようすけ)は、泳吉と水泳部を設立しようと決意する。泳吉は泳ぎが苦手だったが、元シンクロ部員の教師である早乙女聖(さおとめひじり)にシンクロを提案され、洋介と共にシンクロ部を設立した。だが、姫乃高校のプールは風紀上の問題から閉鎖されており、女性教師たちは水泳部の創設に反対した。それでも、彼らはシンクロ部設立に向けて動き出すのだった。
パート1となる『WATER BOYS』は映画版から数年後という設定で、舞台も映画版と同じ唯野高校だが、パート2となる本作は姫乃高校という別の学校が舞台となる。「男子高校生のシンクロ」というテーマは同じであるが、ストーリーの連結感はない。
『WATER BOYS 2』のあらすじ・ストーリー
泳吉がシンクロ部を設立
東京の進学校に通っていた高校3年生の水嶋泳吉(みずしまえいきち)は、姫乃高校に転校する。3年前に共学になったばかりの元女子高である姫乃高校は、女子生徒が9割で男子の運動部がなかった。男子運動部を作りたい山本洋介(やまもとようすけ)は、泳吉が青葉高校で水泳部に所属していたことを知り、水泳部を設立しようと決意。すると、元シンクロ部員の教師・早乙女聖(さおとめひじり)が水泳部の顧問に名乗り出た。そして、洋介は同じクラスの川崎仙一(かわさきせんいち)と共に、泳吉に内緒で泳吉の名前を使って部員を集めることにした。しかし、そのことが泳吉にバレて「勝手なことをしないでくれ」と怒られてしまう。
そんな中、泳吉は祖父である水嶋亀吉(みずしまかめきち)の家へ向かう。そこで、同じクラスの矢沢栞(やざわしおり)が同じ家に住むことが判明する。実は泳吉の父親である水嶋泳太郎(みずしまえいたろう)と、栞の父親である矢沢明(やざわあきら)は親友だった。そのこともあり、矢沢家が亀吉の家の母屋を借りて住んでいるのだ。しかし、栞は泳吉と一緒に住むことに反発した。
一方、洋介たちは水泳部の勧誘チラシを英語教師の大原夏子(おおはらなつこ)などに問題視される。「遊び半分の部を認めたら、実績を積み重ねてきた女子部に失礼だ」と夏子に言われた洋介は、泳吉を説得して水泳の大会に出場させると提案。校長の樫山礼子(かしやまれいこ)はそれを認め、水泳連盟に掛け合って水泳大会の出場枠を一つ設けてもらった。泳吉は洋介の頼みを素っ気なく突き放したが、明から洋介が泳ぎの練習をしていたと聞き、水泳大会の会場に姿を現す。ところが、泳吉は泳ぐことができず、溺れて失格となってしまった。実は泳吉は以前水泳部だったが、泳ぎが下手で周りからは馬鹿にされていた。そのことを知ってもなお、洋介は泳吉を水泳部に入れようと説得する。すると、早乙女は泳吉たちの前でシンクロの演技を披露し、「シンクロをやろう」と勧める。泳吉は悩んだ末にシンクロをやることを決意。だが、夏子は「実績のない部は認めない」とシンクロ部の設立に反対する。そこで校長の提案により、終業式にシンクロ発表会をして全校生徒に練習の成果を認めてもらうことが、シンクロ部設立の条件となった。
シンクロ部の廃部
まずはシンクロ部のメンバーを探すことにした泳吉たち。そんな矢先に仙一が「入部したい」と申し出る。さらに、仙一は「自分がメンバーを集める」と意気込んだ。だが、栞は泳吉に仙一のことを嘘つきでいい加減な男だと話す。泳吉は少し不安になるが、翌日仙一は新しいメンバーを5人見つけてきた。さらに、仙一は「シンクロで使う曲を吹奏楽部に生演奏してもらおう」と言い出す。だが、仙一からその件を相談された吹奏楽部の栞は猛反発する。その際、強引な方法で説得しようとした仙一は、誤ってコンクールで使うティンパニーを壊してしまった。そのことを問題視した生徒会長の大場加代(おおばかよ)は、泳吉たちに「ティンパニーを弁償しなければ、シンクロ部の廃部を提案する」と告げた。すると、仙一は「責任を取ってシンクロ部を辞める」と言い出し、洋介は激怒。シンクロ部はバラバラになってしまった。だがその後、反省した仙一は泳吉と洋介と共に捨てられたティンパニーを無料で回収する。そのティンパニーは壊れていたが、早乙女が自腹で新しいティンパニーを購入してくれたおかげで、シンクロ部の廃部は免れた。そして、仙一は改めて吹奏楽部に謝罪したのだった。
シンクロ発表会まで1週間を切る中、シンクロメンバー8人は早乙女の指導の下、練習に励む。だが、シンクロ部設立に反対する生徒会長の加代の手下である岩田巌男(いわたいわお)が、彼らを監視し妨害を始めた。そんな中、泳吉たちはたまり場にしている喫茶店のマスター・粕谷耕造(かすやこうぞう)の提案で、部員獲得のためにTシャツを作成する。そのおかげで入部希望者が現れ、シンクロ部のメンバーは15人に増えた。そんな中、泳吉たちはひょんなことから、巌男が加代へ思いを寄せていることを知る。そこで、彼らはシンクロ部の活動の妨害を止めてもらう代わりに、巌男の恋愛を応援することを決意。しかし、巌男は加代に告白する前に、彼女の思いを知って失恋してしまう。落ち込む巌男に、泳吉は「ちゃんと思いを伝えた方が良い」とアドバイスした。そして、巌男は加代に告白したが、断られてしまう。だが、巌男は彼女に逆らって男らしいところを見せたいという理由から、生徒会を辞めてシンクロ部への入部を決意するのだった。
シンクロ発表会まで3日と迫る中、シンクロ部は告知ポスターを作って気合いを入れる。しかし、スーパーの社長の息子である佐野秀樹(さのひでき)はシンクロ部を嫌っており、取り巻き連中と共に彼らへの妨害を繰り返していた。そんな中、秀樹はひょんなことから洋介に怪我を負わせてしまう。洋介は全治1週間と診断され、シンクロ発表会に出ることができなくなってしまった。泳吉たちは新しくフォーメーションを組むことを考えるが、責任を感じた秀樹が「シンクロ部の助っ人をする」と言い出した。だが、秀樹は泳ぎが下手で、練習にも真剣に取り組まない。しかし、洋介が叱責したことにより、秀樹は態度を改めて真面目に練習を始めた。そして、ついにシンクロ発表会の日が訪れる。ところが、演技の最中に泳吉の祖父である亀吉が連れてきていた亀がプールに侵入。秀樹がそれに驚いてパニックになり、シンクロ発表会は大失敗に終わった。そのため、シンクロ部は廃部が決定し、プールは閉鎖となってしまった。秀樹は反省せずシンクロ部を抜けようとするが、泳吉たちのシンクロへの思いを感じ、謝罪した。すると、泳吉はシンクロを続行すると決意し仲間たちを説得。それをきっかけに、秀樹はシンクロメンバーに加わることとなった。しかし泳吉、洋介、仙一、巌男、秀樹以外のシンクロメンバーは去ってしまった。
そんなある日、泳吉は早乙女の机の上で、シンクロ競技会地区予選の案内状を発見。そこで良い成績を残せれば、シンクロ部を復活させることできるかもしれないと考えた泳吉たちは出場を決意し、勝手にエントリーする。ところが、それは女子シンクロ競技会だった。エントリーは取り消すことができないため、彼らはやむを得ず、女子のフリをして出場を決意した。しかし、演技は失敗に終わり、シンクロ部復活は絶望的となってしまった。それでも、泳吉は諦めず、本格的なシンクロ技を取り入れることを考える。そして、かつて全日本でシンクロのコーチをしていた喫茶店マスターの粕谷にコーチを頼んだが、断られてしまった。
そんな中、泳吉の父親である水嶋泳太郎(みずしまえいたろう)がニューヨークから帰国。泳吉はシンクロを続けたかったが、泳太郎に説得され、ニューヨークに渡ることを決める。しかし出発当日、栞や洋介たちの説得により、泳吉は泳太郎に「シンクロをやり遂げたい」と思いを伝えて日本に残ることを決意するのだった。
その後、プールが閉鎖されて練習場所がない泳吉たちは、滝の下でシンクロの練習を行う。ところが、滝行に来た近所の寺の住職に「神聖な場所で遊ぶな」と追い出され、練習場所を失ってしまった。そんな中で、泳吉は洋介たちに栞と一緒に住んでいることがバレてしまう。そこで仙一は栞に、泳吉と同居していることを秘密にする代わりに、プール付きの吹奏楽部の合宿所に同行できるよう顧問を説得してほしいと頼む。そのおかげで、彼らは合宿所に行くことができた。だが、彼らは合宿所でタダ働きさせられる羽目になってしまった。しかもその合宿所に、シンクロを反対する加代が所属する陸上部もやってきたため、泳吉たちは練習する余裕もなく働いた。数日後、陸上部は県大会のために、合宿所から別の宿舎に移ることとなった。だが仙一が荷物を運ぶ手伝いをしている最中、加代のスパイクなどが入ったバッグを紛失してしまい、彼女は激怒。泳吉たちは手分けして、バッグの行方を探した。その後、加代は新しいスパイクで何とか予選に通過したが、足を痛めてしまったため、決勝は棄権をすると言い出す。巌男は加代を説得し、泳吉は大会の主催者に「プログラムの順番を変更してほしい」と頭を下げた。そんな中、仙一と秀樹が加代のバッグを見つけ出し、彼女に届ける。その結果、加代は自らのスパイクで決勝に出場し、見事優勝した。しかし、加代は相変わらずシンクロ部を目の敵にするのだった。
粕谷がコーチに就任
姫乃高校では学園祭の準備が進められるが、廃部になったシンクロ部は学園祭公演を行うチャンスさえなかった。そんな中、早乙女が臨時採用から本採用になることが決まる。さらに、早乙女は今後のシンクロ活動について、他校の学園祭に参加させてもらうことを提案した。そのため、泳吉たちはスポーツジムのプールで練習しながら、シンクロ公演をやらせてくれる高校を探すことになった。すると、栞の友人である北川梢(きたがわこずえ)が、シンクロ公演をやらせてくれる高校を見つけてくれた。泳吉たちはますます気合いを入れて練習に励み、早乙女も彼らにアドバイスしたいという思いから、密かに新しい技を練習する。それを知った泳吉たちは感動し、早乙女の思いに応えたいと決意を新たにした。ところがその後、早乙女が本採用されるのが、姫乃高校ではなく別の高校だったことが判明する。早乙女は自分が去ればシンクロ部が続けられなくなるため、思い悩む。さらに、シンクロ公演をやらせてくれるはずだった高校には結局断られてしまい、また別の高校を探すこととなった。そして、泳吉たちは自力でシンクロ公演をやらせてくれる別の高校を探し出したが、その高校は早乙女が本採用される予定の緑ヶ丘高校だった。しかし、早乙女はシンクロ部のために本採用を断ろうとする。だが、その思いを聞いた緑ヶ丘高校理事長が学園祭が終わってから、本採用を受けてほしいと早乙女に提案。早乙女はそれを承諾し、シンクロ公演までシンクロ部の顧問ができることになった。そして、これをきっかけにシンクロ部の活動も許可され、全日本シンクロコーチの経験がある粕谷がコーチを引き受けてくれた。
だが粕谷は泳吉たちを指導するつもりはなく、水泳部時代の後輩が館長を務める水族館で、ただ働きさせることが目的だった。それを知らない泳吉たちは、粕谷に指導してもらえると信じて懸命に働く。そんな彼らの姿を見て、水族館の館長がプールを貸してくれた。そのため、粕谷は仕方なく泳吉たちにハードな特訓をさせる。それでも、めげずに特訓についていく泳吉たちを見直した粕谷は、彼らを本気で指導することを決意した。そんな中、水族館でアシカショーを行うアシカの輸送が遅れるトラブルが発生。そこで、泳吉たちはアシカが到着するまでの間、観客の前でシンクロを披露して場を繋ぎトラブルを乗り切った。その活躍がマスコミに報じられた影響により周囲の目も変わり、秀樹の取り巻きだった生徒3人が、シンクロ部に入部することになった。
シンクロ公演が実現
しかしその後、粕谷が全日本の選手にドーピングさせていた過去が原因で、緑ヶ丘高校にシンクロ公演を断られてしまう。そのため、粕谷はコーチを辞めようとするが、泳吉たちの説得によりコーチを続けることになった。だが、水泳審議会が粕谷の過去を問題視していることから、高校探しは難航する。そこで、泳吉は朝礼の際に、全校生徒の前で「姫乃高校でシンクロ公演をやらせてほしい」と訴えた。一部の男子生徒も泳吉たちを支持し、シンクロ部への参加を希望する。だが、女子生徒の反応は冷ややかなばかりか、シンクロ部に反対の生徒会長の加代は妨害行為を行う。そこで、巌男はシンクロ部のために次期生徒会長に自ら立候補し、選挙活動を開始した。そして「男女が協力し合える高校へ」というスローガンを掲げる巌男を、男子生徒全員が応援した。その数日後、生徒会役員選挙の最終演説が行われる。ところがその最中、全国大会に向けて出発した吹奏楽部員の乗ったバスが、落石事故の影響で大渋滞に巻き込まれて立ち往生してしまう。それを聞いた泳吉たちは、男子生徒と共にバスへと向かい、吹奏楽部員と一緒に楽器を運びながら歩いて会場に向かった。会場に到着した時にはコンクールは終了していたが、栞の提案で吹奏楽部は男子生徒の前で高校最後の演奏を披露したのだった。
その後、巌男は選挙に敗れ、生徒会長になることはできなかった。だが、栞を中心として吹奏楽部員がシンクロ公演について、生徒総会を行うための署名を集めてくれた。そして、生徒総会でシンクロ公演について賛成かどうか多数決を取る。その結果、全校生徒の過半数が賛成したことにより、シンクロ部は復活しシンクロ公演もできることになった。それをきっかけに、姫乃高校の男子生徒全員がシンクロ部に入部したのだった。
そんな中、産休中だった教師の復職が決まり、代用教員だった早乙女の退職が発表される。早乙女はシンクロ公演の翌日に、緑ヶ丘高校に行くことが決まっていた。そのため、早乙女は元全日本のシンクロ選手だった夏子に顧問を引き受けてほしいと頼むが、断られてしまう。そしていよいよ学園祭の日がやってくるが、台風の影響により天候は大荒れとなり、校長は学園祭中止を決定する。それでも、泳吉たちは諦めずに「早乙女先生がいる間にシンクロ公演をやらせてほしい」と校長に懇願。彼らの熱意に心を動かされた夏子も、一緒に校長を説得してくれた。その結果、翌日シンクロ公演が開催されることになる。それと同時に、夏子がシンクロ部の顧問を引き受けてくれることになった。そして、加代も生徒会長としてシンクロ公演を成功させるため、台風で汚れたプールの清掃やラジオを通じての宣伝活動を行った。おかげで翌日は多くの観客が集まり、シンクロ公演は大成功で幕を閉じた。その後、泳吉は栞やシンクロ部に見送られながら、ニューヨークにいる泳一郎の元へと旅立つのだった。
『WATER BOYS 2』の登場人物・キャラクター
ウォーターボーイズ
水嶋泳吉(みずしまえいきち/演:市原隼人)
本作の主人公。3年3組で男子シンクロ部部長。転校前は名門進学校で水泳の実績もある青葉高校に在学していた。しかし泳ぎは下手で、水泳部では後輩にも「亀」と馬鹿にされており、勉強も苦手で落第しそうになったため、姫乃高校に転校した。青葉高校出身であることから洋介たちには勉強も運動もできると勘違いされ、救世主だと言われたが、水泳大会で化けの皮が剝がれてしまう。一時は父の泳太郎から説得されて、姫乃高校を去ってアメリカに行こうとしたが、仲間の説得によりシンクロをやることを決意。その後は先頭に立って仲間を引っ張り、シンクロ公演開催へと導いた。
山本洋介(やまもとようすけ/演:中尾明慶)
3年3組。シンクロ部副部長。実家はパン屋を営んでおり、将来はパン屋を継ごうと考えている。高校時代の思い出を作りたいという思いから、男子運動部を作ろうと考え、転校してきた泳吉を誘ってシンクロ部を設立した。普段は優しく穏やかだが、時には間違った行動をするメンバーを叱責することもあった。一時は母親が過労で倒れたことにより、シンクロ部を退部して姫乃高校退学を考えるが、母親の説得により思いとどまった。栞に恋をしていたが、思いを伝えずに終わった。
川崎仙一(かわさきせんいち/演:斉藤慶太)
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「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。
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今夜、ロマンス劇場で(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『今夜、ロマンス劇場で』とは2018年に公開された、主演綾瀬はるかと坂口健太郎によるラブストーリー映画である。映画監督を目指す健司が通い詰めていた「ロマンス劇場」で、モノクロ映画に出演している映画のヒロインである美雪に出会う。ある日、美雪が現実世界に現れ、健司は美雪に色のある現実世界を案内していくうちに、健司と美雪は惹かれ合っていく。しかし、美雪にはある秘密があった。切なくもあり、昭和中期を舞台とした切なくもあり温かい気持ちになるラブストーリー映画となっている。
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スウィングガールズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『スウィングガールズ』とは、2004年に公開された「ジャズやるべ!」をキャッチフレーズに掲げた青春コメディ映画である。監督・脚本は『ウォーターボーイズ』で一躍有名になった矢口史靖が手掛け、主演には上野樹里を迎えた。山形の田舎を舞台に、ジャズや音楽とは無縁だった田舎の女子高生達は、ひょんな事からビッグバンドを組みある日突然ジャズの世界へ。落ちこぼれ高校生達が、ビッグバンドをきっかけに次第にジャズに魅了されていく様が描かれている。
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マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。
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僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。
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3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)のネタバレ解説・考察まとめ
『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』とは、日本テレビ系で2019年に放送された日本のテレビドラマ。半年前に起きた女子生徒・景山澪奈の自殺の真相を明らかにするため、美術教師の柊一颯が生徒たちを人質に取った立てこもり事件を起こす、異色の学園ドラマである。主演は菅田将暉。生徒役には永野芽郁や今田美桜、森七菜などが出演している。『電車男』や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などのヒットドラマを生み出した武藤将吾が脚本を手掛ける。
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MIU404(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『MIU404』とは、性格が全く違う二人の刑事が日本の社会問題に立ち向かいながら事件解決を目指す、警視庁機動捜査隊を舞台としたテレビドラマである。臨時部隊として新設された第4機捜に召集された刑事が志摩一未と伊吹藍だ。二人は相反する性格ながら、様々な事件に相棒として立ち向かうことになる。斬新なストーリーと共に、二人の刑事がバディとして絆を深めていく姿も目が離せない作品だ。
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HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
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嫌われ松子の一生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。
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名探偵コナン ゼロの執行人(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『名探偵コナン ゼロの執行人』とは、東宝配給、トムス・エンタテインメント製作、立川譲監督によるアニメ映画。東京で開催予定のサミット会場で大規模爆破事件が発生。事件の容疑者として逮捕された毛利小五郎の無実を証明しようとする江戸川コナンの前に、公安警察の古谷零が立ちはだかる。2018年製作・日本作品。
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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。
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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
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HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。
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新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。
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目次 - Contents
- 『WATER BOYS 2』の概要
- 『WATER BOYS 2』のあらすじ・ストーリー
- 泳吉がシンクロ部を設立
- シンクロ部の廃部
- 粕谷がコーチに就任
- シンクロ公演が実現
- 『WATER BOYS 2』の登場人物・キャラクター
- ウォーターボーイズ
- 水嶋泳吉(みずしまえいきち/演:市原隼人)
- 山本洋介(やまもとようすけ/演:中尾明慶)
- 川崎仙一(かわさきせんいち/演:斉藤慶太)
- 岩田巌男(いわたいわお/演:小池徹平)
- 佐野秀樹(さのひでき/演:木村了)
- その他のウォーターボーイズ
- 安部鯛造(あべたいぞう/演:阿部亮平)
- 安部平政(あべひらまさ/演:山根和馬)
- 安部勘八(あべかんぱち/演:篠原孝文)
- 坂上(さかがみ/演:阪田智靖)
- 内村(うちむら/演:内田祐介)
- 浜口(はまぐち/演:出口哲也)
- 谷坂(たにさか/演:横谷豪紀)
- 市村(いちむら/演:市川欣希)
- 竹井(たけい/演:善りょう)
- 長太郎(ちょうたろう/演:長町太郎)
- 尾崎(おざき/演:登尾翼)
- 末永(すえなが/演:永井祐大)
- 上柳(かみやなぎ/演:柳下洋輔)
- 西條(さいじょう/演:斎藤誠)
- 加藤(かとう/演:佐藤ただすけ)
- 沼田(ぬまた/演:藤沼豊)
- 横山(よこやま/演:横上拓哉)
- 田辺(たなべ/演:渡辺航)
- 小森(こもり/演:小林大祐)
- 渋川(しぶかわ/演:渋谷謙人)
- 橋野(はしの/演:橋本淳)
- 川上(かわかみ/演:田上尚樹)
- 新沼(にいぬま/演:高橋良輔)
- 鳥羽(とば/演:滝口幸広)
- 五木(いつき/演:久野秀隆)
- 北島(きたじま/演:久光邦彦)
- 氷川(ひかわ/演:松澤傑)
- 女子生徒
- 矢沢栞(やざわしおり/演:石原さとみ)
- 北川梢(きたがわこずえ/演:鈴木えみ)
- 大場加代(おおばかよ/演:浅見れいな)
- 鬼怒川照江(きぬがわてるえ/演:仲程仁美)
- 歌江(うたえ/演:朝倉えりか)
- 姫乃高校教師
- 早乙女聖(さおとめひじり/演:金子貴俊)
- 大原夏子(おおはらなつこ/演:山口紗弥加)
- 越野晴香(こしのはるか/演:井上和香)
- 樫山礼子(かしやまれいこ/演:キムラ緑子)
- 家族
- 水嶋泳太郎(みずしまえいたろう/演:矢島健一)
- 佐野正樹(さのまさき/演:金田明夫)
- 山本千代(やまもとちよ/演:阿知波悟美)
- 水嶋亀吉(みずしまかめきち/演:今福將雄)
- 矢沢薫(やざわかおる/演:森下愛子)
- 矢沢明(やざわあきら/演:小日向文世)
- その他
- 粕谷耕造(かすやこうぞう/演:佐野史郎)
- 芦川貴和子(あしかわきわこ/演:原沙知絵)
- 達矢(たつや/演:角田拓也)
- 和矢(かずや/演:角田和也)
- 緑ヶ丘高校理事長(演:鶴田忍)
- 緑ヶ丘高校生徒会長(演:鈴木康太)
- 城山高校生徒会長(演:鳥居紀彦)
- 城山高校生徒会副会長(演:三浦圭祐)
- 奈美(なみ/演:広澤草)
- 水族館館長(演:大高洋夫)
- 日本水泳審議会役員(演:須永慶)
- 『WATER BOYS 2』の用語
- 姫乃高校
- 男村
- 喫茶店「琴八」
- 『WATER BOYS 2』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 矢沢栞「一生大事にします」
- シンクロ部が校長を説得する場面
- シンクロ公演を行う場面
- 『WATER BOYS 2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 大反響で高視聴率をマーク
- 市原隼人や石原さとみなど豪華キャストの出演
- 五段やぐらへの挑戦
- 『WATER BOYS 2』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:福山雅治「虹~もうひとつの夏~」