高校教師(1993年のドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『高校教師』とは、1993年1月からTBSで放送されたテレビドラマである。脚本は野島伸司で、主演は真田広之と桜井幸子。その他、赤井英和や京本政樹などが出演する。日向女子高校に赴任してきた教師の羽村隆夫に、女子生徒の二宮繭が好意を持つ。羽村も繭と過ごしていくうちに彼女に惹かれていき、2人は禁断の恋に落ちていく。生徒と教師の恋愛や近親相姦、同性愛、強姦など社会的タブーを取り扱った作品である。登場人物の背景や最終回の結末などサスペンス要素を含んだことも反響を呼び、最終回では視聴率33%を記録した。

『高校教師』の概要

『高校教師』とは、1993年1月8日から3月19日まで放送された学園ドラマである。TBS系列の金曜ドラマ枠で、金曜22時から放送されていた。『ひとつ屋根の下』や『101回目のプロポーズ』などの野島伸司が脚本を手掛ける。主演は真田広之と桜井幸子で、その他、赤井英和や京本政樹などが出演する。教師と生徒の禁断の恋愛を中心に描きながら同性愛や強姦、近親相姦、自殺などの社会的タブーを真正面から取り扱っている。さらに登場人物の背景や最終回の結末など、サスペンス要素も盛り込んだことにより、大きな反響を呼んだ。平均視聴率は21.9%で、最終回は33.0%と高視聴率を記録した。ドラマが好評だったことから、映画や主要キャストを一新した続編ドラマが制作された。

大学の研究室で教授の助手をしていた羽村隆夫(はむらたかお)は、教授の紹介で日向女子高校へ理科の講師として赴任することとなった。初めて学校に出勤する日の朝、羽村は定期券の有効期限が切れて、駅員に捕まってしまった女子生徒の二宮繭(にのみやまゆ)を助ける。そのことをきっかけに、繭は羽村に好意を寄せるようになり、彼に付きまとうようになる。初めは戸惑っていた羽村だが、次第に彼女に惹かれていくのだった。

『高校教師』のあらすじ・ストーリー

羽村と繭の出会い

昭和理科大学で三沢祐蔵(みさわゆうぞう)教授の助手をしていた羽村隆夫(はむらたかお)は、教授の紹介により、期間限定で日向女子高校へ赴任することとなった。そして初めて高校に出勤する日、羽村は駅で鞄を線路に落としてしまい、それが本人のものか確認するために駅員に事務室へと連れていかれる。そこでは日向女子高校の二宮繭(にのみやまゆ)が、定期券の有効期限が切れたため、駅員に捕まっていた。制服を見て日向女子高校の生徒だと悟った羽村は彼女を助け、一緒に学校へと向かう。その道中、羽村は先ほど失敗した繭のことを、担任教師に報告するつもりはないと話す。繭は自分のことを信じてくれた羽村に好感を持った。

それから繭は羽村のことをすっかり気に入り、帰宅する彼を密かに尾行する。それに気づいた羽村は、仕方なく繭を自宅に上げた。そこへ三沢教授の娘で、羽村の婚約者である三沢千秋(みさわちあき)が彼の家にやってくる。婚約者の存在を知って、嫉妬した繭は拗ねて家を飛び出していった。ところがその後、繭は街中で千秋が見知らぬ男とホテルに入る姿を偶然見てしまう。繭は羽村にそのことを伝えなかったが、学校で彼に付きまとい続けた。

深まる羽村と繭の関係

第4話、麻美から塩酸をかけられそうになる羽村(左)を庇う繭(右)

繭の親友でクラスメイトの相沢直子(あいざわなおこ)は、ある日誰もいない教室にいる教師の藤村知樹(ふじむらともき)の元に会いに行く。直子は藤村に好意を持っていたが、そこで彼に強姦されてしまった。

一方、繭は羽村がバスケットボール部の顧問になったことから、バスケ部に入部する。バスケ部キャプテンで同性愛者の佐伯麻美(さえきあさみ)は、繭に好意を抱いていたが、彼女が羽村に思いを寄せていることが気に食わなかった。そのため麻美は部員たちと共謀して、羽村に嫌がらせをし、彼を陥れようとする。それでも繭は羽村を庇い、麻美に反抗し続けた。

藤村に襲われた直子は3日間学校を休んでいたが、元気なフリをして再び学校に登校する。そんな直子に、藤村は「あのことは誰にも言うな」と釘を刺す。そして強姦の様子を撮影したビデオテープをネタに、「卒業まで自分の言うことを聞くように」と彼女を脅した。大きなショックを受けた直子は、直後に遭遇した保健体育教師の新庄徹(しんじょうとおる)の前で思わず涙を流してしまう。新庄はそんな直子のことを気にしながらも、涙の理由を問い詰めなかった。それをきっかけに、直子は新庄が顧問を務める剣道部に入部し、彼を慕うようになる。

羽村は繭の父親で有名な彫刻家である二宮耕介(にのみやこうすけ)に突然呼び出され、繭と羽村の2ショット写真を突きつけられる。「生徒と恋愛関係にはならない」などと弁解した羽村だが、耕介は彼の言葉にイラ立った様子を見せた。その夜、繭は耕介から羽村に会ったことや、写真を燃やしたことを告げられる。繭は怒って耕介を責めるが、彼は彼女の足に縋り付きながら、「私を1人にしないでくれ。お前がいないとダメなんだ」と訴えた。実は2年前に母が亡くなって以降、耕介は繭を束縛するようになっていた。

後日、羽村はバスケ部キャプテンの麻美を生物室に呼び出し、自分に対するいじめをやめるよう説得する。しかし麻美は繭に振り向いてもらえない不満を羽村に当たり散らし、自ら服のボタンを外して騒ぎを起こした。麻美の自作自演により、強姦の濡れ衣を着せられた羽村は生徒たちに授業をボイコットされるようになる。だが繭は麻美の自作自演に気づいており、彼女に唾を吐きかけて「汚い女」と罵倒した。それから1人で羽村の授業に参加する繭の元に、麻美がやってくる。そして嫉妬に狂った麻美は塩酸を羽村にかけようとするが、繭が彼を庇って火傷を負ってしまった。だがそれをきっかけに、羽村は自分を守ってくれた繭への愛情が少しずつ大きくなっていく。

そんな中、羽村は千秋が男とキスしている姿を見てしまう。それでも羽村は千秋と別れるつもりはなかったが、彼女と話をして愛されていないことを知る。しかし千秋は、互いのメリットのために結婚することを提案した。羽村はそんな彼女の本音に落胆し、婚約を解消することを決意する。そして三沢教授にそのことを伝えに行き、「研究室に戻ったら一生懸命手伝いをする」と語る。ところが教授は、笑いながら「研究室に空きはない」と言い放つ。初めから教授が自分を研究室から追い出すつもりだったと気付いた羽村は大きなショックを受け、研究室で暴れて助手たちに取り押さえられた。

落ち込みながら帰宅した羽村だが、繭と約束していた動物園デートに行き、笑顔を取り戻す。だがその最中、羽村は婚約者を失ったことや研究室へ戻ることができなくなったショックが溢れ出し、「もう僕には何もない」と号泣する。そんな彼に同情した繭は、一緒に涙を流した。

耕介は繭の様子が変わっていくことに不安を覚え、彼女への束縛を強めていく。繭はそんな耕介に恐怖を感じながらも、羽村の前では明るく振る舞い、彼を映画デートに誘う。羽村も何があっても自分を真っすぐに思い続けてくれる繭に愛情を抱き始めており、彼女とのデートを受け入れる。しかしデートの帰り、繭は「先生とずっと一緒にいたい」と、羽村と別れることを頑なに拒んだ。わがままな繭に怒った羽村は彼女を置いて立ち去ろうとしたが、結局放っておけず彼女と宿に泊まることに決める。その晩、繭は羽村に「人間には2つの顔がある。本当の私を知っても嫌いにならないでね」と不安そうな顔で語る。羽村は繭を愛おしいと思う気持ちが溢れ、彼女を抱いた。

別れる羽村と繭

繭から電話で羽村と一緒に泊まっていることを告げられた耕介は、怒って教頭にそのことを話し、繭は無断外泊をしたことで停学処分となってしまう。羽村は繭と一緒にいたことを話さなかったため、処分は保留となった。後日、羽村は新庄に繭を思っていることや辞職を考えていることを明かす。すると新庄は激怒して「腐った根性を叩き直す」と、羽村を殴り飛ばす。羽村が辞職すれば恋愛関係を認めたことになり、繭は退学処分になるため、新庄は彼の甘い考えを叱責した。反省した羽村は繭の将来を思って距離を置こうと考え、「面倒は嫌だから、もう会うのはやめよう」と一方的に彼女に別れを告げた。

後日、羽村は繭と共に校長の元へ行き、「無断外泊は事実ではない」と説明する。おかげで2人の処分はなくなったものの、別れを告げられたショックから繭は盛り場を遊び歩くようになる。羽村はその現場を目撃し、繭を止めようとするが、彼女は男たちと共に行ってしまった。

その後、直子は学校の授業中に倒れたため病院で検査したところ、妊娠していることが判明する。藤村から脅されて何度も体を重ねていた直子は、彼の子を妊娠してしまったのだ。病院に直子を連れていった新庄と羽村は彼女が退学にならないよう、妊娠を学校に報告することはしなかった。ところが藤村は、直子に子供を産めと強要する。我慢の限界に達した直子は新庄に泣きついて病院に連れて行ってもらい、人工妊娠中絶手術を行った。新庄は「相手は誰だったか」と直子に尋ねるが、彼女は今にも泣きそうな顔で何も言わずに去っていった。

そんな中で繭は羽村のことが忘れられず、彼に無言電話をかけ続ける。だが羽村は「僕のことは忘れてほしい」と拒絶し、やけになって教育実習生の田辺里佳(たなべりか)を抱こうとしてしまう。それをきっかけに羽村を本気で好きになった里佳は、ライバルである繭に宣戦布告したり、彼女にカンニングの濡れ衣を着せたりする。しかし羽村の繭を思う気持ちの強さを悟り、里佳は諦めて離れていった。だが羽村が一時的に里佳と関係を持ったことを知った繭は、彼の気持ちが分からなくなり、2人の間に溝ができてしまった。それでも里佳との一件で繭への気持ちを再確認した羽村は繭と向き合うため、彼女の家へと向かう。すると耕介はなぜか羽村を快く迎え入れ、繭の部屋へと案内する。そして羽村が部屋に入ると、そこには裸でベッドに横になる繭の姿があった。衝撃の光景に、羽村は言葉を失ってしまった。

その後、直子は藤村に中絶したことを告げて「もう言いなりにはならない」と宣言し、彼と距離を取るようになる。ところが逆上した藤村は直子の家に押しかけ、彼女の首を絞めながら「なぜ僕の子供を殺したんだ」と激怒した。後日、繭は直子の家に行った際に、偶然彼女の部屋で藤村から強姦被害に遭ったビデオを見つけてしまう。直子から口止めされたものの、繭は彼女を救うために藤村のロッカーから複製するための元になるテープ、マスターテープを盗み出して新庄の机の上に置いた。新庄は羽村と共にそのビデオを再生し、藤村の犯行を知る。羽村たちは藤村を責め警察に突き出そうとするが、「生徒の一生が台無しになる」と藤村に脅されてしまい、泣き寝入りするしかなかった。その後、テープを盗んだのが直子だと思い込んだ藤村は、怒りのままに彼女に暴行を加える。さらに彼は態度を豹変させ、直子に殴ったことを謝りながら、「君と同じ痛みを味わう」とナイフで自分の腕を傷つけ始めた。常軌を逸した藤村の行動に耐え切れず、失神してしまった直子を彼は抱きしめた。翌日、直子の顔のアザを見て激怒した新庄は、羽村の制止も聞かずに藤村に殴りかかる。それにより藤村は全治1カ月の大怪我を負い、新庄は謹慎処分となった。

一方、羽村は繭が近親相姦されていることを知って、彼女と顔を合わせるのが気まずくなっていた。しかし生徒を思う新庄の気持ちに触発された羽村は二宮家に向かい、耕介に「彼女を連れていく」「あなたに父親の資格はない」「僕は彼女を愛している」と告げる。繭は羽村と一緒に行くことを決意するが、耕介はそれを阻止しようとする。だが羽村は繭を守り、耕介を突き飛ばして彼女と一緒に家を飛び出した。そしてこの日から羽村は繭を自宅に匿い、自身はビジネスホテルに寝泊まりすることとなった。しかし耕介は毎日のように羽村の家に電話をかけ、留守電で繭に「戻ってきてくれ」と呼びかけ続ける。繭たちは耕介のことを無視したが、彼はついに羽村の家へとやって来る。羽村は不在で繭が1人だったが、彼女は扉を開けようとしなかった。それでも耕介は素手で窓ガラスを割って強引に家に侵入しようとしたが、近所の人の通報で駆け付けた警察に連行されて行った。その際、げっそりした耕介の姿を見て繭は心配になった。その後、繭は羽村に耕介が心配であることを話す。だが繭と耕介の関係を心のどこかで嫌悪していた羽村は、「君はただ父親から逃げたくて僕と寝たんだ」と思わずきつい言葉をぶつけてしまう。ショックを受けた繭は、無言でその場から立ち去ってしまった。

後日、繭は羽村が不在の間に「ごめんなさい。うちに帰ります」と書置きをして家を出ていく。羽村はすぐに二宮家に向かったが、そこに2人の姿はなく、繭の手紙が置いてあった。その手紙には14歳の時から父親に近親相姦されていたことや、父の溺愛が原因で母親に憎まれていたこと、羽村への純粋な思いなどが綴られていた。さらに手紙で繭が耕介と海外へ飛び立つことを知った羽村は、急いで空港へと向かう。そして耕介を発見した羽村は、彼の腹部をノミで突き刺した。だが耕介は周囲に気づかれないよう羽村にもたれかかったまま、「家に連れて帰ってくれ」と懇願する。そこで羽村と繭は耕介を両脇から支えながら、彼を家に連れて帰った。

指名手配される羽村と繭

腹部にノミが刺さったまま弱弱しくなった耕介は、羽村に「娘と2人きりにしてほしい」と要求する。そのため羽村は耕介を寝室のベッドに運び、繭は耕介と2人きりになる。耕介が心配そうに手を握る繭に「あの男が好きか?」と尋ねると、彼女は頷いた。すると耕介はタバコを取ってきてくれと繭に頼み、1人きりになったタイミングで部屋に火を放った。耕介はそのまま死ぬと他殺だと思われてしまうため、自殺に見せかけて、羽村と繭を庇おうとしたのだ。気づいた羽村は耕介を助け出そうとしたが、部屋には鍵がかかっていたため救うことができず、耕介は帰らぬ人となってしまった。

警察が耕介の死について調べ始め、行方不明になった繭の捜索を開始する。羽村と繭は新庄の元に身を寄せていたが、目撃者がいなければ疑われることはないため、新庄の提案で次の日普段通りに学校へ向かう。ところが、そこに警察が来て繭は尋問される。しかし繭が沈黙を貫いたため、事件性を疑う警察は彼女を尾行するようになる。それを知った羽村は、繭を巻き込みたくないと自首することを決意する。だが繭は羽村が逮捕されたら、自分と父親の関係を警察に全て明かすと語り、「ずっと先生と一緒にいたい」と泣きながら懇願する。繭を晒しものにしたくないと感じた羽村は彼女を抱きしめ、地元の新潟に一緒に行こうと約束した。

ところが翌日、羽村は繭が寝ている間に1人で駅へと向かう。そこで見送りに来た新庄に、羽村は「彼女を頼みます」と告げて、新幹線に乗り込んだ。しかしその後、突然繭が羽村の元に現れる。そして2人は新潟の駅に到着し、電車に乗り込んだ。その一方で、警察は指名手配されている羽村たちを追って、目と鼻の先まで迫ってきていた。そんな中、繭と羽村は小指を赤い糸で結び、列車の座席で揺られながら寄り添って目をつむるのだった。

『高校教師』の登場人物・キャラクター

主人公とヒロイン

羽村隆夫(はむらたかお/演:真田広之)

本作の主人公。新潟県出身。大学の研究室で三沢教授の助手をしていたが、教授の娘の千秋と婚約後、彼の紹介で日向女子高校の生物教師として赴任した。しかしその後、教授に論文を盗作され、その口封じに千秋との縁談話を持ち掛けられていたことが発覚する。さらに千秋の浮気や彼女が自分に愛情がないことを知ったため、婚約を解消した。3月に研究室に戻るつもりだったが、教授は初めから研究室に彼を復帰させるつもりはなかったため、教師を続けざるを得なくなった。温厚でお人好しな性格で、繭から好意を寄せられて、彼女に振り回される面もあった。しかし何があっても味方でいてくれて、一途に自分を思ってくれる彼女の存在に惹かれていき、両想いとなる。最終的に繭を束縛している耕介をノミで突き刺して警察に追われることとなり、彼女と一緒に地元の新潟へ逃亡した。

二宮繭(にのみやまゆ/演:桜井幸子)

本作のヒロインで、高校2年生。明るく自由奔放な性格で、駅で出会った羽村に初めから好意を抱き、彼に付きまとっていた。非常に芯が強く、羽村に好意を持っていることがバレて先輩の生徒から暴力を振るわれたことがあるが、返り討ちにしていた。羽村を一途に思い続けたことで、彼も彼女を愛するようになり、両想いとなる。母親は15歳の時に心臓病で亡くなった。そのため父の耕介と2人暮らしをしているが、彼から14歳の時に近親相姦されるようになり、強い束縛に悩まされている。一時は羽村に保護してもらったが、弱っていく耕介が心配になり、彼の元へと戻って海外へ引っ越そうと考える。しかし彼女を助けようとした羽村が耕介をノミで突き刺して、警察に追われることとなった。そのため最後は羽村と共に彼の地元へ逃亡した。

日向女子高等学校教職員

新庄徹(しんじょうとおる/演:赤井英和)

保健体育を担当しており、剣道部の顧問である。妻とは離婚し、息子の新庄貴広(しんじょうたかひろ)と2人暮らしをしている。元妻と親権を争っていたが、敗訴したため、一時は元妻に貴広が引き取られた。しかし貴広が彼の元へ戻ることを望んだことから、再び一緒に暮らすこととなった。元々は優しく生徒に好かれる教師だったが、以前勤めていた学校で生徒に貴広を負傷させられたことがトラウマとなり、生徒に厳しい暴力教師として恐れられるようになる。それゆえに体罰が原因で懲戒免職された過去を持っており、日向女子高等学校では生徒のみならず教師からも敬遠されている。しかし実際は情に厚く、生徒思いの優しい性格であり、羽村とは親しくなって自宅に招くことも多かった。また藤村の強姦で心に傷を負った直子のことも気にかけ、彼女の支えとなっていた。しかし藤村に暴行を加えたことで辞職することとなり、建設会社の作業員に転職した。

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