百万円と苦虫女(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『百万円と苦虫女』とは、ひょんなことから前科持ちとなってしまい、実家にも居づらくなったフリーター・鈴子が、百万円を貯めては場所を転々し、様々な経験や人との出会いを通して成長していく様子を描いた青春ロードムービーである。2008年7月19日に日本で公開され、興行収入は3億円、観客動員数は19.7万人を記録した。『百万円と苦虫女』の功績が認められ、監督のタナダユキは第49回日本映画監督協会新人賞を、主演の蒼井優は2009年に芸術選奨新人賞を受賞した。

『百万円と苦虫女』の概要

『百万円と苦虫女』とは、ひょんなことから前科持ちとなってしまい、実家にも居づらくなったフリーター・鈴子が、百万円を貯めては場所を転々し、様々な経験を通して成長していく様子を描いた青春ロードムービーである。主演は蒼井優、監督はタナダユキである。蒼井にとっては、初の単独主演となった2005年6月公開の映画「ニライカナイの手紙」から、3年ぶりの主演作品となった。2008年7月19日に日本で公開され、興行収入は3億円、観客動員数は19.7万人を記録した。『百万円と苦虫女』で、監督のタナダユキは、2009年2月に第49回日本映画監督協会新人賞を受賞した。また、主演の蒼井優は、『百万円と苦虫女』での功績が評価され、文化庁主催の芸術家顕彰制度である芸術選奨新人賞を2009年に受賞した。

『百万円と苦虫女』は、短大を卒業後、就職浪人をしたため、東京の実家に住みながらアルバイトをする佐藤鈴子が、ひょんなことから前科持ちとなってしまい、実家に居場所がなくなってしまったことで「百万円が貯まったら家を出る」と宣言するところから物語は始まる。学校でいじめを受けている鬱憤から、最初は鈴子に冷たく当たっていた弟の拓也が、鈴子が中学時代のいじめっ子から逃げずに撃退していた様子を見たことで、拓也は実家を出た鈴子に「自分宛てに手紙を書いてほしい」と言うほど心を開いていく。鈴子は百万円が貯まるたびに、町を移動していくがその度に拓也への手紙の中で、町での生活を振り返るのだった。海辺の町、山間の村と転々としたが、いずれの町でも鈴子は真剣に向き合える人との出会いがないまま、様々な経験を重ねていく。東京から1時間ほどで行ける地方都市での生活の中で、中島という恋人が出来たが、人と向き合うことが怖い鈴子はなかなか本音を言うことが出来ず、結局すれ違いによって2人は別れてしまう。中島との別れに悲しんでいた鈴子は、「姉ちゃんを見習って自分の置かれた環境から逃げないと決めた」という拓也からの手紙を読み、「新しい町へ行き、今度こそ大事なことを言い合える人との関係性を作り上げよう」と決意する。傷つくことが怖くて、人と本音で向き合うことが出来なかった鈴子の成長を描いた作品である。

『百万円と苦虫女』のあらすじ・ストーリー

ひょんなことから前科持ちになってしまった鈴子

佐藤鈴子(さとうすずこ)は短大を卒業後、東京の実家に住みながらアルバイトして暮らしている。鈴子はバイト先の友人のリコに誘われ、ルームシェアすることになる。

リコと一緒に不動産屋を回って予算に合う2LDKのアパートを見つける。鈴子とリコは不動産屋巡りで疲れて喫茶店で休んでいたが、リコに1本の電話が入る。電話の相手はリコの彼氏の浜田武(はまだたける)だった。

鈴子はリコの電話を聞いていると、ルームメイトに武も含まれていることに気づき驚く。リコは悪びれる様子はなく、不動産屋との契約もあったため、不本意ながら3人でのルームシェアを受け入れるしかなかった。

引越しの当日、荷物を運び終え先にアパートに来ていた武と鈴子は、家で準備をしていた。リコが遅いと鈴子が言うと、武は別れたからリコは来ないと言い出す。とまどう鈴子に対して、武はしばらく自分が家賃を払えないから共同生活にすると言い部屋を後にした。

途方に暮れていた鈴子は、アパートの軒先に子猫が1匹捨てられているのを見つける。鈴子は子猫を部屋に招き入れてから、子猫の餌を買いに外へ出掛けた。アパートに戻ると、武が戻ってきていた。

笑顔で「戻ってたんだね」と言う鈴子に、武はリコに振られた八つ当たりをする。理不尽な文句を聞きながら、鈴子は子猫を探したがどこにも見当たらない。すると武が「子猫は捨てた」と言うので、鈴子は大慌てで外へ出て探すと、車に轢かれて死んでいるのを発見する。

翌日、子猫を捨てられて怒った鈴子は、武が家を留守にしている間に武の荷物を全て捨てる。その後アルバイトに向かったのだが、武の荷物を捨てたことで警察に呼び出される事態となる。

鈴子はアルバイト先から警察署へ連れて行かれ、取り調べを受けることになった。武は荷物の中にあった百万円が捨てられたと嘘の申告をしているようだった。鈴子は必死に自分が悪くないことを警察に説明するも、器物損壊罪で起訴され、拘置所へ入れられてしまう。そして20万円の罰金を支払うことになってしまった。

拘置所から出てきた鈴子は実家に帰った。家族全員揃っての夕食になるのだが、弟の拓也(たくや)は、姉が前科者になったことで自身の中学校受験が不利になると怒鳴る。そして父は仕事の電話に出てしまい、そんな父を母は責める。夕食の席は互いの怒鳴り声が響いて大混乱となってしまう。その中で鈴子は立ち上がり、「百万円貯まったら家を出て行きます」と宣言し、自室へこもるのだった。

縮まる鈴子と拓也の距離

鈴子の実家の近所では鈴子の想像でしかない噂がどんどん広がっていた。鈴子は様々なバイトを掛け持ちし、コツコツお金を貯めていった。

拓也は学校からの帰り道、同級生の男の子3人にいじめられていた。拓也が中学受験に固執していたのは、別の中学校へ行くことでいじめっ子たちから離れたいがためだった。いじめられている鬱憤から鈴子に冷たく当たり、そして中学受験の足かせになるかもしれない鈴子の行動を激しく非難していたのだ。

その帰り道、拓也はたまたま鈴子が中学校時代の同級生3人にからかわれているのを目撃する。3人の同級生は鈴子が前科持ちになったことをからかい、鈴子を押し倒す。それに頭にきた鈴子は反撃をし、3人の同級生を撃退する。

その後、同級生がいなくなったところで拓也が鈴子に声をかける。鈴子は拓也の顔の傷に気付き、拓也も学校で何かがあったことを悟り「お互い色々あるね」と言う。拓也は自分と同じようにいじめられていた鈴子が、いじめっ子に毅然とした態度で戦っていた姿を見て、鈴子に心を開き始めていた。

誰とも仲良くならずに去った海辺の町

その年の夏、百万円を貯めて実家を出た鈴子は、海辺の町にアパートを借りて住み海の家で働くことになった。この海の家は家族経営で、主人の黒澤祐三(くろざわゆうぞう)、妻の広美(ひろみ)の2人が経営していた。

ある日、鈴子は海の家に友人と来ている男性客のユウキから注文を受ける。ユウキは鈴子がかき氷を作る間、鈴子のことをさぐる質問をする。鈴子は軽いナンパだと思い、淡々とあしらいながらかき氷を作っていく。

翌日、またユウキが海の家を訪れて、今度は友人のパーティーに誘ってくる。鈴子は乗り気ではなかったが、祐三と広美の息子である小学生の祐作(ゆうさく)が行きたいと言いだした。そして広美にもお願いされたため、鈴子はパーティーへの参加を断れなくなった。

翌日の夜、海辺で花火をする若者の中に、バーベキューをするユウキと祐作の姿があった。鈴子は誰とも話さずにバーベキューの仕込みを一人で黙々とこなしていた。見かねたユウキが話しかけに行くが、時間を理由に帰ると言う鈴子。ユウキはなんとしてもパーティーにいてくれるよう言うが、鈴子は祐作を連れてさっさと家に帰ってしまった。

後日、ユウキはまた海の家を訪れたが、そこに鈴子の姿は無かった。ユウキは祐三に鈴子のことを尋ねると、祐三は「百万円貯まったからもう辞めた」と答える。ユウキはそこで初めて鈴子が百万円を貯めては、転々と場所を移動していることを知る。

鈴子のことを本気で気になっていたユウキは驚いてがっかりした。祐三はそんなユウキに「意外と本気だったのか」と言いながらからかうのだった。

トラブルに巻き込まれた山間の村

海沿いの町が合わなかったと感じた鈴子は、緑豊かな山間の村に来ていた。喫茶店でコーヒーを飲んでいたところ、喫茶店のマスターの白石(しらいし)に話しかけられる。鈴子は短期のバイトを探しに来たと伝えると、バイト先に思い当たる場所があった白石は電話を掛け始める。

白石が紹介してくれたのは、住み込みで桃農家の手伝いをするバイトだった。白石の案内で桃農家に向かうと、そこには藤井絹(ふじいきぬ)とその息子の春夫(はるお)がいた。早速部屋に案内され生活し始めるが、春夫の距離の近さが気になりあまりくつろげない。

翌日、鈴子の元に村長と白石がやってくる。村長は鈴子に突然「桃娘として村をPRしてほしい」と頼んでくる。そして白石や絹は乗り気で鈴子にやったらいいと言い、苦手だと言う鈴子を無視して話を進めていく。その日、もやもやした気持ちの鈴子は春夫の助言もあり、「桃娘の話をきちんと断ろう」と決心するのだった。

翌日、鈴子は白石のもとを訪れ、桃娘の話をやりたくないと伝える。すると白石は「鈴子の気持ちを考えていなかった」と言って謝りながら村長に電話をする。しかし村長は「桃娘の企画を会議で通してしまった」と言う。

後日、村の集会所では鈴子が桃娘の企画を中止するための会議が開かれた。会議が始まると、白石が「まず最初に鈴子の言い分を聞こう」と言い、鈴子にマイクを渡す。鈴子は「何をやるのかも分からないし、人前には出られない」と話をする。

すると村人の中から「何をするか分かれば気も変わるかもしれない」という意見が出て、どんどん話が盛り上がっていく。盛り上がる村人を見て一層不安になった鈴子は、「どうしてもできない」と改めて言う。

頑なに断り続ける鈴子に対し、村人はだんだんと攻撃的な物言いになっていく。自分勝手な村人たちに鈴子はしびれを切らし、「前科があるからテレビには出られない」と怒鳴り、集会所を出て行ってしまう。

この騒動を受け、もう村にはいられないと考えた鈴子は、翌日には村を出ることにした。春夫と絹は、鈴子に給料の入った茶封筒と桃の餞別を渡し、バス停まで軽トラックで送ってくれることにした。軽トラックの荷台に座りながら、鈴子はとれたての桃をほおばり、村の景色を眺めるのだった。

中島と出会った地方都市

鈴子は東京から特急で1時間くらいの町に来ていた。鈴子はアパートを借り、近くのホームセンターでアルバイトをすることにした。アルバイト初日、鈴子はホームセンターの職員小暮(こぐれ)主任に案内され、ガーデニングコーナーを担当することになった。そして小暮から、同い年だというアルバイトの中島亮平(なかじまりょうへい)を紹介される。

大きなホームセンターのため、ひっきりなしに客が来て売っている植物について質問をしてくる。全くの素人である鈴子は答えることができず困っていた。そんな鈴子を、中島は自分の仕事をこなしながら手助けしてくれた。それを知った小暮に鈴子は注意されるが、中島が教えていなかったと仲裁に入ってくれる。

アルバイトの帰り道、鈴子は小暮に怒られたこともあり、肩を落としながら帰宅していた。そこへ同じく帰る途中だった中島が自転車で通りかかって、「お疲れ様」と話し掛ける。そして小暮は気にしない方がいいと優しい言葉をかけてくれる。

翌日、ホームセンターのガーデニングコーナーで熱心にメモをとる鈴子を中島が褒める。するとそこに、他コーナーのアルバイト男性がやってきて中島を飲み会に誘う。たまたま居合わせた鈴子も半ば強制的に飲み会に行くことになってしまう。アルバイト男性が立ち去ると、中島は「飲み会に行きたくないんでしょう?」と鈴子をからかう。鈴子は困ったように笑いながら「はい」と答えるのだった。

その日の夜、アルバイトが10人ほどが居酒屋に集まり、飲み会が開催された。飲み会がお開きになり、みんなが「二次会に行こう」と盛り上がる。しかし中島は「明日は授業があるから」と言う。そして「佐藤さんも明日早いって言ってませんでしたっけ」と、鈴子のことも上手く店から抜けられるように話を持って行ってくれ、2人は他の人たちよりも先に帰ることが出来た。

鈴子は歩きながら、飲み会から早く帰れるよう取り計らってくれたことについて中島にお礼を言う。中島は「1人だけだと言い出しにくいから、むしろ助かった」と話しながら、鈴子のアパートまで送ってくれる。鈴子は優しい中島に惹かれ始めていた。

中島との恋の始まり

翌日、鈴子はスーパーで買い物をしていた。偶然、中島も来ており、鈴子に話しかけてくる。他愛もない話をしていると、中島が「このあとお茶をしないか」と鈴子を誘う。

鈴子と中島は近くの喫茶店に来ていた。コーヒーを飲みながら中島が「なぜ地元ではないのに、ここに住んでいるのか」と聞く。鈴子は答えるか戸惑ったが、今までの経緯と「百万円貯めたら転々とする生活をしている」と正直に話す。

中島が「じゃあ、次も百万円が貯まったら、ここを離れるのか」と聞くと鈴子は黙ってしまい、急にお金を置いて喫茶店を走って後にしてしまった。中島はコーヒー代を払い、自転車で鈴子を追いかける。鈴子は昔のことを話し過ぎたと後悔し、「前科者であることで軽蔑されるのではないか」という恐怖心が生まれ、その場を立ち去ってしまったのだった。

追いついた中島は鈴子に話し掛けるが、中島に嫌われることが怖い鈴子は話を聞こうとしない。中島は乗っていた自転車をその場に倒して鈴子の腕を掴むと、やっと鈴子は立ち止まって中島を見た。

その時中島は鈴子に告白をする。黙ったままの鈴子に戸惑った中島は立ち去ろうとするが、鈴子が大きな声で引き留める。そして鈴子も中島へ告白する。中島は立ち上がって倒れた自転車を起こし、二人は黙って歩き始めた。歩きながら鈴子と中島は自然と手をつなぎ、中島が住むアパートへと向かった。

中島が住むアパートに着くと、中島は部屋を片付け始める。その間に鈴子は夕飯の支度をしようと、スーパーで買った袋の中身を確認する。すると小葱を買い忘れていたため、再度出かけようとする鈴子を中島が止めた。そして中島はベランダで育てている小葱を鈴子に見せると、鈴子は初めて敬語を使うのをやめ笑う。それを見た中島は鈴子の唇にキスをするのだった。

そして次の町へ

鈴子は中島と付き合い始めたが、もうすぐ百万円が貯まってしまう時期が来ていた。そんなある日、バイト先のホームセンターに新しいアルバイトが入ってくる。中島と同じ大学に通う年下の女性の宮本ともよ(みやもとともよ)だ。宮本は中島と同じ心理学専攻であり人懐っこい性格だったので、2人は仲の良い様子で仕事をしている。鈴子は心配そうな目で宮本と中島の様子を眺めるのだった。

鈴子の心配通り、中島の態度はどんどんつれなくなっていく。ある日の夜、ベッドの中で中島は鈴子にお金を貸してくれるよう頼んでくる。鈴子は了承し、その日は寝床についた。しかしこの日から鈴子は中島にお金を貸すことが増えていた。お茶や映画に行っても、代金は鈴子が払っていた。

バイトが終わった後、鈴子は中島のアパートへ向かう。「泊まっていかないのか」と言う中島に鈴子は「聞きたいことがある」と深刻な表情で話す。最近の中島の態度を不審に思っていた鈴子は中島に詰め寄る。

はっきりしない中島の態度が余計怪しく感じた鈴子は、「私がお金を持っているから付き合っているんでしょう」と核心に迫る質問をする。中島は「それは…」と言って後が続かなくなってしまう。鈴子は「私、中島くんといるの疲れたよ」と言い残して、中島のアパートを後にする。中島の返事や態度を見て、中島はお金のために鈴子と付き合っていたのだと、鈴子は確信したのだった。

翌日、住んでいたアパートの荷物をまとめた鈴子はホームセンターに行き、アルバイトを辞めることを小暮に伝えた。鈴子が行こうとしたところに中島が出勤してくる。中島は鈴子に「これ、今まで借りてた分」と言って、白い封筒に入ったお金を渡す。鈴子はそれを受け取るが何も言えず黙り込む。鈴子は「じゃあ」と言って、荷物を持ってホームセンターから出て行ってしまった。

鈴子が去った後、呆然としている中島のもとに宮本がやってきて「誤解されたままでいいのか」と言う。そう言われた中島は「本当、何やってんだろう、俺」とつぶやき、「こんな簡単に間違っちゃだめだよな」と言って、ホームセンターのエプロンを脱ぎ捨て鈴子を追いかけた。

中島は鈴子のことが本当に好きで、ずっと一緒にいたいがために理由も言わずにお金を借りて、鈴子に誤解をされてしまったのだった。鈴子も中島も、お互いに「一緒にいたい」という本当の気持ちを言えないまま、すれ違ってしまった。

ホームセンターを出た鈴子は、途中で寄り道しながら駅へ向かっていた。中島は自転車で急いで駅に向かったため、鈴子より先に駅に着いてしまう。鈴子がいないかと周辺を必死に探す中島だが、一向に姿は見つけられない。あきらめて中島が帰ろうとしているところに、鈴子がやっと駅へたどり着く。2人は結局、ほんの少しのすれ違いで会えずじまいとなってしまった。鈴子は町を去る前、後ろを振り向き「来るわけないか」と言いながら中島が来ないことを確認し、笑顔で次の町へと向かうのだった。

『百万円と苦虫女』の登場人物・キャラクター

主人公

佐藤鈴子(演:蒼井優)

短大を卒業後、就職浪人をし、東京にある実家に住みながら、アルバイトをしている21歳のフリーター。トラブルになるのが嫌で、あまり自分の本音を言えない性格である。

バイト仲間のリコからルームシェアを提案され、2人で部屋を探しに行くが、住むアパートや引っ越しの日取りまで決めた時点で、リコの彼氏である浜田武との3人でのルームシェアであることを初めて知る。武と住むことに乗り気ではなかったが、断ることが出来ずに受け入れてしまう。

アパートへの引っ越し当日、リコと武が別れたため、リコはアパートに引っ越して来ないと武から言われる。とまどいながらも、現実を受け入れようとしていた時に、アパートの軒先で子猫が捨てられているのを見つけ、部屋の中に招き入れる。お腹が減っている様子の子猫に餌を買いに行った鈴子だったが、その間に武が勝手に子猫を捨て、そのせいで子猫は車に轢かれて死んでしまう。子猫を捨てたことに怒った鈴子は、武の留守中に武の部屋の荷物を全部捨てるという大胆な行動に出る。そのことで鈴子は器物損壊罪で刑事告訴され、前科持ちとなってしまった。

拘置所から出た後、実家に戻る鈴子だが、中学受験を控えている弟の拓也から激しく非難された上、両親からも腫れ物にさわるように扱われる。実家に居づらくなった鈴子は、夕食の最中「百万円貯まったら出て行く」と宣言し、アルバイトを掛け持ちし、お金を貯めて実家を出た。実家を出た後は、海辺の町、山間の村、地方都市と百万円が貯まるごとに住む場所を転々としている。

また、鈴子が中学時代のいじめっ子を撃退したところを目撃した拓也に「実家を出たら手紙を書いてほしい」と言われたことから、定期的に拓也に近況を知らせる手紙を書いている。拓也は、いじめを受けている鬱憤から鈴子に辛らつな態度をとっていたが、鈴子が中学校時代のいじめっ子から逃げずに戦った様子を見てから、自分の境遇と鈴子を重ね、心を開くようになっていた。鈴子もまた、拓也への手紙を書くことが心の支えになっていく。

鈴子の家族

佐藤拓也(演:齋藤隆成)

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『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。

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元彼の遺言状(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

元彼の遺言状(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『元彼の遺言状』とは、新川帆立が書いたミステリー小説であり、2022年4月にフジテレビ系で月曜日の21時から放送されたテレビドラマである。小説は2021年に第19回『このミステリーがすごい!』の大賞を受賞している。主人公は綾瀬はるか演じる剣持麗子(けんもち れいこ)。敏腕弁護士でお金に人一倍敏感。ある日元彼が奇妙な遺言状を残して亡くなった連絡が入る。その遺言状と元彼の死因について、大泉洋が演じる篠田敬太郎(しのだけいたろう)と一緒に捜査していく物語であり、痛快リーガルミステリードラマである。

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るろうに剣心(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心』(るろうにけんしん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。人斬りとして刃を振るった過去を悔いる剣士が、明治という時代の中で弱者を守るために戦う様を描いている。原作の派手なアクションを可能な限り再現しており、漫画原作映画の中でも傑作の1つとされている。 伝説の人斬り緋村剣心は、維新の成立と共に仲間たちの前から姿を消し、贖罪の旅を続けていた。ある時彼は神谷薫という少女と出会い、彼女の道場が“偽者の緋村剣心”に苦しめられていることを知る。

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るろうに剣心 最終章 The Beginning(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心 最終章 The Beginning(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の“追憶編”と呼ばれる中編エピソードを原作とする実写映画。剣心の人斬り時代の苦悩と絶望と喪失が描かれている。2012年から始まった「実写版るろうに剣心」の最後を飾る作品。 時は幕末。維新志士の剣心は幕府要人を次々と暗殺し、最強の人斬りと称されるも、「自分の行いは本当に正義なのか」と悩み続けていた。そんな折、剣心は雪代巴という少女と出会い、彼女との交流の中で本来の己を取り戻していく。

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るろうに剣心 京都大火編(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心 京都大火編(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心 京都大火編』(るろうにけんしん きょうとたいかへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた長編エピソード「京都編」の前半を映画化したもの。人気悪役の志々雄真実を実力派の藤原竜也が演じることで話題となった。 伝説の人斬り緋村剣心が新たな道を踏み出した頃、京都では凄腕の剣客にして野心家の志々雄真実が明治政府打倒のために活動を開始していた。剣心と仲間たちは、志々雄の打倒を目指してそれぞれに動き出す。

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るろうに剣心 最終章 The Final(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心 最終章 The Final(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心 最終章 The Final』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の長編エピソード「人誅編」を原作とする実写映画。伝説の人斬り緋村剣心と、姉の仇として彼を狙う復讐鬼の壮絶な戦いを描く。人気キャラクターの瀬田宗次郎がサプライズ出演したことで話題となった。 強敵との戦いを終えて、未来を見守り始めた剣心の前に、雪代縁という男が現れる。縁は剣心が誤って斬殺したかつての妻の弟で、姉の復讐のために東京を火の海に沈め、剣心を追い詰めていく。

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面影あり!?芸能人・著名人の卒業アルバム画像まとめ【綾瀬はるか、上戸彩ほか】

面影あり!?芸能人・著名人の卒業アルバム画像まとめ【綾瀬はるか、上戸彩ほか】

バラエティ番組の企画などで見かける機会も多い芸能人・著名人の卒業アルバム。現在の面影そのままに「可愛い」「モテそう」などポジティブな反応をされる人がいる一方、あまりの変わり様に「整形したのでは?」と疑われてしまう人もいるなど、話題に事欠かない。本記事では芸能人・著名人たちの卒業アルバムの画像をまとめて紹介する。

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レキシ・ファーストアルバム「レキシ」におけるコラボレーションとレキシネームについてのまとめ

レキシ・ファーストアルバム「レキシ」におけるコラボレーションとレキシネームについてのまとめ

独特の世界観で人気のアーティスト「レキシ」 そんなレキシがコラボレーションしたアーティストはいつも豪華で話題になっています。 また、コラボレーションする際にアーティストには”レキシネーム”という名前がつけられて、そちらも話題になっています。 そこで今回は、レキシのファーストアルバム「レキシ」でコラボレーションしたアーティストとレキシネームについてまとめました。

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【松岡茉優】知ってた?元「おはガール」だった女優まとめ【蒼井優】【末永遥】

【松岡茉優】知ってた?元「おはガール」だった女優まとめ【蒼井優】【末永遥】

『おはスタ』の番組アシスタント役として知られる「おはガール」。現在大活躍中の女優の中には、実はこの「おはガール」出身の人がたくさんいます。有名どころだと、松岡茉優、蒼井優、末永遥あたりでしょうか。他にもいるので、この記事でまとめました。『おはスタ』自体は有名な番組だけど、今をときめく人気女優が「おはガール」をやってたのが意外ですよね。

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イメージと違う!蒼井優の男性遍歴【略奪愛?】

イメージと違う!蒼井優の男性遍歴【略奪愛?】

2019年に南海キャンディーズの山ちゃんと結婚した蒼井優。衝撃の結婚報告に、誰もが幸せな気持ちになったのではないでしょうか。清純派女優としてのイメージがある彼女。過去の男性遍歴を探ってみると、大人しそうな外見からは想像もつかないほど肉食女子でした。この記事では、そんな蒼井優の過去の噂について紹介しています。

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【蒼井優】地味なのが良い!「薄い顔美人」といわれる女性芸能人まとめ【多部未華子】

【蒼井優】地味なのが良い!「薄い顔美人」といわれる女性芸能人まとめ【多部未華子】

「薄い顔美人」というものをご存知でしょうか。この言葉を聞く限りだと「影が薄い」とか、どちらかというとネガティブな印象を抱いてしまうかもしれませんが、実はそうではありません。調べたところ、顔の彫りが深くなくて「ザ・日本人」な雰囲気のある美人のことだそうです。この記事では、今話題のそんな「薄い顔美人」たちについてまとめました。確かにみんな顔立ちはハデではないけれど、これこそが日本人の持ち味なのかもしれません。

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みんな可愛い!有名芸能人の子役時代の画像まとめ【安達祐実、内山信二ほか】

みんな可愛い!有名芸能人の子役時代の画像まとめ【安達祐実、内山信二ほか】

芸能界では小さいころからドラマや映画、CMなどで活躍する「子役」出身のタレントも非常に多い。バラエティ番組の企画などでは子役として活躍していた時代の写真を公開することもあるので、「見たことがある」という人も多いのではないだろうか。本記事では現在も活躍中の子役出身タレントの画像を、あいうえお順にまとめて紹介する。

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三浦春馬と蒼井優がドッグカフェデート!?住んでるのは同じマンション?

三浦春馬と蒼井優がドッグカフェデート!?住んでるのは同じマンション?

清純派女優の蒼井優と、人気イケメン俳優の三浦春馬。2人の交際のウワサは以前からあり、ドッグカフェデートを楽しむ仲睦まじい様子が報じられました。ファンの間ではいろいろな憶測が飛び交っているようですが、1人は既婚者、1人は故人…。過去を蒸し返して騒ぐのは、どうかもうやめてあげてください…。

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蒼井優と宮崎あおいの不仲は都市伝説だった!本人たちからは共演希望の声

蒼井優と宮崎あおいの不仲は都市伝説だった!本人たちからは共演希望の声

仲が悪いと噂されてきた人気女優の蒼井優と宮崎あおい。第30回東京国際映画祭に2人そろって出席し、お互いの演技を褒め合う姿が見られたことから、不仲は都市伝説だったと話題になりました。ここでは、不仲説や共演NGが囁かれるようになった理由や、ネットの反応などを紹介していきます。

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ドラマ『若者たち2014』が低評価だった理由とは?主演級の俳優が揃っているのに何故視聴率が低かった?

ドラマ『若者たち2014』が低評価だった理由とは?主演級の俳優が揃っているのに何故視聴率が低かった?

2014年、フジテレビの開局55周年記念企画として、1966年に放送された『若者たち』というTVドラマがリメイクされた。タイトルは『若者たち2014』。妻夫木聡が主演を務め、その他に瑛太、満島ひかり、蒼井優、長澤まさみなど主演級の若手キャストが出演することが発表された時は話題になった。しかしいざ放映が開始されると視聴率は低迷し、評価も低かった。 何故『若者たち2014』はこんなにも低評価で終わってしまったのか。人気俳優が揃っていたにも関わらず視聴率が低迷してしまった理由をまとめる。

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