
『ヤング ブラック・ジャック』とは、手塚治虫(原作)、田畑由秋(脚本)、大熊ゆうご(作画)による医療漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。本作はブラック・ジャックこと間黒男を主人公としているが、彼の若かりし頃を舞台とした前日談的な物語となっている。ここではアニメ『ヤング ブラック・ジャック』のエンドカードを紹介する。
『ヤング ブラック・ジャック』の概要
『ヤング ブラック・ジャック』とは、手塚治虫の『ブラック・ジャック』を原作とした、田畑由秋(脚本)、大熊ゆうご(作画)による医療漫画である。医療監修は後藤伸正。秋田書店の『ヤングチャンピオン』にて、2011年No.24から2019年No13まで連載された。本作は手塚プロダクション制作でテレビアニメ化されており、2015年10月から12月にかけて全12話が放送された。
本作はブラック・ジャックこと間黒男(はざま くろお)を主人公としているが、彼の若かりし頃を舞台とした前日談的な物語となっている。
エンドカードとは
エンドカードとは、テレビアニメの本編終了後、提供クレジットの後に表示されるイラストのことである。
エンドカードは『月詠-MOONPHASE-』の原作者である有馬啓太郎が考案したもので、制作会社であるシャフトのお決まりとなった。エンドカードは必ず付くものではないが、シャフト以外のアニメ会社でも制作するケースが増えている。
『ヤング ブラック・ジャック』に登場するエンドカード
第1話「医者はどこだ!」

記念すべき第1話のエンドカード担当は、日本を代表するアニメーター・アニメ監督として活躍している杉野昭夫。
動画では段々と色づいていく演出が美しかった。
第2話「拉致」

第2話の和み系エンドカードは、漫画家・コラムニストのカレー沢薫が担当。
カレーを食べてるブラック・ジャックの表情から、何とも言えない喜びが伝わってくる。
第3話「脱走兵」

第3話のエンドカード担当は、イラストレーターとして活躍されている森チャックである。
ブラック・ジャックの背後に迫る可愛らしい熊の口元からは血が垂れており、グルーミーとのコラボらしいグロ可愛いイラストとなっている。
第4話「ベトナムにて その1」

第4話エンドカード担当はイラストレーターのERIMO。
キャラクターの初々しさを感じさせる魅力的な1枚である。
第5話「ベトナムにて その2」

第5話エンドカードは、漫画家の泉谷あゆみが担当。代表作は『ウルフガイ』など。
視聴者からの「う、うつくしい…」というコメントが大量発生した1枚。絵のタッチや配色具合が綺麗なイラスト。
第6話「ベトナムにて その3」

第6話エンドカード担当は、イラストレーター・原画家・グラフィッカーとして活躍しているユーポン。
ちびキャラ化した可愛らしい2人と、特徴的な背景のグラデーションがマッチしている。