陽だまりの樹(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『陽だまりの樹』とは、手塚治虫原作の長編歴史漫画、及びそれを基にしたテレビアニメ・テレビドラマ。原作漫画は、1981年から1986年まで『ビッグコミック』誌上にて連載された。テレビアニメ版は2000年、テレビドラマ版は2012年に放映された。同作品は手塚治虫の曽祖父手塚良仙と彼と同世代の架空の武士伊武谷万二郎を狂言回しにして、開国と倒幕という激動の時代となった江戸末期を描いた壮大な歴史大河ドラマ作品である。
『陽だまりの樹』の概要
『陽だまりの樹』とは、手塚治虫原作の歴史・医療漫画及びそれを原作としたテレビアニメ・テレビドラマ・舞台作品である。原作漫画は、『ビッグコミック』誌上にて1981年4月25日号から1986年12月25日号まで連載された。同作品のコミックスは様々なバージョンが存在し、ビッグコミックス版全11巻、小学館叢書版全7巻、講談社手塚治虫漫画全集版全11巻、小学館文庫版全8巻、ビッグコミックスワイド版全6巻、講談社手塚治虫文庫全集全6巻が刊行された。また、講談社手塚治虫漫画全集版が電子書籍化されている。原作漫画は、「第29回小学館漫画賞」にて青年一般部門を受賞した。
『陽だまりの樹』のメディアミックスが展開されたのは、原作漫画の連載終了後であり、舞台版は1992年・1995年・1998年・2002年・2012年・2020年・2021年の通算7度上演された。
同作品のテレビアニメ版は、2000年4月5日から9月20日まで全25話が日本テレビ系などで放映された。「第4回文化庁メディア芸術祭」においてアニメーション部門優秀賞を受賞するなど評価が高い。また、アニメ版は、手塚作品アニメ化の際に通例とされた手塚プロダクションが制作に全く関係していない作品としても知られている。
同作品のテレビドラマ版は、NHK BSプレミアムのBS時代劇枠にて2012年4月6日から6月22日まで全12話が放映された。アニメ版とドラマ版はソフト化されており、有料動画配信サービスにて視聴することが可能である。
『陽だまりの樹』の最も大きな特徴は、手塚治虫が自身のルーツを描いた点にある。主人公の1人である手塚良庵(てづかりょうあん)は、手塚の曽祖父にあたり、福沢諭吉(ふくざわゆきち)の著書『福翁自伝』にもエピソードが登場する人物であった。手塚は、『福翁自伝』と日本医史学会の深瀬泰旦が書いた良庵についての論文を参考にして、同作品の構想を練っている。また、もう1人の主人公伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)という架空で市井の人物を狂言回しにして幕末の偉人や史実を浮き彫りにする手法は、手塚が同時期に描いた『アドルフに告ぐ』でも踏襲されており、両作品は手塚大河ドラマの完成形として高い人気と評価を獲得した。
『陽だまりの樹』は、江戸末期を舞台に、伊武谷万二郎と手塚良庵の2人を中心にして動乱の時代を描いた歴史漫画である。また、良庵が医者であることから、西洋医学と東洋医学の対立、種痘所創設を通して蘭方医の活躍をも描いた医療漫画でもある。
『陽だまりの樹』のあらすじ・ストーリー
プロローグ
時は19世紀後半、江戸時代末期の日本は徳川幕府によって天下泰平の世の中が形成されていた。その一方で、長きに渡って幕府体制が敷かれていることで、国中が閉塞感に見舞われていることも事実であった。そのような状況下で、米国が日本に鎖国をやめて開国するように交渉する動きが活発化したことで、幕府は大きな決断を迫られていたのである。水戸学の弁証家、藤田東湖(ふじたとうこ)は、自宅の庭にあった朽ちかけ桜の樹を当時の日本状況に例え、「陽だまりの樹」と表現した。
ある日、下級府中藩士の伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)は、いつもの通り江戸城への三百坂早駆けを懸命に行っていた。いつでも全力疾走する彼は、その途中で自分のことを小馬鹿にするような目で見てくる若い医師のことが気になっていた。医師の名は、手塚良庵(てづかりょうあん)といい、父の2代目手塚良仙(てづかりょうせん)とともに江戸で医院を営んでいる。その後、万二郎が成り行きで玄武官同門の清河八郎(きよかわはちろう)と斬り合いになり、右手を負傷した時に彼の手術をしたのが誰あろう良庵であった。
万二郎と良庵は、皮肉にも同じ女性を好いていることが判明する。その女性とは、元麻布にある善福寺住職の娘、おせきである。良庵は女性を口説くことが上手で、巧みにおせきを落とそうとする。一方の万二郎は、女性の前に出ると顔が赤くなってしまうほどの朴念仁であり、おせきに自分の想いを伝えるどころかまともに喋ることすらできない。このように好対照な2人だったが、この先喧嘩をしながらも奇妙な友情を結んでいき、自らの意志に拘わらず幕末という激動の時代に飛び込んでいくのだった。
伊武谷万二郎と手塚良庵の青春
良庵は、本格的に蘭学・西洋医学を極めるべく、緒方洪庵(おがたこうあん)が大坂船場に開いた適塾に入塾した。適塾には良庵と同様に、蘭学・医学を学ばんとする若者が多数集まっている。その中には、福沢諭吉(ふくざわゆきち)や大鳥圭介(おおとりけいすけ)、そして原田磊蔵(はらだらいぞう)など後の歴史に名を残す気鋭の人物がいた。良庵は、女癖の悪さが災いして一度洪庵から破門を宣告されそうになるも、本来持っている意志の強さを発揮して師の出した課題をやり遂げ、人間としての成長を見せる。また、良庵と父の2代目良仙は、江戸に種痘所を創設することが悲願であり、良庵の卒塾・帰京後は悲願達成へ向けて奔走するが、漢方医多紀誠斉(たきせいさい)一派の妨害に遭う。さらに、当時の日本では「種痘を受けると牛に化けてしまう」という迷信が信じられており、民衆の拒絶も強い状況だった。それでも、良庵は、真っ直ぐに自分の信じた道を進んでいくのだった。
一方の万二郎は、長期間下級藩士として不遇の時を過ごしてきた。しかし不遇を不遇とも思わない万二郎は、東湖の教えに心酔しており、友人の山岡鉄太郎(やまおかてつたろう)とともに東湖の家を訪問したこともあった。彼の悲願は、幕府再建である。彼にとって転機となったのは、安政の大地震である。未曾有の大地震が江戸の民衆を襲った際に、彼は意外なリーダーシップ、そして冷静で的確な行動をして多くの民衆を無時に避難させた。この活躍が幕府の目に留まり、万二郎は下関の米国使節の警備役に抜擢されたのだ。思わぬ出世であったが、攘夷派の万二郎にとって米国人を護衛することは信念に反することであり、渋々ながら任務を受けることとなる。しかしながら、万二郎は公使のタウンゼント・ハリスと彼の通訳ヘンリー・ヒュースケンとの邂逅を経て、外国人ともわかりあうことができるという結論に達するのだった。
激動の渦に飲み込まれる万二郎と良庵
万二郎は、その一本気な性格と卓抜した剣の腕で、次第に周囲の人間から信頼と高評価を集めていく。恋愛には疎い万二郎だったが、安政の大地震で命を救われたお品(おしな)という女性に密かに想いを寄せられたり、彼の想い人のおせきもなびき始めるなど、春が来そうな予感があった。ところが、ある時ヒュースケンに犯されたおせきは尼寺入りしてしまう。また、万二郎自身も橋本左内(はしもさない)の関係者として、安政の大獄の連座にされるなど度々危難に遭遇した。それでも何とか生き延びた万二郎は、勝海舟(かつかいしゅう)の後ろ盾を得て、歩兵隊の隊長に抜擢されさらなる出世を果たす。しかし、時代の流れは万二郎の悲願である幕府再建から大きく外れることとなる。攘夷派は、尊王論と結びついてやがて倒幕へと動き出す。その過程で、万二郎は西郷隆盛(さいごうたかもり)や坂本龍馬(さかもとりょうま)など後に明治維新を起こす偉人たちと出会い、倒幕に加わらないか打診されるも幕府再建の信念は揺るがず、激動の渦に飲み込まれていくのだった。
一方の良庵は、2代目良仙とともに種痘所開設を成功させる。また、おつねという女性と結婚して子供も生まれ、一見公私ともに絶好調の様子であった。しかし、父親が脳卒中で倒れてそのまま亡くなり、義弟で同じく医師の大槻俊斎(おおつきしゅんさい)も若くしてこの世を去ってしまう。良庵は、3代目良仙の名を継ぎ、師洪庵が勧めてきた軍医就任を承諾する。歩兵隊が京都へ赴いた際、3代目良仙は万二郎と再会し、自分たちの状況が思った通りに進まないことに忸怩たる思いを覚えるのだった。
エピローグ
徳川幕府の世は、驚くべき早さで終焉を遂げた。第15代征夷大将軍徳川慶喜(とくがわよしのぶ)が鳥羽・伏見の戦いから逃亡する。その後勝と西郷が会談を行い、江戸城が無血開城されたことで、新しい世の中が始まったのだ。その最中、万二郎はかねてより匿っていた重体の女性お綾(おあや)と結婚する。彼女は、父伊武谷千三郎(いぶやせんざぶろう)の仇楠音次郎(くすのきおとじろう)の妹であるが、奉行所で酷い拷問を受け話をすることも動くこともできない状態となった。万二郎はそのような不幸なお綾を懸命に看護して、さらに3代目良仙の治療もあって彼女はゆっくりと回復していたのだ。
ところが、万二郎は裏であることを考えていた。幕府再建を諦めきれない彼は、彰義隊に参加して上野にて官軍と一線交える覚悟を決めたのだ。万次郎は、お綾に離縁状を渡し、奇跡的に言葉を発することができたお綾の言葉を聞きながら上野へと赴いた。彰義隊は懸命に抵抗するも、アームストロング砲を擁する官軍の敵ではなく、次々と犠牲者を出した。そして、万二郎もアームストロング砲を受け、生死不明となるのだった。官軍の総指揮を執った西郷は、万二郎宅を訪れて悔やみの言葉を残したが、居合わせた3代目良仙は彼に痛烈な罵声を浴びせた。
時は流れ1877年、西郷隆盛は明治政府と袂を分かち、地元九州で挙兵した。この西南戦争に、3代目良仙が政府軍の軍医として従軍することとなる。3代目良仙は、2度と会うことのなかった万二郎へ思いを馳せる。そこへ、3代目良仙の良き理解者である女性経営者のお紺(おこん)が姿を見せ、戦争から戻ったら一緒に診療所を開設しようと提案して彼を見送った。しかし、それは叶わなかった。3代目良仙は、従軍先の九州で赤痢に罹って帰らぬ人となる。ラストシーンで、原作者の手塚治虫が3代目良仙の子孫であることを明かして『陽だまりの樹』の物語は完結したのだった。
『陽だまりの樹』の登場人物・キャラクター
主人公
伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)

演:市原隼人(テレビドラマ版)、段田安則(1992・1995・1998年舞台版)、関俊彦(2002年舞台版)、吉川晃司(2012年舞台版)、上川隆也(2020年舞台版)、早乙女友貴(2021年舞台版)
CV:宮本充
本作品の主人公で架空の人物。常州府中藩士で、物語開始時点の年齢は26歳である。入門して3日目とはいえ千葉周作(ちばしゅうさく)門下であり、天性の剣の素質をも持ち合わせていて、何度もその腕前で危機を乗り越えている。性格は典型的な直情径行型で、そのため世渡り下手で損な役割を担ってきた。彼の転機となったのは、安政の大地震が起きた際に民衆を迅速に避難させたことで、その出来事をきっかけに江戸幕府から米国使節の警護役を任される。その後も、幕末の異人たちと深い関りを持つこととなり、歴史の大波に飲み込まれていった。伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)自身は徳川家に徹底して仕えることを信条としており、幕府再建に文字通り命を懸けていく。攘夷派であるが、下関でタウンゼント・ハリスやヘンリー・ヒュースケンと交流を持ったことで、心境に変化が起きた。手塚良庵(てづかりょうあん)とは、全く異なるタイプであることから喧嘩が絶えないが、ウマは合ったようでお互いに影響を受け合う。女性関係については全くの朴念仁だったが、おせきのことを長く好いていた。おせきが尼寺に入って以降は、実父伊武谷千三郎(いぶやせんざぶろう)の仇楠音次郎(くすのきおとじろう)の妹お綾(おあや)を心を通わせ合い、重体となった彼女と結婚した。戊辰戦争にて幕府側の集団彰義隊に参加して、敵の砲撃を受けた後は生死不明となった。
手塚良庵(てづかりょうあん)/手塚良仙(3代目)(てづかりょうせん)

演:成宮寛貴(テレビドラマ版)、中井貴一(1992・1995・1998年舞台版)、中尾隆聖(2002年舞台版)、上川隆也(2012年舞台版)、中村梅雀(2020年舞台版)、菅田琳寧(2021年舞台版)
CV:山寺宏一
本作品のもう1人の主人公。実在の人物で、原作者手塚治虫の曽祖父にあたる。物語開始時点の年齢は29歳。本名は手塚良庵(てづかりょうあん)だが、実父の死をきっかけに3代目手塚良仙(てづかりょうせん)の名を継いだ。実父2代目手塚良仙が江戸三百坂にて営む医院の医師であり、物語開始後程なくして緒方洪庵(おがたこうあん)の適塾に入塾して蘭学・西洋医学を学んだ。飄々とした性格の持ち主だが、確固たる信念も持ち合わせており、卒塾後は医師として目覚ましい活躍を見せた。2代目良仙とともに種痘所の創設に尽力し、父の死後は跡を継いで診療を行う。その後、師洪庵の勧めで軍医となった。万二郎とは腐れ縁のような関係でありながらしっかりとした友情を育んでおり、最後まで彼の行方を気にしていた。女性関係は派手で、万二郎とおせきを取り合ったこともあったが、見合いをしたおつねと結婚した。明治政府の世となった後も軍医を続けており西南戦争に従軍したが、戦場で赤痢に罹って息を引き取った。
伊武谷万二郎の関係者
伊武谷千三郎(いぶやせんざぶろう)
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演:西岡徳馬(テレビドラマ版)
CV:大木民夫
架空の人物で万二郎の実父。幕府に忠誠を誓う武骨者であり、彼の気性や思想は息子に受け継がれている。種痘所創設に反対する一派に襲われた良庵を救おうとした際に、足を滑らせて堀に落ち、心臓発作で死亡した。
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「鉄腕アトム」や「火の鳥」「ジャングル大帝」などの名作を世に生み出した手塚治虫先生。そんな彼の作品の中で「医療漫画の傑作」と言われ、現在でも高い支持を集めているのが「ブラック・ジャック」です。今回は2004年に発売された新装版の特徴を踏まえながら、第1巻収録話についてまとめていきます。(※参考画像なし)
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何でも治せる手腕と心。『ブラック・ジャック』に登場した「人間以外の患者」たち
漫画の神にして医学博士、手塚治虫の遺した医療漫画『ブラック・ジャック』。どんな難病、怪我も手術で治してしまえる手腕を持つ彼のこと、人間以外の動物や、果ては無機物も治療してるんです。
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いつの時代も面白い!テレビアニメ『ブラック・ジャックシリーズ』
どうも。最近話題になっている「ヤング ブラック・ジャック」効果で再びB・Jブームが到来した筆者です。子供の頃に何気なく見ていたストーリーは、今改めて見ると中々に感慨深いものがあったりします。という事で今回は、テレビで連続放送されていたB・J各シリーズを1話無料動画と合わせてご紹介。
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死生観にドストライクなマンガまとめました
誰の中にもある「死生観」。客観的に見つめている深いマンガをまとめてます
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完結済の面白い漫画まとめ!寄生獣やAKIRAなど盛りだくさん!【全部名作】
完結しているおすすめの漫画をまとめてます!知らなかった作品や読んだことのない作品があった人はぜひ読んでみてください! 寄生獣やAKIRAなど今でも愛されている名作だらけですので最後までご覧ください!
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心揺さぶられる!漫画に登場する名言・名セリフまとめ
日常的に何気なく読んでいるマンガのセリフに、ふと心を揺さぶられて思わず涙を流したことがあるという人は多いのではないだろうか。スポーツ・医療・ファンタジーなどマンガには様々なジャンルがあるが、その中には著者の想いが込められた「アツい」名言・名セリフがちりばめられている。本記事では漫画に登場する「名言・名セリフ」を、五十音順にまとめて紹介する。
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手塚治虫の名作『ブラックジャック』の集大成! 『ブラックジャック大全集』
手塚治虫の名作が最も美しく甦る。 『ブラックジャック』は過去、秋田書店等で何度か単行本化されているが未収録作品がいくつかある。 しかし本書は、過去の単行本化された中で未収録作品が3話と一番少ない。 なお、この3話(「指」・「植物人間」・「快楽の座」)は手塚プロダクションの意向により今後も掲載されることはないため、この『ブラックジャック大全集』が〈完全版〉と言えるだろう。
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神の手を持つ男、ブラックジャックが進化して戻ってきた!!
10月よりアニメ放送が開始された『ヤングブラック・ジャック』。腕は確かながらも、常識では考えられない高額な手術費を要求するブラックジャックが闇医者になるまでの過程を描いた物語。口調は相変わらずながら若干ピュアさの残る医学生時代のブラックジャックに注目!
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目次 - Contents
- 『陽だまりの樹』の概要
- 『陽だまりの樹』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 伊武谷万二郎と手塚良庵の青春
- 激動の渦に飲み込まれる万二郎と良庵
- エピローグ
- 『陽だまりの樹』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)
- 手塚良庵(てづかりょうあん)/手塚良仙(3代目)(てづかりょうせん)
- 伊武谷万二郎の関係者
- 伊武谷千三郎(いぶやせんざぶろう)
- とね
- おせき
- 平助(へいすけ)
- 庄助(しょうすけ)
- 丑久保陶兵衛(うしくぼとうべい)
- さと
- 佐伯甚七郎(さえきじんしちろう)
- お品(おしな)
- 多磨屋成吉(たまやせいきち)
- お綾(おあや)
- 伝吉(でんきち)
- 保谷兵吾(ほうやひょうご)
- 辰蔵(たつぞう)
- 権十(ごんじゅう)
- 清吉(せいきち)
- 磯貝長八郎(いそがいちょうはちろう)
- 手塚良庵の関係者
- 手塚良仙(2代目)(てづかりょうせん)
- お中(おなか)
- おつね
- 海香(うみか)
- 玉江(たまえ)
- 大槻俊斎(おおつきしゅんさい)
- 手塚良斎(てづかりょうさい)
- 十三奴(じゅうさんやっこ)
- 星鶴(ほしづる)
- 豆鶴(まめづる)
- お紺(おこん)
- 多紀誠斉(たきせいさい)
- 多紀元迫(たきげんぱく)
- 実在の人物
- 千葉周作(ちばしゅうさく)
- 清河八郎(きよかわはちろう)
- 小野鉄太郎(おのてつたろう)/山岡鉄太郎(やまおかてつたろう)
- 原田磊蔵(はらだらいぞう)
- 緒方洪庵(おがたこうあん)
- 八重(やえ)
- 大鳥圭介(おおとりけいすけ)
- 福沢諭吉(ふくざわゆきち)
- 伊東玄朴(いとうげんぼく)
- 多紀元堅(たきげんけん)
- 多紀元琰(たきげんえん)
- 楠音次郎(くすのきおとじろう)
- 藤田東湖(ふじたとうこ)
- 阿部正弘(あべまさひろ)
- 徳川斉昭(とくがわなりあき)
- 堀田正睦(ほったまさよし)
- タウンゼント・ハリス
- ヘンリー・ヒュースケン
- 井上信濃守(いのうえしなのかみ)
- 森山多吉郎(もりやまたきちろう)
- お吉(おきち)/唐人お吉(とうじんおきち)
- 橋本左内(はしもとさない)
- 勝麟太郎(かつりんたろう)/勝海舟(かつかいしゅう)
- 川路聖謨(かわじとしあきら)
- 徳川家定(とくがわいえさだ)
- 西郷吉之助(さいごうきちのすけ)/西郷隆盛(さいごうたかもり)
- 井伊直弼(いいなおすけ)
- 長野主膳(ながのしゅぜん)
- 安藤広重(あんどうひろしげ)
- 梅田雲浜(うめだうんぴん)
- 高橋多一郎(たかはしたいちろう)
- 安島帯刀(あじまたてわき)
- 有村次左衛門(ありむらじざえもん)
- 安藤対馬守(あんどうつしまのかみ)
- 芹沢鴨(せりざわかも)
- 土方歳三(ひじかたとしぞう)
- 村田蔵六(むらたぞうろく)/大村益次郎(おおむらますじろう)
- チャールズ・ワーグマン
- 坂本龍馬(さかもとりょうま)
- 清水港の長五郎(しみずこうのちょうごろう)
- 徳川慶喜(とくがわよしのぶ)
- 『陽だまりの樹』の用語
- 回天詩史(かいてんしし)
- 攘夷(じょうい)
- 適塾(てきじゅく)
- 種痘所(しゅとうじょ)
- 『陽だまりの樹』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 伊武谷万二郎「アメリカ人を守る?」
- 福沢諭吉「新しい時代がもうそこまで来てるんだぞ。太平洋の波に乗ってなッ!」
- お綾「ま…んじ…ろさま…あ…や…は…あや…は…い…つ…ま…で…もおまち…し…ま…す!」
- 手塚良仙(3代目)「その通りさ!歴史にも書かれねぇで死んでったりっぱな人間がゴマンと居るんだ…そんな人間を土台にした歴史に残る奴など許せねぇ。二度とここへ来るなーッ」
- 『陽だまりの樹』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 手塚治虫が自身のルーツを描いた作品
- 劇画を完全に吸収して自己のものとした手塚治虫の作画
- 対照的な2人の主人公
- 多彩なメディアミックスが展開された『陽だまりの樹』
- 『陽だまりの樹』の主題歌・挿入歌
- テレビアニメ版OP(オープニング):「Hidamari no ki〜まなざし〜」
- テレビアニメ版ED(エンディング):Charcoal「光の向うへ」(第1話 - 第13話)
- テレビアニメ版ED(エンディング):Charcoal「High Dive」(第14話 - 第25話)
- テレビドラマ版主題歌:指田郁也「花になれ」