ぐるなびにて連載のエッセイ漫画【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】をご存知ですか?

田中圭一先生と言えば、漫画界の巨匠・手塚治虫先生の絵柄で下ネタギャグな作風を確立したパイオニア。その田中先生が現在webサイト「ぐるなび」にて、漫画家ご本人とそのご家族にまつわる“食”にスポットを当てたエッセイ漫画を連載しており、これが大変おもしろい!ですのでこちらでは、田中先生の作品を通して、ご自身も漫画家や他分野で活躍されているご家族も紹介させて頂きます。

追記1/21

・待望の17話公開!三ヶ月ぶりの更新ですし、今回はかの「諸星大二郎先生」ですし!!現在ツイッターにてトレンド入りしました。1/21

田中圭一とは?

デビュー当時はシュールな下ネタギャグを劇画調の絵で描いていたが、担当から「作画が時代に合ってない」と指摘され新しい画風を模索するうち流行の絵ではなく「一世風靡した諸先輩の絵柄を読者に再評価してほしい」に至り、不惑を前に手塚治虫の絵柄で下ネタギャグを展開する作風を確立。更に本宮ひろ志や藤子不二雄、永井豪、西原理恵子、水木しげる、松本零士などの絵柄を織り交ぜ、現在も下ネタ漫画で活躍中。近年はサラリーマン経験を活かした作品も多い。代表作に『ドクター秩父山』『昆虫物語ピースケの冒険』など。
(一部引用:wikipedia)

出典: ja.wikipedia.org

■色々な作品を完璧に模写し、自分のモノとしてしまう田中先生。特に同人誌即売会などで発行される同人誌こそが、田中先生の真骨頂です。
(画像:はぁとふる売国奴)

【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】

■2015年12月現在、16話(16人)までのエッセイ漫画を公開中。その中から幾つかをより抜き、紹介させて頂きます。
・幾つかの誤字及び修正を致しました。

■第二話:手塚治虫の「チョコレート」

[1頁]手塚先生は1989年2月9日、満60歳で亡くなられており、こちらは25年後の2014年6月19日に掲載された作品です。

[2頁]手塚先生の女性は魅力的ですが、こちらのエピソードには驚かされました。

田中先生と手塚るみ子さんの親交

■それはアニメ『ヤングブラックジャック』放映後に流れた、とある“エンドカード”を巡る出来事。

・手塚るみ子さんと田中先生のご関係を知らない方は、思わず「一触触発!」と思われたようですが、

・実はこのツイ、田中先生へと、るみ子さんなりにエールを贈られていたようです。

・ご存知の方も多いと思われますが、田中圭一先生の本の帯を手塚るみ子さんが書かれた事がありました。つまりお二人は、こんなドキリとした冗談も言え良好な間柄なのです。
(画像:Amazon)

■第三話:赤塚不二夫と新宿の名店「山珍居」

[1頁]2015年秋から冬にかけてアニメ界を騒がせている『おそ松さん』も、赤塚先生の『おそ松くん』が元になっている作品です。

[2頁]

[4頁]タレントのタモリさんが、まだメディアで活躍する前、赤塚先生に大変お世話になったエピソードは有名です。

高塔
高塔
@chaineltess

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