町山智浩の『桐島、部活やめるってよ』の解説書き起こし文まとめ!作品ラストについて言及

映画評論家・町山智浩による映画『桐島、部活やめるってよ』の解説を書き起こしてみました。ここに掲載しているのは、作品のラストに関するもの。「桐島は、みんなの理想とする生き方の象徴」や「人生に何の意味があるのかを考えさせる映画」といった町山の解説はとても素晴らしく、作品に対する理解をより深めることができます。

これはWOWWOWで映画解説者の町山智浩さんが『桐島、部活やめるってよ』の解説をしていたのを書き起こしたものです。
解説の後編に当たる、復習編なので、まだ予習編(前半)を観ていない方は、こちらをお読みください。
https://renote.net/articles/152860

www.wowow.co.jp

書き起こしてみました。

『桐島、部活やめるってよ』いかがでしたでしょうか?桐島、最後まで出て来ませんでした。
屋上から飛び降りる男子生徒が出てきますけども、脚本には桐島とは書いてないんですね。桐島と分かる人は最後まで出て来ません。

これは先ほど言いましたですね、ナッシュビルというロバート・アルトマンが監督の映画も同じでしてね、ずっと大統領候補、共和党でも民主党でもない第3党から出てきた大統領候補がずっと街宣車で演説をし続けてですね、彼の応援演説会が行われるということで、そこでいろんな登場人物が、いろんなカントリー歌手とかマネージャーとかが最後に集合するという話なんですけども、それも大統領候補が出てこないんでね、最後まで。
ただ出てこない大統領候補を中心に話が回っていくという映画がナッシュビルでした。ナッシュビルの大統領候補っていうのは何を象徴しているのかって言うとアメリカの理想とかですね、そういったものを象徴しているんですね。

街宣車での演説っていうのは、アメリカの歴史とか理想についてですねすごく社会学的にですね評論した内容になっているんですよ。ところがナッシュビルっていう物語自体に出てくるカントリー歌手とかマネージャーっていうのはそういったアメリカのことを政治的には何も考えていないと。
ただ話の根底にあるのは、歴史と政治と人々なんだよっていうのを大統領候補がいないということで逆に表現するというやり方がナッシュビルでした。

桐島は、みんなの理想とする生き方の象徴

『桐島、部活やめるってよ』も桐島がいないことで、逆にですね桐島とは何なのかと考えるという構造になっているんですね。で、この登場しない桐島っていう人は何なのかっていうことに関して、吉田監督はインタビューで天皇みたいな感じってインタビューで言ってるんですけども、天皇陛下って言うものはですね、日本っていう国の象徴であって中心であるわけですね。
でも、彼自身は何もしてはいけないんですね、憲法上はね、憲政上は。それに近いんですね。桐島っていう人は登場しないし、なにもしないんですけども、中心に存在するんですね。で、この場合何の象徴かというと、高校生活、高校とか青春のみんなの理想とする生き方の象徴として存在するんですね。

つまりですね、桐島っていうスポーツ万能でもって、みんなから好かれて、女の子からもモテテ、かっこよくて、勉強もできてっていうですねスパーヒーローとしての高校生、高校生のあるべき姿っていうか、高校生が理想して夢見るものが桐島っていう象徴なんですね、高校とか青春の。それを中心にみんな生きているんですけども、高校生活を。

それが突然いなくなってしまうと。
で、これを吉田監督が言うように天皇に置き換えるとどうなるかって言うと、突然天皇が存在しなくなって、日本人がパニックに陥るというのに近いですね。中心となるものがなくなったんで、高校生たちがパニックに陥るという話が、今回の桐島なんですけども、ただ天皇というようなことを言っているようにですね、これは高校生活についてだけの話じゃないんですね。

で、原作の方は青春時代の高校生活そのものを非常にビビットに切り取ったものとして書かれてはいるんですけども、吉田監督はこれを高校生活を通してもっと大きなものを描こうとして、もっと普遍的なもの、サラリーマンであるとか、会社の営業マンで、すごくバリバリと頑張ってて、みんなその人を目標にしている人が、突然行方不明になってしまったと、会社を辞めてしまったと、それでみんなが目標を失ったり基準となるものを失って、中心となるものを失って、考え方の基盤とか基準になるものを失った時にどうなるのかという話として読み替えることもできる、そういう風に作り変えることもできるのが、この映画なんですね。

ショーシャンクの空に

こういった典型的な作品の例としては、刑務所を舞台にした映画で、ショーシャンクの空というですね映画があったんですけども、じゃあ刑務所に入ってない人は何の関係もないのかっていうとそうじゃないと、刑務所って言うものを世の中とか、人生とか色んな物に置き換えて見たほうがいいんですね。

つまり我々っていうのは刑務所にいるようなものじゃないかと、完全に自由じゃないと、やらなければならないこととかいろんなしがらみの中で生きているじゃないかと。
その中でどうやって自分って言うものを見出して行くのかと。そういう風に読み替えてみるべきなんですね。

人生の意味を見失った宏樹

ショーシャンクの空の中では主人公はですね、独房の中に穴を掘ってそこから脱出するわけですけども、じゃあそれを実際の人生の中でどうやったらいいのかと、自分自身の穴を掘るっていうことは普通の人、刑務所に入っていない人にとって一体何なのかを考えるように作られてるわけですね。

それと同じように考えてみるとですね、高校の生活の象徴であり、中心であり、目標であった桐島がいなくなることでパニックに全員陥るんですけども、もっともパニックに陥るのは、宏樹くんなんですね。

彼はすでに高校生活に意味を見いだせなくなってきていると。高校生活だけじゃなくって自分の人生にも意味が見えなくなって、なんのために生きるのかがよくわからなくなってるんですね。最初に進路の志望の書類を渡されるところから始まるように、彼自身が人生の目的、意味を見失っているというところから始まっていきます。

実存の始まり

野球とかできるんですけど、じゃあ上手く野球をやってたとして自分にとって何なのか、よくわからなくなっている。で、彼女もいますけども、彼女との恋愛も楽しくないんですね。まあヤな女だからっていう問題もありますけども。笑 沙凪っていう女が、ほんとむかつく女なんですけども、あれは演技が上手いだけですけど。

他に友弘っていう童貞の男が出てきて、セックスできたらいいなーとか言ってるんですね。
彼は童貞だから、セックスとか恋愛とかにすごく幻想を抱いてるんですけども、宏樹は恋愛とかセックスとかやってみたけどもあんまり面白くなかったよって感じなんですね。

つまんなそーにキスするシーンがいいですね。ほんとになんだかつまんねーなって感じがよく現れているわけですけども。
友弘のいうセリフは、ともひろって自分で変な感じがしますけど笑、すごく意味があってですね、あーセックスできたらいいな、それが出来たら最高だよっていうんですけども、つまり彼はそれが達成されていないから、まだ実現していないから、そこに人生の意味みたいなものを見出そうとしているんですね。それが最高の人生の意味なんだと。恋愛とかセックスとかが1番意味があることなんだと言う風に思っているんですけども、

宏樹にしてみれば、もうそれも意味が無いことに気づいてるんですよ。勉強についてもそうで、彼は勉強もできるらしいんですね、はっきりと出てこないですけど。原作にはもちろんはっきり書いてありますけども。勉強していい大学に行って、いい会社に入って、給料沢山もらって、お金をもらって、いい嫁さんもらって、一体それが何なのかと、それ自体に意味がわからなくなってしまっているわけですよ。そんなことして一体なんになるんだという感じになってきているのが宏樹くんで、この宏樹くんていうのは実は、先程も言いましたけども、実存主義って言葉をしらないで、実は実存主義の入り口に立ち、もう向かっている状態なんですね。

人間の生きる意味とは、世の中の意味とは一体何なのかと、もう意味は無いんじゃないかという状況に入ってきているという話しなんですね、今回は。だからなんでもできる人だから俺達には関係ないってことではなくて、実は全てのことに意味は無いんだよということをはっきりとさせるために、宏樹を主人公にしているだけなんですね。

サルトル 『嘔吐』

この話っていうのは、実は実存主義の教科書的な本がありましてですね、サルトルの嘔吐という小説があります。1938年に書かれたものですけども、それに宏樹くんは非常に似ているんですね。

嘔吐という小説はですね、1人の哲学者がある日突然吐き気を催すんですね。それはどうしてかって言うと、自分が生きている意味がわからなくなってしまうんですね。人間っていうのは特別な存在であると思っていたら、別に特別な存在ではなくて、そこにある石ころと同じで全く意味が無いんだということに気がついたんですね。

存在すること自体に意味が無いと気がついたんですね。で、気持ち悪くなってきたと、吐き気がしてきたという話が嘔吐という話です。

ではどうしてそういう話が書かれたかっていうと、人間は生まれてくるということに意味があると思っていたんですね、特にヨーロッパの人たち、キリスト教圏の人たち、アラブのイスラム教とかの人たちとか、イスラエルとかのユダヤ教の人たちはみな、神様に人間は作られたと思っていましたから。

つまり、神様は人間を自分に似せて作ったという風に書いたんですね、聖書に。
ってことは、人間は神様が何かをするための目的によって作られたものである、意味のある存在だと思ってたわけですよ。例えば今椅子に座っています。椅子っていうのは人が座るために作られているじゃないですか。それと同じように人間も、何か神様の目的のために作られているんだとずっと信じていたんですね、何千年も。

ところがですね近代っていう時代に入ってですね、科学とか論理というものがあたり前になってきた時に、聖書とか宗教とかって言うものはどうも人間が作った話しらしい、つくり話らしいということがわかってきて、神様とはどうもいないらしいということになってきたんですね。

ましてや人間を作ったということはありえないと、進化論的にもね。そうなるとどうなるかというと、じゃあ人間っていうのはそのへんの石ころとかと同じで、意味が無いんじゃないのと、たまたまいるだけなんじゃないのということになってくるんですよ。

つまり、人間の意味って、本質とも言いますけど、人間には本質があるとずっと思ってきたんですね。それはギリシャ神話のギリシャ哲学の頃からずっと信じられてきたんですよ。キリスト教の前から人間には本質があると。

それを実現することが生きる意味なんだと、世の中の意味なんだと、世の中には本質があると、世の中には神様の目的があって世の中が作られてるんだ、世界が作られているんだと思っていたら、そうじゃないと、そんなものなにもないんだという事実に、近代っていうのは気がついてしまったんですね、人々は。

じゃあ俺たちどうやって生きたらいいか、世の中何の意味もないんだったらどうすりゃいいのか。これが宏樹的状態ってわけです。実存主義っていうものの始まりなんですね。

ゴドーを待ちながら

それでですね、ずっとナッシュビルとか、桐島を待っててこないとか、ナッシュビルで大統領候補を待っててこないっていうのは、『ゴドーを待ちながら』という戯曲があるんですね、お芝居がね。で、これはベケットという人が1950年台に書いたものですけども、これはゴドーっていう人を待っている二人の男が出てきてですね、ずーっと待っているんですよお芝居の中で、で違う人が出てきたりするんですけど、結局目的としているゴドーっていう人は来ないんですね。で、来ないまま終わっちゃうんですけども、そのお芝居は。

で、一体これは何を意味しているかというと、一般的な解釈としては、ゴドーはゴッドなんだと言われているんですね。つまり人間っていうのは、みんな来もしない、来るわけがない神っていうのを待ち続けて生きていると、それ自体絶対に来ないかもしれない神様を待っているということが、人間が生きているっていう状況なんだということを言っているんですね。

じゃあどうするかって言うことはそこから自分で考えるわけですけども。それがゴドーを待ちながらという戯曲で、桐島っていうのはそのゴドーにあたる、来るわけもない、絶対最後まで現れない、世界の中心、世界の意味、世界に意味を与えているものなんだということなんです。

人生に何の意味があるのかを考えさせる映画

1番の問題はですね、人間は何故神っていうことを考えるようになったかというとですね、どうせ死んでしまうからですね。死んでしまって完全に無になってしまうんだと、何も残らないし、
何もその後に残らないんだと思ったら、人間っていうのはなんのために生きているかわからなくなってしまうんですね。
死で全て終わってしまうんだったら、どうして生きていったらいいかわからない。目的がわからなくなるんですよ。そこで神とかそういったものを創造したわけですけども、人間は目的を与えるために。人生とか生きることとかこの世の意味に。

ところが、その部分が否定されてしまった時にどうなるか。

これはね、実果ちゃんっていう女の子が、この『桐島』の中で言ってるんですけども、「どうせ私たちは負けてしまうのに、負けるってわかっているのに何で頑張っているのかしら。」っていうセリフが出てきますけども、あれはまさに人生そのものですね。どうせどんなに頑張ったって、どんなに金持ちになったって、どうせ死ぬんですよね。

で、何もかも消えてなくなるんだったら、何のために生きてるんだろうってことにも聞こえてきてしまうんですね。宏樹くんっていうのはそこまで、おそらくは考えてしまっているか、考えることを象徴しているんですね。

つまり、金持ちになって、大金持ちになって、すごく最高な暮らしをして、じゃあそれに何の意味があるのか、どうせ死んじゃうじゃないか、ってとこまで考えさせる映画なんですね。

この学校っていうのはヒエラルキーがあって、ピラミッド型のカースト制度があって、こう制度があるわけですね、一種のシステムが。社会と同じように、社会にも実際にシステムがあるわけですよ、貧しいとか、貧しくないとか、幸せとか、幸せじゃないっていう形で。

でもそれにどうして意味があるの?どうせ死んじゃうじゃん。
で、そのシステム自体も作り物じゃないか、それ自体にも意味が無いよと、いうところまで行ってしまいますよね。この意味ないんじゃないかっていう考え方っていうのは、ニヒリズムといいますよね。なんにも意味ないっていう考え方ですよね。

で、この中で全然気が付かないのはパーマですよね。このパーマは全然気が付かないですよね。そのシステムの中でパッパラパーで生きているわけですよね。友弘っていうのも気がついていないわけですよね。友弘は馬鹿ですからね、童貞でね。

ところがその中でですね、宏樹は気付いてしまったと、そのシステムって言うものは虚構なんだと、フィクションなんだ、幻想なんだっていうことに気がついてしまったんですね。

全くブレない3人

すべての人が不安になる、土台となっている桐島がいなくなったことでね。ところがこの中で全くブレない人達がいるんですね。桐島がいなくなっても関係ないっていう人が3人出てきます。ここがポイントですね。野球部のキャプテンですね、1人は。野球部のキャプテンはこう言いますよね。何でいつまでも引退しないのって聞かれて、「いや、ドラフトが来るまではね。ドラフトが来るまでは頑張るよ。」この時劇場の中では笑い声が起きたらしいんですけど、来るわけねえだろ、馬鹿じゃねのって。でもそこは笑うとこじゃないって監督が言ってますね。

つまりこのキャプテンっていうのは、来るわけもないドラフトっていうのを待ち続けて、それのために生きているんですね。これは神を信じている人ですね、いわばね。来るわけもない神様を信じている人ですね。彼は信仰者ですね、一種のね。キャプテンは信仰者を象徴してるんですよ。絶対に来ないものを、来るわけのないものを待って、それで生きていける人ですね。キャプテンは信仰者です。

ぶれないのがキャプテンの他に2人いましてですね、1人が吹奏楽部の亜矢ちゃんていう女の子ですね。で、もう1人は映画部の前田くんなわけですよ。
この二人何故ブレないか、これは非常にわかりやすいですね。
彼らはやりたいものが見つかっているからですよ。何をやりたいかがわかっているからですよ。宏樹はやりたいことを見失った人なんですよ。やりたいことが見つかっている人は別にブレないんですよね。社会のシステム、高校ではこのカースト制度とかね、金儲けであるとか、出世であるとか、学歴であるとか、そういったものは関係ないんですよね、好きなものを見つかっている人には、やるべきことがわかっている人には。別にそんなフィクションとか関係ないんですね、システムとか嘘っぱちなことは関係ないんですね。これものすごいわかりやすいですね。

yukarine8
yukarine8
@yukarine8

Related Articles関連記事

桐島、部活やめるってよ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

桐島、部活やめるってよ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめた。その噂はあっという間に学校中に広まるが、肝心の桐島は恋人の前にも、親友の前にも姿を現さない。桐島はなぜ部活を辞めたのか、そしてどこへ行ってしまったのか。突然の出来事は、あらゆるところで小さな波を立てていき、やがて映画部の前田の所にもやってくる。第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー作を、吉田大八が映画化した青春群像劇。

Read Article

リトル・フォレスト(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リトル・フォレスト(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リトル・フォレスト』とは、主人公の成長を描くヒューマンドラマであり、五十嵐大介による漫画、漫画を基にした森淳一監督、橋本愛主演の映画である。漫画『リトル・フォレスト』は、作者の実体験を基に制作され、2002年12月から講談社発行の『月刊アフタヌーン』で連載された。映画『リトル・フォレスト』は、2014年8月に公開された『夏』『秋』、2015年2月に公開された『冬』『春』の4部作である。東北地方の小さな村に住む主人公のいち子が、自然に向き合いながら自分を見つめ直すストーリーとなっている。

Read Article

勝手にふるえてろ(綿矢りさ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勝手にふるえてろ(綿矢りさ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勝手にふるえてろ』とは2017年に公開された日本のラブコメディ映画。芥川賞作家の綿矢りさの原作小説を松岡茉優主演で映画化。10年間も中学の同級生に片想い中で恋愛経験ゼロのヒロイン「ヨシカ」。そんな彼女に人生初めての彼氏ができる。ヨシカは片想いだけど妄想彼氏の「イチ」と初めて告白されてできた彼氏・会社の同僚「二」で勝手に二股を作り葛藤する。傷つきながらも暴走する主人公をコミカルに描く。監督は『でーれーガールズ』の大九明子。「第30回東京国際映画祭コンペティション部門」で観客賞を受賞した話題作。

Read Article

不安の種(不安の種+、不安の種*)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

不安の種(不安の種+、不安の種*)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『不安の種』とは2002年から中山昌亮によって執筆されたホラー漫画、およびそれを原作としたホラー映画。 日常の中に潜む様々な怪異を描いたオムニバス形式となっており、それぞれのストーリーが独立している点が特徴。 怪異のビジュアルや謎が残るストーリー、ショートスタイルゆえの読みやすさなどの点で人気を博した。

Read Article

あなたの番です(あな番)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

あなたの番です(あな番)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あなたの番です』とは、日本テレビ系にて2019年4月から9月まで放送された全20話のミステリードラマである。キウンクエ蔵前というマンションに引っ越してきた新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。第1章、第2章で構成された2クール半年間に渡って放送され、テレビ放送と連動して、『扉の向こう』というスピンオフがHuluにて独占配信されている。

Read Article

バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

Read Article

コウノドリ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コウノドリ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コウノドリ』とは、2012年より鈴ノ木ユウが「モーニング」(講談社)で連載を開始した産科医療漫画である。産婦人科医でありながら、正体を明かしていないピアニストでもある、主人公鴻鳥サクラ。サクラが勤務する聖ペルソナ総合医療センターで、妊婦とその家族を中心に物語が繰り広げられる。7年間の掲載を経て、2020年10月23日最終巻が発売され完結している。コミックの累計発行部は800万部を超えている大人気コミックである。

Read Article

あまちゃん(Amachan)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

あまちゃん(Amachan)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あまちゃん』は2013年上半期にNHKで制作されたテレビドラマ。 高視聴率を記録し、主人公、天野アキがよく使う「じぇじぇじぇ!」は流行語大賞に選ばれ、社会現象となりました。 ストーリーは北三陸で海女になることになった天野アキがアイドルとして活躍していく姿を描いた成長物語となっています。

Read Article

バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

バクマン。の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。

Read Article

君の名は。(新海誠)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

君の名は。(新海誠)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『君の名は。』とは、新海誠監督の6作品目となる長編アニメーション映画である。コミックス・ウェーブ・フィルム制作により2016年に公開された。飛騨の山奥の糸守町に住む女子高生・宮水三葉と東京に住む男子高生・立花瀧。2人はたびたび夢の中でお互いが入れ替わるという不思議な体験をしていた。そんなある日、1000年ぶりに彗星が地球を来訪する。しかしその美しい彗星は、彼らにとって悲しい運命をもたらすものであった。多くの人が涙した話題作である。

Read Article

万引き家族(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

万引き家族(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

万引き家族(英題:Shoplifters)とは、2018年に公開された日本映画である。監督は『そして父になる』などで知られる是枝裕和。主演はリリー・フランキーと安藤サクラ。 第71回カンヌ国際映画祭において最高賞のパルム・ドールを獲得するなど、国内外で高い評価を受けた。 貧困のなか、万引きによって生計を立てながら身を寄せ合う家族6人の姿を描く。

Read Article

コンフィデンスマンJP -ロマンス編-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP -ロマンス編-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

Read Article

貞子 vs 伽椰子(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

貞子 vs 伽椰子(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『貞子 vs 伽耶子』とは2016年に公開された日本のホラー映画。共に一世を風靡したジャパニーズホラー映画『リング』シリーズの「山村貞子」と『呪怨』シリーズの「佐伯伽耶子」の最恐二大ヒロインが共演を果たした。監督は白石晃士。女子大生の倉橋有里の親友・夏美は偶然手に入れた「呪いのビデオ」を見てしまう。一刻も早く「見たら二日後に死ぬ」呪いを解かなければならない。一方「呪いの家」が気になって仕方ない女子高生・高木鈴花。蔓延してゆく強力な呪いを解くためにはバケモンとバケモンをぶつけるしかないのだった。

Read Article

仮面ライダージオウ(Zi-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダージオウ(Zi-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダージオウは、平成仮面ライダーシリーズ最後の作品である。2018年9月2日から2019年8月25日、毎週日曜日朝9時から9時30分のニチアサとして、テレビ朝日系列で放送された特撮作品だ。制作は東映、全49話放送。過去の平成仮面ライダーシリーズにおいて、仮面ライダーの変身者やヒロインなどのメインキャストがゲスト出演し、大きな話題となった。高校生である常磐ソウゴは仮面ライダージオウに変身し、未来を切り開く。

Read Article

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。

Read Article

メアリと魔女の花(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

メアリと魔女の花(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『メアリと魔女の花』とは、2017年に公開されたスタジオポノック制作のアニメーション映画だ。監督はスタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」と「思い出のマーニー」を手がけた米林宏昌。キャッチコピーは「魔女、ふたたび。」。主人公のメアリは縮れた赤毛の女の子。不器用で何をやっても上手くできず、人から期待されることがなかった。失敗が続いたある日、メアリは森で魔法の花「夜間飛行」を見つける。そして魔法の世界に迷い込み、彼女の大冒険が始まる。

Read Article

僕のヤバイ妻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

僕のヤバイ妻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。

Read Article

バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。

Read Article

悪の教典(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

悪の教典(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

Read Article

すずめの戸締まり(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

すずめの戸締まり(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

Read Article

来る(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

来る(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『来る』とは、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の小説『ぼぎわんが、くる』を実写化した日本のホラー映画である。公開初日に10万人を動員し、興行収入は1億3700万円のヒットとなった。 子煩悩で愛妻家だと評判の、田原秀樹の職場に謎の人物が現れる。その日から2年後、様々な怪奇現象が起こり、秀樹とその妻の香奈は得体の知れない何かに襲われる事になる。オカルトライターの野崎和浩に相談するが、野崎の手に終えるものではなかった。 怪奇現象と人間の怖さを描いた映画となっている。

Read Article

君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。

Read Article

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。

Read Article

紙の月(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

紙の月(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

梅澤梨花は夫と二人で暮らす銀行の契約社員。平凡だが穏やかに暮らしている。不自由のない生活をしているものの、夫とは気持ちがすれ違い始めていた。年下の大学生と出会ったことをきっかけに、彼女の生活は歪み出し、巨額の横領事件を起こしてしまう。ベストセラーとなった角田光代の同名小説を映画化。監督は吉田大八。

Read Article

この恋あたためますか(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

この恋あたためますか(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『この恋あたためますか』は、コンビニスイーツ開発を通し恋愛に発展していく甘い恋模様を描いた恋愛ドラマだ。コンビニチェーンの新社長である浅羽拓実と、夢に破れたコンビニアルバイト井上樹木が、スイーツ開発をしていくというストーリーになっている。井上樹木はコンビニスイーツが大好きで、あらゆるコンビニスイーツを食べSNSに評価を投稿していた。その的確な評価を浅羽社長が認め、スイーツ開発メンバーとして選んだのだ。はじめは意見が合わず対立するが、徐々に相手を必要とし恋へと発展していく。

Read Article

糸(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

糸(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

Read Article

東京男子図鑑(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

東京男子図鑑(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『東京男子図鑑』とは、月刊情報誌の東京カレンダーのサイト内で11回に渡り連載された小説。竹財輝之助を主演に日中共同制作のテレビドラマ化され、2019年には中国をはじめとするアジアで先行配信が行われた。日本では2020年に関西テレビ放送で放送された。慶應義塾大学へ入学することをきっかけに千葉から上京した佐東翔太(さとうしょうた)が、東京で生活しながら仕事、金、女性関係に奮闘しながら年齢を重ねていく半生を描いた物語。

Read Article

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

Read Article

コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

Read Article

バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。

Read Article

残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。

Read Article

忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。

Read Article

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。

Read Article

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)』とは、2019年に公開された特撮ヒーロー映画である。特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』の単独映画作品。興行収入11.7億円、観客動員数78.0万人を記録した。ソウゴは仮面ライダージオウとして平成ライダーの力であるライドウォッチを集めていた。全てのライドウォッチを集めた時、平成をやり直そうとする集団クォーツァーが現れた。平成に築いた人々の暮らしを守るため、ソウゴと仲間達がクォーツァーに立ち向かう。

Read Article

青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

青天を衝け(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

Read Article

目次 - Contents