残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。

『残穢-住んではいけない部屋-』の概要

『残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』、およびそれを実写化した映画作品である。映画は2016年1月30日に全国の劇場で公開された。
監督は、在学中に監督・脚本を務めた映画『五月雨厨房』(1993年)でぴあフィルムフェスティバル(PFF)準グランプリを受賞し、『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年)や『チーム・バチスタの栄光』(2008年)、『ちょんまげぷりん』(2010年)など話題作を世に送り出した中村義洋。脚本は映画『仄暗い水の底から』で知られる鈴木謙一が務めた。
また、制作は「残穢-住んではいけない部屋-」制作委員会、配給は松竹である。

主要キャストとして、竹内結子、橋本愛、滝藤賢一、佐々木蔵之介、坂口健太郎が出演している。原作である小説は2012年度の第26回山本周五郎賞を受賞し、真相が明らかになるにつれてじわりと忍び寄ってくる不気味さが描写されており、作品が生み出すほの暗い世界観が高い評価を受けている。本作のスピンオフとして、ストーリーと連動する『鬼談百景』も映像化された。2015年に動画配信サイト『GYAO!』にて先行配信後、翌年2016年1月23日には東京・テアトル新宿にて劇場公開された。物語が進行していくにつれて、主要な登場人物に降りかかる災難が事件の悍ましさを一層際立たせており、真相を解き明かすほど謎が深まるストーリー展開となっている。

物語は、主人公であるミステリー小説作家の私(小松由美子)が読者である女子大生の久保さんから届いた一通の手紙がきっかけとなる。「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」。興味をもった私は、久保さんの住むマンションを調査することを決意する。そこでわかった真相は、久保さんの住む部屋だけでなく、マンションの様々な部屋で怪奇現象が起きているということだった。過去の住人が数十年という時を経て数々の事件を引き起こしていたことがきっかけとなり、じわじわと登場人物を蝕んでいくような恐怖が見ごたえとなっている。

久保さんからの手紙を読む私

『残穢-住んではいけない部屋-』のあらすじ・ストーリー

久保さんからの手紙

ある日、ミステリー小説作家の私(小松由美子)の元に都内の女子大生である久保さんから一通の手紙が届く。内容は、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」というものだった。久保さんによると、久保さんの住む岡谷マンションの202号室の奥の部屋で、「スー、スー」という床を擦るような音が聞こえた。とっさに扉を開けると、一瞬帯のようなものが床を擦るのが見えたという。この手紙を読んで、妙に惹かれるものがあると私は感じる。それは、2年前に同じ内容の手紙を受け取っていたからだ。その手紙の差出人は、なんと同じ岡谷マンションの405号室の住人からだった。内容は、「部屋から床を掃くような音がする」というものである。不安に思った久保さんが不動産に確認すると、マンションが建ってから現在まで自殺者は出ていないという。そこで前の住人について調べたところ、梶川氏という家電販売員が同室に住んでいたが、自殺していたことが判明する。梶川氏の同僚によると、岡谷マンションに引っ越した時期から急に人が変わり無断欠勤などを繰り返すようになり、岡谷マンションから引っ越した4か月後に自殺をしたという。
家電販売店からの帰り道、隣に引っ越してきた住人の飯田栄子から、彼女の住む201号室で起きた怪奇現象について聞かされる。飯田によると、先日引っ越してきてから、「今一人ですか?」とか「今何時ですか?」といった内容の電話が公衆電話からかかってくるようになったとのこと。この話を聞いた久保さんは、202号室ではなくマンション全体がおかしいのではないかと考察する。このことをきっかけに、私と久保さんは一緒にマンションの建っている土地について詳しく調べることを決意する。

小井戸家

怪異の原因は岡谷マンションの建つ土地にあるのではと考えた私は、1987年の地図から、岡谷マンションの敷地に小井戸という家が存在していたことを突き止める。町内会長の秋山さんの話から、小井戸家は地元では有名ないわゆる「ゴミ屋敷」であったことが分かる。秋山さんが住人の小井戸泰志に家中がゴミで埋め尽くされている状態を注意すると、「隙間が嫌いなんだよ」と一言だけ返されたそうだ。その後、小井戸泰志はゴミ屋敷の中で孤独死したことも判明した。

高野家

小井戸家以前の土地の住人である高野家について調べるべく、私と久保さんは地元で古くから写真展を営む田之倉さんに話を聞く。銀行関係の職業に従事する高野家は、堅苦しい印象のある家と噂されていた。高野家の夫人である高野トシヱは、娘・礼子の結婚式が終わり、帰宅した夜、静かに自宅の奥の和室に入っていった。しばらく経っても部屋から出てこないことを不審に思った夫が様子を見に行くと、首を吊ってゆらゆらと宙に浮いている高野トシヱを目撃した。腰に巻かれた長い帯が「スー、スー」という音を立てながら床を擦っていたという。この話を聞いた私は、久保さんの部屋から聞こえた物音がこの帯の音だと確信する。
高野家について詳しく調べるため、華の稽古で友人だった日下部清子を訪ねたところ、娘の礼子が高校卒業後に仕事の都合で家を離れてから、勤め先の男性との間にできた子供を中絶したという噂があったことを知る。そして、事件のあった年に礼子が実家に戻ったときから、高野トシヱの様子が急変したという。路上を歩いているときに、高野トシヱから突然、「赤ん坊の声がする」と言われるが、日下部清子には一切聞こえない。日下部清子は、娘の中絶を気に病んだ高野トシヱがそのような声を聞くようになったのではと悟る。高野トシヱによると、「赤ん坊が湧いて出る」のだという。

高野家と嬰児との関係が判明する「高野家以前」の物語

赤ん坊がぼこぼこ湧き出てくる...。高野家の話を聞いた私は、怪談作家の平岡芳明に相談したところ同じ話を過去に聞いたと知らされる。平岡芳明によると、一時期マニアの間で流行っていた心霊スポットである廃屋に嬰児(えいじ)殺しの犯人が住んでいて、高野トシヱの言及していたように赤ん坊がぼこぼこ湧き出てくるという現象が散見されたという。しかし、その廃屋はすでに取り壊されており、所在地も千葉県であるため、私と久保さんは別の話だろうということで意見が一致する。
後日平岡芳明から私の元に、1952年に嬰児殺しの罪で逮捕された中村美佐緒に関する資料が届く。中村美佐緒の千葉県の自宅床下から性別不明の赤ん坊の絞殺死体が石油缶に詰められているのが発見される。中村美佐緒は余罪についても言及しており、過去に住んでいた長屋では7人もの赤ん坊を毎年産んでは殺害していた。そしてその1年後に長屋の跡地に建った物件が高野家と根本家である。「辿っていくと根は同じ」。私は平岡芳明から言われたこの言葉を思い出し、久保さんの属するミステリー研究会の後輩達の協力を得ながら、中村美佐緒よりもさらに前にその土地に住んでいた吉兼家が存在していたことが判明する。

吉兼家

高野家よりも前にその土地に住んでいた吉兼家の三男・友三郎は、明治三十八年に15歳で精神病を発病した。「怨ミヲ云フ声在リテ、ソレガ焼ケ殺セト命ズル」のだと主張し、家族に殴りかかったり家に火をつけようとしたり、その後も暴れることが続いたため自宅監置されていた。しかし、檻の中に設置されていた便所から抜け出し、床下を徘徊することを好んでいたという。この資料を見た私は、過去の住人が聞いたとされる床下の声がが吉兼友三郎のものなのではないかと憶測する。
吉兼家の菩提寺の住職・國谷に吉兼友三郎について話を聞きに行くが、過去帳に記載がなく消息が途絶えていると言われる。そこで住職は、最後に記載のある吉兼三喜という吉兼友三郎の継母にあたる人物について語り始めた。吉兼三喜は20歳で吉兼家に嫁いだが、その時に嫁入り道具として九州の実家から持ち出した美人画が怪異を招いている可能性があり、吉兼友三郎の変容もこの美人画が原因かもしれないというのだ。
私達は、平岡芳明の知り合いで九州の心霊現象に詳しい三澤徹夫に話を聞く。三澤徹夫によると、その絵の顔が歪む時は、ゴウゴウとした風の音とたくさんの人のうめき声が聞こえ、その歪んだ顔を見た者には呪いが降りかかるとされている。このうめき声は、吉兼三喜の実家である奥山家が営む炭鉱の事故で亡くなった労働者達のものと噂される。奥山家は福岡県で炭鉱業を営んでいたが、炭坑内で火災が発生し、100名以上の労働者が亡くなる事故となった。その後、奥山家最後の当主である奥山義宜は、明治の終わりか大正の初め頃に家族や使用人を殺害した後に自害し、奥山家が途絶えたと言われている。この行動も、死んだ労働者達の祟りだという定説がある。

真辺家

奥山家の炭鉱の事故について聞いた私は、自分が過去に投稿者から集めた投稿の内容を元に書いた「河童のミイラ」という物語について思い出す。投稿者のMさんが子供の頃、夜中に自宅の仏壇が置いてある部屋の奥からうめき声が聞こえ、暗闇から焼きただれた手が見えたという。マンションの怪異の真相を追ううちに、私はこの手が炭鉱の事故で亡くなった労働者のものではないかと考えるようになった。物語について聞いた三澤徹夫は、このMさんが九州で悪趣味なコレクターとして知られる真辺幹男の遠縁である真辺貴之ではないかと伝える。
私達が真辺貴之に話を伺うと、真辺幹男は江戸時代のさらし首の写し絵や呪術に使われる猿の手首などの奇怪な品物を集めていた。そのコレクションの中に、持ち主を祟ると言われている日本刀もあり、真辺幹男はその日本刀で自害したことを聞いた。さらに詳しい調査を行うため、私と久保さん、平岡芳明、三澤徹夫の4人は北九州にある真辺家を訪れることを決意する。
深夜の暗闇の中にひっそり佇む真辺家を発見した一行は、噂でしか聞いたことのない真辺家が実在したことに動揺する。恐る恐る中を詮索すると、「河童のミイラ」で語られていた仏壇の奥の部屋では、仏壇の他に神棚が置かれ壁一面にお札が張られている。その様子は、まるであらゆる神仏を信仰し縋っているようだった。それを見た私は「ガセでしたね...幹男氏が悪趣味なコレクターだという話」と声を漏らす。神にも縋り、仏にも縋り、最後には魔をもって魔を払おうとした。しかし呪いを払うことはできなかったのだ。「話しても祟られる、聞いても祟られる」と恐れられる、九州最強の怪談である奥山怪談。私は真辺幹男の一連の事件が怪異の元になっていること、そして呪いの連鎖を生み続け、久保さんが遭遇したマンションの怪異につながっていることを悟るのだった。

『残穢-住んではいけない部屋-』の登場人物・キャラクター

主要キャラクター

小松由美子(演:竹内結子)

作家。普段は小説を書いているが、怪談雑誌に連載をもち、読者からの奇妙な体験談をもとに短編を寄稿している。心霊現象については否定的。淡々とした口調が特徴で物語のナレーションも行う。
久保さんの遭遇する心霊現象の調査を進めるにあたり、首の痛みなどの体の不調に見舞われていた。物語の終盤では、奥山怪談に纏わる話が途方もないことから調査を中止することになるが、調査を終えた後に深夜に公衆電話から自宅に電話がかかり、受話器から「今何時ですか?」という声を受け、祟りに終わりがないことを痛感させられる。

久保亜紗美(演:橋本愛)

都内の大学で建築デザインを学ぶ女子大生。私からは久保さんと呼ばれる。ミステリー研究会の部長を務める。物語のきっかけとなる「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙を私宛に送った人物。
岡谷マンションの怪奇現象について解明するため、私と共に過去の事件の調査を行うなど高い行動力をもつ。物語終盤では奥山怪談に纏わる怪談に終わりが見えないことから、調査を打ち切るよう私に提案をするが、その際に「また部屋から音がする」と言及しており、不安な表情を浮かべる。

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『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。

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るろうに剣心 京都大火編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心 京都大火編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『るろうに剣心 京都大火編』(るろうにけんしん きょうとたいかへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた長編エピソード「京都編」の前半を映画化したもの。人気悪役の志々雄真実を実力派の藤原竜也が演じることで話題となった。 伝説の人斬り緋村剣心が新たな道を踏み出した頃、京都では凄腕の剣客にして野心家の志々雄真実が明治政府打倒のために活動を開始していた。剣心と仲間たちは、志々雄の打倒を目指してそれぞれに動き出す。

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余命10年(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

余命10年(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『余命10年』とは、小説を実写化し2022年に公開された映画だ。生と死、希望と絶望といった深いテーマを背景に、登場人物たちの内面の葛藤や変化がリアルに描かれている。坂口健太郎と小松菜奈がダブル主演を務めるということでも注目を集めた。物語は、難病を患った女性と生きる希望を失った男性が出会い、お互いに惹かれていく二人を中心に展開する。彼らは自身の過去や不安と向き合い、新たな未来への一歩を踏み出していく。

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極主夫道の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

極主夫道の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『極主夫道』とはおおのこうすけによる任侠コメディ漫画である。2018年2月からwebコミックサイト『くらげバンチ』にて連載開始。2020年10月に実写ドラマ化が、2021年4月にNetflixでアニメが配信開始されるなど人気を博している。物語は、元伝説のヤクザ・龍の専業主夫としての一面の中に混じる任侠としての面で、周囲を振り回していくものとなっている。コメディ漫画であるため、インパクトのある台詞や愛妻家の龍ならではの妻を想う名言が読者から評価されている。

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女優・橋本愛と落合モトキの熱愛報道の経緯まとめ!

女優・橋本愛と落合モトキの熱愛報道の経緯まとめ!

2013年に映画『桐島、部活やめるってよ』やNHK連続テレビ小説『あまちゃん』への出演で人気に火がついた女優の橋本愛。当時17歳だった橋本愛の初めてのスキャンダルは、先程あげた映画などで共演した5つ年上の俳優・落合モトキとの熱愛報道だった。報道後、落合モトキのブログが炎上するなど様々な問題が発生。またデート内容が未成年だった橋本愛に不適切な内容だったため一気に世の批判を集めるのだった。

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