リトル・フォレスト(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『リトル・フォレスト』とは、主人公の成長を描くヒューマンドラマであり、五十嵐大介による漫画、漫画を基にした森淳一監督、橋本愛主演の映画である。漫画『リトル・フォレスト』は、作者の実体験を基に制作され、2002年12月から講談社発行の『月刊アフタヌーン』で連載された。映画『リトル・フォレスト』は、2014年8月に公開された『夏』『秋』、2015年2月に公開された『冬』『春』の4部作である。東北地方の小さな村に住む主人公のいち子が、自然に向き合いながら自分を見つめ直すストーリーとなっている。

『リトル・フォレスト』の概要

『リトル・フォレスト』とは、自然豊かな村に住む女性の成長を描くヒューマンドラマであり、五十嵐大介による漫画作品、そして漫画を基にした森淳一監督、橋本愛主演の映画作品である。
漫画『リトル・フォレスト』は、作者の五十嵐が岩手県衣川村(現:奥州市)にて3年間自給自足の生活をした実体験を基に制作され、2002年12月から2005年7月の期間に、講談社が発行する『月刊アフタヌーン』の中で連載された。
映画『リトル・フォレスト』は、『夏』『秋』『冬』『春』の4部作であり、2014年8月30日には『夏』『秋』が同時に、その後『冬』『春』が2015年2月14日に公開された。興行収入や観客動員数は、公表されていない。映画『リトル・フォレスト』の『夏』『秋』は、第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の審査委員会推薦作品に選出されている。国外の映画祭では、スペインで2014年に行われた第62回サン・セバスチャン国際映画祭において、キュリナリーシネマ部門に『夏』『秋』が出品され、ディナー付き上映が行われた。また、2015年に開催された第65回ベルリン国際映画祭のキュリナリーシネマ部門では、『夏』『冬』が公式上映された。
主人公のいち子は、小森という東北地方の盆地の村に住んでいる。小森には商店などはなく、買い物に行くには役場のある村の中心地か、隣町の郊外型スーパーに行かなければいけないような小さな村だ。いち子は、生まれ育った小森で、米や野菜を自分で育てながら、古い一軒家に一人で住んでいた。いち子は高校生の時まで、母の福子と2人でずっと小森に住んでいたが、5年前、突然福子は家から居なくなってしまった。いち子も一度は小森を出て町で暮らしていたが、今は小森に戻ってきて、自然豊かな小森での自給自足の暮らしを満喫していた。近所には、幼馴染で同い年のキッコと、2個下の後輩・ユウ太も住んでいて、いち子はそれなりに楽しく生活していた。しかし、「私は町で居場所が見つけられずに、小森に逃げてきた」と思っているいち子は、「このまま小森に居て良いのか」と自分自身の居場所に迷いがあるまま、季節は夏、秋、冬、そして春になる。

『リトル・フォレスト』のあらすじ・ストーリー

イワナの味噌汁を食べるユウ太、いち子、ヒデユキ(左から)

主人公のいち子は、小森(こもり)という東北地方の盆地にある村に住んでいる。小森には商店は無いため、買い物は村の中心地か隣町に行かなければならないほど小さな村だ。

いち子は生まれ育った小森で、米や野菜を育てながら古い一軒家に1人で住んでいた。いち子が高校生の時まで、母親の福子(ふくこ)と2人で住んでいた。しかし5年前、突然福子は家から居なくなってしまった。

近所には幼馴染で同い年のキッコと2個下の後輩のユウ太も住んでいて、いち子はそれなりに楽しく生活していた。

小森に梅雨の季節がやってきた。盆地であるため湿度は非常に高く、いち子のキッチン用具にもカビが生えてしまっていた。

いち子は夏の湿気対策として、薪を入れてストーブをたき始める。他にも、いち子は「米サワー」を仕込むことにした。米サワーを作りすぎてしまったいち子は、ユウ太を電話で家に呼び、2人で話をしながら米サワーを飲んだ。いち子は小森の自然と向き合いながら、その時々の季節の料理を楽しんでいる。

家の隣に生えているグミの木を見て、小森を出て町で彼氏と住んでいた頃を思い出していた。いち子が彼と町を歩いていた時、偶然グミの木を見つけた彼がグミの実を取って食べた。美味しそうにする彼を見て、いち子も取ろうとするが、身長が彼並みではないため取れない。

その様子を見た彼は取ってあげると言うが、いち子は自分で取れないことが悔しくて彼の申し出を頑なに断った。グミの実を見ながら別れてしまった彼を思い出したいち子は、グミの実でジャムを作ることにした。

いち子は、いつもウスターソースを手作りしていた。いち子は小さい頃から、醤油ベースの母オリジナルのウスターソースを食べていた。そのため自分の家にしかないと思っていたので、店頭でウスターソースが売られているのを知った時にはびっくりしたほどだ。

ある日、いち子はイワナをキャンプ場の堀に移す日雇いのバイトをする。アルバイトは、いち子とユウ太の2人だけだった。

アルバイトをしながらいち子は、進学のため1度小森を出たユウ太になぜ小森に戻ってきたのかを尋ねる。ユウ太は実際に自分でやってから責任を持って話せる生き方をしているのが、小森の人たちだと気づいたと答える。

雇い主でキャンプ場経営者のヒデユキが、アルバイトが終わったいち子とユウ太に「イワナ食ってけ」と声をかける。いち子とユウ太は、自分たちの手で生きたイワナを捌き、火をつけて自然の恵みに感謝しながらイワナを頬張った。

いち子はユウ太の話を聞き「ユウ太は自分の人生と向き合うために小森に帰って来たが、自分はただ逃げてきただけだ」と思うのだった。

いち子は庭でトマトを育てている。トマトは雨に弱いため露地栽培で育てている人は小森にはいないが、いち子はビニールハウスを建てずに栽培していた。ビニールハウスを作ってしまうと、小森にずっと居ついてしまう気がして先延ばしにしてしまっていた。

いち子は「自分は町で居場所が出来ずに、小森に逃げてきた」と思っており、小森で一生暮らしていく決意も出来ず、自分自身に迷いがあったのだ。

いち子の家に、月に1度だけ来る郵便屋さんが郵便物を届けに来る。郵便屋さんはお母さんから連絡はあるかと聞くが、いち子は「いいえ」と答える。5年前に出て行ったきり、福子からは何の連絡もなかった。

稲狩りをする頃、いち子はくるみを拾いに森へ行く。拾ってきたくるみは土に埋め、表の皮が黒く腐ったら綺麗にして貯蔵する。小森のくるみは殻が厚いため、割るのに苦労する。

くるみは粉々にして、醤油と酒と一緒に米を炊いてくるみご飯を作る。くるみご飯で作ったおにぎりは、稲刈りのお弁当に持って行く。稲刈りをしているいち子に、キッコのおばあちゃんが差し入れを持って来た。

取れた稲を見て、おばあちゃんは「町で世話になった人に贈ったら喜ぶんでねーの」と言う。しかしいち子は「そういう人はいないんだ」と答えた。

キャンプ場の釣り堀で、イワナ釣り放題をやっていた。いち子は、ユウ太と一緒に釣りをしに行く。いち子は釣ったイワナを持ち帰って、南蛮漬けにした。

木々が色づく頃、小森で栗の渋皮煮が流行った。キャンプ場のオーナーのヒデユキと、キャンプ場に入り浸っているユウ太が渋皮煮を作った。たまたまキャンプ場に来てそれを食べた人が真似をして作り、あっという間に小森のブームになった。

みんながオリジナルのレシピで渋皮煮を作る。いち子も自分で渋皮煮を作って、瓶に入れて保存する。渋皮煮は、時間が経つとねっとりとした食感になる。いち子は作りたてより、時間が経ってからの渋皮煮のほうが好きだった。

近所の奥様がいち子の家に集まって、おしゃべりをしていた。今年のさつまいもや里芋の出来栄えについて話をしていた。お茶うけに乾燥芋を出す。今年のさつまいもを使って、いち子が作ったものだった。

一人暮らしのいち子は、冬場は出掛けることが少なくなる。たった一日の大寒波でも、家に保存してある野菜が寒さでダメにならないよう、ストーブをたいておかなければいけない。

小森では稲の害虫駆除のためにカモを飼っている家が多い。だから、小森ではカモを食べたがる人は少ない。

少ないカモを捌く機会に、何故かいち子は手伝いに呼ばれることが多い。この日も、近所のおじさんの家でカモを捌くことになり、手伝いに行った。カモの肉を分けてもらったいち子は、自宅でカモのステーキを作って頬張った。

いち子はもみがらの燻炭を作っていた。人参などを育てる時に、良い土になるのだ。人参を見ながら、いち子は福子が作ってくれた人参入りのシチューを思い出していた。

福子が作ってくれた料理の味は、いつも美味しかった。いち子は福子がいなくなるまで、「母が作ってくれた野菜炒めの作り方は分かっている」と思っていた。しかしいざ自分で野菜炒めを作ってみると、福子が作ってくれたように野菜がシャキシャキとしない。

ある日、いち子はセロリの筋取りをしていた時に思いつき、試しに筋を取った青菜で野菜炒めを作ってみた。すると、福子と同じようにシャキシャキとした食感になった。

野菜炒めを出されると、いち子は「もっとひと手間かけた料理しなよ」と言っていた。しかし福子がちゃんとひと手間かけていたことに気付いた。「ずぼらなのは、自分のほうだった」といち子は思う。

また1か月が経ち、郵便屋さんが来た。「また請求書だけ?」といち子が言うと、郵便屋さんは「手紙も来てるよ」と1通の封筒を手渡す。福子からの手紙だった。

いち子の家で話をするいち子とキッコ(左から)

クリスマスの日、いち子は小さい頃のことを思い出していた。福子はクリスマスを祝うことは無かったが、外国人のお客さんが来た時だけケーキを焼いてくれた。「今思うと、母の昔の恋人だったのではないか」といち子は思う。

近所の女の子に「いち子ちゃんの一番のごちそうって何?」と聞かれて、いち子は16年前の分校で行われた餅つき大会を思い出した。そこで初めて食べた砂糖醤油の納豆餅が、いち子の好物だった。

いち子は自宅の軒先で、凍み大根を作っていた。生の大根を切って糸で吊るしていく。秋のうちに枝ごと取った柿を使って干し柿も作っていた。そのまま食べるのも良いし、酢の物と混ぜても美味しい。小森では、冬は寒さを活かして料理をするのだった。

いち子はキッコに、ストーブの煙突掃除を手伝ってもらっていた。掃除が終わりストーブでさつまいもが焼ける間、いち子は町で生活していた時の話をキッコにした。

いち子はスーパーでアルバイトしていて、仲良くなった同僚の男の子がいた。いつもパンばかり食べている痩せた男の子が気になったいち子は、自分の弁当を作るついでに男の子の分も作った。

しかし、たまたま他のアルバイト男子たちと話をしているのを聞いてしまう。その男の子が女の子から手編みのマフラーを貰ったらしく、「プレゼントくらい買えよ」と言っているのを聞いてしまう。そのためお弁当を渡すことが出来なかった。

そんな話をしていると焼き芋が出来上がったので、キッコと一緒に焼き芋を頬張った。

いち子は寒い時のストレス解消に、小豆が欠かせなかった。小森では小豆の種を植える日が決まっていた。「なんでもタイミングというのがある」とキッコのおばあちゃんが言っていたことを思い出す。

早すぎても遅すぎても、小豆の種はちゃんと育たないのだ。小豆の種植えを想いながら、いち子は「私も小森を出ていくのが早すぎた」と思った。

雪が止んで綺麗な白い雪景色が広がっていたので、いち子は少し散歩をすることにした。昨日、いち子はキッコと喧嘩してしまった。

キッコの職場の人の話をしていて、いち子はいつも助けていたらその人のためにならないと言う。それを聞いたキッコは、知らないことを知ったように言うだけで口先ばかりだといち子を批判する。そして、そんなこと言えるほど他人とちゃんと向き合ってきたのかと続けた。

散歩をしながら、キッコに言われたことを思い出す。いち子は他人とちゃんと向き合えなくて、小森に帰ってきたことを思い返した。

散歩から帰ると、キッコが玄関の前で待っていた。キッコはカレーを持ってきたから一緒に食べようと声をかけ、家に入る。

そして、キッコは昨日は言い過ぎたといち子に謝る。いち子は「ううん」と答える。カレーを食べ終わったいち子とキッコは、そりで雪遊びをして仲直りをした。

ある日、集落の集まりがあっていち子も参加する。幼馴染のユウ太も来ていた。議題は村の東側にある休耕地の管理が出来ておらず、虫などが発生して近隣の畑などに影響が出るため、どのように管理していくかということだった。

帰り道、いち子とユウ太は一緒に帰路へつく。ユウ太はいち子に話し掛けるが、いち子は曖昧な返事しかしない。そんないち子にユウ太が、「本当は1番大事なことから目を逸らしてて、それをごまかすために、その場その場を一生懸命取り繕ってる気がする。本当は逃げてるんだろう」と言う。

いち子は何も答えられなかった。ユウ太は、小森で生きていくと決めていた。いち子は、やはりまだ小森で生きていくという決意が出来ないままでいた。

小森では、冬の終わりには決まって嵐が来る。いち子は、秋に母から届いた手紙を読み返していた。母からの手紙には、今どこにいるとかそういった内容は全く書かれていなかった。

春のような晴れの天気と、冬の嵐が交互にやって来る空を見上げて、いち子は「心に迷いのある自分と一緒だ」と思った。

ノビルで作ったパスタを食べるいち子

春になり、いち子は田植えや山菜取りに勤しんでいた。小森では、ふきのことを「ばっけ」と呼ぶ。いち子はばっけ味噌を作りながら、福子が失踪した日のことを思い出していた。

福子がいなくなった日は、春なのに大雪が降った日だった。いち子は高校に行くため、朝キッコと待ち合わせしていた。出がけにいち子が福子に、ばっけを摘んでおいてと頼む。

いち子はが家に帰ると、もうばっけ味噌が出来上がっていた。いち子は早速一口味見をし、「砂糖が足りないよ」とつぶやき福子を呼ぶ。しかし福子は家にいなかった。それきり福子は失踪したのだった。

いち子は米を出荷する倉庫でアルバイトをしていた。母が失踪した日のことを思い出して呆けていると、倉庫で働くおじさんに注意される。

いらいらしていたいち子は「どうせ家のことは奥さんに任せきりのくせに。私は全部自分でやってるの」と、注意したおじさんに心の中で毒を吐く。

そして、家のことを一緒にできる家族がいない自分の状況を振り返り、「母にとって私は本当に家族だったのか」と考えてしまうのだった。

春に畑仕事をしていると、つくしの根を嫌というほど取る。そして取ったつくしで、つくしの佃煮を作る。

家の電球を直すために家に来ていたユウ太に、出来上がったつくしの佃煮の味見をしてもらう。ユウ太はつくしの主張が少ないと言った。

電球を直すユウタの姿を見て、いち子は自分が恋心を抱きやすいタイプだとユウ太への好意を自覚するのだった。

いち子が薪を割っていると、キッコが作業を手伝いに来てくれた。キッコは薪割をしながら、嫌いな上司の悪口を言って、ストレスを発散していた。

すると、通りかかったキッコのおじいちゃんに、人の悪口ばかり言っていたことを叱られてしまう。

おじいちゃんが行ってしまった後、キッコは「なんかすっきりしちゃった」と言いながら薪を片付け始める。いち子は「キッコでも春は情緒不安定なんだね」と言う。

いち子は、また福子からの手紙を読み返していた。内容は同じ場所をぐるぐる円を描いていると思っても、成功にしろ失敗にしろ同じ場所にいることは無い。だから、円じゃなくて螺旋を描いていると思い、その螺旋をどんどん大きくしていこうと考えたら頑張れるというものだった。

最初に読んだ時にはよく意味が分からなかったが、いち子はだんだんと福子の言っている意味が分かってきた。

福子の手紙を読んで、同じ場所にいて何も変わらない自分の状況を振り返る。「自分も逃げているだけじゃだめだ」と思ったいち子は、今年はじゃがいもを植えないことに決めた。いち子は、小森を出る決心をした。

いち子が出て行ってしまった後、キッコがいち子の畑の世話をしていた。もうたまねぎを植えてしまっていたいち子は、玉ねぎの世話をキッコに頼んでいたのだ。

いち子の畑を世話するキッコのもとに、ユウ太がやって来る。2人は少しいち子について話した後、ユウ太が「畑、守っててやるんだ」と言う。キッコは「どうせすぐ戻ってくるでしょ」と答えた。

5年後、廃校になった分校で、小さな森の春祭りという手作り雑貨や野菜を売る市が開かれていた。郷土料理を売る人や、似顔絵を描く人もいる。

にぎわう会場の中に、キャンプ場経営者のシゲユキが来ていた。シゲユキはいち子を見つけ、声をかける。

シゲユキが「帰ってきたとは聞いていたけど」と言うと、近所のおばさんが「この子、町に婿取りに行ったから」といち子をからかう。

いち子は町で出会った人と結婚し、小森に帰って来ていたのだ。シゲユキを見つけて、キッコも寄って来る。

シゲユキがキッコに「赤ちゃんは?」と言うと、キッコは「お父さんが見てる」と子どもを抱っこしているユウ太を指さす。

シゲユキがいち子に「旦那さんは?」と聞くと、いち子は「あっちで神楽の準備してる」と言う。

シゲユキが「神楽やんのか」と言うと、「なかなかみんな集まれなくて練習不足だけど」といち子は答え、神楽の準備をしに別室へ向かった。

体育館のステージで神楽を披露する時間になった。体育館にはたくさんの人が集まっていた。いち子も舞台に立ち、神楽を舞う。神楽を舞ういち子に迷いはなく、小森で生きていく決意が秘められていた。

『リトル・フォレスト』の登場人物・キャラクター

いち子(演:橋本愛)

生まれ育った小森の一軒家で1人暮らしをしている。もともとは、母である福子と2人で暮らしていたが、高校生の頃に福子が突然いなくなってしまった。それからは、畑仕事や薪割などの力仕事も含めた家事全般を自分1人で行っている。
高校卒業後、一度小森を出て町で彼氏と一緒に住んでいたこともあったが、町に居場所を見つけることが出来ずに、小森に帰って来た。小森で一生生きていくと決めた訳ではなく「町から逃げて帰って来ただけの自分が、このまま小森に居続けてよいのか」と悩んでいる。小森で生きる覚悟を決めて小森での生活を心から楽しんでいる幼馴染のユウ太や、ずっと小森で生きてきた近所のおじいちゃんやおばあちゃんと、小森に住むことに迷いのある自分を比べてしまい、「このままで良いのか」と自問自答する日々を過ごしている。
しかし、小森での生活を楽しんでいない訳ではなく、田んぼや畑で、米や野菜を自分で育て、山菜や木の実などを収穫して、自然の恵みを活かしながら、季節ごとの料理を楽しんでおり、料理が得意である。また、幼馴染のキッコやユウ太ともよく一緒にご飯を食べたり、畑仕事を手伝い合ったりして仲良くやっている。時々、キャンプ場や米倉庫で短期のアルバイトをしている。
秋に久しぶりに福子から手紙をもらい、その手紙を何度も読み返すうちに、福子が自分と同じように自分の居場所がないことに悩んでいることに気付き、春を迎えた頃に「私ももう一度小森を出る」と決意する。
もう一度小森を出た後、5年後には町で出会った人と結婚し、小森でずっと暮らしていくために小森に戻ってくる。結婚相手については、詳細は不明である。

ユウ太(演:三浦貴大)

いち子の2個下の後輩で、幼馴染。いち子の近所に住んでおり、いち子の家にもよく遊びに来ている。
いち子と同じように、一度は進学で小森を出て町に住んでいたが、町で尊敬する人に出会うことが出来ず、小森と小森で暮らす人々の偉大さに気付いて小森に戻ってきた。いち子とは違い、小森で一生生きていくことを心に決めているため、小森の将来についても真剣に考えている。「このまま小森に住み続けてよいのか」と迷いのあるいち子に、「大事なことから逃げているだけでは」と意見するなど、いち子がもう一度小森を出る決意をするにあたって大きな存在となった。
いち子が小森に戻ってきた時には、キッコと結婚しており、子どもを1人もうけている。

キッコ(演:松岡茉優)

いち子の同級生で幼馴染。小森から出たことはなく、外で働きながら実家で暮らしている。どういった仕事なのかは不明である。
いち子とは違い、おじいちゃん、おばあちゃんも含めた3世代家族と暮らしているため、畑仕事などは一から自分で行ったことはなく、家族の手伝いをする程度である。
お互いに季節の料理を作っては家に持って行き一緒に食べるなど、いち子とは仲が良く、親友である。
いち子が春にもう一度小森を出る決意をした際、いち子の家の畑を手入れして、いち子が帰ってくるまで畑や田んぼを守ることにした。
いち子が小森に帰って来た頃には、ユウ太と結婚していて、子どもを1人もうけている。

touyamayt5
touyamayt5
@touyamayt5

Related Articles関連記事

万引き家族(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

万引き家族(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

万引き家族(英題:Shoplifters)とは、2018年に公開された日本映画である。監督は『そして父になる』などで知られる是枝裕和。主演はリリー・フランキーと安藤サクラ。 第71回カンヌ国際映画祭において最高賞のパルム・ドールを獲得するなど、国内外で高い評価を受けた。 貧困のなか、万引きによって生計を立てながら身を寄せ合う家族6人の姿を描く。

Read Article

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『リバース』とは、2017年4月から6月まで放送された湊かなえのミステリー小説が原作のテレビドラマである。主人公の深瀬和久は、10年前に大学時代の友人たちと卒業旅行に行った際、親友・広沢由樹が失踪し、遺体となって発見された。10年前の事件について深瀬たちに何者かが告発文を送りつけられ、その犯人を突き止めていくミステリー。現在と過去を交互に描いていくストーリーが、人気を博した。

Read Article

コウノドリ(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

コウノドリ(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コウノドリ』とは、2012年より鈴ノ木ユウが「モーニング」(講談社)で連載を開始した産科医療漫画である。産婦人科医でありながら、正体を明かしていないピアニストでもある、主人公鴻鳥サクラ。サクラが勤務する聖ペルソナ総合医療センターで、妊婦とその家族を中心に物語が繰り広げられる。7年間の掲載を経て、2020年10月23日最終巻が発売され完結している。コミックの累計発行部は800万部を超えている大人気コミックである。

Read Article

勝手にふるえてろ(綿矢りさ)のネタバレ解説・考察まとめ

勝手にふるえてろ(綿矢りさ)のネタバレ解説・考察まとめ

『勝手にふるえてろ』とは2017年に公開された日本のラブコメディ映画。芥川賞作家の綿矢りさの原作小説を松岡茉優主演で映画化。10年間も中学の同級生に片想い中で恋愛経験ゼロのヒロイン「ヨシカ」。そんな彼女に人生初めての彼氏ができる。ヨシカは片想いだけど妄想彼氏の「イチ」と初めて告白されてできた彼氏・会社の同僚「二」で勝手に二股を作り葛藤する。傷つきながらも暴走する主人公をコミカルに描く。監督は『でーれーガールズ』の大九明子。「第30回東京国際映画祭コンペティション部門」で観客賞を受賞した話題作。

Read Article

め組の大吾(FIRE BOYS)のネタバレ解説・考察まとめ

め組の大吾(FIRE BOYS)のネタバレ解説・考察まとめ

『め組の大吾』は1995年から1999年までの約4年間、曽田正人が週刊少年サンデーで連載していた消防士の物語である。マンガの他、2004年にフジテレビでドラマ化された。主な内容は、不良に近かった朝比奈大吾が、消防士になり同僚や上司、先生や助けた人などに刺激を受けてレスキュー隊員へと破天荒ながら活躍の場を広げていく様子が描かれている。元不良らしい考え方と行動力の大吾とともに、優等生である甘粕のコンビが魅力を後押ししている。また、火災や事故現場の臨場感などが読み手を引き付ける。

Read Article

海獣の子供(漫画・劇場アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

海獣の子供(漫画・劇場アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『海獣の子供』とは、海を巡る神話を題材にしたファンタジー物語であり、五十嵐大介による初の長編漫画作品、また漫画原作の同名アニメーション映画である。漫画は、小学館が発行する漫画雑誌『月刊IKKI』にて2006年2月号から2011年11月号まで連載された。映画は渡辺歩が監督し、主人公・安海琉花の声優を芦田愛菜が務め、2019年に公開された。主人公の中学生・琉花が、ジュゴンに育てられた子供・海と空と関わるうちに、自然界の海を巡る現実とは思えないような体験に巻き込まれていくひと夏の物語となっている。

Read Article

残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。

Read Article

【イメージ崩壊】松岡茉優がタバコ!?喫煙画像でファンが大騒ぎ

【イメージ崩壊】松岡茉優がタバコ!?喫煙画像でファンが大騒ぎ

女優として活躍し、ドラマや映画に始まりアニメにもその活動の幅を広げている松岡茉優。そんな松岡がタバコを吸う画像が週刊誌のフライデーで公開され、ファンの間に驚きと動揺をもたらしている。 最近では女優として絶好調の松岡だっただけに、「タバコはイメージが壊れる」と心配する声が聴かれる一方、銘柄を気にする者も少なくない。松岡の喫煙騒動について紹介する。

Read Article

【松岡茉優】知ってた?元「おはガール」だった女優まとめ【蒼井優】【末永遥】

【松岡茉優】知ってた?元「おはガール」だった女優まとめ【蒼井優】【末永遥】

『おはスタ』の番組アシスタント役として知られる「おはガール」。現在大活躍中の女優の中には、実はこの「おはガール」出身の人がたくさんいます。有名どころだと、松岡茉優、蒼井優、末永遥あたりでしょうか。他にもいるので、この記事でまとめました。『おはスタ』自体は有名な番組だけど、今をときめく人気女優が「おはガール」をやってたのが意外ですよね。

Read Article

女優・橋本愛の初スキャンダル!落合モトキとの熱愛報道を振り返る!

女優・橋本愛の初スキャンダル!落合モトキとの熱愛報道を振り返る!

2013年に映画『桐島、部活やめるってよ』やNHK連続テレビ小説『あまちゃん』への出演で人気に火がついた女優の橋本愛。当時17歳だった橋本愛の初めてのスキャンダルは、先程あげた映画などで共演した5つ年上の俳優・落合モトキとの熱愛報道だった。報道後、落合モトキのブログが炎上するなど様々な問題が発生。またデート内容が未成年だった橋本愛に不適切な内容だったため一気に世の批判を集めるのだった。

Read Article

2013年上半期に結婚・離婚・熱愛・破局した芸能人まとめ【堺雅人&菅野美穂 など】

2013年上半期に結婚・離婚・熱愛・破局した芸能人まとめ【堺雅人&菅野美穂 など】

1年を通して世間を賑わせる話題、それが芸能人の恋バナ。結婚や離婚、熱愛から破局まで日々、さまざまな芸能人カップルのニュースが伝えられる。2013年上半期も、堺雅人と菅野美穂の結婚や、中村昌也と矢口真里の離婚、落合モトキと橋本愛の熱愛から、西川貴教と菜々緒さんの破局まで、話題が尽きなかった。

Read Article

【橋本愛】熱愛報道後は笑顔が消えだんまり…当時の辛すぎる状況をまとめてみた

【橋本愛】熱愛報道後は笑顔が消えだんまり…当時の辛すぎる状況をまとめてみた

2013年にNHK連続テレビ小説『あまちゃん』への出演などをきっかけにブレイクした女優・橋本愛。当時17歳だった橋本愛の初スキャンダルとして、5歳年上の共演俳優・落合モトキとの熱愛報道が世間を騒がせた。熱愛報道について両者はブログなどで一切触れず、落合モトキのブログのほうには誹謗中傷が書き込まれて炎上する事態に発展した。報道後公の場に姿を表した橋本愛のほうは熱愛についてはだんまり。印象的だった笑顔も消え、その表情は辛すぎる状況を物語っていた。

Read Article

NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)出演女優が人気になる理由を考察【能年玲奈、有村架純、橋本愛 など】

NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)出演女優が人気になる理由を考察【能年玲奈、有村架純、橋本愛 など】

1961年から長きに渡って朝のお茶の間を楽しませてくれるNHKの『連続テレビ小説』、通称「朝ドラ」。「朝ドラ」は稀に社会現象を引き起こすほどのヒットを飛ばすことがあり、その作品に出演している女優達は主人公でなくてもことごとく人気を博す。2013年の『あまちゃん』に出演していた能年玲奈、橋本愛、有村架純、杏、吉高由里子などが良い例だ。 この記事では「朝ドラ」出演女優達の人気の理由を考察する。

Read Article

橋本愛の最初の熱愛報道相手・落合モトキについてまとめてみた!

橋本愛の最初の熱愛報道相手・落合モトキについてまとめてみた!

2013年に大ヒットしたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』に出演して一躍人気女優の道を歩み始めた橋本愛。しかし『あまちゃん』放映中に俳優・落合モトキとの熱愛が報道され別の意味でも注目を集めた。当時17歳だった橋本愛に対して、落合モトキは22歳。未成年相手のデートとは思えない内容に、落合モトキのブログには批判が殺到し炎上する事態に陥った。 この記事では、子役時代からのキャリアを持つという落合モトキとはどのような人物なのかまとめる。

Read Article

連続する熱愛報道!橋本愛の恋愛変遷をまとめてみた!

連続する熱愛報道!橋本愛の恋愛変遷をまとめてみた!

2013年に映画『桐島、部活やめるってよ』やNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』への出演で有名になった橋本愛。当時17歳だった橋本愛は共演が続いた落合モトキとの熱愛報道があり注目を集めた。しかしそれから間もなく今度は14歳年上の綾野剛との熱愛報道が話題に。浮いた話題に事欠かない橋本愛の恋愛変遷をまとめてみた。

Read Article

橋本愛ってなんだかミステリアス!初ブログ「ガキの戯言かまします」はどんな内容だった?

橋本愛ってなんだかミステリアス!初ブログ「ガキの戯言かまします」はどんな内容だった?

2013年に映画『桐島、部活やめるってよ』やNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でブレイクした橋本愛は同年に自身にとって初めてのブログ「ガキの戯言かまします」を開設した。個性的で独特な完成を持つ橋本愛ならではの内容で、当時ファンからは「ミステリアス」であると評価を受けた。

Read Article

橋本愛の熱愛報道が飲酒疑惑にまで発展!『あまちゃん』への影響はあったのか?

橋本愛の熱愛報道が飲酒疑惑にまで発展!『あまちゃん』への影響はあったのか?

2013年に放送されたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で主人公の親友役を演じて一躍人気女優になった当時17歳の橋本愛。人気が出てきて間もなく共演者の俳優落合モトキとの熱愛報道が世間を騒がせた。しかしただの熱愛報道がデートの内容から橋本愛の飲酒疑惑に発展!視聴率も絶好調だった『あまちゃん』へも影響は実際にあったのかどうかをまとめてみた。

Read Article

【朝ドラ】NHK連続テレビ小説あまちゃんのキャスト情報まとめ【のん、小泉今日子ほか】

【朝ドラ】NHK連続テレビ小説あまちゃんのキャスト情報まとめ【のん、小泉今日子ほか】

2013年に放送されていたNHK連続テレビ小説の『あまちゃん』。岩手県出身の海女・天野アキを中心にして巻き起こる様々な騒動を描いた、ヒューマンドラマだ。この作品ではアキを演じた能年玲奈(のん)や、母親役の小泉今日子、また母親の若いころを演じた有村架純など豪華キャストの出演でも話題となった。本記事では『あまちゃん』に出演していたキャストの情報をまとめて紹介する。

Read Article

【あまちゃん】わかる人にはわかる!マニアックな裏話・小ネタまとめ

【あまちゃん】わかる人にはわかる!マニアックな裏話・小ネタまとめ

朝の連続テレビ小説『あまちゃん』。キャスト陣の豪華さや独特のBGMが話題を呼び、一大ブームを巻き起こしました。そんな『あまちゃん』、実は第1話から最終話に至るまで、随所に小ネタが仕込まれているのです。中には、他作品にオマージュしたものも。この記事では、わかる人にはわかるそんなマニアックなドラマの裏話・小ネタを集めました。改めてドラマを見返すと、また新たな発見があるかも?

Read Article

【親なるもの 断崖】エロいだけじゃない!実は名作揃いなスマホ広告の謎漫画まとめ【コウノドリ】

【親なるもの 断崖】エロいだけじゃない!実は名作揃いなスマホ広告の謎漫画まとめ【コウノドリ】

スマホやPCでウェブサイトを閲覧していると、「なんだこれ…」と思うようなエロ漫画の広告に出会ったことはありませんか?ただサイトを閲覧したいだけなのに、本当にうっとうしいですよね…。でも、その広告のフタを開けてみると意外と深い作品がたくさんあります。エロとは皆無のものだってありますよ。この記事では、そんな謎漫画についてまとめました。興味のある方はぜひ一読を。

Read Article

【あまちゃん】実はスゴい伏線が張られていた!?あのNHK朝ドラの17話を振り返る

【あまちゃん】実はスゴい伏線が張られていた!?あのNHK朝ドラの17話を振り返る

ストーリーの良さや出演者の豪華さが話題を呼んだNHKの朝ドラ『あまちゃん』。どうやら、その第17話にスゴい伏線が張られていたそう。この記事では、ドラマの17話を振り返りつつ、伏線の内容についてまとめています。観たことのある方は当時を思い出しながら読んでいただくとして、まだ観ていない人はネタバレにご注意くださいね。

Read Article

『あまちゃん』続編にNHK会長も意欲的だった?コメントの真意を考察!

『あまちゃん』続編にNHK会長も意欲的だった?コメントの真意を考察!

2013年に大ヒットして社会現象を巻き起こしたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』。撮影がクランクアップした直後から主演の能年玲奈らから続編を希望する声があり、視聴者からも同様の声が多く上がった。そんな中、当時のNHK(日本放送協会)の会長を務めていた松本正之が定例会見で『あまちゃん』の続編に対して前向きなコメントをしたことが話題に。NHKは『あまちゃん』の続編に対してどう考えていたのか、コメントの真意を考察する。

Read Article

能年玲奈も熱望していた!大ヒット朝ドラ『あまちゃん』の続編の可能性を考察!

能年玲奈も熱望していた!大ヒット朝ドラ『あまちゃん』の続編の可能性を考察!

2013年に大ヒットしたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』。能年玲奈や橋本愛、有村架純などの大人気女優の始まりにもなり、社会現象も巻きおこした。当時撮影がクランクアップした直後から主演の能年玲奈は続編を熱望しており、続編の可能性が示唆されていたが、近々での続編はなかった。しかし前作公開や完結から10年以上を経て続編が作成されたり、新規でアニメ化したりする作品が近年増えてきている。『あまちゃん』続編の可能性はまだあるかを考察してみた。

Read Article

【あまちゃん】あの大ヒットドラマで一躍人気者に!松田龍平演じる「ミズタク」まとめ

【あまちゃん】あの大ヒットドラマで一躍人気者に!松田龍平演じる「ミズタク」まとめ

NHKの朝ドラ『あまちゃん』に出演していた松田龍平。彼が演じた「ミズタク」こと水口琢磨がハマり役として話題になりました。Twitterでは「ミズタク俺の部屋祭」とのハッシュタグが付いたツイートがたくさん見受けられ、その人気の凄まじさをうかがわせます。この記事では、そんなミズタクに関するツイートについてまとめました。

Read Article

目次 - Contents