仮面ライダージオウ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダージオウは、平成仮面ライダーシリーズ最後の作品である。2018年9月2日から2019年8月25日、毎週日曜日朝9時から9時30分のニチアサとして、テレビ朝日系列で放送された特撮作品だ。制作は東映、全49話放送。過去の平成仮面ライダーシリーズにおいて、仮面ライダーの変身者やヒロインなどのメインキャストがゲスト出演し、大きな話題となった。高校生である常磐ソウゴは仮面ライダージオウに変身し、未来を切り開く。
『仮面ライダージオウ』の概要
『仮面ライダージオウ』は、平成仮面ライダーシリーズ20作品記念作品かつ、平成仮面ライダーシリーズ最後の作品である。仮面ライダージオウのデザインは時計がモチーフになっており、目の部分に「ライダー」の文字が入っているのが印象的だ。
ジオウは平成仮面ライダーシリーズ1作目「仮面ライダークウガ」から、19作目「仮面ライダービルド」の時代を行き来する。時には未来へ赴き、歴代ライダーの力を借り、時間改変を企むタイムジャッカーや契約によって生み出されたアナザーライダーと戦う。
なお歴代ライダーの力を借りるライダーや、タイムトラベルをするライダーならば、仮面ライダーディケイドや仮面ライダー電王など過去にも存在した。しかしジオウは過去のライダーとは一線を画し、壮大なスケールで描かれている。
平均視聴率は3.0%。売上は245億円で歴代平成ライダーの中で6番目に高い数値を誇る。歴代ライダーが登場した回はネットを中心に盛り上がり、特に釈由美子が出演した回ではTwitterを中心に大きな話題となった。
『仮面ライダージオウ』のあらすじ・ストーリー
出典: www.toei.co.jp
ある日突然、見知らぬ男女2人から「最低最悪の魔王になる」と言われたらどうするだろうか?普通ならば何のことかわからず、軽くあしらうだけで済ませるだろう。しかし常磐ソウゴに限っては、これから始まる壮大な物語の扉を開ける鍵となった。
「最低最悪の魔王になる」と告げたのは、2人の男女だ。2人は2068年の世界において、世界を恐怖のどん底に叩き落し支配しているオーマジオウに対抗していたレジスタンスだ。しかしどんなに手を尽くしても、オーマジオウには敵わない。ミサイルを用いて攻撃しても、軽くあしらわれてしまう。そこで、レジスタンスの一員である明光院ゲイツとツクヨミは50年前の2018年にタイムスリップ。まだ力に目覚めていないオーマジオウを消すのが目的だ。まだ力に目覚めていないオーマジオウの正体こそが、常磐ソウゴである。
ソウゴは、光ヶ森高校に通う何処にでもいる高校3年生。大叔父が経営している時計店「クジゴジ堂」に住んでいる。唯一他の男子高校生と違う点を挙げるとすれば、「将来は王様になること」だろう。進路希望にも「王様」と掲げており、本人は至って本気である。そしてもう1つ違う点は、彼の前に謎のウォッチことブランクウォッチが出現したことだろう。ブランクウォッチは、後々ソウゴの運命を大きく変えることになる。
明光院ゲイツは将来のオーマジオウである常磐ソウゴを亡き者にするため、執拗に追いかける。ソウゴをゲイツから救ったのが、ツクヨミだ。彼女はソウゴをタイムマシンであるタイムマジーンに乗せて、白亜紀の恐竜時代や江戸時代にタイムスリップする。ゲイツは将来のオーマジオウであるソウゴを抹殺して歴史を変えるため、ツクヨミはソウゴがオーマジオウの力を手に入れないように阻止するためにやって来た。
しかし未来からの訪問者は、ゲイツとツクヨミだけではない。「逢魔降臨歴」と書かれた本を持ち、幾度となくソウゴの前に現れるウォズが登場。「逢魔降臨歴」は、ソウゴが魔王になるまでの行程が書かれている本だ。ウォズ「逢魔降臨歴」を元にして予言を発し、ソウゴをサポートする。ゲイツとツクヨミが「最悪の未来を変えるため」を目的しているのに対し、彼は正しい歴史を導くためにやって来た。
そしてタイムジャッカーのウールである。ウールは10代の少年の姿をしている。彼は2017年の世界において、バスケットボール選手と契約を結びアナザービルドを生み出した。アナザービルドは、もう1つの仮面ライダービルドだ。しかし本来の仮面ライダービルドの変身者である桐生戦兎以外の人物が変身しているため、仮面ライダーが怪人化したような姿となっている。
タイムジャッカーは2068年ではなく、別の未来からやってきた。西暦何年から来たとという訳ではない。タイムジャッカーはウールの他に、若い女性のオーラ、背の高い男性のスウォルツがいる。彼等の目的は、本来の仮面ライダー変身者とは別の者を仮面ライダーに仕立て上げることで、オーマジオウとは別の王を擁立することだ。つまり契約によってアナザービルドに変えられたバスケットボール選手は、新たな魔王候補ということになる。
アナザービルドは、2018年になっても次々とスポーツ選手を襲い続ける。襲われたスポーツ選手の中には、ソウゴの友人の姿もあった。ソウゴは友人を助けるため、そして多くの人を救うために最高最善の魔王になることを決意。するとソウゴが持っていたウォッチが反応し、ライダーの力が入った「ライドウォッチ」に変化した。ライドウォッチに変化したのを目撃したウォズは、ソウゴに仮面ライダーに変身するための変身ベルト、ジクウドライバーを差し出す。ジクウドライバーを手にしたソウゴは、ライドウォッチをドライバーに装着。そしてドライバーとウォッチの力で、仮面ライダージオウに変身することができた。
仮面ライダージオウに変身したことにより、アナザービルドを撃破。しかし、倒したはずのアナザービルドは再び出現し、スポーツ選手を襲い続けていた。アナザービルドを倒すには、本来の仮面ライダービルドである桐生戦兎の力を借りるしかないと踏んだソウゴ。ソウゴは桐生戦兎の元へ向かうものの、当の本人は仮面ライダーだった時の記憶が消えていた。そして戦兎と一緒にいた万丈龍我も、自身が仮面ライダークローズだったという記憶がない。
アナザービルドが誕生したことにより、アナザービルドが本来の仮面ライダービルドとして君臨したことになる。つまり本来の仮面ライダービルドは最初からいなかったことになるため、記憶が消えていたのだった。また仮面ライダークローズは、桐生戦兎が作り上げた変身ベルトによって変身することができる。仮面ライダービルドがいなかったら、仮面ライダークローズもいなくなるので、龍我の記憶も一緒に消えていたのだった。
しかしゲイツがアナザービルドを撃破したと同時に、戦兎と龍我の記憶が蘇った。記憶が戻ると、戦兎の手にはビルドウォッチが握られていた。戦兎はソウゴに「過去の俺によろしくな」と伝えて、ビルドウォッチを渡す。ソウゴは戦兎の言葉をヒントにタイムマジーンに乗り、ゲイツと共に2017年へとタイムスリップ。2017年はアナザービルドが誕生した年だ。
2017年で暴れるアナザービルド。アナザービルドを食い止めるために戦兎と、龍我が立ちはだかる。見たことがない怪人(アナザービルド)に戸惑うものの、2人は仮面ライダービルドとクローズに変身。対戦するも変身が安定せず、苦戦する。そこで登場したのが、2018年からやって来たソウゴとゲイツだ。ソウゴとゲイツはビルドとクローズと共にアナザービルドと戦う。しかし対戦途中で、ビルドとクローズの変身は遂に消えてしまった。
ソウゴは2018年に戦兎から譲り受けたビルドウォッチを使おうとする。するとウォズから「勝利からそれ相応の責任が伴う。その覚悟がおありか?」と警告されるものの、ソウゴは何の躊躇もなくビルドウォッチを使用。すると仮面ライダービルドを模した鎧、ビルドアーマーが出現。ビルドアーマーはジオウの体に装着され、仮面ライダージオウ・ビルドアーマーへと変身した。仮面ライダージオウ・ビルドアーマーは仮面ライダービルドを力を使うことができる。ビルドの力を用いて、ソウゴは見事アナザービルドを完全に討ち取ることができた。しかしビルドアーマーを使った代償に、戦兎と龍我は仮面ライダーの記憶と変身能力を失った。ウォズの予言が的中したのだった。
ツクヨミはソウゴがゲイツやツクヨミを助けたことにより、本当にオーマジオウになるのか疑問に持つ。そこで本当にオーマジオウになるかどうかを見極めるため、常磐ソウゴと共にクジゴジ堂で暮らすことになった。
仮面ライダーディケイド・門矢士の登場
ライドウォッチを集めていた最中に遭遇したのが、門矢士である。門矢士は2009年に活躍した仮面ライダーディケイド。彼はタイムジャッカーに味方する一方で、ソウゴ達にも力を貸し、不審な行動を取る。
白ウォズの登場
ソウゴ達の前に、歴代ライダーのアナザーライダーとは別のアナザーライダーが登場。歴代ライダーについて熟知しているウォズにも、出現したアナザーライダーの正体がわからない。謎のアナザーライダーの正体は、未来の仮面ライダーを元にして産み出された者だった。本来の歴史では、ソウゴが最低最悪の魔王に君臨し、他のライダーがいなくなるはずだった。しかし未来のライダーが登場したということは、確実に本来歩むべきだった未来とは違う方向を進んでいる。
未来のアナザーライダーに翻弄されている中、登場したのがもう1人のウォズである。彼は「オーマジオウがいない未来」から来た人物で、「オーマジオウが君臨している未来」から来たウォズとは別人だ。もう1人のウォズはゲイツを「我が救世主」と呼び、ゲイツはオーマジオウを倒し最高最善の未来になったことを告げる。そしてゲイツをサポートするために、仮面ライダーウォズへ変身。未来のアナザーライダーを撃破した。
2019年の世界に2人のウォズが存在することになるため、最初からソウゴに仕えていた方のウォズを「黒ウォズ」とし、新たに出現したウォズの方を「白ウォズ」とわける。白ウォズはゲイツに、魔王であるジオウを倒すためのパワーアップアイテム「ゲイツリバイブ」を授ける。しかしゲイツリバイブはなぜか反応しない。白ウォズが言うには、「ジオウを倒す決意が未だに揺らいでいるから反応しない」とのことだった。
ツクヨミはソウゴは魔王になることを確信し、既にクジゴジ堂を出ている。でもゲイツはソウゴに対して友情が芽生え決心がつかないでいたものの、”ある事故”を目撃したことがきっかけとなり、ゲイツはソウゴを倒す決意を固める。ある事故とは、10年前に発生したソウゴが巻き込まれたバスツアー事故だ。ゲイツは、バスの中で「ソウゴ!」と叫び銃を向けるツクヨミを目撃する。そしてツクヨミとソウゴを乗せたバスは、爆発炎上してしまった。ツクヨミは自らの命をかけて、ソウゴを亡き者にしようとしていたのだ。
ツクヨミの覚悟を目撃したゲイツは、ソウゴを倒す決心を固めソウゴの元を離れる。ゲイツの決心にゲイツリバイブは反応し、見事に仮面ライダーゲイツリバイブへ変身することができた。ゲイツリバイブの力は強力で、アナザージオウはもちろん、黒ウォズの力も凌駕していた。
加古川飛流とソウゴと10年前のバス事故
ある日、かつてのアナザーライダー契約者が襲撃される事件が発生する。ソウゴ・ゲイツ・白ウォズが参戦するも、全く歯が立たない。加古川飛流はソウゴに強い恨みを抱いていた様子だったが、当のソウゴは飛流が何処の誰か皆目検討がつかない。
ツクヨミは加古川飛流について調べるために、10年前の過去へとタイムスリップする。加古川飛流とソウゴの共通点は、10年前に発生したバス事故に隠されていると睨んだからだ。10年前にタイムスリップしたツクヨミは、ソウゴが入院していた病院に訪れる。病院にいたのは子供の頃のソウゴと順一郎、そして加古川飛流の姿もあった。加古川飛流とソウゴの共通点は、同じバスツアー事故の被害者同士だった。
ツクヨミはバス事故を詳しく調査するために、ソウゴと飛流が乗車していたバスに乗り込む。バスを運転していたのは門矢士だ。バスを運転している最中に、スウォルツが現れた。バスツアーはスウォルツが仕組んだ罠で、王の候補者を集めるためだったのだ。王の候補者となる人物は、西暦2000年に誕生した者。スウォルツは王の候補者を絞り込むために、「死をかけた試練」を与える。バスのコントロールはきかなくなり、車内は大パニックだ。
スウォルツを止めるために立ち上がったのが、当時少年だったソウゴだ。しかし少年ソウゴに止められるはずはない。ツクヨミは少年ソウゴを助けるために、「ソウゴ!」と叫びスウォルツに銃を向ける。ゲイツが見たのは、ツクヨミがスウォルツに銃を向けている所だったのだ。バスが爆発炎上する前、ソウゴを含む王の候補者達は未来の世界にタイムスリップする。未来では、オーマジオウの配下であるダイマジンが街を破壊していた。未来の世界において、少年ソウゴにスウォルツは「王になる資格がある」と語りかける。スウォルツは、ソウゴが王様になる夢を持つきっかけを与えた人物だった。
バスは結果的に爆発炎上し、ソウゴや飛流の両親の命を奪うことになった。彼は、両親が事故で亡くなったのは、ソウゴにあると強い恨みを抱いていたのだった。そこでスウォルツからアナザージオウのウォッチを手渡され、ソウゴをおびき寄せるために、アナザーライダーの契約者を襲撃したのである。
ソウゴ VS ゲイツ
ソウゴとゲイツは決着をつけるために、決戦の地へと赴く。黒ウォズは2人の対決をなんとしてでも止めるため、タイムジャッカーの1人であるウールの協力の元、白ウォズから仮面ライダーの力を奪った。そして黒ウォズ自らが仮面ライダーウォズへと変身し、ゲイツと対決する。しかしゲイツリバイブの力はあまりにも強大で、仮面ライダーに変身しても太刀打ちできなかった。しかしゲイツリバイブの変身は、ゲイツの体をボロボロにする。抑え込むことはできなかったものの、ウォズはゲイツに一矢報いることができたのだった。
一方ソウゴもゲイツとの決着をつけるために、決戦の地へと向かっていた。決戦の地へ向かう途中で出くわしたのが、飛流と大勢のアナザーライダー達だ。飛流はウールと共に黒ウォズに協力しつつ、味方を増やすために、アナザーライダーを次々と生み出していたのだった。アナザーライダー達に立ち向かいボロボロになるソウゴだが、決死の思いで決戦の地へと赴く。
ソウゴもゲイツもボロボロ状態のままで、決着をつけることになる。ゲイツがソウゴを倒そうとする時は、ソウゴが魔王になり世界を滅ぼすと確信したため。だからこそ、ソウゴはゲイツとの決着を引き受けたのだ。ゲイツの中で、再びソウゴに対して友情が芽生える。しかし2人が今正に決着をつけようとしていた矢先に、飛流とアナザーライダー達が乱入する。
ゲイツとソウゴは、見事過ぎる連携プレーでアナザーライダーと飛流の撃破に成功した。飛流撃破後、ソウゴはゲイツに戻ってきてほしいことを懇願する。ツクヨミもソウゴは倒すべき相手ではないと確信。3人は再びクジゴジ堂へと戻ってきた。クジゴジ堂にはソウゴ・ゲイツ・ツクヨミ、そしてもう1人黒ウォズが居候することになる。
新たな未来へ
ゲイツがソウゴを倒すことはなくなり、白ウォズが描いていた未来は完全に失われた。望む未来が来ないのならば破壊するしかないと考えた白ウォズは、スウォルツ協力の元、栗原天音という女性をアナザーブレイドに仕立て上げた。彼の目的は2人のジョーカーを引き合わせ、世界を破壊することだ。
かつて、「アンデッド」と呼ばれる者達が地球の覇権を争うために戦ってきた。勝者となった者は1万年は、地球の覇権を握ることになる。前回の優勝者は人間の祖であるヒューマンアンデッドだったため、人間が覇権を握ることになった。しかしもし勝者がジョーカーアンデッドになった場合、地球上にいる生物はダークローチと呼ばれる生物に滅ぼされることになる。
ジオウが登場するより数えて14年前、ジョーカーアンデッドである相川始が勝者となり、世界は破滅へと突き進んでいた。何をどうしても、世界の破壊を止めることができない。そこで仮面ライダー剣である剣崎一真は、仮面ライダー剣キングフォームを乱発することにより、自らジョーカーに変化する。一真自らがジョーカーになったことにより、覇権争いは続いていることになる。覇権争いが続く限り、世界は滅ぼされることはない。ジョーカーになった一真は始と戦わないようにするため、姿を消した。
そして14年後、白ウォズの策略によって一真と始は戦うことになる。アナザーブレイドになった栗原天音は、かつて始が懇意にしていた少女だ。アナザーブレイドは2人を引き寄せるため、そして2人からジョーカーの力を吸い取って新たなジョーカーとなり、世界の破壊するのが白ウォズの計画だ。
しかしソウゴは、白ウォズが起こした行動に納得がいかない。「望む未来が来ないのなら自分で作れば良いじゃないか」と、説得する。ソウゴの言葉に突き動かされた白ウォズは、トリニティウォッチを手渡した。トリニティウォッチは、ジオウⅡとゲイツリバイブと白ウォズの中にあるライダーの力が反応して、誕生したウォッチだ。ソウゴはトリニティウォッチを使い、仮面ライダージオウトリニティに変身。ソウゴとゲイツと黒ウォズの3人が合体して変身した姿である。そしてジオウトリニティの力によって、アナザーブレイドを撃破することができた。
トリニティウォッチを見事に使いこなしたソウゴを見て、白ウォズは未来は無限に広がっていることを悟る。白ウォズが望む未来は来なくなったものの、黒ウォズでも知らない未来が待ち受けている。白ウォズはスウォルツに警戒するように伝えた後、静かに消滅していった。
グランドジオウへの変身
途中で激しい対立があったものの、ソウゴとゲイツとツクヨミは歴代平成ライダーのウォッチを集め続ける。そしてついに最後のウォッチである電王ライドウォッチを手にし、ソウゴは「グランドジオウ」へと変身することができた。グランドジオウであれば、世界のどん底に叩き落したオーマジオウとも対等に戦える。
オーマジオウは、ソウゴが最低最悪の魔王になった姿だ。ゲイツとツクヨミの未来を守るために幾度か対立をしたものの、全く歯が立たない。でもグランドジオウの力があれば、オーマジオウとも対等に戦える。しかしグランドジオウでもオーマジオウには敵わなかった。
最終決戦へ
オーマジオウと対戦の最中に時空が変わり、ソウゴは別の2019年の世界へ飛ばされる。別の2019年では、アナザージオウこと加古川飛流が魔王として君臨。ゲイツとツクヨミ、唯一の肉親である常磐順一郎はソウゴの記憶がない。ウォズはソウゴの記憶を持っていたものの、加古川飛流の元に仕えていた。しかし記憶が消えていたとは言え、仲間達の絆が壊れる訳がない。仮面ライダーディケイドである門矢士の助けもあり、見事アナザージオウを打ち取ることができた。
しかしアナザージオウ討伐の裏で、タイムジャッカーの1人であるスゥオルツは不審な動きをする。門矢士の仮面ライダーディケイドの力を奪い取り、自らがアナザーディケイドとして立ち塞がる。スゥオルツはソウゴ達が集めていたライドウォッチを破壊し、ライダーの世界を1つに統合することで、世界の崩壊を企んでいたのだった。
世界の崩壊を防ぐために、ソウゴ・ゲイツ・ツクヨミ・ウォズが立ち上がる。しかしアナザーディケイドの力は想像以上で、ソウゴの目の前で仲間達が次々と倒されてしまった。ソウゴは世界を救うため、決死の思いでオーマジオウに変身。アナザーディケイドを打ち破り、新たな王へと君臨することができた。しかし仲間達が既にいない場所で王になるのは、無意味なことである。ソウゴはオーマジオウの力を使い、新たな世界を作り変えた。
新たなる世界での2018年、常磐ソウゴはごく普通の高校生である。同じ学校に通うゲイツやツクヨミと共に、青春を満喫していた。
『仮面ライダージオウ』の登場人物・キャラクター
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下剋上球児(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『下剋上球児』とは2023年10月より放送を開始したTBS系列の「日曜劇場」枠のテレビドラマで、主演は鈴木亮平。物語は三重県の架空の高校の弱小野球部が舞台で、甲子園を目指す3年間を描いたもの。野球素人から自分自身の問題を抱える球児達が野球を通して仲間達と大きく成長していくスポ根ドラマ。ストーリーが感動的だとして視聴者から高い評価を得ている。
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仮面ライダーストロンガー(Stronger)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーストロンガー』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1975年に全39話がTBS系列にて放映された。『仮面ライダーシリーズ』第5弾であり、同シリーズ昭和第1期最終作として知られている。西部劇風のストーリー展開を見せる序盤と、歴代仮面ライダーとの客演が豊富な終盤との対比が鮮やかであり、高い人気と評価を得てきた。主人公の城茂は、悪の組織ブラックサタンに殺害された親友の仇を討つためあえて同組織で改造手術を受け、仮面ライダーストロンガーとなりブラックサタンに立ち向かう。
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仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーBLACK RX』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1988年から1989年まで放映された。放映時期が昭和と平成に跨っており、初の平成テレビ放映『仮面ライダーシリーズ』であるが昭和ライダーに分類されている。武器や銃を用いて戦う戦闘スタイル、別のライダー形態への変身など多くの新機軸が盛り込まれて人気と高評価を得た。前作『仮面ライダーBLACK』で暗黒結社ゴルゴムを滅ぼした主人公の南光太郎が、仮面ライダーBLACK RXに転生して新たなる敵クライシス帝国と戦う物語である。
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リバーサルオーケストラ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『リバーサルオーケストラ』とは、2023年1月期の日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマである。主演は門脇麦、他主要人物として田中圭、生瀬勝久らが出演。元天才バイオリニストの谷岡初音は表舞台から去り、今は市の職員としてひっそりと暮らしていた。ある日、マエストロとして活躍中の市長の息子・常葉朝陽によって、地元のポンコツ楽団・児玉交響楽団のメンバーにさせられる。楽団を立て直すため奔走する初音と朝陽、また2人を取り巻く個性豊かな楽団メンバーが織りなす音楽エンターテインメントである。
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仮面ライダー剣(ブレイド)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー剣(ブレイド)』とは、「平成仮面ライダーシリーズ」の第5作目に当たる東映制作の特撮テレビドラマ作品。本作の仮面ライダーのモチーフはトランプであり、スペード、ダイヤ、ハート、クラブの4人のライダーが活躍する。トランプのスートでカテゴリーと呼ぶ2~10・A・J・Q・Kの役割を持つ52枚組のカードと、3枚の特殊なカードでを用いて戦う。キャッチコピーは「今、その力が全開する。」「運命の切札をつかみ取れ!」。
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20世紀少年(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。 コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。
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仮面ライダーBLACK(ブラック)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダースーパー1』終了から6年振りのテレビシリーズのコンセプトは「原点回帰」。 「仮面ライダー0号」と位置付け、主要スタッフの大幅な刷新を行い、これまでとは全く違ったスタイルの仮面ライダー像を得た。漆黒のボディの自由の戦士は、30年を経た今もなお、我々を魅了する。 人間文明破壊をたくらむ暗黒結社ゴルゴムに対し、南光太郎が仮面ライダーBLACKへと変身し、その身と青春をかけ戦う。
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仮面ライダーディケイド(Decade)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーディケイド』は『平成仮面ライダーシリーズ』10作目の作品にして異色作と呼ばれる。門矢士/仮面ライダーディケイドは「世界の破壊者」と作中で呼ばれ、数々の並行世界を駆け抜けていく。その先にあるのは救済なのか、破滅なのか。それまでの平成ライダー世界を再構成(リ・イマジネーション)する作風は賛否両論を浴びつつも、多くの派生作品でも重要な役割を果たす、欠くことのできない存在である。
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あなたの番です(あな番)のネタバレ解説・考察まとめ
『あなたの番です』とは、日本テレビ系にて2019年4月から9月まで放送された全20話のミステリードラマである。キウンクエ蔵前というマンションに引っ越してきた新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。第1章、第2章で構成された2クール半年間に渡って放送され、テレビ放送と連動して、『扉の向こう』というスピンオフがHuluにて独占配信されている。
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サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ
『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。
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ごめんね青春!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ごめんね青春!』とは2014年10月から放送されたTBS系列のドラマであり、宮藤官九郎が脚本し主演は錦戸亮が務めた。 静岡県三島市の高校が舞台で、仏教系男子校とキリスト系女子校の合併に伴う恋愛模様などを描いたドラマ。 主演の錦戸亮は仏教系男子校の先生役であり合併には賛成派。しかし周囲は反対派が多く、合併に向けて奮闘していくストーリー。合併に向けて奮闘していく中、生徒や先生間の恋愛・家族との問題について「ごめんね」と謝り向き合っていく。
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。
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仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。
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仮面ライダーエグゼイド(Ex-Aid)のネタバレ解説・考察まとめ
2016年10月からテレビ朝日系列で放送の特撮作品。 平成仮面ライダーシリーズ第18作である本作品では、仮面ライダーのデザインなどに「ゲーム」の要素を、物語の舞台に「病院」を採り入れている。 キャッチコピーは、「ゲームスタート」、「ノーコンティニューで運命を変えろ!!」。
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マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。
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009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ
『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。
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目次 - Contents
- 『仮面ライダージオウ』の概要
- 『仮面ライダージオウ』のあらすじ・ストーリー
- 仮面ライダーディケイド・門矢士の登場
- 白ウォズの登場
- 加古川飛流とソウゴと10年前のバス事故
- ソウゴ VS ゲイツ
- 新たな未来へ
- グランドジオウへの変身
- 最終決戦へ
- 『仮面ライダージオウ』の登場人物・キャラクター
- 仮面ライダーの変身者
- 常盤ソウゴ(ときわ ソウゴ)/仮面ライダージオウ
- 明光院ゲイツ(みょうこういん ゲイツ)/仮面ライダーゲイツ
- ツクヨミ/仮面ライダーツクヨミ
- ウォズ(黒ウォズ)/仮面ライダーウォズ
- 白ウォズ/仮面ライダーウォズ
- 門矢士(仮面ライダーディケイド)
- 海東大樹(仮面ライダーディエンド)
- タイムジャッカー
- スウォルツ/アナザーディケイド
- ウール
- オーラ
- 仮面ライダーの関係者
- 常磐順一郎
- 加古川飛流
- オーマジオウ
- 他作品の登場人物
- 仮面ライダービルド
- 仮面ライダーエグゼイド
- 仮面ライダーフォーゼ
- 仮面ライダー555
- 仮面ライダーウィザード
- 仮面ライダーOOO
- 仮面ライダー鎧武
- 仮面ライダーゴースト
- 仮面ライダー龍騎
- 仮面ライダー剣
- 仮面ライダーアギト
- 仮面ライダー響鬼
- 仮面ライダーキバ
- 仮面ライダーカブト
- 仮面ライダー電王
- 仮面ライダーW
- 仮面ライダードライブ
- 『仮面ライダージオウ』の企画:仮面ライダージオウ誕生の経緯
- 『仮面ライダージオウ』の用語
- アナザーライダー
- ウォッチ
- ブランクウォッチ
- ライドウォッチ
- 変身ベルト
- ジクウドライバー
- ビヨンドライバー
- ライドガシェット
- ライドウォッチホルダー
- ライドウォッチダイザー
- ファイズフォンX(テン)
- タカウォッチロイド
- コダマスイカアームズ
- ビークル
- ライドストライカー
- タイムマジーン
- オーマの日
- 『仮面ライダージオウ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ。まさに生誕の瞬間である。」
- 「なんか行ける気がする!」
- 「寂しい時ぐらい、大丈夫なんて言わないでちゃんと寂しいって言いなさい!寂しい時に寂しいって言えない人間なんて、人の痛みがわからない王様になっちゃうぞ」
- 『仮面ライダージオウ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ソウゴ役の奥野壮は、クラシックバレエ経験者
- ウォズ役の渡邊圭佑は、撮影直前まで仙台の古着店で働いていた。
- スピンオフとして「仮面ライダー龍騎」と「仮面ライダーシノビ」が制作。
- 『仮面ライダージオウ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌は「Over “Quartzer”」
- 挿入歌は「NEXT LEVEL」