新選組!(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。
『新選組!』の概要
『新選組!』とは2004年の1月11日から12月12日までNHKで放送された、幕末の新選組(しんせんぐみ)を題材とした大河ドラマである。大河ドラマとしては43作目にあたる。
脚本を『古畑任三郎シリーズ』や『王様のレストラン』を手掛けた人気脚本家三谷幸喜(みたにこうき)が担当したことで、非常に注目された作品であった。三谷にとっては初大河ドラマとなる。
主演の近藤勇(こんどういさみ)は元SMAPの香取慎吾(かとりしんご)が熱演した。香取は撮影時は20代後半で、それまで貫禄のある壮年の俳優が演じることが多かった近藤を、史実に近い年齢の香取が演じたことも話題の一つだった。他の新選組隊士にも山本耕史(やまもとこうじ)や藤原竜也(ふじわらたつや)、堺雅人(さかいまさと)など同年代の若手俳優が起用され、それにより三谷の狙い通り「幕末青春群像劇」を作り上げることに成功している。
コメディを得意とする三谷の脚本ということで「コメディ大河」と言われるなど評価の分かれる作品であったが、若者を中心に人気を集め「好きな大河ドラマランキング」では『独眼竜政宗』に続く2位を獲得している。
農民出身でありながら江戸の道場の師範を務めていた近藤は、のちに新選組の幹部となる土方歳三(ひじかたとしぞう)や沖田総司(おきたそうじ)たちとともに、武士よりも武士らしく生きることを志す。京都で徳川将軍の護衛をする武士の募集に参加し、のちに宿敵となる芹沢鴨(せりざわかも)たちと一緒に京に上る。その後京都守護職(きょうとしゅごしょく)を務める会津藩とともに京都の治安を守るための組織、新選組を結成した近藤たちは鉄の掟である局中法度(きょくちゅうはっと)に背いた芹沢や、古くからの仲間であった山南敬介(やまなみけいすけ)、新選組から分離しようとした伊藤甲子太郎(いとうかしたろう)らを粛正していき、幕末最強の集団となっていく。
しかし徳川幕府の滅亡により存在理由を失った新選組は、薩長を中心とした新政府軍に大敗し京から江戸に退却する。江戸で新政府軍を迎え撃とうとする近藤たちだったが、江戸を火の海にしたくない勝海舟(かつかいしゅう)により甲州へ向かうことになる。その途中で新政府軍に捕らえられた近藤は、武士の中の武士と認められながらも斬首される。
近藤の死とともにドラマは終わるが、のちにファンからの強い要望により、山本演じる土方歳三が北海道五稜郭で迎えた最後の日を描いた特別ドラマ、『土方歳三 最後の一日』が放送された。
『新選組!』のあらすじ・ストーリー
黒船が来た
多摩の百姓であった近藤勇(こんどういさみ)は剣の腕を買われて江戸の貧乏道場、試衛館(しえいかん)に養子に入り、師範代として暮らしていた。そのころ浦賀沖には開国を求めてアメリカからやってきた黒船が停泊していた。近藤と近藤の幼馴染でのちに新選組副長となる土方歳三(ひじかたとしぞう)は、たまたま知り合った長州藩士桂小五郎(かつらこごろう)、土佐藩士坂本龍馬(さかもとりょうま)とともに黒船を見に行くことになる。近藤と土方は海岸でアメリカ軍が捨てたシャンパンの栓を見つけ、戦利品として持ち帰る。
故郷の多摩に出稽古に訪れた近藤は村を襲う盗賊を退治してほしいと依頼される。土方や幼馴染の滝本捨助(たきもとすてすけ)と待ち構えていた近藤は、手傷を追いながらも盗賊の一人を斬り殺してしまう。初めて人を斬ったことに動揺する近藤に、土方の父は「あなたの剣が求められる時が来る」と励ましの声をかける。
江戸にもどった近藤は養母のふでから「腰に刀を差したところで百姓の子が武士にはなれない」と叱られる。同じく江戸で薬の行商をしていた土方も、詐欺まがいの商売でだました武士たちから袋叩きの目に合う。「強くなって武士になりたい」という土方に、近藤は「俺たちはしょせん多摩の百姓だ。しかし俺は武士よりも武士らしく、日本一武士の心を持った百姓になってみせる」と決意をあらわにする。土方も「侍らしくなれるのだったら同じこと」と試衛館に入門を決める。
その冬桜田門外の変(さくらだもんがいのへん)が起き、大老であった井伊直弼(いいなおすけ)が暗殺される。自分と同じ無名の若者たちが時代を動かす大事件を起こしたことに焦りを覚える近藤だったが、養父のすすめで嫁を貰い、養父の跡を継いで試衛館の4代目道場主になるなど平穏な日々を送っていた。そんな中試衛館には近藤の人柄に惹かれ山南(やまなみ)や永倉(ながくら)、原田(はらだ)といったのちの新選組の中心人物たちが食客として集まってきていた。
そんな中近藤に講武所の教授方になるチャンスが訪れる。意気揚々と訪れる近藤だったが、「武士が百姓に剣術を習うわけにはいかない」と判断した上役からいきなり取り消されてしまう。その理不尽さにさらに近藤らは苦しむことになる。
京へ
出羽藩士・清河八郎(きよかわはちろう)が京都で将軍の警護役を務める侍を身分を問わず募集しているという話を山南から聞いた近藤は、沖田や土方といった門人たちを連れて京へ行くことを決意する。旅立ちの日、母親ふでに挨拶に行った近藤に、ふでは自身も百姓の生まれでそのせいで近藤につらく当たってきたことを詫びる。ふでは「それに文句も言わずよく頑張った、武士よりも武士らしくなって帰ってきなさい」と激励の言葉をかける。
清河たちと合流した近藤たちの前に水戸藩浪士芹沢鴨(せりざわかも)が現れる。常に酒に酔っており、乱暴にふるまう芹沢だったが近藤は一目置き、「芹沢先生」と声をかけ親しくなろうとする。京までの道中、宿の手配係になった近藤のミスで、芹沢たちの部屋が用意されなかったという事件が起こる。腹を立てた芹沢は宿場の真ん中に大きな焚火を起こし、ここで野宿をすると言い出す。近藤がいくら詫びても耳を貸さないが、近藤も芹沢が焚火を消すまでここを動かないと火の粉が舞う中で言い張る。一歩も引かない近藤の姿に芹沢は火を消し用意された宿に入る。この事件がきっかけで近藤は浪士組の中で一目置かれる存在となった。
京都に到着した浪士組に清河は、「以後浪士組は幕府ではなく帝のために尊王攘夷の士として働く」と宣言する。帝に認められたと喜ぶ同志たちだったが、近藤は「最初に聞いていた話と違う。私はあくまでも将軍の警護をするために京に残る」と、清河たちとたもとを分かつことを宣言する。意外にも芹沢一派も同じく京に残ることになり、近藤たちと芹沢は行動を共にすることとなる。
新選組結成
新しい浪士組を結成した近藤と芹沢は京都守護職の会津藩主松平容保(まつだいらかたもり)に面会し、会津藩お預かりとなる。しかし隊の名前や誰を長とするかで近藤たちと芹沢たちは対立する。近藤自身は芹沢の見識や風格といったものに一目置いており、芹沢が局長で構わないと発言する。しかし芹沢派に主導権を取られたくない土方や山南が反対し、局長は芹沢、近藤、芹沢派のナンバー2である新見錦(にいみにしき)の3人、副長を土方と山南が務めることになった。しかし近藤たちは壬生浪士組(みぶろうしぐみ)、芹沢たちは誠忠浪士組(せいちゅうろうしぐみ)と2つの名前を名乗り、対立は深まる一方になる。
京で長州藩の桂や土佐の坂本と再会した近藤は宴席に芹沢も連れていく。将軍警護の浪士組を痛烈に批判する桂に言い負かされ、芹沢は鬱屈した思いを抱く。それを晴らすように商家を打ちこわすなどの乱暴狼藉を行う芹沢に、近藤はしばしば頭を悩ませる。
芹沢の乱暴は会津藩の立場も悪くすると危ぶんだ容保は近藤に芹沢を排除するように言う。それを聞いた土方と山南は芹沢をはじめとする水戸一派を粛正することを決める。まずもう一人の局長新見錦を局中法度により切腹させたのち、長州藩士の仕業に見せかけて芹沢を斬るという計画を立てる。芹沢を憎み切れない近藤は計画を打ち明けようとするが、芹沢に「鬼になれよ、鬼になって俺を喰っちまえ」と諭され覚悟を決める。
土方、沖田らは部屋に戻った芹沢を急襲し、死闘の結果芹沢を斬殺する。他の水戸藩士たちも殺害、または逃亡し、浪士組は近藤たちが中心の組織に生まれ変わる。
そして近藤は容保にもらった「新選組」という名前で新たな出発を図る。
薩長同盟締結
新しく近藤を局長、土方を副長とした新選組は京の市中警護の任務に励んでいた。そんな中過激派攘夷志士たちが京の都に火をつけ、天皇を長州に連れ去るという計画を立てていることが発覚する。新選組はその会合が行われる場所を探索し、近藤、沖田ら10数人は池田屋で攘夷志士たちと遭遇する。倍以上の敵相手に死闘を繰り広げ、多数を殺害、捕縛することに成功する。しかし戦いの中で沖田は喀血してしまう。
一躍京での人気者となった新選組は多くの隊士が入隊し、一大勢力となっていく。しかし局長の近藤と副長の土方に権力を集め、昔からの同志が家来のように扱われることに永倉や山南たちは不満を募らせていた。2人は新選組を正すための建白書を松平容保宛てに提出する。それを知った土方は建白書を書いた隊士を切腹させ、山南たちをけん制する。もはや新選組に自分の居場所はないと悟った山南は新選組を脱退することを決意する。
山南の脱走に気付いた近藤と土方は追手に沖田を指名し、「草津まで行って見つからなければ帰ってこい」と指示する。古くからの仲間である山南を殺したくはなかった2人だったが、山南は沖田の前に姿を現し一緒に屯所に戻ってくる。脱走した者は切腹という局中法度を破るわけにはいかないと、近藤は涙をこらえて山南に切腹を命じる。
その頃坂本の尽力で薩摩の西郷隆盛(さいごうたかもり)と長州の桂が会見し、薩長同盟が成立する。薩長との武力衝突を恐れた徳川幕府将軍徳川慶喜(とくがわよしのぶ)は、天皇に政権を返上するという大政奉還を行い、戦争を回避しようとする。しかしあくまでも武力による倒幕を望む西郷はそれに反対する坂本を暗殺させる。
坂本暗殺の数日後、新選組から離脱し薩摩藩に近づこうとした伊藤甲子太郎(いとうかしたろう)一派を近藤たちは襲い、その中にいた藤堂平助も斬られて死んでしまう。
東へ
大政奉還後、薩長からなる新政府軍が行った王政復古の大号令により、京都の実権は完全に薩摩藩に移り新選組や会津藩は完全に孤立してしまう。
そんな中伊藤甲子太郎を失った御陵衛士の残党により近藤は狙撃され、大けがを負ってしまう。命には別条はなかったが、もうこれまでのように剣をふるうことはできなくなってしまった。
けがの治療のため近藤は新選組から離脱し、指揮は土方が取ることとなる。労咳と診断された沖田も病状が悪化し隊を離れていた。
幕府軍と新政府軍の鳥羽伏見の戦いが始まり、新選組は激戦区の伏見に陣を構えていた。近代式の銃や大砲、そして何より錦の御旗を掲げる新政府軍に幕府軍は総崩れとなり敗走する。新選組も苦戦を強いられ、退却戦の途中に試衛館最年長だった井上源三郎(いのうえげんざぶろう)が戦死する。
あくまでも京都で新政府軍と戦うと言い張る土方に、近藤は勝つ戦をするために江戸に帰ることを命じる。
愛しき友よ
江戸にもどった近藤たちは新政府軍を迎え撃とうとするが、江戸を火の海にしたくない幕臣の勝海舟(かつかいしゅう)は新選組を江戸から遠ざけようとする。新選組は甲陽鎮武隊(こうようちんぶたい)と名前を変え、近藤も大久保、土方も内藤と名乗り甲府へと進軍するが苦戦を強いられる。
勝海舟と西郷隆盛の江戸城無血開城後、江戸にもどることができなくなった近藤たちは、会津藩を目指す。
その途中の流山の関所で近藤は新政府軍の取り調べを受けることになってしまう。土方は新選組の近藤勇ではなく、甲陽鎮武隊の大久保大和(おおくぼやまと)として取り調べを受けるように言う。そして2人はかつて一緒に拾ったシャンパンの栓を見せ合い、必ず生きて帰ってくることを約束する。
しかし新政府軍の中にいた元新選組隊士加納鷲男(かのうわしお)が呼ばれ、近藤に面通しをさせられる。近藤と対面し言葉を失う加納に近藤は「お久しぶりです、加納君」と温かく声をかける。その覚悟に加納は涙を流しながら「近藤局長」と声をふるわせて答えるのだった。
捕らえられた近藤は武士よりも武士らしく、処刑を待つ日々を静かに送っていた。その人柄に感銘を受けた薩摩藩の有馬藤太(ありまとうた)の懇願もむなしく、武士として切腹することは許されず斬首されることになる。
江戸や生まれ故郷の多摩から駆け付けた家族の見守る中、刑場に歩く近藤に、養母のふでは「近藤勇、よく戦いました!」と声をかける。家族に見送られながら近藤は仲間と駆け抜けた京での日々を懐かしく思い出すのだった。
『新選組!』の登場人物・キャラクター
新選組(試衛館一派)
近藤勇(こんどういさみ/演:香取慎吾)
ドラマの主人公。新選組局長。
多摩の百姓の家に生まれるが剣の腕を買われて、江戸で剣術道場を開く近藤周斉の養子となる。武士になれたと喜ぶが養母のふでや周囲からは百姓の子と差別を受け、次第に「武士よりも武士らしく生きる」ことを目指すようになる。新選組結成後は局長となるが、筆頭局長の芹沢の乱暴狼藉に心を鬼にして芹沢を粛正する。その後も様々な事件や戦いの中で、持ち前の正義感と明るさで悩み苦しみながらも乗り越えていく。徳川幕府が滅亡した後も甲州や宇都宮で新政府軍と戦おうとするが、下総の流山で新政府軍に捕らえられ、斬首される。
拳骨を口に入れることができる。
土方歳三(ひじかたとしぞう/演:山本耕史)
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『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
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ネメシス(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ネメシス』とは日本テレビ系列で2021年に放送された探偵事務所が舞台のミステリー・エンターテインメントドラマである。舞台は横浜にある小さな探偵事務所ネメシス。新たに看板探偵となった風真は、天才的な推理力を持つ助手アンナに助けられながら難事件を解決してゆく。2人の上司・栗田は行方不明になったアンナの父を探しながら、20年前の事件を追っていた。広瀬すず演じる”天才助手”美神アンナと、櫻井翔演じる”ポンコツ探偵”風真尚希の凸凹バディが、ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決してゆく。
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ラヂオの時間(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラヂオの時間』とは三谷幸喜が脚本を手掛けたコメディ映画である。この映画は三谷幸喜の映画監督初作品で、1997年11月に映画公開されている。第21回日本アカデミー賞を受賞した作品で、三谷幸喜は脚本賞を受賞している。ストーリーはラジオ局の収録スタジオに集まったスタッフや出演者たちが、生放送のラジオドラマで二転三転するシナリオに対応していくドタバタコメディである。ラジオ局のディレクターの工藤学役に唐沢寿明、自分で書いたシナリオがラジオドラマ化された主婦の鈴木みや子役を鈴木京香が演じている。
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僕の生きる道(僕生き)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕の生きる道』とは、2003年にフジテレビ系列で放送されていたドラマ。僕シリーズ3部作の1作目で、死をテーマにした作品。僕生きの愛称で親しまれている。余命宣告された高校教師・中村秀雄の1年間の生き様が描かれている。主人公は草彅剛。その他、矢田亜希子や大杉連などが出演している。脚本は数々のヒットドラマを生み出した橋部敦子が手掛ける。主題歌である『世界に一つだけの花』がドラマの人気と共に大ヒット曲となった。
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DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。
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離婚しようよ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『離婚しようよ』とは、TBS制作によるNetflixシリーズのドラマ。2023年6月22日から配信を開始。脚本は宮藤官九郎と大石静、主演は松坂桃李が務める。タイトルは吉田拓郎から許可を取り、楽曲「結婚しようよ」から着想を得た。結婚5年目にして夫婦仲が冷め切っていながらも、おしどり夫婦を演じている三世議員の東海林大志と、その妻で女優の黒澤ゆいが、周囲から反対されながらも離婚という目標に向かって共闘する姿を描くホームコメディ。
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未成年(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『未成年』とは、1995年10月からTBSで放送された青春ドラマである。脚本は野島伸司。主演はいしだ壱成で、香取慎吾や反町隆史などが出演する。高校3年生の戸川博人は、コンサート警備のアルバイト中に大学2年生の新村萌香に出会い、魅力を感じる。その後、路上で同級生の田辺順平と共に不良に絡まれた博人は、高校3年生の神谷勤をカツアゲしていたチンピラの坂詰五郎に助けられる。この出会いをきっかけに、博人を中心とした若者たちの青春群像劇が始まる。本作は平均視聴率が20%で、最高視聴率は23.2%を記録した。
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VIVANT(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。
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記憶にございません!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『記憶にございません!』とは、2019年に公開された日本映画。舞台演出を経て、日本を代表するコメディ映画監督となった三谷幸喜の長編映画第8作目。史上最低の支持率を記録する、身勝手で横暴な総理大臣・黒田啓介は市民の投石が頭に命中し、記憶を失くしてしまう。首相の記憶喪失で引き起こされる、周囲の官僚、家族、そして日本国全体を巻き込んだドタバタ喜劇となっている。中井貴一や石田ゆり子など、実力派俳優陣のコミカルな演技に注目。
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るろうに剣心 伝説の最期編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。
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目次 - Contents
- 『新選組!』の概要
- 『新選組!』のあらすじ・ストーリー
- 黒船が来た
- 京へ
- 新選組結成
- 薩長同盟締結
- 東へ
- 愛しき友よ
- 『新選組!』の登場人物・キャラクター
- 新選組(試衛館一派)
- 近藤勇(こんどういさみ/演:香取慎吾)
- 土方歳三(ひじかたとしぞう/演:山本耕史)
- 沖田総司(おきたそうじ/演:藤原竜也)
- 斎藤一(さいとうはじめ/演:オダギリジョー)
- 藤堂平助(とうどうへいすけ/演:六代目中村勘九郎)
- 原田左之助(はらださのすけ/演:山本太郎)
- 山南敬介(やまなみけいすけ/演:堺雅人)
- 永倉新八(ながくらしんぱち/演:山口智充)
- 井上源三郎(いのうえげんざぶろう/演:小林隆)
- 水戸派
- 芹沢鴨(せりざわかも/演:佐藤浩市)
- 新見錦(にいみにしき/演:相島一之)
- 平山五郎(ひらやまごろう/演:坂田聡)
- 平間重助(ひらまじゅうすけ/演:剛州)
- 野口健司(のぐちけんじ/演:岡本幸作)
- 佐伯又三郎(さえきまたさぶろう/演:松谷賢示/水玉れっぷう隊)
- 伊藤道場一派
- 伊東甲子太郎(いとうかしたろう/演:谷原章介)
- 加納鷲雄(かのうわしお/演:小原雅人)
- 篠原泰之進(しのはらたいのしん/ 演:小梶直人)
- 服部武雄(はっとりたけお/ 演:梶浦昭生)
- その他の隊士
- 島田魁(しまだかい/演:照英)
- 武田観柳斎(たけだかんりゅうさい/演:八嶋智人)
- 河合耆三郎(かわいきさぶろう/演:大倉孝二)
- 山崎烝(やまざきすすむ/演:桂吉弥)
- 松原忠司(まつばらちゅうじ/演:甲本雅裕)
- 谷周平(たにしゅうへい/演:浅利陽介)
- 尾関雅次郎(おぜきまさじろう/ 演:熊面鯉)
- 大石鍬次郎(おおいしくわじろう/ 演:根本慎太郎)
- 葛山武八郎(かづらやまぶはちろう/演:平畠啓史)
- 浪士組
- 清河八郎(きよかわ はちろう/ 演:白井晃)
- 山岡鉄舟(やまおかてっしゅう/演:羽場裕一)
- 松平上総介(まつだいらかずさのすけ/演:藤木孝)
- 粕谷新五郎(かすやしんごろう/ 演:伊吹吾朗)
- 殿内義雄(とのうちよしお/ 演:生瀬勝久)
- 阿比留鋭三郎(あびるえいざぶろう/ 演:矢部太郎)
- 隊士たちの家族
- 近藤周斎(こんどうしゅうさい/演:田中邦衛)
- 近藤ふで(こんどうふで/演:野際陽子)
- 沖田みつ(おきたみつ/演:沢口靖子)
- 近藤つね(こんどうつね/演:田畑智子)
- 滝本捨助(たきもとすてすけ/演:中村獅童)
- 宮川音五郎(みやがわおとごろう/演:阿南健治)
- 佐藤彦五郎(さとうひこごろう/演:小日向文世)
- 佐藤のぶ(さとうのぶ/演:浅田美代子)
- 土方為次郎(ひじかたためじろう)
- 沖田林太郎(おきたりんたろう/ 演:日野陽仁)
- 京の人々
- 深雪太夫(みゆきだゆう/演:優香)
- お孝(おこう/演:優香)
- お梅(おうめ/演:鈴木京香)
- 八木源之丞(やぎげんのじょう/演:伊東四朗)
- 八木ひで(やぎひで/演:吹石一恵)
- 八木雅(やぎまさ/演:松金よね子)
- 久
- まさ(演:はしのえみ)
- お登勢(おとせ/演:戸田恵子)
- おりょう(演:麻生久美子)
- 明里(あけさと/演:鈴木砂羽)
- 幾松(いくまつ/演:菊川怜)
- 土佐藩
- 坂本龍馬(さかもとりょうま/演:江口洋介)
- 武市半平太(たけちはんぺいた/演:デビット伊藤)
- 中岡慎太郎(なかおかしんたろう/演:増沢ノゾム)
- 望月亀弥太(もちづきかめやた/演:三宅弘城)
- 長州藩
- 桂小五郎(かつらこごろう/演:石黒賢)
- 久坂玄瑞(くさかげんずい/演:池内博之)
- 吉田稔麿(よしだとしまろ/ 演:佐藤一平)
- 寺島忠三郎(てらじまちゅうさぶろう/ 演:加藤大治郎)
- 入江九一(いりえくいち/ 演:渡辺航)
- 仙波甲太郎(せんばこうたろう/ 演:宅間孝行)
- 三吉慎蔵(みよししんぞう/ 演:荘司優希 )
- 薩摩藩
- 西郷隆盛(さいごうたかもり/演:宇梶剛士)
- 有馬藤太(ありまとうた/演:古田新太)
- 大久保利通(おおくぼとしみち/演:保村大和)
- 会津藩
- 松平容保(まつだいらかたもり/演:筒井道隆)
- 広沢富次郎(ひろさわとみじろう/ 演:矢島健一)
- 秋月悌次郎(あきづきていじろう/ 演:堀部圭亮)
- 小森久太郎(こもりきゅうたろう/ 演:荒木優騎)
- 徳川幕府
- 徳川慶喜(とくがわよしのぶ/演:今井朋彦)
- 勝海舟(かつかいしゅう/演:野田秀樹)
- 佐々木只三郎(ささきたださぶろう/ 演:伊原剛志)
- 内山彦次郎(うちやまひこじろう/ 演:ささきいさお)
- 永井尚志(ながいなおむね/ 演:佐藤B作)
- 朝廷
- 孝明天皇(こうめいてんのう/演:九代目中村福助)
- 岩倉友山(いわくらゆうざん/演:中村有志)
- 『新選組!』の用語
- 局中法度
- 虎徹
- 『新選組!』の名言・名ゼリフ/名シーン・名場面
- 芹沢鴨「鬼になって俺を食っちまえよ」
- 沖田総司「今年の桜は見られても来年の桜はわからない」
- 近藤勇 「加納君、お久しぶりです」
- 養母ふで 「近藤勇、よく戦いました!」
- 山南の切腹シーン
- 斎藤が旗を掲げ叫ぶシーン
- 『新選組!(大河ドラマ)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 新選組の名前の変遷
- 坂本龍馬暗殺の真相
- NHK正月時代劇 『新選組!! 土方歳三 最期の一日』
- 『新選組!大河ドラマ)』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):NHK交響楽団(テノール独唱ジョン・健・ヌッツォ)「新選組メインテーマ」