いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
市村小夏(いちむらこなつ/演:森川葵、幼少期:飯尾夢奏)
福島県会津地方出身、練の後輩。練に好意を抱いている。デザイナーを目指して上京。自分はデザイナーの才能があると思っている。デザイナーの専門学校に通うが、自分に合わないと辞めてしまうことを繰り返していた。
中條晴太(なかじょうはるた/演:坂口健太郎)
練の友人。ひょうひょうとして自由奔放な性格。練や小夏を大切に思っている。実家はあるが「帰る家がない」と話す。練に想いを寄せる小夏を気にかけ、常に小夏と行動する。練が本当に好きな人は音だが、気持ちを隠して木穂子と付き合っていることを見抜いている。
仙道静恵(せんどうしずえ/演:八千草薫)
練の隣家に住む練や音の良き理解者。自宅に練たちが集まるようになり「静恵ばあちゃん」と慕われる。陽気で明るい80歳。
北海道にいる音の家族、関わった人々
林田雅彦(はやしだまさひこ/演:柄本明)
北海道に住む音の養父。幼くして母親をなくした音を引き取り育てる。家事や妻の介護を音に押し付け、音を家政婦のように扱う。
林田知恵(はやしだちえ/演:大谷直子)
北海道に住む音の養母。母親を亡くした音を引き取り、育てる。ほぼ寝たきりの状態で、音が介護している。音の苦しさを理解していて「逃げなさい。もうあんたの好きなところに行きなさい」と北海道から出ることを後押しする。
白井篤史(しらいあつし/演:安田顕)
北海道の資産家。25歳上の婚約者。音の養父、雅彦が勝手に婚約の話を進めてしまう。白井は、音と練がファミリーレストランで食事をしている姿をみて激怒したことから、音との婚約は破綻になる。
音が働く介護施設「春寿の杜」の人々
井吹朝陽(いぶきあさひ/演:西島隆弘(AAA))
介護施設春寿の杜を経営しているグループ企業の御曹司。ジャーナリスト志望だった。父・征二郎が経営する介護施設春寿の杜で働きはじめる。自分は愛人の子だから父から見下されていると感じていた。認知症ケア専門士を志している。父の下で仕事をしていた朝陽の兄、和馬が異動願をだすと、朝陽が社長室勤務になる。ようやく父親に認められたとよろこんでいたが、待っていたのは、買収した企業の社員に解雇を告げる仕事だった。朝陽は春寿の杜で一緒に働いていた音に想いを寄せ、2年間の交際ののち、プロポーズする。
船川玲美(ふなかわれみ/演:永野芽郁)
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目次 - Contents
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の概要
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』のあらすじ・ストーリー
- 音と練の出会い
- 一年後、東京で再会
- すこしずつ、かわりはじめる関係
- 都会の冷たさ
- あなたを好きになりました
- 突然訪れた別れ
- 5年後、衝撃の再会
- 空白の5年間、練に何があったのか
- 一番、好きな人
- 答えを出した音
- それぞれの未来
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 杉原音(すぎはらおと/演:有村架純、幼少期:平澤宏々路)
- 曽田練(そだれん/演:高良健吾、幼少期:池田優斗)
- 「仙道家」に集まる若者たち
- 日向木穂子(ひなたきほこ/演:高畑充希)
- 市村小夏(いちむらこなつ/演:森川葵、幼少期:飯尾夢奏)
- 中條晴太(なかじょうはるた/演:坂口健太郎)
- 仙道静恵(せんどうしずえ/演:八千草薫)
- 北海道にいる音の家族、関わった人々
- 林田雅彦(はやしだまさひこ/演:柄本明)
- 林田知恵(はやしだちえ/演:大谷直子)
- 白井篤史(しらいあつし/演:安田顕)
- 音が働く介護施設「春寿の杜」の人々
- 井吹朝陽(いぶきあさひ/演:西島隆弘(AAA))
- 船川玲美(ふなかわれみ/演:永野芽郁)
- 神部正平(かんべしょうへい/演:浦井健治)
- 井吹和馬(いぶきかずま/演:福士誠治)
- 井吹征二郎(いぶきせいじろう/演:小日向文世)
- 丸山朋子(まるやまともこ/演:桜井ユキ)
- 源大輔(みなもとだいすけ/演:我善導)
- 西野美織(にしのみおり/演:林田岬優)
- 松川(まつかわ/演:松本穂香)
- 錦織康司(演:カゴシマジロー)
- 練が働く運送会社「柿谷運送」の人々
- 佐引穣次(さびきじょうじ/演:高橋一生)
- 加持登(かじのぼる/演:森岡龍)
- 柿谷嘉美(かきたによしみ/演:松田美由紀)
- その他登場人物
- 曽田健二(そだけんじ/演:田中泯)
- 音の母(演:満島ひかり)
- 明日香(演:芳根京子)
- 内藤三希也(演:葉山奨之)
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の用語
- 春寿の杜
- 柿谷運送
- 福島県会津地方
- 東日本大震災
- スマートリクルーティング
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 音の亡き母「いつかたった一人の人に出会えるといいね」
- いつも音を気にかけていた朝陽
- 日向木穂子「練、あなたと付き合いたい。あなたを恋人だと思いたい」
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 介護施設で働くスタッフの様子が過剰な表現ではないかという意見
- 主題歌、手嶌葵「明日への手紙」起用の経緯
- 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:手嶌葵「明日への手紙」