仮面ライダーフォーゼ(Fourze)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。

『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』の概要

『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で、2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話がテレビ放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ソディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。
『仮面ライダーフォーゼ』は「宇宙」と「学園青春ストーリー」を組み合わせた異色の作品である。特に主人公の弦太朗が築き上げていく「友情」が大きなテーマで、登場人物は怪人含め学園の生徒が主となっている。そのため、仮面ライダーフォーゼが倒した怪人が人間に戻って、その後弦太朗と人間関係を築いていくというヒューマンドラマを濃く描いているところも魅力の一つとなっている。

『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』のあらすじ・ストーリー

仮面ライダーフォーゼ誕生

天ノ川学園高等学校2年生の歌星賢吾(うたほしけんご)が女生徒にラブレターをもらい川に捨てた。それを目撃した短ランリーゼントのツッパリスタイルの男が賢吾に一喝して川に飛び込み手紙を拾う。賢吾は「馬鹿馬鹿しい」とその場を後にした。
学校に到着した賢吾はクラスメイトの女の子、城島ユウキ(じょうじまゆうき)に何やら二人にしか分からない秘密の報告をしている様子だった。
ホームルームが始まると、さっきのリーゼントの男が現れた。その男は賢吾と同じクラスになる転校生の如月弦太朗(きさらぎげんたろう)だと名乗った。弦太朗はクラスの皆に向けて「俺の夢はこの学校の連中全員と友達になることだ!」と宣言した。ユウキも「げんちゃん!」と声をあげる。弦太朗とユウキも小学校時代からの友人であることが判明した。

弦太朗が朝の出来事について賢吾に注意をしていると、賢吾は保健室に逃げ込んでしまう。授業が終わり、弦太朗は賢吾を探しに行くが見つからない。食堂で休んでいたところ、アメフト部部長の大文字隼(だいもんじはやと)に目をつけられてしまった。アメフト部の連中に連れ出されて一方的に暴力を受けていた弦太朗。そこに、見たこともない怪物が現れた。
アメフト部の部員はその怪人を知っているようで逃げ出してしまった。勇敢にも鉄パイプで怪物に向けて攻撃する弦太朗だったが、歯が立たない。
すると、ロボットに乗り込んだ賢吾が助けに現れた。賢吾がロボットを操縦し怪物に攻撃を繰り出すと怪物は逃げて行った。
賢吾もユウキも怪物のことを知っており、その怪物を「ゾディアーツ」と呼んだ。傷を負った賢吾はユウキと共に「秘密基地」へ向かい、取り逃がしたゾディアーツを倒すための準備をする。
そこに後をつけてきた弦太朗が侵入し、賢吾の「ライダーベルト」を奪い取ってゾディアーツの元へ向かってしまった。

その頃怪物は生徒たちを襲っていた。弦太朗はゾディアーツに立ち向かおうとライダーベルトを手にするが使い方が分からない。焦っていたところにユウキが追いかけてきた。ユウキは弦太朗にライダーベルトの使い方を教え、弦太朗は「仮面ライダーフォーゼ」へと変身した。仮面ライダーフォーゼに変身した弦太朗がライダーベルトに付いているスイッチを押すと右手がロケットに変化。更に他のスイッチを押すと右足がランチャーに、左手が通信機器に変化した。テレビ電話で賢吾が武器の使い方を仮面ライダーフォーゼにレクチャーしながら戦う。賢吾のレクチャーのおかげでフォーゼはうまくスイッチの使い方をマスターしソディアーツを倒すことに成功した。
しかし、賢吾は失敗だと言い放つ。ゾディアーツの持つ「スイッチ」を破壊しないと何度でも現れると言う。
「スイッチ」とは「アストロスイッチ」のことで、そのスイッチを押すとゾディアーツは人間に化けることができる。フォーゼが追い詰めた怪人は人間に化けて逃げてしまっただけだった。

早速学校の生徒たちに聞き込みを開始した弦太朗だったが手がかりが掴めずにいた。どうしてもゾディアーツに勝ちたい弦太朗はもう一度ベルトを奪った秘密基地へ侵入する。弦太朗はユウキに見つかり、ユウキは弦太朗にこの場所のことを教えてくれた。この秘密基地は「月面基地ラビットハッチ」と呼ばれ、アストロスイッチのパワーが学校と月をつないでくれている場所だった。
ラビットハッチから月に移動したユウキと弦太朗。そこでゾディアーツの手がかりを探した。その途中、二人のもとに「怪物を知っている。」と連絡が入る。

ゾディアーツの正体はアメフト部の三浦俊也(みうらとしや)という人物で隼に憎しみを持っていた。スイッチを押そうとした三浦。スイッチは「ラストワン」と喋った。スイッチを押すと怪物に変身し、三浦は倒れてしまった。生身で戦う弦太朗の元へ賢吾がベルトを持って加勢に来た。変身した弦太朗だったがなかなかソディアーツには歯が立たない。「作戦を立ててくれ」と賢吾に言い、賢吾の指示により周囲の被害を最小限に怪物のアストロスイッチを回収し今度こそ勝利することができた。勝利をおさめたことで賢吾から「フォーゼドライバー」を預けてもらえることになった。
そこで、弦太朗は怪物から学校を守るために賢吾やユウキと共に「仮面ライダー部」を設立した。
戦いを通じて学校の皆から裏切られ騙される弦太朗。しかし、それで怪我を負っても皆を助けに行く弦太朗。「ひん曲がった部分も含めて受け入れる!」とそれでも助けに走っていった。

仮面ライダー部と賢吾の絆

問題児講習に学園一の優等生である隼が参加していた。アメフト部部長で司令塔として活躍していた隼。しかし、実際は父の言葉に忠実に動き、ただ勝つことだけを目標にやってきただけだった。そのことで仲間と亀裂が入り、更に部員が怪物になる事件も発生した。同じく問題児講習に参加していた弦太朗はその話を聞いて隼と一緒に泣いた。このことで弦太朗と分かり合えた隼は、体が弱く保健室の常連である賢吾の代わりにパワーダイザーの操縦者となった。

ゾディアーツと戦う弦太朗と弦太朗をアシストする隼はいいコンビとして活躍していた。一方、ユウキがラビットハッチにいる賢吾にも連絡し、賢吾が現場に向かおうとするが、賢吾はラビットハッチから出られなくなっていた。すぐに助けに向かう弦太朗だが、ラビットハッチの入り口となるロッカーがなくなっている。ロッカーがないとラビットハッチには入ることができない。ライダー部全員で探し回りやっと見つけ出したロッカーがゾディアーツとの戦いにより燃えてしまった。ゲートが壊れてしまったことで賢吾は月から戻れなくなってしまった。「ここで一人で死にたくない」と涙ながらに不安に煽られる賢吾。同時にゾディアーツが動き出し、弦太朗は賢吾が心配な気持ちを押し殺し戦いに行かなければならなかった。
ついにゾディアーツを倒した弦太朗。宇宙の賢吾に連絡を取るが繋がらない。
賢吾は一人、父の亡くなった場所へ向かっていた。そこへ迎えに来た仮面ライダー部の部員たち。実は壊されたロッカーは偽物で本物は別の場所に隠されていたため迎えに行くことが出来たのだった。
助けに来てくれたことでようやく弦太朗は賢吾に「友達」だと認められた。

仮面ライダーメテオ登場

ゾディアーツ2体と戦闘になったフォーゼが押されているところに謎の仮面ライダーが現れる。その仮面ライダーの正体は、交換編入生として弦太朗と同じクラスになった朔田流星(さくたりゅうせい)。編入したばかりで早速馴れ馴れしく「ダチになろう」と迫る弦太朗を流星はうっとおしく思うが本音を隠し笑顔を張り付け近くにいた。そこへ新たなゾディアーツが現れるが「お手並み拝見」と流星自身も仮面ライダーに変身できることは隠している。
更に、流星は隠れて弦太朗たちの後を付けラビットハッチに侵入。そのラビットハッチの様子をどこかへ報告している。
フォーゼがゾディアーツとの戦いに仮面ライダー部の一員を人質に取られ途方に暮れていたところをまた、謎の仮面ライダーが現れ助太刀してくれた。謎の仮面ライダーは「仮面ライダーメテオ」と名乗り「俺は俺のために動いている」とフォーゼの手助けを必要とせず一人で戦う。
更にメテオは「アリエス・ゾディアーツ」というラストワンを超えたものだけが進化できるゾディアーツを探しているため、進化させるためにそれ以下のゾディアーツはわざと取り逃がした。

その後、流星はメテオの正体が自分であることを隠したまま「仮面ライダー部に入りたい」とライダー部に入部希望をした。しかし、弦太朗は「お前の本当の笑顔を見たことがない。笑顔どころか本当の顔を一度も見たことがない。それじゃライダー部は無理だ。」と流星の入部を認めなかった。ライダー部への潜入に失敗した流星。実は、流星は親友の井石二郎(いせきじろう)を助けるために「アリエス・ゾディアーツ」の力を欲しており、アリエス・ゾディアーツを探すためにタチバナという謎の男に仮面ライダーメテオに変身させてもらっていたのだった。タチバナの命令により、流星がメテオであることは誰にも知られてはならない。
翌日も流星は本心を隠して弦太朗たちと接する。しかし、そんな中で一度は逃がしたラストワンを超えたゾディアーツをフォーゼが倒してしまった。その様子を陰から見ていた流星。思わず感情的になり弦太朗のことを殴ってしまう。しかし、その出来事により弦太朗は「やっと本当の顔、見せたな」と分かり合えた二人だった。

仮面ライダーメテオの悲願達成

ある日、流星の元々通っていた昴星高等学校にもラストワンを超えたゾディアーツが出現した。交換留学生として流星と交代で昴星高校に行った山田竜守(やまだたつもり)がアリエス・ゾディアーツとなった可能性が高いということだった。そこで、ライダー部全員で昴星高校にアリエス・ゾディアーツを探しに行った。流星たちは昴星高校でついにアリエス・ゾディアーツと対峙した。メテオに変身した流星。アリエス・ゾディアーツの力を実際に見せてもらい、流星は親友二郎を助けられる力であることを確信する。しかし、タチバナからの命令は「アリエス・ゾディアーツを撃破し、スイッチを解析すること。」だった。しかし、実際にアリエス・ゾディアーツが眠っている人間を目覚めさせる能力があることを確認した流星は「スイッチを解析しても二郎を目覚めさせられるとは限らない。アリエス・ゾディアーツに力を貸してもらえば確実だ」と声を荒げる。しかし、タチバナはかたくなにアリエス・ゾディアーツを撃破するよう命じた。
流星はアリエス・ゾディアーツに再び対峙。その後、アリエス・ゾディアーツではなくフォーゼに立ちはだかるメテオ。自身が流星であることを明かし、二郎を救うためにはフォーゼを倒さなければならないと宣言した上でフォーゼを倒してしまった。仮面ライダー部の皆とタチバナも裏切った流星。しかし、「二郎が助かるなら裏切者でいい」と流星は悲しそうな顔を見せた。
アリエス・ゾディアーツも約束を守り、ついに二郎が昏睡状態から目を覚ますことができた。しかし、流星は浮かない顔をしている。流星は自分を受け入れ、受け止めてくれた弦太朗を犠牲にしてしまったことを悔やんでいる。せめてもの償いに、アリエス・ゾディアーツに追い詰められていく仮面ライダー部のメンバーを身一つで守るために戦った。
同じ時に、賢吾は弦太朗を蘇らせるためにフォーゼに秘められた「絆」を力にする能力のため懸命にコズミックスイッチに絆のパワーを込めていた。そしてついに弦太朗を黄泉の国から呼び戻すことに成功した。
そして復活したばかりのその体で弦太朗は自身を倒した流星を助けに行く。流星と弦太朗はこのことをきっかけに本当の仲間として認め合うことができた。

ユウキのゾディアーツ化

ジェミニ・ゾディアーツ(右)と戦うフォーゼ(左)

小学生の頃に「星の声」を聞いて以来宇宙飛行士を夢見てきたユウキ。その話を偶然耳にした我望理事長は自身に心酔している校長・速水公平(はやみこうへい)の能力である「ラプラスの瞳」というゾディアーツになれる人物かどうかを見出す力を使ってユウキを確かめるよう指示する。
結果、ユウキはラプラスの瞳に見出されて強制的にジェミニ・ゾディアーツへと変貌を遂げた。その際にユウキが内に秘めた黒い感情から「闇ユウキ」という別人格のユウキが誕生した。闇ユウキはユウキの黒い感情を叶えることで徐々にユウキの存在を消していきユウキに成り代わろうと行動していた。

ついにはユウキから記憶を奪うまで存在を大きくした闇ユウキだったが、弦太朗がユウキに呼びかけることによりユウキは自身の存在を取り戻すことができた。
更に、ジェミニ・ゾディアーツは仮面ライダーフォーゼによって消滅してしまった。

最後のホロスコープスの誕生

校長・速水公平が弦太朗たちに自身が「リブラ・ゾディアーツ」であること、生徒をゾディアーツにするためにゾディアーツスイッチを配っていた張本人であることを告白した。速水は「ホロスコープス」と呼ばれる一人一人が強大な力を持つ特別な12人のゾディアーツが集まることにより自身の身が危うくなることを理由にフォーゼと共に戦いたいと申し出た。すぐに受け入れる弦太朗だったが、賢吾はその話を信じるに至る情報としてゾディアーツの親玉である「サジタリウス・ゾディアーツ」の正体を問う。速水曰く、なんとサジタリウス・ゾディアーツの正体は天ノ川高校の理事長である我望光明(がもうみつあき)であることが分かった。

10年前、コズミックエナジーが降り注ぐ「ザ・ホール」と呼ばれる場所に天ノ川高校を作ったのが我望理事長。彼の目的は生徒たちを実験台として12人のホロスコープスを作り、膨大なコズミックエナジーを制御してザ・ホールからワープゲートで「ダークネビュラ」と呼ばれる永遠の牢獄とされる異空間を作ること。そしてそこからゾディアーツスイッチを作った「プレゼンター」と呼ばれる人物の元へ一気にワープすることだった。
最後のホロスコープスを巡ってゾディアーツ軍団と仮面ライダー部との戦闘が繰り広げられる。

ついに最後のホロスコープスが誕生してしまうが、仮面ライダー部は速水と共に必死でホロスコープスと化した生徒を匿い守っていた。速水からの提案で仮面ライダー部は我望がホロスコープススイッチを保管している場所に行き、奪う作戦を立てる。速水を信じて我望や他のゾディアーツと戦うためにリブラ・ゾディアーツに変身することも許した弦太朗。
しかし、実は最後のホロスコープスを誕生させるために速水は芝居を打っていたことが判明。本当は我望に心酔しており、忠実なしもべとして動いていた。
弦太朗と流星はそれぞれ仮面ライダーに変身して戦いを始めた。しかし、サジタリウス・ゾディアーツも現れて12個のスイッチが揃い、そのスイッチと共にワープゲートを開いてしまう。
その現場に到着した賢吾。実は、賢吾は別行動をしており我望の理事長室でゾディアーツを倒すヒントがないか探していたところ、「KENGO」と書かれたUSBメモリを発見していた。そのデータを解析すると、サジタリウス・ゾディアーツがワープゲートを開く際に攻撃力が0になることが分かり、攻撃の瞬間をその一瞬に懸けていた。フォーゼに攻撃指示を出す賢吾。攻撃を仕掛けたフォーゼだったが、自分の身を挺して我望を守った速水に攻撃を阻止されてしまった。

我望理事長との最終決戦と賢吾の正体

仮面ライダー部の皆

この戦いの中で何度も昔から悩まされている頭痛の発作が起きる賢吾。ついには我望への怒りと共に賢吾の体が光輝き気を失ってしまった。
しばらくして意識を取り戻した賢吾は弦太朗やユウキと共にラビットハッチから月面へ探索に出かけていた。賢吾は一連の出来事から「自分が何者なのか、なぜフォーゼになれなかったのかが分かった」と言う。賢吾は自身のことを「俺はコアスイッチから生まれた『コアチャイルド』。この体はコズミックエナジーがマテリアライズされたものだ」と話す。倒れた際に頭の中に流れ込んできたそうだ。
今の賢吾はコアスイッチが持つ情報を全て把握しており、20年前に我望と賢吾の父である歌星緑郎(うたほしろくろう)二人の間に何が起こったのかも知っていた。
賢吾は「コアスイッチとは、プレゼンターが他の惑星との知性体との接触のために宇宙にばらまいた。コアスイッチを安全なワープゲートを開くのに活用しようとする緑郎。一方で我望はゾディアーツスイッチを使って人類を強制進化を主張した。緑郎のやり方では何年かかるか分からない。我望は自身こそがプレゼンターに会いたいと思っていた。ゾディアーツスイッチの研究に成功した我望は緑郎が邪魔になり、我望を支持していた江本州輝(えもとくにてる)に緑郎の排除を命令した。しかし、緑郎が襲撃される前日にコアスイッチからコアチャイルドが誕生していた。緑郎はそのコアチャイルドに『賢吾』と名付けた。その後、改心した江本が親戚に緑郎の子供として賢吾を預けた」と言う。
そして賢吾は自分の役目を全うするためにプレゼンターの元、つまり宇宙へ行くと言い、去っていった。

月面に向かう賢吾。その一方で我望はコアチャイルドの存在のせいでダークネビュラが召喚できずにいた。賢吾を追って月面へ追い込み、賢吾を月面に残し、ラビットハッチを破壊してしまう。
賢吾と別れる際に手紙を受け取ったユウキ。その賢吾からの手紙には「自分がどうなっていようと我望を恨むのではなく、その野望を阻止して助けてやってほしい」ということが書いてあった。その手紙を受けて、フォーゼとメテオは我望の元へ急ぐ。
死闘の果て、ついに我望に勝利した仮面ライダーフォーゼだった。敗北した我望に対して弦太朗は「ダチになってくれ」と言い、握手を交わした。しかし、我望は超新星という人体に無理な進化のために体が消滅しそうになり、プレゼンターに会うという最大の夢を弦太朗たちに託したのだった。

数日後、弦太朗たちの元に賢吾が現れる。気が付いたら自分の部屋にいて頭痛もなくコアスイッチもなくなったらしい。我望により賢吾は普通の人間になって弦太朗たちの元へ戻ることができたのだ。
弦太朗たちは今度は自分たちの力でプレゼンターに会うことを目指し、「宇宙仮面ライダー部」を設立した。

『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』の登場人物・キャラクター

仮面ライダー部

如月弦太朗(きさらぎげんたろう/演:福士蒼汰)

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仮面ライダーストロンガー(Stronger)のネタバレ解説・考察まとめ

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『仮面ライダーストロンガー』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1975年に全39話がTBS系列にて放映された。『仮面ライダーシリーズ』第5弾であり、同シリーズ昭和第1期最終作として知られている。西部劇風のストーリー展開を見せる序盤と、歴代仮面ライダーとの客演が豊富な終盤との対比が鮮やかであり、高い人気と評価を得てきた。主人公の城茂は、悪の組織ブラックサタンに殺害された親友の仇を討つためあえて同組織で改造手術を受け、仮面ライダーストロンガーとなりブラックサタンに立ち向かう。

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仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)』とは2020年に劇場上映、BD/DVDが発売された特撮ヒーローオリジナルビデオ作品である。『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズの後日談で、主人公は仮面ライダーゲイツに変身する明光院景都。普通の高校生・明光院景都は謎のロボットに襲われ、戦いに巻き込まれてゆく。”守るために戦う”ことを決めた景都は仮面ライダーゲイツに変身した。景都が”救世主”を目指すきっかけとなった物語が描かれる。

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仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーBLACK RX』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1988年から1989年まで放映された。放映時期が昭和と平成に跨っており、初の平成テレビ放映『仮面ライダーシリーズ』であるが昭和ライダーに分類されている。武器や銃を用いて戦う戦闘スタイル、別のライダー形態への変身など多くの新機軸が盛り込まれて人気と高評価を得た。前作『仮面ライダーBLACK』で暗黒結社ゴルゴムを滅ぼした主人公の南光太郎が、仮面ライダーBLACK RXに転生して新たなる敵クライシス帝国と戦う物語である。

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風都探偵(仮面ライダーW)のネタバレ解説・考察まとめ

風都探偵(仮面ライダーW)のネタバレ解説・考察まとめ

『風都探偵』とは、2017年より週刊漫画雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載している青年漫画、及びそれを原作としたアニメ・舞台の名称である。脚本は三条陸、作画担当は佐藤まさき。特撮番組シリーズ『仮面ライダーW』の正統続編となる漫画であり、同作の主要スタッフが製作に参加している。特撮番組だった『仮面ライダーW』に引き続き、探偵が謎めいた事件を推理で解き明かしていくミステリードラマの面白さとヒーローが怪人に立ち向かう熱い特撮アクションの両方を楽しめる作品となっている。

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仮面ライダー剣(ブレイド)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダー剣(ブレイド)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダー剣(ブレイド)』とは、「平成仮面ライダーシリーズ」の第5作目に当たる東映制作の特撮テレビドラマ作品。本作の仮面ライダーのモチーフはトランプであり、スペード、ダイヤ、ハート、クラブの4人のライダーが活躍する。トランプのスートでカテゴリーと呼ぶ2~10・A・J・Q・Kの役割を持つ52枚組のカードと、3枚の特殊なカードでを用いて戦う。キャッチコピーは「今、その力が全開する。」「運命の切札をつかみ取れ!」。

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トモダチゲーム(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トモダチゲーム(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トモダチゲーム』は、『別冊少年マガジン』(講談社)で連載された原作・山口ミコト、漫画・佐藤友生の頭脳ゲーム漫画およびそれを原作としたドラマ、映画である。幼い頃から「金より友達」と教えられてきた高校生の片桐友一は、借金返済のために仲の良い友人4人と「トモダチゲーム」に挑戦する。「友達を疑わないこと」で簡単にクリアできるはずだったが、悪質なルールや仲間の裏切りに翻弄され、あっけなく友一達の友情は崩れ去るのだった。究極の心理戦の果てに友一達はゲームをクリアできるだろうのか。

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仮面ライダーBLACK(ブラック)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーBLACK(ブラック)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダースーパー1』終了から6年振りのテレビシリーズのコンセプトは「原点回帰」。 「仮面ライダー0号」と位置付け、主要スタッフの大幅な刷新を行い、これまでとは全く違ったスタイルの仮面ライダー像を得た。漆黒のボディの自由の戦士は、30年を経た今もなお、我々を魅了する。 人間文明破壊をたくらむ暗黒結社ゴルゴムに対し、南光太郎が仮面ライダーBLACKへと変身し、その身と青春をかけ戦う。

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仮面ライダーディケイド(Decade)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーディケイド(Decade)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーディケイド』は『平成仮面ライダーシリーズ』10作目の作品にして異色作と呼ばれる。門矢士/仮面ライダーディケイドは「世界の破壊者」と作中で呼ばれ、数々の並行世界を駆け抜けていく。その先にあるのは救済なのか、破滅なのか。それまでの平成ライダー世界を再構成(リ・イマジネーション)する作風は賛否両論を浴びつつも、多くの派生作品でも重要な役割を果たす、欠くことのできない存在である。

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嘘喰い(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

嘘喰い(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『嘘喰い』とは、2006年から2018年までに迫稔雄が『週刊ヤングジャンプ』にて連載していた漫画及びそれを題材としたアニメ、映画作品である。相手のイカサマ(嘘)を利用し勝利する様から「噓喰い」の2つ名を冠する天才ギャンブラー・斑目貘が、智力と暴力の入り乱れる命懸けのギャンブルに挑む姿を描く。ギャンブルシーンの高度な駆け引きと読み合いの最中に行われるキャラクター同士の激しい格闘も人気を博しており、ギャンブル漫画としてもアクション漫画としても読み応えのある非常に重厚な内容の漫画である。

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サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。

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銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。

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マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

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009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ

009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ

『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。

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仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

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