引っ越し大名!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『引っ越し大名!』とは、土橋章宏原作小説の『引っ越し大名三千里』をもとにした、2019年に公開された時代劇映画である。監督は犬童一心。姫路藩の書庫番・片桐春之介は、藩の国替えに伴い「引っ越し奉行」に任命されてしまう。しかし春之介には国替えの経験が全く、幼馴染の鷹村源右衛門や前引っ越し奉行の娘・於蘭の力を借りて引っ越しの成功へ向けて奔走する。この作品は、引っ込み思案な春之介が国替えという一大事に直面し、成長していく姿がコメディ調に描かれている。

『引越し大名!』の概要

『引っ越し大名!』とは、土橋章宏の小説『引っ越し大名三千里』をもとにして制作された、時代劇映画である。原作は、生涯で7回も国替えを経験した実在の大名・松平直矩(まつだいらなおのり)をモデルにした小説。作者の土橋は、映画の脚本も担当した。監督は犬童一心で、主演は星野源。その脇を高橋一生や高畑充希、小澤征悦、濱田岳ら豪華俳優陣が固める。
姫路藩の書庫番をつとめる片桐春之介(かたぎりはるのすけ)は、本が大好きでいつも書庫の中にこもっている。しかし姫路藩が急な国替えを行うことになり、幼馴染の鷹村源右衛門(たかむらげんえもん)の強引な推薦によって、「引っ越し奉行」に任命されてしまう。引っ越しの手はずも何もわからない春之介は前引っ越し奉行の娘である於蘭(おらん)を訪ねるが、無下に追い返されてしまう。春之介の人柄に次第にほだされた於蘭や勘定頭の中西監物(なかにしかんもつ)が協力してくれることになるが、引っ越し費用の調達やリストラなど、問題は山積みであった。本ばかり読んで人付き合いが苦手だった春之介が、人との関わりや国替えという藩の一大事に直面して成長していく過程をコミカルに描いている。

『引越し大名!』のあらすじ・ストーリー

国替え

第5代将軍徳川綱吉(とくがわつなよし)の時代、姫路藩藩主の松平直矩(まつだいらなおのり)の元に悪い知らせが舞い込んだ。姫路藩江戸留守居役の仲田小兵衛(なかたごへえ)が、石高の半減とともに現在の大分県北西部にある豊後日田(ぶんごひた)への国替えの沙汰が下ったと知らせに来たのだ。石高とはその藩の資産をあらわす単位のことで、国替えとは藩主をはじめ家臣、家族郎党で引っ越しをすることである。国替えは参勤交代と比べても、桁外れの負担を藩に強いるものだった。引っ越しの差配や資金繰りなど、この国替えはよほど優れた者が準備しないと実現しないだろうと、直矩と小兵衛は頭を抱えるのだった。

姫路城の薄暗い書庫の中では、書庫番の片桐春之介が大好きな書物を読み込んでいた。そこに祐筆(ゆうひつ)という藩の文書に関しての仕事を担う山里一朗太(やまざといちろうた)が、本を借りにやってくる。山里は常に勉強熱心で、春之介をはじめ藩の者たちに慕われていた。山里が去ると、藩主の身の回りの世話をする御刀番(おかたなばん)を務める鷹村源右衛門が現れた。春之介の幼馴染でもある右衛門は、「おい、かたつむり!話がある!」と春之介をあだ名で呼びながら、ずかずかと書庫へ入って来た。

姫路城の広間では、姫路藩の国家老である本村三衛門(もとむらさんえもん)や次席家老の藤原修蔵(ふじわらしゅうぞう)、勘定奉行の佐島竜五郎(さじまたつごろう)が国替えについて頭を悩ませていた。これまでにない遠方への引っ越しであることと、石高が半分になってしまうことで資金が圧倒的に足りないのだ。準備を進めるためにも、早急に国替えを差配する「引っ越し奉行」を決めなければない。そこで白羽の矢が立ったのが、鷹村の推薦による春之介であった。激しく嫌がる春之介だったが、以前引っ越しを差配していた板倉重蔵(いたくらじゅうぞう)という名人の家に行き、引っ越しのノウハウを聞いてくるように言われてしまう。さらに引越し奉行になるのが嫌なのであれば切腹しろ、主のために命を投げ出すのが武士のつとめだと家老たちに詰め寄られてしまう。こうして春之介はしぶしぶ引っ越し奉行を引き受けるのだった。

その夜、母の波津(はつ)は引っ越し奉行の拝命を喜び、鷹村らと宴会を開いていた。しかし春之介は前途多難な引っ越しを思い、一人浮かない表情だった。

国替えの引越しは2か月後に決まり、費用が2万両必要だということがわかった。しかし藩の蔵には3,000両しかなく、春之介は佐島に残りの資金を商人から借りて踏み倒すように言われてしまう。直矩は今回の国替えの沙汰の原因が、昨年の参勤交代で直矩が柳沢吉保(やなぎさわよしやす)の誘いを断ったからということが原因だと考えていた。吉保は男色の気があり直矩を見初めたのが、直矩は小姓の綾瀬主水(あやせもんど)とすでに男色の間柄だったため、吉保をはねのけたのだ。

そして国替えの手順が何もわからない春之介は板倉家に話を聞きに行くことになった。板倉本人は既に亡くなっていたが、離縁した娘の於蘭が家に戻っていた。しかし春之介が「この度、引っ越し奉行になった片桐春之介と申します」と自己紹介をすると、にわかに於蘭の顔は曇る。於蘭の父は生前藩のために身命を賭して仕えたにも関わらず、これまでの引っ越しの手柄はすべて他の者に奪われていた。そのため、於蘭は父を死に追いやった上士を憎んでいたのだ。そして於蘭と、於蘭とその子である音松(おとまつ)は「帰ってください!」と春之介を追い出すのだった。

後日、於蘭と音松は板倉の墓に墓参りに来ていた。その前日、於蘭は以前からの顔見知りである鷹村に「あいつが策を考えなければ、終わりだ」と春之介が切腹を命じられていることを聞いていた。於蘭たちが墓の近くに来ると、そこには板倉の墓参いりをする春之介の姿があった。「藩を代表してお詫びいたします。あなたの手柄を奪い、ぞんざいな扱いをして申し訳ありませんでした」と、春之介は墓に向かって頭を下げた。その姿が於蘭の凝り固まった心をほぐすことになる。

国替えについて何の策も思い浮かばなかった春之介は、ついに切腹を命じられてしまった。そこに於蘭が馬に乗って城の門に現れ、城の門番である小野田雅真之(おのだまさゆき)はその必死の形相に思わず彼女を城内に通した。於蘭は息を切らしながら板倉が残した引越しの手引書を見せ、「引っ越しの段取りはすべて、片桐様と合議がすんでおります」と宣言した。春之介の命を救っただけでなく、於蘭は引っ越しに協力してくれることになったのだった。

引っ越しに向けて

於蘭が引っ越しに協力してくれることになり、春之介は於蘭に「どうして助けてくださったのですか」と聞くと、於蘭は「父は甘いものが嫌いでした。それなのに墓にまで供えるとは」と口をとがらせて言う。それを見た鷹村は、「於蘭殿はな、嬉しかったと言いたいのだ」とからかう。春之介と於蘭の間には、照れくさい微妙な空気が漂う。

引っ越し準備の手始めに、「書き物地獄」が始まった。引っ越しの前に、新しく入城する藩にあてたものを多く書き残さなければならないのだ。さらに引っ越し人足(にんそく)という、引っ越しの荷物運びや力仕事を担う者たちを多く雇わなければならない。前回の国替えでは、全体の費用のうち約4割が人足への支払いに消えたという。

今回の国替えでは費用を極力抑えなければならないため、人足の手配とともに運ぶものを減らすこととなった。そして城下には、「御家中一同急ぎ家財道具の半分を捨てるべし」という立札が建てられた。さらに春之介らは国家老の本村から預かった「見切り御免状」によって藩士たちの持ち物を勝手に処分できることになり、藩士の蛭田源右衛門(ひるたげんえもん)や大野という藩士たちの家の家財や妾をどんどん処分して減らしていく。

しかし、蛭田が書庫の書物を何も整理していない春之介を批判しているのを耳にしてしまう。他人にばかり強いるのではなく自分も痛みを知らねばと感じた春之介。意を決し、大切な本を処分した。春之介を心配する於蘭と鷹村だったが、その様子を見かけた佐島が満足そうに春之介をからかう。それを見た鷹村や於蘭は憤った様子を見せるのだった。

後日、春之介らは見切り御免状で家財整理をする最後の家である、佐島の家に向かう。コレクションである骨董品を処分しようとする春之介たちに憤る佐島だったが、春之介はその骨董品に覆いをかけた状態で佐島にすべての品の目録を書くように言う。さらに「もし書き洩らしがあれば重要ではないという証。なにせ、覚えていないのですから」と、春之介は淡々と言う。結局佐島はコレクションの品をすべて思い出すことが出来ず、多くの骨董品は処分されることになった。春之介や於蘭、鷹村は佐島の家を出て、佐島の慌てた様子を見て顔を見合わせて笑うのだった。

引っ越しに向けた残りの問題は、資金不足だった。頭を悩ませる春之介の元に、佐島のもとで働いていた中西がやってきて「金を借りられそうな商家を探してきた」と「商家秘録」を差し出す。さらに中西は、佐島こそが於蘭の父の手柄を横取りした張本人であり、その手柄によって出世してきたことを春之介たちに伝えた。

後日、春之介と中西は廻船問屋の和泉屋に借金を頼みに行くことになった。しかし和泉屋は前店主から息子の新吉に代替わりしており、「武士は借金を踏み倒すことが多い」と借金を断られてしまう。それでも春之介は諦めず新吉に土下座をし、「お願い申し上げます!もはや、心から頼むことしかできませぬ。お願いです。金子(きんす)をお貸しください!」と誠心誠意頼み込むのだった。それを見た新吉は、中西から和泉屋の船を使った日田での商売の提案もあり、金を貸すことに同意する。

しかし残りの資金がどうしても集まらない。そこで春之介は音松を見ながら、未来の子供たちのために残りの借金をやめて人足を減らすことを決める。雇うはずの人足を藩士だけで賄うことになるため、「聞いてください!借金をすればどうなるか。先の暮らしに、先の子供たちに大変な負担を残すことになります。それはずるい考えです」と藩士たちを説得するのだった。さらに春之介は、引っ越しに同行する人間も減らすため藩士のリストラも考えていた。そんな時、小兵衛から松平家はもともと由緒ある家柄のため、後々石高が再び上がる可能性があるということを聞く。それを聞いた春之介は、突然の国替えという一大事に対抗できる策を思いついたのだった。

加増の日を夢見て

お役御免、つまりリストラ通告の日、対象の藩士たちは一人一人春之介と対峙していた。春之介はその藩士たちに、暗い表情だが淡々と「一度百姓になり、加増したあかつきには再び松平家に仕官して欲しい」と伝える。リストラを告げられたうちの一人、北尾俊蔵(きたおしゅんぞう)は武士の誇りから激高し、春之介に刀を向ける。そんな北尾に春之介は「切ればすべてが終わります。生きて待てば、いつか藩に戻れる」と諭す。北尾はうなだれて、なんとか納得するのだった。さらにリストラを言い渡された高橋四郎(たかはししろう)も、始めは反発していたものの春之介の説得に応じる。

リストラを言い渡された最後の藩士は、春之介が慕っていた山里だった。リストラが納得できない様子の山里に春之介は「優秀で人望のある者がおらねばならぬのです。いつか加増されたとき、再び仕官していただくため、皆を率いていただきたい」と沈痛な面持ちで語りかける。山里はこれまで学んできたことが無駄になるのではと危惧しながらも、春之介の思いをくみ取って帰農することを決めた。

お役御免のつとめが終わった春之介は、於蘭の家に走っていた。家に駆けこむと、於蘭は春之介を抱きとめる。「於蘭殿、私は…」と春之介は泣き崩れ、自分の判断によってたくさんの藩士たちの人生を変えてしまったことを嘆く。於蘭は「片桐様、あなたはたぶん父よりも辛かったと思います」となぐさめるのだった。

いざ、新天地へ

ついに引っ越しの日がやってきて、城の者総出で荷造りにとりかかる。しかし於蘭は藩士に親族がいないため、姫路に残ることになっていた。そこで春之介は於蘭に「私は於蘭殿と一緒にいたいのです」と思いの丈を告げた。これを聞いた於蘭は春之介に同意し、2人は夫婦となって音松と共に日田へ向かうこととなった。

直矩以下藩士やその家族が日田に向かって進んでいると、前方で大木が倒れているため遠回りをするようにと藩士の一人である戸田采女(とだうねめ)が言う。直矩を貶め、自分を公儀に取り立ててもらおうという藤原の策略だった。そして藤原と手を組んだ隠密の頭領である田中衆三郎(たなかしゅうざぶろう)らが周りを取り囲み、直矩らに襲い掛かる。鷹村は御手杵の槍を直矩から授かって応戦し、田中を倒す。さらに小兵衛によって藤原の企みも露見し、藤原は虫の息だった田中に仕留められることとなった。

一行は日田に到着し、そこで7年間を過ごした。その後山形へと国替えとなって8年を過ごすが、加増は叶わなかった。

姫路を出て15年経った頃、音松や鷹村、中西が見守る中、春之介の屋敷では於蘭との間に産まれた春太郎が元服を迎えていた。そこに小兵衛が駆け込んできて、「国替えの沙汰が出た!加増は8万石!よって、元の15万石となる!」と知らせた。

春之介は姫路を訪れ、帰農していた藩士たちの元を訪ねていた。畑を耕している山里が春之介に気づくと、開口一番「(加増に)なったか!?」と聞く。それに春之介は「なりました!ご苦労をおかけいたしました」と答える。山里は「待つ苦労があれば、待たせる苦労もあろう」と、春之介をねぎらう。山里ら多くの藩士が再び仕官することになったが、北尾や高橋のように一部の藩士は土を耕すことを好むようになり、そのまま百姓として姫路に残ることになった。

松平家の新たな国替え先は、現在の福島県白河市にある陸奥白河城(むつしらかわじょう)だった。山里らを含む藩士たちはぞくぞくと登城し、中庭に集まる。そこで直矩は「皆、よく帰ってきた。この手こそ、我が松平家のために戦った証。誉(ほまれ)よ」と山里の手を取る。そして春之介は国家老に任ぜられることになった。また、中庭には帰農している間に亡くなった藩士たちの名前が刻まれた石碑と、北尾たち姫路に残った藩士たちの刀が飾られる。春之介は「2156名、すべて揃いました!皆の者、藩のために戦った忠臣たちぞ」と藩士たちに声をかけ、「おかえりなさいませ!!」と石碑と刀に深く頭を下げるのだった。

『引越し大名!』の登場人物・キャラクター

片桐家の人物

片桐 春之介(演:星野 源)

姫路藩士であり、松平家に仕える。姫路藩の書庫番としてひっそりと毎日を過ごしていたが、幼馴染の鷹村によって無理やり引っ越し奉行にされてしまう。書物と書庫が大好きで、他の藩士に「かたつむり」とあだ名をつけられていた。引っ越し奉行に任命された頃は引っ込み思案で自分の意見をなかなかはっきり言えない様子だった。しかし於蘭や鷹村、中西の手を借りて国替えを成功させる頃には、責任感のある立派な藩士になっていた。引っ越しを通じて知り合った於蘭と夫婦になり、連れ子の音松と2人の間に生まれた春太郎を育てる。後に国家老に任命されることとなる。

於蘭(演:高畑 充希)

春之介の前の引っ越し奉行である、板倉重蔵(いたくらじゅうぞう)の娘。結婚して家を出ていたが、離縁して息子の音松とともに出戻っていた。春之介に出会った頃は、春之介のことを父の手柄を横取りしていた者たちと同じだと蔑んでいた。しかし春之介が父の墓に参る姿や、周りへの接し方を見て考えを改め協力するようになる。板倉が残した「御渡方覚書十カ条」を大切に保管しており、引っ越しの際に春之介に提供して役立てた。於蘭と音松は板倉が死んで藩とは関係のない人物だったために日田には行かない予定だったが、春之介と夫婦になることになり一緒に姫路を出ることになった。後に春之介との間に春太郎をもうける。

音松(幼少期→演:鳥越 壮真、15年後→演:大久保 祥太郎)

幼少期の音松

於蘭の前夫との息子。幼少期に於蘭と前夫との離縁により、板倉家に戻ってきていた。くったくのない性格で、春之介をはじめ鷹村や中西にかわいがられる。春之介は音松の遊ぶ様子を見て、引っ越しのための借金をやめて将来に負担を残さない引っ越しをすることに決めた。物語開始から15年後には、すでに元服を済ませ、恰幅の良い姿に成長している。春太郎の元服の際には、春太郎の立派な姿をにこやかな笑顔で祝福していた。

春太郎(演:荒木 飛羽)

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民王(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『民王』とは、2015年7月から9月まで、テレビ朝日で放送された政治を題材としたコメディドラマ。主演は遠藤憲一と菅田将暉。原作は池井戸潤の小説である。内閣総理大臣の武藤泰山と、息子で大学生の翔の人格がある日突然入れ替わってしまい、互いの仕事や生活を入れ替わった状態で悪戦苦闘するストーリー。2016年4月にスペシャルドラマ『民王スペシャル〜新たなる陰謀〜』と、貝原茂平が主役の『民王スピンオフ〜恋する総裁選〜』が放送されている。

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逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逃げるは恥だが役に立つ』とは、海のつなみによる同名コミックスを原作に作られ、2016年にTBS系「火曜ドラマ」枠で放送された恋愛ドラマである。星野源演じる津崎平匡と、新垣結衣演じる森山みくりが「契約結婚」という結婚生活のあり方を描いた社会派ラブコメディ。「逃げ恥」の愛称で親しまれ、最終回後も「逃げ恥ロス」など社会現象を引き起こした。また、2019年には朗読劇として舞台化されている。

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マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

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相棒 season20(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

相棒 season20(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『相棒 season20』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、しかし優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京と、その杉下への好奇心からキャリア官僚の道を捨てて刑事となった冠城亘がいた。その推理力と、上司の叱責を物ともしない行動力で、2人は難事件に挑んでいく。

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相棒シリーズ(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

相棒シリーズ(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『相棒』は、テレビ朝日・東映制作の刑事ドラマシリーズ。 水谷豊演じる主人公『杉下右京』は、人材の墓場と呼ばれた「警視庁特命係」に属する警部である。 その右京が自身の下についた「相棒」と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく。 亀山薫(演:寺脇康文)、神戸尊(演:及川光博)、甲斐享(演:成宮寛貴)、冠城亘(演:反町隆史)と相棒は代替わりしている。

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グランメゾン東京(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グランメゾン東京(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。

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僕のヤバイ妻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

僕のヤバイ妻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。

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ゴールデンスランバー(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴールデンスランバー(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

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王様のレストラン(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

王様のレストラン(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『王様のレストラン』とは、三谷幸喜脚本、松本幸四郎(現:松本白鸚)主演のテレビドラマである。1995年にフジテレビ系列で放送された。オーナーシェフの死によって経営難に陥り、スタッフもやる気がない、料理も不味い散々な状態の三流フレンチレストラン「ベル・エキップ」。新しくオーナーになった原田禄郎(演:筒井道隆)に頼まれて、かつて伝説のギャルソンとして活躍していた千石(演:松本幸四郎)が「ベル・エキップ」で復活し、スタッフや客を巻き込みながら一流レストランへの再建を目指すドラマである。

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世界から猫が消えたなら(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

世界から猫が消えたなら(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『世界から猫が消えたなら』とは日本で作成されたドキュメンタリー要素のあるファンタジー作品である。2012年に発行された原作の『世界から猫が消えたなら』は、翌年の2013年に本屋大賞にノミネートされた。そして2016年3月に単行本と文庫本を含めた累計発行部数が101万5000部になり、同年の5月に映画が公開された。自分の身の周りから物が消え、それに関連した人間関係も同時に消えていく体験をするストーリーでは、主人公とともに人生において大切なものに気付くことができる映画となっている。

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相棒 season21(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

相棒 season21(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『相棒 season21』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。ある時東南アジアの小国サルウィンに関する国際テロが発生し、杉下はかつてこの国へと旅立っていった元特命係の亀山薫と共に捜査に乗り出していく。

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孤独のグルメ(テレビ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

孤独のグルメ(テレビ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『孤独のグルメ』とは、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画(扶桑社刊)、およびそれを原案としたテレビドラマ作品である。自営業の中年男性、“井之頭五郎(いのがしら ごろう)”が営業中に立ち寄った飲食店でただひたすら淡々と食事し続けるだけで、予測不能な展開やドラマティックな展開も皆無という内容でありながら、『飯テロ』『夜食テロ』という流行語を生み出し、一躍テレ東の看板作品の一つになった人気作品。

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MIU404(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

MIU404(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『MIU404』とは、性格が全く違う二人の刑事が日本の社会問題に立ち向かいながら事件解決を目指す、警視庁機動捜査隊を舞台としたテレビドラマである。臨時部隊として新設された第4機捜に召集された刑事が志摩一未と伊吹藍だ。二人は相反する性格ながら、様々な事件に相棒として立ち向かうことになる。斬新なストーリーと共に、二人の刑事がバディとして絆を深めていく姿も目が離せない作品だ。

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やまとなでしこ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

やまとなでしこ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『やまとなでしこ』とは、2000年にフジテレビの月9枠で放送されていたドラマ。脚本は『ハケンの品格』や『花子とアン』を担当した中園ミホなどが手掛ける。主演は松嶋菜々子。その他、堤真一や矢田亜希子などが出演している。玉の輿に乗ることを夢見る客室乗務員の神野桜子と、小さな魚屋を営む中原欧介の恋愛模様を描く、ロマンスコメディである。本作は平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%を記録。2000年以降に放送されたフジテレビのドラマでは、歴代2位の視聴率を獲得した。

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LIFE!〜人生に捧げるコント〜(テレビ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

LIFE!〜人生に捧げるコント〜(テレビ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

LIFE!~人生に捧げるコント~とは、NHKが制作しているコントを中心としたバラエティ番組。『人生』をテーマにしており、ウッチャンナンチャンの内村光良が中心となっている。内村にとってはNHKでの初のレギュラー番組。一度見たら忘れられない個性的すぎるキャラクターたちや、多分野に渡る豪華ゲストが特徴。

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