心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)のネタバレ解説・考察まとめ

『心が叫びたがってるんだ。』とは、2015年公開のアニメ映画。社会的ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフにより作成され、様々なメディアに展開していった青春群青劇。幼い頃のトラウマでしゃべれなくなった高校生・順。地域交流会でミュージカルを披露することとなり、「歌なら言いたいことが言えるかも」とやる気になった彼女は、仲間たちとの様々な交流の中で成長していく。青春の爽快感と切なさが詰まった物語と、ミュージカルとして生まれ変わる懐かしいメロディーの数々を楽しめる映画作品である。

『心が叫びたがってるんだ。』の概要

『心が叫びたがってるんだ。』とは、2015年9月19日に公開され、第39回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞やブリュッセル・アニメーション映画祭最優秀長編アニメーション賞も受賞している。
『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』(以下『あのはな』)のスタッフであったアニメ監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、アニメーター兼キャラクターデザイナー・田中将賀の超平和バスターズと呼ばれる三人が再集結し、『あのはな』と同じ埼玉県秩父を舞台に作品を作り上げた。
作品への評価から秩父は観光地やデートスポットとして人気を博し、『あのはな』公開の翌年2014年から5年連続で観光者数900万人を突破しているという。

2018年には実写映画化され、 成瀬順役・芳根京子、坂上拓実役・中島健人、仁藤菜月役・石井杏奈、田崎大樹役・寛一郎などが出演しており、監督は実写版『君に届け』などの作品を手掛けた熊沢尚人が務めている。

舞台は2015年10月秋。
幼い頃のトラウマでしゃべれなくなった高校生の順は、周囲の人からも「ヘンな子」と言われ孤独だった。
しかし彼女はクラスメイトの坂上拓実らと共に、地域ふれあい交流会の実行委員に任命されてしまう。歌でなら自分の気持ちを話せると気付いた順は、交流会の出し物として決定したミュージカルに前向きになり、拓実やクラスメイトたちと協力して準備を進めていく。
準備を進める中、実行委員の仲間たちの心の中の悩みが見えてきて「本当に言いたいこと」がしゃべれないのは順だけじゃないと知る。

『心が叫びたがってるんだ。』のあらすじ・ストーリー

山の上のお城と玉子の呪い

玉子の妖精によって呪いをかけられた順

成瀬順(なるせ じゅん)は、おしゃべりで夢見がちな少女だった。それがラブホテルであることも知らずに「山の上のお城」に憧れ、毎日のように眺めていた。ある時、ホテルの出口から自分の父親と見知らぬ女性が連れ立って出てくるところを見かけた順は、これを母親に報告する。不倫が明らかとなって離婚し家を追い出されることとなった父親は、順を逆恨みして「お前のせいでお父さんは出ていくことになった」と口にする。
自分は何かまずいことをしてしまったのだろうかと1人嘆く順の前に、「玉子の妖精」を名乗る存在が唐突に現れる。彼は「口は災いの元だ。君は特におしゃべりだから、素敵な王子様に会えるよう口にチャックをしてあげる」と言って、順の口を閉じてしまう。

この時から、順は言葉を話すと猛烈な腹痛に襲われるようになり、ひどく無口な少女となってしまった。玉子の妖精がかけた呪いを解く方法も分からないまま、順は言いたいことも言えない日々を送っていく。

交流会実行委員

山の上のラブホテルが廃業してすっかり廃墟となった頃、順は高校生になっていた。折しもクラスでは地域住民との交流会の出し物をどうするかで話し合いの場が持たれ、担任のゴリ押しでミュージカルを披露することが決まる。その実行委員として選ばれたのが、坂上拓実(さかがみ たくみ)、田崎大樹(たざき だいき)、仁藤菜月(にとう なつき)、そして順の4人だった。
しかしクラスメイトたちはやる気がなく、腕の故障で休部中とはいえ野球部のエースである大樹は実行委員の仕事を放り出して後輩たちの練習に付き合い、交流会のミュージカルは早くも暗礁に乗り上げる。拓実と菜月が「この状況ではミュージカルは難しいのではないか」と頭を抱える一方、順は拓実のことを警戒して彼のことを探るようになる。実は拓実が1人で何気なく口ずさんでいた歌を聞いてしまい、それが卵を題材にしたものだったことから、「もしかして拓実は自分にかけられた玉子の呪いのことを知っているのではないか」と勘違いしていたのだ。

この誤解はすぐに解消するも、実行委員としての交流を重ねる中で、順は次第にミュージカルへの興味を強くしていく。結局順から打ち明けられる形で玉子の呪いのことを知った拓実から「言葉とは違うものだから、歌なら呪いは発動しないかもしれない」と意見され、実際に試してみたところ腹痛を感じることなく声を発することができたのである。
ミュージカルなら、玉子の呪いをかけられてからずっと心の内に溜めてきた想いを誰かに伝えることができる。次第に順はミュージカルの開催に乗り気になり、その熱は拓実に、そしてクラスメイトたちへと少しずつ伝わっていく。そうやって順と拓実が急接近していく様を、中学校時代に拓実と交際し、中途半端な形で別れたっきりになっている菜月は、複雑な思いで見詰めるのだった。

ミュージカルをやってみよう

交流会の出し物としてミュージカルを披露する話は軌道に乗り始め、順たちはもう1人の実行委員である大樹にももっと協力してほしいと要請する。渋々打ち合わせ場所のファミレスにやってくる大樹だが、そこには偶然学校の野球部員たちも居合わせており、彼の悪口で大いに盛り上がっていた。
怒った大樹が近づくと、野球部員たちは開き直って彼を責め立てる。エースとして野球部を引っ張ってきた大樹だが、故障を抱えてからはそれまで全力で打ち込んできた野球ができなくなった苛立ちから、頼まれもしないのに後輩たちの練習に顔を出してはシゴくことを繰り返していた。他の野球部員たちにとって、それは迷惑なものでしかなかったのだ。

しかし部員たちの悪口が大樹の振る舞いへの文句を通り越して彼への個人攻撃になった時、不意に順が立ち上がる。言葉で人を傷つけることにトラウマを抱える彼女は、目の前で誰かが誰かを罵ることが許せなかったのである。突然知らない女生徒に叱責され、その彼女が“玉子の呪いによる腹痛”という彼らにとっては理解不能な症状で倒れるのを見て、野球部員たちは毒気を抜かれて退散。拓実たちは慌てて救急車を呼ぶ。
順を病院に届けると拓実は菜月と連れ立って帰路に就く。その途中、菜月は交際していた頃に両親の離婚のことで悩んでいた拓実を助けてあげられなかったことを後悔していると彼に伝える。2人の関係が自然消滅したのもその頃のことだった。拓実は「他人に向き合うことを面倒に感じて本音を言わない、自分の悪癖が別れた原因」だとして謝罪の必要は無いと答え、だからこそ言葉が話せないのに他人と必死で向き合う今の順を応援したいのだと言葉を続ける。一方、自分を庇って倒れた順の姿を見た大樹は、今の自身のことを改めて顧みようとしていた。

進む準備と唐突な破局

翌日大樹は野球部に顔を出し、腕の故障から来る焦りで部員たちに迷惑をかけていたことを詫びる。本格的に実行委員としての活動に取り組むことを決めた大樹の呼びかけで、クラスの体育会系の生徒たちも協力的になり、忙しい者は忙しいなりに、手の空いている者は放課後をたっぷり使って、交流会のミュージカルを形にしていく。そんな中、順は親切で「ミュージカルをやりたい」という自分の想いにも共感してくれた拓実にさらに強く惹かれていく。
しかし交流会を明日に控えたリハーサルの日、順は拓実と菜月の立ち話を偶然聞いてしまう。拓実が順に感じているのはあくまで敬意と友情であり、今でも菜月のことが好きだというのだ。本音を言わない拓実の悪癖が、実行委員のメンバーの間に誤解を招いていた形である。

拓実に対する恋心と罪悪感を同時に抱えている菜月は、混乱してすぐには受け入れられないと返すものの、自分の拓実への想いが破れたことを悟った順は誰にも何も言わないままその場を走り去る。
そんな彼女の前に玉子の妖精が現れる。彼は「君は心がおしゃべりすぎなんだ」と冷酷な言葉を順に浴びせ、もう卵の中身(=順を不幸にするおしゃべり)を閉じ込めておくことはできないと告げるのだった。

呪いが終わる時

交流会当日、順は学校に現れなかった。自分たちの話が聞かれていたのだと気付いて拓実と菜月が慌てる中、「ミュージカルはどうするんだ」と困惑するクラスメイトたちに大樹が頭を下げる。「必ず順を見つけて連れてくるから協力してほしい」という大樹の言葉をクラスメイトたちも受け入れ、全体の流れを理解している菜月が当面の代役となり、拓実が順を探すために学校を飛び出していく。
山の上の廃ホテルで1人打ちひしがれていた順は、生まれて初めての恋が破れたことに、拓実の親切さを好意だと勘違いして浮かれていた自分自身に絶望していた。あちこち探した末にここに辿り着いた拓実の前で、順は涙ながらに「玉子の妖精の言う通りになった」と口にする。しかし拓実は「玉子の妖精なんかいない。傷ついてもいいから、お前の本当の言葉をもっと聞きたい」と伝える。突然の申し出に困惑しつつ、挑発に乗るかのように順は拓実に思いの丈をぶち撒ける。

「優しいふりして卑怯者!思わせぶりなことばっか言って、いい格好しい野郎!それからっ、あの女も同罪だ!嘘つき、良い人ぶりっ子だ、ああいうのが一番たちが悪い!」
感情に任せたままの言葉を次々と口にする順だが、その悲鳴のような罵倒は長続きせず、次第に声が小さくなっていく。それは結局、どれほど自分の想いを裏切られたと思いたくとも、彼女が拓実たちと本当に良い関係を築いてきたことの証拠でもあった。

拓実は自分は順と同じだったと声を漏らす。言いたいことや言うべきことを言わず、結果として周囲も自分も傷つけていた。そのことに気付くことができたのは順のお陰だと彼が口にすると、順の中にも変化が起き始める。かつて父親から言われた「お前のせいじゃないか」という言葉に心を囚われていた順は、「せい」ではなく「お陰」だという拓実の言葉で、「言葉は人を傷つけるだけではなく、救うこともできる」と知り、自身のトラウマと向き合う最初の一歩を踏み出したのだ。
みんなが待ってると言って手を差し伸べる拓実に、順はもう1つ言いたいことがあると告げる。

「私、坂上君が好き」
順の告白を静かに聞き入れ、しかし拓実はそれを「好きな人がいる」とはっきり拒絶する。順は涙を零しながら「知ってたよ」と言葉を返し、改めて拓実の手を取った。

そして始まる新たな物語

拓実に連れられて学校にやってきた順を、クラスメイトたちは「心配してた」と安堵した様子で迎え入れる。すでにミュージカルは終盤に差し掛かっており、今さら引っ込めることもできないとの判断から、順は菜月とW主役という形でステージに上がる。
観客席には、離婚以来うまくいかなくなっていた順の母の姿もあった。「自分の想いを誰かに伝えたい」という気持ちを込めた順の歌は、彼女の母の心にもしっかりと届き、母子は再生への道を歩み始める。

交流会は成功裏に終わり、各々がその後片付けを進める中、拓実と菜月の前に大樹が現れて「これから順に告白してくる」と告げる。意を決して走り出す大樹を見送りながら、拓実が自分も告白しようとすると、菜月は「便乗しているみたいだから」と待ったをかける。その上で、「今度ちゃんと聞かせて。私もちゃんと答えるから」と菜月は言葉を続ける。
同じ頃、校庭の一角では、大樹から何事か話しかけられた順がびっくりしながら目を丸くしていた。その言葉の内容がなんなのかは明かされないまま、物語は幕を下ろす。

『心が叫びたがってるんだ。』の登場人物・キャラクター

主要人物

成瀬順(なるせ じゅん)

CV:水瀬いのり

揚羽高校二年二組。
幼いころは夢見がちで、おしゃべりな性格だったが、自分が父親の不倫を話したことで両親が離婚する。
その時父親から、「全部、お前のせいじゃないか」と言われ、もうおしゃべりでだれも傷つけないようにと玉子の妖精に呪いをかけられた。
それからは少しでも話そうとすると猛烈な腹痛に襲われるようになり、母親ともコミュニケーションが取れず疎遠になってしまい、周りからは「ヘンな子」と言われるようになった。
普段はガラケーなどで筆談しているが、実行委員になって他人と交流していく内に、「しゃべらなくても感情が態度に出てしまい、思ったことが相手にすぐに伝わってしまう」という本人も気付いていなかった一面が明らかになっていく。
地域ふれあい交流会の出し物であるミュージカルについては、歌なら自分の思ったことを口に出せると気付いてからは非常に前向きになり、実行委員として活躍していく。
自分のトラウマから「言葉は凶器になる」と考えており、周りが心無い言葉で誰かを非難していると、それが自分のことでなくとも声を出し抗議する勇気も持ち合わせている。

坂上拓実(さかがみ たくみ)

CV:内山昂輝

揚羽高校二年二組。
物静かで思ったことをあまり口にしない性格で、「地域ふれあい交流会」の実行委員の一人。DTM研究会に所属している。
学校には自転車で通っており、スマホで何か聞いている様子も映されている。
父親の祖父母の家に住んでいるが、父親に会うのは年に一回程度。
父親の影響でピアノなどの楽器を演奏できる。中学進学時、母親は私立に行くことを希望するが、当時ピアノに夢中だった拓実はそれに反発。父親がそんな拓実を庇ったことで、両親の不和を生み出すこととなった。
拓実が公立に進むと両親の衝突は増え、その後離婚。原因は自分にあると傷つき、そもそものきっかけとなったピアノにはその後ずっと触っていなかったが、地域ふれあい交流会でミュージカルをやることになった際、順の熱意に影響される形でまた演奏し始めた。
菜月とは中学生の時付き合い始めたが、拓実の両親の離婚騒動の時にお互い上手く気持ちを伝えられずに疎遠となって以来あいまいな関係になり、現在は自然消滅に近い状態。距離を置いてはいるがまだ好意を持っている。
「しゃべれるけど、本音とか思ったことを口にしない癖がいつの間にかついてた」とラストに順に打ち明け、彼女のお陰で言葉で人に気持ちを伝えることの大切さに気付けたと語っている。

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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』とは、幽霊になって帰ってきた幼馴染との交流と別離を経て、再び友情で結ばれていく少年少女の姿を描いたアニメ作品。 2011年に放送されるなり、その感動的なストーリーによって同年代屈指の傑作として高い評価を受け、漫画、小説、ゲーム、ドラマなど様々なメディアミックスを果たした。 この作品は埼玉県秩父市が舞台となっており、「アニメの感動を追体験したい」という者たちによる聖地巡礼も盛んに行われている。ここでは、本作のモデルとなった実在する場所を紹介する。

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四月は君の嘘(君嘘)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

四月は君の嘘(君嘘)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『四月は君の嘘』とは、新川直司のピアノを題材にした漫画作品。2011年から2015年まで『月間少年マガジン』にて連載された後、アニメ化、実写映画化、舞台化、ミュージカル化もされている人気作品だ。母の死をきっかけに、ピアノの音が聴こえなくなった元天才ピアニストの有馬公生。暗い日々を過ごす中、圧倒的な個性を持つヴァイオリニストの宮園かをりと出会い、再び音楽を通じて成長する物語である。音楽に情熱を注ぐ演奏家たちや彼らを支える周りの人の言葉は、心を動かされるものが多い。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』は、A-1 Pictures制作によるオリジナルアニメ作品であり、2011年にフジテレビで放送された。仲良しグループの「超平和バスターズ」のメンバーの一人、めんまが事故死したことにより、メンバーは疎遠になってしまう。しかしある日主人公のじんたんの前に死んだはずのめんまが現れ、「超平和バスターズ」のメンバーは再び集まることになる。それぞれのキャラクターが悩みを抱えており、名言も多く視聴者に共感と感動を与えた。

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Sexy Zone(セクシーゾーン)の徹底解説まとめ

Sexy Zone(セクシーゾーン)の徹底解説まとめ

Sexy Zoneとは、2011年9月に結成し、同年11月に『Sexy Zone』でCDデビューした5人組のジャニーズグループ。平均年齢14.4歳という若さでデビューし、メンバーは中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉。セクゾという愛称で親しまれている。現在はグループだけでなく、個々でもバラエティー番組やドラマなど活躍の場を広げ、2021年にはデビュー10周年というアニバーサリーイヤーを迎えた。

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乃木坂46次世代エースは誰!?

乃木坂46次世代エースは誰!?

現在人気のアイドル、乃木坂46。 現在のエースや十福神といったフロントメンバーの人気は非常に高まっており、今や公式ライバルであるAKB48グループをもしのぐものとなっています。 しかし、メンバーの層は厚く、次世代と言われる若手のメンバーの人気も実力も上がってきていると話題になってきています。 そこで、今回はそんな乃木坂46の次世代メンバーを紹介します。

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あの人の好みはどんな子?ジャニーズの彼女まとめ

あの人の好みはどんな子?ジャニーズの彼女まとめ

世の中の女性陣から絶大な人気を誇るジャニーズタレントたち。自分の推しメンの好みがどんな女の子なのか、気になって仕方がないという方は多いのではないでしょうか。この記事では、ジャニーズ所属メンバーとかつて噂になった彼女についてまとめました。今は結婚しているメンバーもいますから、あまり騒がないであげてくださいね。

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